JP2710335B2 - 自動血圧測定装置 - Google Patents

自動血圧測定装置

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JP2710335B2
JP2710335B2 JP63072555A JP7255588A JP2710335B2 JP 2710335 B2 JP2710335 B2 JP 2710335B2 JP 63072555 A JP63072555 A JP 63072555A JP 7255588 A JP7255588 A JP 7255588A JP 2710335 B2 JP2710335 B2 JP 2710335B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、生体の一部を圧迫するカフの徐速昇圧過程
において血圧測定を行う自動血圧測定装置の改良に関す
るものである。
従来技術 一般に、生体の一部に巻回されたカフの圧力(カフ
圧)を初期目標値まで急速に上昇させた後に、所定の速
度で上昇させる過程において血圧測定を自動的に行う自
動血圧測定装置が提供されている。このような形式の装
置においては、カフ圧の降圧期間中に血圧を測定する場
合と比較して、測定前に最高血圧より所定値以上高くな
るようにカフ圧を予め上昇させる必要がないとともに最
高血圧測定後直ちにカフ圧を開放し得るので、カフの昇
圧不足に基づく再測定が解消されるとともに、余分な昇
圧により生体に苦痛を与えることが解消され且つ余分な
昇圧時間が不要となって測定時間が短縮されるなどの利
点がある。そして、通常、かかる装置においては、初期
目標値は平均的な生体の最低血圧値よりも低い値、たと
えば30〜40mmHg程度の一定の値に設定されて、所定の速
度でカフを昇圧させる過程において最低血圧値が確実に
測定されるようにされている。
発明が解決すべき問題点 しかしながら、上記のような装置においては、たとえ
ば被測定者である生体が比較的高血圧である場合などで
は、生体の最低血圧値と初期目標値との間にかなりの差
が生じるため、その初期目標値から所定の速度で最低血
圧値まで昇圧するまでには、かなりの不要な時間がかか
ってしまい、血圧測定の能率が充分に得られなかった。
特に、手術後の生体などで迅速に血圧値を検知する必要
がある場合には、このような不都合が顕著であった。こ
のような事情は、最高血圧値のみを測定する場合などで
も同様である。
問題点を解決するための手段 本発明は、以上の事情の背景として為されたものであ
り、その目的とするところは、能率的な血圧測定が可能
な自動血圧測定装置を提供することにある。
斯る目的を達成するため、本発明の要旨とするところ
は、生体の一部に巻回されるカフと、そのカフの圧力を
初期目標値まで急速に上昇させた後、所定の速度で上昇
させるとともに、最高血圧値が決定されるとそのカフの
圧力を急速に下降させる圧力制御手段と、前記カフが前
記所定の速度で上昇させられる過程において前記生体か
ら発生する脈拍同期波を検出し、その脈拍同期波の変化
に基づいて生体の最低血圧値および最高血圧値、または
再高血圧値を決定する血圧決定手段とを備えた自動血圧
測定装置において、前記初期目標値を、前回に求められ
た血圧値に基づいて所定の式で定まる大きさだけ変化さ
せた値に自動的に変更する初期目標値決定手段を設けた
ことにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、第1図のクレーム対応図に示すよ
うに、初期目標値決定手段により、初期目標値が、前回
に求められた血圧値が基づいて所定の式で定まる大きさ
だけ変化させた値に自動的に変更されて、圧力制御手段
により、生体に巻回されたカフがその初期目標値まで急
速に昇圧された後に所定の速度にて昇圧させられる過程
で、血圧決定手段により生体の最低血圧値および最高血
圧値、または再高血圧値が自動的に決定される。したが
って、本発明によれば、同一の生体の血圧を連続的に測
定する際に、初期目標値が前回の血圧測定サイクルにお
いて決定された生体の血圧値、たとえば最低血圧値ある
いは最高血圧値などに基づいて所定の式で定まる大きさ
だけ変化させた値に変更された場合には、カフの圧力が
初期目標値まで上昇させられて現在の血圧値が決定され
るまでに要する時間が従来と比べて一層短縮されて、血
圧測定が迅速に行われるという効果が得られる。なお、
最高血圧値の測定を目的として初期目標値を前回の最高
血圧値に基づいて決定する場合には、最高血圧値を決定
するまでに要する時間が従来と比較して大幅に短縮され
るので、たとえば麻酔を施した後の生体などにおいて
は、医師などが特に最高血圧値の経時変化をできるだけ
迅速に知る必要があるため、このように初期目標値を決
定することが有効となる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第2図は、本実施例の自動血圧測定装置の制御回路
を、調圧弁14の周辺を拡大して説明する図である。図に
おいて、10は生体の上腕部等に巻回されて生体を圧迫す
るためのカフであり、カフ10は、配管11を介して圧力セ
ンサ12および調圧弁14と接続されている。圧力センサ12
は、カフ圧検出回路16および脈波検出回路18に対して、
カフ10内の圧力を表す圧力信号SPをそれぞれ供給する。
カフ圧検出回路16においては、圧力信号SP中の静圧成分
を弁別してカフ圧Pを表すカフ圧信号SKをA/D変換器20
を介してCPU22に供給する。また、脈波検出回路18は、
圧力信号SP中において脈拍と同期して発生する脈拍同期
波である脈波成分を弁別して、その脈波を表す脈波信号
SMをA/D変換器24を介してCPU22に供給する。
CPU22は、データバスラインを介してROM26,RAM28,表
示器30および出力インタフェース32とそれぞれ接続され
ている。CPU22は、ROM26に予め記憶されたプログラムに
従ってRAM28の記憶機能を利用しつつ信号処理を行い、
表示器30を制御するとともに出力インタフェース32を介
して前記調圧弁14のパルスモータ60および切換弁に対し
て指令信号をそれぞれ出力する。また、CPU22は、一連
の血圧測定動作を実行し、脈波信号SMおよびカフ圧信号
SK等に基づいて血圧値を決定且つ表示させる。
調圧弁14のケーシング内には、ゴム製のダイヤフラム
34が介挿されて第1圧力室36および第2圧力室38が形成
されている。第2圧力室38内には、カフ10と連通させら
れるポート40と、2位置間で切り換えられる切換弁42に
よって圧力ボンベ44あるいは大気に連通させられるポー
ト46とが形成されている。第1圧力室36内には、切換弁
42により圧力ボンベ44あるいは大気に連通させられるポ
ート48が形成されており、このポート48と切換弁42との
間には、絞り47が設けられている。また、第2圧力室38
内においてポート40およびポート46の間には壁49が形成
されており、壁49の中央部に形成された穴50内には、弁
子52の頭部が挿入されている。弁子52の頭部には、最大
径が穴50の径寸法よりも僅かに大きく且つ最小径が穴50
の径寸法よりも小さいテーパ面が形成され、弁子52が図
中左右方向に移動することにより、穴50と弁子52の頭部
との間の間隙の面積が変化するようにされている。弁子
52の一端部は、ダイヤフラム34の一面の中央部に当接し
ているとともに、その他端部には第1ばね54の一端が固
定されて弁子52をダイヤフラム34の方向に常に付勢して
いる。第1ばね54の他端は、ねじ穴56内に螺合された移
動部材58の一端部に固定されており、移動部材58がその
他端部に取り付けられたパルスモータ60によって正逆両
方向に回転駆動させられることにより図中左右方向に移
動させられて、第1ばね54の付勢力を変化させるように
なっている。また、ダイヤフラム34の反対側の一面に
は、他端がケーシングに固定された第2ばね62の一端が
固定されており、弁子52をダイヤフラム34を介して第2
圧力室38へ向けて第1ばね54よりも僅かに強い付勢力で
常時付勢している。したがって、第1ばね54の付勢力が
パルスモータ60により変化させられると、弁子52が第1
ばね54の付勢力と第2ばね62の付勢力とがつりあう位置
に移動させられることにより、穴50と弁子52の頭部との
間の間隙の面積が変化させられるのである。
以上のように構成された調圧弁14は、第2図に示すよ
うに切換弁42によって圧力ボンベ44からカフ10に対して
圧縮流体が供給される状態においては、第3図に示す特
性に従って作動する。先ず、パルスモータ60により穴50
と弁子52との間の間隙の面積が予め所定値に設定された
状態で、圧縮流体がその間隙を通ってカフ10に供給され
ることにより、カフ圧Pが第4図中期間Aにて示すよう
に急速に上昇させられて、初期目標値である目標カフ圧
Pmに到達する。このとき、圧縮流体は絞り47およびポー
ト48を介して微量ずつ第1圧力室36にも供給されている
ため、第1圧力室36が昇圧されるのに伴ってダイヤフラ
ム34により弁子52が第1圧力室36から離隔する方向(図
中右方向)へ次式(1)が成立する位置まで移動させら
れて、穴50と弁子52の頭部との間が所定量開かれる。
P1S+F2=P2S+F1 ・・・(1) 但し、P1:第1圧力室36の圧力 P2:第2圧力室38の圧力 S :ダイヤフラム34の両側における受圧面積 F1:第1ばね54の付勢力 F2:第2ばね62の付勢力 そして、第1圧力室36の圧力P1がさらに上昇させられ
ると、第2圧力室38内の圧力P2すなわちカフ圧Pは
(1)式より導かれる次式(2)に従って1対1の比例
関係にて上昇させられる。なお、絞り47の絞り量は、カ
フ圧Pの昇圧速度がたとえば3mmHg/sec程度の血圧測定
に好適なものとなるように、第1圧力室36へ流体を供給
し得るように予め決定されている。
P2=P1+(F2−F1)/S ・・・(2) また、この(2)式から、第1圧力室36内の圧力P1
圧力が殆ど供給されていない状態、すなわちカフ圧Pの
急速上昇期間Aにおいては、上述のようにパルスモータ
60によって第1ばね54の付勢力F1を予め変化させておく
ことにより、第2圧力室38の圧力P2すなわちカフ圧Pの
目標カフ圧Pmも共に変化させられることがわかる。
以下に、本実施例の装置が同一の生体の血圧を連続的
に測定する場合の作動を、第5図のフローチャートに従
って説明する。
先ず、ステップS1において、起動スイッチ63が操作さ
れて起動信号が出力されたか否かが判断される。出力さ
れたと判断されると続くステップS2が実行されて、切換
弁42が第2図に示す供給側の位置に切り換えられてカフ
10に対する圧縮流体の供給が開始される。すなわち、上
述したように、調圧弁14が第3図に示す特性に従って作
動させられて、カフ圧Pが目標カフ圧Pmに到達させられ
た後所定の速度で徐々に上昇させられるのである。な
お、目標カフ圧Pmは、初回の血圧測定サイクルにおいて
は、一般的な生体の最低血圧値よりも低い30〜40mmHg程
度の値に予め設定されており、調圧弁14もそれに対応し
て設定されている。
次に、ステップS3の血圧測定ルーチンが実行されて、
上記のようなカフ10の徐速昇圧過程において検出される
脈波の大きさの変化に基づいて、最高血圧値Psysおよび
最低血圧値Pdiaが決定される。したがって、ステップS3
が本実施例の血圧決定手段に対応する。ステップS4で
は、ステップS3における血圧測定が完了したか否かが判
断される。当初は血圧値は決定されないのでステップS3
およびステップS4が繰り返し実行されるが、最高および
最低血圧値Psys,Pdiaが決定されると、続くステップS5
が実行されて、切換弁42が切り換えられてポート46およ
び48からカフ10内の圧縮流体が急速に排出される。した
がって、上記ステップS2およびステップS5が本実施例の
圧力制御手段に対応する。そして、ステップS6において
は、決定された最低血圧値Pdiaから予め定められた比較
的小さな値αが減じられて次回の目標カフ圧Pm′とされ
る。すなわち、今回の目標カフ圧Pmを、今回決定された
血圧値Pdiaに基づいて所定の式[(Pdia−Pm)−α]で
定まる大きさだけ変化させた値Pm+[(Pdia−Pm)−
α]が次回の目標カフ圧Pm′とされる。そして、その目
標カフ圧Pm′が得られるように、それに対応する量だけ
パルスモータ60により第1ばね54の付勢力が変化させら
れる。したがって、ステップS6が本実施例において、今
回の目標カフ圧Pmを、今回決定された血圧値Pdiaに基づ
いて所定の式[(Pdia−Pm)−α]で定まる大きさだけ
変化させることにより次回の目標カフ圧Pm′に自動的に
変更する初期目標値決定手段に対応する。以上のように
して初回の血圧測定サイクルが終了した時点でなお起動
信号が出力されている場合にはステップS1の判断が肯定
されて、続けて次のサイクルが実行される。
ここで、前回決定された最低血圧値Pdiaが前回の目標
カフ圧Pmよりもかなり高いたとえば70mmHg程度であった
とすると、ステップS2においては、カフ圧Pが第4図の
破線で示すように変化させられる。すなわち、カフ圧P
は前回のステップS6において設定された新たな目標カフ
圧Pm′に到達するまで急速上昇させられた後、ステップ
S3において今回の最低血圧値Pdia′および最高血圧値P
sys′が決定されるまで所定の速度で上昇させられる。
このとき、今回の目標カフ圧Pm′は前回の最低血圧値P
diaから所定の値αだけ減じたもの、すなわち、前回の
目標カフ圧Pmを所定の式[(Pdia−Pm)−α]から前回
決定された血圧値Pdiaに基づいて定まる大きさだけ変化
させた値Pm+[(Pdia−Pm)−α]であり、前回の目標
カフ圧Pmと比較してPdiaにより接近した値であるので、
今回の最低血圧値Pdia′および最高血圧値Psys′が前回
の最低血圧値Pdiaおよび最高血圧値Psysと略同じ値であ
ったとすると、最低血圧値Pdia′を測定するまでに要す
る時間が、前回と比較して第4図に示す期間Bだけ短縮
されるのである。
以上のように、本実施例においては、血圧測定の前段
階としてカフ10を昇圧させる目標カフ圧を前回測定され
た最低血圧値に基づいて所定の式で定まる大きさだけ変
化させることにより、最低血圧値から比較的小さな値α
だけ小さい値としたことから、目標カフ圧を常に一定の
値とする従来の場合と比較して、血圧測定時の徐速昇圧
の開始から最低血圧値が決定されるまでの時間が短縮さ
れた結果、血圧測定に要する時間全体が短縮されて血圧
測定がより迅速に行われるという効果が得られる。ま
た、本実施例においては、カフ圧Pの急速および徐速昇
圧は調圧弁14により自動的に調節されているので、その
構成が簡単且つ安価となるという利点がある。
以下に、本発明の他の実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、以下の説明で上述の実施例と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。
第6図は、本実施例の自動血圧測定装置の制御回路を
説明する図である。本実施例においては、上述の実施例
における調圧弁14,切換弁42,圧力ボンベ44などに替え
て、急速排気弁64およびベーンポンプ68を設け、それぞ
れ出力インタフェース32を介してCPU22からの指令信号
に応答して制御されるようになっている。
以下に、第7図のフローチャートに従って本実施例の
作動を説明する。先ず、前述の第5図のステップS1と同
様にステップS′1が実行された後、ステップS′2に
おいて、急速排気弁64が閉状態とされるとともにベーン
ポンプ68が急速に駆動されて、第4図の期間Aに示すよ
うにカフ圧Pが急速に上昇させられる。続くステップ
S′3においては、カフ圧Pが予め記憶された目標カフ
圧Pmに到達したか否かが判断される。この判断が肯定さ
れると、続くステップS′4が実行されてベーンポンプ
68が低速駆動されることによりカフ圧Pが徐々に上昇さ
れられる。ベーンポンプ68の回転速度とこれの吐出圧と
は一定の関係にあるのである。この上昇過程においてス
テップS′5の血圧測定ルーチンが実行されるととも
に、ステップS′6において最高および最低血圧値が決
定されたと判断されると、ステップS′7が実行され
て、ベーンポンプ68が停止させられるとともに、急速排
気弁64が開状態とされてカフ10内が急速に排気される。
そして、次にステップS′8が実行されて、ステップ
S′5において決定された最低血圧値Pdiaから前述の実
施例と同様の所定の値αを減じたものを算出し、次回の
目標カフ圧Pmとして更新する。すなわち、本実施例にお
いては、ステップS′5が血圧決定手段、ステップS′
2,ステップS′3,ステップS′4,およびステップS′7
が圧力制御手段、そしてステップS′8が初期目標値決
定手段に対応する。したがって、本実施例においても、
次回の血圧測定サイクルでは最低血圧値Pdiaに接近した
値(Pdia−α)が目標カフ圧として用いられるので、前
述の実施例と同様に、血圧測定に要する時間が第4図に
示すように短縮されるのである。
以上、本発明の一実施例を説明したが、本発明は他の
態様でも好適に実施し得るものである。
たとえば、前述の実施例では、次回の目標カフ圧を今
回決定された最低血圧値Pdiaから所定の値αを減じるこ
とにより決定していたが、これに替えて、今回の最高血
圧値Psysから値αよりも幾らか大きい値βを減じること
から目標カフ圧Pm″を決定するようにしても良い。この
場合は、第8図に示すように、カフ圧Pが最高血圧値P
sys近傍の比較的高い値(Psys−β)すなわち目標カフ
圧Pm″まで急速に上昇させられた後に徐速上昇させられ
て血圧測定が行われるので、血圧値が一層迅速に決定さ
れるのである。このとき、値βの大きさによっては最低
血圧値は徐速昇圧期間中に測定されない場合があるが、
たとえば麻酔後の生体などでは、できるだけ早く最高血
圧値を検出することが必要であるので、本実施例が有効
となる。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であ
り、本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変
更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図である。第2図は本発
明の一実施例の自動血圧測定装置の構成を説明するブロ
ック線図である。第3図は第2図の調圧弁の特性を示す
図である。第4図は第2図の装置におるカフの圧力変化
を示すタイムチャートである。第5図は第2図の装置の
作動を示すフローチャートである。第6図は本発明の他
の実施例の第2図に相当する図である。第7図は第6図
の装置の作動を示すフローチャートである。第8図は本
発明の他の実施例の第4図に相当する図である。 10:カフ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体の一部に巻回されるカフと、該カフの
    圧力を初期目標値まで急速に上昇させた後、所定の速度
    で上昇させるとともに、最高血圧値が決定されると該カ
    フの圧力を急速に下降させる圧力制御手段と、前記カフ
    が前記所定の速度で上昇させられる過程において前記生
    体から発生する脈拍同期波を検出し、その脈拍同期波の
    変化に基づいて該生体の最低血圧値および最高血圧値、
    または最高血圧値を決定する血圧決定手段とを備えた自
    動血圧測定装置において、 前記初期目標値を、前回に求められた血圧値に基づいて
    所定の式で定まる大きさだけ変化させた値に自動的に変
    更する初期目標値決定手段を設けたことを特徴とする自
    動血圧測定装置。
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