JP2010213786A - 電子血圧計 - Google Patents

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清幸 成松
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Abstract

【課題】測定者が表示部に表示される各種の値を目視で確認しなくてもリラックスした状態で、音声によるガイドと音楽によるガイドにより各種の値を認識することができる電子血圧計を提供する。
【解決手段】電子血圧計1は、上腕Tを挿入するための腕帯部2と、腕帯部2に空気を導入して上腕Tを加圧して血管情報を検出して、血管情報から血圧値を決定する血圧計本体部10であって、最高血圧値と最低血圧値が演算されるまで音楽を流す音楽選択モードM2と、加圧した上腕の減圧時に減圧値を音声でガイドして最高血圧値が決定したら最高血圧値を音声でガイドする音声ガイド選択モードM3とを選択可能な血圧計本体部10とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子血圧計に関し、特に測定者が血圧測定中に音楽によるガイドと音声によるガイドを行うことで測定者が正しい姿勢で血圧測定をすることができる電子血圧計に関するものである。
カフを巻きつけないで上腕を挿入して血圧測定する電子血圧計では、カフ内に測定者の上腕を挿入して、カフを加圧し始めるときから表示部に表示される圧力値を見ながら、血圧測定を行う。そして、カフの減圧が終了して、最高血圧、最低血圧が算出され、それらの値が表示部に表示される。(例えば、特許文献1を参照)。
特開平7―284480号公報
しかし、測定者がこのような電子血圧計を使用して最高血圧値と最低血圧値を測定する場合には、測定者は、前かがみになった不自然な姿勢で、測定中のカフの値、算出された最高血圧,最低血圧を目視で確認しようとする。
測定者が前かがみになり測定者の姿勢が悪いと、測定者の腹部大動脈が圧迫されてしまい。測定者がリラックスできないばかりか最高血圧値と最低血圧値が上昇してしまう。従って、従来の電子血圧計では、正確な最高血圧値と最低血圧値が得られないおそれがある。
そこで、上記課題を解消するために、本発明は、測定者が表示部に表示される各種の値を目視で確認しなくてもリラックスした状態で、音声によるガイドと音楽によるガイドにより各種の値を認識することができる電子血圧計、特にコロトコフ音方式による電子血圧計を提供することを目的とする。
本発明の電子血圧計は、上腕を挿入するための腕帯部と、腕帯部に空気を導入して上腕を加圧して血管情報を検出して、血管情報から血圧値を決定する血圧計本体部であって、最高血圧値と最低血圧値が演算されるまで音楽を流す音楽選択モードと、加圧した前記上腕の減圧時に減圧値を音声でガイドして最高血圧値が決定したら前記最高血圧値を音声でガイドする音声ガイド選択モードと、を選択可能な前記血圧計本体部とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、測定者が表示部に表示される各種の値を目視で確認しなくてもリラックスした状態で、音声によるガイドと音楽によるガイドにより各種の値を認識することができる。
本発明の電子血圧計は、血圧計本体部において音楽選択モードを選択した時には、最高血圧値と最低血圧値を演算後に、最高血圧値、最低血圧値、脈拍値、脈圧の少なくとも1つを前記音声でガイドすることを特徴とする。
上記構成によれば、測定者に対して、さらに音声により最高血圧値、最低血圧値、脈拍値、脈圧の少なくとも1つをガイドできるので、測定者が表示部に表示される各種の値を目視で確認しなくても良くリラックスした状態になる。
本発明の電子血圧計は、血圧計本体部では、最高血圧値を音声でガイド後に、上腕を加圧している空気を急排気する最高血圧モードを選択可能であることを特徴とする。
上記構成によれば、測定者に対して最高血圧値を音声でガイドした後に、腕帯部のカフの加圧を急速に解消できるので、測定者に対する負担を軽減できる。
本発明の電子血圧計は、血圧計本体部では、腕帯部により加圧時に最低血圧値を演算して、最低血圧値を音声でガイドし、上腕を加圧している空気を急排気する最低血圧モードを選択可能であることを特徴とする。
上記構成によれば、測定者に対して最低血圧値を音声でガイド後に、腕帯部のカフの加圧を急速に解消できるので、測定者に対する負担を軽減できる。
本発明の電子血圧計では、腕帯部と血圧計本体部が別体になっていることを特徴とする。
上記構成によれば、測定者は腕帯部だけをもって上腕を通すだけで血圧測定ができる。
本発明の電子血圧計では、腕帯部は血圧計本体部の内部に配置されていることを特徴とする。
上記構成によれば、腕帯部と血圧計本体部が別体であるのに比べて、部品点数を減らすことができる。
本発明の電子血圧計では、血圧計本体部は、コロトコフ音(K音)を検出して血圧測定を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、コロトコフ音を用いて血圧値等を検出できる。
本発明は、測定者が表示部に表示される各種の値を目視で確認しなくてもリラックスした状態で、音声によるガイドと音楽によるガイドにより各種の値を認識することができる電子血圧計を提供することができる。
本発明の電子血圧計の好ましい実施形態を示す斜視図。 図1に示す電子血圧計の血圧計本体部の構造例を示す平面図。 図1の電子血圧計の回路ブロックを示す図。 図1の電子血圧計の回路ブロックを示す図。 図1の電子血圧計における血圧測定プログラムの手順を示すフロー図。 本発明の電子血圧計の好ましい別の実施形態を示す斜視図。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の電子血圧計の好ましい実施形態を示す斜視図である。
図1に示す電子血圧計1は、血圧測定方式の一例としてリバロッチ・コロトコフ法が用いられ、コロトコフ音(K音)を検出して血圧測定を行う装置である。図1に示す電子血圧計1は、腕帯部2と、血圧計本体部10を備えている。電子血圧計1では、腕帯部2は、血圧計本体部10とは別体になっている。腕帯部2と血圧計本体部10とは有線(電気信号線)3により電気的に接続され、しかも腕帯部2と血圧計本体部10とがエアーの給排気路であるフレキシブルなチューブ4により接続されている。
まず、図1を参照して、腕帯部2の構造について説明する。
図1に示すように、腕帯部2は、血圧測定時に測定者の上腕Tを挿入して圧迫するために、上腕Tを差し込む構造を有している。これにより、この腕帯部2は、通常の腕帯と異なり測定者の上腕Tに対して腕帯を巻き付ける必要が無く、左右のいずれの上腕Tでも容易に血圧測定が可能である。
図1に示す腕帯部2は、ほぼ円筒状のハウジング11と、可撓性を有しており、250mmHg程度までの加圧に対して、膨張と収縮が可能な、塩化ビニル,合成ゴム,天然ゴムなどで形成されるカフ12と、2つのマイクロフォン13,14と、ノイズセンサ15を有している。ハウジング11は、例えばプラスチック製であり、D1方向に向けて僅かに先細りに形成されている。ハウジング11は、測定者の上腕TをD1方向に差し込むための貫通した開口部16を有している。この開口部16内には、カフ12が収容されている。腕帯部2は、さらに、このカフ12を覆い、上腕Tを挿入する挿入孔17に着脱自在なカフリング12aを備えている。このカフリング12aは、カフ12を保護すると同時に、上腕Tの挿入孔17への出し入れを容易にするため、両端部はO−リングで形成され、長さ方向W,円周方向Rのいずれにも伸縮自在なナイロン,スパンデックスなどのすべり性のあるストレッチ素材で形成している。カフ12内へは、血圧計本体部10内の破線で示すポンプ44,45の作動によりチューブ4を通じてエアーを供給してハウジング11内の上腕Tを圧迫でき、あるいはカフ12内からエアーを徐々に排気したり、あるいはカフ12内からエアーを急排気できる。
図1に示すハウジング11は、例えば、該ハウジング11上端の奥側で起立したほぼ扇型の把持部18を有している。例えば、左腕の上腕TをD1方向に挿入孔17に対して挿入し逆にD2方向に上腕Tを外す動作は、右手でこの把持部18を持って行うことができる。また、右腕の上腕TをD1方向に挿入穴7に挿入し逆にD2方向に上腕Tを外す動作は、左手でこの把持部18を持って行うことができる。これにより、測定者は左右いずれの上腕Tに対しても、腕帯部2の装着動作あるいは取り外し動作を容易に行うことができる。
次に、図1と図2を参照して、血圧計本体部10の構造について説明する。
図2は、図1に示す血圧計本体部10の構造を平面図である。
図1と図2に示す血圧計本体部10は、ケーシング30と表示部31を有している。ケーシング30は、例えばプラスチック製の薄型の部材であり、上面部32と、前端面部33と後端面部34と、側面部35,36と、底面部42を有している。
図1と図2に示すように、上面部32には、開始/停止ボタン37と、音量ボタン38と、モード選択ボタン39と、窪み部分40と、表示部31が配置されている。開始/停止ボタン37は測定者が押すことで、血圧測定操作の開始あるいは停止をするためのボタンである。音量ボタン38は、後で説明する音楽によるガイドの音量と音声によるガイドの音量を調整するボタンである。モード選択ボタン39は、繰り返して押すことで後で説明する5つの血圧測定モードの内のいずれか1つを選択できるボタンである。
上面部32の中央部分であって窪み部分40の内部には、開始/停止ボタン37が配置されている。窪み部分40と後端面部34の間には、表示部31が配置されている。この表示部31は、例えば液晶表示装置を用いることができ、一例として図1に示すように最高血圧値、最低血圧値、脈拍数、脈圧、測定動作中の表示マーク、電池交換の表示マーク等の各種の測定値等を表示することができる。窪み部分40には、溝部分41が形成されている。使用しない時には、有線3とチューブ4の一部をこの溝部分41に挟み込むことで、腕帯部2と血圧計本体部10が離れないようにしまっておくことができる。
図2に示すように、測定者が血圧計本体部10を持ち易いようにするために、側面部35,36は曲面状に形成されている。音量ボタン38とモード選択ボタン39は、上面部32の後端面部34付近に配置されている。ケーシング30の内部には、破線で示すように、スピーカ43と、2つのポンプ44,45と、排気バルブ46と、制御バルブ47と、回路基板48が配置されている。スピーカ43は、音声によるガイドや音楽によるガイドを出力するために設けられている。
次に、図3と図4を参照して、図1に示す電子血圧計1の回路ブロックを説明する。図3と図4は、電子血圧計1の回路ブロックを示している。図3では、各要素をより具体的に示し、図4では図3に示す各要素をより分かりやすいようにするためにブロックだけで示している。
図3と図4の電子血圧計1の回路ブロックの破線で示すように、血圧計本体部10は、コロトコフ音(K音)検出システム50と、加圧システム51と、排気システム52と、圧力検出システム53と、電源システム54と、音声システム55と、制御システム56を有する。
制御システム56は、表示部31の駆動部58と、タイマ59と、メモリ部69等を有する。表示部31の駆動部58は、表示部31を駆動制御して表示すべき項目を表示させる。メモリ部69は、制御システム56のCPU(中央処理部)により処理すべきプログラムが記憶されているROM(読み出し専用メモリ)である。タイマ59は、各種の動作の時間のカウントを行う。操作部57は、制御システム56に電気的に接続されており、すでに説明した開始/停止ボタン37と、音量ボタン38と、モード選択ボタン39を有している。
図3と図4に示すコロトコフ音(K音)検出システム50は、腕帯部2に収納されたカフ12内の例えば2つのマイクロフォン13,14と、K音検出回路部60と、ノイズセンサ15と、ノイズセンサ検出回路部61を有している。2つのマイクロフォン13,14は、K音検出回路部60を介して制御システム56に電気的に接続されている。
図1に示すように、2つのマイクロフォン13,14は、開口部16に対して互いに対向した位置(上腕Tの動脈に近い位置と遠い位置)に配置されている。
2つのマイクロフォン13,14は、測定者の血流音(血管情報)を検知し、K音検出回路部60はこの血流音からK音を検出して制御システム56にK音信号を伝える。制御システム56は、入力されたK音信号からコロトコフ音と、このコロトコフ音の発生ポイントと、消滅ポイントを検出する。ノイズセンサ15は、外部からマイクロフォン13,14に入る振動ノイズを検知して、ノイズセンサ検出回路部61を介して制御システム56にノイズ信号を送る。これにより、制御システム56は、K音信号からノイズを除去することで、K音検出信号の精度を高めている。
図3と図4に示す圧力検出システム53は、配管部63と、圧力センサ64と、腕帯部2に収納されたカフ12内により構成されている。圧力センサ64は、アンプ、フィルタ、積分A/D部65を介して制御システム56に電気的に接続されている。制御システム56は、K音信号を検出する。
すなわち、加圧して血管内の血流を止めた後に減圧し、再び血流が流れる時の最初のK音信号が検出された時点の圧力を最高血圧値に設定し、更に減圧を続けて血管の管路断面積が十分に拡がり、K音信号が検出されなくなったら、最後のK音信号が検出された時点の圧力を最低血圧値に設定する。また、制御システム56は、最高血圧値と最低血圧値から得られる血管脈動またはK音信号の出現間隔から脈拍数を演算する。
加圧システム51は、ポンプ44,45と、ポンプの駆動部62を有する。制御システム56の指令により、駆動部62は、ポンプ44,45を駆動制御する。ポンプ44,45は、圧力検出システム53の配管部63を通じて腕帯部2のカフ12内に接続されている。
電子血圧計1では、腕帯部2内のカフ12をポンプ44,45で加圧した後、微速度で排気して減圧しつつ圧力センサ64を用いて腕帯部2内のカフ12の圧力を検出すると同時に、マイクロフォンを用いてコロトコフ音(K音)を検出する。そして、電子血圧計1は、K音信号と、このK音信号の発生ポイントと消滅ポイントを検出することで、最高血圧値と最低血圧値を算出して、算出した最高血圧値と最低血圧値を表示部31に表示できる。
次に、排気システム52について説明する。排気システム52は、2つの駆動部66,67と、排気バルブ(強制排気部)46と、制御バルブ(減圧制御部)47を有する。排気バルブ46と、制御バルブ47は配管部63の途中に配置されている。制御システム56が駆動部66に指令をすることで、排気バルブ46の開閉を行い、制御システム56が駆動部67に指令をすることで、制御バルブ47の開閉を行う。
電源システム54は、電池68と、電源コントロール部69Cと、電源監視部70を有する。電池68は、繰り返して充電可能な二次電池として、例えばリチウムイオン電池であるが、特に種類は限定されず、乾電池等でも良い。電池68の電圧は、電源コントロール部69Cにより制御されて制御システム56に供給されるとともに、ポンプ44,45の駆動電源、音声制御部71へ供給する電源でもある。電源監視部70は、電池68の残量等の監視を行う。また、ACアダプタを用いることで100Vの商用電源を用いることができる。
音声システム55は、音声制御部71と、増幅部72を有している。音声制御部71と増幅部72は、制御システム56からの指令により制御される。音声制御部71は、制御システム56の指令により、音声によるガイダンスデータもしくは音楽データを増幅部72に送って増幅することで、スピーカ43は音声によるガイド用のアナウンスと音楽によるガイド用のアナウンスを発生することができる。
次に、上述した電子血圧計1を用いて、図5に示す血圧測定プログラムの手順に従って、血圧測定を行う。図5は、図1の電子血圧計1における血圧測定プログラムの手順を示すフロー図である。
図3と図4に示す制御システム56は、メモリ部69に記憶された血圧測定プログラムに従って、測定者が複数の選択モード、たとえば5つの選択モードを選択して血圧測定できるようになっている。測定者は、図1に示すモード選択ボタン39を繰り返して押すことにより、この5つの選択モードを呼びだして選択する。
図5に示す血圧測定プログラムでは、通常モードM1、音楽の選択モードM2、音声ガイド選択モードM3、最高血圧モードM4、最低血圧モードM5を有する。以下に、これらのモードを順番に説明する。
(通常モードM1)
図5に示すステップS1において、測定者が図1に示すモード選択ボタン39を押して通常モードM1を選択した場合には、ステップS2では測定者は図1の開始/停止ボタン37を押して血圧測定を開始する。ステップS3では、図3のポンプ44,45が全速力でカフ12を昇圧して、ステップS4では2つのマイクロフォン13,14が、測定者の血流音(血管情報)を検知して脈が消滅するまで全速力で腕帯部2内のカフ12を昇圧する。ステップS5では、制御システム56が脈の消失を判断したら腕帯部2内の昇圧を停止する。
そして、ステップS6では腕帯部2内のカフ12を少しずつ減圧(例えば2〜5mmHg/秒)していき、ステップS7では最高血圧値と最低血圧値を検出する。ステップS8では、最高血圧値と最低血圧値を図3の表示部31に表示して、ポンプ44,45と排気バルブ46を作動して腕帯部2内のカフ12を急排気する。このように、最高血圧値と最低血圧値を図3の表示部31に表示できた時点で、腕帯部2内のカフ12を急排気することで、測定者の上腕に対する圧迫を即座に解消できるので、測定者への負担を軽減できる。
(音楽の選択モードM2)
また、図5に示すステップS1において、測定者が図1に示すモード選択ボタン39を押して音楽の選択モードM2を選択した場合には、ステップS2では測定者は図1の開始/停止ボタン37を押して血圧測定を開始する。ステップS3では、図3のポンプ44,45がカフ12を全速力で昇圧して、ステップS4では2つのマイクロフォン13,14が、測定者の血流音(血管情報)を検知して脈が消滅するまで全速力で腕帯部2内のカフ12を昇圧する。このように、図3のポンプ44,45がカフ12を全速力で昇圧を開始すると、ステップS9では図3のスピーカ43が音楽を流す。ステップS5では制御システム56が脈の消失を判断したら腕帯部2内のカフ12の昇圧を停止し、音楽も止める。
そして、ステップS6では少しずつ減圧(例えば2〜5mmHg/秒)していき、ステップS7では最高血圧値と最低血圧値を検出する。この減圧の際にも、ステップS10では減圧期間中は図3のスピーカ43が音楽を流し続け、ステップS7において最高血圧値と最低血圧値が検出(演算)されるまでスピーカ43が音楽を流す。
その後、ステップS12では、図3のスピーカ43は最高血圧値と、最低血圧値と、脈拍数と、脈圧の少なくとも1つを音声によるガイドでアナウンスして、ポンプ44,45と排気バルブ46を作動して腕帯部2内のカフ12を急排気する。これにより、最高血圧値と、最低血圧値と、脈拍数と、脈圧のうちのひとつ、あるいはこれらのうちの複数ないし全てを、音声によるガイドでアナウンスしながら腕帯部2内のカフ12を急排気することで、測定者の上腕に対する圧迫を即座に解消できるので、測定者への負担を軽減できる。
このように、音楽選択モードM2では、スピーカ43は、カフ12の昇圧を開始してから最高血圧値と最低血圧値が演算されるまで音楽を流し続ける。そして、スピーカ43は最高血圧値と最低血圧値を演算終了後、最高血圧値と、最低血圧値と、脈拍数と、脈圧の少なくとも1つを音声によるガイドでアナウンスして測定者に報知するようになっている。
これにより、測定者は、血圧測定中は、快い音楽によりリラックスした状態で血圧測定できる。そして、測定者に対して、さらに音声によるガイドにより前記最高血圧値、前記最低血圧値、脈拍値、脈圧の少なくとも1つをアナウンスできるので、測定者が表示部に表示される各種の値を目視で確認しなくても良くリラックスした状態になる。このように、測定者は、音楽を聞きながらリラックスして血圧測定でき、測定者が血圧値等を表示部31において目視で前かがみになって確認する必要がない。従って、測定者の腹部大動脈が圧迫されず、最高血圧値と最低血圧値が上昇してしまうことがなくなり、正確な最高血圧値と最低血圧値が得られる。
(音声ガイド選択モードM3)
さらに、図5に示すステップS1において測定者が図1に示すモード選択ボタン39を押して音声ガイド選択モードM3を選択した場合には、ステップS2では測定者は図1の開始/停止ボタン37を押して血圧測定を開始する。ステップS3では、図3のポンプ44,45が全速力でカフ12を昇圧して、ステップS4では2つのマイクロフォン13,14が、測定者の血流音を検知して脈が消滅するまで全速力で昇圧する。制御システム56が脈の消失を判断したら腕帯部2内の昇圧を停止する。
そして、ステップS6では少しずつ減圧(例えば5mmHg/秒)していき、ステップS11では、図3のスピーカ43が腕帯部2内のカフ12の減圧時のカフ値毎に、例えば10mmHg毎に圧力値を音声ガイドによりアナウンスする。ステップS7では最高血圧値と最低血圧値を検出する。その後、ステップS12では、図3のスピーカ43は最高血圧値と、最低血圧値と、脈拍数と、脈圧の少なくとも1つを音声ガイドによりアナウンスして、ポンプ44,45と排気バルブ46を作動して腕帯部2内のカフ12を急排気する。これにより、最高血圧値と、最低血圧値と、脈拍数と、脈圧の少なくとも1つを音声によるガイドでアナウンスしながら腕帯部2内のカフ12を急排気することで、測定者の上腕に対する圧迫を即座に解消できるので、測定者への負担を軽減できる。
このように、音声ガイド選択モードM3では、図3のスピーカ43がカフ減圧時のカフ値毎に音声によるガイドによりアナウンスでき、最高血圧値が決定したら直ちに最高血圧値を音声によるガイドによりアナウンスして測定者に報知することができる。測定者は、音声によるガイドを聞きながらリラックスして血圧測定でき、測定者が血圧値やカフ圧値等を表示部31において目視で前かがみになって確認する必要がない。従って、測定者の腹部大動脈が圧迫されず、最高血圧値と最低血圧値が上昇してしまうことがなくなり、正確な最高血圧値と最低血圧値が得られる。測定者が表示部に表示される各種の値を目視で確認しなくてもリラックスした状態で、音声によるガイドでアナウンスすることにより各種の値を確実に認識できる。
(最高血圧モードM4)
図5に示すステップS1において測定者が図1に示すモード選択ボタン39を押して最高血圧モードM4を選択した場合には、ステップS2では測定者は図1の開始/停止ボタン37を押して血圧測定を開始する。ステップS3では、図3のポンプ44,45が全速力でカフ12を昇圧して、ステップS4では2つのマイクロフォン13,14が、測定者の血流音を検知して脈が消滅するまで全速力で腕帯部2内のカフ12を昇圧する。制御システム56が脈の消失を判断したら腕帯部2内のカフ12の昇圧を停止する。
そして、ステップS6では少しずつ減圧(例えば2〜5mmHg/秒)していき、ステップS11では、図3のスピーカ43が腕帯部2内カフ12の減圧時のカフ値毎に、例えば10mmHg毎に圧力値を音声によりアナウンスする。ステップS13では最高血圧値だけを検出する。その後、ステップS14では、図3のスピーカ43は最高血圧値と脈拍数を音声によるガイドでアナウンスして、ポンプ44,45と排気バルブ46を作動して腕帯部2内を急排気する。これにより、最高血圧値と脈拍数を音声によるガイドでアナウンスしながら腕帯部2内を急排気することで、測定者の上腕に対する圧迫を即座に解消できるので、測定者への負担を軽減できる。
このように、最高血圧モードM4では、最高血圧値を音声によるアナウンス後に、急排気することができる。これにより、測定者に対して最高血圧値を音声によるガイドでアナウンスした後に、腕帯部の加圧を急速に解消できるので、測定者に対する負担を軽減できる。測定者は、音声ガイドを聞きながらリラックスして最高血圧値の測定ができ、測定者が最高血圧値を表示部31において目視で前かがみになって確認する必要がない。従って、測定者の腹部大動脈が圧迫されず、最高血圧値が上昇してしまうことがなくなり、正確な最高血圧値が得られる。測定者が表示部に表示される最高血圧値を目視で確認しなくてもリラックスした状態で音声によるガイドでアナウンスすることにより最高血圧値を確実に認識できる。
(最低血圧モードM5)
図5に示すステップS1において測定者が図1に示すモード選択ボタン39を押して最高血圧モードM4を選択した場合には、ステップS2では測定者は図1の開始/停止ボタン37を押して血圧測定を開始する。ステップS15では、少しずつ昇圧(例えば5mmHg/秒)していき、ステップS16では、図3のスピーカ43が腕帯部2内のカフ12の昇圧時のカフ値毎に、例えば10mmHg毎に圧力値を音声アナウンスする。ステップS17では最低血圧値を検出する。
その後、脈が消失したらステップS5ではカフ12の昇圧を停止して、ステップS18では図3のスピーカ43が最低血圧値を音声によるガイドでアナウンスをするとともに、ポンプ44,45と排気バルブ46を作動して腕帯部2内のカフ12を急排気する。
このように、最低血圧モードM5では、最低血圧値をカフ圧加圧時に演算して、最低血圧値を演算後に、その最低血圧値を音声ガイドして急排気することができる。測定者に対して低血圧値を音声でガイドでアナウンス後に、腕帯部の加圧を急速に解消できるので、測定者に対する負担を軽減できる。測定者は、音声によるガイドでアナウンスを聞きながらリラックスして最低血圧値の測定ができ、測定者が最低血圧値を表示部31において目視で前かがみになって確認する必要がない。従って、測定者の腹部大動脈が圧迫されず、最高血圧値が上昇してしまうことがなくなり、正確な最低血圧値が得られる。測定者が表示部に表示される最低血圧値を目視で確認しなくてもリラックスした状態で音声によるガイドでアナウンスすることにより最低血圧値を確実に認識できる。
次に、図6を参照して、本発明の電子血圧計の好ましい別の実施形態を説明する。図6は、本発明の好ましい別の実施形態を示す斜視図である。
図1に示す電子血圧計1では、カフ12が内蔵された腕帯部2は、血圧計本体部10とは別体になっている。これに対して、図6に示す電子血圧計1Aでは、カフ2Bが内蔵された腕帯部2Aと血圧計本体部10Aが一体的に形成されている点が異なる。図6に示す電子血圧計1Aでは、腕帯部2Aが血圧計本体部10Aのケーシング100内に内蔵されている。これにより、腕帯部2Aに上腕Tを挿入することで血圧測定をすることができる。ケーシング100内のケーシング100の上部には、表示部31Aが配置されている。これにより、一体型の電子血圧計1Aは、別体型の電子血圧計1に比べて、部品点数を減らすことができる。腕帯部2Aは、さらに、このカフ2Bを覆い、上腕を挿入する挿入孔17Aに着脱自在なカフリング12Cを備えている。このカフリング12Cは、両端部はO−リングで形成され、長さ方向W,円周方向Rのいずれにも伸縮自在なナイロン,スパンデックスなどのすべり性のあるストレッチ素材で形成している。
ところで、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形例を採用することができる。例えば、図示例では、把持部18はほぼ扇型であるが、これに限らず任意の形状を採用できる。表示部31は、例えば液晶表示装置の他に、有機EL装置、蛍光表示装置等、特に種類は限定されない。また、表示部に表示される圧力は、ディフォルトとしてmmHg表示としているが、内部スイッチやモード選択ボタン39などで、Pa表示に変更できるようにしてもよい。また、mmHg表示とPa表示を交互に行なうようにしてもよいし、同時に表示するようにしてもよい。
上述した本発明の実施形態では、電子血圧計は、血圧測定方式としてリバロッチ・コロトコフ法が用いられ、コロトコフ音(K音)を検出して血圧測定を行うようになっているが、圧脈波(オシロメトリック法)等の他の血圧測定方式を採用しても良い。
1・・・電子血圧計、2・・・腕帯部、10・・・血圧計本体部、11・・・ハウジング、12・・・カフ、16・・・開口部、30・・・ケーシング、31・・・表示部、37・・・開始/停止ボタン、38・・・音量ボタン、39・・・モード選択ボタン、43・・・スピーカ、50・・・コロトコフ音(K音)検出システム、51・・・加圧システム、52・・・排気システム、53・・・圧力検出システム、54電源システム、55・・・音声システム、56・・・制御システム、69・・・メモリ部、M1・・・通常モード、M2・・・音楽の選択モード、M3・・・音声ガイド選択モード、M4・・・最高血圧モード、M5・・・最低血圧モード

Claims (7)

  1. 上腕を挿入するための腕帯部と、
    前記腕帯部に空気を導入して前記上腕を加圧して血管情報を検出して、前記血管情報から血圧値を決定する血圧計本体部であって、
    最高血圧値と最低血圧値が演算されるまで音楽を流す音楽選択モードと、加圧した前記上腕の減圧時に減圧値を音声でガイドして最高血圧値が決定したら前記最高血圧値を音声でガイドする音声ガイド選択モードとを選択可能な前記血圧計本体部と
    を備えることを特徴とする電子血圧計。
  2. 前記血圧計本体部において前記音楽選択モードを選択した時には、前記最高血圧値と前記最低血圧値を演算後に、前記最高血圧値、前記最低血圧値、脈拍値、脈圧の少なくとも1つを前記音声でガイドすることを特徴とする請求項1に記載の電子血圧計。
  3. 前記血圧計本体部では、前記最高血圧値を音声でガイドし、前記上腕を加圧している空気を急排気する最高血圧モードを選択可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子血圧計。
  4. 前記血圧計本体部では、前記腕帯部により加圧時に前記最低血圧値を演算して、前記最低血圧値を音声でガイドし、前記上腕を加圧している空気を急排気する最低血圧モードを選択可能であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つの項に記載の電子血圧計。
  5. 前記腕帯部と前記血圧計本体部が別体になっていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つの項に記載の電子血圧計。
  6. 前記腕帯部は前記血圧計本体部の内部に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つの項に記載の電子血圧計。
  7. 前記血圧計本体部は、コロトコフ音(K音)を検出して血圧測定を行うことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つの項に記載の電子血圧計。
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