JP2708808B2 - 天井構造 - Google Patents

天井構造

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JP2708808B2
JP2708808B2 JP63241723A JP24172388A JP2708808B2 JP 2708808 B2 JP2708808 B2 JP 2708808B2 JP 63241723 A JP63241723 A JP 63241723A JP 24172388 A JP24172388 A JP 24172388A JP 2708808 B2 JP2708808 B2 JP 2708808B2
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ceiling plate
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孝久 竹村
雅孝 戸村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、天井下地から垂下されて格子状に配設され
る断面略逆T字状の保持枠と、このように格子状に配設
された保持枠の各格子に嵌込まれて保持される天井板か
ら構成される天井構造に関し、詳しくは従来のような下
方からの嵌込み工法でありながら保持枠の水平受片を隠
して施工が行えるようにしようとする技術に係るもので
ある。
[従来の技術] 従来、第15図に示すように、天井下地1から吊下げ具
10にて吊下げられた保持枠2に天井板3を保持させるの
に、天井板3を保持枠2にて形成された格子内に持ち込
み、天井板3を保持枠2の水平受片5上に落とし込むよ
うに施工する工法が行なわれている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このような工法においては、格子内に持ち
込んだ天井板3を落とし込みにて施工ができ、その施工
性がよいが、保持枠2の水平受片5が露出して美観を損
ね、しかも振動等で天井板3が外れる虞れがあった。
このため第16図に示すように、天井板3の端面に凹溝
9を形成し、この凹溝9に水平受片5を入れ込むこと
で、水平受片5を隠すように施工する工法があるが、か
かる工法では、保持枠2の水平受片5を天井板3の凹溝
9に嵌込みながらの施工となり、予め保持枠2を格子状
に組む施工に比べてその施工性が大巾に低下し、加えて
天井板3を持ちあげて外すことができず、天井裏のメン
テナンスを行うのにも不便となるという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、予め格子状に組まれた保
持枠に天井板を保持させる施工ができながら、保持枠の
水平受片を隠して外観を高め、しかも天井板を持ちあげ
て天井裏のメンテナンスも行うことができる天井構造を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の天井構造は、第一天井板3はその3辺におい
て保持枠2の水平受片5の巾aに相当する覆い片6が第
一天井板3の下面から延出され、第一天井板3の残りの
辺においては保持枠2の水平受片5の巾aの略半分以下
の小巾bの掛止め片7が第一天井板3の背面側で外側方
に延出され、この掛止め片7とは対向する辺において保
持枠2側に突出して係止する係止具8を突出引退自在に
設けられ、第二天井板4はその1辺において水平受片5
の巾aに相当する覆い片6が第二天井板4の下面から延
出され、第二天井板4の残りの3辺においては保持枠2
の水平受片5の巾aの略半分以下の小巾bの掛止め片7
が第二天井板4の背面側で外側方に延出され、第一天井
板3の小巾bの掛止め片7を保持枠2の水平受片5の上
に掛止めし、第二天井板4の覆い片6にて水平受片5の
下面を隠し、係止具8を突出させて、水平受片5の上に
載設係止して成ることを特徴とするものである。
[作用] このように、第一天井板3はその3辺において保持枠
2の水平受片5の巾aに相当する覆い片6が第一天井板
3の下面から延出され、第一天井板3の残りの辺におい
ては保持枠2の水平受片5の巾aの略半分以下の小巾b
の掛止め片7が第一天井板3の背面側で外側方に延出さ
れ、この掛止め片7とは対向する辺において保持枠2側
に突出して係止する係止具8を突出引退自在に設けられ
ることによって、第一天井板3の施工に際しては、小巾
bの掛止め片7を保持枠2の水平受片5に掛止めし、残
りの3辺の広い巾aの覆い片6,6,6にて3辺において水
平受片5を隠し、掛止め片7とは対向する辺における係
止具8を突出させて、対向2辺で保持枠2への載設係止
が行え、第一天井板3の施工が下方から行いながらその
3辺において水平受片5,5,5を隠すのである。そして第
一天井板3の掛止め片7側に隣接の第一天井板3の覆い
片6が来るようにして第一天井板3を一列状に施工して
夫々の第一天井板3の4辺において水平受片5を隠すの
である。そして、第二天井板4はその1辺において水平
受片5の巾aに相当する覆い片6が第二天井板4の下面
から延出され、第二天井板4の残りの3辺においては保
持枠2の水平受片5の巾aの略半分以下の小巾bの掛止
め片7が第二天井板4の背面側で外側方に延出されるこ
とによって、第二天井板4の施工は一列状に施工され第
一天井板3…の隣の列に一列状に施工を行い、その列方
向において水平受片5をその覆い片6にて隠すのであ
る。次に再び第一天井板3を一列状に施工して、第二天
井板4の行方向における水平受片5を第一天井板3の覆
い片6にて隠すのである。しかして、格子状に組まれた
保持枠2に対して第一天井板3及び第二天井板4を下方
から組み込みながらその水平受片5を全て隠し、外観を
高め、それでいて掛止め片7側のおいてはその第二天井
板4を持ち上げて天井裏の点検を行えるようにしたもの
である。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
保持枠2は第3図(b)に示すように、断面略T字状
に形成され、保持枠2は縦横に格子状に枠組みされ、天
井下地1から垂下された吊下げ具10にて適宜箇所におい
て支持されている。このように保持枠2の各格子に第一
天井板3及び第二天井板4とが嵌込まれて天井が施工さ
れるのである。そして施工後においては、保持枠2の水
平受片5が隠され、外観が高められ、それでいて、第二
天井板4は上方に持ち上げることができ、天井裏の点検
も行えるようにしてある。以下第一天井板3及び第二天
井板4の構成及びその施工法を説明する。
第1図に示すように、第一天井板3はその3辺におい
て保持枠2の水平受片5の巾aに相当する覆い片6が第
一天井板3の下面の化粧面3aと面一に延出されている。
第一天井板3の残りの辺においては保持枠2の水平受片
5の巾aの略半分以下の小巾bの掛止め片7が第一天井
板3の背面側で外側方に延出されている。この掛止め片
7の長さcは保持枠2の格子の巾dよりやや短くなって
いる。そして保持枠2の格子は略正方形になっている。
第一天井板3の掛止め片7とは対向する辺において保持
枠2側に突出して水平受片5に係止する係止具8を突出
引退自在に設けられている。この係止具8は第1図に示
すようなフランス落としが用いられる。
第2図に示すように、第二天井板4はその1辺におい
て水平受片5の巾aに相当する覆い片6が第二天井板4
の下面の化粧面4aと面一に延出されている。第二天井板
4の残りの3辺においては保持枠2の水平受片5の巾a
の略半分以下の小巾bの掛止め片7が第二天井板4の背
面側で外側方に延出されている。そして覆い片6が形成
された辺においても小巾bの掛止め片7が形成されてい
る。
しかして第一天井板3の施工に際しては、第8図
(a)に示すよいに、小巾bの掛止め片7を保持枠2の
水平受片5に掛止めし、第8図(b)のように残りの3
辺の広い巾aの覆い片6,6,6にて3辺において水平受片
5を隠し、第8図(c)のように掛止め片7とは対向す
る辺における係止具8を突出させて、対向2辺で保持枠
2への水平受片5への載設係止を行うのである。このよ
うに、第一天井板3の施工を下方から行いながらその3
辺において水平受片5,5,5を隠すのである。そして第一
天井板3の掛止め片7側に隣接の第一天井板3の覆い片
6が来るようにして第一天井板3を一列状に施工して夫
々の第一天井板3の4辺において水平受片5を隠すので
ある。
そして、第二天井板4の施工は、一列状に施工され第
一天井板3…の隣の列に一列状に施工を第9図(a)
(b)に示すように行うのであり、その列方向において
水平受片5をその覆い片6にて隠すのである。次に再び
第一天井板3を一列状に施工して、第二天井板4の行方
向における水平受片5を第一天井板3の覆い片6にて隠
すのである。しかして、格子状に組まれた保持枠2に対
して第一天井板3及び第二天井板4を下方から組み込み
ながらその水平受片5を全て隠し、外観を高め、それで
いて掛止め片7側においてはその第二天井板4を持ち上
げて天井裏の点検を行えるのである。
第10図は第一天井板3の他の実施例を示していて、係
止具8が取付片12にピン11廻りに揺動自在に連結され、
第10図(b)のように係止具8を揺動させて保持枠2の
頂部に係止するようにしたものである。第11図は第一天
井板3の更に他の実施例を示し、ばね13にてピン状の係
止具8を突出させてあり、第一天井板3の嵌込み時には
ばね13に抗してピン状の係止具8を入り込ませておき、
嵌込み後に手指を離すことで係止具8を突出させて保持
枠2の縦片2aに当接させて係止を行うものである。第12
図は第一天井板3の更に他の実施例を示し、内蔵のばね
(図示せず)にて突出付勢された係止具8の上面にカム
面14を形成し、嵌込み時にカム面14が保持枠2の水平受
片5に当接して係止具8が引退され、嵌込み後に係止具
8が突出するようにしたものである。第13図は第一天井
板3の更に他の実施例を示し、ローラ状の係止具8を内
蔵のばね(図示せず)にて突出させたものであり、又、
第14図は第一天井板3の更に他の実施例を示し、L形の
係止具8を第一天井板3に形成した斜め貫通孔15に差し
込んで保持枠2の水平受片5に係止するものである。こ
のように係止具8の構成は種々設計変更可能である。
[発明の効果] 以上要するに本発明は、第一天井板はその3辺におい
て保持枠の水平受片の巾に相当する覆い片が第一天井板
の下面から延出され、第一天井板の残りの辺においては
保持枠の水平受片の巾の略半分以下の小巾の掛止め片が
第一天井板の背面側で外側方に延出され、この掛止め片
とは対向する辺において保持枠側に突出して係止する係
止具を突出引退自在に設けてあるから、第一天井板の施
工に際しては、小巾の掛止め片を保持枠の水平受片に掛
止めし、残りの3辺の広い巾の覆い片にて3辺において
水平受片を隠し、掛止め片とは対向する辺における係止
具を突出させて、対向2辺で保持枠への載設係止が行
え、第一天井板の施工が下方から行いながらその3辺に
おいて水平受片を隠すことができる。そして第一天井板
の掛止め片側に隣接の第一天井板の覆い片が来るように
して第一天井板を一列状に施工して夫々の第一天井板の
4辺において水平受片を隠すことができるのである。そ
して、第二天井板はその1辺において水平受片の巾に相
当する覆い片が第二天井板の下面から延出され、第二天
井板の残りの3辺においては保持枠の水平受片の巾の略
半分以下の小巾の掛止め片が第二天井板の背面側で外側
方に延出してあるから、第二天井板の施工は一列状に施
工され第一天井板の隣の列に一列状に施工を行い、その
列方向において水平受片をその覆い片にて隠すことがで
きるのである。次に再び第一天井板を一列状に施工し
て、第二天井板の行方向における水平受片を第一天井板
の覆い片にて隠すことができるのである。
しかして、格子状に組まれた保持枠に対して第一天井
板及び第二天井板を下方から組み込みながらその水平受
片を全て隠し、外観を高め、それでいて掛止め片側にお
いてはその第二天井板を持ち上げて天井裏の点検を行え
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明の一実施例の第一天井板の
斜視図、その係止具の作用を示す斜視図、第2図は同上
の第二天井板の斜視図、第3図(a)(b)は同上の保
持枠の枠組み状態の斜視図、保持枠の断面図、第4図は
同上の第一天井板と第二天井板との配置状態を示し天井
面を示す底面図、第5図は第4図のA−A線断面図、第
6図は第4図のB−B線断面図、第7図は第4図のC−
C線断面図、第8図(a)(b)(c)は同上の第一天
井板の施工説明図、第9図(a)(b)は同上の第二天
井板の施工説明図、第10図(a)(b)は同上の第一天
井板の他の実施例の斜視図、作用説明図、第11図は同上
の第一天井板の更に他の実施例の斜視図、第12図は同上
の第一天井板の更に他の実施例の斜視図、第13図は同上
の第一天井板の更に他の実施例の斜視図、第14図(a)
(b)は同上の第一天井板の更に他の実施例の斜視図、
作用説明図、第15図は従来例の断面図、第16図は他の従
来例の断面図であり、1は天井下地、2は保持枠、3は
第一天井板、3aは化粧面、4は第二天井板、4aは化粧
面、5は水平受片、6は覆い片、7は掛止め片、8は係
止具である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井下地から垂下されて格子状に配設され
    る断面略逆T字状の保持枠と、このように格子状に配設
    された保持枠の各格子に嵌込まれて保持される第一天井
    板及び第二天井板とから構成された天井構造であって、
    第一天井板はその3辺において保持枠の水平受片の巾に
    相当する覆い片が第一天井板の下面から延出され、第一
    天井板の残りの辺において保持枠の水平受片の巾の略半
    分以下の小巾の掛止め片が第一天井板の背面側で外側方
    に延出され、この掛止め片とは対向する辺において保持
    枠側に突出して係止する係止具を突出引退自在に設けら
    れ、第二天井板はその1辺において水平受片の巾に相当
    する覆い片が第二天井板の下面から延出され、第二天井
    板の残りの3辺においては保持枠の水平受片の巾の略半
    分以下の小巾の掛止め片が第二天井板の背面側で外側方
    に延出され、第一天井板の小巾の掛止め片を保持枠の水
    平受片の上に掛止めし、第二天井板の覆い片にて水平受
    片の下面を隠し、係止具を突出させて、水平受片の上に
    載設係止して成ることを特徴とする天井構造。
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