JP2707473B2 - 内接噛合型遊星歯車減速機 - Google Patents

内接噛合型遊星歯車減速機

Info

Publication number
JP2707473B2
JP2707473B2 JP2067252A JP6725290A JP2707473B2 JP 2707473 B2 JP2707473 B2 JP 2707473B2 JP 2067252 A JP2067252 A JP 2067252A JP 6725290 A JP6725290 A JP 6725290A JP 2707473 B2 JP2707473 B2 JP 2707473B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
casing
output shaft
inner pin
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2067252A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03272348A (ja
Inventor
末男 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2067252A priority Critical patent/JP2707473B2/ja
Publication of JPH03272348A publication Critical patent/JPH03272348A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2707473B2 publication Critical patent/JP2707473B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Retarders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内歯歯車を円弧歯形で構成し、外歯歯車の
歯形をエピトロコイド平行曲線よりなるトロコイド形歯
形或いは円弧歯形等で構成すると共に、外歯歯車に嵌合
された偏心体の回転によって外歯歯車を揺動回転させ、
内外両歯車を内接噛合させて入力回転を減速(あるいは
増速)して出力する内接噛合型遊星歯車減速機の改良に
関し、さらに詳しくは、該内接噛合型遊星歯車減速機が
プラスチックによって構成されることによって、小形、
軽量化と同時に部品点数の低減、コンパクト、低コス
ト、高生産性を得るようにした構造に関する。
(従来技術) 内接噛合型遊星歯車機構を用いた減速機は種々提案さ
れている。これらの減速機の中でも内歯歯車がピン又は
ピンとローラの組合せよりなる円弧歯形であり、外歯歯
車がエピトロコイド平行曲線よりなるトロコイド形歯形
であって、この外歯歯車には内ピン或いは内ピンと内ロ
ーラが遊嵌されており、外歯歯車に嵌合された偏心体の
回転によって外歯歯車を揺動回転させ、内外両歯車を内
接噛合させて入力回転を減速して出力する内接噛合型遊
星歯車減速機は「サイクロ減速機」(登録商標)として
著名である。そして、この「サイクロ減速機」は大トル
クの伝達が可能である上、減速比が大きいため種々の減
速機構として使用されている。
一方、前記サイクロ減速機(以下、内接噛合型遊星歯
車減速機という)を一層小形化、軽量化すると同時に部
品点数の低減を図ったものとして、各部の材料をプラス
チックで構成したサイクロ減速機も公知である。(実開
昭63−30648号公報参照) このプラスチック製の内接噛合型遊星歯車減速機は、
材料であるプラスチックが可撓性である上、良好な滑り
特性を具備しているため、比較的スムーズに回転が行な
われ、かつスムーズなトルク伝達が行なわれるものとな
っている。このため、プラスチック製の内接噛合型遊星
歯車減速機は家庭用電化製品、事務用機器、自動販売機
等の減速回転部品として非常に有効な製品となってい
る。
以下に、前記公知のプラスチック製の内接噛合型遊星
歯車減速機の一例を第8図及び第9図によって説明す
る。
第8図は内接噛合型遊星歯車減速機の一例を示す断面
図であり、第9図は第8図のA−A線断面図である。
この例では、入力軸1の回転が出力軸2の減速回転と
なって取り出されるものとなっているが、出力軸2を固
定し、内歯歯車7から減速回転を取り出す構成とするこ
ともできる。
プラスチックからなる入力軸1には偏心体3が一体に
形成されている。プラスチックからなる外歯歯車4は偏
心体3に嵌合されている。この外歯歯車4はその外周に
トロコイド歯形からなる外歯5を一体に形成している。
外歯歯車4には内ピン6が一体に形成されている。内ピ
ン6は外歯歯車4の側面から一方側へ突出形成されてい
る。プラスチックからなる内歯歯車7は一方側の側壁ケ
ーシング一体構造となって該ケーシングを兼用してお
り、かつ該内歯歯車7はこの例では回転不能である。内
歯歯車7には外歯歯車4の外歯5と内接噛合する円弧歯
形8が一体に形成されている。プラスチックからなる出
力軸2の端部には円板状のフランジ9が一体に形成され
ており、該フランジ9には前記内ピン6が挿通される内
ピン穴10が形成されている。入力軸1は出力軸2の端部
に形成された軸受穴11に回転自在に軸支されている。
上記のように構成された内接噛合型遊星歯車減速機の
作用を説明すると、入力軸1の回転は偏心体3を介して
外歯歯車4の揺動回転となって現われる。そして、外歯
歯車4の揺動回転は内ピン6を介してフランジ9の減速
回転となり、該フランジ9の減速回転が出力軸2から取
り出される。
(発明が解決しようとする課題) 上記公知のプラスチック製の内接噛合型遊星歯車減速
機では次のような技術的課題があった。
前記従来公知のプラスチック製の内接噛合型遊星歯車
減速機においては、内歯歯車が一方側のケーシングと一
体構造となっている。このため、異減速化とする場合、
ケーシングも一緒に変更する必要があり部品管理や部品
の共用化の面で難点があった。
又、内歯歯車とケーシングとが一体となっているの
で、製造誤差に基づく噛合による衝撃が生じ、この衝撃
が直接ケーシングに伝達され、ケーシングの耐久性の低
下や振動、騒音の原因になっていた。
更に、ケーシング一体に内歯歯車を成形するので、金
型設計に制限が生じ、かつ製品の寸法精度も余り良くな
かった。
更に又、ケーシングの求まる材質は剛性であるのに対
して、内歯歯車の求まる材質は消音、潤滑性等であるか
ら、個々の目的に合う材質を選定することができなかっ
た。
そこで、本発明の目的は、プラスチック製の内接噛合
型遊星歯車機構において、部品の共用性を向上させ、振
動や騒音を低減させ、材質の選定を目的に合わせられる
ようにした内接噛合型遊星歯車増減速機を提供するにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は主たる特徴とする構成は、内歯歯車とケーシ
ングやその他の部品と一体化するのではなく、別体とな
った独立構造としたところにある。
(実施例) 以下、図によって本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す遊星歯車増減速機の
断面図であり、第2図は第1図のB−B断面図である。
この実施例では、入力軸21の回転が出力軸22の減速回
転となって取り出されるものとなっているが、出力軸22
を固定し、内歯歯車27から減速回転を取り出す構成とす
ることもできるし、出力軸22から入力された回転を増速
して入力軸21から取り出す構成とすることもできる。
プラスチックからなる入力軸21には円板状に偏心体23
が一体に形成されている。プラスチックからなる外歯歯
車24は円板状となっており、該外歯歯車24は偏心体23に
嵌合されている。外歯歯車24の外周にはトロコイド歯形
からなる外歯25が一体に形成されている。外歯歯車24に
は複数の内ピン26が一体に形成されている。内ピン26は
外歯歯車24の側面から一方側へ突出形成されている。プ
ラスチックからなる内歯歯車27はリング状となってお
り、かつ一方側のケーシング29とは別体となって独立し
た構造となっており、その内周には外歯歯車24の外歯25
と内接噛合する円弧歯形28が一体に形成されている。内
歯歯車27は一方側のケーシング29と他方側の外側ケーシ
ング30に収納されている。
プラスチックからなる一方側のケーシング29は環状の
側壁部29Aと、該側壁部29Aの外周に一体に形成されて前
記内歯歯車27と当接する筒状部29Bと、前記側壁部29Aの
内周に一体に形成された筒状の軸受部29Cとからなって
いる。外側ケーシング30は内歯歯車27の外周に嵌合され
ている。内歯歯車27の側面には部分的に突起27Aが形成
されている。該突起27Aが外側ケーシング30に部分的に
形成された凹部30Aに嵌合され、これによって回転不能
となっている。外側ケーシング30は環状の側壁部30Bと
該側壁部30Bの外周に一体に形成された筒状部30Cとから
なっており、側壁部30Bを貫通して入力軸21が軸支され
ている。プラスチックからなる出力軸22の端部には円板
状のフランジ31が一体に形成されており、該フランジ31
には内ピン穴32が形成され、該内ピン穴32に前記内ピン
26が挿通されている。入力軸21の端部は出力軸22の端部
に形成された軸受穴33に挿入され、該入力軸21の端部は
出力軸22によって回転自在に軸支されている。
上記のように構成された本発明の一実施例になる内接
噛合型遊星歯車増減速機の作用を説明すると、入力軸21
の回転は偏心体23を介して外歯歯車24の揺動回転となっ
て現われる。そして、外歯歯車24の揺動回転は内ピン26
を介してフランジ31の内ピン穴32にトルクを伝達し、こ
れによってフランジ31の減速回転となる。そして、該フ
ランジ31の減速回転が出力軸22から取り出される。
第3図は本発明の内接噛合型遊星歯車減速機を多段に
したものであり、プラスチックからなる入力軸41には円
板状に偏心体42が一体に形成されている。プラスチック
からなる第1の外歯歯車431は円板状となっており、該
第1の外歯歯車431は偏心体42に嵌合されている。第1
の外歯歯車431の外周にはトロコイド歯形からなる外歯4
41が一体に形成されている。第1の外歯歯車431には複
数の内ピン451が一体に形成されている。内ピン451は第
1の外歯歯車431の側面から一方側へ突出形成されてい
る。プラスチックからなる第1の内歯歯車461はリング
状となっており、その内周には第1の外歯歯車431の外
歯441と内接噛合する円弧歯形471が一体に形成されてい
る。第1の内歯歯車461には部分的に突起481が形成され
ており、該突起481がプラスチックからなる外側ケーシ
ング49に部分的に形成された凹部49Aに嵌合することに
よって回転不能となっている。入力軸41にはプラスチッ
クからなる第1のフランジ501が回転自在に軸支されて
おり、該フランジ501には内ピン穴511と偏心体52が一体
に形成されている。前記内ピン451は第1のフランジ501
と偏心体52を貫通して入力軸41が設けられている。偏心
体52にはプラスチックからなる第2の外歯歯車432が嵌
合されている。該第2の外歯歯車432には複数の内ピン4
52が一体に形成されている。内ピン452の第2の外歯歯
車432の側面から一方側へ突出形成されている。プラス
チックからなる第2の内歯歯車462はリング状となって
おり、その内周には第2の外歯歯車432の外歯442と内接
噛合する円弧歯形472が一体に形成されている。第2の
内歯歯車462には部分的に突起482が形成されており、該
突起482が第1の内歯歯車461の側面に部分的に形成され
た凹部49Bに嵌合することによって回転不能となってい
る。プラスチックからなる出力軸53の端部には円板状の
第2のフランジ502が一体に形成されており、該フラン
ジ502には前記第2の外歯歯車432の内ピン452が挿通さ
れる内ピン穴512が形成されている。入力軸41の端部は
出力軸53によって回転自在に軸支されている。
以上のように構成された本発明の他の実施例になる多
段型の内接噛合型遊星歯車減速機は以下のように作用す
る。
入力軸41の回転は偏心体42を介して第1の外歯歯車43
1の揺動回転となって現われる。そして、第1の外歯歯
車431の揺動回転は内ピン451を介して第1のフランジ50
1の内ピン511にトルクを伝達し、これによってフランジ
501が減速回転を行なう。第1のフランジ501の減速回転
は偏心体52を介して第2の外歯歯車432を揺動回転さ
せ、第2の外歯歯車432の揺動回転は内ピン452を介して
第2のフランジ502の内ピン穴512にトルクを伝達し、こ
れによって第2のフランジ502が減速回転を行なう。こ
の第2のフランジ502の回転は出力軸53の減速回転とな
って取り出される。
第4図及び第5図は本発明の他の実施例を示すもので
あり、この実施例では外歯歯車61に一体形成された内ピ
ン62が外側ケーシング63に形成された内ピン穴64に挿入
されている。外歯歯車61と噛合する内歯歯車65はリング
状となって独立した構造となっている。内歯歯車65の側
面には突起65Aが設けられ、該突起65Aは出力軸66の端部
に形成されたフランジの外周部に形成された凹部67Aに
嵌合され、これによって内歯歯車65がフランジ67に取り
付けられている。外側ケーシング63には一方側のケーシ
ング68が嵌合されており、該一方側のケーシング68は出
力軸66を支持する軸受部68Aを有している。
この実施例では、入力軸69の回転が偏心体70を介して
外歯歯車61の揺動回転となって伝達され、該外歯歯車61
が内歯歯車65の減速揺動回転となって現われ、出力軸65
は内歯歯車65と一体になって減速回転する。
第6図及び第7図は本発明の更に他の実施例を示すも
のであり、この実施例では出力軸71に一体形成されたフ
ランジの外周に外歯72を形成して外歯歯車73とし、入力
軸74に一体形成された偏心体75に揺動回転自在に嵌合さ
れた揺動体76に内歯歯車77を取り付けてなるものであ
る。揺動体76に内ピン78が一体に形成されており、該内
ピン78は外側ケーシング79に形成された内ピン穴76に挿
入されている。内歯歯車77の側面には突起77Aが形成さ
れており、該突起77Aは揺動体76の外周付近に形成され
た凹部76Aに嵌入されて内歯歯車77は揺動体76に固定さ
れる。
外側ケーシング79には一方側のケーシング81が嵌合さ
れており、該一方側のケーシング81には出力軸が支持さ
れる筒状の軸受部81Aが形成されている。
この実施例では、入力軸74の回転が偏心体75を介して
揺動体76に設けられた内歯歯車77の減速揺動回転となっ
て現われ、該内歯歯車77の揺動回転は外歯歯車73の減速
回転となる。そして、外歯歯車73の減速回転は出力軸71
から取り出される。
以上説明したように、本発明では内歯歯車がリング状
に独立した構造となっているので、衝撃の緩和や製品精
度の向上が得られるものである。
尚、上記各実施例において、内接噛合型遊星歯車減速
機は入力軸と出力軸とを入れ換えると増速機ともなるの
で、本発明は減速機に限定されない。
(発明の効果) 以上のように構成され、作用する本発明の効果を上げ
ると次のとおりである。
本発明では内歯歯車が一方側のケーシングと別体とな
って独立した構造となっているので、異減速比とする場
合、一方側のケーシングの交換が不必要になるので、部
品管理や容易となる上、内歯歯車を他の減速機と共用す
ることができるものとなる。このため、製造コストを低
減することができるものとなる。
又、内歯歯車とケーシングとが別体となっているの
で、製造誤差に基づく噛合いによる衝撃が生じても、こ
の衝撃が内歯歯車の取り付け部分で吸収され、直接にケ
ーシングに伝達されることがなくなる。このため、ケー
シングの耐久性が向上し、振動、騒音も低減される。
更に、内歯歯車がリング状となっているので、金型設
計に制限がなく、かつ製品の寸法精度も向上する。
更に又、ケーシングの求まる材質は剛性であるのに対
して、内歯歯車の求まる材質は消音、潤滑性等であるか
ら、個々の目的に合う材質を選定することができるもの
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す内接噛合型遊星歯車増
減速機の断面図であり、第2図は第1図のB−B断面図
である。 第3図は本発明の多段の内接噛合型増減速機を示す断面
図である。 第4図は本発明の他の実施例になる内接噛合型遊星歯車
増減速機を示す断面図、第5図は第4図のC−C断面図
である。 第6図は本発明の更に他の内接噛合型増減速機を示す断
面図であり、第7図は第6図のD−D断面図である。 第8図は従来公知のプラスチック製の内接噛合型減速機
を示す断面図であり、第9図は第8図のA−A断面図で
ある。 21:入力軸、22:内力軸、23:偏心体、24:外歯歯車、25:
外歯、26:内ピン、27:内歯歯車、28:円弧歯形、29:一方
側のケーシング、29A……側壁部、29B:筒状部、29C:軸
受部、30:外側ケーシング、30A:凹部、30B:側壁部、30
C:筒状部、31:フランジ、32:内ピン穴、33:軸受穴、41:
入力軸、42:偏心体、431、432:外歯歯車、441:外歯、45
1:452:内ピン、461、462:内歯歯車、471、472:円弧歯
形、481、482:突起、49:外側ケーシング、49A:凹部、49
B:凹部、501、502:フランジ、511、512:内ピン穴、52:
偏心体、53:出力軸、54:軸受穴、61:外歯歯車、62:内ピ
ン、63:外側ケーシング、64:内ピン穴、65:内歯歯車、6
5A:突起、66:出力軸、67:フランジ、67A:凹部、68:一方
側のケーシング、68A:軸受部、69:入力軸、70:偏心体、
71:出力軸、72:外歯、73:外歯歯車、74:入力軸、75:偏
心体、76:揺動体、76A:凹部、77:内歯歯車、77A:突起、
78:内ピン、79:外側ケーシング、80:内ピン穴、81:一方
側のケーシング、81A:軸受部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックからなる内接噛合型遊星歯車
    増減速機において、 偏心体が一体に形成された入力軸と、該偏心体に嵌合さ
    れた外歯歯車と、該外歯歯車に一体に形成された内ピン
    と、前記外歯歯車と噛合するリング状の内歯歯車と、該
    内歯歯車の側面に形成された突起と、端部にフランジの
    形成された出力軸と、該フランジに形成され前記内ピン
    が挿通される内ピン穴と、前記出力軸を支持する軸受部
    を有する一方側のケーシングと、該一方側のケーシング
    に嵌合される外側のケーシングと、該外側のケーシング
    に形成され、前記突起が嵌合される凹部とからなること
    を特徴とする内接噛合型遊星歯車増減速機。
  2. 【請求項2】プラスチックからなる内接噛合型遊星歯車
    増減速機において、 偏心体が一体に形成された入力軸と、該偏心体に嵌合さ
    れた外歯歯車と、該外歯歯車に一体に形成された内ピン
    と、出力軸の端部に一体に形成されたフランジと、該フ
    ランジの外周側に保持されると共に前記外歯歯車と噛合
    するリング状の内歯歯車と、前記出力軸を支持する軸受
    部を有する一方側のケーシングと、該一方側のケーシン
    グと嵌合する外側ケーシングと、該外側ケーシングに形
    成され、前記内ピンが挿入される内ピン穴とからなるこ
    とを特徴とする内接噛合型遊星歯車増減速機。
  3. 【請求項3】プラスチックからなる内接噛合型遊星歯車
    増減速機において、 偏心体が一体に形成された入力軸と、該偏心体に嵌合さ
    れた揺動体と、該揺動体に取り付けられた内歯歯車と、
    前記揺動体に一体に形成された内ピンと、出力軸の端部
    に一体に形成され、前記内歯歯車と噛合する外歯歯車
    と、出力軸を支持する軸受部を有する一方側のケーシン
    グと、該一方側のケーシングと嵌合する外側ケーシング
    と、該外側ケーシングに形成され、前記内ピンが挿入さ
    れる内ピン穴とからなることを特徴とする内接噛合型遊
    星歯車増減速機。
JP2067252A 1990-03-19 1990-03-19 内接噛合型遊星歯車減速機 Expired - Fee Related JP2707473B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2067252A JP2707473B2 (ja) 1990-03-19 1990-03-19 内接噛合型遊星歯車減速機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2067252A JP2707473B2 (ja) 1990-03-19 1990-03-19 内接噛合型遊星歯車減速機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03272348A JPH03272348A (ja) 1991-12-04
JP2707473B2 true JP2707473B2 (ja) 1998-01-28

Family

ID=13339558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2067252A Expired - Fee Related JP2707473B2 (ja) 1990-03-19 1990-03-19 内接噛合型遊星歯車減速機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2707473B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3444643B2 (ja) * 1994-03-08 2003-09-08 住友重機械工業株式会社 内接噛合遊星歯車構造及びその歯車の製造方法
JP4368301B2 (ja) * 2004-12-28 2009-11-18 住友重機械工業株式会社 動力伝達装置
JP4704145B2 (ja) * 2005-08-01 2011-06-15 株式会社シーエムエス 固液分離装置
WO2008041496A1 (fr) * 2006-09-25 2008-04-10 Nabtesco Corporation Démultiplicateur oscillant excentrique et dispositif d'entraînement en rotation d'arbre stabilisateur utilisant le démultiplicateur oscillant excentrique
SE538749C2 (sv) * 2015-06-30 2016-11-08 Atlas Copco Ind Technique Ab Electric power tool
JP6910197B2 (ja) * 2017-05-10 2021-07-28 本田技研工業株式会社 内接式遊星歯車装置
JP6898876B2 (ja) 2018-02-28 2021-07-07 住友重機械工業株式会社 偏心揺動型減速装置
JP2021116894A (ja) * 2020-01-28 2021-08-10 シロキ工業株式会社 ギア装置
JP7427976B2 (ja) * 2020-01-28 2024-02-06 トヨタ紡織株式会社 ギア装置
JP7136827B2 (ja) * 2020-02-25 2022-09-13 セイコーインスツル株式会社 伝動装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6330648U (ja) * 1986-08-13 1988-02-29
JPS63285350A (ja) * 1987-05-15 1988-11-22 Tsuoisu Kk 減速装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03272348A (ja) 1991-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2739071B2 (ja) 内接噛合型遊星歯車増減速機
JP2639847B2 (ja) 遊星歯車増減速機
JP2707473B2 (ja) 内接噛合型遊星歯車減速機
US4117746A (en) Orbital drive mechanism
JPH07243486A (ja) 内接噛合遊星歯車構造
JPH06129499A (ja) 往復回動用歯車減速機
JP2004286044A (ja) 内歯揺動型内接噛合遊星歯車装置
JP2888691B2 (ja) 内接噛合遊星歯車構造
JPH01312250A (ja) 内接噛合形遊星歯車減速機を使用した差動歯車装置
JPH0150778B2 (ja)
JP2000161449A (ja) 減速装置及びこれを用いたコンクリートミキサー車のドラム駆動装置
JP3616804B2 (ja) 減速機付きモータ内蔵ローラ、並びに、減速機
JPH0456178B2 (ja)
JP2002115754A (ja) 歯車減速機
JP3743328B2 (ja) 差動歯車装置
JP2004301136A (ja) 内接噛合遊星歯車構造の揺動減速部を有するギヤドモータ及び減速機
JP4746769B2 (ja) 増減速機のシリーズ
JP7339745B2 (ja) 伝達装置
JPH0231258B2 (ja)
JPH0578701B2 (ja)
JP3343432B2 (ja) 変動速モータ
JPH07280042A (ja) 小形遊星歯車減速機
JP2004092782A (ja) バルブ駆動用の減速装置
JP3963586B2 (ja) 内歯揺動型内接噛合遊星歯車装置
JP4249447B2 (ja) バルブ駆動用の動力伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017

Year of fee payment: 11

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees