JP3743328B2 - 差動歯車装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、入力部材の隔壁部の両側に出力部材がそれぞれ配置された差動歯車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の差動歯車装置としては、例えば図4に示すものがある。この差動歯車装置は、ハウジング(入力部材)1を備えている。このハウジング1の内周面の中央部には、環状をなす隔壁部1aが形成されており、隔壁部1aの内周には、筒部1bが形成されている。筒部1bの内周には、スプライン孔(入力部)1cが形成されている。このスプライン孔1cには、入力軸2が回転不能に嵌合されており、この入力軸2によってハウジング1が回転軸線Lを中心として回転駆動されるようになっている。
【0003】
ハウジング1の内部の外周側には、捩れ歯を有する第1遊星歯車(遊星歯車)3と第2遊星歯車(遊星歯車)4とが自転可能に設けられている。第1遊星歯車3は、ハウジング1の内部の一端から隔壁部1aまで回転軸線Lと平行に延びている。第2遊星歯車4は、隔壁部1aを貫通してハウジング1の内部の一端から他端まで回転軸線Lと平行に延びている。第2遊星歯車4は、その一端部(図4において左端部)において第1遊星歯車3と噛み合っている。
【0004】
ハウジング1の内部の隔壁部1aを間にした一端側と他端側とには、第1、第2サイドギヤ(出力部材)5,6がその軸線を回転軸線Lと一致させて回転自在に設けられている。第1サイドギヤ5は、第1遊星歯車3と噛み合っており、第2サイドギヤ6は、第2遊星歯車4とその他端部(図4において右端部)において噛み合っている。したがって、ハウジング1が回転駆動されると、第1、第2サイドギヤ5,6が回転する。この場合、第1、第2サイドギヤ5,6は、第1、第2遊星歯車3,4が自転しないときには同一速度で回転し、第1、第2遊星歯車3,4が自転しているときには差動回転する。第1、第2サイドギヤ5,6の回転は、第1、第2サイドギヤ5,6の中央部に形成されたスプライン孔5a,6aに嵌合された出力軸7,8に伝達される。
【0005】
第1サイドギヤ5とハウジング1の一端部内面及び隔壁部1aとの各間には摩擦ワッシャ9A,9Bがそれぞれ配置され、第2サイドギヤ6とハウジング1の他端部内面及び隔壁部1aとの各間には、摩擦ワッシャ9C,9Dがそれぞれ配置されている。ハウジング1が一方向へ回転するときには、第1、第2サイドギヤ5,6が第1、第2遊星歯車3,4との噛み合いによって発生するスラスト力により、摩擦ワッシャ9A,9Dにそれぞれ押し付けられ、ハウジング1が他方向へ回転するときには、第1、第2サイドギヤ5,6が摩擦ワッシャ9B,9Cにそれぞれ押し付けられるようになっている。そして、各サイドギヤ5,6と摩擦ワッシャ9A〜9Dとの間に作用する摩擦トルクが高速回転側から低速回転側へ伝達されることにより、高速回転側に伝達されるトルクと低速回転側に伝達されるトルクとの比、つまりトルクバイアス比の増大が図られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記差動歯車装置において、仮に隔壁部1aが存在せず、摩擦ワッシャ9B,9Dが直接に接触しているならば、例えば第1、第2サイドギヤ5,6にハウジング1の一端側から他端側へ向かうスラスト力が作用したときには、第2サイドギヤ6はそれ自体に作用するスラスト力のみならず、第1サイドギヤ5に作用するスラスト力によって摩擦ワッシャ9Cに押し付けられる。したがって、第2サイドギヤ6と摩擦ワッシャ9Cとの間に発生する摩擦トルクを大きくすることができ、これによってトルクバイアス比を大きくすることができる。これは、第1、第2サイドギヤ5,6にハウジング1の他端側から一端側へ向かうスラスト力が作用する場合も同様である。
【0007】
しかしながら、入力軸2からハウジング1にそのスプライン孔1bを介して回転が伝達される形式の従来の差動歯車装置においては、入力部材たるハウジング1の中央部に隔壁部1aが存在し、この隔壁部1aによって各サイドギヤ5,6に作用するスラスト力が受け止められてしまう。したがって、一方のサイドギヤ5(6)から他方のサイドギヤ6(5)にスラスト力が作用することがない。このため、各サイドギヤ5,6に作用するスラスト力を、トルクバイアス比を増大させるためのものとして有効に利用することができないという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、軸線を回転軸線と一致させた入力部及びこの入力部の外周に設けられた隔壁部を有する入力部材と、この入力部材の上記回転軸線から離れた箇所に自転可能に設けられた捩れ歯を有する遊星歯車と、軸線を上記回転軸線と一致させてそれぞれ配置され、上記遊星歯車とそれぞれ噛み合う歯車部を有する一対の出力部材とを備え、上記一対の出力部材が上記入力部材の隔壁部の両側に並んで配置された差動歯車装置において、上記入力部材の隔壁部に上記回転軸線方向に貫通する複数の貫通孔を形成し、上記隔壁部と上記一対の出力部材との各間にそれぞれ摩擦部材を配置し、この二つの摩擦部材のうちの少なくとも一方の上記隔壁部と対向する端面に、上記貫通孔にそれぞれ挿入されて他方の摩擦部材に突き当たる複数の突出部を設けたことを特徴としている。
この場合、上記一対の出力部材の一方が、上記歯車部として上記遊星歯車とその外側において噛み合う内歯車部を有する内歯車であり、他方の出力部材が、上記歯車部として上記遊星歯車とその内側において噛み合う外歯車部を有する太陽歯車であってもよい。上記内歯車が、上記内歯車部に回動不能に、かつ上記回転軸線方向へ移動可能に連結された出力部を有していてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図1〜図3を参照して説明する。
図1は、この発明に係る遊星差動歯車装置(差動歯車装置)10を示すものである。この差動歯車装置10は、回転軸線Lを中心として回転可能なハウジング20を有している。ハウジング20は、一端部(図1において左端部)に底部21aを有し、他端部が開口した筒体21と、この筒体21の他端面にボルトB1によって固定されることにより、筒体21の他端開口部を閉じる蓋体22とから構成されている。筒体21の底部21a及び蓋体22の各中央部には、軸線を回転軸線Lと一致させた支持孔21b,22aがそれぞれ形成されている。各支持孔21b,22aに支持部材21c,22bがそれぞれ回転可能に嵌合されることにより、ハウジング20が各支持部材21c,22bによって回転可能に支持されている。
【0010】
ハウジング20の内部には、キャリア(入力部材)30、内歯車(出力部材)40及び太陽歯車(出力部材)50が設けられている。キャリア(入力部材)30、内歯車(出力部材)40及び太陽歯車(出力部材)50は、それぞれの軸線を回転軸線Lと一致させて配置されている。
【0011】
キャリア30は、軸線を回転軸線Lと一致させたリング状の円板部(隔壁部)31を有している。この円板部31の内周面には、底部21a側へ向かって延びる円筒部32が形成されている。この円筒部32の内周面には、スプライン孔(入力部)32aが形成されており、このスプライン孔32aには、支持孔21bを貫通してハウジング20内に挿入された入力軸Sの一端部が回転不能に嵌合されている。入力軸Sの他端部は、変速機を介してエンジン(いずれも図示せず)に連結されている。したがって、キャリア30は、エンジンにより回転軸線Lを中心として回転駆動される。なお、円筒部32をハウジング20の外部まで延ばし、ハウジングの外部に突出した円筒部32の外周面にスプライン部を形成し、このスプライン部に入力軸を連結するようにしてもよい。
【0012】
円板部31の底部21a側を向く面の外周部には、回転軸線Lと平行に延びる保持突出部33が形成されている。図2に示すように、保持突出部33は、複数(この実施の形態では6つ)形成されており、円板部31の周方向へ等間隔に配置されている。各保持突出部33は、それらの外周面に一体に形成された環状連結部34によって互いに連結されている。これにより、各保持突出部33が円板部31の周方向及び径方向を向く力に対して補強されている。図1に示すように、2以上の保持突出部33の先端面は、ボルトB2によって底部21aに押圧固定されている。これにより、キャリア30がハウジング20に固定され、ハウジング20と一体に回転するようになっている。
【0013】
円板部31の周方向において隣接する2つの保持突出部33,33間には、保持部35が形成されている。各保持部35には、捩れ歯を有する遊星歯車60がそれぞれ収容されている。遊星歯車60は、キャリア30が回転駆動されると、キャリア30と共に回転軸線Lを中心として公転する。しかも、遊星歯車60は、保持部35に自転可能に収容されている。遊星歯車60は、その軸線を回転軸線Lと平行にした状態で配置されており、その一端面を底部21aにほぼ接触させ、その他端面を円板部31にほぼ接触させている。
【0014】
上記内歯車40は、被動部41と出力部42とを有している。被動部41は、内歯車部(歯車部)41aと連結板部41bとから構成されている。内歯車部41aは、ハウジング20の内周面と各保持突出部33との間に形成される環状の空間に回転可能に収容されており、各遊星歯車60と噛み合っている。したがって、キャリア30が回転駆動されると、内歯車部41aには遊星歯車60との噛み合いにより、回転軸線L方向を向くスラスト力が作用する。スラスト力の作用方向は、キャリア30の回転方向に応じて変化する。連結板部41bは、環状をなしており、その外周側端部が内歯車部41aの蓋体22側の端部に一体に連結されている。連結板部41bの内周部は、キャリア30の円板部31と蓋体22との間に入り込んでいる。連結板部41bの内周面には、スプライン孔41cが形成されている。
【0015】
出力部42は、軸線を回転軸線Lと一致させた円筒部42aと、この円筒部42aの一端部外周に一体に形成されたフランジ部42bとから構成されている。円筒部42aは、蓋体33の支持孔22cに回転可能に支持されている。円筒部42aの内周面には、スプライン孔42bが形成されている。このスプライン孔42bには、出力軸SO1が回転不能に嵌合されている。一方、フランジ部42bは、キャリア30の円板部31と蓋体22との間に配置されており、その外周が上記スプライン孔41cに回転不能に嵌合されている。これにより、出力部42が被動部41と一体に回転するようになっている。つまり、内歯車40全体が一体に回転する。内歯車40の回転は、出力軸SO1を介して例えば前後いずれか一方の車軸に伝達される。
【0016】
上記太陽歯車50は、円筒状をなしており、キャリア30の複数の保持突出部33によって区画される円形の空間内に配置されている。太陽歯車50の外周部には、外歯車部(歯車部)51が形成されている。この外歯車部51は、各遊星歯車60と噛み合っている。したがって、キャリア30が回転駆動されると、太陽歯車50には、遊星歯車60との噛み合いによって回転軸線Lと平行なスラスト力が作用する。スラスト力の作用方向は、キャリア30の回転に応じて変化する。太陽歯車50の内周面には、スプライン孔52が形成されている。このスプライン孔52には、出力筒(出力軸)SO2が回転不能に嵌合されている。したがって、太陽歯車50の回転は、出力軸SO2を介して例えば前後の車軸の他方に伝達される。なお、出力筒SO2内に上記入力軸Sが挿通されている。
【0017】
上記のように、キャリア30の回転時には、内歯車40及び太陽歯車50に回転軸線Lと平行な方向を向くスラスト力が作用する。このスラスト力を利用して差動回転時に大きなトルクバイアス比を得るために、底部21aと太陽歯車50との間、キャリア30の円板部31と内歯車40の連結板部41bとの間及び連結板部41bと蓋体22との間には、摩擦ワッシャ71,72,73がそれぞれ配置されている。
【0018】
さらに、太陽歯車50に蓋体22側へのスラスト力が作用する場合に、そのスラスト力を内歯車40の出力部42に伝達するために、キャリア30の円板部31の径方向における中間部、つまり円板部31の円筒部32と保持突出部33との間の環状の部分には、複数(この実施の形態では6つ)の貫通孔32aが周方向に等間隔だけ離れて形成されている。また、太陽歯車50とキャリア30の円板部31との間、及び円板部31と出力部42のフランジ部42bとの間には、摩擦ワッシャ(摩擦部材)74,75が配置されている。
【0019】
図2及び図3に示すように、摩擦ワッシャ74,75(図3には摩擦ワッシャ75のみ図示)の端面の貫通孔32aとの対向箇所には、突出部74a,75aがそれぞれ形成されている。各突出部74a,75aは、貫通孔31aとほぼ同一の断面形状を有しており、貫通孔31aに嵌合されている。したがって、摩擦ワッシャ74,75は、キャリア30と一体に回転する。各突出部74a,75aの高さは、互いに同一であり、貫通孔31aの長さ、すなわち円板部31の厚さの半分より若干高くなっている。したがって、摩擦ワッシャ74,75は円板部31に接触することなく、突出部74a,74bどうしが接触する。よって、太陽歯車50に蓋体22側を向くスラスト力が作用したとき、太陽歯車50は摩擦ワッシャ74,75を介して出力部42を蓋体22側へ押す。出力部42に作用する押圧力(太陽歯車50に作用するスラスト力)を利用して摩擦トルクを生じさせるために、出力部42のフランジ部42bと蓋体22との間には、摩擦ワッシャ76が配置されている。
【0020】
上記構成の遊星差動歯車装置10において、差動回転時に太陽歯車50に底部21a側から蓋体22側を向くスラスト力が作用した場合、そのスラスト力は摩擦ワッシャ74,75を介して出力部42に伝達される。この結果、出力部42のフランジ部42bが摩擦ワッシャ76に対し押圧接触した状態で回転し、それらの間に摩擦トルクが発生する。これにより、トルクバイアス比を増大させることができる。したがって、太陽歯車50に作用するスラスト力を有効に利用することができる。
【0021】
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、適宜変更可能である。
例えば上記の実施の形態は、内歯車40、太陽歯車50及び遊星歯車60を有する遊星差動歯車装置10にこの発明を適用したものであるが、この発明は、図4に示すような2つのサイドギヤ5,6と2つの遊星歯車3,4とを用いた差動歯車装置にも適用可能である。その場合には、隔壁部1aに貫通孔を形成するとともに、摩擦ワッシャ9B,9Dに貫通孔に挿入される突出部を形成し、摩擦ワッシャ9B,9Dを互いに接触させるようにすればよい。このようにすれば、一対のサイドギヤ(出力部材)5,6に作用する両方のスラスト力を有効に利用することができる。
また、上記の実施の形態においては、隔壁部たる円板部31の両側に配置された摩擦ワッシャ74,75の両者に突出部74a,75aを形成しているが、いずれか一方にのみ形成してもよい。その場合には、突出部の高さを貫通孔31aの長さ(円板部31の厚さ)より若干高くすればよい。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、一対の出力部材の少なくともに作用するスラスト力を、摩擦トルクを発生させるために有効に利用することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の縦断面図である。
【図2】同実施の形態において用いられているキャリア及び摩擦ワッシャを示す一部切欠き斜視図である。
【図3】摩擦ワッシャを示す斜視図である。
【図4】従来の差動歯車装置の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
L 回転軸線
10 遊星差動歯車装置(差動歯車装置)
30 キャリア(入力部材)
31 円板部(隔壁部)
31a 貫通孔
32a スプライン孔(入力部)
40 内歯車(出力部材)
41a 内歯車部(歯車部)
42 出力部
50 太陽歯車(出力部材)
51 外歯車部(歯車部)
60 遊星歯車
74 摩擦ワッシャ(摩擦部材)
74a 突出部
75 摩擦ワッシャ(摩擦部材)
75a 突出部

Claims (3)

  1. 軸線を回転軸線と一致させた入力部及びこの入力部の外周に設けられた隔壁部を有する入力部材と、この入力部材の上記回転軸線から離れた箇所に自転可能に設けられた捩れ歯を有する遊星歯車と、軸線を上記回転軸線と一致させてそれぞれ配置され、上記遊星歯車とそれぞれ噛み合う歯車部を有する一対の出力部材とを備え、上記一対の出力部材が上記入力部材の隔壁部の両側に並んで配置された差動歯車装置において、
    上記入力部材の隔壁部に上記回転軸線方向に貫通する複数の貫通孔を形成し、上記隔壁部と上記一対の出力部材との各間にそれぞれ摩擦部材を配置し、この二つの摩擦部材のうちの少なくとも一方の上記隔壁部と対向する端面に、上記貫通孔にそれぞれ挿入されて他方の摩擦部材に突き当たる複数の突出部を設けたことを特徴とする差動歯車装置。
  2. 上記一対の出力部材の一方が、上記歯車部として上記遊星歯車とその外側において噛み合う内歯車部を有する内歯車であり、他方の出力部材が、上記歯車部として上記遊星歯車とその内側において噛み合う外歯車部を有する太陽歯車であることを特徴とする請求項1に記載の差動歯車装置。
  3. 上記内歯車が、上記内歯車部に回動不能に、かつ上記回転軸線方向へ移動可能に連結された出力部を有していることを特徴とする請求項2に記載の差動歯車装置。
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