JPH0578701B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0578701B2
JPH0578701B2 JP14605584A JP14605584A JPH0578701B2 JP H0578701 B2 JPH0578701 B2 JP H0578701B2 JP 14605584 A JP14605584 A JP 14605584A JP 14605584 A JP14605584 A JP 14605584A JP H0578701 B2 JPH0578701 B2 JP H0578701B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
external
internal
internal gear
teeth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14605584A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6124854A (ja
Inventor
Seiji Minegishi
Masayuki Shinkai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP14605584A priority Critical patent/JPS6124854A/ja
Publication of JPS6124854A publication Critical patent/JPS6124854A/ja
Publication of JPH0578701B2 publication Critical patent/JPH0578701B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/32Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は内歯歯車がピン等よりなる内歯を有
し、外歯歯車がトロコイド歯形、円弧歯形等から
なる遊星歯車増減速機の改良に係り、更に詳しく
は該遊星歯車機構から生ずる騒音を低減せしめる
遊星歯車増減機構に関する。
(従来の技術) 先ず、第3、第4図を参照して公知の遊星歯車
増減速機の説明を行う。
この公知例のものでは入力軸1から入力される
回転を減速して出力軸2へ与えるものとなつてい
る。
この減速する機構は次のとおりである。
入力軸1には所定位相差(この例では180゜)を
もつて偏心体31,32が設けられている。夫々の
偏心体31,32はコロ4を介して外歯歯車51
2と接している。外歯歯車51,52には内ロー
ラ孔6が複数個設けられ、該孔6には内ピン7及
び内ローラ8が嵌入されている。前記外歯歯車5
,52の外周にはトロコイド歯形や円弧歯形など
の外歯9が設けられ、内歯歯車10に設けられた
外ピン11と前記外歯9とが内接噛み合いしてい
る。外ピン11は公知のように外ローラ(図示し
ない)を設ける構造としてもよい。
前記内ピン7は出力軸2のフランジ部12に固
着又は嵌入されている。
この公知例では、入力力軸1の1回転が偏心体
1,32の1回転となるが、外歯歯車51,52
内ローラ孔6、内ピン7とにより自転を拘束され
ており揺動回転させられるから、外歯歯車51
2の歯数と外ピン11の本数(歯数)の差が1
個の場合、入力軸1の1回転により外歯歯車51
2の外歯9と内歯歯車10の内歯である外ピン
11とが1歯だけ噛み合い変位する(ずれる)。
このため、入力軸1の1回転は外歯歯車51,52
の1/歯数に減速され、その回転を内ピン7を介
して出力軸2へ伝達される。
(発明が解決しようとする課題) 以上の如き遊星歯車機構では次のような不具合
がある。
内歯歯車10はケーシングを兼ねているので、
荷重伝達時の変形を防止するため、鋳鉄、軟鉄等
の剛性の高い材料で作られている。このため、外
歯歯車51,52と内歯歯車10との同時噛み合い
を行なつて低騒音達成するには、高精度の加工を
必要とする。
一方、外歯歯車51,52と内歯歯車10との同
時噛み合いを行なわせるため、内歯歯車10もし
くは内ピン7を弾性変形可能とすることも知られ
ているが、このことは、内歯歯車10の前記荷重
伝達時の剛性の必要性と相反するものとなる。
更に又、単純遊星歯車機構に使用される内歯歯
車において、該内歯歯車を剛性の外周枠と弾性変
形可能な材料からなる中間枠と内歯の切られた剛
性の内周内歯歯車枠とに区画し、これら外周枠、
中間枠、内周内歯歯車枠を組み合わせたものも公
知である(特開昭47−13013号公報参照)が内周
内歯歯車枠がリング状となつているので個々の歯
が個別に変形不可能であり、個々の歯の噛み合い
不良による騒音発生を抑えることのできないもの
となつていた。
本発明の目的は上記欠点を改善し、簡単な構造
で外歯歯車と内歯歯車との同時噛み合いを行なせ
て騒音を低減した遊星歯車増減速機を提供するも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の特徴とするところは、入力軸に偏心体
を介して装着された外歯歯車と、該外歯歯車と噛
合する内歯歯車とからなり、前記外歯歯車と内歯
歯車とを相対的に揺動回転させる遊星歯車増減速
機において、前記内歯歯車が剛性の大きい材料か
らなる外周枠と剛性の小さい材料からなる内周枠
と該内周枠に個別に保持されたピンからなる内歯
とからなるところにある。
(作用) 上記構成により、外歯歯車と内歯歯車の外ピン
等の内歯とが噛み合うときに、噛み合い中の個々
の外ピンについてそれぞれ剛性の小さい内周枠が
少し変形し、このため、外歯歯車と内歯歯車の同
時噛み合いが達成されるものとなり、前記欠点が
解消されるものとなる。
(実施例) 以下、図によつて詳細に説明する。
第1,2図は本発明の一実施例を示すものであ
り、入力軸21には偏心量eを有する偏心体22
が固着され、核偏心体22に軸受23を介して外
歯歯車24がその軸心O2入力軸21(内歯歯車
26)軸心O1に対してeだけ偏心して装着され
ている。この外歯歯車24の外歯25はトロコイ
ド歯形や円弧歯形など適宜の歯形からなつてお
り、内歯歯車26の外ピン27からなる内歯と内
接噛み合いしている。
以上は、従来の遊星歯車減速機と同一構成であ
るが、本発明では内歯歯車26が以下のような構
成となつている。
すなわち、内歯歯車26は、二重構造となつて
おり、外周枠261は鋳鉄、軟鉄等の剛性の高い
材料からなつており、内周枠262はプラスチツ
ク、その他軟質金属等の剛性の小さい弾性変形可
能な材料からなつている。外ピン27は内周枠2
2に保持されており、外周枠261と内周枠26
とはキー28等の固定具で止め付けられている。
以上の如く構成された本発明の遊星歯車減速機
の作用について述べる。
入力軸21の回転は偏心体22及び軸受23を
介して外歯歯車24へ伝達される。この時、入力
軸21の軸心及び内歯歯車26の軸心O1と外歯
歯車24の回転軸心O2とはeだけ偏心している
ので、外歯歯車24の入力軸21の軸心O1まわ
りの公転運動は外歯歯車24と外歯25と外ピン
27との噛み合いにより 1/外歯25の歯数に減速されて取り出される
ものとなつている。
外歯25と外ピン27との噛み合いは同時噛み
合いが望ましいが、実際上はそのようにするには
高い加工精度が必要となる。ところが、本発明で
は内周枠262が弾性変形可能であるため、個々
の外歯25と外ピン27との噛み合いにおいて、
噛み合いの接触圧力が異なる状態で変形し、もつ
て同時噛み合いが達成され、又は同時噛み合いの
数が多いものとなる。このことは、外歯25と外
ピン27とが衝撃的に噛み合うことによつて生ず
る騒音を低減することとなり、低騒音の遊星歯車
減速機が得られるものとなる。
以上に説明したのは本発明の一実施例であつ
て、本発明は上記実施例に限定されるものではな
い。
例えば、遊星歯車機構は図示の実施例に限定さ
れるものではなく、トロコイドあるいは円弧歯形
を有する外歯歯車と外ピンからなる内歯歯車とが
相対的に揺動回転して増減速する他の遊星歯車機
構をも包含するものである。
又、上記実施例では減速機として説明している
が、入力軸と出力軸を逆にすることにより増速機
としても使用できることは明白であり、これらも
本発明に含まれるものである。
(発明の効果) 以上の如く構成され、作用する本発明の効果を
挙げると次のとおりである。
外歯25と個別の外ピン27とが衝撃的に噛み
合うことによつて生ずる騒音を低減することとな
り、低騒音の遊星歯車減速機が得られるものとな
る。
外周枠が必要な剛性機能を達成するので、遊星
歯車機構の剛性を損なうことがない。
内周枠が弾性変形可能であるから、個別の外ピ
ンと外歯歯車との噛み合い誤差を吸収し、外歯歯
車の加工精度を少し下げても機械的に問題なくな
る。
内周枠をプラスチツク等の合成樹脂で構成して
も、日光の直射を受けないので劣化する恐れがな
い。
内周枠の加工が簡単かつ低コストである。
内周枠の材料をプラスチツク等の軽量な弾性材
料とすることにより全体の重量を低減できるもの
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図のB−B断面図、第3図は従来公知の
減速機の一例を示す断面図、第4図は第1図のA
−A断面図である。 21……入力軸、22……偏心体、23……軸
受、24……外歯歯車、25……外歯、26……
内歯歯車、261……外周枠、262……内周枠。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力軸に偏心体を介して装着された外歯歯車
    と、該外歯歯車と噛合する内歯歯車とからなり、
    前記外歯歯車と内歯歯車とを相対的に揺動回転さ
    せる遊星歯車増減速機において、前記内歯歯車が
    剛性の大きい材料からなる外周枠と剛性の小さい
    材料からなる内周枠と該内周枠に個別に保持され
    たピンからなる内歯とからなることを特徴とする
    遊星歯車増減速機。
JP14605584A 1984-07-16 1984-07-16 遊星歯車増減速機 Granted JPS6124854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14605584A JPS6124854A (ja) 1984-07-16 1984-07-16 遊星歯車増減速機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14605584A JPS6124854A (ja) 1984-07-16 1984-07-16 遊星歯車増減速機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6124854A JPS6124854A (ja) 1986-02-03
JPH0578701B2 true JPH0578701B2 (ja) 1993-10-29

Family

ID=15399066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14605584A Granted JPS6124854A (ja) 1984-07-16 1984-07-16 遊星歯車増減速機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6124854A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04282051A (ja) * 1991-03-06 1992-10-07 Isao Nagakuchi 偏心ロール伝導装置
DE19937412A1 (de) * 1999-08-07 2001-02-15 Rudolf Braren Zykloidengetriebe
DE102014210859B3 (de) * 2014-06-06 2015-10-22 Magna Powertrain Ag & Co. Kg Hohlrad für ein Getriebe
JP6971872B2 (ja) * 2018-02-01 2021-11-24 住友重機械工業株式会社 偏心揺動型減速装置
JP7088767B2 (ja) * 2018-07-23 2022-06-21 住友重機械工業株式会社 偏心揺動型減速装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6124854A (ja) 1986-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0305535A1 (en) Epicyclic reduction gear
JP2866246B2 (ja) 内接噛合式遊星歯車構造を採用した増減速機シリーズ
JPH06129499A (ja) 往復回動用歯車減速機
JPS63254251A (ja) 遊星歯車増減速機
JP2003065403A (ja) 遊星歯車構造
JPH0578701B2 (ja)
JPH0150778B2 (ja)
JPH11287300A (ja) 内接噛合遊星歯車構造の増減速機
JP2707473B2 (ja) 内接噛合型遊星歯車減速機
JPH0627533B2 (ja) 遊星歯車減速機
JP2588386B2 (ja) 制御装置に使用される遊星歯車減速機の出力軸支持装置
JPS60146939A (ja) 遊星歯車増減速機
JPH082518Y2 (ja) 内接噛合式遊星歯車機構の低速軸又は内歯歯車の支持構造
JP2888673B2 (ja) 内接噛合遊星歯車構造
JPH04370442A (ja) 減速機
JPS58203250A (ja) 回転変換機構
JP2888674B2 (ja) 内接噛合遊星歯車構造
JP3068940B2 (ja) バックラッシュレス遊星歯車装置
JP2525590B2 (ja) 遊星歯車減速機
JP2739909B2 (ja) 遊星歯車減速機
JPS59140937A (ja) 減速機
JPH0571819B2 (ja)
JPH0556417B2 (ja)
JP2575016B2 (ja) 遊星歯車減速機
JPH0586506B2 (ja)