JP2705719B2 - 高圧水噴射洗浄装置 - Google Patents
高圧水噴射洗浄装置Info
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Description
橋梁等の構造物の外壁を洗浄したり、これらの表面塗料
を除去したりする高圧水噴射洗浄装置に関し、更に詳し
くは、効率良く洗浄や除去作業ができる高圧水噴射洗浄
装置に関するものである。
料を除去する一般的な方法として、グラインダを用いた
処理方法が多く採用されている。このグラインダ方法
は、作業者がグラインダを操作して除去面が目的とする
表面処理状態となるまで研削する方法である。
研削不要な箇所まで研削してしまう場合が多いため、後
の塗装処理も多くなり、それらの作業に多くの労力と時
間を要することとなる。しかも、作業中には騒音や多く
の粉塵を発生させるため、作業場所周辺の環境に悪影響
を及ぼす場合がある。
る方法もあるが、この場合にも薬品処理が難しく作業場
所周辺の環境に悪影響を及ぼす場合がある。
浄する作業や表面塗料の除去作業に高圧水を噴射する、
いわゆるウォータジェットを用いた洗浄装置が利用され
ている。この方法は、高圧水により洗浄や除去作業を行
うため、作業場所周辺の環境に悪影響を及ぼすことがな
い。
術として、例えば特開昭61−229000号公報記載の発明が
ある。この公報記載の発明は、ノズルヘッドをその軸心
と偏位した回転中心周りに連続的に公転するようにホル
ダーに保持することにより、高圧水を回転させながら噴
射するように構成したものである。そして、高圧水の反
力に抗するため、洗浄装置を両手で操作しながら洗浄・
剥離除去作業を行うものである。
は、高圧水を洗浄装置の軸心と平行に回転させる形式で
あるため、被洗浄面の処理目的、例えば付着物の洗浄や
塗料の除去等に応じて噴射ノズルと被洗浄面との間の距
離を大きく変更しなければならず被洗浄場所に応じた迅
速な処理が難しく、作業場所や作業状況によっては作業
性に不都合を生じる場合がある。
装置自体が大きいため常に両手作業を必要とし、上記し
たような建築物や橋梁等の構造物の外壁を洗浄したり、
これら構造物の表面塗料を除去したりする、いわゆる高
所作業等を伴う困難な作業においては、作業場所の移動
や洗浄装置の持ち運び等の作業性に不都合を生じる場合
が多くなる。
都合とともに多大な労力を必要とするとともに多くの作
業時間を要する作業となってしまう。
高圧水の噴射面積及び洗浄能力を容易に調節することが
できる高圧水噴射洗浄装置を提供することを一つの目的
とし、該高圧水噴射洗浄装置を片手で容易に操作するこ
とができる高圧水噴射洗浄装置を提供することをもう一
つの目的とする。
に、請求項1に係る高圧水噴射洗浄装置は、ケーシング
の先端に高圧水噴射ノズルを設けたホルダーを有し、該
ホルダーに高圧水チューブを連結した高圧水噴射洗浄装
置において、前記ケーシングの内部に回転自在に支持し
た支持軸を設け、該支持軸に軸受面が揺動可能な軸受を
設け、該軸受に前記ホルダーの基部側を回転自在に支持
し、該ホルダーの後端面と前記支持軸との間に該支持軸
とともに回転して該ホルダーの後端面と摺接する斜板を
設けたことを特徴とするものである。
記請求項1の高圧水噴射洗浄装置において、ケーシング
の一部に把持部を形成し、該把持部に支持軸を回転させ
る駆動モータを組込んだことを特徴とするものである。
ケーシングの内部に設けられた回転自在な支持軸の軸受
に、高圧水噴射ノズルを設けたホルダーの基部側を回転
自在に支持し、このホルダーの後端面と支持軸との間に
設けた斜板を支持軸と共に回転させると、この斜板の傾
斜に沿って摺接するホルダーは高圧水チューブにより回
転が抑止されて円錐状に公転する。この時、ホルダーの
傾斜は軸受面の揺動により吸収される。従って、ホルダ
ーの先端に設けた高圧水噴射ノズルにより高圧水を円錐
状に噴射させて高圧水噴射洗浄作業が行える。
ば、上記請求項1の高圧水噴射洗浄装置における作用を
奏するとともに、ケーシングの一部に形成した把持部に
支持軸を回転させる駆動モータを組込んだので洗浄装置
を小型に構成することができる。
に基づいて説明する。図1は第1実施例に係る高圧水噴
射洗浄装置W1 を示す側断面図であり、図2は同洗浄装
置の正面図である。
管状に形成され、前後方向の略中央部の下部には把持部
1aが一体的に形成されている。この第1実施例ではこ
の把持部2内に駆動手段たる駆動モータ3が設けられて
おり、この駆動モータ3の上部に設けられた減速機構2
を介してその上部に駆動側ベベルギヤ4が設けられてい
る。
は、上記駆動側ベベルギヤ4と噛合する従動側ベベルギ
ヤ5が設けられており、この従動側ベベルギヤ5の軸心
には中空構造の支持軸6が結合され、この支持軸6はケ
ーシング1側に設けられた軸受7により回転自在に支持
されている。なお、7aはカラーである。
軸受面が揺動可能な軸受として自動調心玉軸受8が設け
られており、この軸受8の内輪は支持軸6に連結され、
外輪には高圧水噴射ノズルnが設けられたホルダー9が
連結されている。このホルダー9は、この第1実施例で
は軸受8に連結されるベアリングホルダー9aと高圧水
噴射ノズルnを保持するノズルホルダー9bとから構成
されており、ノズルホルダー9b内には後述する高圧水
チューブからの高圧水を噴射ノズルnに供給する供給路
9cが形成されている。なお、この第1実施例では3個
の高圧水噴射ノズルnを縦に並設した例を説明するが、
高圧水噴射ノズルnの配置は円状に等角度で設けるよう
に配置してもよく、その他の配置であってもよい。
状のロータ6aが一体的に設けられており、この円盤状
のロータ6a上面と上記ベアリングホルダー9a下面と
の間には円盤状の斜板10が設けられている。この斜板
10は、上記ロータ6aに取付ネジ11で固定され、支
持軸6とともに一体的に回転するよう構成されている。
ングホルダー9aの下面が接触するように設けられてお
り、両者を摺動接触、つまり摺接させることにより高圧
水噴射ノズルnが設けられたホルダー9が円錐状に運動
させられる。この高圧水噴射ノズルnの円錐状の運動が
この出願に係る発明特有の動きであり、これにより後述
するような特有の作用効果を発揮することができる。
グ側中央部には高圧水継手12が設けられており、この
継手12により高圧水チューブ13とノズルホルダー9
bとが連結されている。この連結は高圧水噴射ノズルn
の円錐状の運動のほぼ起点となる位置で行うことによ
り、ノズルホルダー9bから高圧水チューブ13へ伝わ
る変移(揺動)を少なくしている。
ング1内において螺旋状に形成されており、耐圧性の高
い硬質材の高圧水チューブ13を螺旋状に形成すること
により、例えばステンレス管であっても可撓性を有する
ように形成することができ、これによってノズルホルダ
ー9bから伝わる高圧水チューブ13の変移を吸収する
ように構成されている。このように硬質材の高圧水チュ
ーブ13を螺旋状に形成して可撓性を持たせることによ
り、従来のようなノズルホルダー9bから伝わる変移を
吸収するための長い高圧水チューブ13が不要となるた
め、ケーシング1自体を更にコンパクト化することも可
能となる。そして、高圧水チューブ13の基端側はケー
シング1の他端に設けられた高圧水継手14に連結さ
れ、ケーシング1に連結される図示しない外部からの高
圧水チューブによって高圧水供給源と接続されている。
なお、硬質材の高圧水チューブ13としては、ステンレ
ス等の金属や硬質樹脂等で耐圧性の高い材質であればよ
い。
水噴射洗浄装置W1 によれば、以下のように作用して構
造物の外壁の洗浄、表面塗料等の除去作業を行うことが
できる。
ルギヤ4を駆動すると従動側ベベルギヤ5とともに支持
軸6が回転し、この支持軸6と一体的に構成された斜板
10が同一方向に回転する。この斜板10の回転は、斜
板10の上面と摺動接触しているベアリングホルダー9
aの下面へと伝達されるため、このベアリングホルダー
9aと一体的に連結されたノズルホルダー9bは斜板1
0の傾斜角度と同一角度で傾斜した状態で摺動する。こ
の時、ノズルホルダー9bは高圧水チューブ13により
自転が抑制されているので、ホルダー9全体が斜板10
の傾斜角度に応じた軸心上の所定点に頂点を持つ「すり
こぎ状」に公転することとなるため、ノズルホルダー9
bに設けられた高圧水噴射ノズルnから噴射される高圧
水は円錐状に噴射される。なお、ホルダー9の傾斜は、
ベアリングホルダー9bを支持する自動調心玉軸受8の
外輪が傾くこと、つまり外輪の軸受面が揺動することに
よって吸収される。
nの傾斜角が約2°になるように斜板10上面の傾斜角
が所定角度に形成されており、これにより約100mm の距
離で直径約10mmの円を描きながら被洗浄面の塗料除去作
業を行うことができるように構成されている。
れば、高圧水噴射ノズルnから噴射される高圧水は円錐
状に噴射されるため、高圧水噴射ノズルnと被洗浄面と
の距離を多少変化させれば洗浄力に大きな差を生じさせ
ることができるため、被洗浄面の表面状態や処理状態等
に応じて最適な距離を容易に決定できるという作用効果
を奏することが可能となる。
ューブ13をケーシング1内において螺旋状に形成する
ことにより可撓性を持たせてノズルホルダー9bから伝
わる高圧水チューブ13の変移を吸収しているため、ケ
ーシング1自体をコンパクト化することにより片手操作
も可能となり、両手による洗浄作業が困難な場所であっ
ても片手操作によって容易に洗浄作業を行うことが可能
となる。
除去作業を行うことができるので、労力の軽減及び作業
時間の短縮を可能にすることができる。
る各数値としては、高圧水噴射ノズルnの開口径は0.15
mm〜0.3mm 程度、高圧水の圧力は 800kg/cm2〜4000kg/c
m2で好ましくは1000kg/cm2〜2000kg/cm2、高圧水噴射ノ
ズルnの公転数は 1000rpm〜2000rpm が良い。これらの
数値は、使用目的や被洗浄面の状態あるいは高圧水の水
質等に応じて好ましい値を適宜設定すればよい。
射ノズルnから高圧水を円錐状に噴射させる構成は、こ
の第1実施例に限られるものではなく、この出願に係る
発明全体において同様である。
例の高圧水噴射洗浄装置W2 を以下に説明する。
噴射ノズルnを円錐状に運動させるものであり、ケーシ
ング15の中央後部に駆動モータ16が設けられ、この
駆動モータ16は遊星減速機構17を介して、ギヤホル
ダー18に連結されている。
のスピンドル部材19aと円筒状のロータ部材19bと
から構成された支持軸19が設けられており、この支持
軸19のロータ部材19bはケーシング15に設けられ
た軸受20により回転自在に支持されている。
の基端側が支持軸19の軸心と同一で、先端側が基端側
と軸心がずれるように形成されており、それぞれの内面
にはこの実施例でも軸受面が揺動可能な軸受として自動
調心玉軸受21が設けられている。なお、21aカラー
である。
19bに連結され、内輪には高圧水噴射ノズルnを保持
するホルダー22の軸部材22aが連結されている。こ
のホルダー22は、軸部材22aとノズルホルダー22
bとから構成されており、ノズルホルダー22bの上部
には後述する高圧水チューブ23を連結するための接続
部22cが延設されている。なお、この第2実施例でも
3個の高圧水噴射ノズルnを縦に並設した例を示してい
る。
b内面の先端側と基端側との偏心量に応じた傾斜状態で
支持されており、この第2実施例では、ロータ部材19
bの回転により高圧水噴射ノズルnが設けられたホルダ
ー22が円錐状に運動するよう構成されている。なお、
高圧水噴射ノズルnを円錐状に運動させることにより生
じる特有の作用効果は上述した第1実施例と同様であ
る。
は高圧水継手24が設けられ、この継手24により高圧
水チューブ23とホルダー22とが連結されている。こ
の高圧水チューブ23も上記第1実施例の高圧水チュー
ブ13と同様で螺旋状に形成されており、ケーシング1
5内において前後方向に長い楕円形の螺旋状に形成され
てから高圧水継手25に連結されている。なお、この高
圧水継手25には外部の高圧水供給源と連結された高圧
水チューブ25aが連結されている。
の部分において可撓性を有するため、ノズルホルダー2
2bの接続部22cから高圧水チューブ23に伝わる変
移を吸収することができるとともに、長い高圧水チュー
ブが不要となってケーシング15を小型化することが可
能となる。
水噴射洗浄装置W2 によれば、以下のように作用して構
造物の外壁の洗浄、表面塗料等の除去作業を行うことが
できる。
機構17を介してキヤホルダー18を回転させると、こ
のギヤホルダー18とともに支持軸19が同一方向に回
転する。この支持軸19の回転は、ギヤホルダー18と
同一軸心の回転であるが、支持軸19のロータ部材19
b内面が偏心しているため、このロータ部材19bに軸
受21を介して支持されているホルダー22の軸部材2
2aは傾斜した状態で回転する。この時、ホルダー22
は、接続部22cが高圧水チューブ23に連結されてい
るため自転が抑制され、ロータ部材19bの偏心量、す
なわちホルダー22の傾斜角度に応じた「すりこぎ状」
に公転することとなるため、ノズルホルダー22bに設
けられた高圧水噴射ノズルnから噴射される高圧水は円
錐状に噴射される。この時、ホルダー22の傾斜は、軸
部材22aを支持する軸受21の内輪が傾くこと、つま
り内輪の軸受面が揺動することによって吸収される。
施例と同一の傾斜角に設定されており、これにより約10
0mm の距離で直径約10mmの円を描きながら被洗浄面の塗
料除去作業を行うことができるように構成されている。
洗浄面の表面状態や処理状態等に応じて最適な距離を容
易に決定することができるという作用効果を奏して、作
業効率の良い洗浄作業あるいは除去作業を行うことがで
きるので、労力の軽減及び作業時間の短縮を可能にする
ことができる。
チューブ23をケーシング15内において螺旋状に形成
してノズルホルダー22b側から伝わる変移を吸収して
いるため、ケーシング15自体をコンパクト化すること
により片手操作も可能となり、両手による洗浄作業が困
難な場所であっても片手操作によって容易に洗浄作業を
行うことが可能となる。
3 を図4の側断面図に基づいて以下に説明する。なお、
この第3実施例は、上述した第1実施例における洗浄装
置W1 と同様の駆動モータ3及びベベルギヤ4,5の機
構が用いられるとともに、第2実施例における洗浄装置
W2 と同様の偏心構成により高圧水噴射ノズルnを円錐
状に回転させる構成であり、この第3実施例では、更
に、高圧水噴射ノズルnへ供給する高圧水を遮断する開
閉弁32をケーシング26内に設けている。なお、上述
した第1及び第2実施例と同一の構成には同一符号を付
して説明は省略する。
に高圧水通路を形成した支持軸27を、先端側と基端側
とで軸心を偏心させたロータ部材28に設けた自動調心
玉軸受29により支持しており、高圧水噴射ノズルnの
ホルダー30は、この偏心量に応じた傾斜状態となって
いる。従って、この第3実施例でも、支持軸27の回転
に伴って高圧水噴射ノズルnを設けたホルダー30が円
錐状に運動するよう構成されている。また、このホルダ
ー30の円錐状に運動するほぼ起点となる支持軸27の
後端に高圧水チューブ31が連結されており、この第3
実施例でもケーシング26内において高圧水チューブ3
1が螺旋状に形成され、この螺旋状の部分において支持
軸27から伝わる変移を吸収するように構成されてい
る。なお、高圧水噴射ノズルnを円錐状に運動させるこ
とにより生じる特有の作用効果は上述した第1,第2実
施例と同様である。
6から一体的に延設した把持部26aの下部に、新たに
高圧水チューブ31の通路を遮断する開閉弁32が設け
られている。
噴射レバー33を放した状態の閉鎖時には、バネ32a
の力によりスプール32bが常時図において上側に押圧
された状態となり、この状態では、スプール32bの先
端に設けられたポペット32dが高圧水通路32cの下
に位置して通路を遮断した状態となっている。
と、スプール32bがバネ32aの力に抗して図におい
て下側へ移動した状態となり、この状態では、スプール
32bの先端に設けられたポペット32dが高圧水通路
32cから外れるため、高圧水は高圧水通路32cを通
って高圧水チューブ31から高圧水噴射ノズルnへと供
給される。
れた噴射レバー33を作業者が操作することにより、作
業状態や作業場所に応じて高圧水の噴射を操作しながら
効率の良い作業を行うことが可能となる。
除去作業は、上述した第1,第2実施例と同様に行える
ため説明は省略する。
に、被洗浄面の表面状態や処理状態等に応じて最適な距
離を容易に決定することができるという作用効果と高圧
水チューブ31を短くしてケーシング26を小型化でき
るという作用効果を奏するとともに、新たに高圧水の噴
射操作を手元でできるため、作業効率の良い洗浄作業あ
るいは除去作業を行うことができ、労力の軽減及び作業
時間の短縮が可能となる。しかも、ケーシング26を小
型化できるため片手操作による作業も可能となり洗浄作
業が困難な場所でも労力の軽減及び作業時間を短縮した
作業が可能となる。
1,第2実施例の構成を組合せ、更に開閉弁32を設け
る構成を説明したが、上述した第1又は第2実施例にお
ける構成に開閉弁を付加するように構成してもよく、こ
れらの構成は使用目的等に応じて適宜選択して構成すれ
ばよい。
軸受面が揺動可能な軸受として自動調心玉軸受を用いて
いるが、内輪に対して外輪又は外輪に対して内輪が揺動
可能な軸受であればよい。
うに構成しているので、以下に記載するような効果を奏
する。
ば、ケーシングの内部に設けられた回転自在な支持軸の
軸受に、高圧水噴射ノズルを設けたホルダーの基部側を
回転自在に支持し、このホルダーの後端面と支持軸との
間に設けた斜板を支持軸と共に回転させると、この斜板
の傾斜に沿って摺接するホルダーは高圧水チューブによ
り回転が抑止されて円錐状に公転する。この時、ホルダ
ーの傾斜は軸受面の揺動により吸収される。従って、ホ
ルダーの先端に設けた高圧水噴射ノズルにより高圧水を
円錐状に噴射させて高圧水噴射洗浄作業が行え、しかも
高圧水が円錐状であるため、ノズルと付着物との距離を
変化させることにより噴射幅及び洗浄能力を容易に調節
しながら効率の良い作業が行える。
ば、上記請求項1の高圧水噴射洗浄装置における効果を
奏するとともに、ケーシングの一部に形成した把持部に
支持 軸を回転させる駆動モータを組込んだので洗浄装置
をコンパクトに構成することができるため、高所作業等
であっても片手で効率良く作業を行うことが可能とな
る。
例を示す側断面図である。
る。
例を示す側断面図である。
例を示す側断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーシングの先端に高圧水噴射ノズルを
設けたホルダーを有し、該ホルダーに高圧水チューブを
連結した高圧水噴射洗浄装置において、 前記ケーシングの内部に回転自在に支持した支持軸を設
け、該支持軸に軸受面が揺動可能な軸受を設け、該軸受
に前記ホルダーの基部側を回転自在に支持し、該ホルダ
ーの後端面と前記支持軸との間に該支持軸とともに回転
して該ホルダーの後端面と摺接する斜板を設けたことを
特徴とする高圧水噴射洗浄装置。 - 【請求項2】 ケーシングの一部に把持部を形成し、該
把持部に支持軸を回転させる駆動モータを組込んだこと
を特徴とする請求項1記載の高圧水噴射洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7054382A JP2705719B2 (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 高圧水噴射洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7054382A JP2705719B2 (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 高圧水噴射洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08243514A JPH08243514A (ja) | 1996-09-24 |
JP2705719B2 true JP2705719B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12969143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7054382A Expired - Lifetime JP2705719B2 (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 高圧水噴射洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
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WO2010021080A1 (ja) | 2008-08-22 | 2010-02-25 | カワサキプラントシステムズ株式会社 | 高圧洗浄液噴射式洗浄装置 |
US8042558B2 (en) | 2007-10-30 | 2011-10-25 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | High-pressure water cleaning system |
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WO2014132384A1 (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | 株式会社ケーエスケー | ノズル装置 |
JPWO2015025765A1 (ja) | 2013-08-23 | 2017-03-02 | 株式会社ケーエスケー | ノズル装置 |
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JPH0217254U (ja) * | 1988-07-18 | 1990-02-05 |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP7054382A patent/JP2705719B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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JPH08243514A (ja) | 1996-09-24 |
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