JP3165175U - 超高圧ウォータージェット洗浄システム - Google Patents
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Abstract
Description
(1)薬液洗浄の場合、洗浄廃水処理液が産業廃棄物となり、環境への負荷が大きい。
(2)温水洗浄の場合、ボイラーなど大型の設備が必要であり、作業上、機動性が損なわれる。
(3)エアーブロー、ブラスト洗浄の場合、粉塵が発生するため、その処理が煩雑となる。
(4)薬液洗浄、温水洗浄、エアーブロー、ブラスト洗浄のいずれの洗浄でも、アルミフィンの汚れは完全には除去することができず、熱交換器の充分な機能回復効果は得られていない。
(2)また、上記目的を達成するために、本考案の超高圧ウォータージェット洗浄システムは、超高圧水供給部及び圧縮エアー供給部を有するウォータージェットポンプ設備と、エアー駆動の回転式ノズルを有し、前記ウォータージェットポンプ設備に超高圧水供給ホース及び圧縮エアー供給ホースを介して接続されて、前記圧縮エアーにより前記回転式ノズルを回転駆動し、当該回転式ノズルを通じて前記超高圧水を噴射するウォータージェットガンとを備え、前記回転式ノズルは、前記ウォータージェットガンの超高圧水の噴出管に回転可能に連結されるノズルヘッドと、前記ノズルヘッドに装着されるノズルとからなり、前記ノズルヘッドは、基端に形成され、前記ウォータージェットガンの超高圧水の噴出管に連通可能な連結口、当該連結口から先端に向けて形成され、前記超高圧水を通すための水流路、及び先端側に形成され、前記水流路に連通可能なノズル装着部を有し、前記ノズルは基端側から先端側に向けて所定角度により末広がりの略扇形形状に形成され、超高圧水を噴射するための噴射孔を有し、前記ノズルヘッドのノズル装着部に装着され、前記ノズルの噴射孔の大きさ及び角度、前記ノズルヘッドの回転数、並びに前記超高圧水の圧力の組み合わせ調整により、前記回転式ノズルから前記超高圧水をミストにして噴射する、ことを要旨とする。
ノズルの数及び噴射孔の大きさ、ノズルヘッドの回転数、並びに超高圧水の圧力の相互の組み合わせ調整により、回転式ノズルから超高圧水をミストにして噴射し、これを被洗浄物に吹き付けるようにしたので、このシステムを例えばアルミフィンの洗浄に使用した場合、回転式ノズルから噴射されたミストはアルミフィンや細部の部品にその表面から、その間を通過し、裏側まで回りながら進行し、このようなミストの流れによってアルミフィンや細部の部品を洗浄する。このミスト流の洗浄力により、アルミフィンや細部の部品に付着した汚れを隅々まで効率よく確実に除去することができる。
したがって、このシステムをアルミフィンの洗浄などに使用することにより、次のような格別な効果を奏することができる。
(a)薬液を不要として環境への負荷を可及的になくすことができる。
(b)ボイラーなど大型の設備を不要とし、作業に当たり、優れた機動性を発揮することができる。
(c)粉塵の発生がなく、その処理が不要である。
(d)汚れを完全に除去してアルミフィンなどの充分な機能回復効果を実現することができる。
(II)本考案の超高圧ウォータージェット洗浄システムでは、上記(2)の構成を備え、
ノズルの噴射孔の大きさ及び角度、ノズルヘッドの回転数、並びに超高圧水の圧力の相互の組み合わせ調整により、回転式ノズルから超高圧水をミストにして噴射し、これを被洗浄物に吹き付けるようにしたので、このシステムを例えばアルミフィンの洗浄に使用した場合、回転式ノズルから噴射されたミストはアルミフィンや細部の部品にその表面から、その間を通過し、裏側まで回りながら進行し、このようなミストの流れによってアルミフィンや細部の部品を洗浄する。このミスト流の洗浄力により、アルミフィンや細部の部品に付着した汚れを隅々まで効率よく確実に除去することができる。
したがって、このシステムをアルミフィンの洗浄などに使用することにより、次のような格別な効果を奏することができる。
(a)薬液を不要として環境への負荷を可及的になくすことができる。
(b)ボイラーなど大型の設備を不要とし、作業に当たり、優れた機動性を発揮することができる。
(c)粉塵の発生がなく、その処理が不要である。
(d)汚れを完全に除去してアルミフィンなどの充分な機能回復効果を実現することができる。
(1)作業員によるウォータージェットガン30を使った手作業(人力操作)のため、回転式ノズル40の複雑な動きも自在に行え、アルミフィンの狭隘部や複雑な面形状にも充分に対応することができる。また、ミストの不要な部位への噴射も容易に回避することができる。
(2)超高圧水をミストにしてアルミフィンを洗浄するので、アルミフィンに対する圧力を緩和して、アルミフィンを変形したり損傷したりすることなしに、アルミフィンに付着したスケールを完全に除去することができる。
(3)薬液を用いないので、環境への負荷を可及的になくすことができる。
(4)ボイラーなど大型の設備を不要とし、洗浄作業に当たり、優れた機動性を発揮することができる。
(5)粉塵の発生がなく、その処理が不要である。
(6)アルミフィンの汚れを隅々まで完全に除去して、アルミフィンの充分な機能回復効果を実現することができる。
(7)工事期間の短縮及び工事費用の低減を図ることができる。
(1)作業員によるウォータージェットガンを使った手作業(人力操作)のため、回転式ノズル50の複雑な動きも自在に行え、アルミフィンの狭隘部や複雑な面形状にも充分に対応することができる。また、ミストの不要な部位への噴射も容易に回避することができる。
(2)超高圧水をミストにしてアルミフィンを洗浄するので、アルミフィンに対する圧力を緩和して、アルミフィンを変形したり損傷したりすることなしに、アルミフィンに付着したスケールを完全に除去することができる。
(3)薬液を用いないので、環境への負荷を可及的になくすことができる。
(4)ボイラーなど大型の設備を不要とし、洗浄作業に当たり、優れた機動性を発揮することができる。
(5)粉塵の発生がなく、その処理が不要である。
(6)アルミフィンの汚れを隅々まで完全に除去して、アルミフィンの充分な機能回復効果を実現することができる。
(7)工事期間の短縮及び工事費用の低減を図ることができる。
(8)第1の実施の形態のシステム1に採用される回転式ノズル40に比べて、作業水の水量を増やすことができ、その分だけ洗浄力をさらに増大させることができる。このノズル50の場合、ほどんどの作業水がアルミフィンを洗浄方向に通り抜けるので、アルミフィンの洗浄を極めて効率よく行うことができる。
10 ウォータージェットポンプ設備
11 超高圧水供給装置
12 圧縮エアー供給装置
21 超高圧水供給ホース
22 圧縮エアー供給ホース
30 ウォータージェットガン
31 ガン本体
310 噴出管
311 超高圧水ホース接続部
312 エアーホース接続部
32 ガングリップ
40 回転式ノズル
41 ノズルヘッド
411 連結口
412 ノズル装着部
42 ノズル
420 オリフィス
50 回転式ノズル
51 ノズルヘッド
511 連結口
512 ノズル装着部
513 ヘッド本体
514 ノズル保持カバー
52 ノズル
520 噴射孔
Claims (2)
- 超高圧水供給部及び圧縮エアー供給部を有するウォータージェットポンプ設備と、エアー駆動の回転式ノズルを有し、前記ウォータージェットポンプ設備に超高圧水供給ホース及び圧縮エアー供給ホースを介して接続されて、前記圧縮エアーにより前記回転式ノズルを回転駆動し、当該回転式ノズルを通じて前記超高圧水を噴射するウォータージェットガンとを備え、
前記回転式ノズルは、前記ウォータージェットガンの超高圧水の噴出管に回転可能に連結されるノズルヘッドと、前記ノズルヘッドに装着される複数のノズルとからなり、前記ノズルヘッドは、基端に形成され、前記ウォータージェットガンの超高圧水の噴出管に連通可能な連結口、当該連結口から先端に向けて分岐して形成され、前記超高圧水を通すための複数の水流路、及び先端に当該先端の回転中心から異なる距離に形成され、前記水流路に連通可能な複数のノズル装着部を有し、前記各ノズルは超高圧水を噴射するための噴射孔をなすオリフィスを有し、前記ノズルヘッドの各ノズル装着部に装着され、
前記ノズルの数及び噴射孔の大きさ、前記ノズルヘッドの回転数、並びに前記超高圧水の圧力の組み合わせ調整により、前記回転式ノズルから前記超高圧水をミストにして噴射する、
ことを特徴とする超高圧ウォータージェット洗浄システム。 - 超高圧水供給部及び圧縮エアー供給部を有するウォータージェットポンプ設備と、エアー駆動の回転式ノズルを有し、前記ウォータージェットポンプ設備に超高圧水供給ホース及び圧縮エアー供給ホースを介して接続されて、前記圧縮エアーにより前記回転式ノズルを回転駆動し、当該回転式ノズルを通じて前記超高圧水を噴射するウォータージェットガンとを備え、
前記回転式ノズルは、前記ウォータージェットガンの超高圧水の噴出管に回転可能に連結されるノズルヘッドと、前記ノズルヘッドに装着されるノズルとからなり、前記ノズルヘッドは、基端に形成され、前記ウォータージェットガンの超高圧水の噴出管に連通可能な連結口、当該連結口から先端に向けて形成され、前記超高圧水を通すための水流路、及び先端側に形成され、前記水流路に連通可能なノズル装着部を有し、前記ノズルは基端側から先端側に向けて所定角度により末広がりの略扇形形状に形成され、超高圧水を噴射するための噴射孔を有し、前記ノズルヘッドのノズル装着部に装着され、
前記ノズルの噴射孔の大きさ及び角度、前記ノズルヘッドの回転数、並びに前記超高圧水の圧力の組み合わせ調整により、前記回転式ノズルから前記超高圧水をミストにして噴射する、
ことを特徴とする超高圧ウォータージェット洗浄システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010007006U JP3165175U (ja) | 2010-10-21 | 2010-10-21 | 超高圧ウォータージェット洗浄システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010007006U JP3165175U (ja) | 2010-10-21 | 2010-10-21 | 超高圧ウォータージェット洗浄システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3165175U true JP3165175U (ja) | 2011-01-06 |
Family
ID=54876479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010007006U Expired - Lifetime JP3165175U (ja) | 2010-10-21 | 2010-10-21 | 超高圧ウォータージェット洗浄システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3165175U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023022373A (ja) * | 2021-08-03 | 2023-02-15 | 和弘 長友 | カーエアコンの洗浄装置及びその方法 |
-
2010
- 2010-10-21 JP JP2010007006U patent/JP3165175U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023022373A (ja) * | 2021-08-03 | 2023-02-15 | 和弘 長友 | カーエアコンの洗浄装置及びその方法 |
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