JP2705424B2 - 樹脂複合部材、その中間材およびその製造方法 - Google Patents

樹脂複合部材、その中間材およびその製造方法

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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば車両用部材と
して使用される樹脂(ゴムを含む)と他の材料との複合
部材、この複合部材を製造するための中間材、およびそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モールディング等の車両用部材、その他
の部材として、金属等の剛性を有する基材に、樹脂部が
形成された樹脂複合部材が使用されている。
【0003】このような樹脂複合部材は、基材が所定の
横断面形状を有する場合、ロール成形、押出成形等によ
り横断面形状一定の長尺材からなる基材を形成し、この
基材を押出成形型、その他の成形型に供給して、樹脂部
を成形した中間材を、所定寸法に切断して製造される。
この場合、樹脂複合部材は所定の端末加工を行うため、
中間材の一部は不要な端材として切除され、廃棄処分さ
れる。
【0004】また中間材に曲げ加工等の加工を施す場
合、樹脂複合部材となる部分より長い寸法に切断して長
手方向の端末部をチャック等でつかんで加工を行い、チ
ャック等によりつかんだ部分は塑性変形するので、この
部分は一般的に切除され、廃棄処分される。
【0005】従来、このような端材は、不要材として廃
棄処分されていたが、省資源、環境保全等の観点から、
リサイクルして再使用することが要望されている。とこ
ろが、このような複合材はそのままでは再使用すること
ができず、樹脂部と基材とに分ける必要がある。
【0006】また樹脂複合部材においても、他の部材を
接合する部分等のように、樹脂部を必要としない部分が
ある。このような場合でも、基材に部分的に樹脂部を形
成できないため、全体にわたって樹脂部を形成した後、
不要な樹脂部を除去する場合がある。
【0007】ところで樹脂複合部材においては、使用中
に剥離等が発生しないように基材と樹脂部とは強固に固
着している必要があるため、接着剤等の固着材層を形成
したり、あるいはアイオノマー樹脂等の固着性を有する
樹脂により樹脂部を形成して、固着性を高めている。し
かるに基材と樹脂部の固着性を高めると、不要材から樹
脂部と基材を分離したり、あるいは樹脂複合材から不要
な樹脂部を除去することが困難になる。
【0008】従来このような樹脂部を除去する手段とし
て、樹脂部を削り取るようにした装置があるが(特開昭
58−209542号)、樹脂部と基材の界面に沿って
正確に分離することは困難である。
【0009】また基材のみの回収を目的とする場合は、
液体窒素のような超低温物質と接触させて、樹脂部をぜ
い化させ、衝撃力により粉砕する方法、あるいは加熱に
より樹脂部を燃焼する方法などが知られている。しかし
ながら、このような方法では、完全に樹脂部を除去する
のが困難であるほか、樹脂部の再利用ができないなどの
問題点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような問題点を解決するため、不要材となる部分の基
材および樹脂部を容易かつ完全に分離し、それぞれをリ
サイクルして再利用することが可能な樹脂複合部材、そ
の中間材およびその製造方法を提案することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は次の樹脂複合部
材、その中間材、およびその製造方法である。 (1)樹脂複合部材を形成できる大きさを有する基材
と、この基材に積層された樹脂部と、前記基材および樹
脂部間の実質的に樹脂複合部材の複合部となる領域に形
成された固着部と、前記基材および樹脂部間の実質的に
樹脂複合部材の複合部となる領域以外の領域に形成され
た非固着部とを有することを特徴とする樹脂複合部材用
中間材。 (2)固着部に固着材層が形成され、非固着部に固着材
層が形成されていないことを特徴とする上記(1)記載
の樹脂複合部材用中間材。 (3)固着部が樹脂の固着性により固着され、非固着部
に非固着材層が形成されていることを特徴とする上記
(1)記載の樹脂複合部材用中間材。 (4)樹脂複合部材を形成できる大きさを有する基材の
実質的に樹脂複合部材の複合部となる部分に、固着材層
を形成し、固着材層を形成した部分および形成しない部
分を含めて、前記基材に樹脂層を形成することを特徴と
する上記(1)記載の樹脂複合部材用中間材の製造方
法。 (5)樹脂複合部材を形成できる大きさを有する基材の
実質的に樹脂複合部材の複合部となる部分以外の部分
に、非固着材層を形成し、非固着材層を形成した部分お
よび形成しない部分を含めて、前記基材に固着性の樹脂
層を形成することを特徴とする上記(1)記載の樹脂複
合部材用中間材の製造方法。 (6)上記(1)ないし(3)のいずれかの樹脂複合部
材用中間材の固着部が形成された部分から、非固着部が
形成された部分が除去された樹脂複合部材。
【0012】本発明において、基材は、樹脂部を形成す
るための基部となるものであり、金属、硬質樹脂等の剛
性を有するものがあげられるが、これらに限定されな
い。樹脂部は、基材に積層されるもので、ゴム、合成樹
脂などにより形成される。
【0013】固着部は、基材と樹脂部の固着性が小さい
場合は、接着剤等の固着材層により形成され、基材と樹
脂部の固着性が大きい場合は樹脂部により形成される。
非固着部は、基材と樹脂部の固着性が小さい場合は、固
着材を介在させないことにより形成され、基材と樹脂部
の固着性が大きい場合は、離型剤、可剥性テープ等の非
固着材層により形成される。固着部が形成される領域
は、実質的に樹脂複合部材が形成される領域であればよ
く、樹脂複合部材が形成される領域と完全に一致してい
なくてもよい。
【0014】
【作用】本発明の樹脂複合部材用中間材は、樹脂複合部
材を形成できる大きさを有する基材の実質的に樹脂複合
部材の複合部となる部分に、固着材層を形成し、固着材
層を形成した部分および形成しない部分を含めて、前記
基材に樹脂層を形成するか、あるいは実質的に樹脂複合
部材の複合部となる部分以外の部分に、非固着材層を形
成し、非固着材層を形成した部分および形成しない部分
を含めて、前記基材に固着性の樹脂層を形成することに
より製造される。
【0015】本発明の樹脂複合部材は、上記により得ら
れた樹脂複合部材用中間材の固着部が形成された部分か
ら、非固着部が形成された部分を切除して製造される。
【0016】この場合、樹脂複合部材中間材は実質的に
樹脂複合部材の複合部となる領域に固着部が形成され、
それ以外の部分が非固着部となっているため、固着部が
形成された部分から、非固着部が形成された部分を切除
して樹脂複合部材を製造すると、切除された部分の基材
または/および樹脂部は容易に分離し、それぞれが別に
回収される。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面の実施例により説明す
る。図1は本発明を車両用モールディングに適用した実
施例の樹脂複合部材用中間材を示す斜視図、図2はその
A−A断面図、図3は図1の底面図である。
【0018】図において、1は中間材で、ほぼU字状の
横断面形状を有する金属板異形材からなる基材2と、そ
の内側に積層された合成樹脂の押出成形品からなる樹脂
部3とが、固着部4において接着剤等の固着材層5によ
り固着され、非固着部6では非固着状態になっている。
固着部4は実質的に樹脂複合部材7の複合部が形成され
る領域に形成され、非固着部6は他の領域に形成され
る。8は固着部4と非固着部6の境界線、9は切断線で
ある。
【0019】上記の中間材1は、光輝面を有するステン
レス鋼板、アルミニウム板などの金属板をロール成形等
により基材2を形成し、その固着部4となる部分に接着
剤塗布等により固着材層5を形成し、合成樹脂の押出成
形等により全体に樹脂部3を積層して製造される。
【0020】こうして製造された中間材1は切断線9で
切断し、非固着部6の形成された部分を利用して端末加
工したり、またはこの部分をチャックによりつかんで曲
げ加工等を行ったり、あるいはこの部分の樹脂部3を切
除して他の部材と接続したり、さらに必要により不要部
分を切除して、樹脂複合部材7を製造する。
【0021】上記の中間材1においては、固着部4にお
いて基材2と樹脂部3が固着しているため、製造された
樹脂複合部材7の基材2と樹脂部3は剥離しないが、非
固着部6では両者は非固着状態にあるから、境界線8で
樹脂部3および/または基材2を切断すると、基材2と
樹脂部3は容易かつ完全に分離する。
【0022】図4は前記中間材1の製造方法を示す系統
図である。
【0023】中間材1の製造方法は、まずアンコイラ1
1から金属ストリップ材12を送り出し、一方、ロール
13aから保護テープ14を送り出し、圧着ローラ15
により金属ストリップ材12の樹脂部3を形成しない側
に貼着する。そして粗化装置16においてスチールウー
ル等により、固着部4を形成する部分を粗化し、吸引装
置17において、ゴミ等の異物を除去した後、ロール成
形機18によりロール成形して、ほぼU字形の異形断面
形状を有する基材2を形成する。
【0024】こうして形成された基材2は、矯正装置1
9で矯正を行った後、固着部形成装置21において固着
材層5を形成し、ベーキング装置22においてベーキン
グを行う。固着材層5の形成は、ロータリエンコーダ等
の検出器23により、基材2の送り量を検出し、検出さ
れた送り量に対応して制御装置24から出力される制御
信号により、固着部形成装置21において、所定の位置
に、所定の長さおよび間隔となるように形成される。
【0025】こうして所定の位置に固着材層5を形成し
た基材2は、押出成形型25に導入し、図示しない押出
機から樹脂を押出して押出成形を行い、樹脂部3を積層
して、中間材1が製造される。このとき基材2の固着材
層5を形成した部分では、樹脂部3が基材2に固着され
て固着部4が形成され、固着材層5を形成しない部分は
非固着部6となる。
【0026】こうして製造された中間材1は、保護テー
プ14をロール13bに巻取り、冷却装置26で冷却し
た後、引取装置27により引取り、切断機28におい
て、制御装置24からの信号により、切断線9で切断さ
れる。
【0027】図5は固着部形成方法を示し、(a)では
駆動装置31によるシャッタ32の開閉、およびスプレ
ーガン33による接着剤34のスプレーを、制御装置2
4の信号により制御して行い、基材2の所定の位置に固
着材層5を形成する。(b)ではスプレーガン33によ
る接着剤34のスプレーをON−OFFし、マスク35
を通して基材2に固着材層5を形成する。(c)では、
電極36からコロナ放電37をON−OFFし、マスク
35を通して基材2に照射して(プラズマ処理)、基材
の所定部分を活性化し、固着材層5を形成する。なお、
この場合、上述の接着剤層のように別途の明白な層が形
成されるわけではなく、表面粗化と同様の一種の活性化
部分からなる固着材層が形成される。(d)では塗布ロ
ーラ38を矢印R方向に上下動させ、貯槽39からロー
ラ41、42により供給される接着剤34を基材2に塗
布して固着材層5を形成する。
【0028】図6は非固着部形成方法を示し、基材2が
金属で樹脂部3がアイオノマー樹脂のように金属に対し
て固着性を有する場合、非固着部6を形成するために、
離形剤層44を形成する。この場合、塗布ローラ38を
矢印S方向に上下動させ、貯槽39からローラ41、4
2により供給される離型剤45を基材2に塗布して離形
剤層44を形成する。また、この離形剤層44の形成
は、図5(a)および図5(b)に示すようなスプレー
方式も適用し得る。
【0029】図7は樹脂部3および/または基材2の切
断方法を示し、46はカッタ、47はダイである。
(a)では、切断線9で切断後、中間材1に軸線曲げな
どを加工した後に境界線8で樹脂部3および/または基
材2を切断する場合である。樹脂部3および基材2の両
方を切断する場合は、この部分で切断して樹脂複合部材
7を製造する。切断線9で切断後樹脂部3または基材2
のいずれか一方を切断する場合は、境界線8でいずれか
一方を切断後他の部材との接合、あるいは加工等が行わ
れる。
【0030】図7の(b)は境界線8より非固着部6側
で切断する場合を示し、(c)は境界線8より固着部4
側で固着する場合を示す。(c)のように境界線8より
固着部4側で切断する場合は、予め(b)のように非固
着部6側で切断した後、(c)のように固着部4側で切
断するのが好ましい。これにより非固着部6の大部分の
基材2と樹脂部3を容易に分離することができる。そし
て(c)で切断される境界線8付近の分離困難な部分を
少なくして、これを廃棄処分することができる。
【0031】図8は他の実施例による樹脂複合部材用中
間材を示す断面図、図9はその基材の斜視図、図10
(a)は製造方法を示す一部の系統図、図10(b)は
そのB−B断面図である。この実施例では、中間材1の
樹脂部3は押出成形ではなく、圧着により固着材層5を
介して基材2に固着し、固着部4を形成している。
【0032】この中間材1の製造方法は、図4の場合と
同様に、ロール成形等により基材2を成形し、図5
(a)〜(d)のようにして固着材層5を形成してもよ
いが、この実施例では図9に示すように、所定の部分に
固着材層5を形成した後、図10(a)および(b)に
示すように、ロール51からテープ状の樹脂部3を送り
出し、圧着ローラ52、53により圧着して、基材2に
固着する。このとき固着材層5がある部分では固着部4
が形成され、固着材層5がない部分では非固着部6が形
成される。下側の樹脂部3も同様に形成されるが、図示
は省略されている。
【0033】図11の(a)は別の実施例の中間材を示
す斜視図、(b)はそのC−C断面図、図12の(a)
はその基材の斜視図、(b)〜(d)はそのD−D断面
図である。この実施例の中間材1は、合成樹脂の射出成
形により形成されるものであり、製品としての樹脂複合
部材が、中間材1の所定の部分54の樹脂部3および/
または基材2を切除してマーク等の他の部材を接合する
ものと、他の部材を接合しないものとがある場合、部分
54に非固着部6を形成し、後にこの部分の基材2およ
び/または樹脂部3を切除する。
【0034】上記の中間材1の製造方法は、図4の場合
と同様に、ロール成形等により、あるいは金属板のプレ
ス成形により基材2を成形し、図12の(a)、(b)
に示すように、非固着部6となる部分54以外の部分に
固着材層5を形成する。このほか(c)に示すように非
固着部6を含めて固着材層5を形成し、部分54に離型
剤層44を形成するか、あるいは(d)に示すように部
分54に剥離テープ55を貼着し、剥離テープ55を含
めて固着材層5を形成した後剥離テープ55を剥離する
ことにより、非固着部6を形成する。その後これらの基
材2を射出成形型に挿入して射出成形を行い、樹脂部3
を形成する。こうして製造された中間材1の部分54の
樹脂部3および/または基材2を切除して、樹脂複合部
材7を製造する。
【0035】図13はさらに他の実施例の中間材を示す
斜視図である。この実施例の中間材1は、L字状の基材
2の外側に、樹脂部3が固着材層5により固着されて固
着部4が形成され、その側縁の中間部に非固着部6が形
成されており、切断線9で切断して樹脂複合部材7が形
成されるようになっている。
【0036】なお、前記実施例において、基材2、樹脂
部3等の形状、構造、材質等は限定されず、変更可能で
ある。また本発明は車両用部材として用いられるものに
適しているが、他の用途のものにも適用可能である。す
なわち、基材としては予め所定の長さに切断されたアル
ミニウム合金の押出材を使用することもでき、この場合
には、図2におけるロール成形機18および切断機28
は省略される。
【0037】
【発明の効果】本発明の樹脂複合部材用中間材によれ
ば、基材および樹脂部間の実質的に樹脂複合部材の複合
部となる領域に固着部を形成し、他の部分を非固着部と
したので、非固着部を切除して樹脂複合部材を得る際、
不要材の基材と樹脂部を容易かつ完全に分離することが
でき、それぞれをリサイクルして再利用することができ
る。
【0038】本発明の樹脂複合部材用中間材の製造方法
によれば、基材の実質的に樹脂複合部材の複合部となる
領域に固着材層を形成し、あるいは他の部分に非固着材
層を形成し、基材に樹脂部を積層するようにしたので、
前記のような樹脂複合部材用中間材を容易にかつ効率よ
く製造することができる。
【0039】本発明の樹脂複合部材は、基材と樹脂部間
に固着部が形成されているため、両者間に剥離を生ずる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の中間材の斜視図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1の底面図。
【図4】実施例の中間材の製造方法を示す系統図。
【図5】固着部形成方法を示し、(a)、(c)、
(d)は断面図、(b)は斜視図。
【図6】非固着部形成方法を示す断面図。
【図7】(a)、(b)、(c)は切断方法を示す断面
図。
【図8】他の実施例の中間材の断面図。
【図9】図8の基材の斜視図。
【図10】(a)は図8の中間材の製造方法を示す一部
の系統図、(b)はそのB−B断面図。
【図11】(a)は別の実施例の中間材の斜視図、
(b)はそのC−C断面図。
【図12】(a)は図11の基材の斜視図、(b)〜
(d)はそのD−D断面図。
【図13】さらに他の実施例の中間材を示す斜視図。
【符号の説明】
1 中間材 2 基材 3 樹脂部 4 固着部 5 固着材層 6 非固着部 7 樹脂複合部材 8 境界線 9 切断線 11 アンコイラ 12 金属ストリップ材 13a、13b、51 ロール 14 保護テープ 15、52、53 圧着ローラ 16 粗化装置 18 ロール成形機 21 固着部形成装置 23 検出器 24 制御装置 25 押出成形型 26 冷却装置 27 引取装置 28 切断機 31 駆動装置 32 シャッタ 33 スプレーガン 34 接着剤 35 マスク 36 電極 38 塗布ローラ 39 貯槽 41、42 ローラ 44 離型剤層 46 カッタ 47 ダイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29C 47/00 B29C 47/00 B29D 31/00 B29D 31/00 B29K 9:00 105:26 B29L 31:30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂複合部材を形成できる大きさを有す
    る基材と、 この基材に積層された樹脂部と、 前記基材および樹脂部間の実質的に樹脂複合部材の複合
    部となる領域に形成された固着部と、 前記基材および樹脂部間の実質的に樹脂複合部材の複合
    部となる領域以外の領域に形成された非固着部とを有す
    ることを特徴とする樹脂複合部材用中間材。
  2. 【請求項2】 固着部に固着材層が形成され、非固着部
    に固着材層が形成されていないことを特徴とする請求項
    1記載の樹脂複合部材用中間材。
  3. 【請求項3】 固着部が樹脂の固着性により固着され、
    非固着部に非固着材層が形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の樹脂複合部材用中間材。
  4. 【請求項4】 樹脂複合部材を形成できる大きさを有す
    る基材の実質的に樹脂複合部材の複合部となる部分に、
    固着材層を形成し、固着材層を形成した部分および形成
    しない部分を含めて、前記基材に樹脂層を形成すること
    を特徴とする請求項1記載の樹脂複合部材用中間材の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 樹脂複合部材を形成できる大きさを有す
    る基材の実質的に樹脂複合部材の複合部となる部分以外
    の部分に、非固着材層を形成し、非固着材層を形成した
    部分および形成しない部分を含めて、前記基材に固着性
    の樹脂層を形成することを特徴とする請求項1記載の樹
    脂複合部材用中間材の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれかの樹脂複合
    部材用中間材の固着部が形成された部分から、非固着部
    が形成された部分が除去された樹脂複合部材。
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