JP2704833B2 - 床下空間を利用した住宅 - Google Patents

床下空間を利用した住宅

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JP2704833B2
JP2704833B2 JP6109669A JP10966994A JP2704833B2 JP 2704833 B2 JP2704833 B2 JP 2704833B2 JP 6109669 A JP6109669 A JP 6109669A JP 10966994 A JP10966994 A JP 10966994A JP 2704833 B2 JP2704833 B2 JP 2704833B2
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郁夫 飯田
廣司 沖田
正文 松本
廣 釘宮
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株式会社飯田建築設計事務所
株式会社システム研創
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水平躯体部分から複数
の逆梁を上向きに突設し、逆梁によって囲まれた水平躯
体部分の上方にフロアを介して居住空間を形成してなる
住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】水平躯体部分から複数の逆梁を上向きに
突設した所謂逆梁構造を採用することにより物品の収納
に利用可能な床下空間を形成するものは、本出願人によ
り既に提案されている(例えば、特開平5−34008
1号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものはフロアに形成した開口部を介して床下空間に物品
を出し入れしているので、この開口部から手が届く範囲
にしか物品を収納することができず、大きな容積を持つ
床下空間全体を充分に活用することができなかった。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、床下空間を物品収納空間として充分に活用すること
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、水平躯体部分から複
数の逆梁を上向きに突設し、逆梁によって囲まれた水平
躯体部分の上方にフロアを介して居住空間を形成してな
る住宅において、リビングルームのフロアを構成する
動不能な固定フロアと、複数枚の畳を有して、リビング
ルームに隣接する和室の床面として使用されるスライド
可能な可動フロアと、前記和室の下方の、逆梁により画
成された床下空間をそのまま利用した物品収納部とを備
えてなり、可動フロアを、和室の床面として使用される
位置から、リビングルームの固定フロアに重なる位置ま
水平にスライドさせることにより物品収納部を開放す
ることを特徴とする。
【0006】また請求項2に記載された発明は、水平躯
体部分から複数の逆梁を上向きに突設し、逆梁によって
囲まれた水平躯体部分の上方にフロアを介して居住空間
を形成してなる住宅において、第1居住空間に移動不能
に設けられて中央に床下空間内に突出する凹部が形成さ
、スキップフロアを有するリビングルームの床面とし
て利用可能な第1固定フロアと、第1居住空間に隣接す
る第2居住空間に移動不能に設けられて中央に床下空間
内に突出する凹部が形成され、スキップフロアを有する
リビングルームの床面として利用可能な第2固定フロア
と、第1固定フロアの上面に重なる位置及び第2固定フ
ロアの上面に重なる位置間を水平にスライド可能であり
且つそのスライドによりスキップフロアを有するリビン
グルームの位置を任意に入れ換えることができる、床面
として利用可能な可動フロアとを備えてなり、可動フロ
アをスライドさせることにより該可動フロアと第1固定
フロアの凹部又は第2固定フロアの凹部との間に物品収
納部を形成することを特徴とする。
【0007】また請求項3に記載された発明は、請求項
1又は2の構成に加えて、可動フロアが人力によりスラ
イド可能であることを特徴とする。
【0008】また請求項4に記載された発明は、請求項
1又は2の構成に加えて、可動フロアが駆動源によりス
ライド可能であることを特徴とする。
【0009】また請求項5に記載された発明は、請求項
2の構成に加えて、固定フロアに、該固定フロアの壁部
から凹部に引き出される引出しを設けたことを特徴とす
る。
【0010】また請求項6に記載された発明は、請求項
2の構成に加えて、固定フロアに、固定フロアの壁部か
ら凹部に引き出されるテーブルを設けたことを特徴とす
る。
【0011】また請求項7に記載された発明は、請求項
1又は2の構成に加えて、可動フロアに物品収納部内に
突出する掘り炬燵を設けたことを特徴とする。
【0012】更に請求項8に記載された発明は、請求項
2の構成に加えて、可動フロアは和室の床面として利用
可能であり、その可動フロアには押入れ及び床の間が一
体に設けられることを特徴とする
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0014】図1〜図10は本発明の第1実施例を示す
もので、図1は住宅の平面図、図2は図1の2−2線断
面図、図3は可動フロアの平面図、図4は図3の4−4
線断面図、図5は図4の要部拡大図、図6〜図10は第
1実施例の使用例を示す斜視図である。
【0015】図1及び図2に示すように、コンクリート
スラブよりなる集合住宅の躯体Sは、水平方向に延びて
建物を上下複数の階層に区画する水平躯体部分Shと、
鉛直方向に延びて隣接する水平躯体部分Sh間を相互に
接続する鉛直躯体部分Sとを備える。
【0016】水平躯体部分Shには、その上面に複数の
逆大梁1…と、該逆大梁1…よりも高さが僅かに低い複
数の逆小梁2…とを上向きに一体に突設した所謂逆梁構
造が採用されている。逆大梁1…は1戸の居住部分の外
周を囲むように形成され、また逆小梁2…は逆大梁1…
間を相互に連結するように格子状に形成される。逆大梁
1…及び逆小梁2…の側面と水平躯体部分Shの上面と
によって、複数の床下空間3…が画成される。
【0017】鉛直躯体部分Svは柱4…と外壁5…と内
壁6…とから構成されており、一方の外壁5の外側には
バルコニー7が形成されるとともに、他方に外壁5の外
側には通路8が形成される。
【0018】居住部分には、第1居住空間9を構成する
リビングルームと、第2居住空間10を構成する和室と
が隣接して形成される。第1居住空間9のフロアを構成
する固定フロア11は所謂スキップフロアであり、その
中央に形成された凹部111は高さ約30cmの段状の
壁部112 を介して外周部113 よりも低くなってい
る。即ち、固定フロア11の凹部111 は前記床下空間
3の内部に下向きに突出するように形成される。固定フ
ロア11は、逆大梁1及び逆小梁2の互いに対向する側
面間に架設した複数の大引12…の上面に支持される。
【0019】固定フロア11の壁部112 には、ダイニ
ングルーム13の下方の床下空間3から固定フロア11
の凹部111 に向けて引き出される3個の引出し14…
が設けられており、これにより床下空間3の有効利用が
図られる。
【0020】次に、図3及び図4を参照して前記第2居
住空間10の構造を説明する。
【0021】第2居住空間10は周囲よりも一段高い可
動フロア15を備える。可動フロア15は正方形の枠状
に形成されたカマチ16と、カマチ16の内側に嵌合す
るように固定された金属ハニカム構造の基板17と、基
板17の上面に載置された複数枚の畳18…とを備え
る。可動フロア15の下方には、逆大梁1及び逆小梁2
…によって画成された床下空間3をそのまま利用した、
高さが約50cmの物品収納部19が形成される。尚、
第2居住空間10に隣接する洋室20との間に形成され
た押入れ21及び床の間22は固定されている。
【0022】可動フロア15のカマチ16の下面両側縁
には床面を転動する各7個のローラ23…が設けられる
とともに、下面前縁には床面を転動する2個のローラ2
3,23が設けられる。また、基板17の下面後部両側
縁には、物品収納部19の側壁191 ,191 を転動す
る各3個のローラ24…がブラケットを介して設けられ
る。
【0023】而して、可動フロア15は通常は図1に実
線で示す位置にあって押入れ21及び床の間22に接続
しており、第2居住空間10としての和室の床面として
使用される。物品収納部19に物品を出し入れすべく可
動フロア15を人力で押して図1に二点鎖線で示す位置
まで水平にスライドさせて固定フロア11の上面に重ね
合わせると、可動フロア15の下方に物品収納部19が
大きく開放される。可動フロア15は床面を転動するロ
ーラ23…により軽い力でスライドすることができ、ま
た物品収納部19の側壁191 ,191 を転動するロー
ラ24…により位置ずれを規制される。
【0024】このように、可動フロア15を固定フロア
11の上面に重なる位置までスライドさせることにより
物品収納部19を大きく開放することができるので、大
容積の物品収納部19の内部空間を有効に利用するとと
もに物品の出し入れを容易に行うことが可能になる。
【0025】図6に示すように、物品収納部19には種
々の小物物品を収納することが可能であるが、それ以外
の様々な用途に使用することができる。例えば、図7に
示すように玩具を並べて子供の遊び場として使用するこ
とが可能であり、また図8に示すようにベッドを置いて
夜間に寝室として使用することも可能である。
【0026】更に、図9及び図10に示すように前記3
つの引出し14…のうちの1つを高さが調節可能なテー
ブル35と置き換えれば、そのテーブル35を固定フロ
ア11の壁部112 から凹部111 に引き出して適切な
高さに調節し、食事等に使用することができる。この場
合、固定フロア11の外周部113 を椅子代わりに利用
して腰掛けることができる。
【0027】また、可動フロア15を第2居住空間10
に位置させれば、その下方の物品収納部19を利用して
掘り炬燵36を設けることができる。
【0028】次に、図11〜図16に基づいて本発明の
第2実施例を説明する。図11は住宅の平面図、図12
は図11の12−12線断面図、図13は可動フロアの
平面図、図14は図13の14−14線断面図、図15
は図14の15−15線拡大断面図、図16は図15の
16−16線矢視図である。尚、この第2実施例におい
て、前記第1実施例に部材に対応する部材には同一の符
号が付してある。
【0029】第2実施例は第2居住空間10の可動フロ
ア15の下部(第1実施例の物品収納部19の位置)に
第2固定フロア25を備えており、従って第2実施例で
は第1実施例の固定フロア11に対応する第1固定フロ
ア11と新たな第2固定フロア25とが相互に隣接して
配置される。第2固定フロア25は第1固定フロア11
と同一の構造を有するもので、凹部251 と壁部252
と外周部253 と引出し14…を備える。
【0030】可動フロア15はカマチ16、基板17及
複数枚の畳18…より構成され、この可動フロア15
には押入れ21及び床の間22が一体に設けられる。可
動フロア15は複数個のローラ23…によって床面上に
支持されており、駆動源としての減速機付きモータ26
により移動する。即ち、図15及び図16から明らかな
ように、外壁5の内面下縁に沿って設けた幅木34に埋
め込んだ合成樹脂製のラック27に前記減速機付きモー
タ26の出力軸28に設けたピニオン29が噛合し、更
に幅木34に前記ラック27と平行に埋め込んだガイド
レール30に可動フロア15の側面に設けた2個のスラ
イダ31,31が摺動自在に嵌合する。ガイドレール3
0は断面コ字状に形成されており、スライダ31,31
に循環可能に設けた複数個のボール311 …が前記ガイ
ドレール30の内面を転動することにより、可動フロア
15は小さな摩擦抵抗でスムーズに案内される。可動フ
ロア15に減速機付きモータ26を設けたことにより、
押入れ21に物品を収納して重くなった可動フロア15
を容易にスライドさせることができる。
【0031】而して、可動フロア15が図11に実線で
示した位置にあるとき、第1固定フロア11がスキップ
フロアを有するリビングルームの床面として利用可能で
あり、可動フロア15が和室の床面として利用可能であ
る。このとき、可動フロア15と第2固定フロア25と
が上下に重なることにより、可動フロア15の下面と第
2固定フロア25の凹部251 との間に物品収納部32
が画成される。
【0032】リビングルームの位置と和室の位置とを入
れ換えるべく減速機付きモータ26を駆動すると、ガイ
ドレール30に摺動自在に嵌合するスライダ31,31
に案内された可動フロア15がラック27及びピニオン
29の噛合により走行し、図11に二点鎖線で示す位置
へと移動する。その結果、今度は第2固定フロア25が
スキップフロアを有するリビングルームの床面として利
用可能となり、押入れ21及び床の間22を一体に有す
る可動フロア15が和室として利用可能となる。そし
て、可動フロア15と第1固定フロア11とが上下に重
なることにより、可動フロア15の下面と第1固定フロ
ア11の凹部111 との間に物品収納部33が画成され
る。
【0033】このように、第2実施例によればリビング
ルーム及び和室の位置を任意に入れ換えることができ、
その際に可動フロア15の下部に物品収納部32又は物
品収納部33を形成することができる。また、可動フロ
ア15の移動は減速機付きモータ26により容易に行う
ことができ、しかも物品を出し入れする際に物品収納部
32,33を大きく開放することができる。
【0034】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0035】例えば、第1実施例の可動フロア15を人
力でスライドさせる代わりに駆動源でスライドさせるこ
とができ、第2実施例の可動フロア15を駆動源でスラ
イドさせる代わりに人力でスライドさせることができ
る。また、第1実施例において、固定フロア11は必ず
しも凹部111 を備える必要はなく、平坦であっても良
い。また、第2実施例において、固定フロア11,25
に引出し14…だけでなくテーブル35を設けることが
でき、更に可動フロア15に物品収納部32,33を利
用して掘り炬燵36を設けることもできる。また、本発
明は集合住宅に限定されず、戸建住宅に対しても適用す
ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、リビングルームのフロアを構成する移動不
能な固定フロアと、複数枚の畳を有して、リビングルー
に隣接する和室の床面として使用されるスライド可能
な可動フロアと、前記和室の下方の、逆梁により画成さ
れた床下空間をそのまま利用した物品収納部とを備えて
おり、複数枚の畳を有する可動フロアを、和室の床面と
して使用される位置から、リビングルームの固定フロア
に重なる位置まで水平にスライドさせることによ り物品
収納部を大きく開放できるようにしたので、逆梁により
画成された床下空間をそのまま利用した大容積の物品収
納部の内部空間を有効に利用すると共に物品の出し入れ
を容易に行うことが可能となる。
【0037】また請求項2に記載された発明によれば、
第1居住空間に移動不能に設けられて中央に床下空間内
に突出する凹部が形成され、スキップフロアを有するリ
ビングルームの床面として利用可能な第1固定フロア
と、第1居住空間に隣接する第2居住空間に移動不能に
設けられて中央に床下空間内に突出する凹部が形成さ
、スキップフロアを有するリビングルームの床面とし
て利用可能な第2固定フロアと、第1固定フロアの上面
に重なる位置及び第2固定フロアの上面に重なる位置間
水平にスライド可能であり且つそのスライドによりス
キップフロアを有するリビングルームの位置を任意に入
れ換えることができる、床面として利用可能な可動フロ
アとを備えているので、可動フロアと第1固定フロアの
凹部との間又は可動フロアと第2固定フロアの凹部との
間に物品の出し入れが容易な大容積の物品収納部を形成
することができ、しかも可動フロアの位置をスライド
動させることにより、第1固定フロアの凹部又は第2固
定フロアの凹部を覆って、スキップフロアを有するリビ
ングルームの位置を任意に入れ換えることができ、
1,第2居住空間の雰囲気を変えることができる。
【0038】また請求項3に記載された発明によれば、
可動フロアを人力によりスライドさせることにより、コ
ストを削減することができる。
【0039】また請求項4に記載された発明によれば、
可動フロアを駆動源によりスライドさせることにより、
重量の大きい可動フロアであっても容易に移動させるこ
とができる。
【0040】また請求項5に記載された発明によれば、
固定フロアに、該固定フロアの壁部から凹部に引き出さ
れる引出しを設けたことにより、床下空間を一層有効に
利用することができる。
【0041】また請求項6に記載された発明によれば、
固定フロアに、該固定フロアの壁部から凹部に引き出さ
れるテーブルを設けたことにより、床下空間を一層有効
に利用することができる。
【0042】また請求項7に記載された発明によれば、
可動フロアに物品収納部内に突出する掘り炬燵を設けた
ことにより、集合住宅においても掘り炬燵の使用が可能
となる。
【0043】また請求項8に記載された発明によれば、
押入れ及び床の間が一体に設けられる可動フロアが、第
1固定フロアの上面に重なり和室の床面として利用可能
な位置、及び第2固定フロアの上面に重なり和室の床面
として利用可能な位置間を水平にスライドすることによ
り、スキップフロアを有するリビングルーム及び和室の
位置を任意に入れ換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例による住宅の平面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】可動フロアの平面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図4の要部拡大図
【図6】第1実施例の使用例を示す斜視図
【図7】第1実施例の使用例を示す斜視図
【図8】第1実施例の使用例を示す斜視図
【図9】第1実施例の使用例を示す斜視図
【図10】第1実施例の使用例を示す斜視図
【図11】第2実施例による住宅の平面図
【図12】図11の12−12線断面図
【図13】可動フロアの平面図
【図14】図13の14−14線断面図
【図15】図14の15−15線拡大断面図
【図16】図15の16−16線矢視図
【符号の説明】
1 逆大梁(逆梁) 2 逆小梁(逆梁) 3 床下空間 9 第1居住空間 10 第2居住空間 11 固定フロア(第1固定フロア) 111 凹部 112 壁部 14 引出し 15 可動フロア 19 物品収納部 25 第2固定フロア 251 凹部 252 壁部 26 減速機付きモータ(駆動源) 32 物品収納部 33 物品収納部 35 テーブル 36 掘り炬燵
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 釘宮 廣 大分県大分市大字田尻1030番地の47 (56)参考文献 特開 平4−198623(JP,A) 実開 昭63−106847(JP,U) 実開 昭58−141047(JP,U) 特公 昭48−37707(JP,B1)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平躯体部分(Sh)から複数の逆梁
    (1,2)を上向きに突設し、逆梁(1,2)によって
    囲まれた水平躯体部分(Sh)の上方にフロア(11,
    15)を介して居住空間(9,10)を形成してなる住
    宅において、リビングルーム(9)のフロアを構成する 移動不能な固
    定フロア(11)と、複数枚の畳(18…)を有して、リビングルーム(9)
    に隣接する和室(10)の床面として使用されるスライ
    ド可能な可動フロア(15)と、前記和室 (10)の下方の、逆梁(1,2)により画成
    された床下空間(3)をそのまま利用した物品収納部
    (19)とを備えてなり、 可動フロア(15)を、和室(10)の床面として使用
    される位置から、リビングルーム(9)の固定フロア
    (11)に重なる位置まで水平にスライドさせることに
    より物品収納部(19)を開放することを特徴とする、
    床下空間を利用した住宅。
  2. 【請求項2】 水平躯体部分(Sh)から複数の逆梁
    (1,2)を上向きに突設し、逆梁(1,2)によって
    囲まれた水平躯体部分(Sh)の上方にフロア(11,
    15)を介して居住空間(9,10)を形成してなる住
    宅において、 第1居住空間(9)に移動不能に設けられて中央に床下
    空間(3)内に突出する凹部(111 )が形成され、ス
    キップフロアを有するリビングルームの床面として利用
    可能な第1固定フロア(11)と、 第1居住空間(9)に隣接する第2居住空間(10)に
    移動不能に設けられて中央に床下空間(3)内に突出す
    る凹部(251 )が形成され、スキップフロアを有する
    リビングルームの床面として利用可能な第2固定フロア
    (25)と、 第1固定フロア(11)の上面に重なる位置及び第2固
    定フロア(25)の上面に重なる位置間を水平にスライ
    ド可能であり且つそのスライドによりスキップフロアを
    有するリビングルームの位置を任意に入れ換えることが
    できる、床面として利用可能な可動フロア(15)とを
    備えてなり、 可動フロア(15)をスライドさせることにより該可動
    フロア(15)と第1固定フロア(11)の凹部(11
    1 )又は第2固定フロア(25)の凹部(251 )との
    間に物品収納部(32,33)を形成することを特徴と
    する、床下空間を利用した住宅。
  3. 【請求項3】 可動フロア(15)が人力によりスライ
    ド可能であることを特徴とする、請求項1又は2記載の
    床下空間を利用した住宅。
  4. 【請求項4】 可動フロア(15)が駆動源(26)に
    よりスライド可能であることを特徴とする、請求項1又
    は2記載の床下空間を利用した住宅。
  5. 【請求項5】 固定フロア(11,25)に、該固定フ
    ロア(11,25)の壁部(112 ,252 )から凹部
    (111 ,251 )に引き出される引出し(14)を設
    けたことを特徴とする、請求項2記載の床下空間を利用
    した住宅。
  6. 【請求項6】 固定フロア(11,25)に、該固定フ
    ロア(11,25)の壁部(112 ,252 )から凹部
    (111 ,251 )に引き出されるテーブル(35)を
    設けたことを特徴とする、請求項2記載の床下空間を利
    用した住宅。
  7. 【請求項7】 可動フロア(15)に物品収納部(1
    9,32,33)内に突出する掘り炬燵(36)を設け
    たことを特徴とする、請求項1又は2記載の床下空間を
    利用した住宅。
  8. 【請求項8】 可動フロア(15)は和室の床面として
    利用可能であり、その可動フロア(15)には押入れ
    (21)及び床の間(22)が一体に設けられることを
    特徴とする、請求項2記載の床下空間を利用した住宅。
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