JPH0126644Y2 - - Google Patents

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JPH0126644Y2
JPH0126644Y2 JP1984086350U JP8635084U JPH0126644Y2 JP H0126644 Y2 JPH0126644 Y2 JP H0126644Y2 JP 1984086350 U JP1984086350 U JP 1984086350U JP 8635084 U JP8635084 U JP 8635084U JP H0126644 Y2 JPH0126644 Y2 JP H0126644Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、一般住宅や集合住宅等の建築物の
室内に収納される収納物の収納装置に係り、特
に、室の天井、床下等の空き空間を有効に利用し
て、室内空間を広く利用することができるような
物品等の収納装置に関する。
〔従来の技術〕
近年の都市住宅は、地価の高騰のために年々狭
くなり、また、マンシヨン等の集合住宅において
は高層化の傾向にある。一方、家具等の個人の所
有物については、一人当りのの所有量は増える傾
向にあり、この収納方向については、占める床面
積に対して収容率の高いさまざまなユニツト収納
家具や棚、タンス等が製造されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、大半の住宅においては、収納ス
ペースが不足しているのが実情である。また、最
近のレジヤー文化に伴ない、年に数回しか使用し
ないレジヤー用品(スキー、ゴルフクラブ等)が
収納スペースの大きな割合を占めていて邪魔にな
ることも多い。
更にまた、収納家具を置くスペースはあるが、
窓やドア等があるため、棚、タンス等を置けない
などの問題もある。
この考案の目的とするところは、前記従来の問
題を解決するものであつて、建物の床下、天井裏
等の通常使用されない水平な空き空間を有効利用
することにより、室内に常置される収納家具、
棚、タンス等を室内から除き、収納されている物
品を必要なときだけ取出し、もつて室内空間を広
くし、建物の有効利用を図るというものである。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、この考案の
物品等の収納装置は次の(a)〜(i)の各構成を備えた
ものとしている。
(a) 構築物の水平な空き空間に水平に架設され且
つフツクを備えたループ状のチエン。
(b) 前記ループ状のチエンの一端に上下何れかの
端部が臨み且つ中央部が構築物の室内に臨んで
垂直に架設され更にフツクを備えたループ状の
チエン。
(c) 外側に前記何れかのチエンのフツクに夫々係
止される係止部を有し且つ内部に物品等を収納
する収納体。
(d) 前記両チエンを個別に往復駆動する2つの回
転駆動装置。
(e) 前記収納体が前記水平なチエンにより移動さ
れて前記垂直なチエンに係止する位置に至つた
ことを検出する第1スイツチ。
(f) 前記収納体が前記垂直なチエンにより移動さ
れて前記水平なチエンに係止する位置に至つた
ことを検出する第2スイツチ。
(g) 前記両回転駆動装置に個別に取付けられ且つ
一方のチエンから収納体を受け渡された他方の
チエンの回転駆動装置がその収納体を1ピツチ
分駆動したことを検出するセンサ。
(h) 収納体を室内に取出す取出しボタン及び収納
体を空き空間に収容する収容ボタン。
(i) 前記各回転駆動装置と、各スイツチと、各セ
ンサと、各ボタンとに連結されて、取出しボタ
ンの操作時に水平なチエンの回転駆動装置を駆
動させ、前記第1スイツチからの収納体到着の
検出信号により前記回転駆動装置を停止させる
一方、前記垂直なチエンの回転駆動装置が、対
応するセンサから収納体の1ピツチ移動の検出
信号を入力するまで垂直なチエンを駆動させ、
また収容ボタンの操作時に垂直なチエンの回転
駆動装置を駆動させ、前記第2スイツチからの
収納体の到着の検出信号により垂直なチエンの
前記回転駆動装置を停止させる一方、前記水平
なチエンの回転駆動装置が、対応するセンサが
収納体の1ピツチ分移動の検出信号を入力する
まで水平なチエンを駆動させるように制御する
制御装置。
〔作用〕
取出しボタンを操作すると、水平なチエンの回
転駆動装置により水平なチエンが駆動して、これ
に係止する収納体が水平移動される。収納体が水
平移動して垂直なチエンに係止される位置に至る
と、これを第1スイツチが検出してその信号を制
御装置に出力する。制御装置は前記信号の入力に
より水平なチエンの回転駆動装置を停止させる一
方、前記垂直なチエンの回転駆動装置を作動させ
て前記収納体を垂直方向に移動させる。収納体が
垂直方向に収納体の1ピツチ分だけ移動すると、
これをセンサが検出してその検出信号を制御装置
に出力し、制御装置はその入力信号により前記垂
直なチエンの回転駆動装置を停止させる。収納体
の前記垂直方向の移動によつて、収納体は構造物
の室内に至るから、この収納体に物品等を出し入
れすることができる。収納体が複数ある場合に
は、取出しボタンの操作により前記動作を繰り返
して、各収納体を室内に段状に取出すことができ
る。
収納体を室内から空き空間に収容するときには
収容ボタンを操作する。すると、垂直なチエンの
回転駆動装置が前記とは逆回転して、垂直なチエ
ンが前記とは逆に収納体を移動させ、この収納体
が水平なチエンに係止される位置に至ると、これ
を第2スイツチが検出してその信号を制御装置に
出力する。制御装置はこの信号入力により垂直な
チエンの回転駆動装置を停止させる。この位置で
は収納体はすでに水平な空き空間にあるが、収納
体が垂直なチエンに複数係止されている場合に
は、さらに前記水平なチエンの回転駆動装置を作
動させて前記収納体を水平方向に移動させる。収
納体が水平方向に収納体の1ピンチ分だけ移動す
ると、これをセンサが検出してその検出信号を制
御装置に出力し、制御装置はその入力信号により
前記水平なチエンの回転駆動装置を停止させ、次
いで垂直なチエンを前記同様に作動させて、これ
に係止されている後続の収納体を水平な空き空間
に移動させ、これを必要回数繰り返す。これによ
り各収納体は水平な空き空間に収容される。
〔実施例〕
次に、この考案を実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図乃至第4図は、この考案に係る物品等の
収納装置の一実施例を示したものである。なお、
図中、同一符号のものは同一のものを示す。
第1図は、床式の物品等の収納装置の断面図を
示すものであつて、4つの収納体としての収納箱
3a,3b,3c,3dが、不使用時に、構築物
としての一般住宅における室の床下の空間1に位
置し、使用時に前記構築物の室内2の所定の場所
に移動する。この4つの収納箱3a,3b,3
c,3dは、左右方向に移動する動力伝達装置4
及び上下方向に移動する動力伝達装置5により移
動するものである。
そして、この動力伝達装置4は、収納箱3a,
3b,3c,3dの両側面にそれぞれ配置される
ものであり、収納箱3a,3b,3c,3dを上
下方向に移動する動力伝達装置5は、収納箱3
a,3b,3c,3dの表面の、幅方向の両端に
それぞれ配置されている。
なお、収納箱3a,3b,3c,3dを左右方
に移動する2つの動力伝達装置4,4(一方は図
示せず)は、室内2の床1aの下にこれにほぼ平
行に配置されるものであるが、収納箱3a,3
b,3c,3dを上下方向に移動する2つの動力
伝達装置5,5(一方は図示せず)は、室内2の
壁面の7の内側にこれにほぼ平行に配置されてい
る。
そして、この壁面7の内側に配置される2つの
動力伝達装置5,5の壁面7は、収納箱3a,3
b,3c,3dが床1aの下の空間にある時は、
カバーによつて覆われ、他の壁面と同一面を保つ
ものである。そして、このカバーは、収納箱の上
下方向の移動に対応して、これに連動し、上下に
移動する。
さて、4つの収納箱3a,3b,3c,3d
は、第2図に示すように幅方向に長い箱体であつ
て、収納箱3a,3b,3c,3dの両側面1
0,10には、収納箱3a,3b,3c,3dを
前後方向に移動するための係止部材11,11が
取り付けられている。そして、収納箱3a,3
b,3c,3dの裏面12には、収納箱3a,3
b,3c,3dを上下方向に移動するための2つ
のフツク13,13が取り付けられる。
次に、収納箱3a,3b,3c,3dを左右方
向に移動する動力伝達装置4,4は、収納箱3
a,3b,3c,3dの両側面10,10に取り
付けた係止部材11,11に係合する4つのフツ
ク20を備えたループ状のチエン21と、このル
ープ状のチエン21の内側の両端に配置したスプ
ロケツト22,22と、このスプロケツト22,
22を回転する回転駆動装置としてのモータ23
と、収納箱3a,3b,3c,3dの両側面にそ
れぞれ取り付けた一対の車輪24,24を案内す
るガイドレール25とを備えている。ところで、
一対の車輪24,24は、ゴム等の弾性材料から
成る。
また、収納箱3a,3b,3c,3dを上下方
向に移動する動力伝達装置5,5は、収納箱3
a,3b,3c,3dの裏面12に取り付けた係
止部材13,13に係合する4つのフツク26を
備えたループ状のてチエン27と、このループ状
のチエン27の内側の両端に配置したスプロケツ
ト28,28と、このスプロケツト28,28を
回転する回転駆動装置としてのモータ29を備え
ている。
なお、この床1aに対しほぼ水平に配置される
ループ状のチエン21,21に備えられる4つの
フツクと、壁面7に対しほぼ垂直に配置されるル
ープ状のチエン27,27に備えられる4つのフ
ツク26は、それぞれ所定の間隔を置いて取り付
けられるものである。
また、収納箱3a,3b,3c,3dの両側1
0,10の裏面側の下端部には、収納箱3a,3
b,3c,3dが、壁面7に対しほぼ垂直に配置
されるループ状のチエン27,27に接触するの
を防ぐ、緩衝部材としての一対のローラ14,1
4(第2図参照)が取り付けられる。
なお、床1aの下の空間1に位置する収納箱3
a,3b,3c,3dの壁面7側の収納箱3aに
は、床1aと一体となる蓋体1bが取り付けられ
る。
ところで、この物品等の収納装置の移動機構
は、制御装置30を備える。
制御装置30は、収納箱3a,3b,3c,3
dの左右方向の移動及び上下方向の移動を制御す
るものである。このことのために、収納箱3a,
3b,3c,3dを左右方向に移動する動力伝達
機構4,4には、モータの回転数を読み取るセン
サ31と、収納箱3a,3b,3c,3dの左右
方向の移動を制御する第1のスイツチをなすリミ
ツトスイツチ32とが配置される。一方、収納箱
3a,3b,3c,3dを上下方向に移動する動
力伝達機構5,5には、モータの回転数を読み取
るセンサ33と、収納箱3a,3b,3c,3d
の上下方向の移動を制御する第2スイツチをなす
リミツトスイツチ34とが配置される。
なお、この移動機構では、室内に第3図に示す
押しボタン集合スイツチ40が備えられる。この
押しボタン集合スイツチ40は、制御装置30に
接続されるものである。図中、41は電源の入切
用スイツチである。そして、42は押している間
のみ収納箱3a,3b,3c,3dが室内に上昇
するスイツチ(取出しスイツチ)であり、43は
押している間のみ収納箱3a,3b,3c,3d
が室内から下降するスイツチ(収容スイツチ)で
ある。
以上のように構成した移動収納装置は、室の床
1a下の空間1に位置する収納箱3a,3b,3
c,3dを室内2の所定の場所に移動する場合に
は、まず押しボタン集合スイツチ40の上昇ボタ
ン42を押す。
上昇ボタン42を押すことにより、信号に応じ
て制御装置30が動作して、所定の制御信号によ
り収納箱3a,3b,3c,3dを上下方向に移
動する動力伝達装置5のモータ29が始動し、こ
れに伴ないモータ29と連動するスプロケツト2
8の一方が回転してループ状のチエン27が動
く。そして、ループ状のチエン27に所定の間隔
を置いて取り付けた4つのフツク26が、収納箱
3a,3b,3c,3dの裏面12の2つの係止
部材13,13に係合する。収納箱3a,3b,
3cの上方への移動は、まず、床1aと一体とな
る蓋体16が取り付けられた収納箱3aを上方に
移動する。そして、この収納箱3aが、床上の位
置の高さだけ上昇したところで制御装置30の制
御によりモータ29が停止し、収納箱3aの上昇
が停止する。
次に、制御装置30からの制御信号により収納
箱3a,3b,3c,3dを左右方向に移動する
動力伝達装置4のモータ23が始動し、これに伴
いモータ23と連動するスプロケツト22が回転
し、ループ状のチエン21が動く。そして、ルー
プ状のチエン21に所定の間隔を置いてとり付け
た3つのフツク20が、床1aの下の3つの収納
箱3b,3c,3dを壁面7方向に移動し、上方
に移動した収納箱3aの隣に配置されていた収納
箱3bの裏面12の係止部材13,13が、収納
箱3a,3b,3c,3dを上下方向に移動する
動力伝達装置5のフツク26に係合される位置ま
でくると、この位置の所定の場所に取り付けられ
たリミツトスイツチ32が“ON”して、制御装
置30がこの信号を受けて、モータ22に対する
制御信号が停止されて、モータ22が停止する。
そして制御装置30により再び収納箱3a,3
b,3c,3dを上下方向に移動する動力伝達装
置5のモータ29が回転して収納箱3bが上昇す
る。このようにして逐次収納箱3a,3b,3
c,3dが上昇して室内側の所定の位置に移動す
ることになる。
第4図は、このようにして室内側に移動した収
納箱3a,3b,3c,3dを示したものであ
る。4つの収納箱3a,3b,3c,3dは、そ
れぞれの裏面に取り付けた一対の係止部材13,
13が、動力伝達装置5のループ状のチエン27
に取り付けたフツク26に係合された状態で室内
に静置される。
この収納箱4a,4b,4c,4dは、取つ手
50を持つて表板51を手前に90゜倒して、収納
物を中に収納するものである。
次に、室内2の所定の場所に位置する収納箱3
a,3b,3c,3dを室の床下の空間1内に移
動する場合には、押しボタン集合スイツチ40の
下降ボタン43を押す。
下降ボタン43を押すことにより、収納箱3
a,3b,3c,3dを上下方向に移動する動力
伝達装置5のモータ29が、収納箱3a,3b,
3c,3dの上昇時とは逆方向に回転する。
そして、室内2の所定の場所に配置された収納
箱3a,3b,3c,3dが下方に移動し、最下
位に位置する収納箱3dの両側面10,10の係
止部材11,11が、収納箱3a,3b,3c,
3dを左右方向に移動する動力伝達装置4のフツ
ク20に係合される位置までくると、この位置の
所定の場所に取り付けられたリミツトスイツチ3
4が“ON”して、制御装置30の制御でモータ
29が停止して、収納箱3a,3b,3c,3d
の下降が停止する。
次に、制御装置30は、収納箱3a,3b,3
c,3dを左右方向に移動する動力伝達装置4の
モータ23に制御信号を送出して、モータ23
が、収納箱3a,3b,3c,3dの上昇時とは
逆方向に回転して、左右方向に収納箱3dを移動
する。そして、モータ23に取り付けたセンサ3
1が、モータ23の回転数を検出して、この検出
信号を制御装置30に送り、制御装置30からの
信号で収納箱3a,3b,3c,3dを上下方向
に移動する動力伝達装置のモータ29が再び逆方
向に回転し、逐次収納箱3c,3b,3aが下降
して、収納箱3a,3b,3c,3dが床下の空
間内に配置されるものである。
而して、移動機構は、リミツトスイツチ32,
34とセンサ31,33と制御装置30とによ
り、収納箱3a,3b,3c,3dを左右方向に
移動する動力伝達装置4のモータ23と、上下方
向に移動する動力伝達装置5のモータ29とが交
互に回転制御するものである。そして4つの収納
箱3a,3b,3c,3dが、水平移動と垂直移
動を繰り返しつつ、室内又は床下の所定の位置に
移動するものである。
なお、収納箱3a,3b,3c,3dの左右方
向への移動は、動力伝達装置4のレールに、収納
箱3a,3b,3c,3dの両側面にそれぞれ取
り付けた、弾性材料から成る一対の車輪24,2
4を載置してなされるので、収納箱3a,3b,
3c,3dは水平を保ち、音や振動も少なく、円
滑におなわれるものである。
以上、実施例について説明したが、本考案に係
る移動式収納装置は、通常の一般住宅のみでな
く、例えば、いわゆる逆梁構造を採用したマンシ
ヨン等の集合住宅の床下空間を利用してもよい。
また、一般的ないわゆるRC造りの梁を有する集
合住宅においては、天井裏の空スペースに収納体
を収納するようにしてもよい。更に、構築物の床
下、天井に限ることなく、壁裏の空スペースに応
用するようにしてもよい。
なお、収納体の形状、大きさ等は問ものではな
いこともちろんである。
また、移動装置は、スプロケツト等にハンドル
を取り付けて手動式にしてもよく、動力伝達装置
のチエンとスプロケツトは、ワイヤとVベルト車
であつてもよい。また、このような移動機構は、
このほか、種々の形態を採ることができる。ま
た、収納箱等の収納体は、すべて収納される必要
はなく、その一部は室内にあつてもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案にか
かる収納装置は、構築物の床下、天井裏等の水平
な空き空間に、物品等を収納した収納体を移動さ
せておき、必要時には取出しスイツチを操作する
ことにより、収納体を、前記空き空間を水平移動
させた後に垂直移動させて室内に臨ませるから、
ここで、物品の出し入れをすることができ、これ
を収容スイツチの操作により逆に垂直移動と水平
移動とをさせて、水平な空き空間に戻すことがで
きる。このため常時は室内空間を広くすることで
室内の有効利用を図ることができる一方、室内と
は床又は天井を隔てて隣接する空き空間も有効利
用することができる。また収納体の前記移動空間
は同一軌道上で行われるから、水平な空き空間の
高さと垂直な移動空間の奥行きの各寸法は、収納
体の各寸法と大差のない、比較的小さい寸法で足
りるという効果もあつて、この点からも空き空間
を充分に利用することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る移動収納装置の一実施
例を示す断面図、第2図は、収納箱の斜視図、第
3図は集合スイツチの説明図、第4図は、室内の
所定の位置に配置された収納箱を示した説明図で
ある。 1……床下の空間(空き空間)、1a……床、
2……室内、3a,3b,3c,3d……収納箱
(収納体)、4……収納体を左右方向に移動する動
力伝達装置、5……収納体を上下方向に移動する
動力伝達装置、11,13……係止体、20,2
6……フツク、21,27……チエン、23,2
9……モータ(回転駆動装置)、30……制御装
置、31,33……センサ、32,34……リミ
ツトスイツチ(第1、第2スイツチ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 以下の(a)〜(i)の各構成を備えたことを特徴とす
    る物品等の収納装置。 (a) 構築物の水平な空き空間に水平に架設され且
    つフツクを備えたループ状のチエン。 (b) 前記ループ状のチエンの一端に上下何れかの
    端部が臨み且つ中央部が構築物の室内に臨んで
    垂直に架設され更にフツクを備えたループ状の
    チエン。 (c) 外側に前記何れかのチエンのフツクに夫々係
    止される係止部を有し且つ内部に物品等を収納
    する収納体。 (d) 前記両チエンを個別に往復駆動する2つの回
    転駆動装置。 (e) 前記収納体が前記水平なチエンにより移動さ
    れて前記垂直なチエンに係止する位置に至つた
    ことを検出する第1スイツチ。 (f) 前記収納体が前記垂直なチエンにより移動さ
    れて前記水平なチエンに係止する位置に至つた
    ことを検出する第2スイツチ。 (g) 前記両回転駆動装置に個別に取付けられ且つ
    一方のチエンから収納体を受け渡された他方の
    チエンの回転駆動装置がその収納体を1ピツチ
    分駆動したことを検出するセンサ。 (h) 収納体を室内に取出す取出しボタン及び収納
    体を空き空間に収容する収容ボタン。 (i) 前記各回転駆動装置と、各スイツチと、各セ
    ンサと、各ボタンとに連結されて、取出しボタ
    ンの操作時に水平なチエンの回転駆動装置を駆
    動させ、前記第1スイツチからの収納体到着の
    検出信号により前記回転駆動装置を停止させる
    一方、前記垂直なチエンの回転駆動装置が、対
    応するセンサから収納体の1ピツチ移動の検出
    信号を入力するまで垂直なチエンを駆動させ、
    また収容ボタンの操作時に垂直なチエンの回転
    駆動装置を駆動させ、前記第2スイツチからの
    収納体の到着の検出信号により垂直なチエンの
    前記回転駆動装置を停止させる一方、前記水平
    なチエンの回転駆動装置が、対応するセンサが
    収納体の1ピツチ分移動の検出信号を入力する
    まで水平なチエンを駆動させるように制御する
    制御装置。
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JPS5875211U (ja) * 1981-11-13 1983-05-21 協立精機株式会社 キヤビネツト型貯蔵用コンベヤ−

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