JP2704628B2 - 証明書作成システム - Google Patents

証明書作成システム

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JP2704628B2
JP2704628B2 JP63133512A JP13351288A JP2704628B2 JP 2704628 B2 JP2704628 B2 JP 2704628B2 JP 63133512 A JP63133512 A JP 63133512A JP 13351288 A JP13351288 A JP 13351288A JP 2704628 B2 JP2704628 B2 JP 2704628B2
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image photographing
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] この発明は、証明書作成システムに係り、詳しくは、
証明書撮影用原紙に応じて画像を撮影して証明書を作成
する証明書作成システムに関する。
[従来の技術] 例えば、証明書として、学生証、身分証明証、クレジ
ットカード、運転免許証、登録証明書等があり、この証
明書には、顔写真等の画像情報及び/又は氏名、住所そ
の他の文字、記号、符号等の可視情報を写真感光材料に
撮影して作成されるものがある。この写真方式による証
明書の作成について、この出願人は種々提案しており、
例えば証明書撮影用原紙に顔写真等の画像情報及び/又
は氏名、住所その他の文字、記号、符号等の可視情報を
予め記録しておき、この証明書調製原紙の画像を写真感
光材料に撮影している。この撮影はロール状の写真感光
材料に行なわれ、この写真感光材料を自動現像機で現像
処理した後に、ラミネートで密着被覆してカード状にカ
ットし、証明書を作成している。
[発明が解決しようとする課題] ところで、証明書撮影用原紙には証明書の形式に合せ
て、顔写真等の情報及び/又は氏名、住所その他の文
字、記号、符号等の情報が予め記録されているが、例え
ば申請者の写真等が大きかったり、小さいことがある
と、そのまま証明書撮影用原紙の所定の位置に貼着し
て、他の画像と同じ倍率で撮影することができない場合
が生じる。このように証明書撮影用原紙が一様でない場
合でも、作成される証明書は同一の規格でなければなら
ない。このため、それぞれ専用の撮影装置で処理するよ
うにすると、撮影作業が面倒であると共に、別々の写真
感光材料に撮影されるため、処理すべき写真感光材料の
数が増加して現像処理及びラミネート工程での作業が面
倒である等の問題がある。
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、証明
書撮影用原紙が一様でない場合でも、証明書撮影用原紙
に応じて全画像撮影系と合成画像撮影系を簡単な切換操
作で選択し、証明書撮影用原紙の画像を撮影して証明書
を作成することができる証明書作成システムを提供する
ことを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、請求
項1記載の発明は、『主画像撮影手段と、この主画像撮
影手段に対して倍率を変えて撮影可能な副画像撮影手段
とを有し、前記主画像撮影手段により全画像を一度に撮
影する全画像撮影系と、前記主画像撮影手段と副画像撮
影手段とにより複数回撮影する合成画像撮影系と、証明
書撮影用原紙に基づき全画像撮影系と合成画像撮影系と
の切替を行なう撮影系切替手段とを備え、被証明者の個
別画像を全画像部内の指定位置に配置した証明書撮影用
原紙に基づき前記全画像撮影系を選択し前記主画像撮影
手段により全画像部を撮影して証明書を作成し、被証明
者の個別画像を全画像部外の指定位置に配置した証明書
撮影用原紙に基づき前記合成画像撮影系を選択し前記副
画像撮影手段により前記個別画像を撮影すると共に、前
記主画像撮影手段により前記全画像部を撮影し、この全
画像部の指定位置に個別画像を合成して証明書を作成す
ることを特徴とする証明書作成システム。』であり、こ
れにより証明書撮影用原紙が一様でない場合でも、証明
書撮影用原紙に応じて全画像撮影系と合成画像撮影系を
簡単な切換操作で選択し、証明書撮影用原紙の画像を撮
影して証明書を作成することができる。
[発明の実施の形態] 以下、この発明の証明書作成システムの実施の形態を
添付図面に基づいて詳細に説明する。
第1図はこの発明の証明書作成システムの基本構成図
である。この発明の証明書作成システムは、主画像撮影
手段により全画像を一度に撮影する全画像撮影系1と、
主画像撮影手段による撮影と、この主画像撮影手段に対
して倍率を変えて撮影可能な副画像撮影手段による撮影
の複数回撮影して画像を合成する合成画像撮影系2と、
証明書撮影用原紙に基づき全画像撮影系1と合成画像撮
影系2との切替を行なう撮影系切替手段3とを備えてい
る。撮影系切替手段3は、全画像撮影用原紙4と合成画
像撮影用原紙5との証明書撮影用原紙に基づき全画像撮
影系1と合成画像撮影系2とを選択する。
全画像撮影用原紙4は、被証明者の個別画像を全画像
部内の指定位置に配置した証明書撮影用原紙であり、こ
の全画像撮影用原紙4に基づき全画像撮影系1を選択し
主画像撮影手段により全画像部を撮影して証明書を作成
する。
合成画像撮影用原紙5は、被証明者の個別画像を全画
像部外の指定位置に配置した証明書撮影用原紙であり、
この合成画像撮影用原紙5に基づき合成画像撮影系2を
選択し副画像撮影手段により個別画像を撮影すると共
に、主画像撮影手段により前記全画像部を撮影し、この
全画像部の指定位置に個別画像を合成して証明書を作成
する。
このように全画像撮影用原紙4と合成画像撮影用原紙
5が用いられ、証明書撮影用原紙が一様でない場合で
も、証明書撮影用原紙に応じて全画像撮影系1と合成画
像撮影系2を撮影系切替手段3による簡単な切換操作で
選択し、全画像撮影用原紙4と合成画像撮影用原紙5の
画像を撮影して証明書を作成することができる。
この証明書撮影用原紙の画像は、写真感光材料に撮影
され、この写真感光材料を現像処理して、学生証、身分
証明証、クレジットカード、運転免許証、登録証明書等
の証明書を作成する。全画像撮影系1では、被証明者の
個別画像が全画像部内の指定位置に配置されているか
ら、主画像撮影手段により全画像部を一度に撮影する。
一方、合成画像撮影系2では、被証明者の個別画像が
全画像部外の指定位置に配置されているから、副画像撮
影手段により被証明者の個別画像を倍率を変えて撮影
し、主画像撮影手段により全画像部を撮影し、この全画
像部の指定位置に個別画像を合成する。副画像撮影手段
による倍率の変化は縮小であっても、また拡大であって
もよく、全画像部の指定位置に個別画像を合成可能に必
要に応じて変更される。全画像部の指定位置に個別画像
を合成する撮影は、例えば、感光材料の1コマに個別画
像を撮影する部分をマスクして全画像部を撮影し、その
後に全画像部を撮影した部分をマスクして個別画像を撮
影して合成する。また、逆に感光材料の1コマに全画像
部を撮影する部分をマスクして個別画像を撮影し、その
後に個別画像を撮影した部分をマスクして全画像部を撮
影して合成する。
また、全画像撮影系1と合成画像撮影系2は撮影系切
替手段3によって選択的に切替えられるが、この切替は
セットされる全画像撮影用原紙4、又は合成画像撮影用
原紙5に応じて、手動或いは自動的に切替えられる。
第2図に全画像撮影用原紙の一実施例を示している。
この全画像撮影用原紙4は証明書撮影用原紙の記載によ
って作成され、これは申請人の情報に基づいて申請人毎
に作成され、顔写真6の画像情報が及び/又は氏名、住
所その他の文字、記号、符号等の可視情報8が記録され
ている。この顔写真6は被証明者の個別画像であり、模
倣盗用を防止するために記録される。この全画像撮影用
原紙4の枠で線で示す全画像部9が写真感光材料に撮影
される。
第3図は合成画像撮影用原紙の一実施例を示してい
る。この合成画像撮影用原紙5は同様に証明書撮影用原
紙の記載によって作成され、申請人の情報に基づいて申
請人毎に作成されるが、顔写真7は所定の大きさより小
さいので、下方の位置に別個に独立して貼着されてい
る。この合成画像撮影用原紙5は、副画像撮影手段によ
り顔写真7の部分がまず先に所定の大きさに感光材料の
1コマの所定位置に他の部分をマスクして撮影され、つ
いで枠で囲まれた全画像部9を主画像撮影手段により顔
写真7の部分が撮影された位置をマスクして撮影し、全
画像部9の指定位置に顔写真7の部分が配置されるよう
に合成する。
第4図は撮影後に現像処理された証明書を示す図であ
る。この証明書10は、第1図に示す全画像撮影系1で撮
影しても、合成画像撮影系2で撮影しても、全く同一に
顔写真6等の情報及び/又は氏名、住所その他の文字、
記号、符号等の情報8が記録される。
第5図は証明書作成システムに用いられる複写撮影装
置の概略構成図である。この複写撮影装置にはカラーの
写真感光材料11が下方から上方へ走行するようになって
おり、この搬送路にマスク板12が配置されている。この
マスク板12は写真感光材料11の2コマ分を覆うようにな
っており、この下側の1コマ部分には副窓部13が形成さ
れている。また、上側の1コマ部分には主窓部14が形成
されており、前記下側の1コマ部分の副窓部13と対応す
る部分には可動板15が設けられている。このマスク板12
の下側の1コマ部分にはミラー16が配置され、レンズ17
からの光を副窓部13から写真感光材料11に導き露光す
る。マスク板12の上側の1コマ部分にはミラー18が配置
され、レンズ19からの光を主窓部14から写真感光材料11
に導き露光する。レンズ17の下側にはストロボ90が配置
され、原紙装着部に装着されている証明書撮影用原紙の
顔写真7を照明して撮影する。また、レンズ19の上方に
はストロボ91が配置され、証明書撮影用原紙の全画像部
9を照明して撮影する。
第6図は複写撮影装置の作動を示すフローチャートで
ある。ステップaにおいて、撮影可能の表示灯が点灯す
ると、装着された第2図及び第3図に示す証明書撮影用
原紙のいずれかが挿着されているかによって、全画像撮
影か合成撮影かの選択が行なわれる(ステップb)。例
えば、全画像撮影を選択して(ステップc)、撮影ボタ
ンを押すと(ステップd)、写真感光材料11を1コマ分
を搬送して(ステップe)、証明書撮影用原紙を撮影位
置に圧着して(ステップf)、ストロボ91を発光させる
(ステップg)。これにより、証明書撮影用原紙の顔写
真等の情報及び/又は氏名、住所その他の文字、記号、
符号等の情報が予め記録されている第2図において、全
画像部9を写真感光材料11に撮影する。この証明書撮影
用原紙の圧接状態を解除して撮影が終了し(ステップ
h)、この証明書撮影用原紙を取り外し可能にする。
前記ステップbにおいて、第3図に示す証明書撮影用
原紙が挿着すると、合成画像撮影が選択され(ステップ
i)、撮影ボタンを押すと(ステップj)、証明書撮影
用原紙を撮影位置に圧接してストロボ90を発光し(ステ
ップk,l)、原紙装着部に装着されている証明書撮影用
原紙の顔写真7を照明して、副画像撮影手段のレンズ17
により所定の倍率に変化させ、下側の1コマ部分の副窓
部13から証明書撮影用原紙の顔写真7部分のみを写真感
光材料上に撮影する。
そして、証明書撮影用原紙の圧接を解除し(ステップ
m)、さらに写真感光材料11を1コマ分搬送して、証明
書撮影用原紙を撮影位置に圧着して(ステップn,o)、
ストロボ91を発光させる(ステップp)。これにより、
証明書撮影用原紙の氏名、住所その他の文字、記号、符
号等の情報が予め記録されている第3図において、全画
像部9を照明して、主画像撮影手段のレンズ19により上
側の1コマ部分の主窓部14から全画像部9のみの写真感
光材料11上に撮影し、全画像部9の指定位置に顔写真7
を位置さた合成画像とする。この撮影が終了すると、証
明書撮影用原紙の圧接状態を解除し(ステップq)、こ
の原紙を取り外し可能にする。
第7図乃至第16図は、複写撮影装置のさらに具体的に
実施例を示している。第7図は複写撮影装置の正面図、
第8図は複写撮影装置の右側面図、第9図は複写撮影装
置の左側面図、第10図は複写撮影装置の一部を破断した
左側面図、第11図は複写撮影装置の一部を破断した背面
図、第12図は複写撮影装置の他の部分の一部を破断した
背面図、第13図は写真感光材料11の搬送部を示す図、第
14図は第12図のXIV−XIV断面図、第15図は複写撮影装置
の電気部品の接続状態を示す図、第16図は複写撮影装置
の作動を示すフローチャートである。
複写撮影装置の正面側には、第7図に示すように、照
明室扉20が設けられ、この照明室扉20の下部にはストロ
ボ入力コンセント21及びカメラ入力コンセント22が備え
られている。複写撮影装置の右側面側には、第8図に示
すように、上部に原紙差し込み口23が設けられている。
また、下部にはストロボ不発表示灯24、写真感光材料空
送りボタン25、撮影可能表示灯26及び撮影ボタン27が設
けられている。さらに、この下方には運搬用取手28が設
けられている。複写撮影装置の左側面側には、第9図に
示すように、撮影系切替手段としての切替レバー29が設
けられ、上方位置で合成画像撮影系に、下方位置で全画
像撮影系に切替えられる。また、上部には運搬用取手30
が設けられている。複写撮影装置の背面側には、第11図
に示すように、給送扉31が設けられている。この給送扉
31は開閉金具32で開閉され、不用意に開閉されることが
ないように、開閉金具32は図示しない給送扉開け金具で
操作される。複写撮影装置の上部には、写真感光材料11
を巻き取る巻取マガジン33が備えられ、マガジン着脱ハ
ンドル34で着脱可能になっている。また、上部には撮影
枚数カウンタ35が設けられている。
写真感光材料11 写真感光材料11はロール状の反転カラーペーパーが用
いられ、その両側にはパーフォーレーションが設けられ
ている。写真感光材料11の装填機構写真感光材料11は図
示しない複写台に収納された元巻マガジンから巻取マガ
ジン33は巻かれ、この元巻マガジン及び巻取マガジンと
もに写真感光材料11を明室装填ができるようになってい
る。
写真感光材料11の搬送機構 この写真感光材料11の搬送機構は、第11図、第13図及
び第14図に示すように構成されている。複写撮影装置の
下部には送りローラ36が配置され、この送りローラ36は
搬送モータ37によつて駆動され、写真感光材料11は下方
から上方へ搬送される。写真感光材料11は第13図に示す
ように、マスク板38の対向して搬送され、このマスク板
38は写真感材料11の2コマ分を覆うようになっており、
この下側の1コマ部分38aには合成画像窓部39が形成さ
れている。また、上側の1コマ部分38bには全画像窓部4
0が形成されており、前記下側の1コマ部分38aの合成画
像窓部39に対応する部分は可動板41が設けられ、この可
動板41は全画像撮影系で撮影される場合においては開い
ており、合成画像撮影系が作動する場合には閉じて、写
真感光材料11の合成画像が撮影された部分をマスクす
る。写真感光材料11のパーフオレーション11aは、検出
センサで検知して写真感光材料11の位置決めや、撮影枚
数カウンタ35で撮影枚数をカウントするのに用いられ
る。
この写真感光材料11の搬送は、写真感光材料空送りボ
タン25の操作によつて、1コマ又は連続的に写真感光材
料11を送ることができる。撮影ボタン27の操作によっ
て、1コマの写真感光材料11の送りが自動的に行なわれ
る。搬送路の上部には第13図に示すように、カッター42
が備えられ、所定の枚数撮影したらカッターレバー43を
下方へ回動すると、写真感光材料11が切断される。ま
た、このカッターレバー43の操作で撮影枚数カウンタ35
のカウンタがクリヤされる。
撮影機構 撮影機構は副画像撮影手段50と主画像撮影手段51とを
有しており、副画像撮影手段50は下方位置に、主画像撮
影手段51は上方位置に配置され、以下、この構成につい
て詳細に説明する。
副画像撮影手段50は、証明書撮影用原紙52の合成画像
部52aに位置させて撮影するが、入射光はストロボ53の
前面に設けられたフィルタ54、反射板55、レンズ56、シ
ャッタ57、ミラー58の経路で写真感光材料11上に投影さ
れる。
主画像撮影手段51は、証明書撮影用原紙52の全画像部
52bに位置させて撮影するが、入射光はストロボ59の前
面に設けられたフィルタ60、反射板61、レンズ62、シャ
ッタ63、ミラー64の経路で写真感光材料11上に投影され
る。
シャッタ シャッタ57,63はそれぞれレンズ56,62の後部に取付け
られ、ビハインド方式1枚羽根型が採用され、撮影は押
ボタン式でシャッタ速度は例えば約1/8秒に設定されて
いる。
絞り 絞りは、例えば略F5.6からF22の範囲で任意に変更さ
れる。
フィルタ フィルタ54,60は良好な色調再現のために用いられ、
フィルタケースに入れて、ストロボ発光部の前面に取付
ける。
原紙の検出 証明書撮影用原紙52を差し込み口23から挿入すると、
所定の位置にセットされる。この証明書撮影用原紙52が
入ったか否かは光学的に検出される。
撮影 撮影ボタン27を押すと、図示しないソレノイドによっ
て厚板65が作動し、撮影位置に圧着後にストロボが発光
する。
切替レバー 切替レバー29を操作することによって、全画像撮影系
と合成画像撮影系が選択され、合成画像系では撮影倍率
が等倍に変更される。
照明機構 ストロボ53が照明室66内の下方に、ストロボ59が上方
位置に配置され、ストロボ53は反射板55に向って発光
し、この反射板55に反射した光が証明書撮影用原紙52の
合成画像部52aを照明する。また、ストロボ59も同様に
反射板61に向って発光し、反射板61で反射された光が証
明書撮影用原紙52の全画像部52bを照明する。切替レバ
ー29が合成画像撮影系を選択していると、ストロボ53が
発光し、続いてストロボ59が発光する。また、全画像撮
影系を選択していると、ストロボ59のみが発光する。こ
のストロボの充電時間は約3秒で、発光時間は3/1000秒
に設定されている。
ストロボ53の反射板55は第12図に示すように、ストロ
ボの光を斜め上方へ反射する上向き反射部55aと、この
上向き反射部55aに連設され、ストロボの光を斜め下方
へ反射する下向き反射部55bと、この下向き反射部55bに
連設され、上方の主撮影部への光の漏れを防止する光遮
断部55cとを有している。この上向き反射部55aと、下向
き反射部55bとで反射する光をで証明書撮影用原紙52の
合成画像部52aを均等に照明するようになっている。ま
た、この反射板55の下向き反射部55bには窓部55dが設け
られ、照射された光を副レンズ56へ導くようになってい
る。さらに、この反射板55にはストロボ53の光がレンズ
56に直接入射しないように、遮断部55eが形成されてい
る。
ストロボ59の反射板61は、レンズ62の上方まで近接し
て配置され、ストロボ59の光を証明書撮影用原紙52の全
画像部52bに反射して照明するようになっている。この
反射板61の下部には、遮断部61aが形成され、ストロボ5
9の光がレンズ62に直接入射することがないようになっ
ている。
次に、第15図及び第16図に基づいて、この複写撮影装
置の作動を説明する。この複写撮影装置は制御装置70で
制御され、ステップaにおいて、原紙検出センサ71で証
明書撮影用原紙52の挿入が検出され、ペーパー有無検出
センサ72で写其感光材料11が確認され、さらに扉検出セ
ンサ73で遮光用の給送扉31が閉じていることが確認さ
れ、さらにストロボ53,59の充電が完了していると、撮
影可能表示灯26が点灯する(ステップb)。第2図及び
第3図に示す証明書撮影用原紙52の原紙のいずれかが挿
着されているかによって、切替レバー29で全画像撮影
か、合成画像撮影かの選択が行なわれる(ステップ
c)。
例えば、全画像撮影を選択して(ステップd)、撮影
ボタン27を押すと(ステップe)、搬送モータ37及び巻
取リモータ74が駆動して、写真感光材料11を1コマ分を
搬送する(ステップf)。そして、ロータリーソレノイ
ド75を駆動して(ステップg)、証明書撮影用原紙52を
撮影位置に圧着して固定し(ステップh)、レンズ56の
シャッタ57が開き(ステップi)、ストロボ53を発光さ
せてシャッタ57を閉じて(ステップj,k)、証明書撮影
用原紙52の顔写真等の情報及び/又は氏名、住所その他
の文字、記号、符号等の情報が予め記録されている第2
図において、全画像部9を写真感光材料11に撮影する。
この撮影が終了すると、ロータリーソレノイド75をOF
Fして(ステップl)、証明書撮影用原紙52の圧接状態
を解除して(ステップm)、取り外し可能にする。前記
ステップcにおぃて、第3図に示す証明書撮影用原紙52
を挿着すると、合成画像撮影系(ステップn)が選択さ
れ、撮影ボタン27を押すと(ステップo)、ロータリー
ソレノイド75が作動して証明書撮影用原紙52を撮影位置
に圧接する(ステップp,q)。ついで、シャッタ63が開
き、ストロボ59が発光してシャッタ63を閉じ(ステップ
r,s,t)、レンズ56を介して証明書撮影用原紙52の顔写
真7の部分の画像を写真感光材料11に撮影する。
そして、写其感光材料11を1コマ分搬送して(ステッ
プu)、シャッタ63を開き、ストロボ59を発光させてシ
ャッタ63を閉じ(ステップV,W,X)、証明書撮影用原紙5
2の顔写真等の情報及び/又は氏名、住所その他の文
字、記号、符号等の情報が予め記録されている第2図に
おいて、全画像部9を写真感光材料11に撮影する。この
撮影が解除されると、ロータリーソレノイド75をOFFさ
せ(ステップy)、証明書撮影用原紙52の圧接状態を解
除し(ステップz)、取り外し可能にする。
[発明の効果] 前記のように、この発明は、証明書撮影用原紙が一様
でない場合でも、証明書撮影用原紙に応じて全画像撮影
系と合成画像撮影系を簡単な切換操作で選択し、証明書
撮影用原紙の画像を撮影して証明書を作成することがで
きるから、証明書撮影用原紙に応じてそれぞれ専用の撮
影装置を用いないで撮影することができ、撮影作業が容
易であると共に、画像処理及びラミネート工程での作業
が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は証明書作成システムの基本構成図、第2図に全
画像撮影用原紙の一実施形態を示す図、第3図に全画像
撮影用原紙の他の実施形態を示す図、第4図は撮影後に
現像処理された証明書を示す図、第5図は証明書作成シ
ステムに用いられる複写撮影装置の概略構成図、第6図
は証明書作成システムに用いられる複写撮影装置の作動
を示すフローチャート、第7図は複写撮影装置の正面
図、第8図は複写撮影装置の右側面図、第9図は複写撮
影装置の左側面図、第10図は複写撮影装置の一部を破断
した左側面図、第11図は複写撮影装置の一部を破断した
背面図、第12図は複写撮影装置の他の部分の一部を破断
した背面図、第13図は写其感光材料11の搬送部を示す
図、第14図は第12図のXIV−XIV断面図、第15図は複写撮
影装置の電気部品の接続状態を示す図、第16図は複写撮
影装置の作動を示すフローチャートである。 図中符号1は全画像撮影系、2は合成画像撮影系、3は
撮影系切替手段、4は全画像撮影用原紙、5は合成画像
撮影用原紙である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主画像撮影手段と、この主画像撮影手段に
    対して倍率を変えて撮影可能な副画像撮影手段とを有
    し、前記主画像撮影手段により全画像を一度に撮影する
    全画像撮影系と、前記主画像撮影手段と副画像撮影手段
    とにより複数回撮影する合成画像撮影系と、証明書撮影
    用原紙に基づき全画像撮影系と合成画像撮影系との切替
    を行なう撮影系切替手段とを備え、被証明者の個別画像
    を全画像部内の指定位置に配置した証明書撮影用原紙に
    基づき前記全画像撮影系を選択し前記主画像撮影手段に
    より全画像部を撮影して証明書を作成し、被証明者の個
    別画像を全画像部外の指定位置に配置した証明書撮影用
    原紙に基づき前記合成画像撮影系を選択し前記副画像撮
    影手段により前記個別画像を撮影すると共に、前記主画
    像撮影手段により前記全画像部を撮影し、この全画像部
    の指定位置に個別画像を合成して証明書を作成すること
    を特徴とする証明書作成システム。
JP63133512A 1988-05-31 1988-05-31 証明書作成システム Expired - Lifetime JP2704628B2 (ja)

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