JP2703990B2 - 篩網剥離装置 - Google Patents

篩網剥離装置

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JP2703990B2 JP12804189A JP12804189A JP2703990B2 JP 2703990 B2 JP2703990 B2 JP 2703990B2 JP 12804189 A JP12804189 A JP 12804189A JP 12804189 A JP12804189 A JP 12804189A JP 2703990 B2 JP2703990 B2 JP 2703990B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は篩網を篩枠に接着剤で固着した篩の篩張り替
え作業に用いる篩網剥離装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、製粉などに用いられる篩1は、第5図に示すよ
うに、長さ方向張枠2,2および幅方向張枠3,3で構成され
る篩枠4を有し、この篩枠4の各張枠2,2,3,3上に合成
樹脂系などの接着剤により絹製、合成繊維製などの篩網
5を2a,2a,3a,3aにて固着している。その長さL、幅
W、高さTは所要に応じて選択される。
各張枠上への篩網5の固着は、篩網5を篩枠4上に均
一な緊張状態に展張した後になされるが、その展張は作
業能率が悪く煩雑な手作業により、あるいは例えば特公
昭62−32986、特公昭63−15032に示されるような方法に
より行われている。
〈発明が解決しようとをする課題〉 ところで、このような篩は使用につれて目詰り、すり
切れ、破れなどをおこすので、篩網を張り替える必要が
でてくる。篩網は緊張状態を維持するように篩枠上に接
着剤にて堅固に固着されているために、篩網の張り替え
時に篩網を篩枠から接着剤を残さずかつ篩枠に損傷を与
えないように除去するのには現在ヘラ状の道具を使い網
を枠よりはぎ取るなど手作業で行っているが、時間と労
力を要する割には満足いく状態ではない。篩枠が傷付い
ても、接着剤が篩枠上に残っても、次の篩網を篩枠上に
張る時に、満足いく状態に張ることはできない。
しかも、製粉におけるように大量の篩を使用する場合
には、篩の張り替えは迅速かつ簡単に行うことができる
必要がある。
そこで、本発明は、篩網を篩枠に張り替える際に、次
の新たな篩網を篩枠上に満足いく状態で張れるように篩
枠を極力傷付けることなく、かつ篩網の固着に用いた接
着剤を篩枠上に残存させないで篩網を篩枠から迅速かつ
簡単に除去する装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 すなわち、本発明の第1の態様によれば、篩網を篩枠
に接着剤にて固着した篩から篩網を除去する装置であっ
て、篩を支持搬送する手段と、この搬送手段に対向して
位置し、篩枠に当接するように配設された研磨手段とを
具えることを特徴とする篩網剥離装置が提供される。
また、本発明の第2の態様によれば、篩網を篩枠に接
着剤にて固着した篩から篩網を除去する装置であって、
篩を固定する手段と、この固定手段に対向して位置し、
固定された篩枠に当接して移動可能なように配設された
研磨手段とを具えることを特徴とする篩網剥離装置が提
供される。
上記発明において、前記研磨手段は、ダスト吸引手段
を有するのがよい。
前記研磨手段は1対あり、これらの研磨手段間の距離
を調節するための手段を有するのが好ましい。
前記篩支持搬送手段と研磨手段との間の距離を調節す
るための手段を有するのが好ましい。
第1の態様においては、研磨手段の上流および下流に
前記支持搬送手段に対向してピンチローラーを設けてお
くのがよい。
以下に本発明の篩網剥離装置について更に詳細に説明
する。
本発明の篩網剥離装置10は適当な支持構体11上に取り
付けられキャスター12に移動可能に構成されている。第
1図に示すように、支持構体11上には篩1の支持搬送手
段13が設置されている。
支持搬送手段13は篩1を搬送できればいかなる手段で
もよいが、第1図に示す例では、駆動用のモーターロー
ラー14およびフリーローラー15との間に張り渡されたエ
ンドレスベルト16で構成される。
この支持搬送手段13の中央部には、張枠2,3上に2a,2
a,3a,3aにて固着されている篩網5を張枠2,3から剥離除
去するための研磨手段17が支持搬送手段13と距離Dを隔
てて設けられ、この距離Dは篩1の厚さTに対応する。
研磨手段17は篩1の両側の対向する張枠に対応してベ
ルトサンダー、ホイルサンダーのような研磨部材18を有
し(第2、3図参照)、この部材は篩の張枠2,3に篩網
5を固着するのに用いた接着剤を効率よくかつ確実に剥
離できるものであればいかなるものを用いてもよいが、
本発明ではエンドレス研磨ベルト、研磨ホイールを用い
るのが特に好適である。研磨手段17は第2、3図の例で
は1対設けてあるが、1個でもよい。研磨部材としては
一般に研磨材が用いられ、その粒度は100メッシュ〜250
メッシュ程度のものを用いればよい。
支持搬送手段13のローラー類は支持構体11に固着され
た側板19に回動可能に取り付けられている。そして、こ
の側板19には、篩1を支持搬送手段13のベルト16との間
にピンチとするピンチローラー20が前述した距離Dとほ
ぼ同じ距離にて所要個数(第1図の例では研磨手段の前
後に2個ずつ)設けられている。
研磨手段17は篩1の厚さTに応じて搬送手段13のベル
ト16との間の距離を調節できるよう構成するのが好まし
い。この構成の一例を第1図に示す。研磨手段17は取付
板21に取り付けられ、この取付板21は支持構体11に固着
されたガイド22を経て上下方向にスライド可能である。
取付板21の下端部にはねじ軸23が固着され、このねじ軸
は横棒11aに固着された取付部24にてウォーム25と螺合
する。このウォーム2はその先端のホイール26の回転に
て回転させることができる。すなわち、ホイール26の回
転作動によりウォーム25を回転させ、これによりねじ軸
23をしたがって研磨手段17を上下動させることができ
る。
研磨手段17は第2,3図に示すように、搬送手段13の側
方に1対設けられる。これは篩1の対向する張枠2,3を
同時に研磨して篩網5を剥離除去するためである。そし
て、両研磨手段間の距離も篩1の巾に応じて調節できる
ようにしておくのがよい。しかし、本発明におけるよう
に、研磨部材として研磨ベルトを用いれば、篩1の巾の
変動に十分対応することができる。
次に、研磨手段の構成を第4図につき説明するが、こ
れに限定されるものではない。
ドライブプーリー30とアイドルプーリー31との間には
エンドレスの研磨ベルト32が張り渡され、ドライブプー
リー30はモータ33により図示しない減速歯車列により駆
動される。研磨ベルト32により研磨された篩枠2,3から
のダストは同様にモータ33により駆動されるファン34に
よりダストバッグ35内に吸引収納される。
次に本発明の篩網剥離装置を用いて篩から篩網を剥離
除去する例について簡単に説明する。
まず、篩1の巾および厚さに応じた調節を行なう。前
者については1対の研磨手段17間について行なうが、本
願におけるように研磨ベルト32を用いればその巾により
調節は不要の場合が多い。後者については、ホイール26
の回転によりねじ軸22すなわちこれに取り付けられてい
る研磨手段17を上下動させて行なう。これらの調節が終
えたら、第3図に示すように、篩1を移動しつつあるベ
ルト16とピンチローラー20との間にピンチしつつ搬送す
る。やがて篩1は研磨手段17の位置に達すると、その研
磨部材である研磨ベルト32により篩枠3(第3図の例で
は)が研磨され、篩枠3と篩網5とを固着している接着
剤ごと研磨除去させるため、篩網5は篩枠3から剥離さ
れる。研磨により生じたダストはダストバッグ35に吸引
収納される。
続いて、直角方向の篩枠2について同様の操作を行え
ば、篩網5は篩枠2からも研磨により剥離され、篩網5
は篩枠2,3から完全に取り除かれる。
そして、篩枠2,3自体も研磨ベルト32により接着剤が
残らないよう研磨される。したがって篩枠に次に新たな
篩網を接着剤で貼り付ける時にも篩網は篩枠上に安全的
に確実にきれいに貼り付けることができる。
以上述べた篩網剥離操作は篩を装置に装入するだけ
で、後は自動的に篩網剥離が研磨によりなされ、多数の
篩を処理する必要がある時にも、迅速かつ安全に、そし
て美しく仕上げることができる。
次に、本発明の篩網剥離装置の他の構成例を第6図に
示す線図につき簡単に説明する。
第6図に示す装置は、第1図に示す装置とは、篩自体
を固定し、研磨手段を移動させる点において異なるもの
である。
本発明の篩網剥離装置20は篩1の固定台41の上方には
第6図に示すX方向にレール42,42が配設され、またY
方向にレール43,43が配設されている。レール43,43はこ
れらに取り付けられたローラ44,44によりレール42,42に
沿ってX方向に移動可能である。
また、レール43,43にはホイールサンダーのような研
磨手段45がこれに取り付けられたローラ46によりY方向
に移動可能なように取り付けられている。
篩1の張枠2、3を研削して篩網を除去するときに
は、研磨手段45を第6図で見てそれぞれX,Y方向に移動
させ、研磨手段45を張枠2,3上を走行させればよい。
また、研磨手段は篩網の除去に際して発生するダスト
を吸引除去する手段を有する方がよい。研磨手段は第6
図に示すように1個でもよいが、張枠に対応して1対あ
ってもよく、このとき篩の大きさに対応できるよう研磨
手段間の距離を調節できるようにしておくとよい。さら
に、篩の厚さに対応できるよう固定台と研磨手段間の距
離も調節できるようにしておくのがよい。
〈発明の効果〉 本発明の篩網剥離装置を用いれば、篩の巾あるいは厚
さが異なっていても対応することができ、その篩網剥離
操作も単に篩を装置に装入するあるいは研磨手段を移動
させるだけの簡単な操作により行なうことができ、多数
の篩を処理するにも迅速に仕上げを美しくなすことがで
き、熟練も必要とはせず、非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はそれぞれ本発明の篩網剥
離装置の側面図、正面図および平面図である。 第4図は本発明で用いる研磨手段の斜視図である。 第5図は篩の構成を示す斜視図である。 第6図は本発明の篩網剥離装置の他の構成例を示す線図
である。 符号の説明 1……篩、 2,3……張枠、 4……篩枠、 5……篩網、 10……篩網剥離装置、 11……支持構体、 12……キャスター、 13……搬送手段、 14……モーターローラー、 15……フリーローラー、 16……エンドレスベルト、 17……研磨手段、 18……研磨部材、 19……側板、 20……ピンチローラー、 21……取付板、 22……ガイド、 23……ねじ軸、 24……取付部、 25……ウォーム、 26……ホイール、 30……ドライブプーリー、 31……アイドルプーリー、 32……研磨ベルト、 33……モータ、 34……ファン、 35……ダストバッグ、 40……シート剥離装置、 41……固定台、 42,43……レール、 44,46……ローラ、 45……研磨手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福江 正克 香川県坂出市林田町4094―5 (72)発明者 寺尾 菊子 香川県坂出市飯山町東坂元180―32

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】篩網を篩枠に接着剤にて固着した篩から篩
    網を除去する装置であって、篩を支持搬送する手段と、
    この搬送手段に対向して位置し、篩枠に当接するように
    配設された研磨手段とを具えることを特徴とする篩網剥
    離装置。
  2. 【請求項2】前記研磨手段は、ダスト吸引手段を有する
    請求項1に記載の篩網剥離装置。
  3. 【請求項3】前記研磨手段は1対あり、これらの研磨手
    段間の距離を調節するための手段を有する請求項1また
    は2に記載の篩網剥離装置。
  4. 【請求項4】前記篩支持搬送手段と研磨手段との間の距
    離を調節するための手段を有する請求項1〜3のいずれ
    かに記載の篩網剥離装置。
  5. 【請求項5】研磨手段の上流および下流に前記支持搬送
    手段に対向してピンチローラーを設けてなる請求項1〜
    4のいずれかに記載の篩網剥離装置。
  6. 【請求項6】篩網を篩枠に接着剤にて固着した篩から篩
    網を除去する装置であって、篩を固定する手段と、この
    固定手段に対向して位置し、固定された篩枠に当接して
    移動可能なように配設された研磨手段とを具えることを
    特徴とする篩網剥離装置。
  7. 【請求項7】前記研磨手段は、ダスト吸引手段を有する
    請求項6に記載の篩網剥離装置。
  8. 【請求項8】前記研磨手段は1対あり、これらの研磨手
    段間の距離を調節するための手段を有する請求項6また
    は7に記載の篩網剥離装置。
  9. 【請求項9】前記篩固定手段と研磨手段との間の距離を
    調節するための手段を有する請求項6〜8のいずれかに
    記載の篩網剥離装置。
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