JP2003181386A - 布団用集塵機 - Google Patents

布団用集塵機

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JP2003181386A
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futon
brush
dust
dust collector
conveyor
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JP2001381810A
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English (en)
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Akimitsu Shimakage
昭光 島影
Yasuhiro Kojima
安廣 小島
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TAISEI SANGYO KK
Combi Corp
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TAISEI SANGYO KK
Combi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布団に付着した塵埃を工場からの出荷前の段
階で除去する場合に適した集塵機を提供する。 【解決手段】 布団1を広げた状態で支持する布団支持
部としてのコンベア21と、コンベア21上にて広げら
れた布団1に物理的作用を与えて布団1から塵埃を分離
させる分離手段として上下ブラシ33,34と、ブラシ
33,34にて分離された塵埃を吸引する吸引装置23
とを集塵機に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布団に付着した塵
埃を除去することが可能な布団用集塵機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、工場で生産された布団は、検針
等の諸作業が行われた後、袋詰めされて出荷される。し
かしながら、従来の出荷作業において、布団に付着した
各種の塵埃を積極的に除去する工程は設けられていな
い。従って、購入者は布団を購入した後に使用前に予め
掃除機を掛ける等の作業を余儀なくされ、手間がかか
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した使用者の手間
を省くため、工場出荷前に各種の塵埃を除去する工程を
設けることが検討されている。しかし、こうした作業に
適した集塵機は従来存在しなかった。そのため、塵埃の
除去は掃除機を使用した手作業で行わざるを得ず、効率
が悪くてコストを圧迫する。
【0004】そこで、本発明は布団に付着した塵埃を工
場からの出荷前の段階で除去する場合に適した集塵機を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0006】本発明の布団用集塵機は、布団を広げた状
態で支持する布団支持部(21)と、前記布団支持部上
にて広げられた布団に物理的作用を与えて該布団から塵
埃を分離させる分離手段(33,34)と、分離手段に
て分離された塵埃を吸引する吸引手段(23)とを備え
たことを特徴とするものである。
【0007】この集塵機によれば、布団支持部に広げて
置かれた布団に付着している塵埃を、分離手段によって
布団から分離させ、その分離された塵埃を吸引手段にて
吸引することができる。このように、布団を広げた状態
で塵埃の分離と吸引とを行えるように集塵機を構成する
ことで、出荷作業の一貫として、布団から効率よく塵埃
を除去することができる。なお、分離手段が利用する物
理的作用としては、布団を擦ったり、叩く、加振する等
の力学的作用の他に、粘着作用や静電気のような電気的
作用であってもよい。
【0008】本発明の集塵機においては、分離手段とし
て、布団支持部に支持された布団の表面と平行な軸線を
中心として回転しつつ前記布団と接触可能なブラシ(3
3,34)が設けられてもよい。その場合、ブラシと布
団とを前記布団の表面に沿って相対的に移動可能とする
ことが望ましい。この場合には、布団とブラシとの相対
的な移動により、布団の表面に付着した塵埃を満遍なく
除去することができる。
【0009】前記布団支持部は布団を広げた状態で搬送
するコンベア(21)を備えてもよく、かつ前記分離手
段として、前記布団支持部に支持された布団の表面と平
行な軸線を中心として回転しつつ前記布団と接触可能な
ブラシ(33,34)が設けられてもよい。
【0010】この場合には、布団をその搬送方向の一端
側から他端側までブラシと接触させて塵埃を効率よく除
去することができる。
【0011】前記ブラシと前記布団との接触部分にて、
前記ブラシが前記コンベアによる前記布団の搬送方向と
同一の側に回転するように前記ブラシの回転方向が設定
されてもよい。この場合には、コンベアの搬送方向に沿
ってブラシが布団上を移動するので、布団の表面の繊維
にブラシの毛が刺さって布団やブラシが痛む等の不都合
が生じるおそれがない。
【0012】前記コンベアには、前記布団を搬送する手
段として複数のベルト(25)が前記布団の搬送方向と
直交する方向に相互に間隔を開けて設けられ、前記分離
手段としての前記ブラシが、前記複数のベルトにて支持
された布団の上面及び下面にそれぞれ接触するようにし
て、複数設けられてもよい。
【0013】この場合、コンベアのベルトに支持された
布団の上面とブラシとが接触するとともに、その布団の
下面と他のブラシとがベルト間の隙間を介して接触す
る。従って、布団の各面を一度に処理することができ、
作業効率が高まる。なお、ベルトは幅の細い無端状のも
のであればよく、チェーンもベルトの一種としてここに
いうベルトの概念に含まれるものである。
【0014】前記コンベアの前記ベルトを走行させる駆
動手段(26)を、前記ブラシを回転させる駆動手段と
して兼用してもよい。この場合には駆動手段が節約でき
る。また、格別の電気的制御を行わなくてもコンベアの
運転及びその停止とブラシの回転及びその停止とが必ず
同期するので便利である。
【0015】前記吸引手段は、前記ブラシの周囲にて開
口する吸気ダクトを備えてもよい。この場合には、ブラ
シによって布団から掻き取られた塵埃を周囲に拡散させ
ることなく、吸気ダクトから直ちに吸引することができ
る。従って、布団から分離された塵埃の布団への再付着
を効果的に防止できる。布団から舞い散った塵埃によ
り、集塵機の設置場所の作業環境が汚されるおそれもな
い。
【0016】また、本発明のコンベアが設けられた集塵
機は、周囲から区画された集塵室を具備してもよく、そ
の場合、コンベアは前記集塵室に対して前記布団を広げ
た状態で搬入及び搬出するように設けられることが望ま
しい。この場合には、作業者が布団を広げながらコンベ
ア上に置くだけで布団の塵埃を除去することができる。
従って、作業効率が高まる。さらに、前記吸引手段が前
記集塵室の壁面上で開口する吸気ダクトを備えている場
合には、集塵室に浮遊する塵埃を吸気ダクトから吸引す
ることができる。これにより、集塵室に浮遊する塵埃の
布団への再付着を防止する効果をさらに高めることがで
きる。
【0017】さらに、本発明のブラシが設けられた集塵
機においては、前記布団の厚さ方向に関して前記ブラシ
を位置調整可能としてもよい。この場合には布団の厚さ
に応じてブラシの位置を調整し、常に適切な塵埃の分離
効果を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
布団用集塵機の全体構成を示している。この集塵機20
は、布団支持部としてのコンベア21と、そのコンベア
21のほぼ中央部分に設置された集塵室22と、その集
塵室22から空気を吸引する吸引手段としての吸引装置
23とを備えている。
【0019】図2にも示すように、コンベア21は、搬
入部21aと、中間搬送部21bと、搬出部21cとに
分かれている。上方からみたときの搬入部21a、中間
搬送部21b及び搬出部21cの大きさは、一枚の布団
1を広げて置くことができる程度に設定されている。各
部21a〜21cは、一対のローラ24a,24bと、
それらのローラ24a、24bの間に巻き掛けられた複
数のVベルト25…25と、駆動手段としてのモータ2
6と、そのモータ26の回転運動をローラ24bに伝達
するチェーン27とを備えている。搬入部21a及び搬
出部21cにはローラ24a,24bがそれぞれ1つず
つ設けられ、ローラ24a、24bの間にはVベルト2
5を下から支えるアイドラー28,28が設けられる。
これに対して、中間搬送部21bにはモータ26にて駆
動されるローラ24bが両端に1本ずつ設けられ、中間
に配置された単一のローラ24aと両側のローラ24b
との間にそれぞれVベルト25が巻き掛けられる。搬入
部21a及び搬出部21cの側縁には布団1の落下防止
用のガイド29…29が設けられる。
【0020】布団1はVベルト25の上に載置される。
布団1とコンベア21内に設けられるブラシ34との接
触を可能とするため、Vベルト25の幅は狭く設定さ
れ、各Vベルト25の間には十分な隙間が空いている。
モータ26の駆動によりVベルト25は図1の矢印F方
向に走行し、それによりベルト25上に置かれた布団1
は搬入部21aから中間搬送部21bを経て搬出部21
cまで所定の速度で搬送される。搬送速度は適宜に調整
してよいが、望ましくは100mm/sec.〜150
mm/sec.の範囲に設定する。
【0021】図3に詳しく示したように、集塵室22
は、コンベア21の中間搬送部21bを収容する程度の
大きさに形成されている。集塵室22は、フレーム30
…30を縦横に組み合わせて骨格部分を形成し、上面及
び前後左右の側面に壁材としての鋼板31…31を取り
付けて形成されている。但し、フレームを廃止し、剛性
のある板状パネルを組み合わせて集塵室22を構成して
もよい。いずれにせよ、集塵室22は、布団1から塵埃
を分離させる領域を周囲から区画できるように構成され
ていればよい。集塵室22の側壁にはコンベア21の搬
入部21aから搬入される布団1、及び搬出部21cへ
搬出される布団1の通過を許容する開口部32,32が
設けられている。開口部32,32に簾状のゴム板やブ
ラシ等を取り付けて開口部32の実質的な開口面積を減
らすようにしてもよい。
【0022】集塵室22の内部には、布団1から塵埃を
分離させる分離手段として、コンベア21の中間搬送部
21b上に支持された布団1の上面と接触する単一の上
ブラシ33と、布団1の下面と接触する二つの下ブラシ
34,34とが設けられている。図4にも示したよう
に、ブラシ33,34は、中心軸33a,34aに多数
の毛33b,34bを植え付けて全体を円柱型に形成し
たものである。それぞれのブラシ33,34の軸線(中
心軸の中心線に相当)は、コンベア21に支持された布
団1の表面と平行でかつコンベア21による布団1の搬
送方向と直交する。上ブラシ33の直径は下ブラシ34
の直径よりも幾らか大きい。具体的には上ブラシ33の
直径が160mm、下ブラシ34の直径が120mmに
それぞれ設定される。但し、両ブラシ33,34の直径
は互いに等しくてもよいし、下ブラシ34の直径が上ブ
ラシ33の直径よりも大きくてもよい。
【0023】図示を省略したが、各ブラシ33,34の
中心軸33a,34aの軸端にはスプロケットが取り付
けられている。図3から明らかなように、集塵室22の
搬入側(図3右側)に配置されたブラシ33,34のス
プロケットは、同一の側のローラ24bとともにチェー
ン27を介してモータ26と接続されている。また、集
塵室22の搬出側(図3の左側)に配置されたブラシ3
4のスプロケットは、ローラ24bに取り付けられた不
図示のスプロケットとチェーン35を介して接続されて
いる。このような構成により、モータ26がブラシ3
3,34の駆動手段として兼用される。そのため、コン
ベア21の中間搬送部21bの各モータ26を駆動する
と、それに同期してブラシ33,34も回転駆動され
る。なお、上ブラシ33は上下方向に位置調整可能であ
る。上ブラシ33の位置に拘わりなく搬入側におけるチ
ェーン27に適切なテンションを与えるため、搬入側の
チェーン27の周回経路には位置調整可能なテンション
ローラ36が設けられている。
【0024】ブラシ33,34の回転方向は図4に矢印
Aで示した通りである。すなわち、各ブラシ33,34
の回転方向は、ブラシ33,34と布団1との接触部分
において、ブラシ33,34がコンベア21による布団
1の搬送方向(矢印Fで示す方向)と同一の側に回転す
るように設定されている。このような設定により、ブラ
シ33,34が布団1の表面を擦る際の損傷を防止しつ
つ塵埃をその表面から掻き取ることができる。特に、布
団1の表面が比較的隙間の大きい繊維にて覆われている
場合にはブラシ33,34の回転方向を図4の通りに設
定することが好適である。ブラシ33,34の回転速度
は適宜に調整してよいが、例えば毎分150〜250回
転の範囲に設定するとよい。
【0025】図1及び図4に示すように、吸引装置23
は集塵室22の上面に設置されたブロアユニット40
と、そのブロアユニット40の吸引側に接続される吸気
ダクト41と、ブロアユニット40の排気側に接続され
る排気ダクト42とを備えている。吸気ダクト41は、
集塵室22の天井とブロアユニット40との間に配置さ
れる天井吸気部41aと、室内吸気部41bとを備えて
いる。天井吸気部41aの下端は集塵室22の天井を構
成する鋼板31と接続されて集塵室22の内部に向かっ
て開口する。一方、排気ダクト42は適当な排気場所ま
で延びている。その排気場所は、集塵機20が設置され
た作業施設の屋外とすることが望ましい。
【0026】図3及び図5に詳しく示したように、室内
吸気部41bは、ブロアユニット40から集塵室22の
側方を回り込んで内部まで延ばされる主ダクト44と、
ブラシ33,34に1:1に対応付けて設けられて主ダ
クト44と接続される吸気ヘッド45〜47とを備えて
いる。吸気ヘッド45〜47の開口部45a〜47aは
ブラシ33,34の近傍に位置している。開口部45a
〜47aは、ブラシ33,34の布団1と接触していな
い部分とオーバーラップするように設けることが望まし
く、図示の例ではラッパ状に広がる形状が開口部45a
〜47aに与えられている。また、開口部45a〜47
aはブラシ33,34の軸線方向の幅とほぼ同一幅に設
定されることが望ましい。
【0027】図6は上ブラシ33の上下方向の位置を調
整するための機構を示す。この機構50は、ブラシ33
の軸端を回転自在に支持する軸受51と、その軸受51
を長孔52aに沿って上下動自在に支持する軸受プレー
ト52と、軸受51と連結されたロッド53とを有して
いる。軸受プレート52はその上下端部においてボルト
54…54により集塵室22のフレーム30に固定され
る。ロッド53は集塵室22の天井側のフレーム30
(強度が確保できれば鋼板31でもよい。)を貫いて上
方に突出する。その突出部分にはねじ部53aが形成さ
れ、そのねじ部53aにナット55がねじ込まれてい
る。このような構成のため、ナット55を回転操作する
ことにより、ロッド53を上下に駆動してブラシ33の
上下方向の位置を調整することができる。なお、ロッド
53の上端部にはポインター56が上下のナット57,
57にて固定され、集塵室22の天井にはそのポインタ
ー56にて指示されるスケール578が設けられてい
る。これらのポインター56とスケール58とによって
ブラシ33の上下位置を作業者が把握し、調整の目安を
得ることができる。ブラシ33の反対側にも同様の上下
調整機構が設けられている。
【0028】以上の集塵機20において布団1の塵埃を
除去するには、布団1の厚さに応じてブラシ33の上下
方向の位置を調整した上で、コンベア21の各モータ2
6及び吸引装置23のブロアユニット40をそれぞれ起
動し、その状態でコンベア21の搬入部21aに布団1
を広げて載せるだけでよい。
【0029】搬入部21aに載置された布団1は、コン
ベア21により集塵室22に搬入されてブラシ33,3
4の間を通過する。このとき、図4に示すようにブラシ
33,34が布団1と接触し、それにより布団1に付着
した各種の塵埃、例えば綿埃や糸くず、あるいは布団1
に対する加熱乾燥処理にて殺傷されたダニの死骸等が布
団1から分離される。分離された塵埃は集塵室22に飛
散することなく、直ちに吸気ダクト41に吸引され、さ
らには排気ダクト42から屋外等の排気場所に排気され
る。ブラシ33,34の間を通過した布団1はもう一度
ブラシ34と接触する。これによっても布団1の下面か
ら塵埃が分離され、その塵埃は吸気ダクト41に吸引さ
れ、排気ダクト42から排気される。このようにして塵
埃が除去された布団1は中間搬送部21bから搬出部2
1cへと搬出される。ブラシ33,34により布団1の
上下面から塵埃が除去されているので、布団1を裏返し
て再び集塵機20で処理する必要はない。従って、作業
者は、搬出部21cに搬出された布団1を受け取り、梱
包等の次工程の作業へと移ることができる。
【0030】以上のように、本実施形態の集塵機20に
よれば、布団1に付着した塵埃を効率よく除去すること
ができる。塵埃を布団1から分離させる手段としてブラ
シ33,34を使用しているので、布団1の損傷を防ぎ
つつ高い塵埃除去効果を得ることができる。また、ブラ
シ33,34の近傍に開口する吸気ダクト41を備えて
いるので、布団1から分離した塵埃を周囲にまき散らす
ことなく直ちに捕捉して布団1への再付着を防止するこ
とができる。さらには、吸気ダクト41の天井吸気部4
1aにより集塵室22の全体からも空気を吸引するの
で、集塵室22における塵埃の拡散をより効果的に防止
し、集塵室22内における布団1への塵埃の再付着をよ
り一層確実に防止することができる。
【0031】本発明は上述した実施形態に限定されるこ
となく、種々の形態にて実施することができる。例え
ば、集塵室22内におけるブラシ33,34の配置は適
宜変更してもよい。分離手段はブラシを用いるものに限
らず、布団1に付着した塵埃を布団1から分離させる効
果を有するものであれば適宜に変更してよい。例えば、
布団1を繰り返し叩くような動作で塵埃を分離させても
よいし、粘着力、静電気等を利用して塵埃を布団から分
離させるようにしてもよい。集塵機を比較的清浄な環境
に設置できる場合には、集塵室を省略してもよい。布団
を移動させる構成に代え、ブラシ等の分離手段を布団に
対して移動させてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、布団支持部に広げて置かれた布団に付着している塵
埃を、分離手段によって布団から分離させ、その分離さ
れた塵埃を吸引手段にて吸引することができる。従っ
て、出荷作業の一貫として布団から効率よく塵埃を除去
することができる。これにより、布団に付着した塵埃を
工場からの出荷前の段階で除去する場合に適した集塵機
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の布団用集塵機の全体構成図。
【図2】図1の集塵機に布団支持部として設けられたコ
ンベアの平面図。
【図3】図1の集塵機に設けられた集塵室の内部の構成
を示す図。
【図4】分離手段として設けられたブラシと布団との関
係を示す図。
【図5】図1の集塵機の搬入側からの側面図。
【図6】ブラシを上下方向に位置調整するための機構を
示す図。
【符号の説明】
1 布団 20 集塵機 21 コンベア(布団支持部) 21a 搬入部 21b 中間搬送部 21c 搬出部 22 集塵室 23 吸引装置(吸引手段) 25 Vベルト 26 モータ(駆動手段) 30 フレーム 31 鋼板 33 上ブラシ(分離手段) 34 下ブラシ(分離手段) 40 ブロアユニット 41 吸気ダクト 41a 天井吸気部 41b 室内吸気部 42 排気ダクト 44 主ダクト 45,46,47 吸気ヘッド 45a,46a,47a 吸気ヘッドの開口部
フロントページの続き (72)発明者 小島 安廣 愛知県小牧市横内38 大清産業株式会社内 Fターム(参考) 3B116 AA46 AB14 AB47 BA02 BA12 BB72 CD11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布団を広げた状態で支持する布団支持部
    と、 前記布団支持部上にて広げられた布団に物理的作用を与
    えて該布団から塵埃を分離させる分離手段と、 前記分離手段にて分離された塵埃を吸引する吸引手段
    と、を備えたことを特徴とする布団用集塵機。
  2. 【請求項2】 前記分離手段として、前記布団支持部に
    支持された布団の表面と平行な軸線を中心として回転し
    つつ前記布団と接触可能なブラシが設けられ、該ブラシ
    と前記布団とを前記布団の表面に沿って相対的に移動可
    能としたことを特徴とする請求項1に記載の布団用集塵
    機。
  3. 【請求項3】 前記布団支持部は、前記布団を広げた状
    態で搬送するコンベアを備え、前記分離手段として、前
    記布団支持部に支持された布団の表面と平行な軸線を中
    心として回転しつつ前記布団と接触可能なブラシが設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載の布団用集
    塵機。
  4. 【請求項4】 前記ブラシと前記布団との接触部分に
    て、前記ブラシが前記コンベアによる前記布団の搬送方
    向と同一の側に回転するように前記ブラシの回転方向が
    設定されていることを特徴とする請求項3に記載の布団
    用集塵機。
  5. 【請求項5】 前記コンベアには、前記布団を搬送する
    手段として複数のベルトが前記布団の搬送方向と直交す
    る方向に相互に間隔を開けて設けられ、 前記分離手段としての前記ブラシが、前記複数のベルト
    にて支持された布団の上面及び下面にそれぞれ接触する
    ようにして、複数設けられていることを特徴とする請求
    項3に記載の布団用集塵機。
  6. 【請求項6】 前記コンベアの前記ベルトを走行させる
    駆動手段を、前記ブラシを回転させる駆動手段として兼
    用したことを特徴とする請求項5に記載の布団用集塵
    機。
  7. 【請求項7】 前記吸引手段は、前記ブラシの周囲にて
    開口する吸気ダクトを備えていることを特徴とする請求
    項2〜6のいずれか1項に記載の布団用集塵機。
  8. 【請求項8】 周囲から区間された集塵室を具備し、前
    記コンベアは前記集塵室に対して前記布団を広げた状態
    で搬入及び搬出するように設けられていることを特徴と
    する請求項3〜6のいずれか1項に記載の布団用集塵
    機。
  9. 【請求項9】 前記吸引手段は、前記集塵室の壁面上で
    開口する吸気ダクトを備えていることを特徴とする請求
    項8に記載の布団用集塵機。
  10. 【請求項10】 前記布団の厚さ方向に関して前記ブラ
    シを位置調整可能としたことを特徴とする請求項2〜9
    のいずれか1項に記載の布団用集塵機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111215390A (zh) * 2019-11-18 2020-06-02 成都讯腾自动化设备有限公司 一种零件自动去屑生产线的控制系统及其控制方法
CN112718604A (zh) * 2021-01-06 2021-04-30 李月红 一种卫生巾生产线用悬浮物去除装置

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