JP2733756B2 - 長ねぎなどの加工装置 - Google Patents

長ねぎなどの加工装置

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JP2733756B2 JP10483896A JP10483896A JP2733756B2 JP 2733756 B2 JP2733756 B2 JP 2733756B2 JP 10483896 A JP10483896 A JP 10483896A JP 10483896 A JP10483896 A JP 10483896A JP 2733756 B2 JP2733756 B2 JP 2733756B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長ねぎなどを定寸
に切断して予定の外皮を剥ぎ取る長ねぎなどの加工装置
に関し、特に長ねぎなどの根元部(根毛)および先端の
葉先部を切断して予定の長さに切り揃える定寸切断作業
と、このように定寸切断した後、土やゴミなどが付着し
ている長ねぎなどの外皮を剥ぎ取る皮剥作業とを連続工
程で行なえるようにした長ねぎなどの加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ゴボウなどの根菜類の定寸切断専用装置
は、例えば特公平5−58973号公報や特開平7ー1
07952号公報などに開示されている。ここでは、機
枠の長手方向に搬送される1対の無端回動チェーンに並
設された多数の樋状受け皿に被処理物の根菜類を載置し
て搬送し、受け皿搬送路の両外側に、予定距離だけ離し
て対向配置された1対の回転切断刃で根毛部および葉先
部を切り落とすことによって予定の長さに切り揃えてい
る。
【0003】一方、ゴミや土が付着している長ねぎなど
の外皮を剥ぎ取る皮剥専用装置も実公昭58−3911
7号、実公昭59ー17194号、実公平4ー2495
6号公報などに記載されており、また実用されている。
これらの装置では、長ねぎなどの被処理物を収納する通
気管や筒状防音室などの挿入開口部に圧縮空気の噴射ノ
ズルが設けれられると共に、挿入口の近傍には光電セン
サが設けられている。長ねぎなどの被処理物の挿入を検
知器が検知するのに応答して、長ねぎの葉先部側から根
元部に向けてノズルから圧縮空気を噴射させると同時
に、吹き出した圧縮空気に抗して作業者が葉先側を手前
に引き寄せることにより、土やゴミが付着している外皮
部を剥ぎ取ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の定寸切断専用装
置では、樋状受け皿にねぎなどを単に載せただけの状態
で連続搬送しながら回転刃で切断しているので、移動中
の受皿へ被処理物を正確に位置決めして載置供給するこ
とが困難で、切断位置のずれが生じやすいのみならず、
切削抵抗によってねぎなどの被処理物が踊って(上下左
右に動かされたりはね飛ばされたりして)切断面がずれ
たり、斜め切りになったりし易い上に、葉先を切断した
後の全長を許容範囲内に収めることが難しいという問題
がある。ゴボウなどのように比較的固くて真っ直ぐなも
のは定寸切断も容易であるが、長ねぎなどは軟弱で
「へ」字状に曲がっていたり立体的に湾曲していたりす
ることも多く、不安定な状態で受け皿に載置されている
ことが多く、また特に根元部で曲がっているものが多い
ので、所望の位置で、しかも根元の軸芯に対して直角に
切断することは極めて難しい。
【0005】根元の軸芯に対して直角に切断できずに斜
め切りになると品質評価が落ちてしまうし、直角に切断
できたとしても切断位置が根毛側にずれて根毛が一部で
も残ると、圧縮空気吹き付けによる外皮の剥ぎ取り除去
が完全にはできなくなる。反対に切断位置が葉先側にず
れて深切りになると、切断後に中心部が生長して突出し
易くなるので、やはり品質評価が落ちてしまう。このた
めに従来は、根元部の切断作業を機械化するとしても、
深切りが生じないように切断位置を安全側に設定し、根
毛が残ったものは手作業で切り取らざるを得ず、作業能
率低下の要因となっていた。すなわち、定寸切断作業と
皮剥ぎ作業とを連続して行なおうとすると、被処理物を
定寸切断専用装置の受け皿に供給する者と、定寸切断さ
れたねぎなどの根元部の切断状態を監視して残った根毛
を手作業で切り取る者と、定寸切断済みのねぎなどを皮
剥ぎ専用装置で皮剥ぎ作業する者との3名が最低必要で
あった。
【0006】また従来の皮剥ぎ専用装置では、通気管や
筒状防音室に被処理物である長ねぎを一方から挿入する
作業が必要であるが、これらの挿入口は比較的狭いのみ
ならず、挿入口の近傍にはノズルが設置されているので
挿入作業が難しく能率向上が望めないという問題があっ
た。さらに長ねぎの場合は、所望または規定枚数の葉を
残して葉の基部の外皮を完全に除去しなければならない
ので、挿入した長ねぎをノズルの噴射口に対して相対的
に位置決めする必要があり、長ねぎの挿入検知に応答し
て圧縮空気を噴出させる方式では挿入検知から位置決め
までの間は圧縮空気が無駄に浪費されたり、残った葉の
数が所望通りにならなかったりするという問題もあっ
た。
【0007】さらに従来の定寸切断専用装置の搬送用コ
ンべアを皮剥ぎ専用装置まで延長して両専用装置を一体
化し、これらの作業を連続して行おうとすると、定寸切
断に必要な根元支え部材が、皮剥作業部での外皮の吹き
飛ばしを妨害するので、定寸切断作業と皮剥ぎ作業とを
一体化装置で連続的に行う事は不可能とされていた。
【0008】本発明は、上述のような従来技術の問題点
を解決して、特に根元部の切断不良による品質評価の低
下を防止するばかりでなく、定寸切断作業と皮剥ぎ作業
とを連続して行なうことを可能にして、これらの作業能
率を向上し、しかも前記連続作業を2人の作業者で行な
えるようにした長ねぎなどの加工装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】その搬送方向と直角に並
置され、それぞれにねぎなどの被加工物が載置される多
数の受皿を、予定の搬送路に沿って上流端から下流端へ
搬送する第1の無端回動手段と、前記受皿に載置された
被加工物の根元を保持する根元支え部材を、予定の搬送
路に沿って前記受皿と整列した状態で、これと同期搬送
する第2の無端回動手段と、前記搬送路の途中に、前記
搬送方向と直角方向に予定距離隔離して配置され、前記
被加工物の根元および葉先を切断して予定の長さに切り
揃える1対の切断刃装置と、前記切断刃装置の下流側に
配置され、前記受皿に載置された被加工物の葉先側から
根元側に向けて圧縮空気を噴射し、被加工物の外皮の一
部を剥ぎ取るノズル手段と、前記第1および第2の無端
回動手段を間欠的に駆動する間欠駆動手段を具備し、前
記第2の無端回動手段の最下流端が前記切断刃装置とノ
ズル手段との間に位置されている。ねぎなどの被加工物
の定寸切断と外皮の除去を連続して行なうことができ
る。
【0010】前記間欠駆動手段は、前記受皿が前記ノズ
ル手段と整列する位置にきたことを検知して前記第1お
よび第2の無端回動手段の駆動を停止させる手段と、前
記ノズル手段からの圧縮空気噴射が停止された後に前記
第1および第2の無端回動手段の駆動を再開させる手段
とよりなり、前記無端回動手段の駆動再開手段は、前記
圧縮空気噴射の停止に応答して自動的に前記各無端回動
手段を再起動する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例を図面
を参照して説明する。
【0012】図1〜図3において、アングル材を溶接し
て構成された左右の上枠2,3の前後端部の上面に軸受
4,4を、中間部の上面に軸受5を設置し、前後端部の
軸受4,4には一対の鎖車6,6を楔着した従動軸7と
駆動軸8が回動自在に支承されている。駆動軸8の鎖車
6と従動軸7の鎖車6との間に無端回動チェーン9を懸
回し、後枠10に固着されているチェーン駆動用のブレ
ーキモータ11の鎖車12と駆動軸8に取着した鎖車1
3に無端チェーン14を懸回する。モータ11が回転さ
れると、一対の無端回動チェーン9,9が、図2におい
て反時計方向(矢印Aの方向)に回動される。
【0013】前記一対の無端回動チェーン9,9には樋
状受皿15がなるべくは等間隔で並設されている。受皿
15の略中央の下面にはローラー16を回動自在に軸支
したブラケット17が溶着されている。左右の上枠2,
3に溶着した連結機枠18の上面には無端回動チェーン
9が摺動する一対のチェーンレール(アングル材)19
を固着し、下面には受皿15のローラー16が転動する
転動レール(アングル材)20が溶着されている。
【0014】無端回動チェーン9が回動すると、チェー
ン9はチェーンレール19上を摺動し、被処理物である
長ねぎを載置された受皿15をほぼ水平に支持して矢印
A(図1)方向に搬送する。戻るときには、ローラ16
が転動レール20上を転動して受皿15を支持するの
で、チェーン9にかかる負荷は小さくなり、無端回動チ
ェーン9を長期間使用してもチェーンが伸びることな
く、常時、正確且つ円滑に回動する。
【0015】従動軸7と中間部軸受5に回動自在に軸支
されている中間軸23に鎖車6と同じ直径の鎖車24,
24を枢着し、鎖車24,24に懸回した根元支持用無
端回動チェーン25には、上方に拡がって開口したコ字
状の根元支え部材26が受皿15の間隔と同じ間隔で取
着されている。根元支え部材26は、受皿15が図示の
ような樋状の場合は、樋の最低線と一直線に整列される
のが望ましい。無端回動チェーン9が回動すると根元支
持用無端回動チェーン25も同期回動し、受皿15と根
元支え部材26は一直線上に整列され、対向した状態で
相対位置関係を保持したまま、矢印Aの方向に搬送され
る。また根元支え部材26は、被処理物の根元の寸法に
合わせて、これを弾性的に圧迫挟持するような寸法、形
状にするのが望ましい。
【0016】左右の上枠2,3にブリッジ28(図2、
3参照、図1では図示省略)を取付け、左右のブリッジ
の支柱29,29Aに根元切断用モータ31および葉部
切断用モータ31Aを固着する。これらモータ31,3
1Aの出力軸には回転切断刃32,32Aがそれぞれ取
着けられている。これらの一対の回転切断刃32,32
Aの内側寸法が切断する長ねぎの規定寸法に等しくなっ
ている。根元切断用回転切断刃32の内側には、図1に
概略を示すように、根元押えローラ60が設けられる。
【0017】図6は根元押えローラ60の1例を示す概
略図である。ローラ60は、機枠の適当箇所(例えば、
ブリッジ28)に固定された水平回動軸61に軸支され
た支持腕62に揺動自在に軸支されている。受皿15に
載置され、その根元部を根元支え部材26によって保持
された長ねぎなどの被処理物68が、図6に示すよう
に、根元押えローラ60の下、すなわち回転切断刃32
の位置に搬送されると、前記ローラ60は自重によって
長ねぎなどの被処理物68を根元支え部材26に向かっ
て押しつける。これにより、切断時における長ねぎなど
の躍りや振れが抑止されるので、切断位置のずれや斜め
切りが防止され、正確な切断が可能になる。ローラ60
の外周には、ねぎなどに傷を付けないようにゴムや発泡
樹脂などの比較的柔軟な弾性材層63を設けるのが望ま
しい。さらに必要に応じて、前記ローラ60による押え
力を調節するための手段65(例えば、圧縮または引っ
張りバネや重り)を付設することもできる。また前記押
え力調整手段の代わりに、あるいはこれに加えて、図示
は省略したが、前記ローラ60の最下降位置を制限する
機構を設けてもよい。
【0018】33は切断された長ねぎの根部や先端葉先
部の飛散を防止するカバーで、ブリッジ28または機枠
などに着脱可能に取付けてある。また切断された根元部
や葉先部などの切り屑を受け止めて暫時貯溜し、廃棄す
るための切屑収集樋55を、図2に例示したように、切
断刃32、32Aの下方に配置することもできる。図7
に切屑収集樋55の斜視図および側面図を示す。切屑収
集樋55は2つの回転切断刃32、32A間の距離より
も幾分長く構成され、前記回転刃で切断された根元部や
葉先部などの切屑が落下する位置には、これらの切屑を
樋55内に誘導するための、上向きの拡張翼対58、5
9がそれぞれ設けられる。また前記収集樋55の1端に
はノズル57が配置されており、このノズル57から圧
縮空気を噴射することによって、収集樋55内に溜まっ
た切屑を外部へ吹き飛ばして一気に排出することができ
る。なおこの場合、圧縮空気の吹き出し方向を、後述す
るノズル41のそれと一致させておくと、切屑が本装置
の同じ側に排出されるので、その後の除去、清掃作業が
容易になる利点がある。
【0019】後述するように、切屑の排出は、適当なタ
イマにより、切断された被処理物の本数(または、切断
部を通過した受皿15の数)に基づいて、または溜まっ
た切屑の量や累積高さを実際に検知することにより、適
当な時間間隔でノズル57を作動させて行なうことがで
きる。なおこの場合、収集樋の断面形状を図示のように
曲線(円または楕円弧状)にしておくと、吹き飛ばし効
率を高く維持できるが、角型などの他の形状でも良い。
また拡張翼対部を除いて、図7(B)に点線で示すよう
な覆い55Aを設けるのも有効である。
【0020】根元支持用無端回動チェーン25は根元切
断部の下流に配置された皮剥ぎ部よりも上流で終端す
る。その終端部には、図4に詳細を示すように、切断さ
れた長ねぎの根元を上方に持上げて根元支え部材26か
ら逃がすための根元抜取り杆27が、例えば機枠1の一
部を構成しているチェーンレール19に固着されてい
る。もっとも抜取り杆27はどこに取付けられてもよ
い。その代わりに、根元支持用無端回動チェーン25自
体を、その終端部付近で下方へ緩やかに屈曲させて根元
支え部材26の方がねぎ68の根元部から下方へ逃げ、
ねぎ68の根元が根元支え部材26にひっ掛かることな
しに、受皿搬送面にそって自由に移動できるようにして
も良い。
【0021】従動軸7と中間軸23に楔着したプーリー
35に懸回したベルトコンベア34は、被処理物である
長ねぎの葉先部を載せて無端回動チェーン9や樋状受皿
15と等速度で同期回動する。コンベア34は下流の皮
剥ぎ部まで延びているのが望ましいが、本実施例では、
無端回動チェーン25と同じ長さにして、下流側の中間
軸23を共用できるようにしている。ベルト34の代わ
りに機枠1に固着した固定案内杆で代用してもよい。
【0022】回転切断刃32,32Aの下流側の、後述
するように間欠搬送される受皿15の停止位置と対向す
る部位に皮剥装置40が設けてある。長ねぎの葉先部が
搬送される側の上枠2上にはノズル41を設けたノズル
支持ブラケット42を取着け、反対側の上枠3の下面に
は、受皿15の上面を覆うための覆板43を取着けた覆
板支持ブラケット(アングル材をL字状に溶着したブラ
ケット)が固着されている。覆板43は、その下面が受
皿15の上端面との間に間隙を残すように設置されてい
る。
【0023】ノズル41から受皿15の内表面に沿って
圧縮空気が高速で噴出されると、受皿15と覆板43で
囲まれた内部空間の気圧が低下して前記覆板の下面と受
皿15の両縁端がほぼ接触状態になり、外部から遮断さ
れるので、防音効果が発生する。のみならず、圧縮空気
によって外皮を剥ぎ取る力や剥ぎ取った外皮を吹き飛ば
す力も増強される。覆板43を透明な板(例えば、アク
リル製の)にすると皮剥ぎ状態が目視できて好ましい。
【0024】前記覆板の変形例として、図9のように構
成することができる。覆板43は、例えば前後左右4個
の弾性支持部材(バネ)69、69Aによって、上述と
同様に、その下面が受皿15の上端面との間に間隙を残
すように懸吊される。ノズル41から圧縮空気が噴射さ
れると、受皿15と覆板43で囲まれた内部空間の気圧
低下によって覆板43がバネ69、69Aの力に抗して
引き下げられ、前記覆板の下面と受皿15の両縁端がほ
ぼ密着状態になり、外部から事実上完全に遮断されるの
で、防音効果が一層改善されるのみならず、外皮の引き
剥がし力や吹き飛ばし力が増加し、作業能率の改善が図
られる。
【0025】さらに圧縮空気の噴射が遮断されると、覆
板43が受皿の縁からはなれて両者間の空間が広くなる
ので、皮剥ぎ作業終了後の被処理物68の取り出しや、
1人作業の時の被処理物の挿入も容易になる。なお、覆
板の形状は図示のような平板に限らず、適当に(例え
ば、密着状態になった両部材15、43で作られる筒状
空間の断面形状が円形や楕円形に近くなるような)湾曲
していたり、ノズル側へ向って斜め上方へ傾斜させて作
業領域をより一層広げるようにしても良いことは勿論で
ある。
【0026】コンベア34の下流端と皮剥用ノズル41
(皮剥ぎ部)との間を連絡する葉先部案内板50が配設
され、図5に詳細を示すように、この案内板50は左上
枠2に溶着したアングル材のブラケット51に固着され
ている。前記葉先部案内板50は、定寸切断された長ね
ぎの葉先部を、受皿15の移動に伴ってベルトコンベア
34の下流端から、さらに下流側にある一対のノズル4
1の間へ円滑に(擦り傷などが付かないように)導くの
に役立つ。前述のように、コンベア34の代わりに固定
案内杆を用いた場合には、この固定案内杆をノズル41
の位置まで延長することができる。図5では、ノズル4
1は、左右2個ずつの2対、4個のノズルで構成されて
いるが、ノズルの個数は適当でよい。
【0027】連結機枠18に取付けた受皿検知器21
(図3参照)で、搬送されてきた受皿15を検知する
と、図8を参照して後述するように、チェーン駆動用モ
ータ11が停止されて受皿15も停止する。このとき、
ねぎなどの被処理物を搬送する受皿15が前記ノズル4
1と正しく整列するように(図5参照)、受皿検知器2
1の設置位置が選定される。受皿15の停止位置を確実
にするためには、無端回動チェーン駆動用のモ−タ11
としては、給電遮断と同時に制動をかけるようにした同
時切ブレーキ付きモ−タを用いるのが望ましい。この実
施例では、検知器21としてはリミットスイッチを利用
したが、光電式センサーや超音波式の検知センサーでも
よいし、受皿が金属製ならば金属検知器でもよい。また
本実施例では、図3に示すように、受皿の下面の搬送路
に沿って検知器21を設けたが、受皿の側面に対面する
ように配置してその接近を検知するようにしてもよい。
【0028】前記皮剥用ノズル41は、図3に示すよう
に、電磁弁45、レギュレーター46、エアクリーナー
47などを介してエア供給管48に配管接続され、エア
供給管48の先端48aはコンプレッサー(図示省略)
にゴムホースなどで接続されている。電磁弁45は、図
8に関して後述するように、皮剥ぎ作業部および/また
は供給部の近傍に配置されるスイッチ(例えば、ペダル
式のフートスイッチ)49/49Aによってその開閉が
制御される。
【0029】図8は前述の長ねぎなどの加工装置の駆動
回路の1例を示す回路図である。図8および他の図を参
照して、前述の実施例の動作を説明する。この実施例
は、供給部でねぎなどを受け皿に載せる第1の作業者
と、皮剥部でねぎを取り出す第2の作業者との共同作業
によって、ねぎなどの根元と葉先を設定された長さに定
寸切断した後続けて皮剥作業をする連続モード、第1作
業者が単独で定寸切断作業のみを行なう切断モード、お
よび切断作業が済んだ被加工物の皮剥ぎのみを、第2作
業者が単独で行なう皮剥モードの3種のモードで動作す
ることができる。以下にそれぞれの動作モードについて
順に説明する。所望の作業に応じてモード選択器70の
選択子71を操作することにより、前記3種のモードの
1つが選択される。
【0030】図8は、選択子71を中立位置にして連続
モードを選択した場合であり、2つの接点71A、71
Bは共に閉成されている。主スイッチMSを投入する
と、消勢状態にあるリレーR1の常閉接点X11を介し
てコンベアモ−タMM(図2のモ−タ11)が起動され
るので、無端チェーン9、25およびベルトコンベア3
4が駆動され、受皿15および根元押え部材26が整列
状態を保って同期搬送される。検知器21が受皿15を
検知すると、これに応答してスイッチ21Aが閉じ、リ
レーR1が付勢される。これによってリレー接点X11
が開放され、コンベアモータMMが一時停止する。
【0031】まず連続モードでの本発明の実施例の動作
を説明する。前述のように、コンベアモ−タMMが停止
して受皿15や根元押え部材26も停止している間に、
被加工物である長ねぎ68を受皿15に載せ、その根元
を根元支え部材26に装填して根元切断部の位置決めを
する。その際、無端チェーン35に沿って根元支え部材
26の外側下方に配置されている切断位置目標部材66
(図1)に長ねぎの根元切断部が一致するように位置決
めして長ねぎを受皿15に載せると、根元支え部材26
も停止しているので、図11に詳細を示すように、簡単
かつ確実に根元切断位置の設定ができる。この状態で
は、常開接点X12が閉じられているので、フートスイ
ッチ49が踏まれて閉成されるとリレーR2が付勢さ
れ、同時に電磁弁45が開放されてノズル41から圧縮
空気が噴射され、これによって外皮の剥ぎ取りが行なわ
れる。またリレーR3はリレーR1、R2の常開接点X
13、X22を通じて付勢され、その接点X3によって
自己保持されている。
【0032】フートスイッチ49が開放されると、リレ
ーR2が消勢されてその常閉接点X21が閉成され、コ
ンベアモ−タMMが再起動されて受皿15の搬送が再開
される。これにより、近接スイッチ21Aが開放されて
リレーR1が消勢される。上述のようにして、最上流の
被処理物供給部で受皿15に載置された長ねぎ68は根
元切断部へ向かって間欠的に搬送される。スイッチS1
の投入によって切断用モ−タ31、31Aが付勢されて
いるので、長ねぎ68は回転切断刃32、32Aによっ
て根元および葉先が切断され、所定の長さに切り揃えら
れる。根元切断部では、図6に良く示したように、長ね
ぎ68の根元が押えローラ60で押え付けられるので、
切断部がずれたり、斜め切りになったりすることが防止
される。なお、根元押え部材26の寸法、形状が、上か
ら押し込まれた被処理物68を弾性的に挟持して切断時
の根元のぶれや振動が抑制される様に設定されておれ
ば、根元押えローラは省略できる。
【0033】定寸切断された長ねぎ68はさらに下流側
へ搬送されるが、無端回動チェーン25およびコンベア
34の最下流端付近で、その根元は根元抜取り杆27
(図4)に乗り上げて根元支え部材26から離脱し、一
方葉先部はコンベア34から先端部案内板50(図5)
へ滑らかに移行して皮剥部へ送られる。前述したよう
に、検知器21は受皿15の接近を感知しているので、
被加工物である長ねぎ68が載置された受皿15がノズ
ル41に対向、整列する位置に到達したときに、近接ス
イッチ21Aが閉じられ、リレーR1が再び付勢され
る、これにに伴なう接点X11の開放によってコンベア
モ−タMMが一時停止される。
【0034】このようにして受皿の間欠搬送が実現され
る。このとき作業者(皮剥の)がフートスイッチ49を
踏むと、電磁弁45が開放されて圧縮空気がノズル42
から噴射される。前記圧縮空気は長ねぎの葉先から根元
へ向う長手方向に沿って噴射されるので、皮剥部へ搬送
されてきた受皿15内の長ねぎ68の葉先部を作業者が
手に持って、適当な箇所から圧縮空気に当てながら手前
に引き出すだけで、皮剥ぎ作業が極めて効率良く実行さ
れる。剥ぎ取られた外皮は受皿15を通して反対側へ吹
き飛ばされて排出される。皮剥作業が終了した後、作業
者がフートスイッチ49を開放すると、前述のようにし
て、モ−タMMが自動的に再起動されて受皿の搬送が再
開される。
【0035】以上のように、搬送路最上流側の被処理物
供給部での受皿への被加工物の載置および根元部の位置
決め作業、ならびに下流側の皮剥部での皮剥作業が受皿
15の停止状態で行なわれ、停止時間も作業者の操作に
よって決められるので、位置決めが精度良く行なわれる
と共に、皮剥作業も極めて安全であり、また作業者の熟
練度に合わせて停止時間を最適、最短にでき、作業能率
を向上することが容易である。
【0036】図8の電磁弁72は、図7に示したノズル
57の圧縮空気噴射を制御するものであり、この電磁弁
72が開放されると、切屑収集樋55に溜まっている葉
先などの切屑が吹き飛ばされて排出される。排出の頻度
は、前述のように、適当に設定できるが、図示の例では
タイマスイッチ73を利用し、適当な時間間隔で電磁弁
72を開放するようにしている。
【0037】第2の、長ねぎの根元切断のみを行なう切
断モードでは、選択子71を切断モード側(図8では、
上側)へ切り替えてスイッチ71Aを開放状態にすると
共に、図10に示すように、葉先案内補助板69を付設
する。前記補助板69は、定寸切断されて搬送されて来
た長ねぎ68の葉先部が皮剥部を円滑に通過できるよう
にするものである。この状態では、作業者がフートスイ
ッチ49を踏んで閉成しても、電磁弁45が開放されな
いので、皮剥部のノズル41からは圧縮空気が噴射され
ず、皮剥ぎ作用は生じないが、その他の受皿15の間欠
搬送、受皿の停止期間中における被処理物の受皿への載
置や位置決め、ならびに定寸切断は上述と同じように実
行できることは容易に理解されるであろう。
【0038】このモードでは、前記フートスイッチは被
加工物搬送路の最上流端(被加工物の供給部)の近くに
配置されるのが望ましいので、この近くに別個のスイッ
チ49Aを設けるか、または前述のフートスイッチ49
を前記最上流端の近くまで延長して移動できるように、
予めコンセント(図示せず)を準備して挿脱自在にする
か、コードを長くするかしておくのが良い。
【0039】第3の、皮剥作業のみを行なう皮剥モード
では、選択子71を皮剥モード側(図8では、下側)へ
切り替えてスイッチ71Bを開放状態にする。このとき
葉先案内補助板69を付設しないのは当然である。この
状態で、主スイッチMSを投入すると、前述したように
受皿が間欠搬送され、皮剥作業も同様に行なうことがで
きる。なお、この皮剥モードでは、受皿を間欠搬送する
必然性はないので、図8のコンベアモ−タMMの給電回
路にも、前記接点71Bと同様のスイッチを設け、この
モードのときはこのスイッチを開放してもモ−タMMが
駆動されず、受皿が停止状態に固定されるようにしても
良い。こうすれば、消費電力の節減ができる。
【0040】なお連続モードにおいても、被加工物の供
給部近傍すなわち受皿搬送路の最上流端近傍に、モータ
MMへの給電を一時遮断できる第2のフートスイッチ
(図示せず)を設けておけば、搬送路上流端で被加工物
を供給する作業者も自己の作業状況に応じて受皿の停止
時間を制御できるようになる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、根元支え部の搬送路を
皮剥ぎ部よりも上流側で終端させたので、根元支え部が
皮剥ぎ部での圧縮空気通路を邪魔することがなくなり、
被加工物の受皿を被加工物の供給部から皮剥ぎ部まで連
続的に搬送することができ、根元部の定寸切断作業と外
皮の除去作業とを2人の作業者で並行的に、かつ連続し
て行ない、作業能率をあげ、労力を軽減することができ
る。また被加工物が載置される受皿を間欠駆動するよう
にしたので、その停止期間中に被加工物の載置作業およ
び皮剥作業を行ない、特に被加工物の根元の切断位置と
姿勢を正確に設定することができるのみならず、これら
の作業を安全に遂行できる。
【0042】また被加工物を受皿に載置する被処理物供
給部に切断位置目標部材を配置すれば、被加工物の根元
の切断位置と姿勢の設定を一層正確に行なうことができ
る。受皿の搬送停止はその近接検知によって自動的に行
ない、圧縮空気の噴射開始および停止ならびに搬送の再
開は皮剥ぎ作業の完了に応じて作業者が手動で行なえる
ので、圧縮空気の噴射時間を最適に制御して消費を最小
限にすると共に、圧縮空気の噴射停止に応答して自動的
に搬送を再開することにより、作業者の能力に応じた最
適の速度で間欠搬送が行なわれ、作業能率をより一層向
上することができる。さらに作業人数や能力に応じて作
業モードを選択し、根切り作業と皮剥ぎ作業とを分別し
て個別に行なうこともできるので、装置を有効に使用し
てその稼働効率を上げることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を連続作業機に適用した1実施例の平面
図である。
【図2】前記1実施例の側面図である。
【図3】図1のC−C線に沿う側断面図である。
【図4】根元支持用無端回動チェーンの最下流端部の斜
視図である。
【図5】葉先搬送用コンベアの最下流端から皮剥部に延
在する葉先案内板を示す斜視図である。
【図6】根元切断部に設けられる根元押えローラの概略
側面図である。
【図7】切屑収集樋の構成を示す図であり、同図のAは
斜視図、Bは側面図である。
【図8】前記1実施例の制御回路図である。
【図9】皮剥部の受皿上に配置される覆板の変形例を示
す側面図である。
【図10】皮剥部のノズルを跨いで設置される葉先案内
補助板を示す斜視図である。
【図11】切断位置目標部材と長ねぎの載置位置の関係
を示す側面図である。
【符号の説明】
9、25…無端回動チェーン 21…(受皿)検知器
11…ブレーキモ−タ15…(被加工物)受皿 20…
転動レール 26…根元押え部材 27…根元逃し杆
32、32A…回転切断刃 34…ベルトコンベア 4
0…皮剥装置 41…ノズル 43…覆板 49…フートスイッチ 5
0…葉先案内板 55…屑収集樋 60…根元押えロ
ーラ 66…切断位置目標部材 69…葉先案内補助板

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その搬送方向と直角に並置され、それぞれ
    にねぎなどの被加工物が載置される多数の受皿を、予定
    の搬送路に沿って上流端から下流端へ搬送する第1の無
    端回動手段と、 前記受皿に載置された被加工物の根元を保持する根元支
    え部材を、予定の搬送路に沿って前記受皿と整列した状
    態で、これと同期搬送する第2の無端回動手段と、 前記搬送路の途中に、前記搬送方向と直角方向に予定距
    離隔離して配置され、前記被加工物の根元および葉先を
    切断して予定の長さに切り揃える1対の切断刃装置と、 前記切断刃装置の下流側に配置され、前記受皿に載置さ
    れた被加工物の葉先側から根元側に向けて圧縮空気を噴
    射し、被加工物の外皮の一部を剥ぎ取るノズル手段とを
    具備し、被加工物の定寸切断と外皮の除去を連続して行
    なうことのできるねぎなどの加工装置であって、 前記第1および第2の無端回動手段を間欠的に駆動する
    間欠駆動手段を具備し、 前記第2の無端回動手段の最下流端が前記切断刃装置と
    ノズル手段との間に位置されたことを特徴とする長ねぎ
    などの加工装置。
  2. 【請求項2】前記間欠駆動手段は、前記受皿が前記ノズ
    ル手段と整列する位置にきたことを検知して前記第1お
    よび第2の無端回動手段の駆動を停止させる手段と、前
    記ノズル手段からの圧縮空気噴射が停止された後に前記
    第1および第2の無端回動手段の駆動を再開させる手段
    とよりなることを特徴とする請求項1記載の長ねぎなど
    の加工装置。
  3. 【請求項3】前記無端回動手段の駆動再開手段は、前記
    圧縮空気噴射の停止に応答して自動的に前記各無端回動
    手段を再起動することを特徴とする請求項2記載の長ね
    ぎなどの加工装置。
  4. 【請求項4】前記第1の無端回動手段に対して前記第2
    の無端回動手段と反対側に、前記各搬送路と平行に配置
    され、前記被加工物の先端部を前記受皿と同期搬送する
    第3の無端回動手段をさらに具備したことを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の長ねぎなどの加工
    装置。
  5. 【請求項5】前記間欠駆動手段は、前記受皿が前記ノズ
    ル手段と整列する位置にきたことを検知して前記第1、
    第2および第3の無端回動手段の駆動を停止させる手段
    と、前記ノズル手段からの圧縮空気噴射が停止された後
    に前記第1ないし第3の無端回動手段の駆動を再開させ
    る手段とよりなることを特徴とする請求項4記載の長ね
    ぎなどの加工装置。
  6. 【請求項6】前記無端回動手段の駆動再開手段は、前記
    圧縮空気噴射の停止に応答して自動的に前記各無端回動
    手段を再起動することを特徴とする請求項5記載の長ね
    ぎなどの加工装置。
  7. 【請求項7】前記各無端回動手段が駆動されている間
    は、前記ノズル手段からの圧縮空気噴射が禁止されるこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の長
    ねぎなどの加工装置。
  8. 【請求項8】前記ノズル手段から圧縮空気が噴射されて
    いる間は、前記各無端回動手段の駆動が禁止されること
    を特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の長ね
    ぎなどの加工装置。
  9. 【請求項9】前記根元支え部材の搬送経路の最下流端の
    位置付近で、前記受皿に載置された被加工物の根元に係
    合して当該根元を前記根元支え部材から逃がすように、
    前記位置付近で、上流側から下流側に向かって上昇する
    ように傾斜配置された根元逃し部材をさらに具備したこ
    とを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の長
    ねぎなどの加工装置。
  10. 【請求項10】前記根元逃し部材が前記根元支え部材と
    受皿の各搬送路の中間に配置された請求項9記載の長ね
    ぎなどの加工装置。
  11. 【請求項11】前記根元支え部材の搬送経路の最下流端
    と前記切断刃装置の配置位置との間で、前記根元支え部
    材の搬送経路が前記受皿の搬送経路面から下方へ逸れる
    ように屈曲されており、これによって前記受皿に載置さ
    れた被加工物の根元が前記根元支え部材から解放される
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の
    長ねぎなどの加工装置。
  12. 【請求項12】前記第3の無端回動手段の最下流端と前
    記ノズル位置との間の、前記第3の無端回動手段の搬送
    経路の延長線上に配置され、前記被加工物の先端部を、
    前記下流端から前記ノズル位置へ向って案内する先端部
    案内部材をさらに具備したことを特徴とする請求項1な
    いし11のいずれかに記載の長ねぎなどの加工装置。
  13. 【請求項13】前記切断刃装置の配置位置よりも上流側
    において、前記根元支え部材の搬送経路に沿って平行
    に、前記根元支え部材の搬送経路の外側に配置された切
    断位置目標部材をさらに具備したことを特徴とする請求
    項1ないし12のいずれかに記載の長ねぎなどの加工装
    置。
  14. 【請求項14】前記ノズル位置に整列して停止した受皿
    の上部に、間隙を残してその開口部を覆うように配置さ
    れた覆板をさらに具備したことを特徴とする請求項1な
    いし13のいずれかに記載の長ねぎなどの加工装置。
  15. 【請求項15】前記覆板は、ノズルからの圧縮空気の噴
    射に応じて、前記受皿の両縁部に事実上密着されるよう
    に弾性的に支持されたことを特徴とする請求項14に記
    載の長ねぎなどの加工装置。
  16. 【請求項16】前記先端部案内部材の下流端から、さら
    に下流に向かって、少なくとも前記ノズルを跨ぐように
    着脱可能に取り付けられる先端部案内補助板をさらに具
    備したことを特徴とする請求項1ないし15のいずれか
    に記載の長ねぎなどの加工装置。
  17. 【請求項17】前記ノズルからの圧縮空気の噴射を禁止
    する手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1な
    いし16のいずれかに記載の長ねぎなどの加工装置。
  18. 【請求項18】前記1対の切断刃装置の少なくとも一方
    の下方に設けられる切屑収集樋であって、その1端に設
    置されて当該樋内に圧縮空気を噴出するノズルと、切断
    された切屑をその内部に収集するための拡張翼とを有す
    る切屑収集樋をさらに具備したことを特徴とする請求項
    1ないし17のいずれかに記載の長ねぎなどの加工装
    置。
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