JPH0738836B2 - 天ぷらの脱油装置 - Google Patents

天ぷらの脱油装置

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JPH0738836B2
JPH0738836B2 JP4056711A JP5671192A JPH0738836B2 JP H0738836 B2 JPH0738836 B2 JP H0738836B2 JP 4056711 A JP4056711 A JP 4056711A JP 5671192 A JP5671192 A JP 5671192A JP H0738836 B2 JPH0738836 B2 JP H0738836B2
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JP
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tempura
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cloth
roll
conveyor
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JP4056711A
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一夫 仲井
弘次 泉田
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山崎工機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天ぷら上げ機によって
油上げされた直後に天ぷらに付着する余分の油を除去す
るための脱油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】天ぷら上げ機によって油上げされた天ぷ
らにはかなり余分の油がその表面に付着しているため、
これを除去する必要があるが、この除去作業を自動的に
行う脱油装置として、従来では図7に示す構造の装置が
使用されている。
【0003】この従来装置は、表面が吸油製タオル生地
からなる一対の駆動ベルト1,2間を天ぷらTを通過さ
せ、その通過途上で天ぷらTの表面に付着する油を一対
の吸油製ベルト1,2に吸着させ、吸油製ベルト1,2
に吸引された油は絞りロール3,4で絞り出し、これを
油受け5,6に回収するようにしていた。なお、7,8
は油受け5,6にそれぞれ取り付けられ、絞りロール
3,4に付着する油や天ぷらかすを除去するスクレーパ
ーである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この吸油製ベルト方式
によれば、ベルトが新しい使用当初では確かに絞り取り
効果は良いが、一対のベルト間を直線上に通過させるた
め、短期間にベルトの表面に天ぷらかすが付着するなど
してベルトが汚れ、これがためにベルトをたびたび装置
から取り外して洗浄しなければならず、この洗浄作業に
よりベルトの両縁がほつれたり、歪みが発生し、これが
ためにベルトの直線駆動途上で上下のベルト1,2が左
右に蛇行して、両ベルト1,2間を通過する天ぷらが型
崩れを起こす等の難点があった。
【0005】従って、本発明は、これは難点を除去し、
長期間安定して使用することのできるこの種の脱油装置
を提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の難点を解
消するために、実施例に示す参照符号を付して示せば、
請求項1にあっては、油上げされた天ぷらTを搬送する
一対のコンベア10A、10Bをその進行方向に所定の
落差Lを設けて2段に配設し、各コンベア10A、10
B上にそれぞれ駆動ロール11を軸架し、且つ各駆動ロ
ール11に脱油用の布12を装着して天ぷらが駆動ロー
ル11の直下を通過時に該脱油用布12が天ぷらに接す
るようにし、各駆動ロール11に対向すると共に、これ
に装着される脱油用布12に圧接して油を脱油用布12
から絞り出す絞りロール13を設け、各駆動ロール12
と各絞りロール13とに囲繞されるそれぞれの空間部1
4に対応して、該空間部14に絞り出た油を吸引する吸
引管15を設けてなる構成を採用するものである。
【0007】また請求項2にあっては、油上げされた天
ぷらTを搬送する一対のコンベア10A、10Bをその
進行方向に所定の落差Lを設けて2段に配設し、各コン
ベア10A、10B上にそれぞれ駆動ロール11を軸架
し、且つ各駆動ロール11に脱油用の布12を装着して
天ぷらが駆動ロール11の直下を通過時に該脱油用布1
2が天ぷらに接するようにし、各駆動ロール11に対向
すると共に、これに装着される脱油用布12に圧接して
油を脱油用布12から絞り出す絞りロール13を設け、
各絞りロール13の下方側に絞りロール13から滴下す
る油を受ける油受け16を設けてなる構成を採用するも
のである。
【0008】また請求項3にあっては、前記各駆動ロー
ル11は、軸受17に載置状態に軸支され該軸受17か
ら取外し自在に設けられてなる請求項1または2記載の
構成を採用するものである。
【0009】また請求項4にあっては、油上げされた天
ぷらTを搬送する上記各コンベア10A,10Bは弾性
手段18によって受け支えられ、駆動ロール11とコン
ベア10との間を通過する天ぷらTは弾性手段18の弾
性力に抗して通過するようになっている請求項1〜3の
いずれか記載の構成を採用するものである。
【0010】また請求項5にあっては、上記各コンベア
11,11の2段の落差Lは調整可能に形成されてる請
求項1〜4のいずれか記載の構成を採用するものであ
る。
【0011】
【作用】本発明の請求項1によれば、上記各コンベア1
0A,10B上を移動する天ぷらTが駆動ロール11に
装着されて回転する脱油用の布12に接触することによ
って天ぷらTに付着する油が脱油用布12に除去される
ようになっているため、例え長期間の繰り返し使用によ
り脱油用布12の両端縁がほつれたり、歪みが生じても
脱油用布12は駆動ロール11に装着されているため、
蛇行を起こすことがない。
【0012】また脱油用布12の一回転ごとに絞りロー
ル13によって脱油用布12に含まれた油が絞り出さ
れ、吸引管15によって強制的に吸引されるため、脱油
用布12が天ぷらTに接触するときには、脱油用布12
には油が殆ど含まれてしないため、天ぷらTからの油の
除去能率が格段に良い。
【0013】さらに1段目のコンベア10A上で天ぷら
Tの一面側に付着する油が除去され、2段目のコンベア
10B上で天ぷらTの他面側に付着する油が除去される
ことになり、天ぷらTの上下面にわたって確実に油が除
去される。
【0014】また請求項2にあっては、請求項1と同じ
ように例え長期間の繰り返し使用により脱油用布12の
両端縁がほつれたり、歪みが生じても脱油用布12は駆
動ロール11に装着されているため、蛇行を起こすこと
がないと共に、脱油用布12とこれに対向する絞りロー
ル13との間から油が下方に滴下しても油受け16によ
って受け止められるため、コンベア10A,10B上の
天ぷらTに油が付着することがない。
【0015】さらに1段目のコンベア10A上で天ぷら
Tの一面側に付着する油が除去され、2段目のコンベア
10B上で天ぷらTの他面側に付着する油が除去される
ことになり、天ぷらTの上下面にわたって確実に油が除
去される。
【0016】また請求項3にあっては、前記駆動ロール
11は、軸受17に載置状態に軸支され該軸受17から
取外し自在に設けられてなるため、駆動ロール11に装
着された脱油用布12の交換を容易に行うことができ
る。
【0017】また請求項4にあっては、油上げされた天
ぷらTを搬送する上記各コンベア10A,10Bは弾性
手段18によって受け支えられ、駆動ロール11とコン
ベア10A,10Bとの間を通過する天ぷらTは弾性手
段18の弾性力に抗して通過するようになっているた
め、天ぷらTの厚みが変化してもその厚みに合わせて駆
動ロール11とコンベア10A,10Bとの間隔が自調
整されて天ぷらTの通過を許し、天ぷらTの型崩れを起
こすことがない。
【0018】また請求項5にあっては、上記2段の各コ
ンベア10A,10Bの落差Lは調整可能に形成されて
るため、天ぷらTの大きさや形状あるいは厚みに応じ
て、天ぷらTが表裏反転して1段目から2段目に落下す
るように調整することができる。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の正面図を示すも
ので、1段目のコンベア10Aは機枠19に架設され、
2段目のコンベア10Bは所定の落差Lを設けて機枠2
0に架設されている。
【0020】即ち、機枠19に軸架した駆動スプロケッ
ト21と遊転スプロケット22との間にネットコンベア
10Aが張設され、矢印で示すように図中左側から右方
向に回転駆動するようになっている。そして該コンベア
10Aの長手方向の略中央部の上方側に駆動ロール11
が機枠19に突設したU字状の軸受17(図3)にその
ロール軸11a(図3)が載置されるようにして軸支さ
れている。
【0021】この駆動ロール11の外周面にはタオル生
地等からなる脱油用の布12が巻き付けられている。図
3(これに隣接する構成要素は図示せず)に示すよう
に、脱油用布12は円筒状の布を駆動ロール11にはめ
込むか、一枚の脱油用布12を駆動ロール11に巻付け
るなどして、その両端部を輪ゴム等の締結手段41によ
って駆動ロール11の外周面の凹環部を利用して固定し
てもよく、あるいは単に駆動ロール11の外周面に沿わ
せるだけでもよい。
【0022】コンベア10Aの駆動方向の上流側には略
L字状のブラケット23が突設されその先端部に絞りロ
ール13が遊転自在に軸支され、これによって駆動ロー
ル11と絞りロール13との間に略V字状の空間部14
(図4)が形成され、この空間部14に対応するように
して角形の吸引管15が前記ブラケット23の先端部に
取り付けられている。この吸引管15は、図4に示すよ
うにその角形のV字状角部が空間部14に侵入して可及
的に駆動ロール11と絞りロール13との間の隙間が小
さくなるように設け、該吸引管15のV字状角部にその
長手方向適当間隔に吸引孔15aが穿設されている。こ
の吸引管15は図示しない吸引駆動手段につながれる。
【0023】また図1には図示しないが、図5に示すよ
うに絞りロール13の下方側にスクレーパー16aを介
して樋状の油受け16を前記ブラケット23の先端部に
取り付けるようにしてもよい。
【0024】前記L字状ブラケット23の基端部は枢軸
24によって図示の起立状態から倒伏状態に回動可能に
機枠19に支持されていると共に機枠19とブラケット
23との間に張設したばね25に付勢されて該プラケッ
ト23の先端部の絞りロール13は駆動ロール11に圧
接するようになっており、且つ図1に鎖線で示すように
ブラケット23をばね25の付勢力に抗して駆動ロール
11から離反方向に回動させることによってブラケット
23を倒伏状態にばね25に付勢されて維持することが
できるようになっている。
【0025】また駆動ロール11の下方のコンベア10
Aはその下面側において一対の遊転ロール26に受け支
えられており、この一対の遊転ロール26は、図1、特
に図6に示すようにガイドロッド27と弾性手段である
ばね18とを介して機枠19に弾力的に支持されてい
る。
【0026】従ってコンベア10Aに下方向の荷重が負
荷すれば、弾性手段18の弾性力に抗してコンベア10
Aは下方に下がるようになっている。
【0027】2段目のコンベア10Bも1段目のコンベ
ア10Aと殆ど同様の構造となっており、同一の役割を
果たす部品については同一符号を付してその説明を省略
するが、2段目のコンベア10Bを架設する機枠20は
機台27に蝶番部材28を介して支持されて、その略水
平位置から蝶番部材28を支点して上下に傾動すること
ができるようになっており、その後端部、即ち1段目の
コンベア10Aに対向する側が落差Lの調節手段29を
介して1段目のコンベア10Aに連結されその架設位置
を維持するようになっている。
【0028】即ち、図1に示すように2段目のコンベア
10Bの後端部には調節杆30が自在継手31によって
上方に突設されると共に、その上端部には1段目の機枠
29を貫通してロックナット32がねじ込まれ、調節杆
30の外周側に圧縮ばね33が1段目と2段目の機枠2
9,30間に介装されている。従って1段目と2段目の
機枠29,30間の落差Lを調節するためには、ロック
ナット32を弛めて圧縮ばね33の付勢力に抗して該ロ
ックナット32を調節杆30に沿って上下に移動させ所
定の落差Lの位置で再びロックナット32を締め付けれ
ばよい。
【0029】また、1段目のコンベア10Aの後端部に
は、これと同調駆動する搬入コンベア34が架設され、
これに油上げされた天ぷらTが搬入されるようになって
いる。
【0030】なおまた、機台27、35には1段目と2
段目の両機枠29,30間にわたってその下方側に油受
け槽36が設けられる共に、電動機37が設置され、こ
れにつながれる伝動チェーン38は図示の一点鎖線に示
すように駆動部品の各スプロケット39(図3参照)や
ガイドローラ40を経由して懸架され、一機の電動機3
7によって各駆動部品を駆動させるようになっている。
【0031】従って、搬入コンベア34上に搬入された
天ぷらTは1段目のコンベア10Aに送り出され、駆動
ロール11の直下を通過することによって駆動ロール1
1に装着されている脱油用布12によって天ぷらTの一
方の表面側に付着する油が吸引除去される。そして天ぷ
らTの油を吸引して油を含有する脱油用布12はその一
回転の途上で絞りロール13と駆動ロール11との間で
絞られ、両ロール13,11に囲繞される空間部14に
絞り出される。この絞り出された油は空間部14に位置
する吸引管15によって強制的に吸引され、且つ駆動ロ
ール11上の脱油用布12からもこれに付着する油を吸
引する。これによって脱油用布12には油が殆ど含有し
なくなるから再びその回転途上で天ぷらTに接触するこ
とによってこれに付着する油を良好に吸引除去すること
ができる。
【0032】天ぷらTの厚みは当然に一定とはかぎら
ず、このためコンベア10Aと駆動ロール11との間を
通過する際に天ぷらT自体によってその通過路を押し開
けるように、即ちコンベア10Aをこれを受け支える弾
性手段18の弾性力に抗してお押し下げるようして通過
路を開けて両者の間を通過し、その通過途上で天ぷらT
が脱油用布12に弾力的に接触することによってこれに
付着する油が脱油用布12に吸引除去されることにな
る。これがために天ぷらTの厚みが変化しても駆動ロー
ル11とコンベア10Aとの間を脱油されながら且つ型
崩れを起こすことなく通過することができる。
【0033】天ぷらTの脱油作業を行うことによって駆
動ロール11に装着した脱油用布12が汚れてこれを洗
浄するために取外し交換する必要がある場合には、駆動
ロール11は図3に示すように軸受17に載置状に軸支
されているだけであるから、ブラケット23を駆動ロー
ル11から離反方向に回動させて絞りロール13と吸引
管15とを駆動ロール11から離反させた状態で、駆動
ロール11を上方に持ち上げるだけで駆動ロール11を
装置から離脱させることができ、脱油用布12の交換作
業を容易に行うことができる。
【0034】脱油用布12の洗浄を繰り返し行い、脱油
用布12の両端縁がほつれたり、歪みが生じても脱油用
布12は直接に駆動ロール11に装着されているため、
これが左右に蛇行するというようなことがなく長期間に
わたって正確に且つ確実に脱油作業を行うことができ
る。
【0035】この1段目のコンベア10Aを通過するこ
とによって天ぷらTの一方の表面側に付着する油Sが除
去されるが、これだけでは天ぷらTの脱油が不十分な場
合は天ぷらTは2段目のコンベア10B上に送り出され
る。
【0036】この2段目に天ぷらTが送り出される際に
は、1段目と2段目との間に両コンベア10A,10B
間に所定の落差Lが設けられなければならない。即ち、
図1に示すように天ぷらTが1段目のコンベア10Aか
ら2段目のコンベア10B上に落下する際に天ぷらTの
主に大きさ、正確には長さに合わせてその落差Lを調整
することによって矢印で示すようにその表裏が反転した
状態でコンベア10B上に落下することができ、これに
よって1段目のコンベア10Aによって脱油された天ぷ
らTの一方側面が下側になって未だ脱油されていない他
方側の面が上側になって2段目のコンベア10B上に位
置することになる。従って2段目のコンベア10B上を
天ぷらTが移動することによって他方側の表面に付着し
た油Sが駆動ロール11に装着した脱油用布12によっ
て吸着除去されることになる。そして上記の落差Lを天
ぷらTの大きさに合わせて調節するためには調節手段2
9によって容易に行うことができる。
【0037】しかして表裏両面にわたって余分な油の除
去された天ぷらTは搬出部42から所要場所に搬出され
ることになる。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、上下2段の
各コンベア上に連続的に送り込まれる天ぷらに付着する
油を除去する脱油用の布は駆動ロールに直接に装着され
ているため、洗浄作業等を経て繰り返し使用するも左右
に蛇行することがなく、長期間にわたって型崩れを生起
することなく確実に天ぷらに付着する油を除去すること
ができる。
【0039】また脱油用布の一回転ごとに絞りロールに
よって脱油用布に含まれた油が絞り出され、吸引管によ
って強制的に吸引されるため、単なる自然の滴下方式に
比べて能率的に脱油用布に含有される油を吸引脱油する
ことができ、従ってその後の天ぷらに対する油の脱油効
率を格段に向上させることができる。
【0040】さらに1段目のコンベア上で天ぷらの一面
側に付着する油が除去され、2段目のコンベア上で天ぷ
らの他面側に付着する油が除去されることになり、天ぷ
らの表裏にわたって確実に脱油作業を行うことができ
る。
【0041】しかも1段目と2段目のコンベアとの間に
所定の落差を設けるだけで、天ぷらをその表裏にわたっ
て反転作動を行わせることができるため、反転作動させ
るための複雑な機構を必要とすることがなく、これだけ
構造が簡単である。
【0042】また請求項2によれば、、請求項1と同じ
ように例え長期間の繰り返し使用しても脱油用布の蛇行
を起こすことがないと共に、脱油用布とこれに対向する
絞りロールとの間から油が不測に下方に滴下しても油受
けによって受け止められるため、コンベア上の天ぷらに
油が付着することがなく、さらに1段目のコンベア上で
天ぷらの一面側に付着する油が除去され、2段目のコン
ベア上で天ぷらの他面側に付着する油が除去されること
になり、天ぷらの表裏にわたって確実に脱油作業を行う
ことができ、且つ1段目と2段目のコンベアとの間に所
定の落差を設けるだけで、天ぷらをその表裏にわたって
反転作動を行わせることができるため、反転作動させる
ための複雑な機構を必要とすることがなく、これだけ構
造が簡単である。
【0043】また請求項3によれば、前記駆動ロール
は、これを軸支する軸受に取外し自在に設けられてなる
ため、駆動ロールに装着された脱油用布の交換を容易に
行うことができる。
【0044】また請求項4によれば、天ぷらの厚みが変
化してもその厚みに合わせて駆動ロールとコンベアとの
間隔が自調整されて天ぷらの通過を許し、天ぷらの型崩
れを起こすことがないと共に、天ぷらの大きさに合わせ
て駆動ロールとコンベアとの対向間隔を調整する必要が
ないから効率的に脱油作業を行うことができる。
【0045】また請求項5によれば、上記2段の各コン
ベアの落差は調整可能に形成されてるため、天ぷらの大
きさや形状あるいは厚みが変化するも上記落差を調整す
るだけで正確にその表裏を反転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同要部の斜視図である。
【図4】同要部の正面断面図である。
【図5】同要部の他の実施例の正面断面図である。
【図6】同他の要部の正面断面図である。
【図7】同従来例の正面図である。
【符号の説明】
T 天ぷら 10 コンベア 10A コンベア 10B コンベア 11 駆動ロール 12 脱油用の布 13 絞りロール 14 空間部 15 吸引管 16 油受け 17 軸受 18 弾性手段 L 落差 29 調整手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油上げされた天ぷらを搬送する一対の
    ンベアをその進行方向に所定の落差を設けて2段に配設
    し、各コンベア上にそれぞれ駆動ロールを軸架し、且つ
    各駆動ロールに脱油用の布を装着して天ぷらが駆動ロー
    ルの直下を通過時に該脱油用布が天ぷらに接するように
    し、各駆動ロールに対向すると共に、これに装着される
    脱油用布に圧接して油を脱油用布から絞り出す絞りロー
    ルを設け、各駆動ロールと各絞りロールとに囲繞される
    それぞれの空間部に対応して、該空間部に絞り出た油を
    吸引する吸引管を設けてなる天ぷらの脱油装置。
  2. 【請求項2】 油上げされた天ぷらを搬送する一対の
    ンベアをその進行方向に所定の落差を設けて2段に配設
    し、各コンベア上にそれぞれ駆動ロールを軸架し、且つ
    各駆動ロールに脱油用の布を装着して天ぷらが駆動ロー
    ルの直下を通過時に該脱油用布が天ぷらに接するように
    し、各駆動ロールに対向すると共に、これに装着される
    脱油用布に圧接して油を脱油用布から絞り出す絞りロー
    ルを設け、各絞りロールの下方側に絞りロールから滴下
    する油を受ける油受けを設けてなる天ぷらの脱油装置。
  3. 【請求項3】 前記各駆動ロールは、軸受に載置状態に
    軸支され該軸受から取外し自在に設けられてなる請求項
    1または2記載の天ぷらの脱油装置。
  4. 【請求項4】 油上げされた天ぷらを搬送する上記各コ
    ンベアは弾性手段によって受け支えられ、駆動ロールと
    コンベアとの間を通過する天ぷらは弾性手段の弾性力に
    抗して通過するようになっている請求項1〜3のいずれ
    か記載の天ぷらの脱油装置。
  5. 【請求項5】 上記2段のコンベアの落差は調整可能に
    形成されてる請求項1〜4のいずれか記載の天ぷらの脱
    油装置。
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