JP2702304B2 - 多結晶半導体層の形成方法及びこれを用いた光起電力装置の製造方法 - Google Patents
多結晶半導体層の形成方法及びこれを用いた光起電力装置の製造方法Info
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- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池、光センサ等
として用いて好適な多結晶半導体層の形成方法及びこの
多結晶半導体層を用いた光起電力装置の製造方法に関す
る。
として用いて好適な多結晶半導体層の形成方法及びこの
多結晶半導体層を用いた光起電力装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、光起電力装置は、ガラス等の透
光性基板上に透明電極と、導電型が夫々p型、i(真
性)型、n型の3層の非晶質半導体層と、裏面電極と、
をこの順序に積層して構成されている。
光性基板上に透明電極と、導電型が夫々p型、i(真
性)型、n型の3層の非晶質半導体層と、裏面電極と、
をこの順序に積層して構成されている。
【0003】このような光起電力装置は、安価である利
点を有する反面、結晶系シリコンを用いた光起電力装置
と比較して光電変換効率が低いという問題があった。
点を有する反面、結晶系シリコンを用いた光起電力装置
と比較して光電変換効率が低いという問題があった。
【0004】また、非晶質半導体層を用いた光起電力装
置は300〜800nmの光感度を有するが、それ以上
の長波長側にも感度を有する光起電力装置が要求される
ようになってきた。
置は300〜800nmの光感度を有するが、それ以上
の長波長側にも感度を有する光起電力装置が要求される
ようになってきた。
【0005】このため、結晶系の多結晶シリコンを用い
た光起電力装置が注目されている。多結晶シリコンは非
晶質シリコンに比べて移動度が1〜2桁程度高く、また
熱的に安定しており信頼性が高いという特性を有する。
しかも光感度も300〜1100nmと広い。
た光起電力装置が注目されている。多結晶シリコンは非
晶質シリコンに比べて移動度が1〜2桁程度高く、また
熱的に安定しており信頼性が高いという特性を有する。
しかも光感度も300〜1100nmと広い。
【0006】一方、非晶質半導体層を用いた光起電力装
置においては、光電変換効率の改良の一手法として、微
細な凹凸を設けることにより、光半導体層に入射した光
を散乱させて反射損失を減少せしめると共に、光半導体
層中の光路長を増大させて光の吸収効率を高める所謂テ
クスチャ効果を備えたものがある。
置においては、光電変換効率の改良の一手法として、微
細な凹凸を設けることにより、光半導体層に入射した光
を散乱させて反射損失を減少せしめると共に、光半導体
層中の光路長を増大させて光の吸収効率を高める所謂テ
クスチャ効果を備えたものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、多結
晶シリコンは、SILSO多結晶シリコン基板や、キャ
スト多結晶シリコン基板が用いられるが、これら基板
は、基板の形成工程において、1000℃を越える高温
での熱処理プロセス等、煩瑣で難しい工程が必要であっ
た。
晶シリコンは、SILSO多結晶シリコン基板や、キャ
スト多結晶シリコン基板が用いられるが、これら基板
は、基板の形成工程において、1000℃を越える高温
での熱処理プロセス等、煩瑣で難しい工程が必要であっ
た。
【0008】そこで、この発明は、多結晶シリコン等の
多結晶半導体層を低温で容易に形成できると共に、テク
スチャ効果のための微細な凹凸を多結晶半導体層に形成
する方法を提供することをその課題とする。
多結晶半導体層を低温で容易に形成できると共に、テク
スチャ効果のための微細な凹凸を多結晶半導体層に形成
する方法を提供することをその課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による多結晶半
導体層の形成方法は、基板上に、非晶質半導体層を形成
した後、この半導体層に選択的に光を照射しつつ、表面
に温度分布を設けた状態で熱処理を施して、前記半導体
層を結晶化させ、表面に凹凸が形成された多結晶半導体
層を形成することを特徴とする。
導体層の形成方法は、基板上に、非晶質半導体層を形成
した後、この半導体層に選択的に光を照射しつつ、表面
に温度分布を設けた状態で熱処理を施して、前記半導体
層を結晶化させ、表面に凹凸が形成された多結晶半導体
層を形成することを特徴とする。
【0010】この発明による光起電力装置の製造方法
は、基板上に、一導電型の非晶質半導体層を形成する工
程、この半導体層に選択的に光を照射しつつ、表面に温
度分布を設けた状態で熱処理を施して、前記半導体層を
結晶化させ、表面に凹凸が形成された一導電型多結晶半
導体層を形成する工程、この一導電型多結晶半導体層上
に他導電型半導体層を形成する工程、とを備えたことを
特徴とする。
は、基板上に、一導電型の非晶質半導体層を形成する工
程、この半導体層に選択的に光を照射しつつ、表面に温
度分布を設けた状態で熱処理を施して、前記半導体層を
結晶化させ、表面に凹凸が形成された一導電型多結晶半
導体層を形成する工程、この一導電型多結晶半導体層上
に他導電型半導体層を形成する工程、とを備えたことを
特徴とする。
【0011】
【作用】半導体表面において、光照射がされている部分
と、光照射がない部分では温度差が発生する。この温度
分布に応じて、表面に微細な凹凸ができた多結晶半導体
層が形成できる。
と、光照射がない部分では温度差が発生する。この温度
分布に応じて、表面に微細な凹凸ができた多結晶半導体
層が形成できる。
【0012】
【実施例】まず、図1ないし図3に従いこの発明の第1
の実施例について説明する。
の実施例について説明する。
【0013】図1ないし図3は、この発明の多結晶半導
体の形成方法及び光起電力装置の製造方法を示し、図1
は熱処理を施す状態を示す断面図、図2は熱処理を施し
た後の要部拡大断面図、図3は光起電力装置の断面図を
夫々示す。
体の形成方法及び光起電力装置の製造方法を示し、図1
は熱処理を施す状態を示す断面図、図2は熱処理を施し
た後の要部拡大断面図、図3は光起電力装置の断面図を
夫々示す。
【0014】この実施例においては、まずチタン(T
i)などからなる金属基板1上にn型不純物として燐
(P)がドープされた膜厚10μmのn型非晶質シリコ
ン層2を形成する。
i)などからなる金属基板1上にn型不純物として燐
(P)がドープされた膜厚10μmのn型非晶質シリコ
ン層2を形成する。
【0015】上述のn型非晶質シリコン層2は、例えば
高周波(RF)グロー放電法により、基板1上に形成さ
れる。この時の成膜条件は、シランガス(SiH4)1
0sccm、0.1%の水素(H2)で希釈したホスフ
ィン(PH3)1sccm、基板温度500℃、圧力
0.12Torr、RFパワー20W、成膜速度3Å/
秒である。
高周波(RF)グロー放電法により、基板1上に形成さ
れる。この時の成膜条件は、シランガス(SiH4)1
0sccm、0.1%の水素(H2)で希釈したホスフ
ィン(PH3)1sccm、基板温度500℃、圧力
0.12Torr、RFパワー20W、成膜速度3Å/
秒である。
【0016】続いて、図1に示すように、基板1を真空
容器内のヒータ21が内蔵された載置台20に設置す
る。そして、光透過部分11と光遮蔽部分12を交互に
設けた石英性のフォトマスク10をn型非晶質シリコン
層2上に設置する。この実施例の光透過部分11と光遮
蔽部分12の幅は約3μm程度である。
容器内のヒータ21が内蔵された載置台20に設置す
る。そして、光透過部分11と光遮蔽部分12を交互に
設けた石英性のフォトマスク10をn型非晶質シリコン
層2上に設置する。この実施例の光透過部分11と光遮
蔽部分12の幅は約3μm程度である。
【0017】その後、真空容器内を排気して真空状態に
保ち、フォトマスク10の上方から可視光又は紫外光1
5を照射し、温度600℃で10時間熱処理を施す。
保ち、フォトマスク10の上方から可視光又は紫外光1
5を照射し、温度600℃で10時間熱処理を施す。
【0018】この可視光又は紫外光15の照射により、
n型非晶質シリコン層2の表面近傍では、フォトマスク
10の光透過部分11から光が照射された部分は、温度
が620℃と上昇し、光遮蔽部分12により光が照射さ
れない部分は、温度が600℃程度である。
n型非晶質シリコン層2の表面近傍では、フォトマスク
10の光透過部分11から光が照射された部分は、温度
が620℃と上昇し、光遮蔽部分12により光が照射さ
れない部分は、温度が600℃程度である。
【0019】また、基板1近傍のn型非晶質シリコン層
2の温度は基板1の影響で光照射部分と光非照射部分と
の温度差はほとんどない。
2の温度は基板1の影響で光照射部分と光非照射部分と
の温度差はほとんどない。
【0020】この熱処理により、非晶質シリコン層を結
晶化させて、多結晶シリコン層をなすいわゆる固相成長
が行なわれる。この固相成長の結果、n型多結晶シリコ
ン層2aの表面は温度分布の周期に対応した凹凸が形成
される。即ち、図2に示すように、この実施例では6μ
m程度の周期で、凹凸が形成される。この時の凹凸の高
さは2μm程度である。
晶化させて、多結晶シリコン層をなすいわゆる固相成長
が行なわれる。この固相成長の結果、n型多結晶シリコ
ン層2aの表面は温度分布の周期に対応した凹凸が形成
される。即ち、図2に示すように、この実施例では6μ
m程度の周期で、凹凸が形成される。この時の凹凸の高
さは2μm程度である。
【0021】然る後、n型多結晶シリコン層2a上に、
p型不純物としてボロン(B)がドープされた膜厚10
0Åのp型非晶質シリコン層3が形成される。
p型不純物としてボロン(B)がドープされた膜厚10
0Åのp型非晶質シリコン層3が形成される。
【0022】上述のp型非晶質シリコン層3は、例えば
高周波(RF)グロー放電法により、基板1上に形成さ
れる。この時の成膜条件は、シランガス(SiH4)5
sccm、1%の水素(H2)で希釈したジボラン(B2
H6)25sccm、基板温度120℃、圧力0.2T
orr、RFパワー6Wである。
高周波(RF)グロー放電法により、基板1上に形成さ
れる。この時の成膜条件は、シランガス(SiH4)5
sccm、1%の水素(H2)で希釈したジボラン(B2
H6)25sccm、基板温度120℃、圧力0.2T
orr、RFパワー6Wである。
【0023】そして、図3に示すように、このp型非晶
質シリコン層3上にITOなどの透明電極4をスパッタ
リング法などにより設けて、光起電力装置を得る。
質シリコン層3上にITOなどの透明電極4をスパッタ
リング法などにより設けて、光起電力装置を得る。
【0024】さて、図3に示す薄膜多結晶シリコンを用
いた光起電力装置の光感度を測定したところ、波長80
0nm以上の長波長感度及び波長500nm以下の短波
長感度の何れも向上した。
いた光起電力装置の光感度を測定したところ、波長80
0nm以上の長波長感度及び波長500nm以下の短波
長感度の何れも向上した。
【0025】次に、図4ないし図6に従いこの発明の第
2の実施例について説明する。
2の実施例について説明する。
【0026】図4ないし図6は、この発明の第2の実施
例の多結晶半導体の形成方法及び光起電力装置の製造方
法を示し、図4は熱処理を施す状態を示す断面図、図5
は熱処理を施した後の要部拡大断面図、図6は光起電力
装置の断面図を夫々示す。
例の多結晶半導体の形成方法及び光起電力装置の製造方
法を示し、図4は熱処理を施す状態を示す断面図、図5
は熱処理を施した後の要部拡大断面図、図6は光起電力
装置の断面図を夫々示す。
【0027】この実施例においては、n型多結晶シリコ
ン基板5上にp型不純物としてボロン(B)がドープさ
れた膜厚4000Åのp型非晶質シリコン層6を形成す
る。
ン基板5上にp型不純物としてボロン(B)がドープさ
れた膜厚4000Åのp型非晶質シリコン層6を形成す
る。
【0028】上述のp型非晶質シリコン層6は、例えば
高周波(RF)グロー放電法により、形成される。この
時の成膜条件は、シランガス(SiH4)10scc
m、1%の水素(H2)で希釈したジボラン(B2H6)
5sccm、H230sccm、基板温度350℃、圧
力0.07Torr、RFパワー30Wである。
高周波(RF)グロー放電法により、形成される。この
時の成膜条件は、シランガス(SiH4)10scc
m、1%の水素(H2)で希釈したジボラン(B2H6)
5sccm、H230sccm、基板温度350℃、圧
力0.07Torr、RFパワー30Wである。
【0029】続いて、図4に示すように、n型多結晶シ
リコン基板5を真空容器内のヒータ21が内蔵された載
置台20に設置する。そして、前述と同様に光透過部分
11と光遮蔽部分12を交互に設けた石英性のフォトマ
スク10をp型非晶質シリコン層6上に設置する。この
実施例の光透過部分11と光遮蔽部分12の幅は約0.
5μm程度である。
リコン基板5を真空容器内のヒータ21が内蔵された載
置台20に設置する。そして、前述と同様に光透過部分
11と光遮蔽部分12を交互に設けた石英性のフォトマ
スク10をp型非晶質シリコン層6上に設置する。この
実施例の光透過部分11と光遮蔽部分12の幅は約0.
5μm程度である。
【0030】その後、真空容器内を排気して真空状態に
保ち、フォトマスク10の上方から可視光又は紫外光を
照射し、温度650℃で10時間熱処理を施す。
保ち、フォトマスク10の上方から可視光又は紫外光を
照射し、温度650℃で10時間熱処理を施す。
【0031】この可視光又は紫外光を照射により、前述
と同様にp型非晶質シリコン層6の表面近傍では、光が
照射された部分は、温度が670℃と上昇し、光が照射
されない部分は、温度が650℃程度である。
と同様にp型非晶質シリコン層6の表面近傍では、光が
照射された部分は、温度が670℃と上昇し、光が照射
されない部分は、温度が650℃程度である。
【0032】また、n型多結晶シリコン基板5近傍のp
型非晶質シリコン層6の温度は基板1の影響で光照射部
分と光非照射部分との温度差はほとんどない。
型非晶質シリコン層6の温度は基板1の影響で光照射部
分と光非照射部分との温度差はほとんどない。
【0033】この熱処理による固相成長の結果、p型多
結晶シリコン層6aの表面は温度分布の周期に対応した
凹凸が形成される。即ち、図5に示すように、この実施
例では1μm程度の周期で、凹凸が形成される。この時
の凹凸の高さは2000Å程度である。
結晶シリコン層6aの表面は温度分布の周期に対応した
凹凸が形成される。即ち、図5に示すように、この実施
例では1μm程度の周期で、凹凸が形成される。この時
の凹凸の高さは2000Å程度である。
【0034】然る後、図6に示すように、p型多結晶シ
リコン層6a上に、アルミニウム(Al)を蒸着などに
より形成し、このAlをパターニングして櫛型電極7を
形成して光起電力装置を得る。
リコン層6a上に、アルミニウム(Al)を蒸着などに
より形成し、このAlをパターニングして櫛型電極7を
形成して光起電力装置を得る。
【0035】さて、図6に示す薄膜多結晶シリコンを用
いた光起電力装置の光感度を測定したところ、波長80
0nm以上の長波長感度及び波長500nm以下の短波
長感度の何れも向上した。
いた光起電力装置の光感度を測定したところ、波長80
0nm以上の長波長感度及び波長500nm以下の短波
長感度の何れも向上した。
【0036】〔発明の効果〕以上説明したように、本発
明によれば、半導体表面において、光照射部分と光非照
射部分との間で温度差が発生し、この温度分布に応じ
て、表面に微細な凹凸ができた多結晶半導体層を形成す
ることができる。従って、この多結晶半導体層を光起電
力装置に用いると所謂テクスチャ効果により、光電変換
効率が向上する。
明によれば、半導体表面において、光照射部分と光非照
射部分との間で温度差が発生し、この温度分布に応じ
て、表面に微細な凹凸ができた多結晶半導体層を形成す
ることができる。従って、この多結晶半導体層を光起電
力装置に用いると所謂テクスチャ効果により、光電変換
効率が向上する。
【図1】 この発明の第1の実施例を示し、熱処理を施
す状態を示す断面図である。
す状態を示す断面図である。
【図2】 この発明の第1の実施例を示し、熱処理を施
した後の要部拡大断面図である。
した後の要部拡大断面図である。
【図3】 この発明の第1の実施例を示し、光起電力装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図4】 この発明の第2の実施例を示し、熱処理を施
す状態を示す断面図である。
す状態を示す断面図である。
【図5】 この発明の第2の実施例を示し、熱処理を施
した後の要部拡大断面図である
した後の要部拡大断面図である
【図6】 この発明の第2の実施例を示し、光起電力装
置の断面図である。
置の断面図である。
1 基板 2 n型非晶質シリコン 2a n型多結晶シリコン 3 p型非晶質シリコン 4 透明電極 10 フォトマスク 5 n型多結晶シリコン基板 6 p型非晶質シリコン 6a p型多結晶シリコン 7 櫛型電極
Claims (2)
- 【請求項1】 基板上に、非晶質半導体層を形成した
後、この半導体層に選択的に光を照射しつつ、表面に温
度分布を設けた状態で熱処理を施して、前記半導体層を
結晶化させ、表面に凹凸が形成された多結晶半導体層を
形成することを特徴とする多結晶半導体層の形成方法。 - 【請求項2】 基板上に、一導電型の非晶質半導体層を
形成する工程、この半導体層に選択的に光を照射しつ
つ、表面に温度分布を設けた状態で熱処理を施して、前
記半導体層を結晶化させ、表面に凹凸が形成された一導
電型多結晶半導体層を形成する工程、この一導電型多結
晶半導体層上に他導電型半導体層を形成する工程、とか
らなる光起電力装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3089927A JP2702304B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 多結晶半導体層の形成方法及びこれを用いた光起電力装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3089927A JP2702304B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 多結晶半導体層の形成方法及びこれを用いた光起電力装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04299575A JPH04299575A (ja) | 1992-10-22 |
JP2702304B2 true JP2702304B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=13984336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3089927A Expired - Fee Related JP2702304B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 多結晶半導体層の形成方法及びこれを用いた光起電力装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2702304B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5438986B2 (ja) * | 2008-02-19 | 2014-03-12 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 光電変換装置の製造方法 |
JP5236669B2 (ja) * | 2010-02-02 | 2013-07-17 | シャープ株式会社 | 電極の製造方法、太陽電池の製造方法および光電変換素子の製造装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6154068U (ja) * | 1984-09-13 | 1986-04-11 | ||
JPH0336613Y2 (ja) * | 1986-08-07 | 1991-08-02 | ||
JPH0629254Y2 (ja) * | 1987-08-13 | 1994-08-10 | 松下電工株式会社 | 水栓固定金具 |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP3089927A patent/JP2702304B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04299575A (ja) | 1992-10-22 |
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