JP2701367B2 - 電子写真複写装置 - Google Patents

電子写真複写装置

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JP2701367B2
JP2701367B2 JP63243612A JP24361288A JP2701367B2 JP 2701367 B2 JP2701367 B2 JP 2701367B2 JP 63243612 A JP63243612 A JP 63243612A JP 24361288 A JP24361288 A JP 24361288A JP 2701367 B2 JP2701367 B2 JP 2701367B2
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electrophotographic copying
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静雄 弓削
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ミノルタ株式会社
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/06Eliminating residual charges from a reusable imaging member
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  • Toxicology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、感光体の残留電荷を光により消去するイレ
ーサーを有する電子写真複写装置に関するものである。
[従来の技術] 電子写真複写装置において、通常、感光体の残留電荷
の消去は、感光体表面の近傍に配置した光源、例えば、
タングステンランプや発光ダイオードの光を感光体表面
に照射することにより行われる。
近年、電子写真複写装置の小型化に従い感光体が小さ
くなっており、また、多色現像のため現像器を2器以上
設けるなど感光体まわりに配置されるエレメントが多く
なっている。従って、残留電荷を消去する光イレーサー
の配置場所が狭くなり、前後に配置された機器、例え
ば、クリーナーや帯電器との間隔も狭くなる。そこで、
簡単な構造でコンパクトにするために、光源を別の位置
に設け、光ファイバーにより導かれた光で感光体表面を
照射し、残留電荷を消去するように構成したものも提案
されている(例えば、特開昭62−127786号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題] イレーサーと帯電器との間隔が狭い配置のとき、イレ
ーサーから感光体に照射される光が帯電器に回り込み、
帯電工程において帯電能を低下させる有害光となる。帯
電能はトランスの容量を増大することにより改善できる
が、同時にコロナ電流が増大し、オゾン発生量も増大す
るため好ましくない。
さらに、イレーサーと帯電器との間隔が狭い、或い
は、複写プロセススピードを速くするため感光体の回転
速度が速いと低温時に帯電能が低下するという現象が発
生することがある。これは低温時にはイレーサーの光に
より過剰に生成された電子・正孔対が再結合するまでの
時間が長くなるため、完全に再結合して消滅する前に帯
電工程に入ってしまい、従って、キャリア移動が起こっ
て帯電電荷が打ち消されるために、帯電能が低下すると
考えられる。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る感光体の残留電荷を光により消去するイ
レーサーを有する電子写真複写装置は、 前記感光体に対して感光体移動方向下流側から上流側
に向けて光を照射するように配置した前記イレーサー
と、前記イレーサーから照射され前記感光体で反射され
た光を、前記イレーサーから照射された光の感光体照射
位置よりも感光体移動方向上流側に再び入射させる反射
板と、を有することを特徴とする。
また、前記反射板は、クリーニング用ブレードもしく
はブレードの保持部材に取り付けられた反射部材、ある
いは、クリーニング用ブレードの保持部材の一面に形成
された反射面である。
さらに、前記反射板は、感光体照射位置からの反射光
を感光体面に略垂直に、あるいは、感光体面に略垂直よ
り若干感光体移動方向上流側に入射するように設置され
たものである。
また、前記イレーサーの光源を発光ダイオードとする
ことを特徴とする。
[作用] 上記構成において、イレーサーの光を感光体移動方向
下流側(つまり帯電器側)から照射すると、感光体表面
における反射光は感光体移動方向上流側へ反射する。こ
れより、帯電器にまわり込む有害光を抑制し、有害光に
よる帯電能の低下を減らすことができる。
また、感光体照射位置と帯電器との距離が長くなるた
めに、イレースから帯電までの時間も長くなり、低温時
の帯電能の低下も少なくなる。
さらに、イレーサーは感光体法線方向に対して傾いて
配置されているため、照射光の感光体表面での反射量は
増大するが、反射板を設けることにより反射光は再び感
光体移動方向上流側に入射されるため、感光体の残留電
荷は十分に消去される。
[実 施 例] 以下に、図面に基づいて、本発明の実施例を説明す
る。
第2図は本発明が適用される電子写真複写装置の構成
を概略的に示す断面図である。
複写装置(100)の本体の略中央には感光体ドラム
(1)が図中反時計方向に回転可能に支持されており、
その周囲には、イレーサー(2),帯電器(3),像端
及び像間イレーサー(5),現像装置(6),転写チャ
ージャ(7),分離チャージャ(8)及びクリーニング
装置(9)等が順次配設されている。感光体ドラム
(1)は表面に感光体層を設けたもので、この感光体は
前記イレーサー(2)及び帯電器(3)を通過すること
により均一帯電され、走査光学系(10)からスリット部
(4)を介して画像露光を受けてその表面に静電潜像が
形成され、さらに、像端及び像間イレーサー(5)によ
り画像作成領域以外の電荷を消去される。このように形
成された静電潜像は、現像装置(6)によりトナー像と
され、給紙装置(11)から搬送される複写用紙に転写チ
ャージャ(7)によって転写される。続いて複写用紙
は、分離チャージャ(8)によって感光体ドラム(1)
から分離されて搬送ベルト(12)で定着装置(13)へ送
り込まれ、像定着された後トレイ(14)に排出される。
転写後の感光体ドラム(1)は、クリーニング装置
(9)によってその表面に残留するトナーを除去され、
再びイレーサー(2)によって残留電荷が消去されて、
次の複写工程に備える。
本発明を詳細に説明する前に先に述べた低温時帯電不
良現象について説明する。
第4図は光源にタングステンランプを用いた従来のイ
レーサー(2)近傍の拡大図である。このイレーサーを
使用し、感光体ドラム(1)にOPC感光体を用いると、
帯電器(3)による帯電電位V0は−440Vであった。さら
に、帯電器(3)へのタングステンランプ(15)の光漏
れを除去するために、図中破線で示される遮光板(3a)
によって対策を施こすと、帯電電位V0は−470V0が得ら
れた。ここで、上記の遮光板(3a)を設置した状態で低
温度環境5℃にすると、帯電電位V0は390Vしか得られな
かった。
この低温時の帯電電位V0の低下は次の理由によるもの
と考えられる。すなわち、イレーサー(2)により感光
体の残留電荷は消去されるが、この時過剰なイレーサー
(2)の光により感光体層内部には自由な電荷が生成さ
れている。低温時には、この自由な電荷が再結合によっ
て消滅する時間、すなわち、キャリアの寿命が長くなる
ため、次の帯電器(3)に達しても自由なキャリアが多
数存在し、帯電電荷が感光体に付与されたとき、その電
荷を中和するために帯電電位V0が低下する。
この対応としては、イレーサー(2)の光を帯電器
(3)から充分離れた位置に照射することが考えられ
る。これにより光漏れの影響は少なく、かつ、過剰なイ
レーサー(2)の光により生成される自由な電荷は、再
結合により消滅する割合が増えるので帯電能が改善され
る。
上記の点と装置全体をコンパクトに構成することを両
立させるためには、イレーサー(2)を感光体に対して
感光体移動方向下流側から上流側に向けて光を照射する
ように斜めに配置することが良い。このように配置する
ことにより、感光体表面で反射する光はもとよりその他
の有害光も除去しやすい構成となる。
第1図は本発明の第1実施例によるイレーサー(2)
の近傍の拡大図である。クリーニング装置(9)はクリ
ーニング用ブレード(16),ブレード(16)の保持部材
(17)及びブレード(16)によって感光体ドラム(1)
の表面より除去された残留トナーの搬出機構(18)によ
り構成されている。クリーニング装置(9)と帯電器
(3)の間にはイレーサー(2)の光源として発光ダイ
オード(以下、LEDと記す)(19)が感光体移動方向下
流側から上流側に向けて光を照射するように斜めに配置
されている。この時、LED(19)の照射角度が感光体ド
ラム(1)の表面の法線に対して大きくなると、感光体
表面での反射量が上昇し直接照射光だけでは十分に残留
電荷の消去ができなくなるが、感光体で反射された光を
再び感光体移動方向上流側に入射させる反射板(20)が
設置されることによって、LED(19)の光は十分に感光
体に照射することができる。上記反射板(20)は、アル
ミの反射面を持つ反射部材をブレード(16)の保持部材
(17)にボルトによって取り付けたものである。この反
射面は感光体ドラム(1)に対して任意の角度に設置可
能ではあるが、感光体ドラム(1)の表面の残留電荷の
イレース効率を良くし、かつ、帯電工程に悪影響を与え
ないため、LED(19)の感光体照射位置からの反射光を
感光体面の法線方向もしくはそれよりも若干上流側に傾
いた角度で照射するように設置されている。
第3図は本発明の第2実施例によるイレーサー(2)
の近傍の拡大図である。第2実施例では反射板(20)は
直接ブレード(16)に接着されている。このため、反射
板(20)の取り付けスペースが不要となり、コンパクト
な構成となる。また、他のエレメント配置への影響も少
ない。ここで、反射板(20)の角度はブレード(16)の
角度と同一となるため、反射板(20)が感光体で反射さ
れた光を再び感光体移動方向上流側に入射させるよう
に、イレーサー(2)の光源であるLED(19)を適切に
配置することが必要である。光源にLED(19)を用いた
場合、光の拡がり及び方向性が決まっているため有害光
を生じないように設置するとともに、感光体(1)を反
射した光を反射板(20)によって感光体移動方向上流側
に再入射させるための適切な設置が容易となる。
また、前記反射板(20)はブレード(16)あるいは保
持部材(17)の一面を例えばアルミ蒸着により反射面と
することも可能であり、さらに簡単な構成となる。
なお、上記各実施例において、クリーニング装置
(9)が着脱可能なものであれば反射板の汚れも容易に
清掃することが可能である。
[発明の効果] 以上説明したようにイレーサーの光を感光体に対して
感光体移動方向下流側から上流側に向けて照射すること
によって、感光体表面における反射光は感光体移動方向
上流側へ反射する。これより帯電器にまわり込む有害光
を抑制することができる。
また、感光体照射位置と帯電器との距離が長くなるた
めに、イレースから帯電までの時間も長くなり、低温時
の帯電能の低下も少なくなる。
さらに、イレーサーは感光体法線方向に対して傾いて
配置されているため、照射光の感光体表面での反射量は
増大するが、反射光は再び反射板により感光体移動方向
上流側に入射されるため、帯電器に回り込む有害光を抑
制することができる。また、感光体の残留電荷を十分に
消去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるイレーサーを用いた第1実施例の
要部拡大図、第2図は本発明の電子写真複写装置の構成
を概略的に示す断面図、第3図は第2実施例の要部拡大
図、第4図はタングステンランプを光源に用いた従来の
イレーサー近傍の拡大図である。 1……感光体ドラム,2……イレーサー,3……帯電器,9…
…クリーニング装置,16……クリーニング用ブレード,17
……保持部材,19……LED,20……反射板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−118776(JP,A) 特開 昭60−237474(JP,A) 特開 平1−217386(JP,A) 特開 昭64−984(JP,A) 特開 平1−297695(JP,A) 特開 昭57−37357(JP,A) 特開 昭61−169876(JP,A) 実開 昭62−25973(JP,U) 実開 昭64−19979(JP,U)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体の残留電荷を光により消去するイレ
    ーサーを有する電子写真複写装置において、 前記感光体に対して感光体移動方向下流側から上流側に
    向けて光を照射するように配置した前記イレーサーと、 前記イレーサーから照射され前記感光体で反射された光
    を、前記イレーサーから照射された光の感光体照射位置
    よりも感光体移動方向上流側に再び入射させる反射板
    と、 を有することを特徴とする電子写真複写装置。
  2. 【請求項2】前記反射板は、クリーニング用ブレードも
    しくはブレードの保持部材に取り付けられたことを特徴
    とする請求項1に記載の電子写真複写装置。
  3. 【請求項3】前記反射板は、クリーニング用ブレードの
    保持部材の一面に形成された反射面であることを特徴と
    する請求項1に記載の電子写真複写装置。
  4. 【請求項4】前記反射板は、感光体照射位置からの反射
    光を感光体面に略垂直に入射するように設置されること
    を特徴とする請求項1乃至3に記載の電子写真複写装
    置。
  5. 【請求項5】前記反射板は、感光体照射位置からの反射
    光を感光体面に略垂直より若干感光体移動方向上流側に
    入射するように設置されることを特徴とする請求項1乃
    至3に記載の電子写真複写装置。
  6. 【請求項6】前記イレーサーの光源を発光ダイオードと
    することを特徴とする請求項1乃至5に記載の電子写真
    複写装置。
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JP2008268273A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Fuji Xerox Co Ltd 光除電装置、像保持体ユニット、画像形成ユニットおよび画像形成装置

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