JP2700992B2 - 平面マイクロアクチュエ−タ− - Google Patents
平面マイクロアクチュエ−タ−Info
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- JP2700992B2 JP2700992B2 JP5292712A JP29271293A JP2700992B2 JP 2700992 B2 JP2700992 B2 JP 2700992B2 JP 5292712 A JP5292712 A JP 5292712A JP 29271293 A JP29271293 A JP 29271293A JP 2700992 B2 JP2700992 B2 JP 2700992B2
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- Japan
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- slider
- stator
- electrode
- power supply
- supply path
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02N—ELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H02N1/00—Electrostatic generators or motors using a solid moving electrostatic charge carrier
- H02N1/002—Electrostatic motors
- H02N1/004—Electrostatic motors in which a body is moved along a path due to interaction with an electric field travelling along the path
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライダ−電極への給
電を容易化すると共に、その信頼性を著しく向上させ
た、静電容量変動を駆動力に利用する平面マイクロアク
チュエ−タ−に関する。
電を容易化すると共に、その信頼性を著しく向上させ
た、静電容量変動を駆動力に利用する平面マイクロアク
チュエ−タ−に関する。
【0002】 静電容量変動を駆動力に利用する平面マ
イクロアクチュエーターに於いては、スライダーとステ
ーターの対向面上に電極を設けてキャパシターを物理的
に形成する必要がある。その際、ステーター側の電極は
固定極であるので外部供給電源への接続は容易である。
しかしながら、スライダー側の電極は、スライダーの移
動に伴って移動する為、外部供給電源への接続は非常に
困難となる。
イクロアクチュエーターに於いては、スライダーとステ
ーターの対向面上に電極を設けてキャパシターを物理的
に形成する必要がある。その際、ステーター側の電極は
固定極であるので外部供給電源への接続は容易である。
しかしながら、スライダー側の電極は、スライダーの移
動に伴って移動する為、外部供給電源への接続は非常に
困難となる。
【0003】例えば、スライダ−に金属細線を接続する
従来の方法では、接続線により生じるスライダ−移動に
対する粘性抵抗による悪影響及び常に外部システムとの
接続が必要である為、インテグレ−テッドしたサブシス
テムを実現できなくなる等の問題を生じる。これらの問
題は、平面マイクロアクチュエ−タ−をサブシステムと
して捉えてマクロシステムを構築する為にこのサブシス
テムを組み合わせる、というマイクロマシン利用の概念
に対してその実現性を著しく疎外する。
従来の方法では、接続線により生じるスライダ−移動に
対する粘性抵抗による悪影響及び常に外部システムとの
接続が必要である為、インテグレ−テッドしたサブシス
テムを実現できなくなる等の問題を生じる。これらの問
題は、平面マイクロアクチュエ−タ−をサブシステムと
して捉えてマクロシステムを構築する為にこのサブシス
テムを組み合わせる、というマイクロマシン利用の概念
に対してその実現性を著しく疎外する。
【0004】このような問題を解決するひとつの方法と
して、静電容量変動を利用する方法ではなく、駆動する
に適切な誘電率と電気伝導度を持つプラスチックフィル
ムや紙等の誘電体をスライダ−材料として使用すると共
にスライダ−上に電極を設けない静電誘導を利用する方
法がある。しかし、この静電誘導タイプのマイクロアク
チュエ−タ−は、静電容量変動タイプと比較すると、ス
リップが存在した状態でのみ駆動するのでシンクロナス
モ−タ−ではなく、また、スリップがゼロではないので
駆動力が物理的に小さいこと等の問題があるので、本質
的な解決にはならない。
して、静電容量変動を利用する方法ではなく、駆動する
に適切な誘電率と電気伝導度を持つプラスチックフィル
ムや紙等の誘電体をスライダ−材料として使用すると共
にスライダ−上に電極を設けない静電誘導を利用する方
法がある。しかし、この静電誘導タイプのマイクロアク
チュエ−タ−は、静電容量変動タイプと比較すると、ス
リップが存在した状態でのみ駆動するのでシンクロナス
モ−タ−ではなく、また、スリップがゼロではないので
駆動力が物理的に小さいこと等の問題があるので、本質
的な解決にはならない。
【0005】更に他の問題点として、駆動エネルギ−は
スライダ−とステ−タ−間の間隙に蓄積され、また、電
気力線はその間隙により著しく変動する為、このような
間隙を均一化する物理的手段が必要となる。また、スラ
イダ−とステ−タ−間のク−ロン摩擦を軽減する為に接
触面積を減らす構造が必要である。更に、スライダ−と
ステ−タ−の対向する電極のズレ、即ち、移動方向以外
のズレはマイクロアクチュエ−タ−の駆動力を著しく損
なう為、そのようなズレを防止する構造も要求される。
スライダ−とステ−タ−間の間隙に蓄積され、また、電
気力線はその間隙により著しく変動する為、このような
間隙を均一化する物理的手段が必要となる。また、スラ
イダ−とステ−タ−間のク−ロン摩擦を軽減する為に接
触面積を減らす構造が必要である。更に、スライダ−と
ステ−タ−の対向する電極のズレ、即ち、移動方向以外
のズレはマイクロアクチュエ−タ−の駆動力を著しく損
なう為、そのようなズレを防止する構造も要求される。
【0006】ところで、一般に平面マイクロアクチュエ
−タ−を駆動する為には、電源として3相の直流矩形波
か交流進行波が用いられる。また、3相駆動の電極は、
図5に示すように、φ1,φ2及びφ3で示す縦に伸び
る3相の電極にそれぞれ横に接続された多数の電極2を
有し、また、電極φ2はその横の電極とビアホ−ル1で
接続されている。
−タ−を駆動する為には、電源として3相の直流矩形波
か交流進行波が用いられる。また、3相駆動の電極は、
図5に示すように、φ1,φ2及びφ3で示す縦に伸び
る3相の電極にそれぞれ横に接続された多数の電極2を
有し、また、電極φ2はその横の電極とビアホ−ル1で
接続されている。
【0007】このような3相駆動の従来の電極レイアウ
トでは、ビアホ−ル1の形成と細線接続が必要であり、
また、ビアホ−ル形成の為、少なくとも2層の導体層が
必要となり、このような電極配置をスライダ−側とステ
−タ−側の双方に設ける為、スライダ−の重量低減を図
ることも困難である。
トでは、ビアホ−ル1の形成と細線接続が必要であり、
また、ビアホ−ル形成の為、少なくとも2層の導体層が
必要となり、このような電極配置をスライダ−側とステ
−タ−側の双方に設ける為、スライダ−の重量低減を図
ることも困難である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記諸問題を
解決する為に、スライダ−電極への給電を容易化すると
共にその信頼性を著しく向上させてサブシステムを確実
に実現可能な平面マイクロアクチュエ−タ−を提供する
ものである。
解決する為に、スライダ−電極への給電を容易化すると
共にその信頼性を著しく向上させてサブシステムを確実
に実現可能な平面マイクロアクチュエ−タ−を提供する
ものである。
【0009】その為に本発明では、所要の間隔で対向配
置されたステ−タ−間に絶縁流体を封入すると共に、上
記ステ−タ−間にスライダ−を移動可能に配置した平面
マイクロアクチュエ−タ−に於いて、上記ステ−タ−は
給電パスを備え、また、上記スライダ−には上記給電パ
スと電気的に接触する金属バンプを設け、上記スライダ
−への給電を上記給電パス及び金属バンプを介して行う
ように構成したものである。
置されたステ−タ−間に絶縁流体を封入すると共に、上
記ステ−タ−間にスライダ−を移動可能に配置した平面
マイクロアクチュエ−タ−に於いて、上記ステ−タ−は
給電パスを備え、また、上記スライダ−には上記給電パ
スと電気的に接触する金属バンプを設け、上記スライダ
−への給電を上記給電パス及び金属バンプを介して行う
ように構成したものである。
【0010】ここで、上記給電パスには上記金属バンプ
を案内するガイド溝を形成するのが好ましく、また、こ
の給電パスは上記ステ−タ−の電極上に絶縁層を介して
設けるように構成して配線密度を向上させることがで
き、このような構造によって、スライダ−の好ましくな
いズレを防止しながらこの平面マイクロアクチュエ−タ
−の小型軽量化を図れる。
を案内するガイド溝を形成するのが好ましく、また、こ
の給電パスは上記ステ−タ−の電極上に絶縁層を介して
設けるように構成して配線密度を向上させることがで
き、このような構造によって、スライダ−の好ましくな
いズレを防止しながらこの平面マイクロアクチュエ−タ
−の小型軽量化を図れる。
【0011】
【実施例】以下、図示の実施例に従って本発明を更に詳
述する。図1は本発明による平面マイクロアクチュエ−
タ−に於けるステ−タ−とスライダ−の概念的配置図を
示し、ステ−タ−4の内部にはスライダ−5が所要の間
隙を保持して配置されており、このスライダ−5の両面
には金属バンプ3が以下に説明する構造で多数設けられ
ている。
述する。図1は本発明による平面マイクロアクチュエ−
タ−に於けるステ−タ−とスライダ−の概念的配置図を
示し、ステ−タ−4の内部にはスライダ−5が所要の間
隙を保持して配置されており、このスライダ−5の両面
には金属バンプ3が以下に説明する構造で多数設けられ
ている。
【0012】ステ−タ−4とスライダ−5のこのような
配置により、ステ−タ−4とスライダ−5間の間隙を均
一化させ、ステ−タ−4とスライダ−5間の接触面積を
減らしてその間のク−ロン摩擦を減少させ、また、金属
バンプ3を通してステ−タ−4からスライダ−5に給電
を可能にして、インテグレ−テッドされた平面マイクロ
アクチュエ−タ−を構成する等の機能を持たせることが
できる。
配置により、ステ−タ−4とスライダ−5間の間隙を均
一化させ、ステ−タ−4とスライダ−5間の接触面積を
減らしてその間のク−ロン摩擦を減少させ、また、金属
バンプ3を通してステ−タ−4からスライダ−5に給電
を可能にして、インテグレ−テッドされた平面マイクロ
アクチュエ−タ−を構成する等の機能を持たせることが
できる。
【0013】図2はスライダ−5の電極レイアウトを示
し、φ1,φ2及びφ3は3相の各電極であって、縦に
両側に配置された電極φ1,φ2にはそれぞれ横方向に
多数の電極2が形成され、電極φ3はそれら電極φ1,
φ2と順番に繰り返し配置されており、この電極φ3の
各中央部には表裏に突出する金属バンプ3が形成されて
いる。この金属バンプ3は両側に配置された電極φ1,
φ2にも所定間隔で設けられて3相の給電に対応したバ
ンプ列を形成している。
し、φ1,φ2及びφ3は3相の各電極であって、縦に
両側に配置された電極φ1,φ2にはそれぞれ横方向に
多数の電極2が形成され、電極φ3はそれら電極φ1,
φ2と順番に繰り返し配置されており、この電極φ3の
各中央部には表裏に突出する金属バンプ3が形成されて
いる。この金属バンプ3は両側に配置された電極φ1,
φ2にも所定間隔で設けられて3相の給電に対応したバ
ンプ列を形成している。
【0014】このような金属バンプ3の列を図3のステ
−タ−電極の所定の位置に形成した給電パス7に直接接
触させることにより、従来のようにビアホ−ルの形成や
細線接続を不要にし、また少なくとも2層の導体層も要
することなく、導体層を単層に形成できる。従って、金
属バンプ3を形成してもスライダ−の重量を低減するこ
とができる。
−タ−電極の所定の位置に形成した給電パス7に直接接
触させることにより、従来のようにビアホ−ルの形成や
細線接続を不要にし、また少なくとも2層の導体層も要
することなく、導体層を単層に形成できる。従って、金
属バンプ3を形成してもスライダ−の重量を低減するこ
とができる。
【0015】図3はステ−タ−4の電極レイアウトを示
し、縦に伸びるφ1−STは1相目のステ−タ−電極で
あり、以下、同様に中央部のφ2−STは2相目のステ
−タ−電極、φ3−STは3相目のステ−タ−電極であ
る。そのうち、φ1−STとφ3−STの各一方はφ2
−STの両側位置の裏面に破線で示すように形成されて
いる。これらの縦の電極にはそれそれ横方向に順番に形
成したステ−タ−電極6が多数形成されている。なお、
1はビアホ−ルである。そして、中央部と両側に配置さ
れた電極φ1−ST,φ2−ST,φ3−STの上面に
は図4にも示すように薄い絶縁層を介してスライダ−に
給電する為の給電パス7を混成した構造に形成されてい
る。この各給電パス7はφ1−SL,φ2−SL,φ3
−SLで示すスライダ−への給電端子で終端する。ま
た、8はステ−タ−電極の端部に設けた電極端子であ
る。このように、スライダ−及びステ−タ−の3相端子
はステ−タ−側に集約して形成できる為、スライダ−端
子接続は不要となる。
し、縦に伸びるφ1−STは1相目のステ−タ−電極で
あり、以下、同様に中央部のφ2−STは2相目のステ
−タ−電極、φ3−STは3相目のステ−タ−電極であ
る。そのうち、φ1−STとφ3−STの各一方はφ2
−STの両側位置の裏面に破線で示すように形成されて
いる。これらの縦の電極にはそれそれ横方向に順番に形
成したステ−タ−電極6が多数形成されている。なお、
1はビアホ−ルである。そして、中央部と両側に配置さ
れた電極φ1−ST,φ2−ST,φ3−STの上面に
は図4にも示すように薄い絶縁層を介してスライダ−に
給電する為の給電パス7を混成した構造に形成されてい
る。この各給電パス7はφ1−SL,φ2−SL,φ3
−SLで示すスライダ−への給電端子で終端する。ま
た、8はステ−タ−電極の端部に設けた電極端子であ
る。このように、スライダ−及びステ−タ−の3相端子
はステ−タ−側に集約して形成できる為、スライダ−端
子接続は不要となる。
【0016】図4は本発明による平面マイクロアクチュ
エ−タ−の概念的な断面構成図である。所要の間隔で対
向配置されたステ−タ−は、各絶縁基材10の対向面に
ステ−タ−電極6を有し、このステ−タ−電極6の表面
には、既述したように、例えば液状ポリイミド樹脂等の
コ−ティングやCVD等の手段で形成した薄い電極間絶
縁層9を介して給電パス7が形成されている。そして、
この給電パス7の表面には金属バンプ3を摺動案内する
為の凹状のガイド溝14を形成してある。
エ−タ−の概念的な断面構成図である。所要の間隔で対
向配置されたステ−タ−は、各絶縁基材10の対向面に
ステ−タ−電極6を有し、このステ−タ−電極6の表面
には、既述したように、例えば液状ポリイミド樹脂等の
コ−ティングやCVD等の手段で形成した薄い電極間絶
縁層9を介して給電パス7が形成されている。そして、
この給電パス7の表面には金属バンプ3を摺動案内する
為の凹状のガイド溝14を形成してある。
【0017】このステ−タ−間に所要の間隙を有するよ
うに配置されたスライダ−は、そのスライダ−電極12
の両面に表面絶縁層11を備え、そしてスライダ−電極
12の両面に接合された金属バンプ3は各表面絶縁層1
1を貫通して外部に突出し、各金属バンプ3の頂部は給
電パス7のガイド溝14に接触しているので、スライダ
−の移動方向以外のズレを防止することができる。な
お、スライダ−とステ−タ−間の間隙には適当な絶縁流
体13を封入してある。
うに配置されたスライダ−は、そのスライダ−電極12
の両面に表面絶縁層11を備え、そしてスライダ−電極
12の両面に接合された金属バンプ3は各表面絶縁層1
1を貫通して外部に突出し、各金属バンプ3の頂部は給
電パス7のガイド溝14に接触しているので、スライダ
−の移動方向以外のズレを防止することができる。な
お、スライダ−とステ−タ−間の間隙には適当な絶縁流
体13を封入してある。
【0018】このような構造により、スライダ−電極1
2への給電は、ステ−タ−の給電パス7及びスライダ−
に設けた金属バンプ3を通して行うことができるので、
他の余分な配線等は不要となる。
2への給電は、ステ−タ−の給電パス7及びスライダ−
に設けた金属バンプ3を通して行うことができるので、
他の余分な配線等は不要となる。
【0019】
【発明の効果】本発明による平面マイクロアクチュエ−
タ−によれば、スライダ−への給電はステ−タ−の給電
パス及びスライダ−に設けた金属バンプを通して行うの
で、スライダ−の移動に対する粘性抵抗による悪影響を
低減でき、また、外部システムとの直接接続は不要であ
る為、サブシステムとしての確立が容易である。
タ−によれば、スライダ−への給電はステ−タ−の給電
パス及びスライダ−に設けた金属バンプを通して行うの
で、スライダ−の移動に対する粘性抵抗による悪影響を
低減でき、また、外部システムとの直接接続は不要であ
る為、サブシステムとしての確立が容易である。
【0020】ステ−タ−の給電パスにガイド溝を設けて
スライダ−の金属バンプを案内するので、スライダ−の
蛇行を防止できると共に、電極間のアライメントの信頼
性を向上できる。
スライダ−の金属バンプを案内するので、スライダ−の
蛇行を防止できると共に、電極間のアライメントの信頼
性を向上できる。
【0021】スライダ−の重量を低減できるので、この
ような平面マイクロアクチュエ−タ−の重量当たりの出
力を向上できる。
ような平面マイクロアクチュエ−タ−の重量当たりの出
力を向上できる。
【0022】このような平面マイクロアクチュエ−タ−
はその配線密度を向上できるので、そのダウンサイジン
グが可能であり、また、この平面マイクロアクチュエ−
タ−個体はインテグレ−テッドされたサブシステムとし
ての機能を果たすことができるので、サブシステムの自
由な組み合わせによるマクロシステムの構築を実現で
き、従って、このようにインテグレ−テッドされた平面
マイクロアクチュエ−タ−は、医療機器、カメラ及び人
造筋肉等への応用が望める。
はその配線密度を向上できるので、そのダウンサイジン
グが可能であり、また、この平面マイクロアクチュエ−
タ−個体はインテグレ−テッドされたサブシステムとし
ての機能を果たすことができるので、サブシステムの自
由な組み合わせによるマクロシステムの構築を実現で
き、従って、このようにインテグレ−テッドされた平面
マイクロアクチュエ−タ−は、医療機器、カメラ及び人
造筋肉等への応用が望める。
【図1】 本発明による平面マイクロアクチュエ−タ−
に於けるステ−タ−とスライダ−の概念的配置図。
に於けるステ−タ−とスライダ−の概念的配置図。
【図2】 本発明に従ったスライダ−の電極レイアウト
図。
図。
【図3】 本発明に従ったステ−タ−の電極レイアウト
図。
図。
【図4】 本発明の平面マイクロアクチュエ−タ−の概
念的な断面構成図。
念的な断面構成図。
【図5】 従来の平面マイクロアクチュエ−タ−に於け
る電極配置図。
る電極配置図。
1 ビアホ−ル 2 電極 3 金属バンプ 4 ステ−タ− 5 スライダ− 6 ステ−タ−電極 7 給電パス 8 電極端子 9 電極間絶縁層 10 絶縁基材 11 表面絶縁層 12 スライダ−電極 13 絶縁流体 14 ガイド溝
Claims (2)
- 【請求項1】所要の間隔で対向配置されたステーター間
に絶縁流体を封入すると共に、上記ステーター間にスラ
イダーを移動可能に配置した平面マイクロアクチュエー
ターに於いて、上記ステーターは絶縁基材で形成される
と共に電極間絶縁層を介して給電パスを備え、また、上
記スライダーには上記給電パスと電気的に接触するよう
に表裏の両表面絶縁層を貫通して外部に突出する金属バ
ンプを設け、更に上記給電パスには上記金属バンプを案
内するガイド溝を形成し、上記スライダーへの給電を上
記給電パス及び金属バンプを介して行うように構成した
ことを特徴とする平面マイクロアクチュエーター。 - 【請求項2】前記給電パスは上記ステーターの電極上に
絶縁層を介して設けるように構成した請求項1の平面マ
イクロアクチュエーター。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5292712A JP2700992B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 平面マイクロアクチュエ−タ− |
US08/251,779 US5461272A (en) | 1993-10-28 | 1994-05-31 | Planar micro-actuator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5292712A JP2700992B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 平面マイクロアクチュエ−タ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07123743A JPH07123743A (ja) | 1995-05-12 |
JP2700992B2 true JP2700992B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=17785339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5292712A Expired - Fee Related JP2700992B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 平面マイクロアクチュエ−タ− |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5461272A (ja) |
JP (1) | JP2700992B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP3426690B2 (ja) * | 1994-03-28 | 2003-07-14 | 財団法人神奈川科学技術アカデミー | 積層型静電モータ及びその電極の製造方法 |
US6362939B1 (en) | 1998-05-07 | 2002-03-26 | Seagate Technology Llc. | Balanced microactuator suspension |
US6735055B1 (en) | 1998-05-07 | 2004-05-11 | Seagate Technology Llc | Microactuator structure with vibration attenuation properties |
JP3003670B2 (ja) * | 1998-05-25 | 2000-01-31 | 日本電気株式会社 | マイクロアクチュエータとその製造方法 |
US6249064B1 (en) | 1998-06-05 | 2001-06-19 | Seagate Technology Llc | Magneto-striction microactuator |
US6233124B1 (en) | 1998-11-18 | 2001-05-15 | Seagate Technology Llc | Piezoelectric microactuator suspension assembly with improved stroke length |
CN100460983C (zh) * | 2003-08-21 | 2009-02-11 | 奥林巴斯株式会社 | 静电致动器、快门装置、摄像模块以及摄像机 |
EP1662308A4 (en) * | 2003-08-21 | 2011-03-02 | Olympus Corp | ELECTROSTATIC ACTUATOR, BLADDER DEVICE, PICTURE MODULE AND CAMERA |
JP4027327B2 (ja) * | 2004-01-23 | 2007-12-26 | ファナック株式会社 | 静電モータ |
JP4146813B2 (ja) * | 2004-03-25 | 2008-09-10 | ファナック株式会社 | 静電モータ |
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JP4810571B2 (ja) * | 2006-05-18 | 2011-11-09 | アルプス電気株式会社 | 静電アクチュエータ |
JP5609271B2 (ja) * | 2010-05-28 | 2014-10-22 | 大日本印刷株式会社 | 静電アクチュエータ |
JP6903610B2 (ja) * | 2018-08-27 | 2021-07-14 | 株式会社東芝 | 共振器およびそれを含む装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1007416B (de) * | 1953-09-19 | 1957-05-02 | Licentia Gmbh | Be- und Entladungseinrichtung fuer elektrostatische Maschinen |
SU744817A1 (ru) * | 1978-11-10 | 1980-06-30 | За витель | Устройство дл токовой защиты от повреждени сети переменного тока |
JPS62153139A (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-08 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 溶融炉の操業方法 |
JPH0634598B2 (ja) * | 1987-01-08 | 1994-05-02 | 株式会社安川電機 | 静電型二次元移動アクチユエ−タ |
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