JP2002119069A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JP2002119069A
JP2002119069A JP2000304428A JP2000304428A JP2002119069A JP 2002119069 A JP2002119069 A JP 2002119069A JP 2000304428 A JP2000304428 A JP 2000304428A JP 2000304428 A JP2000304428 A JP 2000304428A JP 2002119069 A JP2002119069 A JP 2002119069A
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健史 大井
Toshiyuki Kikunaga
敏之 菊永
Hirotaka Muto
浩隆 武藤
Toshinori Yamane
敏則 山根
Masakazu Fukada
雅一 深田
Susumu Kimura
享 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワー半導体等のスイッチング素子とこれら
に接続される平滑用コンデンサや配線の主回路インダク
タンスを低インダクタンス化し、スイッチング素子に印
加されるサージ電圧を低減する。 【解決手段】 コンデンサに設けられた複数の正負電極
端子につながる対をなす正極側導体と負極側導体とを有
し、前記正、負極側導体に半導体装置が接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インバータ等の
電力変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、IGBT等のパワー半導体素子の
高性能化により、高電圧・大電流の電力変換装置のスイ
ッチング速度が高速化され、スイッチング損失の低減、
インバータの高キャリア周波数化による低騒音化が図ら
れている。しかし、パワー半導体素子のスイッチング速
度の高速化により、ターンオフ時にパワー半導体モジュ
ール内部のパワー半導体素子に印加されるサージ電圧が
大きくなるため、サージ電圧を低減するには、平滑用コ
ンデンサと、IGBTやダイオード等のスイッチング素
子と、これらを接続する配線からなる主回路インダクタ
ンスを、低インダクタンスで構成することが所望されて
いる。また、コンデンサと正負極側導体の接合には、は
んだ等の導電性接合部材を用いて接続されるが、線膨張
率の異なる部材が接続されている部位では、温度が変化
したときに、その線膨張率の差によって生じる熱応力の
ため、はんだ等の接合部材にクラックが生じる。この熱
応力は、温度変化が大きいほど、また、接合面積が大き
いほど強くなる。大容量の電力変換装置に用いられるコ
ンデンサには数十〜数百アンペアもの大電流が流れるた
め、コンデンサ自身の発熱も大きく、また、接合部での
電流容量を確保するために、導体との接合面積が広くな
るため、熱サイクルに伴う熱応力が大きくなり、長期信
頼性を低下する要因となる可能性があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な問題点を解決するためになされたものであり、電力変
換装置における配線インダクタンスの低減化と、信頼性
を高めた電力変換装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電力変換
装置は、半導体装置と直流電力平滑用コンデンサとを備
え、コンデンサには複数の正、負極の電極端子が設けら
れ、この電極端子につながり対をなす正極、負極側導体
とこの正、負極側導体に前記半導体装置が接続されるも
のである。
【0005】また、正極、負極側導体が平板状をなし、
かつ互いに平行に配置されているものである。
【0006】また、正極側導体につながる複数の電極端
子が列方向に沿って千鳥足配列となるよう交互にくい違
いに配置されているものである。
【0007】また、正極、負極側導体の上部および下部
にコンデンサが設けられているものである。
【0008】また、正極、負極側導体の上部に複数のコ
ンデンサがスタック状に設けられているものである。
【0009】また、正極、負極側導体の上部および下部
に複数のコンデンサがスタック状に設けられているもの
である。
【0010】また、スタック状に設けられた複数のコン
デンサの内部を流れる電流が、互いに逆方向となるよう
にしたものである。
【0011】また、複数の電極端子に熱応力緩和構造が
設けられているものである。
【0012】また、正極、負極側導体には電極端子貫通
用の穴が設けられているものである。
【0013】また、正極側導体には、負極側の電極端子
を貫通させるための複数の貫通穴が列方向に沿って千鳥
足配列となるよう交互にくい違いに配置されているもの
である。
【0014】また、正極、負極側導体がプリント配線板
で構成されているものである。
【0015】また、正極、負極側導体間に絶縁層が設け
られた一体型の配線板で構成したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1を図1〜図3によって説明する。図1は、実施の
形態1の電力変換装置100を示す構成図である。図2
は図1に示された電力変換装置の等価回路図である。図
3は、直流電力平滑用のコンデンサ実装部分の拡大図で
あり、コンデンサ1と正、負側導体2、3を流れる電流
経路を示している。本実施の形態では、パワー半導体素
子として、IGBTと、IGBTと逆並列に接続される
ダイオードとを有するIGBTモジュールについて説明
する。本実施の形態では、IGBT101、ダイオード
102が絶縁部材103上の配線パターンに接続され、
上記絶縁部材103は、IGBT101やダイオード1
02で発生した熱を下面に逃がすための金属部材104
上に搭載されている。IGBT101、ダイオード10
2はそれぞれ、図示していないボンディングワイヤまた
は、金属板等により、正極側導体2、負極側導体3や図
示省略の交流側導体に接続されている。対をなす正極側
導体2と負極側導体3は平板状でかつ平行に配置されて
おり、これら導体2、3の上部には、直流電力平滑用の
コンデンサ1が配置されている。コンデンサ1は、平板
状またはブロック状で、内部抵抗が小さく、且つ、数十
〜数百uF程度の大容量のもの、例えば、高誘電率材料
からなるセラミックコンデンサ等が用いられている。
【0017】コンデンサ1には複数の電極端子4a、4
bが設けられており、コンデンサ1の正極、負極は上記
電極端子4a、4bを介してそれぞれ、正極側導体2、
負極側導体3に電気的に接続されている。電極端子4
a、4bの形状は平板状を示しているがピン形状であっ
てもよい。コンデンサ1の正極と正極側導体2とを接続
するために、負極側導体3には、コンデンサ1の正極の
電極端子4aを貫通させるための貫通穴3aが設けられ
ており、また、コンデンサ1の負極の電極端子4bと負
極側導体3とを接続するために、正極側導体2には、コ
ンデンサの電極端子4bを貫通させるための貫通穴2a
が設けられている。この貫通穴2a、3aに最低限必要
な径は、コンデンサ電極端子4a、4bの径に、直流電
圧に対する絶縁距離を加えたものとなる。図2に示した
ように正極側導体2、負極側導体3、図示省略の交流側
導体にはそれぞれ、正極側端子110、負極側端子11
1、交流側端子112が設けられており、正極側端子1
10と負極側端子111には直流電源、直流負荷等が接
続され、交流側端子112には、例えば、三相交流モー
タ、三相発電機等が接続されることで、図1、図2に示
した電力変換装置100を構成している。
【0018】上記電力変換装置100では、複数のIG
BTを制御し、スイッチング動作させることで、直流電
力と交流電力の電力変換を行う。IGBT101のスイ
ッチング動作時には、コンデンサ1とIGBT101や
ダイオード102間の配線インダクタンスと、電流変化
率に比例したサージ電圧が直流電圧に重畳してIGBT
101やダイオード102に印加されるため、サージ電
圧を抑制するためには主電流変化率または配線インダク
タンスを低減する必要がある。主電流変化率を低減する
とスイッチングロスが増大するため、サージ電圧の抑制
には配線インダクタンスの低減が重要である。配線イン
ダクタンスを低減するためには、配線導体を平行平板状
に、かつ、できるだけ密接して配置することで、互いの
電流が発生する磁束を相殺させる方法が有効である。ま
た、電力変換を行う際にコンデンサ1の充放電電流によ
って、コンデンサの電極端子4が発熱するため、充放電
電流値が大きくなるほど、コンデンサの電極端子数を増
やす必要がある。数十〜数百アンペアもの電流を制御す
る大容量の電力変換装置では、必要なコンデンサの電極
端子数が増加するため、負極側導体3と正極側導体2と
の絶縁を確保するためには、例えば図4の様な電極端子
全てを通すことのできる大きな貫通穴3bを設けた構造
が従来考えられていた。しかしながらこのような構造に
おいては、負極側導体3中の電流経路は図4の矢印で示
したように貫通穴3bを避けて流れるため、コンデンサ
1の内部と正極側導体2に流れる電流との磁束が相殺で
きず、この部分の配線インダクタンスが大きくなる。ま
た、貫通穴3b付近の電流経路が負極側導体3の両側し
かなく、負極側導体3中の電流密度が高くなるため、負
極側導体3を厚くする必要があり、電力変換装置100
の大型化、コストアップの要因となる。またコンデンサ
の電極端子4a、4bでの発熱を抑制する方法として、
電極端子4a、4bの電極径を大きくするという方法も
あるが、電極端子4a、4bの電極径を必要以上に太く
すると、正負極導体2、3との接合面積が大きくなり、
熱サイクルに伴う熱応力が増加するため、長期信頼性が
低下する可能性がある。このように図4に示した従来構
造ではいくつかの問題点があり、改善を要する。
【0019】そこで本実施の形態1では、負極側導体3
中に設けられた貫通穴3aとコンデンサ正極の電極端子
4aを千鳥足状の配置とすることで、つまり、列方向に
互いにくい違うように配置しているので絶縁のために十
分な大きさの穴径を確保し、かつ、負極側導体3中の隣
り合う貫通穴3a間に電流経路を設けている。このよう
な構造とすることで、負極側導体3の貫通穴3a間に電
流経路を確保することができるため、コンデンサ1の内
部および正極側導体2を流れる電流と、負極側導体3を
流れる電流によってスイッチング時に発生する磁束を相
殺させることができ、配線インダクタンスを低減するこ
とができる。また、千鳥足状の配置とすることで電流経
路の選択の自由度が増し、磁束の相殺をより可能とな
る。また、負極側導体3中の電流分布を均一にすること
ができるため、導体中の電流密度が低下し、負極側導体
3の厚さを薄くすることができ、電力変換装置100の
小型・軽量化にも効果がある。また、コンデンサ1の電
極形状4a、4bを、複数のピン形状または平板状の電
極端子とすることで、熱サイクルに伴う熱応力を緩和で
き、電力変換装置100の信頼性を向上することができ
る。以上のように、本実施の形態によれば、コンデンサ
とパワー半導体モジュール内部のスイッチング素子の配
線経路を低インダクタンスで構成でき、インバータ全体
の損失を低減することが出来る。なお、本実施の形態で
は、負極側導体3中の貫通穴3a間に電流経路を設けて
いるが、正極側導体2中の貫通穴間に電流経路を設ける
ことによっても同様の効果が得られる。また、正極側導
体2、負極側導体3共に、貫通穴間の電流経路を設けて
も同様の効果が得られることは、いうまでもない。
【0020】実施の形態2.実施の形態1では、負極側
導体3中の貫通穴3aを千鳥足状の配置としたが、本実
施の形態では、より簡易な構成で、実施の形態1とほぼ
同様の効果が得られる構造について述べる。図5は、実
施の形態2に関わる電力変換装置100における、直流
電力平滑用のコンデンサ1の実装部分の拡大図である。
本実施の形態では、複数の平板状またはピン形状の電極
端子4a、4bが設けられたコンデンサ1が、上記電極
端子4a、4bを介して、正極側導体2及び負極側導体
3に電気的に接続されている。負極側導体3と正極側導
体2との絶縁を確保するための負極側導体3中の貫通穴
3cは、2ヶ所に分割して設けられており、コンデンサ
1の電極端子4a、4bも同様に2ヶ所に分割した形状
としている。この様な構造とすることで、負極側電極3
の両貫通穴3c間に電流経路を確保することができ、コ
ンデンサ1の内部を流れる電流と負極側導体3を流れる
電流によって、スイッチング時に発生する磁束を相殺さ
せることができ、コンデンサ1とスイッチング素子との
配線インダクタンスを低減することができる。なお、本
実施の形態では、負極側導体3中の貫通穴3cを2個に
分割しているが、3個以上に分割することによって、更
なる効果を得ることができる。
【0021】実施の形態3.図6は、実施の形態3に関
わる電力変換装置100における、直流電力平滑用のコ
ンデンサ1の実装部分の拡大図である。本実施の形態3
における電力変換装置100の構成は先に述べた、図1
および図4とほぼ同一であるが、直流電力平滑用のコン
デンサ1の電極端子部4a、4bに、ベンド部の熱応力
緩和構造4cを設けたことが特徴である。コンデンサ1
は、電極端子4a、4bを介して、正極側導体2、負極
側導体3に、はんだや導電性樹脂等の導電性接合部材1
15によって接続されている。大容量の電力変換装置1
00に用いられるコンデンサ1には、数十〜数百アンペ
アもの大電流が流れるため、コンデンサの内部抵抗によ
って、コンデンサ1が発熱する。コンデンサ1と正負極
側導体2、3との線膨張率は異なるため、温度変化が起
こる時にその線膨張率の差によって生じる熱応力が発生
し、電力変換装置100の長期信頼性を低下する要因と
なる可能性があった。本実施の形態3では、コンデンサ
1の電極端子4a、4bにベンド部(湾曲部)の熱応力
緩和構造4cを設けることで、コンデンサ1と正負極側
導体2、3との線膨張率の差によって生じる熱応力を緩
和できるため、熱サイクルに伴う長期信頼性をさらに向
上することができる。なお、本実施の形態3では、ベン
ド部(湾曲部)の熱応力緩和構造4cを設けているが、
凹凸状構造、折り曲げ形状構造等の熱応力緩和構造を設
けることでも、同様の効果が得られる。
【0022】実施の形態4.図7は、実施の形態4に係
わる電力変換装置100の、コンデンサ1a、1b実装
部分の拡大図である。図8は、コンデンサ1a、1b実
装部分の構成図である。正極側導体2と負極側導体3は
平行平板状に配置されており、対になった導体の負極側
導体3の上方および、正極側導体2の下方には、直流電
力平滑用のコンデンサ1a、1bが配置されている。コ
ンデンサ1a、1bの正極、負極は上記電極端子4a、
4bを介してそれぞれ、正極側導体2、負極側導体3に
電気的に接続されている。負極側導体3および、正極側
導体2には、コンデンサ1a、1bの電極端子4a、4
bを貫通させるための貫通穴2a、3aが設けられてお
り、負極側導体3中の貫通穴3a間に電流経路を設ける
ために、貫通穴3aを千鳥足状配置としている。つま
り、貫通穴3aが列方向に沿って互いにくい違うように
配置されている。電力変換装置100として必要な平滑
コンデンサ1a、1bの容量は、電力変換装置100の
定格容量、リップル電圧変動許容値、コンデンサ1a、
1bの内部抵抗による発熱量によって決まり、必要に応
じてコンデンサ1a、1bの容量、並列数を選定する必
要がある。本実施の形態4によれば、コンデンサ1a、
1bを対になった正極側導体2、負極側導体3の両面つ
まり上部および下部に配置することで、正極側電極2お
よび負極側電極3を新たに増やすことなくコンデンサを
増やすことが出来るため、単位体積当たりのコンデンサ
容量をあげることでき、電力変換装置100を小型・軽
量化することができる。また、複数のコンデンサ1a、
1bを並列接続することができるので、コンデンサ1
a、1bの発熱を低減することができ、信頼性の高い電
力変換装置100を提供することができる。また、並列
接続されたコンデンサ1a、1b内部を流れる電流と負
極側導体3を流れる電流によって、スイッチング時に発
生する磁束を相殺させることができるため、コンデンサ
部の配線インダクタンスをさらに低減することができ
る。なお、本実施の形態4では、平板状の正極側導体2
および、負極側導体3を用いているが、導体としてはプ
リント基板またはラミネート基板を用いることで、非常
に多くのコンデンサを並列使用することが可能である。
【0023】実施の形態5.図9は実施の形態5に係わ
る直流電力平滑用のコンデンサ1a、1b実装構造の断
面図である。この図9では図示を省略しているが、正極
側導体2に接続される電極端子41aは千鳥足状に互い
にくい違うような配置か、または図5に示したような配
置である。正極側導体2と負極側導体3は平行平板状に
配置されており、対になった正極、負極側導体3の上部
に、コンデンサ1a、1bがスタック状に配置されてい
る。コンデンサ1a、1bの正極、負極は上記電極端子
4b、41aを介してそれぞれ、正極側導体2、負極側
導体3に電気的に接続されている。本実施の形態5によ
れば、コンデンサ1a、1bを正極、負極側導体の上部
にスタック状に配置することで、正極側電極2および負
極側電極3を新たに増やすことなくコンデンサ容量を増
やすことが可能となり、電力変換装置100を小型・軽
量化することができる。また、複数のコンデンサ1a、
1bを並列接続することができるので、コンデンサ1
a、1bの発熱を低減することができ、信頼性の高い電
力変換装置を提供することができる。また、複数のコン
デンサ1a、1bを一方向に配置するため、組み立て工
程が容易になる。
【0024】実施の形態6.図9に示した実施の形態5
では、スタック状に配置されたコンデンサ1a、1b内
部を流れる電流が同方向となるため、下部に配置された
コンデンサ1bより、上部に配置されたコンデンサ1a
のインダクタンスが大きくなり、並列接続間のコンデン
サ1a、1bに電流アンバランスが生じる可能性があ
る。本実施の形態6では、コンデンサ実装部の配線イン
ダクタンスの更なる低減化と、並列接続されたコンデン
サ1a、1b間のインダクタンスを均等化することを目
的とする。図10は本発明の実施の形態6に係わる直流
電力平滑用のコンデンサ1a、1b実装構造の断面図で
あり、正極側導体2に接続される電極端子41aは千鳥
足配置もしくは図5に示したような配置である。本実施
の形態における電力変換装置100の構成は、先に述べ
た図9とほぼ同一であるが、本実施の形態6では、スタ
ック状に配置された2個のコンデンサ1の極性を逆向き
としたことが特徴である。本実施の形態6において、2
個のコンデンサ1a、1bは、対になった導体の負極側
導体3上にスタック状に配置され、電極端子4b、41
aを介してそれぞれ、正極側導体2、負極側導体3に電
気的に接続されている。負極側導体3に近接して接続さ
れているコンデンサ1bの正極面と、コンデンサ1bの
上部に配置されるコンデンサ1aの負極面が同方向を向
くように配置している。このような構造とすることで、
コンデンサ1a、1bの内部を流れる電流方向と、正極
側導体2、負極側導体3を流れる電流方向が互いに逆方
向となるだけでなく、スタック状に並列接続されたコン
デンサ1a、1b間を流れる電流も逆方向となるため、
コンデンサ実装部分の配線インダクタンスをさらに低イ
ンダクタンスで構成することが出来る。また、並列接続
された各コンデンサ1a、1bからIGBTやダイオー
ドまでの配線インダクタンスを均一化することができる
ため、コンデンサ1a、1b間の電流アンバランスを均
一化することができる。なお、本実施の形態では、平板
状の正極側導体2および、負極側導体3を用いている
が、この様な電極パターンが形成されたプリント配線板
やラミネート基板を用いても同様の効果が得られる。
【0025】実施の形態7.図11は、実施の形態7に
関わる電力変換装置100における、直流電力平滑用の
コンデンサ1の実装部分の拡大図である。なお、電極端
子4a、4bやその貫通穴配置は、図5、図7、図8と
同様の構成である。本実施の形態7では、複数のピン形
状または、平板状の電極端子4a、4bが設けられたコ
ンデンサ1が、上記電極端子4a、4bを介して、プリ
ント配線基板20に電気的に接続されている。プリント
配線板20は2層構造となっており、第1層には正極側
導体層20a、第2層には負極側導体層30bが形成さ
れており、負極側導体層30bからプリント配線板20
上面にはスルーホール20cが設けられている。20d
は、正極側導体層20aと負極側導体層30b間の絶縁
を保つための絶縁層で、ガラスエポキシ板等が用いられ
ている。また、電極端子4a、4bは、はんだや導電性
接合部材により、導体層2a、2bに接続されている。
この様な構造とすることで、コンデンサをプリント基板
に実装することが可能であり、コンデンサモジュールと
いう一つの部品として取り扱うことができるため、電力
変換装置の組立行程が容易となる。また、本実施の形態
では、コンデンサをプリント基板上に実装しているが、
平行平板状導体をポリイミドやポリエチレンなどの薄い
フィルム状の絶縁物でラミネートされた、ラミネート基
板を用いても同様の効果が得られる。
【0026】
【発明の効果】この発明は以上に述べたように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。
【0027】コンデンサの電極端子につながり、対をな
す正極側導体と負極側導体とが設けられ、この導体に半
導体装置が接続されているので、配線経路を低インダク
タンス構成とすることができるという効果を奏する。
【0028】またさらに、正極、負極側導体が平板状
で、かつ互いに平行に配置されているので、同様の効果
を奏する。
【0029】またさらに、正極側導体に接続される複数
の電極端子が、列方向に沿って千鳥足配列となるよう交
互にくい違いに配置されているので、正極および負極側
導体やコンデンサに流れる電流経路の選択度が増し、そ
の結果スイッチング時に発生する磁束を相殺させること
がより可能となる。
【0030】またさらに、正極、負極側導体の上部およ
び下部にコンデンサが設けられているので、単位体積当
たりのコンデンサ容量を上げることができ、コンデンサ
の実装密度を上げることも可能である。
【0031】またさらに、正極、負極側導体の上部に複
数のコンデンサがスタック状に設けられているので、コ
ンデンサの実装密度を上げることができる。
【0032】またさらに、正極、負極側導体の上部およ
び下部にコンデンサがスタック状に設けられているの
で、コンデンサの実装密度をさらに上げることができ
る。
【0033】またさらに、複数のコンデンサがスタック
状に設けられて、その内部を流れる電流が互いに逆方向
であるので、コンデンサの配線インダクタンスを低減す
ることができる。
【0034】またさらに、電極端子に応力緩和構造が設
けられているので、熱サイクルに伴う寿命および信頼性
が向上する。
【0035】またさらに、正極、負極側導体が平行平板
状でかつ電極端子を貫通させる貫通穴が設けてあるの
で、低インダクタンス構造となる。
【0036】またさらに、正極側導体には負極側の電極
端子を貫通させるための複数の貫通穴が列方向に沿って
千鳥足配列となるよう交互にくい違いに配置されている
ので、更に低インダクタンス構造となるとともに、導体
の電流密度を下げることができるため導体厚さを低減可
能となり、実装密度をさらに上げることができる。
【0037】またさらに、正極、負極側導体をプリント
配線板とすることでコンデンサを導体を含めたコンデン
サブロックとして取り扱うことができて、半導体装置の
組み立てが容易となり、コスト低減となるとともに安定
した品質が得られる。
【0038】またさらに、正極、負極側導体間に絶縁層
が設けられた一体型の配線板で構成したので、半導体装
置の組立が容易となり、かつ絶縁性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す電力変換装置
の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す電力変換装置
の等価回路図である。
【図3】 この発明の実施の形態1を示すコンデンサの
実装部拡大図である。
【図4】 従来のコンデンサの実装部の電極端子の貫通
穴を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2を示すコンデンサの
実装部拡大図である。
【図6】 この発明の実施の形態3を示すコンデンサの
実装部拡大図である。
【図7】 この発明の実施の形態4を示すコンデンサの
実装部拡大図である。
【図8】 この発明の実施の形態4を示すコンデンサの
実装部構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態5を示すコンデンサ実
装部構造断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態6を示すコンデンサ
実装部構造断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態7を示すコンデンサ
の実装部拡大図である。
【符号の説明】
1,1a,1b コンデンサ、2,20a 正極側導
体、2a 貫通穴、3,30b 負極側導体、3a,3
b,3c 貫通穴、4,4a,4b,41a 電極端
子、4c ベンド部、20 プリント配線基板、20c
スルホール、20d 絶縁層、100 電力変換装
置、101 IGBT、102 ダイオード、110
正極側端子、111 負極側端子、112 交流側端
子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊永 敏之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 武藤 浩隆 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山根 敏則 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 深田 雅一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 木村 享 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H007 AA06 BB06 CA01 CB05 CC01 HA03 HA04 5H740 BA11 BB05 BB08 MM10 PP01 PP02 PP03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置と、直流電力平滑用コンデン
    サとを備えた電力変換装置であって、 前記コンデンサには正極と負極に列方向に配置された複
    数の電極端子と、前記電極端子につながり対をなす正極
    側導体と負極側導体とが設けられており、前記正極側導
    体と負極側導体には、前記半導体装置が接続されること
    を特徴とする電力変換装置。
  2. 【請求項2】 正極側導体と負極側導体が平板状をな
    し、かつ互いに平行に配置されていることを特徴とする
    請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 【請求項3】 正極側導体につながる複数の電極端子が
    列方向に沿って千鳥足配列となるよう交互にくい違いに
    配置されていることを特徴とする請求項2に記載の電力
    変換装置。
  4. 【請求項4】 正極側導体と負極側導体の上部および下
    部にコンデンサが設けられていることを特徴とする請求
    項2または請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 【請求項5】 正極側導体と負極側導体の上部に複数の
    コンデンサがスタック状に設けられていることを特徴と
    する請求項2または請求項3に記載の電力変換装置。
  6. 【請求項6】 正極側導体と負極側導体の上部および下
    部に複数のコンデンサがスタック状に設けられているこ
    とを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電力変
    換装置。
  7. 【請求項7】 スタック状に設けられた複数のコンデン
    サの内部を流れる電流が、互いに逆方向となることを特
    徴とする請求項5または請求項6に記載の電力変換装
    置。
  8. 【請求項8】 複数の電極端子に熱応力緩和構造が設け
    られていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいず
    れか1項に記載の電力変換装置。
  9. 【請求項9】 正極側導体と負極側導体には電極端子を
    貫通させるための貫通穴が設けてあることを特徴とする
    請求項2に記載の電力変換装置。
  10. 【請求項10】 正極側導体には、負極側の電極端子を
    貫通させるための複数の貫通穴が列方向に沿って千鳥足
    配列となるよう交互にくい違いに配置されていることを
    特徴とする請求項3〜請求項8のいずれか1項に記載の
    電力変換装置。
  11. 【請求項11】 正極側導体と負極側導体がプリント配
    線板で構成されていることを特徴とする請求項1〜請求
    項10のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  12. 【請求項12】 正極、負極導体間に絶縁層が設けられ
    た一体型の配線板で構成されていることを特徴とする請
    求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の電力変換装
    置。
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