JP2700729B2 - コンクリート型枠用木製合板 - Google Patents
コンクリート型枠用木製合板Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造物をコンクリート
打設により構築するとき使用する、コンクリート型枠用
木製合板(型枠用合板)に関する。特に、本発明は型枠
用合板に目止め用塗料を塗装して平滑にした後、この型
枠用合板の表面処理に用いる光硬化性塗料組成物を塗布
し、化学光線を照射してこの型枠用合板に硬化塗膜を形
成させた型枠を提供することができる。
打設により構築するとき使用する、コンクリート型枠用
木製合板(型枠用合板)に関する。特に、本発明は型枠
用合板に目止め用塗料を塗装して平滑にした後、この型
枠用合板の表面処理に用いる光硬化性塗料組成物を塗布
し、化学光線を照射してこの型枠用合板に硬化塗膜を形
成させた型枠を提供することができる。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、もし型枠用合板を表面処理
せずに型枠として使用すると、木材中に含有しているヤ
ニ、リグニン等がコンクリート打設面を汚染したり、コ
ンクリート硬化反応を阻害したりする。そのため従来か
ら型枠用合板の表面処理が必要で、溶剤型のアクリル系
やウレタン系の合成樹脂塗料の塗装が最も一般的であ
る。しかし、型枠用合板に溶剤型の合成樹脂塗料を量産
的に塗装すると、自然乾燥では、移動、運搬など取り扱
い可能な乾燥状態になるまで長時間を要する。
せずに型枠として使用すると、木材中に含有しているヤ
ニ、リグニン等がコンクリート打設面を汚染したり、コ
ンクリート硬化反応を阻害したりする。そのため従来か
ら型枠用合板の表面処理が必要で、溶剤型のアクリル系
やウレタン系の合成樹脂塗料の塗装が最も一般的であ
る。しかし、型枠用合板に溶剤型の合成樹脂塗料を量産
的に塗装すると、自然乾燥では、移動、運搬など取り扱
い可能な乾燥状態になるまで長時間を要する。
【0003】そこで近年では、極めて短時間、例えば秒
単位で硬化する光硬化性組成物を塗装することが実用化
されている。
単位で硬化する光硬化性組成物を塗装することが実用化
されている。
【0004】このような光硬化性塗料組成物の構造とし
て、ウレタンアクリレート樹脂、エポキシアクリレート
樹脂などの樹脂が30〜80%、塗装に適した粘度とす
るための反応性希釈剤20〜70%、増感剤1〜10
%、微量の消泡剤や塗膜表面調整剤を配合することによ
り、光硬化性塗料組成物を作成したものである。この組
成物は、塩ビ床材や家具、建材用合板などの表面処理に
広く使用されている。
て、ウレタンアクリレート樹脂、エポキシアクリレート
樹脂などの樹脂が30〜80%、塗装に適した粘度とす
るための反応性希釈剤20〜70%、増感剤1〜10
%、微量の消泡剤や塗膜表面調整剤を配合することによ
り、光硬化性塗料組成物を作成したものである。この組
成物は、塩ビ床材や家具、建材用合板などの表面処理に
広く使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の光硬化性塗料組成物を塗装した型枠用合板を、
型枠として使用してコンクリートを打設すると、セメン
ト内に含有しているアルカリ分によって硬化塗膜の劣
化、軟化、溶解などが発生する。
た従来の光硬化性塗料組成物を塗装した型枠用合板を、
型枠として使用してコンクリートを打設すると、セメン
ト内に含有しているアルカリ分によって硬化塗膜の劣
化、軟化、溶解などが発生する。
【0006】そこで本発明の目的は、光硬化性塗料組成
物で塗装した後、その塗膜を光硬化することによって形
成された硬化塗膜で被覆し、それにより耐アルカリ性の
性能に優れたコンクリート型枠用木製合板を提供するこ
とにある。
物で塗装した後、その塗膜を光硬化することによって形
成された硬化塗膜で被覆し、それにより耐アルカリ性の
性能に優れたコンクリート型枠用木製合板を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる型枠用合
板の特徴は、この型枠用合板の表面上に、目止め塗膜を
形成し、その目止め塗膜上に、光硬化性両組成物で塗装
した後、その塗膜を光硬化することによって形成された
硬化塗膜で被覆するものであって、この光硬化性両組成
物の特徴は次の(a)〜(c)の構成を具備していると
ころにある。
板の特徴は、この型枠用合板の表面上に、目止め塗膜を
形成し、その目止め塗膜上に、光硬化性両組成物で塗装
した後、その塗膜を光硬化することによって形成された
硬化塗膜で被覆するものであって、この光硬化性両組成
物の特徴は次の(a)〜(c)の構成を具備していると
ころにある。
【0008】(a)ウレタンアクリレート、エポキシア
クリレートおよびポリエステルアクリレートからなる群
から選ばれた少なくとも1種のアクリレート樹脂20〜
70重量%、 (b)次の式で表される直鎖状炭化水素のジアクリレー
ト5〜60重量%、
クリレートおよびポリエステルアクリレートからなる群
から選ばれた少なくとも1種のアクリレート樹脂20〜
70重量%、 (b)次の式で表される直鎖状炭化水素のジアクリレー
ト5〜60重量%、
【化2】
【0009】(c)光増感剤1〜10重量%。 その他の反応性希釈剤0〜70%を混合することにより
光硬化性組成物を調整することができる。
光硬化性組成物を調整することができる。
【0010】この組成物に含有する樹脂としては、ウレ
タンアクリレート、エポキシアクリレートおよびポリエ
ステルアクリレートからなる群から選ばれた少なくとも
1種のアクリレート樹脂であり、この含有率は塗膜性能
の点から20〜70重量%の範囲である。
タンアクリレート、エポキシアクリレートおよびポリエ
ステルアクリレートからなる群から選ばれた少なくとも
1種のアクリレート樹脂であり、この含有率は塗膜性能
の点から20〜70重量%の範囲である。
【0011】そして、直鎖状炭化水素のジオールジアク
リレートの炭素原子数は4〜9であるため耐アルカリ性
の性能に優れ、さらに、このジアクリレートの含有率
は、耐アルカリ性の性能と硬化反応速度の点から5〜6
0重量%の範囲、最も望ましい含有率は、10〜40%
である。
リレートの炭素原子数は4〜9であるため耐アルカリ性
の性能に優れ、さらに、このジアクリレートの含有率
は、耐アルカリ性の性能と硬化反応速度の点から5〜6
0重量%の範囲、最も望ましい含有率は、10〜40%
である。
【0012】反応性希釈剤は、1,4ブタンジオールジ
アクリレート、1,5ペンタンジオールジアクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,9
−ノナンジオールジアクリレートなどの直鎖状炭化水素
のジオールジアクリレートを単独で使用することが可能
である。
アクリレート、1,5ペンタンジオールジアクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,9
−ノナンジオールジアクリレートなどの直鎖状炭化水素
のジオールジアクリレートを単独で使用することが可能
である。
【0013】また、組成物の粘度を調整するため、他の
粘度低下用反応性希釈材を併用してもよい。このような
他の反応性希釈剤としては、2−エチルヘキルアクリレ
ート、フェノキシエチルアクリレート、テトラヒドロフ
ルフリルアクリレート、エトキシエトキシエチルアクリ
レート、ブトキシエチルアクリレート、メチルトリグリ
コールアクリレート、イソボニルアクリレート、イソデ
シルアクリレート等の単官能モノマー、ネオペンチルグ
リコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアク
リレート、ポリエチレングリコールジアクリレートなど
の二官能モノマー、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペ
ンタエリスリトールヘキサアクリレートなどの多官能モ
ノマーが使用できる。これらのアクリルモノマーは、単
独あるいは数種類を組み合わせて用いてもよい。
粘度低下用反応性希釈材を併用してもよい。このような
他の反応性希釈剤としては、2−エチルヘキルアクリレ
ート、フェノキシエチルアクリレート、テトラヒドロフ
ルフリルアクリレート、エトキシエトキシエチルアクリ
レート、ブトキシエチルアクリレート、メチルトリグリ
コールアクリレート、イソボニルアクリレート、イソデ
シルアクリレート等の単官能モノマー、ネオペンチルグ
リコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアク
リレート、ポリエチレングリコールジアクリレートなど
の二官能モノマー、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペ
ンタエリスリトールヘキサアクリレートなどの多官能モ
ノマーが使用できる。これらのアクリルモノマーは、単
独あるいは数種類を組み合わせて用いてもよい。
【0014】光増感剤としては、ベンゾイン、ベンゾイ
ンエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、
ブンゾフェノン、ベンジルジメチルケタールなどを単独
あるいは数種類組み合わせて使用することもできる。
ンエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、
ブンゾフェノン、ベンジルジメチルケタールなどを単独
あるいは数種類組み合わせて使用することもできる。
【0015】その他必要に応じて、消泡剤、レベリング
剤の塗料添加剤、粘度調整のための有機溶剤、あるいは
硬化塗膜の付着性を向上させるためのイソシアネート樹
脂を用いてもよい。
剤の塗料添加剤、粘度調整のための有機溶剤、あるいは
硬化塗膜の付着性を向上させるためのイソシアネート樹
脂を用いてもよい。
【0016】本発明において、型枠用合板の製法は、先
ずこの型枠用合板に目止め用塗料を塗布して平滑面にし
た後、この塗膜の上に光硬化性塗料組成物を塗装する。
その塗装法としては、エアスプレー、エアレススプレ
ー、静電塗装等の吹き付け法やロールコーター、カーテ
ンコーターなどの自動塗装法がある。
ずこの型枠用合板に目止め用塗料を塗布して平滑面にし
た後、この塗膜の上に光硬化性塗料組成物を塗装する。
その塗装法としては、エアスプレー、エアレススプレ
ー、静電塗装等の吹き付け法やロールコーター、カーテ
ンコーターなどの自動塗装法がある。
【0017】また、光硬化性塗料組成物の塗膜を光硬化
させるための化学光線は、波長185〜500mμまで
の範囲にあるものを照射する。これらの化学光線源とし
ては、太陽光、水銀ランプ、炭素アーク灯、キセノンラ
ンプ、水銀ランプなど通常の光硬化性塗料組成物に使用
されるものでよい。しかし、望ましくは、短時間硬化、
硬化塗膜の強靭性から200〜365mμまでの化学光
線を多く発するもの、例えば中圧水銀灯、高圧水銀灯な
どの人工光線源がよい。
させるための化学光線は、波長185〜500mμまで
の範囲にあるものを照射する。これらの化学光線源とし
ては、太陽光、水銀ランプ、炭素アーク灯、キセノンラ
ンプ、水銀ランプなど通常の光硬化性塗料組成物に使用
されるものでよい。しかし、望ましくは、短時間硬化、
硬化塗膜の強靭性から200〜365mμまでの化学光
線を多く発するもの、例えば中圧水銀灯、高圧水銀灯な
どの人工光線源がよい。
【0018】
【発明の効果】本発明にかかる型枠用合板を型枠として
使用し、その中にコンクリート打設したとき、この合板
を被覆している光硬化性塗料組成物が含有する直鎖状炭
化水素のジオールジアクリレートの炭素原子数は4〜9
であり、かつこのジアクリレートの含有率が5〜60重
量%であるため、この打設セメント中に含有するアルカ
リ分に対して十分に耐性を満たし、そのためセメント内
に含有しているアルカリ分による硬化塗膜の劣化、軟
化、溶解などの発生を抑止できる。
使用し、その中にコンクリート打設したとき、この合板
を被覆している光硬化性塗料組成物が含有する直鎖状炭
化水素のジオールジアクリレートの炭素原子数は4〜9
であり、かつこのジアクリレートの含有率が5〜60重
量%であるため、この打設セメント中に含有するアルカ
リ分に対して十分に耐性を満たし、そのためセメント内
に含有しているアルカリ分による硬化塗膜の劣化、軟
化、溶解などの発生を抑止できる。
【0019】
【実施例】次に、この発明の実施例について説明する。
なお、実施例の記載中の組成値は、すべて重量部で示
す。
なお、実施例の記載中の組成値は、すべて重量部で示
す。
【0020】実施例1 ポリエステルアクリレート樹脂(アロニックスM−81
00,東亞合成化学商品名−登録商標)600部、1,
4ブタンジオールジアクリレート 350部、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル 50部を均一に混合させて光
硬化性組成物を作成した。
00,東亞合成化学商品名−登録商標)600部、1,
4ブタンジオールジアクリレート 350部、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル 50部を均一に混合させて光
硬化性組成物を作成した。
【0021】実施例2 上記ポリエステルアクリレート樹脂 600部、1,6
ヘキサンジオールジアクリレート 350部、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル 50部を均一に混合させて光
硬化性組成物を作成した。
ヘキサンジオールジアクリレート 350部、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル 50部を均一に混合させて光
硬化性組成物を作成した。
【0022】実施例3 上記ポリエステルアクリレート樹脂 600部、1,9
ノナンジオールジアクリレート 350部、ベンゾイン
イソプロピルエーテル 50部を均一に混合させて光硬
化性組成物を作成した。
ノナンジオールジアクリレート 350部、ベンゾイン
イソプロピルエーテル 50部を均一に混合させて光硬
化性組成物を作成した。
【0023】次に、以上の実施例1〜3の内容を明確に
するため、比較例1〜4を示す。
するため、比較例1〜4を示す。
【0024】比較例1 上記ポリエステルアクリレート樹脂 600部、N−ビ
ニル−2ピロリドン350部、ベンゾインイソプロピル
エーテル 50部を均一に混合させて光硬化性組成物を
作成した。
ニル−2ピロリドン350部、ベンゾインイソプロピル
エーテル 50部を均一に混合させて光硬化性組成物を
作成した。
【0025】比較例2 上記ポリエステルアクリレート樹脂 600部、トリエ
チレングリコールジアクリレート 350部、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル 50部を均一に混合させて光
硬化性組成物を作成した。
チレングリコールジアクリレート 350部、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル 50部を均一に混合させて光
硬化性組成物を作成した。
【0026】比較例3 上記ポリエステルアクリレート樹脂 600部、ペンタ
エリスリトールトリアクリレート 350部、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル 50部を均一に混合させて光
硬化性組成物を作成した。
エリスリトールトリアクリレート 350部、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル 50部を均一に混合させて光
硬化性組成物を作成した。
【0027】比較例4 上記ポリエステルアクリレート樹脂 600部、トリプ
ロピレングリコールジアクリレート 350部、ベンゾ
インイソプロピルエーテル 50部を均一に混合させて
光硬化性組成物を作成した。
ロピレングリコールジアクリレート 350部、ベンゾ
インイソプロピルエーテル 50部を均一に混合させて
光硬化性組成物を作成した。
【0028】次に、他の実施例4,5を示す。
【0029】実施例4 ウレタンアクリレート樹脂 (紫光UV−7000B,
日本合成化学工業商品名)600部、1,5ペンタンジ
オールジアクリレート 450部、ベンゾインイソプロ
ピルエーテル 50部を均一に混合させて、光硬化性樹
脂組成物を作成した。
日本合成化学工業商品名)600部、1,5ペンタンジ
オールジアクリレート 450部、ベンゾインイソプロ
ピルエーテル 50部を均一に混合させて、光硬化性樹
脂組成物を作成した。
【0030】実施例5 上記ウレタンアクリレート樹脂 500部、1,9ノナ
ンジオールジアクリレート 450部、ベンゾインイソ
プロピルエーテル 50部を均一に混合させて、光硬化
性樹脂組成物を作成した。
ンジオールジアクリレート 450部、ベンゾインイソ
プロピルエーテル 50部を均一に混合させて、光硬化
性樹脂組成物を作成した。
【0031】そこで、この実施例4,5を明確にするた
め、次に比較例5,6を示す。
め、次に比較例5,6を示す。
【0032】比較例5 上記ウレタンアクリレート樹脂 600部、2−エチル
ヘキシルアクリレート350部、ベンゾインイソプロピ
ルエーテル 50部を均一に混合させて、光硬化性樹脂
組成物を作成した。
ヘキシルアクリレート350部、ベンゾインイソプロピ
ルエーテル 50部を均一に混合させて、光硬化性樹脂
組成物を作成した。
【0033】比較例6 上記ウレタンアクリレート樹脂 500部、トリエチレ
ングリコールジアクリレート 450部、ベンゾインイ
ソプロピルエーテル 50部を均一に混合させて、光硬
化性樹脂組成物を作成した。
ングリコールジアクリレート 450部、ベンゾインイ
ソプロピルエーテル 50部を均一に混合させて、光硬
化性樹脂組成物を作成した。
【0034】その結果の実験例は、次の通りである。
【0035】実験例 溶剤型アクリルウレタン樹脂系目止剤を塗装して平滑と
したコンクリート型枠合板に実施例1〜5,比較例1〜
6にて作成した光硬化性組成物をロールコーターにより
膜厚30〜40ミクロンとなるよう塗装した後、80w
/cm水銀ランプで4秒間照射して硬化させた。室温に
おいて24時間放置後、硬化塗膜表面に10%カセイソ
ーダ水溶液を滴下し、時計皿にて覆い、60℃熱風乾燥
機中に保持した。16時間経過した後に取り出し、時計
皿を除去して水洗した後、塗膜表面の異常の有無を観察
した。得られた試験結果を次表に示した。
したコンクリート型枠合板に実施例1〜5,比較例1〜
6にて作成した光硬化性組成物をロールコーターにより
膜厚30〜40ミクロンとなるよう塗装した後、80w
/cm水銀ランプで4秒間照射して硬化させた。室温に
おいて24時間放置後、硬化塗膜表面に10%カセイソ
ーダ水溶液を滴下し、時計皿にて覆い、60℃熱風乾燥
機中に保持した。16時間経過した後に取り出し、時計
皿を除去して水洗した後、塗膜表面の異常の有無を観察
した。得られた試験結果を次表に示した。
【0036】
【表1】
Claims (1)
- 【請求項1】 合板上に、目止め塗膜を形成し、その目
止め塗膜上に、 (a)ウレタンアクリレート、エポキシアクリレートお
よびポリエステルアクリレートからなる群から選ばれた
少なくとも1種のアクリレート樹脂20〜70重量%、 (b) 【化1】 直鎖状炭化水素のジオールジアクリレート5〜60重量
%、および (c)光増感剤1〜10重量% からなる光硬化性組成物で塗装した後、その塗膜を光硬
化することによって形成された硬化被膜で被覆されたコ
ンクリート型枠用木製合板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3201540A JP2700729B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | コンクリート型枠用木製合板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3201540A JP2700729B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | コンクリート型枠用木製合板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04337363A JPH04337363A (ja) | 1992-11-25 |
JP2700729B2 true JP2700729B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=16442746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3201540A Expired - Fee Related JP2700729B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | コンクリート型枠用木製合板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2700729B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
HK1044678A2 (en) | 2001-08-31 | 2002-10-18 | Wai Wing Chan | Formwork |
EP1362966B1 (fr) * | 2002-05-15 | 2008-10-22 | Hussor S.A. | Panneau composite pultrudé |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1204016A (en) * | 1976-02-02 | 1986-05-06 | Gerald W. Gruber | Actinic light polymerizable coating compositions and method of using the same |
US4563438A (en) * | 1983-05-06 | 1986-01-07 | Ciba Geigy Corporation | Liquid mixture of photoinitiators |
JPS6211778A (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-20 | Dainippon Ink & Chem Inc | 木質材被覆組成物 |
-
1991
- 1991-05-13 JP JP3201540A patent/JP2700729B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04337363A (ja) | 1992-11-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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