JP2700552B2 - 画像ファイリングシステム - Google Patents

画像ファイリングシステム

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JP2700552B2
JP2700552B2 JP5615988A JP5615988A JP2700552B2 JP 2700552 B2 JP2700552 B2 JP 2700552B2 JP 5615988 A JP5615988 A JP 5615988A JP 5615988 A JP5615988 A JP 5615988A JP 2700552 B2 JP2700552 B2 JP 2700552B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、光ディスク画像ファイリングシステムに関
する。
[従来技術] 文書や図面等の原稿画像を読み取って、その画像を光
ディスクに記録して管理する画像ファイリングシステム
が知られている。
第10図は、このような画像ファイリングシステムで、
原稿画像を順次読み取って、光ディスクに記録する際の
処理手順の一例を示したものである。すなわち、オペレ
ータは、まず、イメージスキャナを起動して、同図
(a)に示すように、1ページの原稿画像Aを読み取
り、同図(b)に示すようにその画像をモニタにより画
面表示する。そして、ある程度の時間Tをかけて内容を
確認した後、必要に応じて、同図(c)に示すように、
その画情報を光ディスクに記録する。この後、別の原稿
画像Bを読み取り同様に処理するという手順で、各ペー
ジの原稿画像の記録を行なっていた。
しかしながら、この処理手順では、原稿読み取り、画
像の確認、光ディスクへの記録という各処理を1ステッ
プづつ一定の順序で実行し、例えば、原稿画像Aの確認
中に原稿画像Bを読み取るというような並行処理が行な
えなかったので、一連の処理に時間がかかるという不具
合があった。
また、上記処理の過程で、例えば、原稿画像Bを表示
中に、直前に表示した原稿画像Aを、再度確認して光デ
ィスクに記録したいという場合がある。
通常、このようなシステムでは、画情報を一時格納す
るメモリが1つ配設され、イメージスキャナにより読み
取った画情報は、そのメモリに一時格納され、その画情
報がモニタに表示されていた。
そこで、上記のように、画面表示を原稿画像Bから原
稿画像Aに戻す場合、実行中の画像記録処理を中止し
て、原稿画像Aを光ディスクに記録している場合に、画
像検索処理等により光ディスク内の原稿画像Aを探し
て、その画情報を上記メモリに読み出すようにしてい
た。また、光ディスクに記録していない場合には、再
度、イメージスキャナで原稿画像Aを読み取るようにし
ていた。
従って、上記操作と画情報の読み出しに時間がかかる
ため、直前に表示した画像の再表示およびこれに対する
処理を即座に実行できないという不具合があった。
なお、画面表示を行なう各種システムにおいて、一定
順序で実行している表示処理を1ステップ戻すアンドユ
ー(undo)機能が知られているが、従来は、このような
画像ファイリングシステムでは、上記のような画面表示
や記憶処理に適用されていなかった。
[目的] 本発明は、以上の不具合を解消し、一連の処理時間が
短縮できると共に、直前に表示した画像の表示および処
理を即座に実行することができる画像ファイリングシス
テムを提供することを目的とする。
[構成] このために本発明は、原稿の各ページの画情報をそれ
ぞれ一時格納する複数のページメモリを配設して、それ
らの各ページメモリと、原稿画像を読み取るスキャナ,
画像表示するモニタ,画情報を記憶装置に転送して画像
記憶を行なう画像記憶手段のそれぞれとを任意に接続し
て画情報の転送を同時に実行できるようにして、画像読
み取り,画像表示,記憶処理などの各処理を並行動作で
きるようにする一方、スキャナが各ページの画情報を取
り出すごとに、その画情報を上記ページメモリに1つに
一定順序で格納すると共にモニタに転送して画像表示
し、表示を戻す操作がなされるごとに、上記一定順序と
逆の順序で上記ページメモリの1つから画情報を読み出
して前の画像の再表示すると共に、記憶を指示する操作
がなされた際に上記再表示した画情報を記憶装置に記憶
するようにしたことを特徴とするものである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る光ディスク画像フ
ァイリングシステムの装置構成を示したものである。図
において、イメージ処理装置(以下、IPUと略す)は、
光ディスク装置を内蔵し、入力された画情報を必要に応
じて拡大・縮小,合成など各種画像処理を行なって、光
ディスクに格納する一方、格納した画情報を読み出し
て、さらに画像処理を行なったり、表示あるいは記録処
理を行なうものである。
このIPU1には、原稿画像を読み取るためのイメージス
キャナ2と、画像を表示するための高解像のモニタ3
と、画像を記録するためのレーザプリンタ4と、モニタ
3に表示されるアイコン画像に従がってIPU1を操作する
ための座標入力装置5と、通常の汎用パーソナルコンピ
ュータであるホストコンピュータ(以下、HOSTと略す)
6とが接続されている。なお、本実施例では、イメージ
スキャナ2の解像度は300dpi、モニタ3の解像度は100d
piとする。
HOST6は、IPU1において、光ディスクに格納される画
像に関する情報を管理するもので、各種操作を行なうた
めのキーボード7を備えている。
第2図は、IPU1とHOST6のブロック構成図を示したも
のである。図において、HOST6のメインボード61は、HOS
T6全体を管理制御するCPU61a、そのめたのプログラムや
データが格納されるメモリ(以下、MEMと略す)61bおよ
びキーボード7と接続されるキーボードインタフェース
回路(以下、KYIFと略す)61cとで構成され、共通バス6
2に接続されている。
フロッピディスクドライブ装置(以下、FDDと略す)6
3とハードディスクドライブ装置(以下、HDDと略す)64
は、使用されるソフトウェアや管理データを記憶するも
ので、これらを制御するディスクコントローラ(以下、
DCONと略す)65を介して共通バス62に接続されている。
また、共通バス62には、モニタ3に画像表示するため
のビデオ信号を出力するグラフィックアダプタ(以下、
GRADと略す)66と、外部へ8ビットのパラレル信号でデ
ータを出力するための片方向パラレルインタフェース回
路(以下、UPIFと略す)67と、上記と同様の信号でデー
タの入出力を行なうパラレルインタフェース回路(以
下、BPIFと略す)68とが接続されている。
HOST6がスタンドアロンで使用される場合、UPIF67に
は通常プリンタ、BPIF68に各種端末装置が接続される
が、本実施例では、それぞれIPU1に接続されている。
一方、IPU1側のメインボード101は、HOST6の場合と同
様に、IPU1全体を管理制御するCPU101a、そのためのプ
ログラムやデータが格納されるMEM101b、KYIF101cとで
構成され、共通バス102に接続されている。KYIF101cに
は、IPU1をスタンドアロンで使用する場合、キーボード
が接続されるが、ここでは接続されていない。
共通バス102には、画像処理を行なうための各回路が
搭載されたイメージ処理制御ボード(以下、IPUと略
す)103、DMA方式により光ディスクドライブ装置(以
下、ODDと略す)104とのデータ転送を行なうSCSIインタ
フェースアダプタ(以下、SCSIと略す)105、FDD106、H
DD107を制御するDCON108、MEM101bと同様に各種データ
が格納される増設メモリ(以下、MEM)109、さらに座標
入力装置5とのインタフェース回路であるUPIF110など
が接続されている。
ODD104は、入力される画像を格納するもので、HDD107
はIPU1の制御プログラムのほか、ODD104に記録された画
像ファイルのディレクトリ情報などを一時格納するもの
である。FDD106は、HDD107のバックアップ用に使用され
る。
また、ファクシミリ装置から送信される音声帯域の画
像信号を入力して画情報を取り出すモデムアダプタ(以
下、MDADと略す)111およびイメージスキャナ2と異な
るインタフェースのイメージスキャナを接続するための
シリアルパラレルインタフェースアダプタ(以下、SPIA
と略す)112などが必要に応じて装着され、共通バス102
に接続される。
IPC103内のUPIF103aはUPIF67よりレーザプリンタ4に
記録する画像データを受信するものである。BPIF103bは
BPIF68と接続され、各種データおよびコマンドの送受を
行なうものである。
ビデオミクサ(以下、VMIXと略す)103cは、IPC103側
で作成するビデオ信号とGRAD56より入力されるビデオ信
号とを合成し、両者の画像を合せてモニタ3に表示する
ものである。
グラフィックディスプレイプロセッサ(以下、GDPRと
略す)103dは、グラフィック図形の作図、画像の拡大・
縮小など補助的な画像処理、表示画面のマルチウィンド
ウの制御、ビデオ信号の作成等を行なうものである。グ
ラフィックコントロールバッファ(以下、GCBFと略す)
103eは、上記各処理のためのプログラムおよびマルチウ
ィンドウ画面の割付情報等が格納されるものである。
パターンメモリワーキングエリア(以下、PMWAと略
す)103fは、モニタ3に表示するアイコン画像のパター
ン情報や各種画像の一時記憶を行なうものである。符号
化復合化回路(以下、DCRと略す)103gは、例えばMMR方
式などの既知のデータ圧縮方式により、光ディスク等に
記憶する画情報をデータ圧縮すると共に、光ディスク等
から読み出したときデータ伸張するためのものである。
DMA回路(以下、DMAと略す)103hは、各種バッファメモ
リとDCR103gとの間でデータを転送するものである。
スクリーンバッファ(以下、SCBFと略す)103iは、モ
ニタ3に表示する画情報を一時記憶するものであり、ペ
ージバッファ(以下、PGBFと略す)103j〜103lは、各種
画像処理のために画情報を一時記憶するものである。
グラフィックメモリアクセスコントローラ(以下、GM
ACと略す)103mは、GDPR103dの制御のもとで、上記各バ
ッファへの画情報の書込・読み出し制御を行なうもので
ある。
スキャナインタフェース回路(以下、SCIFと略す)10
3nは、イメージスキャナ2からの画情報を入力するもの
で、レーザプリンタインタフース回路(以下、LPIFと略
す)103oは、レーザプリンタ4に画情報を出力するもの
である。
イメージプロセッサ(以下、IPROと略す)103pは、GD
PR103dが補助的な画像処理を行なうのに対して、より高
度な画像処理、例えば各種図形の任意角度の回転、端数
のある倍率での拡大・縮小などを行なうもので、各処理
のためのプログラムは図示せぬ内部ROMに格納されてい
る。
イメージプロセッサローカルメモリ(以下、IPLMと略
す)103qは、上記画像処理のための各種データやシーケ
ンス情報が格納されるメモリであり、またイメージデー
タコントロールバッファ(以下、IDCBと略す)103rはそ
の処理中に画情報を一時記憶するものである。イメージ
メモリアクセスコントローラ(以下、IMACと略す)103s
は、IPRO103pの制御のもとで、各種バッファおよびメモ
リの画情報の書込・読み出し制御とデータ転送などを行
なうものである。
バッファロケーションコンダクタ(以下、BLCNと略
す)103tは、PGBF103j〜103lとSCBF103iとを、各回路に
切換接続するものである。
このBLCN103tには、第3図に示すように、PGBF103j〜
103lのそれぞれを、GMAC103m,DMA103h,IMAC103s,LPIF10
3o,SCIF103nの内のそれぞれに任意に接続すると共に、S
CBF103iをGMAC103mまたはIMAC103sに任意に接続するた
めに、スイッチ群S11〜S53が配設されている。
また、PGBF103j〜103lとSCBF103iは、ダイナミックRA
Mで構成されているため、それらのバッフアをリフレッ
シュするためのリフレッシュコントローラ(以下、REFC
と略す)201と、これに上記各バッフアのアドレスライ
ンを接続するためのスイッチ群Sr1〜Sr4を備えている。
さらに、CPU11aの指令に従ってスイッチ群Sr1〜Sr4をお
よびスイッチ群S11〜S53を制御するスイッチコントロー
ラ(以下、SWCNと略す)202を備えている。
上記スイッチ群Sr1〜Sr4は、そのSWCN202により一定
周期でオンされ、REFC201によりPGBF103j〜103lとSCBF1
03iの各アドレスがアクセスされることにより、記憶デ
ータがリフレッシュされるようになっている。また、こ
のリフレッシュ動作実行中には、スイッチ群S11〜S53
強制的にオフされるようになっている。
また、PGBF103j〜103lに対するデータ転送を行なう場
合、1つのページバッファに対応するスイッチ群S1i〜S
ni、およびPGBF103j〜103lとデータ転送する各回路103
m,103h,103s,103o,103nに対応するスイッチ群Si1〜Sin
は、いずれか1つだけがオンし、信号の衝突がないよう
に制御される。
ところで、本実施例では、CPU101a側のアドレス空間
は64Kであるのに対して、IPU103側のGCBF103e、PMWA103
f、SCBF103iおよびPGBF103j〜103lを合せたメモリ空間
は5Mになっている。グラフィックメモリアクセスウィン
ドウ(以下、GMAWと略す)103uは、5Mのアドレス空間を
64Kごとにウィンドウ分割してアクセスするためのゲー
ト回路である。
モノクロームディスプレイメモリコントローラ(以
下、MDMCと略す)103vは、モニタ3にキャラクタを表示
するためにコード情報を文字フォント情報に変換する際
に動作するものである。
バスインタフェース回路(以下、BSIFと略す)103w
は、共通バス102とIPC103の各回路との間でデータや制
御情報を転送するためのものである。
IPU1にはねODD104が1台内蔵されているが、ODDを増
設する場合、SCSI105に接続すれば使用できる。
第4図は、この光ディスクファイリングシステムのソ
フトウェアの概略構成を示しており、HOST6側では、デ
ィスクオペレーションシステム(以下、DOSと略す)と
共に、データベースプログラム、IPU制御プログラムお
よびユーザプログラムが備えられている。データベース
プログラムは、IPU1側のODD104に記録された画像を検索
するための情報を管理すると共に、指定される情報に基
づいて検索などを行なって目的の画像をモニタ3に表示
させるものである。
IPU制御プログラムは、上記データベースプログラム
2より起動され、IPU1への制御コマンドの送信およびIP
U1から各種データを受信するためのものである。ユーザ
プログラムは、ユーザが必要に応じて備える各種ニーテ
ィリティプログラム等である。
また、DOSの内部には、入出力制御を行なう標準のBIO
S(Basic Input/Output System)のほか、このシステム
のための拡張BIOSが備えられている。すなわち、HOST6
がスタンドアロンの場合には、UPIF67にプリンタが接続
されるので、前記データベースプログラム等の一般のパ
ッケージソフト実行中、あるいはHOST6のハードコピー
操作等によりプリンタに情報を記録する場合、記録デー
タはUPIF67より固定された一定の手順で送出される。上
記拡張BIOSは、このときUPIF103aが正しくそのデータを
受信できるように、UPIF103aに適合した手順でデータを
送出するものである。
一方、IPU1側では、上記と同様のDOSのほか、光ディ
スクオペレーティングシステム(以下、ODOSと略す)を
備えている。データ・コマンド解析転送部は、IPU1がス
タンドアロンの場合には、KYIF101cに接続されるキーボ
ードからの入力データを解析し、所定の処理プログラム
に転送するものであるが、この場合、UPIF103aからの入
力データに基づいて同様の処理を行なう一方、BPIF103b
よりPBIF68へのデータ転送も行なうものである。
対話操作制御部は、モニタ3にアイコン画像を表示す
る一方、この表示に基づいて行なわれる座標入力装置5
による指令を読み取るものである。
イメージ処理部は、IPC103を制御して各種画像処理を
実行すると共に、ODD104に対して画情報の記録あるいは
読み出しを行なうものである。
プリンタエミュレータは、HOST6側で前記のようにプ
リンタで情報を記録する場合、UPIF67からUPIF103aに送
出される記録データをレーザプリンタ4に転送し、模擬
的にUPIF67に直接レーザプリンタ4が接続されたのと同
じ状態にすると共に、上記データを光ディスクに格納で
きるイメージデータに加工し、光ディスクにファイルす
る2つの機能を有している。
この機能は、ホスト側で作成される各種表,グラフ等
のイメージ画像も光ディスクにファイルできるようにす
るためである。I/Oドライバは、イメージスキャナ2や
レーザプリンタ4など入出力装置を制御するものであ
る。
以上の構成で、次に原稿を順次読み取って、光ディス
クに記録するときの動作を説明する。
この場合、オペレータは、第5図に示すように、ま
ず、イメージスキャナ2に1ページ目の原稿をセット
し、所定の操作により、イメージスキャナ2を起動する
(処理81)。
いま、時刻t1でイメージスキャナ2が起動されたとす
ると、第6図(a)に示すように、上記原稿の原稿画像
Aの読み取りが開始される。
ところで、IPC103内に配設された3つのPGBF103j〜10
3lは、PGBF103j,PGBF103k,PGBF103lという一定順序で順
次使用されるように設定されている。
この場合、第7図(a)に示すように、PGBF103jがイ
メージスキャナ2からの画情報格納のために割り付けら
れる(処理82)。次いで、このために、BLCN103t内のス
イッチ群S51がオンされ、イメージスキャナ2で読み取
られた画情報は、SCIF103n,BLCN103tを介して、PGBF103
jに格納される(処理83)。
この原稿画像Aの読み取りが時刻t2で完了したとする
と、上記スイッチ群S51がオフされ、スイッチ群S11がオ
ンされる。そして、PGBF103jの画情報は、GMAC103mを介
してGDPR103dに転送され、GDPR103dにより、ビデオ信号
に変換される。そのビデオ信号は、VMIX103cを介して、
モニタ3に出力され、第6図(b)に示すように、モニ
タ3で原稿画像Aの表示が開始される。
本実施例では、この原稿画像Aの表示中に、次の原稿
の読み取りを実行する機能を有している。そこで、オペ
レータが、イメージスキャナ2に原稿の次ページをセッ
トして、時刻t3において、上記と同様に起動操作したと
すると、次に、103kが画情報格納のために割り付けられ
る。
そして、BLCN103t内のスイッチ群S52がオンされる。
これにより、イメージスキャナ2で読み取られた次の原
稿画像Bの画情報が、PGBF103kに格納される。従って、
このとき、第7図(b)に示すように、PGBF103jはモニ
タ3に、PGBF103kはイメージスキャナ2に割り付けられ
たことになる。
また、時刻t3の直後において、スイッチ群S14が一時
的にオンされて、PGBF103jの原稿画像Aの画情報がSCBF
103iに転送され、さらに、その直後にスイッチ群S14
オン、S11がオフされる。これにより、PGBF103jから原
稿画像Aの画情報がモニタ3に送出されて表示が行なわ
れる。
次に、原稿画像Aの読み取りが時刻t4で完了すると、
スイッチ群S52がオフされる。ここで、さらに、時刻t5
において、オペレータにより、次の原稿画像Cの読み取
り操作が行なわれたとすると、スイッチ群S53がオンさ
れる。これにより、原稿画像Cの画情報は、PGBF103lに
格納される。従って、このとき、第7図(c)に示すよ
うに、PGBF103jは、前記と同様にモニタ3に、そして、
PGBF103lがイメージスキャナ2に割り付けられることに
なる。
いま、モニタ3には、原稿画像Aが表示されているの
で、オペレータは、その表示により、原稿画像のチェッ
クを行なう。そして、そのチェック結果が良好であれ
ば、第8図に示すように、画情報の光ディスクへの登録
操作を行なう(処理91)。
これにより、BLCN103t内のスイッチ群S21がオンされ
て、PGBF103jの画情報は、DMA103hを介して、DCR103gに
転送されて、データ圧縮される。そのデータ圧縮された
画情報は、一旦IDCB103rに格納された後、BSIF103wを介
して、SCSI105よりODD104に転送されて、光ディスクに
書込まれる(処理92)。
モニタ3での原稿画像Aの表示開始後、原稿画像のチ
ェックに時間Tをかけたとすると、上記画情報の記録操
作により、第6図(c)に示すように、原稿画像Aの画
情報の書込が行なわれる。
第9図は、表示画像の切り換え処理を示すもので、い
ま、モニタ3でPGBF103j内の原稿画像Aが表示されてい
るが(処理1001)、時刻t6において、オペレータにより
表示切り換え操作が行なわれたとする(処理1002)。
本実施例では、この表示切り換え操作には、表示送り
指定とアンドュー指定とがある。
ここで、表示送り指定が行なわれたとすると(処理10
03のN)、前記した一定順序で3つのPGBF103j〜103lの
割り付けが変更される。すなわち、いま、PGBF103jがモ
ニタ3に割り付けられているので、次に、第7図(d)
に示すように、103kがモニタ3に割り付けられる(処理
1004)。このために、次に、スイッチ群S11がオフ、ス
イッチ群S12がオンされて、103k内の原稿画像Bの画情
報がモニタ3に送出される。これにより、第6図(b)
に示すように、原稿画像Bの表示に切り換えられる(第
9図、処理1001)。
なお、表示切換は、前記第8図の処理92で示したPGBF
103jから光ディスクへの画情報の転送処理実行中に並行
して実行することが可能である。
また、時刻t6の直後において、前記と同様に、スイッ
チ群S14が一時的にオンされて、PGBF103kの画情報がSCB
F103iに転送され、さらに、その直後にスイッチ群S14
オン、S12がオフされる。これにより、PGBF103jから原
稿画像Bの画情報がモニタ3に送出されて表示が行なわ
れる。
ここで、オペレータは、前記と同様に、ある程度の時
間Tをかけて、原稿画像Bのチェックを行なう。そし
て、そのチェック結果が良好であれば、その画像を光デ
ィスクに記録する。
次に、時刻t7において、オペレータにより、さらに表
示送り指定が行なわれたとすると、第7図(e)に示す
ように、PGBF103lがモニタ3に割り付けられて、原稿画
像Cの表示に切り換えられる。
この場合も、同図(d)の場合と同様に、PGBF103kか
ら光ディスクへの画情報転送中に、上記表示切換が並行
して実行されている。
一方、このような操作過程で、オペレータは、直前に
表示した画像を確認したい場合がある。このとき、本実
施例では、表示切り換え操作でアンドュー指定するよう
にしている。
いま、モニタ3で原稿画像Cが表示されているが(第
9図、処理1001)、時刻t8において、オペレータによ
り、このアンドュー指定が行なわれたとすると(処理10
02、処理1003のY)、PGBF103j〜103lのモニタ3への割
り付け状態が1ステップ戻されて、第7図(f)に示す
ように、PGBF103kがモニタ3に割り付けられて、画像表
示される。これにより、ここで、原稿画像Bの表示に戻
される(第9図、処理1001)。
前記において、オペレータが、原稿画像Bを光ディス
クへ記録するのを忘れていたような場合、ここで、登録
操作を行なえば、原稿画像Bが光ディスクに記録され
る。
さらに、この原稿画像B表示中の時刻t3において、オ
ペレータにより、上記アンドュー指定が行なわれたとす
ると、PGBF103jがモニタ3に割り付けられて、原稿画像
Aの表示に戻される。
また、全ステップの画像確認後、表示送り指定を行な
うと、順次、元の画像が表示される。また、いま、PGBF
103j〜103lまで全て使用しているので、次に画像読み取
り操作がなされると、再びPGBF103jから順次情報の格納
が行なわれるようになる。
一方、上記のような画情報の表示と光ディスクへの記
録処理のほか、PGBF103j〜103lをそれぞれ独立に使用し
て、次のように複数の処理を並行して実行するこができ
る。
すなわち、前記において、PGBF103l内の原稿画像Cの
画情報は、SCBF103iに転送されて、モニタ3で表示され
るようになるが、例えば、このモニタ3の原稿画像Cの
表示中において、原稿画像Cの光ディスクへの記録操作
と、原稿画像Bのレーザプリンタ4への記録操作と、次
の原稿画像Dのイメージスキャナ2への読み取り操作を
同時に行なったとする。
この場合、BLCN103tのスイッチ群S51、S42、S23、S14
が同時にオンし、第7図(f)に示すように、PGBF103j
〜103lが各機器に割り付けられる。
これにより、原稿画像Dの画情報は、PGBF103jに格納
され、PGBF103kの原稿画像Bの画情報は、LPIF103oを介
してレーザプリンタ4により記録紙に記録され、さらに
PGBF103lの原稿画像Cは、光ディスクに記録されるよう
になる。
以上のように、本実施例によれば、原稿の各ページの
画情報をそれぞれ一時格納するPGBF103j〜103lと、各PG
BF103j〜103lの接続切換を行なうBLCN103tとを配設し、
イメージスキャナ2,モニタ3,レーザプリンタ4および画
情報を光ディスクに記録する回路のそれぞれが、各PGBF
103j〜103lとの間で同時に画情報の転送を実行できるよ
うにして、画像読み取り,画像表示,記録紙への画像記
録,光ディスクへの画像記録などの各処理を並行動作で
きるようにしている。
これにより、例えば、オペレータは、読み取った画像
をチェックしながら、次の原稿読み取りを行なうという
ように、複数の処理を同時に並行して実行できるので、
画像記録の際の一連の処理時間が短縮されるようにな
る。
また、イメージスキャナ2が読み出した各ページの画
情報は、各PGBF103j〜103lの1つに一定順序で格納して
モニタ3で画像表示し、表示を戻すためのアンドュー指
定がなされと、上記一定順序と逆の順序でPGBF103j〜10
3lの1つから画情報を読み出してモニタ3で前の画像を
再表示する一方、光ディスクへの登録操作がなされる
と、再表示したその画情報を光ディスクに記録するよう
にしている。
これにより、従来のように、必要な前の画像を検索し
て読み出す操作や時間が必要なくなり、直前に表示した
画情報を瞬時に読み出すことができるため、その直前の
画像の再表示および処理を即座に実行できるようにな
る。
なお、以上の実施例では、画像読み取り,画像表示,
記憶処理,記録紙への記録という4つの処理を同時に実
行する場合について説明したが、編集処理、光ディスク
からの画情報読み出しなど、その他の処理も、同様に同
時に実行することができることはいうまでもない。ま
た、3つのPGBF103j〜103lを配設したが、上記のように
4つ以上の処理を同時に実行する場合、必要に応じてペ
ージバッファの数を増やせばよい。
さらに、アンドュー指定により、表示した前の画像
は、内容の確認と光ディスクへの登録しか行なわなかっ
たが、画像編集なども行なえるようにしてもよい。ま
た、アンドュー指定により、モニタ3のPGBF103j〜103l
への割り付けを変えるようにしたが、イメージスキャナ
2やレーザプリンタ4その他の装置や処理回路の割り付
けを変えるようにしてもよい。
さらに、本実施例では、光ディスク画像を記憶させた
が、光ディスクに限らず各種ディスク等の記憶装置を同
様に使用することができることは当然である。
[効果] 以上のように、本発明によれば、原稿の各ページの画
情報を一時格納する複数のページメモリを配設して、各
ページメモリと、スキャナ,モニタ,画像記憶手段のそ
れぞれとを任意に接続して画情報の転送を同時に実行で
きるようにして、画像読み取り,画像表示,記憶処理な
どの各処理を並行動作できるようにしたので、オペレー
タは、複数の処理を同時に実行させることにより、一連
の処理時間を短縮できるようになると共に、スキャナに
より画情報を取り出すごとに、その画情報を上記ページ
メモリの1つに一定順序で格納してモニタに転送して画
像表示し、表示を戻す操作がなされるごとに、上記一定
順序と逆の順序で上記ページメモリの1つから画情報を
読み出して前の画像を再表示すると共に記憶操作に応じ
て記憶装置に記憶するようにしたので、直前に表示した
画情報を瞬時に読み出すことができるため、その直前の
画像の再表示および処理を即座に実行できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る光ディスクファイリン
グシステムの装置構成図、第2図はそのシステムのブロ
ック構成図、第3図はバッファロケーションコンダクタ
の概略ブロック構成図、第4図(a),(b)はソフト
ウェアの概略構成図、第5図は画像読取処理の動作フロ
ーチャート、第6図は各処理の実行手順を示すタイムチ
ャート、第7図(a)〜(g)は各時点における各ペー
ジバッファの各装置への割り付け状態を示す説明図、第
8図は画像登録処理の動作フローチャート、第9図は表
示切換処理の動作フローチャート、第10図は従来の各処
理の実行手順を示すタイムチャートである。 1……イメージ処理装置(IPU)、2……イメージスキ
ャナ、3……モニタ、4……レーザプリンタ、5……座
標入力装置、6……ホストコンピュータ(HOST)、7…
…キーボード、61,101……メインボード、63,106……フ
ロッピディスクドライブ装置(FDD)、64,107……ハー
ドディスクドライブ装置(HDD)、ディスクコントロー
ラ(DCON)、103……イメージ画像処理制御ボード、103
t……バッファロケーションコンダクタ(BLCN)、103j
〜103l……ページバッファ、103i……スクリーンバッフ
ァ(SCBF)、104……光ディスクドライブ装置(ODD)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の各ページの画像を読み取って画情報
    を取り出すスキャナと、得られた画情報を一時格納する
    メモリと、そのメモリの画情報を画面表示するモニタ
    と、上記メモリの画情報を記憶装置に記憶させる画像記
    憶手段とを備え、上記スキャナ,モニタ,画像記憶手段
    のそれぞれが、上記メモリとの間で画情報の転送を行な
    うことにより各処理を実行する画像ファイリングシステ
    ムにおいて、上記原稿の各ページの画情報をそれぞれ一
    時格納する複数のページメモリと、上記スキャナ,モニ
    タ,画像記憶手段のそれぞれと上記ページメモリのそれ
    ぞれとを任意に接続して画情報の転送を同時に実行する
    ことにより上記各処理を並行動作させる画情報転送手段
    とを備えていることを特徴とする画像ファイリングシス
    テム。
  2. 【請求項2】原稿の各ページの画像を読み取って画情報
    を取り出すスキャナと、得られた画情報を一時格納する
    メモリと、そのメモリの画情報を画像表示するモニタ
    と、上記メモリの画情報を記憶装置に記憶させる画像記
    憶手段とを備えた画像ファイリングシステムにおいて、
    上記原稿の各ページの画情報のそれぞれ一時格納する複
    数のページメモリと、上記スキャナが各ページの画情報
    を取り出すごとに、その画情報を上記ページメモリの1
    つに一定順序で格納する画情報転送手段と、上記画情報
    が格納されるごとに、その画情報を上記モニタに転送し
    て画像表示する表示手段と、表示を戻す操作がなされる
    ごとに、上記一定順序と逆の順序で上記ページメモリの
    1つから画情報を読み出して前の画像を再表示する表示
    切換手段と、記憶を指示する操作がなされた際に上記再
    表示した画情報を記憶装置に記憶する画像記憶手段とを
    備えたことを特徴とする画像ファイリングシステム。
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