JP2700213B2 - パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機 - Google Patents

パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機

Info

Publication number
JP2700213B2
JP2700213B2 JP32036590A JP32036590A JP2700213B2 JP 2700213 B2 JP2700213 B2 JP 2700213B2 JP 32036590 A JP32036590 A JP 32036590A JP 32036590 A JP32036590 A JP 32036590A JP 2700213 B2 JP2700213 B2 JP 2700213B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transmission
receiving
value
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32036590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04189379A (ja
Inventor
孝俊 武本
一成 川島
繁 半田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP32036590A priority Critical patent/JP2700213B2/ja
Application filed by Ace Denken KK filed Critical Ace Denken KK
Priority to CA002074471A priority patent/CA2074471C/en
Priority to KR1019920701748A priority patent/KR920703164A/ko
Priority to US07/910,301 priority patent/US5390109A/en
Priority to PCT/JP1991/001611 priority patent/WO1992009344A1/ja
Priority to MC91JP9101611D priority patent/MC2237A1/xx
Priority to AT92902475T priority patent/ATE149856T1/de
Priority to AU89124/91A priority patent/AU645378B2/en
Priority to DE69125150T priority patent/DE69125150T2/de
Priority to EP92902475A priority patent/EP0513395B1/en
Publication of JPH04189379A publication Critical patent/JPH04189379A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2700213B2 publication Critical patent/JP2700213B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F7/00Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks
    • A63F7/02Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks using falling playing bodies or playing bodies running on an inclined surface, e.g. pinball games
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F7/00Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks
    • A63F7/02Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks using falling playing bodies or playing bodies running on an inclined surface, e.g. pinball games
    • A63F7/022Pachinko
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F3/00Board games; Raffle games
    • A63F3/00643Electric board games; Electric features of board games
    • A63F2003/00662Electric board games; Electric features of board games with an electric sensor for playing pieces
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F3/00Board games; Raffle games
    • A63F3/00643Electric board games; Electric features of board games

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム
機に関し、特に、パチンコゲーム機の盤面でのパチンコ
玉の位置を検知するものに関する。
「従来の技術」 遊技者の弾く、パチンコ玉の打玉、アウト孔に入った
アウト玉、セーフ孔に入った玉等を各パチンコゲーム機
について正確に把握することは、遊技場の利益管理や顧
客管理の上で非常に重要である。
このため、パチンコゲーム機の通過経路でパチンコ玉
の通過を検知する従来技術として、特公昭64−3506号公
報に開示されたものがある。
すなわち、同公報には、接点対を有する上側シートと
下側シートとを設け、上側シートにパチンコ玉が載った
ときパチンコ玉の重量で接点対が導通することによりパ
チンコ玉を検知するものが開示されている。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記従来の技術では、パチンコゲーム
機の流路でしかパチンコ玉を検知することができないの
で、パチンコゲーム機の盤面でのパチンコ玉の位置を検
知することができない。このため、従来の技術では、ゲ
ームの進行の様子を知ることができず、パチンコゲーム
機の正確な管理には機能が不足しているという問題点が
あった。
また、接点対の物理的接触により検知が行われるた
め、接点対がむき出しで腐食し易く耐久性に欠けるとと
もに、接触しないパチンコ玉は検知することができない
という問題点があった。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされた
もので、パチンコ玉の検出をその盤面で行なうことがで
き、物理的接触がなくともパチンコ玉の検出が可能で耐
久性を有するパチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム
機を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするとこ
ろは、 1 複数の並列した折り返し状の送信線をガラス基板の
片面に取り付け、パチンコ玉の接近により電磁特性が変
化する複数の並列した折り返し状の受信線を、前記送信
線と交差方向で電磁的に結合させて前記ガラス基板の反
対面に配置して、各送信線と各受信線との包囲部に検知
単位を有する面状のマトリクスセンサと、 各送信線に所定の周波数の信号を順次送信する送信回
路と、 前記送信回路と同期して各受信線から信号を順次受信
する受信回路と、 前記受信回路からの信号の値を各検知単位ごとにオフ
セット値として、順次更新し記憶するオフセット手段
と、 各検知単位ごとに、前記受信回路からの信号の値と更
新前の前記オフセット値との差を、絶対値として求める
演算手段と、 各検知単位ごとに、前記絶対値を設定値と比較し、該
絶対値の大きさが該設定値以上のとき、該検知単位につ
いての検知信号を送る比較手段とを有することを、 特徴とするパチンコ玉検知装置。
2 前記オフセット値は、パチンコ玉が盤面にない状態
で、すべての前記検知単位に対応する前記受信回路から
の信号の値の平均値を、初期オフセット値とすることを
特徴とする1項記載のパチンコ玉検知装置。
3 1項記載のパチンコ玉検知装置のマトリクスセンサ
を盤面に沿って設けたことを特徴とするパチンコゲーム
機に存する。
「作用」 送信回路から複数の折り返し状の送信線に所定の周波
数の信号を順次送信し磁界を発生させると、その送信線
と電磁的に結合した受信線には相互誘導作用により起電
力が発生する。このとき、パチンコ玉がマトリクスセン
サに接近すると、パチンコ玉の表面にはマトリクスセン
サによる磁束を打ち消す方向に渦電流が発生する。送信
線は、その渦電流の影響でインピーダンスが変化して電
流を変化させ、これに応じて、受信線は、起電力の大き
さを変化させる。受信回路は、送信回路と同期し、各受
信線から信号を受信する。
受信回路からの信号の値は、オフセット手段により、
各検知単位ごとにオフセット値として、順次更新し記憶
され、演算手段により、受信回路からの信号の値と更新
前のオフセット値との差が、絶対値として求められる。
この絶対値の大きさは、比較手段によって設定値と比較
され、その絶対値の大きさが設定値以上か否かにより、
その検出単位についてパチンコ玉等の検知が可能とな
る。従って、パチンコ玉等の動きのあるもののみが検知
され、釘や釘等に引っ掛かったパチンコ玉等の静止して
いる金属を検知することはない。また、パチンコ玉の検
知が、温度ドリフトの影響を受けることはない。
マトリクスセンサは、パチンコゲーム機の盤面で、パ
チンコ玉の動きを座標の変化として追うことができ、パ
チンコゲーム機では、マトリクスセンサによりゲームの
進行を監視し、打玉、アウト玉、入賞役物装置のセーフ
玉の状況を知り、打ち止め管理や不正による異常のチェ
ックをしたり、釘調整等のデータとして利用したりする
ことができる。
「実施例」 以下、図面に基づき、本発明の一実施例について説明
する。
第1図〜第16図は本発明の一実施例を示している。
第2図に示すように、パチンコゲーム機10は、盤面11
に案内レール12に沿ってパチンコ玉を打込むようになっ
ており、その盤面11は案内レール12の内側がゲーム域を
なしている。このゲーム域には、パチンコ玉を弾く多数
の釘13,13…が打ち込まれ、諸所にセーフ孔14a,14a…が
開設され、上流から下流の間の盤面中央部に入賞役物装
置14bが設けられ、ゲーム域の下端にアウト孔15が開設
されている。入賞役物装置14bは、入賞により変動して
多数のパチンコ玉をセーフ玉とする装置である。パチン
コゲーム機10の前面にはパチンコ玉の打ち出し操作をす
る打ち出しハンドル33と、出玉を受け取る玉皿34とが設
けられている。
盤面11を覆っている前面ガラス蓋は、パチンコゲーム
機10の盤面11に沿っており、表面ガラス体16と内側ガラ
ス体17とによる2重構成となっている。
マトリクスセンサ20は、第3図に示すような盤面11に
沿って盤面11を覆う2枚のガラス体のうち、内側であっ
て盤面側である内側ガラス体17をガラス基板として構成
されている。第4図に示すように、マトリクスセンサ20
では、1本の送信線22が折返部61でUターンした平行の
折り返し状(またはループ状)となるようにして、複数
の送信線22を構成し、これらが一方向に並列して内側ガ
ラス体17の片面に配置して取付けられている。
また、複数の受信線26も、同様に、1本の受信線26が
Uターンして平行の折り返し状(またはループ状)とな
るようにして、複数の受信線26を構成し、これらが一方
向に並列して内側ガラス体17の反応面に配置して取付け
られている。送信端子23および受信端子27は、パチンコ
ゲーム機に取り付けたときの内側ガラス体17の上下関係
でその下端に集中して配置されている。
各受信線26は、各送信線22と電磁的に結合し、パチン
コ玉の接近により電磁特性が変化するよう各送信線22に
対する面平行位置に直角の交差方向で配置され、内側ガ
ラス体17を基板とする各送信線22と各受信線26とで面状
のマトリクスセンサ20が構成されている。
第4図の正面図で、交差する各送信線22と各受信線26
とにより囲まれる正方形状の各包囲部は、電磁特性値た
るインピーダンス変化によりパチンコ玉を感知する検知
単位20a,20a…をなしている。
第5図の(A)に内側ガラス体17の拡大断面図を、
(B)に(A)で破線により丸く囲んだ部分の拡大図を
示す。内側ガラス体17は、受信線26(第4図に示す)の
ための保護シートである内部保護ガラス板17a、受信側
ガラスベース基板17b、送信側ガラスベース基板17c、送
信線22(第4図に示す)のための保護シートである外側
ガラス板17dの4重積層の構成を有している。内側ガラ
ス体(前面ガラス)17は、代表的に縦の長さaが367mm
±10mm、横の長さbが405mm±10mmの大きさの四角形状
を有すえるガラス基板であって、3.0〜3.5mmの厚さを有
している。内部保護ガラス板17aと外側ガラス板17dと
は、受信側ガラスベース基板17bおよび送信側ガラスベ
ース基板17cより縦の長さが短く、内側ガラス体17は、
下端17pが露出している。
内部保護ガラス板17aと受信側ガラスベース基板17bと
の間には、複数の並列した折り返し状の受信線26が挟装
され、送信側ガラスベース基板17cと外側ガラス板17dと
の間には、複数の並列した折り返し状の送信線22が挟装
されている。従って、内側ガラス体17は、送信側ガラス
ベース基板17cの一方の面上に送信線22を透明接着剤層1
8aにより貼り合わせて配置し、その上に外側ガラス板17
dを透明接着剤層18bにより貼り合わせ、受信側ガラスベ
ース基板17bの他方の面上に受信線26を透明接着剤層18c
により貼り合わせて配置し、その上に内部保護ガラス板
17aを透明接着剤層18dにより貼り合わせ、送信側ガラス
ベース基板17cの他方の面と、受信側ガラスベース基板1
7bの他方の面とを透明接着剤層18eにより貼り合わせて
構成される。
複数の送信線22の表側である外側ガラス板17dの表面
の全面上には、シールド用の透明導電膜が添設されてい
る。透明導電膜は、酸化インジウム(I.T.O.)の膜ある
いは酸化スズの膜等により形成される。
第4図に示すように、四角形状の送信側ガラスベース
基板17cは、その縦方向の一辺に沿って細長いフレキシ
ブルプリント基板(FPC)から成る送信側折返基板19aを
接着し、縦方向の反対側の辺と下端の辺の一部に沿って
同じくフレキシブル基板から成るL字状の送信側引回基
板19bを接着している。送信側折返基板19aは、第6図に
示すように、銅箔から成る導電体パターンにより複数、
具体的には32本の弧状の折返部61を一列に形成し、第7
図に示すように、各折返部61の一端61aにワイヤ62の一
端62aを半田63を用いた半田付けまたは溶接により接続
している。
第8図は、第4図で破線により丸く囲んだ部分の拡大
図を示す。第8図に示すように、反対側の送信側引回基
板19bの下端にはその縁上に、辺の一部に沿って、銅箔
から成る導電体パターンにより複数、具体的には64本の
縦方向にのびる外部接続用の送信端子23が形成されてい
る。
送信端子23は、第5図(A)に示すように、内側ガラ
ス体17の下端17pに配置され、外側ガラス板17dに被覆さ
れず、露出している。すなわち、外側ガラス板17dは、
送信側ガラスベース基板17c上で送信端子23を除く送信
線22の上に貼り合わせられている。各送信線22の端子側
は、各送信線22の送信端子23と各送信端子23への引回部
64とを有している。各送信端子23への引回部64は、導電
体パターンにより送信側引回基板19bに形成され、各送
信端子23から送信側引回基板19bに沿ってのびている。
各折返部61の一端61aからのびるワイヤ62の他端62b
は、ワイヤ62に張りを持たせ、対応する端子側の引回部
64の始点64aに、半田63を用いた半田付けまたは溶接に
より接続して、引回部64を介して送信端子23に接続され
ている。なお、引回部64は、高周波障害を除去するた
め、2本の直線部分を円弧部64Rで接続している。
同様に、四角形状の受信側ガラスベース基板17aは、
その横方向の上端の一辺に沿って受信側折返基板29aを
接着し、横方向の下端の辺の一部に沿って細長い受信側
引回基板29bを接着している。受信側折辺基板29aは、送
信側折返基板19aと同様に、銅箔から成る導電体パター
ンにより複数、具体的には32本の弧状の折返部61を形成
し、各折返部の一端61aにワイヤ62の一端62aを半田63を
用いた半田付けまたは溶接により接続している。
反対側の受信側引回基板29bの下側一端にはその縁上
に、辺の一部に沿って、送信側ガラスベース基板17cに
受信側ガラスベース基板17bを貼り合わせたとき、互い
に重ならない非対向位置に、銅箔から成る導電体パター
ンにより複数、具体的には64本の縦方向にのびる外部接
続用の受信端子27が形成されている。
受信端子27は、第5図に示すように、内側ガラス体17
の下端17pに配置され、内部保護ガラス板17aに被覆され
ず、露出している。すなわち、内部保護ガラス板17a
は、受信側ガラスベース基板17b上で受信端子27を除く
受信線26の上に貼り合わせられている。各受信線26の端
子側は、各受信線26の受信端子27と各受信端子27への引
回部64とを有している。各受信端子27への引回部64は、
導電体パターンにより受信側引回基板29bに形成され、
各受信端子27から受信側引回基板29bに沿ってのびてい
る。
各折返部61の一端61aからのびるワイヤ62の他端62b
は、ワイヤ62に張りを持たせ、対応する端子側の引回部
64の始点64aに、半田63を用いた半田付けまたは溶接に
より接続して、引回部64を介して受信端子27に接続され
ている。
送信線22と受信線26とは、このように、各折返基板19
a,29aに形成された各折返部61と、各引回基板19b,29bに
形成された各引回部64と、各ワイヤ62と、送信線22の端
部をなす送信端子23、受信線26の端部をなす受信端子27
とにより構成されている。なお、各ワイヤ62は、遊技客
に目立たなくするため、その表面がつや消し処理を施し
た黒色であり、光の反射を防ぐようにしてある。
通常のパチンコゲーム機10に好適なマトリクスセンサ
20のパターンは、送信線22が32行、受信線26が32列で、
検知単位20aの個数が合計1024個のパターンである。な
お、第4図では、外側以外のパターンを省略して図示し
ている。
送信線22,受信線26を構成するワイヤの太さは、好適
に25μm〜30μmの値に設定される。本実施例の場合、
第4図に示すように、送信端子23および受信端子27の全
体の幅c,dは、それぞれ126mmであり、また、第6図に示
すように、送信側折返基板19aおよび送信側引回基板19b
の縦方向に伸びる部分の幅e,fは、それぞれ10mm以下に
形成される。
また、第8図に示すように、送信端子23および受信端
子27のそれぞれ1本の幅gは、1.5mmである。引回部64
の幅e,fを10mm以下とすることによって、送信側折返基
板19aおよび送信側引回基板19bは、パチンコゲーム機の
内側ガラス体(前面ガラス)17のための取付枠に隠れ
て、遊技客のいる正面側から見えないようになってい
る。
取付枠の内側下部には、第9図に示すように、送信回
路基板66aと受信回路基板66bとが設置され、送信回路基
板66aには、マトリクスセンサ20の複数の送信線22へ送
信する送信回路40が設けられ、受信回路基板66bには、
複数の受信線26から受信する受信回路50が設けられてい
る。これらの基板66a,66bの上には、送信端子23および
受信端子27に対応する位置に送信コネクタ67aと受信コ
ネクタ67bとが設けられている。
送信コネクタ67aは送信端子23を送信回路基板66a上の
送信回路40に着脱可能に接続するためのエッジコネクタ
であって、受信コネクタ67bは受信端子27を受信回路基
板66b上の受信回路50に着脱可能に接続するためのエッ
ジコネクタである。すなわち、送信コネクタ67aおよび
受信コネクタ67bは、送信回路基板66aと受信回路基板66
bとに沿った細長い絶縁体68の上部にその長さ方向に沿
って溝68aが形成され、その溝68aの底部に各回路基板66
a,66bに接続する多数の導電性線材が、互いに接続しな
いようにベースとなるゴムで絶縁された状態で、各基板
66a,66bに対し垂直方向に埋まって構成されている。
各絶縁体68の溝68aには、送信端子23および受信端子2
7を配置した内側ガラス体(前面ガラス)17が挿入可能
であり、送信コネクタ67aは、内側ガラス体17を両面か
ら挟んだ状態で送信線22の送信端子23と接続し、受信コ
ネクタ67bは、その状態で受信線27の受信端子27と接続
する。
送信端子23および受信端子27と送信回路40および受信
回路50との接続は、送信端子23および受信端子27を送信
コネクタ67aおよび受信コネクタ67bに接続可能に内側ガ
ラス体17の下側に位置付け、溝68aに挿入して、その約
1.2kgの自重で送信端子23および受信端子27が送信コネ
クタ67aおよび受信コネクタ67bと確実に接続するように
内側ガラス体17を取付枠内に取り付けることによって行
なわれる。
パチンコ玉を検知するためのパチンコ玉検知装置を構
成する信号処理システムは、第10図〜第14図に示すとお
りである。
第10図に示すように、マトリクスセンサ20は、マトリ
クスI/0送信・受信ボード171を介してCPUメモリコント
ロールボード172の統御下にある。CPUメモリコントロー
ルボード172は、データ処理装置を構成し、通信回路179
で通信可能となっている。また、CPUメモリコントロー
ルボード172は、CPUユニット30がカード173から監視ポ
イントを読込むためのインターフェース部176を有して
いる。
カード173は、パチンコ玉の監視ポイントを読出し可
能に記憶し、インターフェース部176に着脱可能な監視
メモリのメモリカードである。カード173は、パチンコ
ゲーム機10の盤面に設けられたセーフ孔14a,14a…およ
び打玉検出位置やアウト孔15の位置のデータや、セーフ
孔14a,14b…およびアウト孔15に入るパチンコ玉の検出
アルゴリズム等が監視データとして記録されている。
CPUメモリコントロールボード172に接続されているオ
プション174は、パチンコゲーム機10の盤面11と内側ガ
ラス体617との間で動き回るパチンコ玉の軌跡を記録す
るための装置である。
オプション174は、半導体メモリ等に記憶する方式の
ものもあるが、遊技客が増える時間帯には、パチンコゲ
ーム機10の稼動率が高くなるため膨大な記憶容量を必要
とし、膨大な記憶容量を必要とする半導体メモリは一般
に高価であったり、より大きなスペースを必要としたり
することから、ハードディスクを使って、パチンコ玉の
動きを記録するようになっている。なお、ハードディス
クしては、光ディスク、光・磁気ディスク、アナログ式
またはデジタル式テープレコーダ、ビデオテープ、ある
いは、直接パソコンを接続する方式などのうちのいずれ
によるものであってもよい。
記録されたデータは、パチンコ玉の軌跡を解析するた
めのソフトウェアを組み込んだコンピュータにかけられ
て演算処理され、パチンコ遊技場(ホール)で必要なデ
ータを得ることができる。
マトリクスI/0送信・受信ボード171は、送信回路40を
設けた送信回路基板66aと、受信回路50を設けた受信回
路基板66bとを有している。送信回路40は各送信線22に
所定の周波数の信号を順次送信する回路であり、受信回
路50は送信回路40と同期して各受信線26から信号を順次
受信する回路である。送信回路40による送信線22への電
圧波形としては、周波数1〜1.3MHzの0Vを中心とした連
続のサイン波が好適である。
送信回路40は、第11図に示すように、送信コネクタ41
と、送信コネウタ41に接続した増幅器42およびチャンネ
ル切替ロジック43と、増幅器42およびチャンネル切替ロ
ジック43に接続したアナログマルチプレクサ44と、アナ
ログマルチプレクサ44に接続するとともに、送信コネク
タ67aを介して複数、具体的には32回路の送信線22側に
それぞれ接続した32個のPNP+NPNのトーテムポールドラ
イバ45とにより構成されている。
チャンネル切替ロジック43は、第12図に示すように、
カウンタIC43aを有効に利用して、クロック用とリセッ
ト用との2本の制御線で動作を行なうものである。
受信回路50は、第13図に示すように、受信コネクタ67
bを介して複数、具体的には32回路の受信線26側にそれ
ぞれ接続した32個のCTセンサ(変流器)51と、CTセンサ
51に接続したアナログマルチプレクサ52と、アナログマ
ルチプレクサ52に接続した増幅器53およびチャンネル切
替ロジック54と、増幅器53およびチャンネル切替ロジッ
ク54に接続した受信コネクタ55とにより構成されてい
る。従って、受信回路50は、各CTセンサ51を介して各受
信線26から信号を受信するようになっている。
CTセンサ51は、各受信線26とアナログマルチプレクサ
52とを絶縁するとともに、各受信線26からの信号を10倍
に増幅するものである。アナログマルチプレクサ52は各
CTセンサ51から信号を順次受信するものであり、増幅器
53はアナログマルチプレクサ52からの信号を増幅するも
のである。チャンネル切替ロジック54は、送信回路40の
チャンネル切替ロジック43と同様の部材である。
第14図に示すように、CPUメモリコントロールボード1
72は、送信側では、CPUユニット30に接続したCPUコネク
タ46と、CPUコネクタ46を介してCPUユニット30からのス
タート信号に応じて送信クロックを送るシーケンス制御
回路47と、送信クロックを受けて送信信号を送るバンド
パスフィルタ48と、送信信号を増幅して送信コネクタへ
送る増幅器49とを有している。
また、CPUメモリコントロールボード172は、受信側で
は、受信コネクタ55からの受信信号を増幅する増幅器を
71と、増幅信号を受けるバンドパスフィルタ72と、バン
ドパスフィルタ72からの受信信号を受ける全波整流・増
幅器73と、全波整流・増幅器73からの受信信号を受ける
2段のローパスフィルタ74a,74bと、ローパスフィルタ7
4bからの受信信号を受け、シーケンス制御回路47により
制御されてデジタルデータを双方向RAM76に送るA/Dコン
バータ75と、そのデジタルデータを受け、シーケンス制
御回路47により制御されて受信データを書込み、CPUコ
ネクタ46からの読出信号に応じて受信データをCPUコネ
クタ46を介してCPUユニット30に送る双方向RAM76とを有
している。
双方向RAM76は、受信回路50からの信号の値を、各送
信線22と各受信線26とによる各検知単位20aごとに、検
知データとして記憶するメモリであって、内部にカウン
タを持っており、パチンコ玉のマトリックスデータの処
理は、すべてそのカウンタにより行なっている。さら
に、CPUメモリコントロールボード172は、電源ユニット
77を有している。
CPUユニット30は、オフセット手段30aと、演算手段30
bと、比較手段30cとを有し、双方向RAM76の検知データ
を読込み、その検知データを、これらの手段30a,30b,30
cとにより処理するようになっている。
オフセット手段30aは、双方向RAM76の検知データによ
り、受信回路50からの信号の値を各検知単位20aごとに
オフセット値として、毎回スキャンニングするたびに順
次更新し記憶するようになっている。但し、マトリクス
センサ20による最初の検知では、パチンコゲーム機10に
固有のオフセット値として、パチンコ玉が盤面11にない
状態で、すべての検知単位20aに対応する受信回路50か
らの信号の値の平均値を、初期オフセット値とする。
演算手段30bは、検知データにより、各検知単位20aご
とに、受信回路59からの信号の値と更新前のオフセット
値との差を、絶対値として求めるようになっている。
比較手段30cは、各検知単位20aごとに、演算手段30b
により求められた絶対値を設定値と比較し、その絶対値
の大きさが設定値以上のとき、その検知データの検知単
位20aについて検知信号を送るようになっている。
CPUユニット30は、その検知信号を、カード173に記憶
される監視ポイントと対応させてパチンコ玉を監視する
ようになっている。
次に作用を説明する。
CPUユニット30からのアドレス信号およびコントロー
ル信号は、CPUコネクタ46を経て、マトリクスセンサ20
に伝達される。
マトリクスセンサ20では、送信側で、シーケンス制御
回路47がスタート信号を受け、16MHzの原振クロックを
必要に応じて分周して送信クロックを出力する。シーケ
ンス制御回路47からの信号クロックは、バンドパスフィ
ルタ48によりデジタル信号からアナログ信号へと波形整
形された後、増幅器49により増幅され、送信コネクタ41
へと送られる。
さらに、送信信号は、送信回路40で増幅器42により増
幅される。アナログマルチプレクサ44は、チャンネル切
替ロジック43により切替えられたチャンネルで、トーテ
ムポールドライバ45を順次動作し、それによりトーテム
ポールドライバ45は、増幅器42により増幅された信号を
所定の周期で送信線22に順次出力するものである(第15
図ステップ91参照)。
マトリクスセンサ20では、送信回路40から複数の折り
返し状の送信線22に所定の周波数の信号を順次信号し磁
界を発生させると、その送信線22と電磁的に結合した受
信線26には、相互誘導作用により起電力が発生する。こ
のとき、金属であるパチンコ玉がマトリクスセンサ20の
検知単位20aに接近すると、パチンコ玉の表面にはマト
リクスセンサ20による磁束を打ち消す方向に渦電流が発
生する。送信線22は、その渦電流の影響でインピーダン
スが変化して電流を変化させ、これに応じて、受信線26
は起電力の大きさを変化させる。
受信側では、受信回路50は、シーケンス制御回路47に
より送信回路40と同期し、各CTセンサ51を介して各受信
線26から信号を受信する。第13図に示すように、複数の
受信線26にあらわれる電磁特性値たる電流が、CTセンサ
51により10倍に増幅される。CTセンサ51により増幅を行
なうため、それだけ受信側の増幅器の増幅度を大きくす
る必要がなくなる。CTセンサ51は、金属センサを構成す
るマトリクスセンサ20の各受信線26と受信回路50のアナ
ログマルチプレクサ52とを絶縁させ、パチンコゲーム機
10から受信回路50にノイズが入るのを防止するととも
に、受信信号を増幅する。
アナログマルチプレクサ52は、CTセンサ51を経た各受
信線26からの信号を、チャンネル切替ロジック54により
切替え、所定の周期で順次出力するものである。アナロ
グマルチプレクサ52からの信号は、増幅器53により100
倍に増幅される(第15図ステップ92参照)。
受信信号は、受信コネクタ55、増幅器71、バンドパス
フィルタ72を経て、増幅および検波が行なわれる。バン
ドパスフィルタ72からの受信信号は、アナログ信号とな
っており、このアナログ信号は、全波整流・増幅器73で
波形整形が行なわれる。その全波整流・増幅器73からの
信号は、ローパスフィルタ74a,74bで積分処理により平
均化が行なわれる。
次に、受信信号は、A/Dコンバータ75に送られる。A/D
コンバータ75は、例えば12ビット等所定のビット単位で
マトリクスセンサ20からの信号をデジタル信号に変換
し、シーケンス制御回路63により制御されて検知データ
を双方向RAM76に記録させる(第15図ステップ93参
照)。この処理スピードは、1秒間に2万5千回の高速
である。双方向RAM76は、シーケンス制御回路63からの
書込信号によりCPUユニット30の動作とは無関係に検知
データを記録した後、1クロックを入力することにより
アドレスを+1アップする(第15図ステップ94参照)。
双方向RAM76の容量は、例えば、2048バイトである。
次に、受信回路50のアナログマルチプレクサ52が、各
受信線26からの信号を切替え(第15図ステップ95参
照)、32本の受信線26に応じて32回、上記ステップを繰
返す(第15図ステップ96参照)。32回繰返したならば、
送信回路40のアナログマルチプレクサ44が送信線22を切
替え(第15図ステップ97参照)、再び、信号処理を繰返
す。
こうして、受信信号が変化した受信線26と、そのとき
送信した送信線22,22…とをスキャンニングにより検出
し、その交差位置からマトリクスセンサ20でのパチンコ
玉の位置を座標として把握することができる。検知単位
20aの個数は送信線22が32行、受信線26が32列で合計102
4個であるため、パチンコ玉が盤面11のどのセーフ孔14a
およびアウト孔15に入っても検出することができる。
双方向RAM76は、受信回路50からの信号に基づいて、
受信信号が変化した受信線26と、そのとき送信した送信
線22との交差位置からマトリクスセンサ20でのパチンコ
玉の位置を各送信線22と各受信線26とによる検知単位20
aの検知データとして記憶する。
CPUユニット30は、必要に応じて読出スタート信号に
より双方向RAM76に記録されたパチンコ玉の位置に関す
る検知データを読込み、演算処理を行なう。
オフセット手段30aでは、最初に、パチンコゲーム機1
0に固有の初期オフセット値を求める(第16図ステップ1
01参照)。この場合、パチンコ玉が盤面11にない状態で
の、1024個すべての検知単位20aの検知データについ
て、信号の値の平均値を演算して求め、初期オフセット
値とする。
次に、ゲームが開始しパチンコ玉が盤面11に入った状
態の検知データについて、信号の値が変化しているか否
かを判断し(第16図ステップ102参照)、変化している
場合には、演算手段30bにより、受信回路50からの信号
の値と更新前のオフセット値である初期オフセット値と
の差が、絶対値として求められる(第16図ステップ103
参照)。この絶対値の大きさは、比較手段30cによって
設定値と比較され(第16図ステップ104参照)、その絶
対値の大きさが設定値以上か否かにより、その検知単位
20aについてパチンコ玉等の存在が確認され、その検知
が可能となる(第16図ステップ105参照)。この設定値
としては、パチンコ玉による反応と認めるのに十分な大
きさの値が設定される。
信号の値が変化しているか否か、また、絶対値の大き
さが設定値以上か否かにかかわらず、受信回路50からの
信号の値は、オフセット手段30aにより、各検知単位20a
ごとにオフセット値として、順次更新し記憶される(第
16図ステップ106参照)。次に、双方向RAM76のマトリッ
クスデータのアドレスを+1アップし(第16図ステップ
107参照)、CPUユニット30は、次の検知データについ
て、前述の処理を繰返す。
第16図のステップ105によりパチンコ玉が検知される
と、比較手段30cからの検知信号により、カード173に記
憶されるパチンコ玉の監視データと対応させてパチンコ
玉を監視することができる。
このように、検知データの値と更新前のオフセット値
との差を絶対値として求め、この絶対値の大きさを設定
値と比較して、パチンコ玉を検知するため、パチンコ玉
等の動きのあるもののみが検知され、釘13や釘13等に引
っ掛かったパチンコ玉等の静止している金属を検知する
ことはない。また、一般に、受信回路50からの信号のよ
うな微小信号を処理する場合、回路素子の温度ドリフト
等により、処理された信号の値が変動し、その大きさ
は、使用する回路素子の性能等により影響を受けること
となる。しかし、前述の通り、オフセット値との差を求
めることにより処理を行うため、パチンコ玉の検知が、
温度ドリフトの影響を受けることはない。
こうして、マトリクスセンサ20は、パチンコゲーム機
10の盤面11でのパチンコ玉の入玉状況通、その動きを座
標の変化として追うことができる。パチンコゲーム機10
では、マトリクスセンサ20によりゲームの進行を監視
し、打玉、アウト玉、入賞役物装置14bのセーフ玉の状
況を知るとにより、打ち止め管理や不正による異常のチ
ェックをしたり、釘調整等のデータとして利用したりす
ることができる。
カード173は、新機種のパチンコゲーム機10でパチン
コ玉の状況を監視する場合には、それに応じてカードを
交換すればよい。カード173は、データ処理装置のイタ
ーフェース部176に挿着するだけで、監視データのセッ
トを容易に行なうことができ、パチンコゲーム機の入替
などで多種のパチンコゲーム機に適用する場合にも監視
データの変更が容易である。カード173は、同一機種の
パチンコゲーム機10に用いるものであれば、1つのカー
ドをコピーして製造することができる。カード173は、
より複雑な処理を行なう場合には、その処理に応じたデ
ータ処理速度のCPUユニットを自由に選択することによ
ってより複雑な処理に対応することができる。
いずれの場合にも、パチンコ玉のスキャンニングの速
度は、スキャンニングにCPUを介していないため、CPUの
影響を受けることはない。
マトリクスセンサ20を設けた内側ガラス体17の交換や
取付けは、送信コネクタ67aおよび受信コネクタ67bが着
脱可能であり、内側ガラス体17を取付枠の送信回路40お
よび受信回路50から取り外すことが容易であるため、故
障したマトリクスセンサ20の交換が容易であり、マトリ
クスセンサ20を搭載していないパチンコゲーム機にマト
リクスセンサ20を取り付けることも容易に行なうことが
できる。
また、オフセット値を毎回スキャンニングするたびに
更新する場合について説明したが、数回のスキャンニン
グごとにオフセット値を更新するようにしてもよい。
「発明の効果」 本発明にかかるパチンコ玉検知装置およびパチンコゲ
ーム機によれば、盤面に沿ったマトリクスセンサを用い
てパチンコ玉を検知するので、パチンコ玉の検出をその
盤面で行うことができ、物理的接触がなくともパチンコ
玉の検知が可能で、耐久性を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第16図は本発明の一実施例を示しており、第1
図はパチンコ玉を検知する概略構成のブロック図、第2
図はパチンコゲーム機とマトリクスセンサとを概念的に
分解して示した斜視図、第3図はパチンコゲーム機の部
分縦断面図、第4図はマトリクスセンサの正面図、第5
図はマトリクスセンサを有する内側ガラス体の拡大断面
図、第6図は送信線の詳細な正面図、第7図はワイヤの
接続状態を示す送信線の拡大断面図、第8図は送信端子
の拡大正面図、第9図は内側ガラス体を送信コネクタお
よび受信コネクタに接続した状態を示す斜視図、第10図
はパチンコ玉検知装置の概略構成図、第11図はマトリク
スI/0送信・受信ボードの送信回路のブロック図、第12
図はチャンネル切替ロジックの主要部を示すブロック
図、第13図はマトリクスI/0送信・受信ボードの受信回
路のブロック図、第14図はCPUメモリコントロールボー
ドの受信および送信回路のブロック図、第15図はマトリ
クスセンサのスキャンニングのフローチャート、第16図
はCPUユニットによるパチンコ玉の検知のフローチャー
トである。 B……パチンコ玉、10……パチンコゲーム機 11……盤面、13……釘 14a……セーフ孔、15……アウト孔 17……内側ガラス体 19a,29a……折返基板 19b,29b……引回基板 20……マトリクスセンサ、20a……検知単位 22……送信線、23……送信端子 26……受信線、27……受信端子 30……CPUユニット 30a……オフセット手段 30b……演算手段 30c……比較手段 40……送信回路 44,52……アナログマルチプレクサ 47……シーケンス制御回路 50……受信回路、51……CTセンサ 53……増幅器、61……折返部 62……ワイヤ、64……引回部 67a……送信コネクタ、67b……受信コネクタ 75……A/Dコンバータ 76……双方向RAM 171……マトリクスI/0送信・受信ボード 172……CPUメモリコントロールボード 173……RAMカード 174……オプション 175……パーソナルコンピュータ 176……インターフェース部 179……通信回線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の並列した折り返し状の送信線をガラ
    ス基板の片面に取り付け、パチンコ玉の接近により電磁
    特性が変化する複数の並列した折り返し状の受信線を、
    前記送信線と交差方向で電磁的に結合させて前記ガラス
    基板の反対面に配置して、各送信線と各受信線との包囲
    部に検知単位を有する面状のマトリクスセンサと、 各送信線に所定の周波数の信号を順次送信する送信回路
    と、 前記送信回路と同期して各受信線から信号を順次受信す
    る受信回路と、 前記受信回路からの信号の値を各検知単位ごとにオフセ
    ット値として、順次更新し記憶するオフセット手段と、 各検知単位ごとに、前記受信回路からの信号の値と更新
    前の前記オフセット値との差を、絶対値として求める演
    算手段と、 各検知単位ごとに、前記絶対値を設定値と比較し、該絶
    対値の大きさが該設定値以上のとき、該検知単位につい
    ての検知信号を送る比較手段とを有することを、 特徴とするパチンコ玉検知装置。
  2. 【請求項2】前記オフセット値は、パチンコ玉が盤面に
    ない状態で、すべての前記検知単位に対応する前記受信
    回路からの信号の値の平均値を、初期オフセット値とす
    ることを特徴とする請求項1記載のパチンコ玉検知装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のパチンコ玉検知装置のマト
    リクスセンサを盤面に沿って設けたことを特徴とするパ
    チンコゲーム機。
JP32036590A 1990-11-24 1990-11-24 パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機 Expired - Fee Related JP2700213B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32036590A JP2700213B2 (ja) 1990-11-24 1990-11-24 パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機
DE69125150T DE69125150T2 (de) 1990-11-24 1991-11-25 Sensor zum ermitteln der lage eines metallkörpers
US07/910,301 US5390109A (en) 1990-11-24 1991-11-25 Sensor for detecting location of metal body
PCT/JP1991/001611 WO1992009344A1 (fr) 1990-11-24 1991-11-25 Capteur servant a detecter l'emplacement d'un corps metallique
MC91JP9101611D MC2237A1 (fr) 1990-11-24 1991-11-25 Detecteur servant a detecter l'emplacement d'un corps metallique
AT92902475T ATE149856T1 (de) 1990-11-24 1991-11-25 Sensor zum ermitteln der lage eines metallkörpers
CA002074471A CA2074471C (en) 1990-11-24 1991-11-25 Sensor for detecting location of metal body
KR1019920701748A KR920703164A (ko) 1990-11-24 1991-11-25 금속체의 존재위치를 검출하기 위한 센서
EP92902475A EP0513395B1 (en) 1990-11-24 1991-11-25 Sensor for sensing existence position of metallic body
AU89124/91A AU645378B2 (en) 1990-11-24 1991-11-25 Metallic body sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32036590A JP2700213B2 (ja) 1990-11-24 1990-11-24 パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04189379A JPH04189379A (ja) 1992-07-07
JP2700213B2 true JP2700213B2 (ja) 1998-01-19

Family

ID=18120665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32036590A Expired - Fee Related JP2700213B2 (ja) 1990-11-24 1990-11-24 パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5390109A (ja)
EP (1) EP0513395B1 (ja)
JP (1) JP2700213B2 (ja)
KR (1) KR920703164A (ja)
AT (1) ATE149856T1 (ja)
AU (1) AU645378B2 (ja)
CA (1) CA2074471C (ja)
DE (1) DE69125150T2 (ja)
WO (1) WO1992009344A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1125406A (zh) * 1993-04-28 1996-06-26 株式会社一流电研 金属体检测装置
US5589769A (en) * 1994-09-30 1996-12-31 Honeywell Inc. Position detection apparatus including a circuit for receiving a plurality of output signal values and fitting the output signal values to a curve
US6411094B1 (en) 1997-12-30 2002-06-25 The Charles Machine Works, Inc. System and method for determining orientation to an underground object
US6509588B1 (en) * 2000-11-03 2003-01-21 Cardiac Pacemakers, Inc. Method for interconnecting anodes and cathodes in a flat capacitor
US6724198B2 (en) * 2000-12-21 2004-04-20 G. Burnell Hohl Inductive sensory apparatus
FR2862384B3 (fr) * 2003-11-18 2005-11-04 Usinor Procede et systeme de detection de defauts de surface d'un demi-produit metallique brut de coulee continue
DE10355650B4 (de) * 2003-11-28 2007-07-12 Bundesrepublik Deutschland, vertreten durch das Bundesministerium der Verteidigung, dieses vertreten durch den Präsidenten des Bundesamtes für Wehrtechnik und Beschaffung Metalldetektor
US20090111616A1 (en) * 2007-10-30 2009-04-30 Russell Corporation System for detecting and tracking statistics of a game
US9672668B2 (en) 2012-09-28 2017-06-06 Mattel, Inc. Keyed memory device to record input user signals and output recorded user signals

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119379B2 (ja) * 1973-10-01 1976-06-17
JPS5855408B2 (ja) * 1974-08-07 1983-12-09 工業技術院長 都市ごみなどの熱分解装置
JPS5215354A (en) * 1975-07-25 1977-02-04 Canon Inc Digitizer
DE2715106C2 (de) * 1977-04-04 1982-05-27 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Vorrichtung zur Messung des Ortes, der Lage und/oder der Orts- bzw. Lageänderung eines starren Körpers im Raum
US4325551A (en) * 1980-02-08 1982-04-20 Marvin Glass & Associates Electronically controlled game apparatus with playing array positions actuatable by a player controlled movable object
JPS6020276A (ja) * 1983-07-15 1985-02-01 Fujitsu Ltd マルチプロセツサシステム
JPS6020276U (ja) * 1983-07-20 1985-02-12 オムロン株式会社 金属球検出装置
JPS60221820A (ja) * 1983-08-05 1985-11-06 Wacom Co Ltd 位置検出装置
JPH0632686B2 (ja) * 1983-11-28 1994-05-02 株式会社ソフィア パチンコ遊技機の情報表示装置
JPS60188393A (ja) * 1984-03-08 1985-09-25 Kawaken Fine Chem Co Ltd 新規フエロセン化合物およびその製造方法
JPS60188393U (ja) * 1984-05-22 1985-12-13 ソニー株式会社 金属物体検知装置
JPS61179181A (ja) * 1985-02-01 1986-08-11 株式会社大一商会 パチンコ機におけるパチンコ球の落下経路検出装置
JPS63210689A (ja) * 1987-02-27 1988-09-01 Yamatake Honeywell Co Ltd 磁性球体の検出装置
JPS643506A (en) * 1987-06-26 1989-01-09 Toyo Seikan Kaisha Ltd Leakage detector for easy-to-open canned goods
US4929824A (en) * 1988-02-26 1990-05-29 Fuji Photo Film Co., Ltd. light metering device with detector matrix and mean value detection
DE3813779A1 (de) * 1988-04-23 1989-11-02 Hegener & Glaser Ag Figurenerkennung fuer ein spiel
GB8920204D0 (en) * 1989-09-07 1989-10-18 Saitek Ltd Sensory games
US5216605A (en) * 1990-06-28 1993-06-01 Eaton-Kenway, Inc. Update marker system for navigation of an automatic guided vehicle
US5069450A (en) * 1991-01-17 1991-12-03 Pyle Kenneth E Automatic umpire for slow pitch softball

Also Published As

Publication number Publication date
WO1992009344A1 (fr) 1992-06-11
US5390109A (en) 1995-02-14
AU645378B2 (en) 1994-01-13
AU8912491A (en) 1992-06-25
DE69125150D1 (de) 1997-04-17
EP0513395B1 (en) 1997-03-12
CA2074471A1 (en) 1992-05-25
CA2074471C (en) 1996-03-05
ATE149856T1 (de) 1997-03-15
KR920703164A (ko) 1992-12-17
EP0513395A1 (en) 1992-11-19
EP0513395A4 (ja) 1994-01-12
JPH04189379A (ja) 1992-07-07
DE69125150T2 (de) 1997-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2700213B2 (ja) パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機
JP2700947B2 (ja) パチンコゲーム機におけるパチンコ玉検出装置
JP2700215B2 (ja) パチンコゲーム機
JP2715184B2 (ja) パチンコゲーム機
JP2769552B2 (ja) パチンコゲーム機
JP2769935B2 (ja) パチンコゲーム機
JP2660607B2 (ja) 金属検知装置およびパチンコゲーム機
JP2779458B2 (ja) パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機
JP2700214B2 (ja) パチンコゲーム機
JP2660608B2 (ja) 金属検知装置およびパチンコゲーム機
JP2732145B2 (ja) パチンコゲーム機におけるパチンコ玉検出装置
JP2835474B2 (ja) 金属検知装置およびパチンコゲーム機
JP2704790B2 (ja) パチンコゲーム機
JP2753508B2 (ja) パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機
JP2704791B2 (ja) パチンコ玉検出装置
JP2700948B2 (ja) パチンコ玉検出装置およびそのフィルタ回路
JP2700212B2 (ja) 金属センサおよびパチンコゲーム機
JP2766943B2 (ja) パチンコ玉検知装置
JP2766944B2 (ja) 金属センサおよびパチンコゲーム機
JP2732146B2 (ja) パチンコゲーム機及びスロットマシンにおけるパチンコ玉等の検出装置
JP2789268B2 (ja) パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機
JP2769934B2 (ja) 金属検知装置およびパチンコゲーム機
JP2753509B2 (ja) パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機
JP2769551B2 (ja) パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機
JP2769553B2 (ja) パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees