JP2700190B2 - 自動現像機の処理液自動補充装置 - Google Patents

自動現像機の処理液自動補充装置

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JP2700190B2
JP2700190B2 JP63071594A JP7159488A JP2700190B2 JP 2700190 B2 JP2700190 B2 JP 2700190B2 JP 63071594 A JP63071594 A JP 63071594A JP 7159488 A JP7159488 A JP 7159488A JP 2700190 B2 JP2700190 B2 JP 2700190B2
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Inventor
正弘 前田
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株式会社サン精機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動現像機の処理液自動補充装置に関し、
詳しくは、被現像物(以下フィルムという)の処理量に
応じて現像液や定着液等の処理液を補充する処理液自動
補充装置の制御手段に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に自動現像機には、フィルムの処理量に応じて現
像液や定着液等の処理液の補充を行う処理液自動補充装
置が備えられており、フィルムの面積や現像後の黒化面
積に応じて処理液を補充している。また、自動現像機を
使用する際には、現像処理を行うフィルムにフィルム通
過部の汚れ等が付着しないように、所定の処理前にフィ
ルム通過部にクリーニングフィルムを通過させて清掃を
行っている。上記クリーニングフィルムには、実際に撮
影を行うフィルムと同じ生フィルムを用いて行うことが
望ましいが、フィルムのコスト等の面から現像処理済み
のフィルムをクリーニングフィルムとして用いることが
多い。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記フィルム通過部の清掃の際に、現
像される能力のない現像処理済みフィルムをクリーニン
グフィルムとして用いた場合、処理液の消耗がほとんど
生じないにも拘らず、前記処理液自動補充装置がクリー
ニングフィルムの通過に伴い作動して処理液を補充して
しまうため、処理液の無駄となるだけではなく、処理槽
中の処理液の濃度が高くなって現像処理に悪影響の出る
ことがあった。特に現像液の濃度が高くなると、現像後
のフィルムの画像濃度が高くなるため、例えば、医療用
のX線フィルムの場合には、診断に支承を来たす虞もあ
った。
そこで、本発明は、現像される能力のないフィルムを
クリーニングフィルムとして用いて上記フィルム通過部
を清掃する場合に、処理液の補充量を制限して処理液の
無駄をなくし、かつ処理液の濃度を所定値に保つことの
できる自動現像機の処理液自動補充装置を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために本発明は、フィルム等
の被現像物の処理量に応じて現像液や定着液等の処理液
の補充を行う補充手段と、該補充手段による処理液補充
量を制御する制御部とを備えた自動現像機の処理液自動
補充装置において、現像される能力のないクリーニング
フィルムであることを前記制御部に送信するクリーニン
グスイッチを設けるとともに、該クリーニングスイッチ
からの入力信号に応じて処理液の補充量を制限する制御
回路を前記制御部に設けたことを特徴としている。
〔作 用〕
従って、現像される能力のないフィルムをクリーニン
グフィルムとしてフィルム通過部の清掃を行う際に、処
理液の補充を止めたり、あるいは僅かとすることがで
き、処理液の無駄をなくすとともに、処理液の濃度を所
定値に保つことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
尚、以下の説明中のクリーニングフィルムは、全て現像
処理済みのフィルムを示す。
自動現像機1は、フィルムFを現像槽2,定着槽3,水洗
槽4及び乾燥出口5の順に搬送してフィルムFの現像処
理を連続的に行うもので、現像槽2と定着槽3には、フ
ィルムFの現像処理により消耗する現像液及び定着液を
それぞれ補充する処理液自動補充装置6が設けられてい
る。
この処理液自動補充装置6は、フィルム検知器7で検
出したフィルムFの幅及び長さにより、補充用ポンプ8,
9を所定時間作動させて、補充手段である現像液及び定
着液を補充するもので、補充用ポンプ8,9を作動させる
ドライバー部10と、該ドライバー部10を制御して、補充
用ポンプ8,9による処理液補充量を制御する制御部11、
及び各種表示や入力を行うパネル部12により構成されて
いる。
上記パネル部12には、第2図に示すように、装置の状
態等を表示する表示部13と、クリーニングフィルムであ
ることを前記制御部11に送信するクリーニングスイッチ
14aや、手動補充ボタン,電源等のスイッチ14,14が配設
されている。
そして上記制御部11には、第3図に示すように、クリ
ーニングスイッチ14aからの入力信号に応じて処理液の
補充量を制限する制御回路Cが組込まれている。この制
御回路Cは、ステップ1でフィルム挿入を検出して、ス
テップ2でクリーニングフィルムであるか否かを判断
し、クリーニングフィルムではない場合には、ステップ
3の正規の補充に進み、クリーニングフィルムの場合に
は、ステップ4で補充量を全量カットするかどうか、即
ち補充量を零とするか、僅かとするかの指示を受けて、
ステップ5の補充量制限、あるいはステップ6の無補充
に進むように構成されている。
上記ステップ1でのフィルム挿入の検出は、前記フィ
ルム検知器7により自動的に行うことができ、ステップ
2におけるクリーニングフィルムであるか否かの判断
は、パネル部12のクリーニングスイッチ14aからの入力
により行われる。またステップ4での補充量の判断は、
ステップ2同様にパネル部12からの入力により行うこと
もできるが、クリーニングフィルムの大きさやクリーニ
ングフィルムの挿入枚数等を検出して自動的に行うこと
もできる。さらにクリーニングフィルムの枚数の指示部
や記憶部及びカウンター部を設けておくことで、複数枚
のクリーニングフィルムを用いた連続的な清掃を行うこ
とができる。
第4図は処理液自動補充装置6の補充量制限作動状態
を示すタイムチャートであり、パネル部12のクリーニン
グスイッチ14aの操作回数によりクリーニングフィルム
の枚数を指示し、連続的にクリーニングフィルムを挿入
して清掃を行う場合を示している。
まず、クリーニングスイッチ14aを3回押す(S1,S2,S
3)と、パネル部12の表示部13に、例えば[C−03]の
ようにクリーニングフィルムにより3回清掃を行うとい
う表示が行われるとともに、制御部11にこの回数が記憶
される。次いでクリーニングフィルムを3枚連続的に挿
入する(C1,C2,C3)と、制御部11が現像液及び定着液の
補充用ポンプ8,9の作動時間(Md1,Md2,Md3,Mf1,Mf2,Mf
3)をそれぞれ短縮して補充量を少なくする。この時の
各補充量は、クリーニングフィルムの面積や枚数等によ
り適宜決定すればよく、例えば小面積のクリーニングフ
ィルムを1枚だけ用いる場合には補充を行わなくてもよ
いが、大面積のクリーニングフィルムを何枚も用いる場
合には、クリーニングフィルムによる処理液の持出しや
持込みの影響を考慮して補充量を決定すればよい。
そして、設定されたクリーニングフィルムの枚数を処
理した後の4枚目に正規の撮影済みフィルムFを挿入す
ると、フィルム検知器7により検出されたフィルムFの
面積等に応じて制御部11が補充用ポンプ8,9を作動させ
(Md,Mf)、所定量の現像液及び定着液を補充する。
このように、自動現像機1の処理液自動補充装置6に
処理液の補充量を制限する制御手段を設けたから、フィ
ルム通過部の清掃をクリーニングフィルムで行う際に、
処理液の補充量を制限することができ、処理液の無駄を
防止するとともに、処理液の濃度を所定値に保つことが
できるので、安定した現像処理を行うことができる。ま
た生フィルムをクリーニングフィルムとして用いる場合
には、制限手段を作動させなければ、通常の処理液の補
充を行うことができる。
尚、本発明は、従来からの各種の自動現像機の処理液
自動補充装置に適用することができ、他の補充液量制御
手段と組合わせることもできる。
また補充液の量を制限する手段としては、上記制御部
による補充ポンプの作動の制限の他に、各種手段により
行うことができる。例えば、補充用配管の途中に弁を設
けて、この弁の開度を電気的あるいは機械的に調節した
り、弁を三方弁として補充液を補充用の液槽に戻すこと
もできる。さらに補充を行わないようにする場合には、
フィルム検知器の作動を停止させて、これにより制御部
を作動させないようにしてもよく、制御部自体あるいは
補充ポンプの電源を切るようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように、自動現像機の処理液
自動補充装置に、現像される能力のないクリーニングフ
ィルムであることを、補充手段による処理液補充量を制
御する制御部に送信するクリーニングスイッチを設ける
こととともに、該クリーニングスイッチからの入力信号
に応じて処理液の補充量を制限する制御回路を前記制御
部に設けたから、現像される能力のないクリーニングフ
ィルムを用いてフィルム通過部の清掃を行う際に、クリ
ーニングスイッチの操作のみの簡単な操作で、処理液の
補充量を制限できるので、処理液を無駄にすることがな
く、また処理液の濃度を常に最適に保つことができ、安
定した現像処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動現像機の構成を示す説明図、第2図は自動
現像機のパネル部の正面図、第3図は制御部における制
御回路の作動を示すフローチャート、第4図は補充量の
制限作動状態を示すタイムチャートである。 1……自動現像機、2……現像槽、3……定着槽、6…
…処理液自動補充装置、7……フィルム検知器、8,9…
…補充用ポンプ、10……ドライバー部、11……制御部、
12……パネル部、13……表示部、14……スイッチ、14a
……クリーニングスイッチ、F……フィルム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム等の被現像物の処理量に応じて現
    像液や定着液等の処理液の補充を行う補充手段と、該補
    充手段による処理液補充量を制御する制御部とを備えた
    自動現像機の処理液自動補充装置において、現像される
    能力のないクリーニングフィルムであることを前記制御
    部に送信するクリーニングスイッチを設けるとともに、
    該クリーニングスイッチからの入力信号に応じて処理液
    の補充量を制限する制御回路を前記制御部に設けたこと
    を特徴とする自動現像機の処理液自動補充装置。
JP63071594A 1988-03-25 1988-03-25 自動現像機の処理液自動補充装置 Expired - Lifetime JP2700190B2 (ja)

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JPH01244458A JPH01244458A (ja) 1989-09-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61226749A (ja) * 1985-03-30 1986-10-08 Fuji Photo Film Co Ltd 写真処理液の補充液補充方法

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