JP2699860B2 - パイロット信号検出回路およびパイロット信号検出方法 - Google Patents

パイロット信号検出回路およびパイロット信号検出方法

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JP2699860B2 JP6053431A JP5343194A JP2699860B2 JP 2699860 B2 JP2699860 B2 JP 2699860B2 JP 6053431 A JP6053431 A JP 6053431A JP 5343194 A JP5343194 A JP 5343194A JP 2699860 B2 JP2699860 B2 JP 2699860B2
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    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/60Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for the sound signals
    • H04N5/607Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for the sound signals for more than one sound signal, e.g. stereo, multilanguages

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパイロット信号検出装置
およびパイロット信号検出方法に関し、特にテレビジョ
ン信号の音声多重方式の一つである2キャリヤ音声多重
方式に用いるパイロット信号検出回路およびパイロット
信号検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン音声多重放送は、テレビジ
ョン放送の音声チャネルを複数化し、2ヵ国語などの二
重音声番組やステレオ音声番組などを放送するシステム
である。その一つである国際無線通信諮問委員会記録
(CCIR Document),レポート795・
1,1978〜1982年,第205〜213頁記載の
2キャリヤ音声多重方式は、PAL方式などのヨーロッ
パのテレビジョン方式で用いられている。
【0003】2キャリア音声多重方式の周波数スペクト
ラム図を示す図2を参照して、本方式の概要を説明する
と、音声信号は対象テレビジョン方式本来の音声搬送波
とそれより高い付加音声搬送波との2つの搬送波のFM
変調により送信される。これを受信し、これら2つの搬
送波対応の第1および第2の音声IF(中間周波)信号
が得られる。これら第1および第2の音声IF信号をF
M検波しそれぞれ対応する第1および第2の音声信号が
出力される。これら第1および第2の音声信号には、音
声多重信号の種類がステレオか2重音声かにそれぞれ対
応して、第1音声信号にはL+R信号または主音声信号
が、第2音声信号には2R信号または副音声信号がそれ
ぞれ含まれる。また、音声多重信号の識別用のパイロッ
ト信号もこの第2音声信号中に含まれる。このパイロッ
ト信号は映像信号の水平同期信号の3.5倍の周波数の
信号(以下3.5fH と呼ぶ)を搬送波として、ステレ
オ放送対応のステレオ識別信号の場合にはfH /133
(約117.5Hz)の周波数で、2重音声放送対応の
2重音声識別信号の場合にはfH /57(約274.1
Hz)の周波数でそれぞれ50%の変調度でAM変調さ
れた信号である。上記パイロット信号の検出とは、この
AM変調されたこれらステレオおよび2重音声それぞれ
の識別信号の周波数を検出することにより、現在の多重
音声放送モードを確定することを主目的とするものであ
る。
【0004】公知であり最も基本的な従来の第1のパイ
ロット信号検出回路をブロックで示す図3を参照する
と、このパイロット信号検出回路は、第2音声信号Aの
供給を受けパイロット信号Pを抽出する中心周波数3.
5fH のバンドパスフィルタ(BPF)1と、パイロッ
ト信号PをAM検波し変調信号Mを抽出するAM検波器
21と、この変調信号Mをそれぞれ通過させるステレオ
識別信号S用の中心周波数117.5HzのBPF22
および2重音声識別信号D用の中心周波数274.1H
zのBPF23と、これら信号S,Dの供給を受け振幅
評価して受信中の放送モードを判別する振幅評価回路2
4とを備える。
【0005】動作について説明すると、第2音声信号A
はBPF1に供給され、BPF1はこの第2音声信号A
の3.5fH 付近の信号を通過させパイロット信号Pの
みを抽出する。このパイロット信号PはAM検波器21
で検波され変調信号MとしてBPF22,23に供給さ
れる。受信中の放送がステレオ放送である場合には、変
調信号Mは117.5HzであるのでBPF22を通過
し対応のステレオ識別信号Sが出力される。また、2重
音声放送である場合には、変調信号Mは274.1Hz
であるのでBPF23を通過し対応の2重音声識別信号
Dが出力される。振幅評価回路24は、これら信号S,
Dの振幅評価を行い振幅が大きい方の識別信号をもって
受信中の放送モードを判別し、この判別結果に対応して
出力する音声信号のモードを適切に切り替える。
【0006】この従来の第1のパイロット信号検出回路
は、ステレオ,2重音声識別信号S,Dの検出感度がA
M検波後のBPF22,23の各々の選択特性に大きく
依存する。この選択特性向上のためこれらBPFのQを
高く確保する必要があるが、このことは製造上における
中心周波数の許容偏差の縮小およびIC化の困難要因と
なる。
【0007】この問題点を解決する特開平2−1057
84号公報記載の従来の第2のパイロット信号検出回路
をブロックで示す図4を参照すると、第1の従来例と共
通のパイロット信号Pを抽出するBPF1と、パイロッ
ト信号Pと基準信号g1(t),g2(t),g3(t),およびg
4(t)の各々との乗算を行いそれぞれ信号P1 , P2 ,P
3 , およびP4 を生成する乗算器6,7,8,および9
と、信号P1 , P2 を加算し信号U1 を生成する加算器
10と、信号P3 , P4 を加算し信号U2 を生成する加
算器11と、信号U1 ,U2 の各々の高調波を除去しそ
れぞれ信号V1,V2 を生成するローパスフィルタ(L
PF)12,13と、これら信号V1 ,V2 の供給を受
け振幅評価して受信中の放送モードを判別する振幅評価
回路14と、基準信号g1(t),g2(t),g3(t),および
4(t)を生成する基準信号発生回路16とを備える。
【0008】動作について説明すると、BPF1により
抽出されたパイロット信号Pは、乗算器6〜9の各々の
一方の入力端に供給される。これら乗算器6〜9の他の
一方の入力端にはそれぞれ基準信号g1(t)〜g4(t)が供
給される。乗算器6〜9は一般には混合器であり、ダイ
オードなどの非直線素子や平行変調器などを用いて構成
される。基準信号g1(t)〜g4(t)は、パイロット信号P
の搬送波と同一の3.5fH の周波数の信号と、ステレ
オおよび2重音声用のそれぞれの識別信号と同一のfH
/18,fH /57の周波数の信号との合成信号であ
る。ここで、ステレオおよび2重音声識別信号の相違点
は周波数のみであるので、以下においては説明の便宜
上、ステレオ識別信号についてのみ説明する。
【0009】信号g1(t)〜g4(t)は以下の数式で表わさ
れる。
【0010】g1(t)=cosωp t・cosωs t g2(t)=sinωp t・sinωs t g3(t)=sinωp t・cosωs t g4(t)=cosωp t・sinωs t ωp t:パイロット信号搬送波周波数(3.5fH ) ωs t:ステレオ識別信号変調周波数(fH /18=1
77.5Hz) また、BPF1を経由して供給されるパイロット信号P
=f(t)はAM変調されているので次式のように示さ
れる。
【0011】f(t)=A{1+k・cos(ωs t+
φ)}・cos(ωs t+θ) ここで、φ,θはそれぞれ受信されたステレオ識別信号
用変調信号およびパイロット信号搬送波と基準信号g
1(t)〜g4(t)との位相差を示す。
【0012】パイロット信号f(t)は乗算器6〜9の
各々において基準信号g1(t)〜g4(t)とそれぞれ乗算さ
れ、乗算器6,7の各々の乗算結果信号P1,P2が加
算器10に、乗算器8,9の各々の乗算結果信号P3,
P4が加算器11にそれぞれ供給される。加算器10,
11の各々はそれぞれ信号P1,P2および信号P3,
P4の加算を実行し加算結果信号U1,U2をそれぞれ
LPF12,13に供給する。LPF12,13の各々
は信号U1,U2の高調波成分をそれぞれ除去して信号
V1,V2を生成し、これら信号V1,V2を振幅評価
回路14に供給する。この振幅評価回路14において信
号V1,V2を振幅評価し、放送中の多重音声モードを
判別する。
【0013】以上の処理を以下に数式で示す。
【0014】まず、乗算器6における演算は(1)式で
示される。 f(t)・g1(t) =A{1+k・cos(ωs t+φ)}・cos(ωs t+θ) ・cosωp t・cosωs t =A(1/4){cos(2ωp t+ωs t+θ)+cos(2ωp t−ωs t +θ)+cos(ωs t+θ)+cos(ωs t−θ) +(k/2)cos(2ωp t+2ωs t+θ+φ)+(k/2)cos(2ωp t−2ωs t+θ+φ) +(k/2)cos(2ωp t+θ+φ)+(k/2)cos(2ωp t+θ− φ) +(k/2)cos(2ωs t+θ+φ)+(k/2)cos(2ωs t+φ− θ) +(k/2)cos(θ+φ)+(k/2)cos(φ−θ)……………(1) 同様に、乗算器7〜9における演算はそれぞれ(2)〜
(4)式で示される。
【0015】 f(t)・g2(t) =A(1/4){−cos(2ωp t−ωs t+θ)+cos(2ωp t+ωs t+θ)+cos(ωs t−θ)−cos(ωs t+θ) +(k/2)cos(2ωp t+2ωs t+θ+φ)−(k/2)cos(2ωp t−2ωs t+θ−φ) +(k/2)cos(2ωp t+θ−φ)−(k/2)cos(2ωp t+θ+ φ) +(k/2)cos(2ωs t+θ−φ)−(k/2)cos(2ωs t+φ+ θ) +(k/2)cos(θ+φ)−(k/2)cos(φ−θ)……………(2) f(t)・g3(t) =A(1/4){sin(2ωp t+ωs t+θ)+sin(2ωp t−ωs t +θ)−sin(ωs t+θ)−sin(ωs t−θ) +(k/2)sin(2ωp t+2ωs t+θ+φ)+(k/2)sin(2ωp t−2ωs t+θ−φ) +(k/2)sin(2ωp t+θ+φ)+(k/2)sin(2ωp t+θ− φ) +(k/2)sin(2ωs t+θ+φ)−(k/2)sin(θ−2ωs t− φ) +(k/2)sin(θ+φ)−(k/2)sin(θ−φ)……………(3) f(t)・g4(t) =A(1/4){sin(2ωp t+ωs t+θ)−sin(2ωp t−ωs t +θ)+sin(ωs t+θ)+sin(ωs t−θ) +(k/2)sin(2ωp t+2ωs t+θ+φ)−(k/2)sin(2ωp t−2ωs t+θ−φ) −(k/2)sin(2ωp t+θ+φ)+(k/2)sin(2ωp t+θ− φ) +(k/2)sin(2ωs t+θ+φ)+(k/2)sin(2ωs t+φ− θ) +(k/2)sin(θ+φ)+(k/2)sin(θ−φ)……………(4) LPF12,13の各々の出力信号V1=v1 (t),
V2=v2 (t)はそれぞれ(5),(6)式で表され
る。 v1 (t)={f(t)・g1(t)+f(t)・g2(t)}T(s) =A(1/4)[(k/2){cos(θ+φ)+cos(φ−θ)}+(k/ 2){cos(θ+φ)−cos(φ−θ)} =(k/4)Acos(φ+θ)………………………………………………(5) v2 (t)={f(t)・g3(t)+f(t)・g4(t)}T(s) =A(1/4)[(k/2){−sin(θ+φ)−sin(θ−φ)}−(k /2){sin(θ+φ)−sin(θ−φ)} =−(k/4)Asin(φ+θ)……………………………………………(6) ここで、T(s)はLPF12,13の伝達関数であ
る。
【0016】振幅評価回路14は、これら信号V1,V
2から識別信号の振幅項Aを検出する。その検出法には
幾つか考えられるが、通常は(7)式に示すように、2
つの信号V1,V2の各々を2乗して加算した後に1/
2乗することによって行われる。 {v1 (t)2 +v2 (t)2 1/2 =(k/4)A………………………(7) 高調波除去用のLPF12,13のカットオフ周波数を
十分低く設定することによって等価的に識別信号の検出
特性を向上できる。例えば、上記カットオフ周波数を1
Hz程度と低くすると、ステレオ識別信号の周波数11
7.5Hzを±約1Hzの精度で検出できる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の第1の
パイロット信号検出回路は、識別信号の検出感度がAM
検波後のステレオ,2重音声識別信号選択用の各々のB
PFの選択特性に大きく依存するので、この選択特性向
上のためにこれらBPFのQを高く確保する必要があ
り、製造上における周波数特性の許容偏差が小さいこと
による歩留りの低下およびIC化が困難であるという欠
点がある。
【0018】上記欠点を克服する従来の第2のパイロッ
ト信号検出回路は、演算後の高調波成分の除去用のLP
Fのカットオフ周波数を検出精度向上のため数Hz程度
と小さく設定する必要があり、伝達信号の応答特性が遅
くなることにより検出時間がかかるという欠点がある。
【0019】また、乗算器に直接パイロット信号を供給
するため、弱電界時における雑音混入を考慮すると検出
精度を確保するため乗算器のリニアリティやダイナミッ
クレンジを十分大きくする必要があり、これらが設計お
よび製造コストの増加要因となるという欠点がある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のパイロット信号
検出回路は、予め定めた第3の周波数の搬送波信号をそ
れぞれ第1および第2の周波数の第1および第2の識別
信号で振幅変調して生成したパイロット信号の供給を受
け、前記第1,第2の周波数のいずれであるかを検出す
ることにより前記第1および第2の識別信号のいずれで
あるかを識別するパイロット信号検出回路において、前
記パイロット信号と前記第3の周波数の第1の円関数で
ある第1の基準信号と前記第3の周波数の第2の円関数
である第2の基準信号とをそれぞれ乗算して第1および
第2の乗算信号をそれぞれ生成する第1および第2の乗
算回路と、前記第1および第2の乗算信号の供給に応答
して所定の低域濾波を行い第1および第2のフィルタ信
号をそれぞれ出力する第1および第2の低域フィルタ回
路と、前記第1のフィルタ信号と前記第1の周波数の第
1の円関数である第3の基準信号とを乗算して第3の乗
算信号を生成する第3の乗算回路と、前記第2のフィル
タ信号と前記第1の周波数の第2の円関数である第4の
基準信号とを乗算して第4の乗算信号を生成する第4の
乗算回路と、前記第1のフィルタ信号と前記第4の基準
信号とを乗算して第5の乗算信号を生成する第5の乗算
回路と、前記第2のフィルタ信号と前記第3の基準信号
とを乗算して第6の乗算信号を生成する第6の乗算回路
と、前記第3および第4の乗算信号を加算し第1の加算
信号を生成する第1の加算回路と、前記第5および第6
の乗算信号を加算し第2の加算信号を生成する第2の加
算回路と、前記第1および第2の加算信号の供給に応答
して所定の低域濾波を行い第3および第4のフィルタ信
号をそれぞれ出力する第3および第4の低域フィルタ回
路と、前記第3および第4のフィルタ信号の供給に応答
して振幅評価を行い前記第1の識別信号を検出する振幅
評価回路と、前記第1〜第4の基準信号を発生する基準
信号発生回路とを備えて構成されている。
【0021】本発明のパイロット信号検出回路は、予め
定めた第3の周波数の搬送波信号をそれぞれ第1および
第2の周波数の第1および第2の識別信号で振幅変調し
て生成したパイロット信号の供給を受け、前記第1,第
2の周波数のいずれであるかを検出することにより前記
第1および第2の識別信号のいずれであるかを識別する
パイロット信号検出方法において、前記パイロット信号
と前記第3の周波数の第1の円関数である第1の基準信
号と前記第3の周波数の第2の円関数である第2の基準
信号とをそれぞれ乗算して第1および第2の乗算信号を
それぞれ生成し、前記第1および第2の乗算信号の供給
に応答して所定の低域濾波を行い第1および第2のフィ
ルタ信号をそれぞれ出力し、前記第1のフィルタ信号と
前記第1の周波数の第1の円関数である第3の基準信号
とを乗算して第3の乗算信号を生成し、前記第2のフィ
ルタ信号と前記第1の周波数の第2の円関数である第4
の基準信号とを乗算して第4の乗算信号を生成し、前記
第1のフィルタ信号と前記第4の基準信号とを乗算して
第5の乗算信号を生成し、前記第2のフィルタ信号と前
記第3の基準信号とを乗算して第6の乗算信号を生成
し、前記第3および第4の乗算信号を加算し第1の加算
信号を生成し、前記第5および第6の乗算信号を加算し
第2の加算信号を生成し、前記第1および第2の加算信
号の供給に応答して所定の低域濾波を行い第3および第
4のフィルタ信号をそれぞれ出力し、前記第3および第
4のフィルタ信号の供給に応答して振幅評価を行い前記
第1の識別信号を検出することを特徴とするものであ
る。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例を図4と共通の構成要
素には共通の文字/数字を付して同様にブロックで示す
図1を参照すると、この図に示す本実施例のパイロット
信号検出回路は、第2の従来の技術と同様のBPF1
と、乗算器6〜9と、加算器10,11と、LPF1
2,13と、振幅評価回路14とに加えて、パイロット
信号Pと基準信号e1(t),およびe2(t)の各々との乗算
を行いそれぞれ信号R1, R2 を生成する乗算器2,お
よび3と、信号R1 , R2 の高調波成分をそれぞれ除去
し信号Q1,Q2を出力するローパスフィルタ(LP
F)4,5と、を加算し信号U1 を生成する加算器10
と、従来の基準信号発生回路16の代りに基準信号e
1(t),e2(t),h1(t),h2(t)を発生する基準信号発生
回路15を備える。
【0023】次に、図1を参照して本実施例の動作につ
いて説明すると、BPF1により抽出されたパイロット
信号Pは、乗算器2,3の各々の一方の入力端に供給さ
れる。これら乗算器2,3の他の一方の入力端にはそれ
ぞれ基準信号e1(t),e2(t)が供給される。基準信号e
1(t),e2(t)は、パイロット信号Pの搬送波と同一の
3.5fH の周波数の信号であり、それぞれ次式で示さ
れる。
【0024】e1(t)=cosωp t e2(t)=sinωp t また、BPF1を経由して供給されるパイロット信号P
=f(t)は、従来の技術で説明したように、次式のよ
うに示される。
【0025】f(t)=A{1+k・cos(ωs t+
φ)}・cos(ωs t+θ) ここで、φ,θはそれぞれ受信されたステレオ識別信号
用変調信号およびパイロット信号搬送波と基準信号e
1(t),e2(t)との位相差を示す。
【0026】パイロット信号f(t)は乗算器2,3の
各々において基準信号e1(t),e2t)とそれぞれ乗算さ
れ、これら乗算器2,3の各々の乗算結果信号R1,R
2がLPF4,5にそれぞれ供給され、高調波成分を除
去された信号Q1,Q2がそれぞれ生成される。
【0027】乗算器2,3の出力信号R1,R2はそれ
ぞれ(8),(9)式で表わされる。 R1=f(t)・e1(t) =A{1+cos(ωs t+φ)}cos(ωp t+θ)cosωp t =(A/2)cos(2ωp t+θ)+(A/4)k{cos(2ωp t+ωs t+θ+φ)+cos(2ωp t−ωs t+θ−φ)} +(A/2)cosθ+(A/4)k{cos(ωs t+θ+φ)+cos(2 ωs t+φ−θ)…………………………………………………………………(7) R2=f(t)・e2(t) =A{1+cos(ωs t+φ)}cos(ωp t+θ)sinωp t =(A/2)sin(2ωp t+θ)+(A/4)k{sin(2ωp t+ωs t+θ+φ)+sin(2ωp t−ωs t+θ−φ)} −(A/2)sinθ−(A/4)k{sin(ωs t+θ+φ)−sin(2 ωs t+φ−θ)…………………………………………………………………(8) これら信号R1,R2対応のLPF4,5通過後のそれ
ぞれの出力信号Q1,Q2はそれぞれ(9),(10)
式で示される。 Q1=f(t)・e1(t)・T1 (s) =(A/2)cosθ+(A/4)k{cos(ωs t+θ+φ)+cos(ωs t+φ−θ)……………………………………………………………………(9) Q2=f(t)・e2(t)・T2 (s) =−(A/2)sinθ−(A/4)k{sin(ωs t+θ+φ)−sin( ωs t+φ−θ)………………………………………………………………(10) ここでT1 (s),T2 (s)はそれぞれLPF4,5
の伝達関数である。
【0028】信号Q1は乗算器6,8の一方の入力端
に、信号Q2は乗算器7,9の一方の一方の入力端にそ
れぞれ供給される。一方、乗算器6,9の他の入力端に
基準信号h1(t)が、乗算器7,8の他の入力端に基準信
号h2(t)がそれぞれ供給される。これらh1(t),h2(t)
は、それぞれステレオおよび2重音声用のそれぞれの識
別信号と同一のfH /18,fH /57の周波数の信号
と同一の信号であり次の(11),(12)式で示す。
ここで、ステレオおよび2重音声識別信号の相違点は周
波数のみであるので、以下においては従来の第2の回路
と同様に説明の便宜上、ステレオ識別信号についてのみ
説明する。
【0029】 h1(t)=cosωs t………………………………………………………(11) h2(t)=sinωs t………………………………………………………(12) 乗算器6,7の各々の出力信号P1,P2は加算器10
に、乗算器8,9の各々の出力信号P3,P4は加算器
11にそれぞれ供給され、加算信号U1,U2としてそ
れぞれ生成される。LPF12,13の各々はこれら加
算信号U1,U2の供給を受け、高調波成分を除去して
信号V1,V2を生成し、これら信号V1,V2を振幅
評価回路14に供給する。この振幅評価回路14におい
て信号V1,V2を振幅評価し、放送中の多重音声モー
ドを判別する。
【0030】乗算器6〜9の演算はそれぞれ(13)〜
(16)式で示される。
【0031】 P1=f(t)・e1(t)・T1 (s)・h1(t) =(A/2)cosθ+(A/4)k{cos(ωs t+θ+φ)+cos(ωs t+φ−θ)cosωs t =(A/2)cosθcosωs t +(A/8)k{cos(2ωs t+φ+θ)+cos(φ+θ)} +(A/8)k{cos(2ωs t+φ−θ)+cos(φ−θ)}…(13) P2=f(t)・e2(t)・T2 (s)・h2(t) =[−(A/2)sinθ+(A/4)k{sin(ωs t+θ+φ)−sin (ωs t+φ−θ)sinωs t =−(A/2)sinθcosωs t +(A/8)k{cos(2ωs t+φ+θ)−cos(φ+θ)} +(A/8)k{cos(2ωs t+φ−θ)−cos(φ−θ)}…(14) P3=f(t)・e1(t)・T1 (s)・h2(t) =(A/2)cosθ+(A/4)k{cos(ωs t+θ+φ)+cos(ωs t+φ−θ)sinωs t =(A/2)cosθsinωs t +(A/8)k{sin(2ωs t+φ+θ)−sin(φ+θ)} +(A/8)k{sin(2ωs t+φ+θ)−sin(φ−θ)}…(15) P4=f(t)・e2(t)・T2 (s)・h1(t) =[−(A/2)sinθ+(A/4)k{sin(ωs t+θ+φ)−sin (ωs t+φ−θ)cosωs t =−(A/2)sinθcosωs t −(A/8)k{sin(2ωs t+φ+θ)+sin(φ+θ)} +(A/8)k{sin(2ωs t+φ+θ)+sin(φ−θ)}…(16) 乗算器6〜9の乗算信号P1〜P4を上述のように加算
しローパスフィルタを通過させたLPF12,13の各
々の出力信号V1=v1 (t),V2=v2 (t)はそ
れぞれ(17),(18)式で表される。
【0032】 V1=v1 (t)={f(t)e1(t)1 (s)h1(t)+f(t)e2(t)2 (s)h2(t)}T3 (s) =(k/4)Acos(φ−θ)……………………………………………(17) V2=v2 (t)={f(t)e1(t)1 (s)h2(t)+f(t)e2(t)2 (s)h1(t)}T4 (s) =−(k/4)Asin(φ−θ)…………………………………………(18) ここで、T3 (s),T4 (s)はそれぞれLPF1
2,13の伝達関数である。
【0033】(17),(18)式は、位相項が異なる
ほかは従来の(5),(6)式と同じであり、したがっ
て、これら信号V1,V2は従来の信号V1,V2と等
価の信号となる。
【0034】振幅評価回路14は、これら信号V1,V
2から識別信号の振幅項Aを検出する。従来と同様に、
2つの信号V1,V2の各々を2乗して加算した後に1
/2乗することにより行う。 {v1 (t)2 +v2 (t)2 1/2 =(k/4)A……………………(19) (19)式も、従来の検出出力を表わす(7)式と同一
であり、したがって、本実施例の回路は、従来の第2の
回路と同一の結果をもたらす。
【0035】本実施例の回路は、入力側に前処理用の乗
算器2,3と、LPF4,5を前置することにより、B
PF1と本処理用の乗算器6〜9およびLPF12,1
3の負担を軽減できる。すなわち、LPF4,5のカッ
トオフ周波数を300Hz程度とすることにより、BP
F1の等価的なQを約91と向上でき雑音を効果的に除
去できるとともに、また、LPF12,13のカットオ
フ周波数を従来よりも高く設定できるので検出所要時間
を低減できる。また、乗算器やフィルタ素子に対するリ
ニアリティの要求を緩和できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパイロッ
ト信号検出回路およびパイロット信号検出方法は、入力
側に前処理用の乗算回路と低域フィルタ回路とを前置す
ることにより、パイロット信号抽出用のBPFの等価的
なQが向上し、本処理用の乗算器やフィルタ素子に対す
るリニアリティの要求を緩和できるので、製造上の困難
要因が除去できるという効果がある。
【0037】また、雑音を効果的に除去できるので、上
記LPFのカットオフ周波数を高く設定でき検出所要時
間を低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパイロット信号検出回路の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】2キャリア音声多重信号の周波数スペクトラム
を示す説明図である。
【図3】従来の第1のパイロット信号検出回路を示すブ
ロック図である。
【図4】従来の第2のパイロット信号検出回路を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】 1,22,23 BPF 2,3,6〜9 乗算器 4,5,12,13 LPF 10,11 加算器 14,24 振幅評価回路 15,16 基準信号発生回路 21 AM検波器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定めた第3の周波数の搬送波信号を
    それぞれ第1および第2の周波数の第1および第2の識
    別信号で振幅変調して生成したパイロット信号の供給を
    受け、前記第1,第2の周波数のいずれであるかを検出
    することにより前記第1および第2の識別信号のいずれ
    であるかを識別するパイロット信号検出回路において、 前記パイロット信号と前記第3の周波数の第1の円関数
    である第1の基準信号と前記第3の周波数の第2の円関
    数である第2の基準信号とをそれぞれ乗算して第1およ
    び第2の乗算信号をそれぞれ生成する第1および第2の
    乗算回路と、 前記第1および第2の乗算信号の供給に応答して所定の
    低域濾波を行い第1および第2のフィルタ信号をそれぞ
    れ出力する第1および第2の低域フィルタ回路と、 前記第1のフィルタ信号と前記第1の周波数の第1の円
    関数である第3の基準信号とを乗算して第3の乗算信号
    を生成する第3の乗算回路と、 前記第2のフィルタ信号と前記第1の周波数の第2の円
    関数である第4の基準信号とを乗算して第4の乗算信号
    を生成する第4の乗算回路と、 前記第1のフィルタ信号と前記第4の基準信号とを乗算
    して第5の乗算信号を生成する第5の乗算回路と、 前記第2のフィルタ信号と前記第3の基準信号とを乗算
    して第6の乗算信号を生成する第6の乗算回路と、 前記第3および第4の乗算信号を加算し第1の加算信号
    を生成する第1の加算回路と、 前記第5および第6の乗算信号を加算し第2の加算信号
    を生成する第2の加算回路と、 前記第1および第2の加算信号の供給に応答して所定の
    低域濾波を行い第3および第4のフィルタ信号をそれぞ
    れ出力する第3および第4の低域フィルタ回路と、 前記第3および第4のフィルタ信号の供給に応答して振
    幅評価を行い前記第1の識別信号を検出する振幅評価回
    路と、 前記第1〜第4の基準信号を発生する基準信号発生回路
    とを備えることを特徴とするパイロット信号検出回路。
  2. 【請求項2】 前記振幅評価回路が前記第3および第4
    のフィルタ信号の各々を2乗して加算した後に1/2乗
    することにより前記振幅評価を行うことを特徴とする請
    求項1記載のパイロット信号検出回路。
  3. 【請求項3】 予め定めた第3の周波数の搬送波信号を
    それぞれ第1および第2の周波数の第1および第2の識
    別信号で振幅変調して生成したパイロット信号の供給を
    受け、前記第1,第2の周波数のいずれであるかを検出
    することにより前記第1および第2の識別信号のいずれ
    であるかを識別するパイロット信号検出方法において、 前記パイロット信号と前記第3の周波数の第1の円関数
    である第1の基準信号と前記第3の周波数の第2の円関
    数である第2の基準信号とをそれぞれ乗算して第1およ
    び第2の乗算信号をそれぞれ生成し、 前記第1および第2の乗算信号の供給に応答して所定の
    低域濾波を行い第1および第2のフィルタ信号をそれぞ
    れ出力し、 前記第1のフィルタ信号と前記第1の周波数の第1の円
    関数である第3の基準信号とを乗算して第3の乗算信号
    を生成し、 前記第2のフィルタ信号と前記第1の周波数の第2の円
    関数である第4の基準信号とを乗算して第4の乗算信号
    を生成し、 前記第1のフィルタ信号と前記第4の基準信号とを乗算
    して第5の乗算信号を生成し、 前記第2のフィルタ信号と前記第3の基準信号とを乗算
    して第6の乗算信号を生成し、 前記第3および第4の乗算信号を加算し第1の加算信号
    を生成し、 前記第5および第6の乗算信号を加算し第2の加算信号
    を生成し、 前記第1および第2の加算信号の供給に応答して所定の
    低域濾波を行い第3および第4のフィルタ信号をそれぞ
    れ出力し、 前記第3および第4のフィルタ信号の供給に応答して振
    幅評価を行い前記第1の識別信号を検出することを特徴
    とするパイロット信号検出方法。
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