JP2592150B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2592150B2
JP2592150B2 JP1315399A JP31539989A JP2592150B2 JP 2592150 B2 JP2592150 B2 JP 2592150B2 JP 1315399 A JP1315399 A JP 1315399A JP 31539989 A JP31539989 A JP 31539989A JP 2592150 B2 JP2592150 B2 JP 2592150B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のカラー映像信号方式(NTSC,PAL,SEC
AM)によるカラー映像信号を記録再生する際の各映像信
号方式を判別する手段を備えた磁気記録再生装置に関す
る。
〔従来の技術〕
現在、カラー映像信号方式の代表的なものとしてNTS
C,PAL,SECAMの3方式が知られている。磁気記録再生を
行うには、当該カラー映像信号の方式を判別してそれぞ
れの方式に応じた信号処理を施す必要がある。
入力する搬送カラー映像信号の方式を判別するための
回路としては、誠文堂新光社“ローム'87データブツ
ク”〈半導体集積回路・サーマルプリントヘツド編〉
(昭和62年1月23日発行)のP.886〜P.890に開示のVTR
用IC「BA7025L」(SECAM判別IC)がある。
カラー映像信号を記録再生するための磁気記録再生装
置として、NTSC,PAL,SECAMのうちの2つの方式を記録再
生可能としたものがあるが、この磁気記録再生装置で
は、記録時において入力したカラー映像信号が50フイー
ルドと60フイールドの何れかであるかをその垂直同期信
号周波数によつて判別している。そして、50フイールド
である場合には上記文献に開示されているSECAM判別回
路によりPALとSECAMの何れかであるかを判別し、所定の
輝度信号回路とクロマ信号処理回路を選択している。
SECAM方式のカラー映像信号については2つの記録方
式があり、その1つはSECAMクロマ信号の周波数を1/4に
逓降して記録する方式(以下、SECAM記録という)であ
り、他の1つはPAL方式のクロマ信号処理回路を使用
し、クロマ信号周波数を低域変換して記録する方式(以
下、MESECAM記録という)である。
再生時には、正しく再生信号処理を行うためのモード
設定を手動、または自動で行うようにしている。以下、
このモード設定を自動で行うようにした磁気記録再生装
置の構成を説明する。
第19図は従来技術によるNTSC,PAL,SECAMの3方式のカ
ラー映像信号を記録再生する磁気記録再生装置の再生信
号処理回路の一例を説明する構成図であつて、1は磁気
テープ、2は磁気ヘツド、3は再生アンプ、4はハイパ
スフイルタ(HPF)、5はローパスフイルタ(LPF)、10
は再生輝度信号処理回路、14はNTSC再生クロマ信号処理
回路、18はPAL再生クロマ信号処理回路、23はSECAMクロ
マ再生クロマ信号処理回路、24は切換スイツチ、25は輝
度信号とクロマ信号の混合回路(Y/Cミキサ)、26は再
生輝度信号出力端子、27は再生カラー映像信号出力端
子、28は再生クロマ信号出力端子、29はNTSC判別回路、
31はスイツチ制御回路、32,33,34,35はNTSC,PAL,SECAM,
MESECAMの各モード信号出力端子、501は第1判別回路、
502は第2判別回路、503はマトリクス回路である。
同図において、磁気テープ1から磁気ヘツド2と再生
アンプ3を通して再生信号を取り出し、NTSC判別回路29
で磁気テープに記録されたコントロール信号やテープ速
度から50フイールド信号と60フイールド信号の判別を行
う。
一方、再生アンプ3の出力はHPF4に通されて輝度信号
成分が取り出され、再生輝度信号処理回路10で輝度信号
の信号再生処理が行われて処理信号を再生輝度信号出力
端子26に出力する。
また、再生アンプ3の出力はLPF5に通されて低域クロ
マ信号成分が取り出され、NTSC再生クロマ信号処理回路
14、PAL再生クロマ信号処理回路18、SECAMクロマ再生ク
ロマ信号処理回路23のそれぞれに印加される。
第20図は第19図の各信号方式とそれに対応する3つの
再生クロマ信号処理回路14,18,23とスイツチ24の位置関
係の説明図であつて、同図に示したように再生低域クロ
マ信号方式と再生クロマ信号処理回路の選択は、第1判
別回路501,第2判別回路502およびマトリクス回路503に
より行う。
第21図は各信号方式とそれに対応する第1と第2の判
別回路501,502およびマトリクス回路503の動作説明図で
あつて、各信号方式のモードを同図に示したような関係
で判別/選択し、モード信号(NTSC,PAL,SECAM,MESECA
M)を対応する端子32,33,34,35に出力する。スイツチ制
御回路31はマトリクス503の出力にしたがつてスイツチ
回路24を制御する。
上記の動作により、スイツチ回路24の出力である再生
クロマ信号がY/Cミキサ25で混合され、再生カラー映像
信号が端子27から出力される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術においては、方式の判別を再生クロマ信
号処理後に行つているため、50フイールド信号の場合は
PALクロマ信号処理回路とSECAMクロマ信号処理回路を共
に動作させる必要がある。
その結果、消費電力が大となり、また判別回路も2つ
必要となつて回路規模が大きくなるという問題があつ
た。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、映
像信号方式判別機能を備えて、小型、低消費電力化を実
現可能とした磁気記録再生装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、再生クロマ信号処理回路の前段において
入力カラー映像信号方式を判別する手段を設けることに
よって達成される。
〔作用〕
再生信号が50フイールドのカラー映像信号のとき、方
式判別手段では水平同期信号のバツクポーチに挿入され
ている,PAL方式ではバースト信号,SECAM方式では無変調
キヤリア(以下、バースト信号という)の周波数を検出
する。
第3図はVHSシステムにおける各方式のバースト信号
の周波数スペクトル図であつて、PAL,SECAM,MESECAMの
各方式で記録されたものについて、それらのバースト信
号は図示の周波数となる。これらの周波数を検出するに
は、周波数−電圧変換手段,あるいは狭帯域の帯域通過
フイルタを用いる。狭帯域の帯域通過フイルタとしては
各種のものがあるが、中心周波数や肩特性などのバラツ
キは小さく、小型かつ安価であるセラミツクフイルタが
適している。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。以
下の実施例はVHSの場合である。
第1図は本発明による磁気記録再生装置の第1の実施
例を説明するブロツク図であつて、1は磁気テープ、2
は磁気ヘツド、3は再生増幅器(以下、再生アンプ)、
4は高域通過フイルタ(以下、HPF)、5は低域通過フ
イルタ(以下、LPF)、6はドロツプアウト補償回路(D
O)、7はリミタ回路、8はFM復調回路、9は低域フイ
ルタ、10は再生輝度信号処理回路、11はACC(Automatic
Color Contorol Circuit)、12は再生周波数変換回路
(PBConv.)、13は帯域通過フイルタ(BPF)、14はNTSC
再生クロマ信号処理回路、15はACC、16は再生周波数変
換回路、17はBPF、18はPAL再生クロマ信号処理回路、19
はACC、20は4逓倍回路、21はBPF、22はベルフイルタ、
23はSECAM再生クロマ信号処理回路、24はスイツチ、25
は輝度/クロマ混合回路、26は再生輝度信号出力端子、
27は再生カラー映像信号出力端子、28は再生クロマ信号
出力端子、29はNTSC判別回路、30は方式判別回路、31は
スイツチ制御回路、32はNTSCモード信号出力端子、33は
PALモード信号出力端子、34はSECAMモード信号出力端
子、35はMESECAMモード信号出力端子である。
同図において、磁気テープ1から磁気ヘツド2,再生ア
ンプ3を通して取り出した再生信号の一部はNTSC判別回
路29に供給される。NTSC判別回路29では、例えば磁気テ
ープ1から再生されるコントロール信号やテープ速度か
らその再生信号が50フイールドの信号か60フイールドの
信号かの判別を行う。再生信号が60フイールドの信号で
ある場合は、NTSCモード信号を方式判別回路30およびNT
SCモード信号出力端子32に出力する。
一方、再生アンプ3の出力信号の一部はHPF4とLPF5に
供給される。HPF4によつて再生輝度信号が取り出され、
取り出された再生輝度信号は再生輝度信号処理回路10の
DO6でドロツプアウトによる信号の欠落を補償され、リ
ミタ7,FM復調回路8,低域フイルタ9を経て再生輝度信号
出力端子26に出力される。
LPF5により取り出された再生低域クロマ信号の一部は
NTSCクロマ信号処理回路14、PALクロマ信号処理回路1
8、SECAMクロマ信号処理回路23のそれぞれのACC11,ACC1
5,ACC19、および方式判別回路30に供給される。NTSCク
ロマ信号処理回路14,PALクロマ信号処理回路18,SECAMク
ロマ信号処理回路23では、入力した再生低域クロマ信号
にそれぞれの方式に適応したクロマ信号処理を施してNT
SC,PAL,SECAMの各方式のクロマ信号を生成し、これをス
イツチ24に与える。すなわち、NTSCクロマ信号処理回路
14とPALクロマ信号処理回路18では、ACC11,ACC15の出力
に再生周波数変換回路12,16で周波数変換を施して元の
クロマ信号周波数とし、これをBPF13,17に通してNTSCク
ロマ信号,PALクロマ信号としてスイツチ回路24に出力
し、SECAMクロマ信号処理回路23ではACC19に出力信号を
4逓倍してBPF21を通し、これをベルフイルタ22に通し
てSECAMクロマ信号としてスイツチ回路24に与える。
方式判別回路30では、再生信号が50フイールドの信号
であるとき、その再生信号がPAL方式,SECAM方式,MESECA
M方式の何れであるかを判別し、PALモード信号,SECAMモ
ード信号あるいはMESECAMモード信号をスイツチ制御回
路31とPALモード信号出力端子33,SECAMモード信号出力
端子34,MESECAMモード信号出力端子35に与える。
3入力1出力のスイツチ回路24は、その各入力端子に
NTSCクロマ信号,PALクロマ信号およびSECAMクロマ信号
が与えられ、スイツチ制御回路31の出力信号により上記
3入力の1つを選択して再生搬送クロマ信号としてクロ
マ信号出力端子28とY/C混合回路25に与える。Y/C混合回
路25では、再生輝度信号と再生クロマ信号とを混合して
再生複合カラー映像信号として出漁端子27に出力する。
上記の構成によれば、前記第19図で説明した従来技術
の構成と比べ、再生クロマ信号処理前に方式の判別を行
つているために動作する再生クロマ信号処理回路は1つ
でよい。
第2図は第1図における方式判別回路30の構成の第一
例を説明するブロツク図であつて、第1図と同一符号は
同一部分に相当し、50はバーストゲートパルス入力端
子、51はインバータ、52はスイツチでインバータ51とス
イツチ52で再生信号が50フイールドの信号であるときに
以降の回路に再生信号を伝える。53は再生信号からバー
スト信号を取り出すバーストゲート、54は周波数−電圧
変換回路、55,56はコンパレータ、57,58は単安定マルチ
バイブレータ、59はfH/2同調回路(fHは水平同期周波
数)、60は包絡線検波回路、61はコンパレータ、62,63,
64は直流電源でそれぞれV3,V1,V2である。
以下、第2図の構成の動作を説明する。
NTSC判別回路29が再生信号を60フイールド信号でない
と判断したとき、インバータ51の出力がハイレベルとな
り、スイツチ52がオンとなる。バーストゲート52によつ
て再生信号からバースト信号が取り出され、周波数−電
圧変換回路(F→V)54で周波数−電圧変換を行う。こ
のときの周波数−電圧変換回路の入出力の様子を第3図
により説明する。
同図において、低域クロマ信号のバースト信号周波数
は、PAL方式の場合は約630kHzである。SECAM方式の場合
は、R−Yラインが約1.10MHz,B−Yラインが約1.06MHz
であり、1H毎に交番する。また、MESECAM方式の場合
は、R−Yラインが約650kHz,B−Yラインで約810kHzで
あり、同様に1H毎に交番する。
周波数−電圧変換回路54の入出力の様子が第3図に示
したようなものであるとき、電圧源61,62の電圧V1,V2
を同図に破線で示したように定める。
再生信号がPAL方式の場合の第2図の各部の波形を第
4図に、SECAM方式で記録された信号の場合を第5図
に、またMESECAM方式で記録された信号の場合を第6図
に示す。
再生信号がPAL方式で記録された信号の場合、そのバ
ースト信号の周波数は約630kHzであるので、周波数−電
圧変換回路54の出力電圧(a)は第4図に示したように
基準電圧V1,V2に比べて小さい。よつて、第4図の
(b)(c)に示したコンパレータ55の出力は常にロー
レベル,コンパレータ56の出力は周期1Hのパルス列とな
る。周波数−電圧変換回路54の出力には周波数0.5fH
分はないので、コンパレータ61の出力はローレベルであ
る。
単安定マルチバイブレータ57,58は、その出力がハイ
レベルとなる期間を1Hより若干長くなるように設定し、
さらにリトリガブルであるとする。このとき、第4図
(b)の入力信号に対して単安定マルチバイブレータ57
の出力はローレベルであり、第4図(c)の入力信号に
対して単安定マルチバイブレータ58の出力は第7図
(e)に示すようにハイレベルとなる。つまり、PALモ
ード信号のみハイレベル,SECAMモード信号とMESECAMモ
ード信号はローレベルとなる。
次に、再生信号がSECAM方式で記録されたものである
場合を第5図により説明する。
SECAM方式で記録された信号の場合、そのバースト信
号周波数が約1.10MHzと1.06MHzで1H毎に交番するが、周
波数−電圧変換回路54の出力において両者の出力振幅は
殆ど等しく、第5図(a)に示したととおりである。こ
の周波数−電圧変換回路54の出力(a)に対し、コンパ
レータ55は周期1Hのパルス列(第5図の(b))を出力
し、コンパレータ56は同図(c)に示したローレベルを
出力する。また、同図(a)の信号は周波数0.5fHの成
分を持たないので、コンパレータ61の出力(d)はロー
レベルである。また、同図(b)の出力に対して単安定
マルチバイブレータ57は同図(e)に示したハイレベル
を出力し、コンパレータ56の出力信号に対して単安定マ
ルチバイブレータ58の出力はローレベルである。つま
り、SECAMモード信号のみハイレベル,PALモード信号とM
ESECAMモード信号はローレベルとなる。
第6図は再生信号がMESECAM方式で記録されたものの
場合の説明図であつて、MESECAM方式で記録された信号
の再生信号のバースト信号周波数はB−Yラインで約81
0kHz,R−Yラインで約660kHzとなるので、周波数−電圧
変換回路54の出力(a)は1H毎にハイレベルとローレベ
ルが切り替わるパルス列となる。また、同図(a)の信
号に対して、コンパレータ55はローレベル(同図
(b))を出力し、コンパレータ56は周期2Hのパルス列
を出力する。同図(a)の信号は0.5fHの成分を持つの
で、0.5fH同調回路59の出力は同図(d)に実線で示し
たものとなる。さらに、包絡線検波を行うと同図(d)
に一点鎖線で示した波形が得られ、破線で示した基準レ
ベルV3を持つコンパレータ61の出力は(e)に示した
ハイレベルとなる。コンパレータ61の出力がハイレベル
のとき、単安定マルチバイブレータ58はリセットされ誤
動作を防止する。つまり、MESECAMモード信号のみがハ
イレベル,PALモード信号とSECAMモード信号はローレベ
ルとなる。
第7図は第1図における方式判別回路30の構成の第二
例を説明するブロツク図であつて、第2図と同一符号は
同一部分に対応し、71はインバータ、72はANDゲートで
ある。
また、第8図は第7図の動作を説明する波形図であ
る。
以下、第7図の動作を第8図を参照して説明する。
第8図の(I)の区間は再生信号がPAL方式の場合
で、周波数−電圧変換回路54の出力は(a)に示した通
りであるから、コンパレータ56の出力はローレベルとな
り、また0.5fH成分もないからコンパレータ61の出力も
同図(e)に示したようにローレベルとなる。また、単
安定マルチバイブレータ58の出力(d)はローレベルと
なるから、インバータ71の出力はハイレベル,ANDゲート
72の一方の入力▲▼はハイレベルであるから、
ANDゲート72の出力はハイレベルとなる。つまり、PALモ
ード信号のみハイレベルとなり、SECAMモード信号,MESE
CAMモード信号はローレベルとなる。
第8図の(II)の区間は再生信号がSECAM方式で記録
されたものである場合で、周波数−電圧変換回路54の出
力は同図(a)に示した通りである。コンパレータ56は
周期が1Hのパルス列を同図(b)のように出力するから
単安定マルチバイブレータ58の出力(d)は常にハイレ
ベルとなる。(a)の信号には0.5fHの成分がないの
で、0.5fH同調回路59の出力は同図(c)に示したよう
にローレベルとなり、コンパレータ61の出力は(e)に
示したようにローレベルとなる。つまり、SECAMモード
信号のみハイレベル,PALモード信号とMESECAMモード信
号はローレベルである。
第8図の(III)の区間は再生信号がMESECAM方式で記
録された信号である場合で、同図(a)に示したように
周波数−電圧変換回路54は1H毎に振幅が切り替わるパル
スを出力するので、コンパレータ56は同図(b)に示し
た周期2Hのパルス列を出力する。同図(a)の信号は0.
5fH成分を持つので、0.5fH同調回路59の出力は同図
(c)に実線で示した通りである。これを包絡線検波す
れば、同図(c)に一点鎖線で示した波形が得られ、破
線で示した基準電圧V3をもつコンパレータ61の出力は
(e)に示したようにハイレベルとなる。コンパレータ
61の出力がハイレベルのときは単安定マルチバイブレー
タ58をリセットして誤動作を防止している。つまり、ME
SECAMモード信号のみハイレベルであり、PALモード信号
とSECAMモード信号はローレベルとなる。
この構成によれば、前記第2図の構成に比べてコンパ
レータ55や単安定マルチバイブレータ57等を削除でき、
回路規模を縮小できる。
第9図は第1図における方式判別回路30の構成の第三
例を説明するブロツク図であつて、第2図,第3図と同
一符号は同一部分に相当し、81は積分回路、82,83はコ
ンパレータ、84,85はコンパレータ82,83に基準電圧を与
えるそれぞれ電圧V4,V5の直流電圧源、86,87はインバ
ータ、88,89はANDゲートである。
また、第10図は第9図の動作を説明する波形図であ
る。
以下、第9図の動作を第10図を参照して説明する。
第9図の(I)の区間は再生信号がPAL方式の場合で
あり、周波数−電圧変換回路54の出力は第10図の(a)
にに示したとおりであるので、単安定マルチバイブレー
タ58の出力も(b)に示したようにローレベルとなり、
積分回路81の出力もローレベル(同図(c))となる。
したがつて、同図(c)部分に破線で示した基準電圧V
4,V5を持つコンパレータ82,83の出力(同図(d)
(e))もローレベルとなる。▲▲▼▼はハイ
レベルであるから、ANDゲート89の出力はハイレベルと
なる。つまり、PALモード信号のみハイレベルで、SECAM
モード信号とMESECAMモード信号はローレベルである。
第10図の(II)の区間は再生信号がSECAM方式で記録
された信号の場合で、周波数−電圧変換回路54の出力は
同図(a)に示したとおりであるので、コンパレータ56
は周期1Hのパルス列を出力し、単安定マルチバイブレー
タ58の出力はハイレベル(同図(b))となる。したが
つて、積分回路81の出力は同図(c)に示したようにハ
イレベルとなり、コンパレータ82,83の出力もハイレベ
ル(同図(d),(e))となる。このとき、ANDゲー
ト88,89の出力は共にローレベルとなる。
第10図の(III)の区間は再生信号がMESECAM方式で記
録された信号の場合で、周波数−電圧変換回路54の出力
は同図(a)に示したとおり、1H毎に振幅が切り替わ
る。すると、コンパレータ56は周期2Hのパルス列を出力
するから、単安定マルチバイブレータ58の出力は同図
(b)に示したものとなる。
単安定マルチバイブレータ58はリトリガブルであり、
そのハイレベル期間は1Hよりも若干長く設定する。例え
ば、これを9/8Hとすると、積分回路81の出力の正規化し
たDC電圧は約0.56で、出力波形は同図(c)に示したよ
うになる。よつて、コンパレータ82,83の基準電圧V4,V
5は十分なマージンをとつて設定することができ、例え
ば同図(c)に破線で示したようにする。すると、コン
パレータ82の出力は同図(d)に示したようにローレベ
ル、コンパレータ83の出力は同図(e)に示したように
ハイレベルとなる。したがつて、ANDゲート89の出力は
ローレベルとなる。つまり、MESECAMモード信号のみハ
イレベルとなり、PALモード信号とSECAMモード信号はロ
ーレベルとなる。
第11図は第1図における方式判別回路30の構成の第四
例を説明するブロツク図であつて、第2図と同一符号は
同一部分に対応し、100は方式判別回路A、101は中心周
波数1.1MHzの帯域通過フイルタ(BPF)、102は中心周波
数640kHzの帯域通過フイルタ(BPF)、103,104は包絡線
検波器、105,106はコンパレータ、107,108はそれぞれコ
ンパレータ105,106の基準電圧源V6,V7、109,110は積分
回路、111,112はコンパレータである。
また、第12図は第11図の動作を説明するための波形図
である。
以下、第11図の動作を第12図を参照して説明する。
第12図の(I)の区間は再生信号がPAL方式の場合
で、バーストゲート回路53により再生信号からバースト
信号を取り出す(同図(a))。バースト信号の周波数
は約630kHzであるので、包絡線検波回路103の出力は無
信号で(同図(b))、包絡線検波回路104の出力は同
図(c)に示したものとなる。したがつて、同図(b)
に破線で示した基準電圧V6を持つコンパレータ105の出
力はローレベルとなり、単安定マルチバイブレータ57の
出力(同図(d))と積分回路の出力およびコンパレー
タ111の出力は常にローレベルとなる。一方、同図
(c)に破線で示した基準電圧V7を持つコンパレータ1
06は周期1Hのパルス列を出力するので、単安定マルチバ
イブレータ58の出力(同図(e))と積分回路110の出
力およびコンパレータ112の出力(同図(g))は常に
すべてハイレベルとなる。単安定マルチバイブレータ58
の出力には0.5fH成分がないので、0.5fH同調回路59の出
力と包絡線検波器60の出力(同図(f))およびコンパ
レータ61の出力(同図(i))は常にローレベルとな
る。つまり、PALモード信号のみハイレベルで、SECAMモ
ード信号とMESECAMモード信号はローレベルとなる。
第12図の(II)の区間は再生信号がSECAM方式で記録
された信号である場合で、バースト信号は同図(a)に
示したとおりであつて周波数は約1.06MHzと約1.10MHzで
1H毎に交番しているが両者は近接しており振幅も等しい
ので、包絡線検波回路103の出力は同図(b)に示した
ものとなる。そのため、同図(b)に破線で示した基準
電圧V6を持つコンパレータ105は周期1Hのパルス列を出
力するから、単安定マルチバイブレータ57の出力は同図
(d)に示したようにハイレベルとなる。したがつて、
積分回路109の出力とコンパレータ111の出力は同図
(h)に示したようにハイレベルとなる。
BPF102の出力は無信号であるから包絡線検波回路104
の出力は同図(c)に示したように無信号である。よつ
て、コンパレータ106の出力と単安定マルチバイブレー
タ58の出力(同図(e))はローレベルである。したが
つて、コンパレータ112の出力(g)とコンパレータ61
の出力(i)もローレベルとなる。つまり、SECAMモー
ド信号のみハイレベルで、PALモード信号とSECAMモード
信号はローレベルである。
第12図の(III)の区間は再生信号がMESECAM方式で記
録された信号の場合で、バースト信号は同図(a)に示
したとおりで、その周波数は1H毎に約660kHzと約810kHz
とで切り替わる。よつて、包絡線検波回路103の出力は
同図(b)に示したように無信号となり、コンパレータ
105の出力,単安定マルチバイブレータ57の出力(同図
(d)),積分回路109の出力およびコンパレータ111の
出力(同図(h))はすべてローレベルとなる。
一方、BPF102により取り出された660kHz成分は包絡線
検波回路104により検波され、同図(c)に示した波形
となる。コンパレータ105はこれを基準電圧V7と比較し
て周期2Hのパルス列を出力するから、単安定マルチバイ
ブレータ58の出力は同図(e)に示したものとなる。積
分回路110の出力は基準電圧V4に達せず、コンパレータ
112の出力はローレベル(同図(g))となる。また、
0.5fH同調回路59で0.5fH成分を取り出して包絡線検波す
ることで同図(f)の信号を得る。同図(f)に破線で
示す基準電圧V3を持つコンパレータ61の出力はハイレ
ベル(同図(i))となる。
つまり、MESECAMモード信号のみハイレベルとなり、P
ALモード信号とSECAMモード信号はローレベルとなる。
第13図は第1図における方式判別回路30の構成の第五
例を説明するブロツク図であつて、第2図,第11図と同
一符号は同一部分に対応し、120は方式判別回路B、121
はインバータ、122はANDゲートである。
また、第14図は第13図の動作を説明する波形図であ
る。
なお、再生信号がSECAM方式で記録されたものである
場合は前記第11図と同様であるので説明を省略する。
第14図の(I)の区間は再生信号がPAL方式で記録さ
れたものである場合を示し、第11図と同様に包絡線検波
回路103の出力は第14図の(b)に示したように無信号
であり、コンパレータ111の出力はローレベルである。
一方、包絡線検波回路104の出力は同図(c)に示した
ようなものであるから、包絡線検波回路60の出力は同図
(d)に示したように無信号である。よつて、ANDゲー
ト122の出力は同図(f)に示したようにハイレベルと
なる。つまり、PALモード信号のみハイレベルとなり、S
ECAMモード信号,MESECAMモード信号はローレベルとな
る。
第14図の(II)の区間は再生信号がMESECAM方式で記
録されたものである場合で、第11図と同様に包絡線検波
回路103の出力は同図(b)に示したように無信号であ
りコンパレータ111の出力はローレベルである。一方、
包絡線検波回路104は同図(c)に示した周期2Hの信号
を出力するから、コンパレータ106と0.5fH同調回路59を
とおして包絡線検波すれば同図(d)に示した信号とな
る。よつて、コンパレータ69の出力はハイレベルに,AND
ゲート122の出力はローレベルとなる。つまり、MESECAM
モード信号のみハイレベルで、PALモード信号とSECAMモ
ード信号はローレベルとなる。
この構成によれば、第11図で説明した構成に比べ、コ
ンパレータ1個その他を削減でき、回路規模を縮小でき
るという利点がある。また、帯域通過フイルタ102の替
わりに、中心周波数810kHzの帯域通過フイルタを用いて
も同様の効果が得られる。
第15図は第1図における方式判別回路30の構成の第六
例を説明するブロツク図であつて、第2図,第11図と同
一符号は同一部分に対応し、131は乗算器、132は発振
器、133は中心周波数450kHzの帯域通過フイルタ、134は
カツトオフ周波数30kHzの低域通過フイルタ、135,136は
コンパレータ、137,138はそれぞれ電圧V8,V9の直流電
源でコンパレータ135,136の基準電源である。
また、第16図は第15図の動作を説明する周波数スペク
トル図、第17図は第15図の動作を説明する波形図であ
る。
再生信号が50フイールド信号のときスイツチ52はオン
し、続いてバーストゲート53によつてバースト信号のみ
が取り出される。乗算器131はPAL低域クロマ信号周波数
付近の連続波を出力する発振器132からの連続波とバー
スト信号とを乗算する。乗算器131の出力のうち、差周
波数成分のみを第16図に示す。再生信号がPAL方式の場
合、乗算器131の出力は略DCとなる。SECAM方式の場合
は、B−Yラインが約430kHz,R−Yラインが約470kHz,M
ESECAM方式で記録された信号の場合はB−Yラインが約
30kHz,R−Yラインが約180kHzとなり、両方とも1H毎に
B−YラインとR−Yラインが切り替わる。
第17図の(I)の区間は再生信号がPAL方式の場合
で、乗算器131の出力は同図(a)に示したように略DC
であるから、BPF133の出力は同図(b)に示したように
無信号となり、単安定マルチバイブレータ57の出力(同
図(d))とコンパレータ111の出力(同図(h))は
ローレベルとなる。一方、LPF134の出力は同図(c)に
示したものとなり、同図に破線で示した基準電圧V9
もつコンパレータ136は1H毎にパルス列を出力する。そ
れにより単安定マルチバイブレータ58の出力は常にハイ
レベルとなり(同図(e))、コンパレータ112の出力
も常にハイレベル(同図(g))となる。また、単安定
マルチバイブレータ58の出力(同図(e))には0.5fH
成分は無いから0.5fH同調回路59を経て包絡線検波を行
つても出力信号は無く(同図(f))、コンパレータ61
の出力はローレベル(同図(i))である。つまり、PA
Lモード信号のみハイレベル,SECAMモード信号とMESECAM
モード信号はローレベルである。
第17図の(II)の区間は再生信号がSECAM方式で記録
された信号の場合で、同図(a)に示した乗算器131の
出力の周波数は450kHz付近にあるので、BPF133の出力は
同図(b)に示したようになる。同図(b)に破線で示
した基準電圧を持つコンパレータ135は周期1Hのパルス
列を出力し、単安定マルチバイブレータ57の出力は常に
ハイレベル(同図(d))となる。したがつて、積分回
路109を経たコンパレータ111の出力も同図(h)に示し
たようにハイレベルとなる。
一方、LPF134の出力は無信号(同図(c))となり、
コンパレータ112の出力(同図(g))とコンパレータ6
1の出力(同図(i))はローレベルとなる。つまり、S
ECAMモード信号のみハイレベル,PALモード信号とMESECA
Mモード信号はローレベルとなる。
第17図の(III)の区間は再生信号がMESECAM方式で記
録された信号である場合で、BPF133は180kHz付近の成分
を十分に抑圧し(同図(b))、コンパレータ135の出
力はローレベルである。よつて、単安定マルチバイブレ
ータ57の出力(同図(d))とコンパレータ111の出力
(同図(h))はローレベルとなる。
他方、LPF134によつて約30kHzの成分をもつB−Yラ
インのバースト信号のみが取り出され(同図(c))、
コンパレータ136は周期2Hのパルス列を出力するから、
単安定マルチバイブレータ58の出力は同図(e)に示し
たものとなる。単安定マルチバイブレータ58の出力は積
分回路110で積分してもコンパレータ112の基準電圧V4
に達せずローレベルであるが、0.5fH成分があるので、
0.5fH同調回路59の出力を包絡線検波回路60で検波すれ
ば同図(f)に示したものとなる。よつて、同図(f)
に破線で示した基準電圧をもつコンパレータ61の出力は
ハイレベル(同図(i))である。つまり、モード信号
はMESECAM方式でのみハイレベル,PAL,SECAM方式ではロ
ーレベルである。
なお、この構成において、積分回路110とコンパレー
タ112を省いて前記第9図で説明した構成例のように、
コンパレータ111の出力とコンパレータ61の出力とを論
理回路に通してモード信号を得るように構成することも
可能である。
第18図は本発明の第2の実施例を説明するブロツク図
であつて、第1図と同一符号は同一部分に対応し、201
はスイツチ、202はバーストゲートである。また、100は
第11図における方式判別回路Aである。この実施例が第
1図の実施例と異なる点は、再生増幅器3の出力から直
接再生信号を取り出すようにしたことである。
再生信号には、周波数変調された輝度信号と低域変換
されたクロマ信号とが周波数多重されているが、両者は
周波数的に分離されている。よつて、HPF4とLPF5によつ
て両者を分離する前に帯域通過フイルタによつてバース
ト信号のみを取り出すことが可能である。すなわち、第
11図に示した方式判別回路A100を用いて再生信号の方式
を判別することができる。なお、方式判別回路A100に替
えて、前記第13図に示した方式判別回路B120,または第1
5図に示した構成を利用しても同様の効果を得ることが
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、再生クロマ信
号処理前に再生映像信号の方式を自動的に判別して適合
するクロマ信号処理回路を選択すると共に、不要な再生
クロマ信号処理回路の動作を停止させるので、消費電力
を低減し、かつ回路規模を縮小した優れた機能の磁気記
録再生装置の映像信号方式判別回路を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気記録再生装置の第1の実施例
を説明するブロツク図、第2図は第1図における方式判
別回路の構成の第一例を説明するブロツク図、第3図は
各方式のバースト信号のスペクル図、第4図は再生信号
がPAL方式の場合の第2図の各部の波形図、第5図は再
生信号がSECAM方式で記録された信号の場合の第2図の
各部の波形図、第6図は再生信号がMESECAM方式で記録
された信号の場合の第2図の各部の波形図、第7図は第
1図における方式判別回路の構成の第二例を説明するブ
ロツク図、第8図は第7図の動作を説明する波形図、第
9図は第1図における方式判別回路の構成の第三例を説
明するブロツク図、第10図は第9図の動作を説明する波
形図、第11図は第1図における方式判別回路の構成の第
四例を説明するブロツク図、第12図は第11図の動作を説
明するための波形図、第13図は第1図における方式判別
回路の構成の第五例を説明するブロツク図、第14図は第
13図の動作を説明する波形図、第15図は第1図における
方式判別回路の構成の第六例を説明するブロツク図、第
16図は第15図の動作を説明する周波数スペクトル図、第
17図は第15図の動作を説明する波形図、第18図は本発明
の第2の実施例を説明するブロツク図、第19図は従来技
術によるNTSC,PAL,SECAMの3方式のカラー映像信号を記
録再生する磁気記録再生装置の再生信号処理回路の一例
を説明する構成図、第20図は第19図の各信号方式とそれ
に対応する3つの再生クロマ信号処理回路とスイツチの
位置関係の説明図、第21図は各信号方式とそれに対応す
る第1と第2の判別回路およびマトリクス回路の動作説
明図である。 1……磁気テープ、2……磁気ヘツド、3……再生増幅
器、4……高域通過フイルタ、5……低域通過フイル
タ、6……ドロツプアウト補償回路、7……リミタ回
路、8……FM復調回路、9……低域フイルタ、10……再
生輝度信号処理回路、11……ACC(Automatic Color Con
torol Circuit)、12……再生周波数変換回路、13……
帯域通過フイルタ、14……NTSC再生クロマ信号処理回
路、15……ACC、16……再生周波数変換回路、17……BP
F、18……PAL再生クロマ信号処理回路、19……ACC、20
……4逓倍回路、21……BPF、22……ベルフイルタ、23
……SECAM再生クロマ信号処理回路、24……スイツチ、2
5……輝度/クロマ混合回路、26……再生輝度信号出力
端子、27……再生カラー映像信号出力端子、28……再生
クロマ信号出力端子、29……NTSC判別回路、30……方式
判別回路、31……スイツチ制御回路、32……NTSCモード
信号出力端子、33……PALモード信号出力端子、34……S
ECAMモード信号出力端子、35……MESECAMモード信号出
力端子。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力カラー映像信号の輝度信号を周波数変
    調して、クロマ信号を該周波数変調した輝度信号の低域
    側に周波数変換もしくは周波数逓降し、これら信号の周
    波数多重信号を記録し再生する磁気記録再生装置におい
    て、 再生された該周波数多重信号を該周波数変調した輝度信
    号と該周波数変換もしくは周波数逓降したクロマ信号と
    に分離する輝度/クロマ分離手段から出力される該周波
    数変換もしくは周波数逓降した再生クロマ信号のカラー
    バースト信号により、再生された該周波数多重信号のも
    ととなる上記入力カラー映像信号の信号方式を判別する
    信号方式判別手段を設け、 該輝度/クロマ分離手段から出力されかつ再生処理され
    る前の該周波数変換もしくは周波数逓降したクロマ信号
    のカラーバースト信号により、再生された該周波数多重
    信号のもととなる上記入力カラー映像信号の信号方式を
    判別することを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記方式判別手段は、前記再生クロマ信号のバースト信
    号の周波数を検出する周波数検出手段であることを特徴
    とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記周波数検出手段は、前記バースト信号を周波数復調
    する復調手段であることを特徴とする磁気記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】請求項2において、 前記周波数検出手段は、前記バースト信号の期間に動作
    する周波数選択手段であることを特徴とする磁気記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、 PAK方式もしくはSECAM方式の低域クロマ信号周波数近傍
    の信号を生成する信号生成手段と、 この信号生成手段の出力と再生低域クロマ信号とを乗算
    する乗算手段と を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】少なくともPAL方式とSECAM方式の入力カラ
    ー映像信号の輝度信号を周波数変調して、クロマ信号を
    該周波数変調した輝度信号の低域側に周波数変換もしく
    は周波数逓降し、これら信号の周波数多重信号を記録し
    再生する磁気記録再生装置において、 再生されて再生増幅器から出力される該周波数多重信号
    のバースト信号期間に動作し、該バースト信号の周波数
    により、再生された該周波数多重信号のもとになる該入
    力カラー映像信号の信号方式を判別する信号方式判別手
    段を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
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