JPH07202746A - Am受信機 - Google Patents

Am受信機

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JPH07202746A
JPH07202746A JP5126594A JP5126594A JPH07202746A JP H07202746 A JPH07202746 A JP H07202746A JP 5126594 A JP5126594 A JP 5126594A JP 5126594 A JP5126594 A JP 5126594A JP H07202746 A JPH07202746 A JP H07202746A
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JP
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signal
output
narrow band
signal component
frequency
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JP5126594A
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Inventor
Haruo Sakata
晴夫 坂田
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
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Clarion Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振幅変調波(AM波)の弱電界受信において
AM復調のS/Nを改善してベースバンド信号の質の改
善を実現し得るAM受信機の提供。 【構成】 周波数変換器2からの中心周波数ωcのIF
信号を、中心周波数ωcを中心に対称な特性を有する狭
帯域BPF群6(分波器)に供給し、その出力をエンベ
ロープ検波器7に加え、それぞれのエンベロープを検出
し、その検出出力をスライサー8に加える。各スライサ
ーは各エンベロープ検出器の出力のうち微小レベル△e
以下の出力を振幅0とし、△e以上の出力を全て振幅1
とする。スライサー8の出力である0,1からなるパル
スを制御パルスとしてBPF群6のうち対称なBPFの
出力を各電子スイッチ群9でON/OFFする(スライ
サー8の出力が0の場合は電子スイッチ9をOFFと
し、1の場合はONとする)。次に、加算器10で各電
子スイッチの出力を合成し、合成出力をAM検波回路4
に加えてベースバンド信号を復調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はAM(振幅変調)受信機
に関し、特に、両側帯波AM受信機のS/N比の改善に
関する。
【0002】
【従来の技術】AM受信機の多くはIF(中間周波)信
号をエンベロープ検波または同期検波している。図1は
AM受信機の系統図であり、図1(a)において、アン
テナ入力1を周波数変換器2に加えて局部発振器3の周
波数との差周波数として中間周波数fcを得て、AM検
波回路4でベースバンド信号COSωAtを検波して出
力5とする。また、図1(b)はアンテナ入力1を周波
数変換器2に加えて局部発振器3の周波数との差周波数
として中間周波数fcを得て、同期検波回路55及びI
F搬送波発生回路54に入力する。同期検波回路55で
はIF搬送波発生回路54の出力であるCOSωctと
の積を作り、LPF56によりベースバンド信号とす
る。ここで、IF段の信号(妨害波なし)を次式(1)
で示す。
【数1】 ei=COSωct(1+kCOSωAt) (1) 但し、kは変調度(k≦1)、ωcは搬送波周波数、ωA
はベースバンド信号の周波数(変調周波数)である。
【0003】図2はIF信号の搬送波を中心とする周波
数分布である。図2のようにIF信号の搬送波では上側
帯波(ωc+ωA)と下側帯波(ωc−ωA)にk/2の振
幅変調波が生ずる。ここで、(ωc+ωn)はノイズ周波
数である。図2ではノイズ1波のみを示したが複数波で
もよい。式(1)にノイズ:nCOS(ωc+ωn)tを
加えた次式(2)がIF信号の出力となる(但し、nは
ノイズの振幅である)。
【数2】 ei’=COSωct(1+kCOSωAt) +nCOS(ωc+ωn)t (2)
【0004】図1のAM検波回路4として同期検波回路
を用いる場合には、COSωctを式(2)に乗算し
て、次式(3)を得る。
【数3】 ei’×COSωct=COS2ωct(1+kCOSωAt) +nCOS(ωc+ωn)t×COSωct =(1/2)(1+kCOSωAt)+(n/2)COSωnt +(1/2)COS2ωct(1+kCOSωAt) +(n/2)COS(ωc+ωn)t (3)
【0005】式(3)をLPF(ローパスフィルタ)を
用いてベースバンド信号成分である式(3)の右辺第1
項及び第2項を取り出すと次式(4)となる。
【数4】 Ei’=(1/2)(1+kCOSωAt)+(n/2)COSωnt (4) ベースバンド信号Ei’を示す式(4)の右辺第2項が
ノイズ成分であり、S/Nは次式(5)で表される。
【数5】 S/N=k/n (5)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式では弱電界になると式(2)において右辺第1
項に比べて第2項が大きくなるので、検波後は式(5)
から明らかなようにk/nが小さくなり復調したベース
バンド信号のS/Nが劣化するという問題点があった。
また、図1(b)に示したような同期検波方式の復調器
はエンベロープ検波の復調器よりも3dBS/Nが良好
とされているが、やはり前記式(5)に示されるように
k/nが復調信号のS/Nとなり、弱電界ではノイズ成
分ωnも単一ではなく、IF帯内に散在しておりk/n
を低くするので、検波後は同様にベースバンド信号のS
/Nが劣化するという問題点があった。特に、音声のA
M復調ではノイズにより音質の劣化を生じていた。これ
らのことは中波放送(AM)でも送信電力に比べて遠距
離受信の条件が多くなる北米大陸、欧州などで使用され
るカーラジオでは問題となる。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、振幅変調波(AM波)の弱電界受信においてA
M復調のS/Nを改善してベースバンド信号の質の改善
を実現し得るAM受信機の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図2に示したAM波では変調した側帯波
(上側帯波と下側帯波)が搬送波周波数ωcを中心に対
称分布していること(図2ではωc±ωA)から、式
(1)が三角関数の展開により次式(6)となり、
【数6】 ei=COSωct+(k/2)COS(ωc−ωA)t +(k/2)COS(ωc+ωA)t (6) 式(6)が図2を表し、式(2)に示したノイズnCO
S(ωc+ωn)tは上側帯波に存在することに着目し、
搬送波ωcに対して対称分布している成分だけを信号成
分として処理し、上側帯波や下側帯波のみに存在する成
分をノイズ成分として除去することでIF段でのノイズ
を除きS/Nの改善を図る。
【0009】具体的には第1の発明のAM受信機は、受
信信号を周波数変換してIF信号を得る周波数変換部
と、IF信号の中心周波数を中心として対称な周波数分
布を有し、IF信号から各チャンネル毎の狭帯域信号成
分を抽出する狭帯域信号成分抽出手段と、抽出された各
チャンネルの狭帯域信号成分の出力レベルを検出する出
力レベル検出手段と、各チャンネル毎に設けられ、検出
された出力レベルが所定値以下の狭帯域信号成分につい
て中心周波数を中心として当該狭帯域信号成分に対称な
チャンネルの狭帯域信号成分をゼロとする狭帯域信号成
分切換え手段と、各狭帯域信号切換え手段からの出力を
合成して合成信号を得る信号合成手段と、合成信号を振
幅検波して復調出力を得るAM復調部と、を有すること
を特徴とする。
【0010】第2の発明のAM受信機は、受信信号を周
波数変換してIF信号を得る周波数変換部と、IF信号
帯域を該IF信号の中心周波数を中心として高帯域信号
成分と低帯域信号成分とに2分する帯域信号成分抽出手
段と、高帯域信号成分及び低帯域信号成分をそれぞれI
F信号の中間周波数の搬送波で同期検波する第1及び第
2の同期検波手段と、IF信号の中心周波数を中心に対
称に設定され、第1及び第2の同期検波手段の出力から
各チャンネル毎の狭帯域信号成分を抽出する第1及び第
2の狭帯域信号成分抽出手段と、第1及び第2の狭帯域
信号成分抽出手段の対応するチャンネルの出力同士の和
成分及び差成分の出力レベルに基づいて、各チャンネル
の出力を制御する狭帯域チャンネル処理手段と、狭帯域
チャンネル処理手段から出力する各チャンネルの出力を
合成する信号合成手段と、を有することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成により第1の発明のAM受信機は、周
波数変換部で受信信号を周波数変換してIF信号を得
る。次に、IF信号の中心周波数を中心として対称な周
波数分布を有する狭帯域信号成分抽出手段によりIF信
号から各チャンネル毎の狭帯域信号成分を抽出し、出力
レベル検出手段により抽出された各チャンネルの狭帯域
信号成分の出力レベルを検出し、各チャンネル毎に設け
られた狭帯域信号成分切換え手段により、検出された出
力レベルが所定値以下の狭帯域信号成分について中心周
波数を中心として当該狭帯域信号成分に対称なチャンネ
ルの狭帯域信号成分をゼロとし、信号合成手段により各
狭帯域信号切換え手段からの出力を合成して合成信号を
得る。そして、AM復調部で合成信号を振幅検波して復
調出力を得る。
【0012】第2の発明のAM受信機は、帯域信号成分
抽出手段によりIF信号帯域を該IF信号の中心周波数
を中心として高帯域信号成分と低帯域信号成分とに2分
して、それぞれ同期検波し第1及び第2の狭帯域信号成
分抽出手段に入力し、各狭帯域信号成分抽出手段からの
各チャンネル出力の制御を高帯域、低帯域の対応するチ
ャンネルの出力同士の和、差レベルに基づいて制御し、
各チャンネル出力を合成し出力する。従って、搬送波に
非対称に存在する妨害成分(干渉波)やノイズが低減さ
れ、AM復調のS/Nが改善される。
【0013】
【実施例】
1.第1の発明 図8を基に本発明の具体的原理について述べると、ま
ず、図8(a)に示すようにIF段での搬送波ωcを中
心とした上側帯波に#1〜#8の狭帯域バンドパスフィ
ルタ(BPF)を設け、下側帯波に#1〜#8と対称に
#1’〜#8’のBPFを設ける。この場合、図8
(b)に示すように、例えば信号成分が#3と#3’,
#6と#6’にあり、図8(c)に示すようなノイズ分
布を示しノイズがIFの帯域に平坦に分布しているもの
とすると、本発明によれば、BPF出力のみ(図8
(b)の場合は信号成分が#3と#3’,#6と#6’
にあるので#3,#3’,#6,#6’のBPFの出力
のみ)を検波に用いて、図8(d)に示すように#3,
#3’,#6,#6’のノイズが残り、図8(d)のノ
イズが図8(c)に比べて少なくなることで検波出力の
S/N改善を図り得る。
【0014】〈実施例1〉図3は第1の発明に基づくA
M受信機のS/N改善回路20の一実施例の構成を示す
ブロック図であり、S/N改善回路20は図1に示した
AM受信機系統図の周波数変換器2とAM検波回路4の
間に設けられ、周波数変換回路2の出力であるIF信号
を入力しノイズ除去処理をして検波回路4に出力する。
AM検波回路4ではS/N改善回路20の出力からベー
スバンド信号COSωftを検波して出力5とする。
【0015】以下、S/N改善回路20の構成及び動作
について説明する。図3で、6−1,…,6−N,6−
1’,…,6−N’は狭帯域BPF(分波器)であり狭
帯域信号成分抽出手段に相当し、7−1,…,7−N,
7−1’,…,7−N’はエンベロープ検波器であり出
力レベル検出手段に相当し、8−1,…,8−N,8−
1’,…,8−N’はスライサー、9−1,…,9−
N,9−1’,…,9−N’は電子スイッチ、10は加
算回路であり信号合成手段に相当する。なお、本実施例
でスライサー8−1,…,8−N,8−1’,…,8−
N’及び電子スイッチ9−1’,…,9−N’,9−
1,…,9−Nは狭帯域信号成分切換え手段を構成して
いる。
【0016】図3で、周波数変換器2からの中心周波数
ωcのIF信号を狭帯域BPF群6(分波器)に供給す
る。ここで、BPF6−1とBPF6−1’は中心周波
数ωcを中心に対称な特性を有しており、BPF6−2
とBPF6−2’,…,BPF6−(N−2)とBPF
6(N−2)’,BPF6−(N−1)とBPF6(N
−1)’,BPF6−NとBPF6−N’についても同
様である。狭帯域BPF6−1の出力をエンベロープ検
波器7−1に,…,BPF6−Nの出力をエンベロープ
検波器7−Nに加え、それぞれのエンベロープを検出す
る。
【0017】検出されたそれぞれのエンベロープ、すな
わち、エンベロープ検波器7−1の検波出力をスライサ
ー8−1に,…,エンベロープ検波器7−Nの検波出力
をスライサー8−Nに加える。各スライサーは各エンベ
ロープ検出器の出力のうち微小レベル△e以下の出力を
振幅0とし、△e以上の出力を全て振幅1とする。狭帯
域BPF6−1’,…,6−N’についても同様にエン
ベロープ検波器7−1’,…,7−N’を介してスライ
サー8−1’,…,8−N’で各エンベロープ検出器の
出力のうち微小レベル△e以下の出力を振幅0とし、△
e以上の出力を全て振幅1とする。スライサー8−1,
…,8−Nの出力である0,1からなるパルスを制御パ
ルスとしてBPF6−1,…,6−Nと対称なBPF6
−1’,…,6−N’の出力を電子スイッチ9−1’,
…,9−N’でON/OFFする。すなわち、スライサ
ー8−1,…,8−Nの出力が0の場合は電子スイッチ
9−1’,…,9−N’をOFFとし、1の場合はON
とする。また、同様に、スライサー8−1’,…,8−
N’の出力である0,1からなるパルスを制御パルスと
してBPF6−1’,…,6−N’と対称なBPF6−
1,…,6−Nの出力を電子スイッチ9−1,…,9−
NでON/OFFする。すなわち、スライサー8−
1’,…,8−N’の出力が0の場合は電子スイッチ9
−1,…,9−NをOFFとし、1の場合はONとす
る。
【0018】次に、加算器10で各電子スイッチ9の出
力を合成する。上述のようにして得たS/N改善回路2
0の出力(加算器10の出力)をAM検波回路4に加え
てベースバンド信号を復調する。図4は狭帯域BPF群
6(分波器)の構成例の説明図である。図4で、実線で
示されている#1’,#2,…,#(N−1)’,#
N’の部分は下側帯波側に設けられたBPFを、実線で
示されている#1,#2,…,#(N−1),#Nの部
分は上側帯波側に設けられたBPFを示し、#1と#
1’,#2と#2’,…,#Nと#N’とは搬送波ωc
に対して対称な特性を有する。なお、ここで、#iと#
i’の帯域幅は等しくなければならないが#iと#j
(j≠i)の帯域幅は必ずしも等しくする必要はない
(例えば、#1と#1’の帯域幅は等しくなければなら
ないが#1と#2の帯域幅は必ずしも等しくする必要は
ない)。すなわち、中心周波数ωcからの分布は線形
(この場合は各BPFの中心周波数は等間隔となる)で
もよく、非線形(例えば、対数周波数分布)でもよい。
【0019】〈変形例1〉図5は図3のS/N改善回路
20の一変形例であり、電子スイッチ9−1,…,9−
N、電子スイッチ9−1’,…,9−N’を設けない例
である。なお、図5で11−NはLPF(ローパスフィ
ルタ)、12−N’は利得制御回路であり、狭帯域信号
成分切換え手段を構成している。また、図5の説明で
は、説明の便宜上、BPF6−N’の出力に対するスラ
イサー8−N,LPF11−N,利得制御回路12−
N’のみを示してあるが、LPF11及び利得制御回路
12は図3の場合と同様にN個設けられ、更に対称的に
N個設けられる。
【0020】すなわち、S/N改善回路20ではBPF
6−1’,…,6−N’の出力に対するスライサー8−
1,…,8−N,LPF11−1,…,11−N,利得
制御回路12−1,…,12−Nが設けられ、また、B
PF6−1,…,6−Nの出力に対してもスライサー8
−1’,…,8−N’,LPF11−1’,…,11−
N’,利得制御回路12−1’,…,12−N’が設け
られ、以下の説明もそれぞれ1〜N,1’〜N’の場合
について同様である。ここで、エンベロープ検波器7−
Nの出力は図7(a)で実線gで示されているような波
形を示し、スライサー8−Nの出力は図7(a)で破線
hで示されているような0,1のパルスとなる。
【0021】図5でスライサー8−Nの出力パルスをL
PF11−Nを通すことにより、図7(b)の実線mの
ように、0,1の立上りを緩やかにし、そのLPF11
−Nの出力を制御パルスとして、BPF6−N’の出力
を利得制御回路12−N’で制御パルスの振幅に応じて
変化させて加算器10に加える。
【0022】〈変形例2〉図6は図3のS/N改善回路
20の他の変形例であり、13−NはMV(モノマル
チ)、14−Nは拡張パルス発生回路、15−N’は遅
延時間△ρの遅延回路である。なお、この場合、MV
(モノマルチ)13−N、拡張パルス発生回路14−
N、遅延回路15−N’、及び電子スイッチ9−N’は
狭帯域信号成分切換え手段を構成している。なお、図6
でも図5の場合と同様、説明の便宜上、BPF6−N’
の出力に対するスライサー8−N,MV13−N,拡張
パルス発生回路14、遅延回路15−N’の場合のみを
示してあるが、MV13,拡張パルス発生回路14、遅
延回路15はN個設けられ、更に対称的にN個設けられ
る。
【0023】すなわち、BPF6−1’,…,6−N’
の出力に対するスライサー8−1,…,8−N,MV1
3−1,…,13−N,拡張パルス発生回路14−1,
…,14−N、遅延回路15−1’,…,15−N’が
設けられ、また、同様に、BPF6−1,…,6−Nの
出力に対するスライサー8−1’,…,8−N’、MV
13’−1,…,13−N’,拡張パルス発生回路14
−1’,…,14−N’、遅延回路15−1,…,15
−Nが設けられ、以下の説明もそれぞれ1〜N,1’〜
N’の場合について同様である。
【0024】図6で、スライサー8−Nの出力をMV1
3−N及び拡張パルス発生回路14−Nに加える。MV
13−Nではスライサー8−Nの出力パルスの後縁でパ
ルス幅が2△ρだけのパルスを発生させ拡張パルス発生
回路14−Nに入力する。そして、拡張パルス発生回路
14−NでMV13−Nとスライサー8−Nの出力を加
算してスライサー8−Nの出力を+2△ρの幅だけ拡張
して電子スイッチ9−N’の制御パルスとして出力す
る。一方、BPF6−N’の出力を遅延回路15−N’
で△ρだけ遅延させてから電子スイッチ9−N’に加え
る。したがって、図7(c)に示すように拡張パルス1
4−Nの出力パルス(実線P)はスライサー8−Nから
の出力パルス(破線h)より2△ρだけ幅広となり、ま
た、BPF6−N’の出力は遅延△ρだけ遅延されてい
るので電子スイッチ9−N’でスイッチする際にはBP
F6−N’の出力信号の立上り、立下り部分が損なわれ
ない。
【0025】以上の説明ではIF信号の中心周波数(搬
送波)を中心にとって、対称な狭帯域BPF群を用いた
が、代替として、既開発のフィルタ群を用いてもよい。
例えば、dcc(digital compact caset)用のフィル
タ群は0〜750Hz、750〜1.5KHzと750Hz幅
で分布しているので、IF信号の中心周波数ωcをωc
(=12kHz)に選ぶと、dcc用のフィルタ群がその
まま使用できる。この場合、受信信号の搬送波周波数を
IF信号として直接ωc’に変換してもよいし、IF信
号の中心周波数ωcをωc’に変換してもよい。なお、d
cc用の帯域フィルタはデジタル化されているので中心
周波数(搬送波)をωc’に変換したAM波をA/D変
換し、図3〜図5に示したS/N改善回路20の処理も
デジタル信号で処理して、最終出力をD/A変換してベ
ースバンド信号とする。
【0026】上記説明から明らかなように、本発明では
両側帯波をもつAM信号のIF段で搬送波に対称な成分
のみを分波器の狭帯域フィルタで取り出して振幅検波す
るので、搬送波に非対称に存在する妨害成分(干渉波)
やノイズが低減され、AM復調のS/Nが改善される。
また、このS/N改善方式がAM復調をとっているFM
音声放送のステレオチャンネルにも適用できることはい
うまでもない。
【0027】2.第2の発明 前述したように第1の発明ではIF信号の狭帯域フィル
タ群の各チャンネル出力の制御を搬送波に対称な狭帯域
フィルタ群の各チャンネル出力のレベルに基づいて行っ
ているが、第2の発明では中心周波数を基準として高域
(上側帯波)、低域(下側帯波)に2分されたIF信号
の狭帯域フィルタ群からの各チャンネル出力の制御を高
域、低域の対応するチャンネルの出力同士の和、差レベ
ルに基づいて制御する。
【0028】図9はAM波のスペクトル分布説明図であ
り、図9(a)は前述した式(2)で表されるIF信号
のスペクトル分布図であり、ωc±ωAに側帯波(式
(2)では2/k)があり、ωc+ωN(ωc−ωNでもよ
い)にノイズがあるものとする。ここで、図9(b)に
示すようにIF帯をωcを中心として周波数軸上で対称
に分布する狭帯域フィルタ群を設け、搬送波周波数ωc
とωc±ωAの側帯波が存在するフィルタ出力のみONと
し、他のフィルタ出力をOFFとすると、図9(c)の
出力となり、片側帯波のωc+ωNは出力されなくなり、
式(2)の第2項は抑制される。
【0029】上述のノイズ抑制方式は前述した第1の発
明に係わるものであり実施例1で述べた通りであるが、
第2の発明は、例えば現在普及しているdccやMDの
狭帯域フィルタ群を用いて構成できる(前述したよう
に、dcc用のフィルタ群は0〜750Hz,750〜
1.5KHz,……,23.5KHzまでの750Hzの狭帯域
フィルタ群から成っている)。
【0030】ここで、チャンネル数5の場合を例とし、
図9(d)に示すようにIF帯を搬送波周波数ωcを中
心にBPF(バンドパスフィルタ)で上側帯波(uppe
r;高帯域成分)と下側帯波(lower;低帯域成分)に2
分し、搬送波ωcとの差成分を上側帯波に対しては図9
(e)に示すようにチャンネル#1,#2,……,#
5、下側帯波に対しては図9(f)に示すようにチャン
ネル#1’,#2’,……,#5’とするとき、図9
(a)の周波数分布の場合には図9(e)のチャンネル
#1と#4、図9(f)のチャンネル#1’と#4’を
ONとして出力すれば、ノイズ成分ωNが含まれている
チャンネル#3はOFFであることから復調出力にノイ
ズが現われないのでS/Nが改善される。
【0031】〈実施例2〉図10は第2の発明に基づく
AM受信機の一実施例の構成を示すブロック図であり、
27はIF搬送波発生回路、28−1は上側帯波BPF
(バンドパスフィルタ)、28−2は下側帯波BPF、
29−1,29−2は同期検波器、30−1,30−2
は狭帯域フィルタ群であり第1及び第2の狭帯域信号成
分抽出手段に相当し、31−1,31−2,……,31
−Nは狭帯域チャンネル処理回路であり狭帯域チャンネ
ル処理手段に相当し、32は合成回路であり信号合成手
段に相当し、33は復調出力である。また、本実施例で
はBPF28−1,28−2は帯域信号成分抽出手段に
相当し、IF搬送波発生回路27、同期検波器29−
1,29−2は第1,第2の同期検波手段を構成する。
【0032】図1(b)で、受信アンテナ1の出力を周
波数変換器2に加えて、局部発振器3の出力の周波数の
差を取りIF(中間周波数)信号を得る。周波数変換器
2からのIF出力を上側帯波BPF28−1及び下側帯
波BPF28−2で上側帯波成分eU及び下側帯波成分
Lに分ける(すなわち、式(7)のei’を図9(d)
に示したフィルタにより分けて図9(e)の上側帯波e
U及び図9(f)の下側帯波成分eLとする)。
【数7】 ei’=COSωct(1+kCOSωAt) +nCOS(ωc+ωn)t (7) から、e1=ei’と置きなおせば、
【数8】 e1=e1U+e1L (8)
【0033】図9(a)でノイズが上側帯波成分eU
含まれているので、
【数9】 e1U=(1/2)COSωct+(2/k)COS(ωc+ωn)t +nCOS(ωc+ωn)t (9)
【数10】 e2L=(1/2)COSωct+(2/k)COS(ωc−ωA)t (10) となる。
【0034】式(9)の左辺で示される上側帯波成分e
U及び式(10)の左辺で示される上側帯波成分e1L
をそれぞれ同期検波器29−1及び同期検波器29−2
に加えてIF搬送波発生回路からの連続したIF搬送波
COSωctとの積をとり、e2U及びe2Lとする。こ
こで、同期検波器29−1の出力e2Uは次式(11)
で表される。
【数11】 e2U=(1/2)COS2ωct +(2/k)COSωct・COS(ωc+ωA)t +nCOSωct・COS(ωc+ωn)t (11)
【0035】ここで、左辺e2Uの低周波成分をe2U0
とすると、e2U0が狭帯域フィルタ群30−1の出力の
和となる。なお、狭帯域フィルタ群30−1は図9
(f)に示した特性(式(12))を有している。
【数12】 e2U0(1/2)+(k/4)COSωAt+(n/2)COSωAt (12) 同様に、同期検波器29−1の出力e2Lは図9(f)
に示した特性(式(13))を有している。
【数13】 e2U0(1/2)+(k/4)COSωAt (13)
【0036】式(12)と式(13)を比べると、第2
項は等しく、ノイズ成分を示す第3項は式(12)のみ
である。そこで、狭帯域フィルタ30−1,30−2の
出力から式(12)の第3項;(n/2)COSωA
を狭帯域チャンネル処理回路31−1,31−2,…
…,31−Nにより取り除く。狭帯域チャンネル処理回
路31−1,31−2,……,31−Nには狭帯域フィ
ルタ群30−1のチャンネル#1,#2,……,#Nと
狭帯域フィルタ群30−2のチャンネル#1’,#
2’,……,#N’の出力が入力される。そして、狭帯
域チャンネル処理回路31−1,31−2,……,31
−Nの出力は合成回路32で合成されて復調出力33と
なる。
【0037】図11は狭帯域チャンネル処理回路31の
一実施例の構成を示すブロック図であり、34は加算回
路、35は引算回路、36,42は整流回路、37,4
3はLPF(ローパスフィルタ)、38,44はゲート
信号発生回路である。なお、図10では#1,#1’の
狭帯域チャンネル処理回路31−1のみを示してある
が、他のチャンネルに対する狭帯域チャンネル処理回路
31−Nについても同様である。
【0038】また、図12は狭帯域チャンネル処理回路
31−1の構成部分の入出力特性を示す図であり、図1
2(a)は整流回路36−1,42−1の入出力特性
図、図12(b)はLPF37−1,43−1の特性
図、図12(c)はゲート信号発生回路38−1の入出
力特性図、図12(d)はゲート信号発生回路44−1
の入出力特性図である。
【0039】図11で、狭帯域フィルタ群30−1のチ
ャンネル#1の出力及び狭帯域フィルタ群30−2のチ
ャンネル#1の出力を加算回路34−1と引算回路35
−1に加える。ここで、図13は狭帯域チャンネル処理
回路31−1の信号処理を説明上(k/4)≒(n/
2)として表した図であり、チャンネル#1,#1’に
(k/4)COSωAtが存在するときは図13の向か
って左側の波形となり、チャンネル#1の出力信号波形
が図13(a)、チャンネル#1’の出力信号波形が図
13(b)で示される。なお、図13(a),(b)が
正弦波のみから成っていないのは狭帯域フィルタ#1,
#1’の出力に含まれているノイズ成分をも表している
ためである。
【0040】加算回路34−1の出力はチャンネル#1
とチャンネル#1’の出力の和成分(図13(c)参
照)となり、引算回路35の出力はチャンネル#1とチ
ャンネル#1’の出力の差成分(図13(d)参照)と
なり、図13(d)に示す波形はノイズ成分のみであ
る。引算回路35−1の出力は整流回路36−1(整流
特性については図12(a)参照)で整流され図12
(b)に示す特性のLPF37−1を通り、図9(e)
に示す波形を得てゲート信号発生回路38−1の出力で
電子スイッチ40−1を制御する。
【0041】ゲート信号発生回路38−1の入出力特性
は図12(c)に示す通りであり、LPF37−1の出
力<ε1で電子スイッチ40をONにし、LPF37−
1の出力≧ε1で電子スイッチ40−1をOFFにす
る。従って、図13(g)に示すように電子スイッチ4
0−1は連続してONになる。なお、遅延回路39−1
は加算回路34−1からの出力をLPF31−1,43
−1によるスイッチ制御信号の遅延に対応する遅延時間
τ1だけ遅延させる。加算回路34−1の出力(図13
(c)参照)は整流回路42−1(整流特性については
図12(a)参照)で整流され図12(b)に示す特性
のLPF43−1を通り、図9(f)に示す波形を得て
ゲート信号発生回路44−1の出力で電子スイッチ41
−1を制御する。
【0042】ゲート信号発生回路44−1の入出力特性
は図12(d)に示すように、ゲート信号発生回路38
−1(図12(c)参照)とは逆にLPF43−1の出
力<ε2で電子スイッチ41−1をOFFにし、LPF
43−1の出力≧ε2で電子スイッチ41−1をONに
する。図13(e)に示すLPF43−1の出力に対応
して図13(h)に示す波形がゲート信号発生回路44
−1の出力となる。電子スイッチ41−1の出力は図1
3(c)に示す加算回路34−1の出力を時間τ1だけ
遅延したものであり、図13(c)に示すようにチャン
ネル#1,#1’からの信号が存在する時間T1分の信
号だけを取り出し、チャンネル#1,#1’からの信号
がない部分では0(ゼロ)となる。
【0043】図13(a’)〜(h’)はチャンネル#
1に(1/2)COSωntがあり、チャンネル#1’
には殆ど信号がない場合を示している。この場合には電
子スイッチ41−1の出力は図13(g’)と図13
(h’)のOFF状態が連続するので0(ゼロ)となり
大振幅のノイズ成分は出力されない。なお、図12
(c),(d)に示したε1,ε2のレベルはゲート信
号発生回路18,24の設定条件となり、最終音質の評
価により調整する。また、狭帯域フィルタ30−1,3
0−2としてdcc用のフィルタを用いる場合には同期
検波回路29−1,29−2の出力をA/Dコンバータ
でデジタル信号に変換し、上述した実施例2の処理を行
い、必要なら最終ベースバンド信号33をD/A変換す
る。なお、上記実施例2の説明では狭帯域処理回路31
−1の場合についてのみ説明したが、狭帯域処理回路3
1−2,……,狭帯域処理回路31−Nの場合について
も同様である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明のAM受
信機によれば、両側帯波をもつAM信号のIF段で搬送
波に対称な成分のみを分波器の狭帯域フィルタで取り出
して振幅検波するので、搬送波に非対称に存在する妨害
成分(干渉波)やノイズが低減され、AM復調のS/N
が改善される。
【0045】また、第2の発明では中心周波数を基準と
して高域(上側帯波)、低域(下側帯波)に2分された
IF信号を同期検波し、それぞれ狭帯域フィルタで取り
出して各チャンネル出力を高域、低域の対応するチャン
ネルの出力同士の和、差レベルで制御するので、搬送波
に非対称に存在する妨害成分(干渉波)やノイズが低減
され、AM復調のS/Nが改善される。従って、例えば
dccと複合化したAMラジオの復調ノイズの低減が可
能となり、更にdccの狭帯域フィルタ群を用いること
により弱電界受信での著しい音質の向上を図ることがで
きる。なお、これらのS/N改善方式はAM復調をとっ
ているFM音声放送のステレオチャンネルにも適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】AM受信機の系統図である。
【図2】IF信号の搬送波を中心とする周波数分布であ
る。
【図3】第1の発明に基づくAM受信機のS/N改善回
路の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】狭帯域BPF群(分波器)の構成例の説明図で
ある。
【図5】図3のS/N改善回路の一変形例である。
【図6】図3のS/N改善回路の他の変形例である。
【図7】図5,図6における出力波形の説明図である。
【図8】本発明の具体的原理の説明図である。
【図9】AM波のスペクトル分布説明図である。
【図10】第2の発明に基づくAM受信機の一実施例の
構成を示すブロック図である。
【図11】図10の狭帯域チャンネル処理回路の一実施
例の構成を示すブロック図である。
【図12】狭帯域チャンネル処理回路の構成部分の入出
力特性図である。
【図13】狭帯域チャンネル処理回路の信号処理の説明
図である。
【符号の説明】
2 周波数変換器(周波数変換部) 3 局部発信機(周波数変換部) 4 AM検波回路(復調器) 6−1,…6−N、6−1’,…6−N’ 狭帯域BP
F(分波器;狭帯域信号成分抽出手段) 7−1,…7−N、7−1’,…7−N’ エンベロー
プ検波器(出力レベル検出手段) 8−1,…8−N、8−1’,…8−N’ スライサー
(狭帯域信号成分切換え手段) 9−1,…9−N、9−1’,…9−N’ 電子スイッ
チ(狭帯域信号成分切換え手段) 10 加算回路(信号合成手段) 11−1,…11−N、11−1’,…11−N’ ロ
ーパスフィルタ(狭帯域信号成分切換え手段) 12−1,…12−N、12−1’,…12−N’ 利
得制御回路(狭帯域信号成分切換え手段) 13−1,…13−N、13−1’,…13−N’ モ
ノマルチ(狭帯域信号成分切換え手段) 14−1,…14−N、14−1’,…14−N’ 拡
張パルス発生回路(狭帯域信号成分切換え手段) 15−1,…15−N、15−1’,…15−N’ 遅
延回路(狭帯域信号成分切換え手段) 20 IF搬送波発生回路(第1,第2の同期検波手
段) 28−1,28−2 バンドパスフィルタ(帯域信号成
分抽出手段) 29−1,29−2 同期検波器(第1,第2の同期検
波手段) 30−1,30−2 狭帯域フィルタ(第1,第2の狭
帯域信号成分抽出手段) 31−1,31−2,……,31−N 狭帯域チャンネ
ル処理回路 32 合成回路(信号合成手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を周波数変換してIF信号を得
    る周波数変換部と、 前記IF信号の中心周波数を中心として対称な周波数分
    布を有し、IF信号から各チャンネル毎の狭帯域信号成
    分を抽出する狭帯域信号成分抽出手段と、 前記抽出された各チャンネルの狭帯域信号成分の出力レ
    ベルを検出する出力レベル検出手段と、 各チャンネル毎に設けられ、検出された出力レベルが所
    定値以下の狭帯域信号成分について前記中心周波数を中
    心として当該狭帯域信号成分に対称なチャンネルの狭帯
    域信号成分をゼロとする狭帯域信号成分切換え手段と、 前記各狭帯域信号切換え手段からの出力を合成して合成
    信号を得る信号合成手段と、 前記合成信号を振幅検波して復調出力を得るAM復調部
    と、 を有することを特徴とするAM受信機。
  2. 【請求項2】 受信信号を周波数変換してIF信号を得
    る周波数変換部と、 前記IF信号帯域を該IF信号の中心周波数を中心とし
    て高帯域信号成分と低帯域信号成分とに2分する帯域信
    号成分抽出手段と、 前記高帯域信号成分及び低帯域信号成分をそれぞれ前記
    IF信号の中間周波数の搬送波で同期検波する第1及び
    第2の同期検波手段と、 IF信号の中心周波数を中心に対称に設定され、前記第
    1及び第2の同期検波手段の出力から各チャンネル毎の
    狭帯域信号成分を抽出する第1及び第2の狭帯域信号成
    分抽出手段と、 前記第1及び第2の狭帯域信号成分抽出手段の対応する
    チャンネルの出力同士の和成分及び差成分の出力レベル
    に基づいて、各チャンネルの出力を制御する狭帯域チャ
    ンネル処理手段と、 前記狭帯域チャンネル処理手段から出力する各チャンネ
    ルの出力を合成する信号合成手段と、 を有することを特徴とするAM受信機。
JP5126594A 1993-11-26 1994-02-24 Am受信機 Pending JPH07202746A (ja)

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JP32093593 1993-11-26
JP5-320935 1993-11-26
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008060774A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Pioneer Electronic Corp 受信装置及び受信方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008060774A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Pioneer Electronic Corp 受信装置及び受信方法

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