JP2698823B2 - ダイナミックメモリのリフレッシュ装置 - Google Patents

ダイナミックメモリのリフレッシュ装置

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JP2698823B2 JP63098559A JP9855988A JP2698823B2 JP 2698823 B2 JP2698823 B2 JP 2698823B2 JP 63098559 A JP63098559 A JP 63098559A JP 9855988 A JP9855988 A JP 9855988A JP 2698823 B2 JP2698823 B2 JP 2698823B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、内部に記憶されているデータの保持を行わ
せる為のリフレッシュ制御を必要とするダイナミックメ
モリのリフレッシュ装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来、ダイナミックRAM(DRAM)等のダイナミックメ
モリにおいては、記憶されているデータを保持する為に
一定間隔でリフレッシュを行わせている。
しかして、最近ではDRAMの集積度が256K,1M,4Mビット
と進んでおり、これらDRAMを使用したハンドヘルドの小
型電子機器、例えば、名前及び電話番号を記憶及び表示
できる電子手帳、日付、時刻及びスケジュール等を記憶
及び表示できる電子スケジューラ、或いはバス、電車、
飛行機の出発時刻等を記憶及び表示できる電子的な時刻
表や、更には外部からの音声を符号化して録音及び再生
できる音声録音再生装置等に用いることが考えられてい
る。
しかして、このようなDRAMを用いた小型電子機器にあ
っては、DRAMへのデータの書き込みの際及びDRAMからの
データの読み出しの際以外にも、常にリフレッシュ動作
を行わせなければならない為、消費電力が増大する欠点
がある。特に、上述した各種の小型電子機器にあって
は、常に身につけて用いる為、電源として電池電源を用
いており、その為、使用していない時でも電力が消費さ
れ電池寿命が短かくなり、電池交換をひんぱんに行わな
ければならないという欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、ダイナ
ミックメモリの非動作時のリフレッシュにおける消費電
力を押え、電池寿命を長くすることができるダイナミッ
クメモリのリフレッシュ装置を提供することを目的とす
る。
〔発明の要旨〕
この目的を達成する為に、本発明によるダイナミック
メモリのリフレッシュ装置は、比較的高い周波数信号を
発振する第1の発振手段と、低い周波数信号を発振する
第2の発振手段とを備え、外部操作スイッチ手段により
ダイナミックメモリへのデータの書込及び読出が開始さ
れた際に、電池電源と第1の発振手段との間の第1のス
イッチング手段をオンして第1の発振手段を動作させ、
第1の発振手段からの比較的高い周波数信号に基づいて
ダイナミックメモリをアクセスし、外部操作スイッチ手
段によりデータの書込及び読出が停止された際に、第1
のスイッチング手段をオフして第1の発振手段の発振動
作を停止させると共に、電池電源と前記第2の発振手段
との間の第2のスイッチング手段をオンして第2の発振
手段を動作させ、第2の発振手段からの周波数信号に基
づいて前記ダイナミックメモリのリフレッシュ動作を行
なわせるようにしたことを要旨とする。
〔実施例〕
第1図は、本発明を適用したカードタイプの録音再生
装置の外観正面図を示している。1は、本体ケースであ
って合成樹脂等から構成されている。2はマイクロホン
であり録音時には外部からの音声がこのマイクロホン2
を介して後述する内部の電子回路に供給される。3はス
ピーカで、録音された音声が発音されるものであり、4
はイヤホンジャックであり、スピーカ3のかわりに、こ
のイヤホンジャックからイヤホンで録音内容を聞くこと
もできる。5,6,7は夫々、本体ケース1の側面に配置さ
れたスライドスイッチであって、5は2接点スイッチか
らなり、AC位置にある時は電子回路全体の電源が切ら
れ、SAVE位置にあるときには電子回路に電源が供給され
る電源スイッチである。また、6は、録音時間を1分又
は2分に切り換える2接点のスライドスイッチ、7は再
生音量を3段階に切り換える3接点のボリウムスイッチ
である。8及び9は、本体ケース1の正面に設けられた
スライドスイッチであって、8は、録音モード(REC)
と再生モード(PLAY)を切換える2接点のモード切換ス
イッチ、9は、4つの録音内容のうちのいずれかを選択
する4接点のフレーズ選択スイッチである。次に、10a
及び10bは、自己復帰型の押釦スイッチであり、10aは録
音及び再生のスタート・ストップを制御するスタート・
ストップスイッチ、10bは、録音中もしくは再生中に
は、その動作を一時停止させるポーズスイッチとして、
また、録音及び再生中以外には、バッテリチェックを行
うバッテリチェックスイッチとしても動作する押釦スイ
ッチである。また、12はLED発光体であり、後述する如
く、録音及び再生動作中であること並びにバッテリの有
無を表示するものである。なお、この第1図には示され
ていないが、本体ケース1の裏面側には、電池押入部が
設けられている。
第2図は、上記本体ケース1内部に収納された電子回
路の回路構成を示しており、第1図と同一構成部には同
一番号を付してある。外部からの音声はマイクロホン2
によって音声信号に変換され、増巾アンプ13aで増巾さ
れた後、ハイパスフィルタ13b、ローパスフィルタ13cを
介して制御部14の符号化回路15に供給される。この符号
化回路15は、ローパスフィルタ13からのアナログ音声信
号をデジタル信号に変換した後、例えばADPCM方式等に
よる音声コード信号に符号化するものであり、この符号
化された音声コード信号は、ダイナミックRAM(D−RA
M)16,17,18,19のいずれかに書き込まれ、記録される。
このダイナミックRAM16,17,18,19については詳述する
が、このダイナミックRAM夫々に記録された音声コード
信号は、再生時には記録された順序で順序読み出され復
号化回路20に供給される。復号化回路20では、供給され
た音声コード信号を元のデジタルデータに復号化すると
共に、更にアナログ信号に変換し、ローパスフィルタ21
に供給する。このローパスフィルタ21を介して出力され
るアナログ信号は、コンデンサC及び抵抗R0乃至R3が直
列接続された音量調整回路に供給されることにより、抵
抗R0,R1,R2夫々の一方の端子からは夫々異なった電圧の
3種類のアナログ信号が出力される。この3種類のアナ
ログ信号はボリウムスイッチ7によっていずれかが選択
され増巾アンプ22aに供給され、更にスイッチ部22bを介
してスピーカ3に供給され音声で発音される。しかし
て、スイッチ部22bは、イヤホンジャックにイヤホンが
差し込まれた時、スイッチが切換わるスイッチであり、
イヤホンが差し込まれていない時にはアナログ信号がス
ピーカ3に供給され、イヤホンジャックが差し込まれた
状態ではイヤホンジャック部4にアナログ信号が供給さ
れてイヤホンで音声が聞こえるようにスイッチング動作
する。
次に、23は、フレーズ選択スイッチ9によってスイッ
チング接点が切り換わるスイッチであり、夫々の接点の
信号はアンドゲート24,25,26,27を介して、チップ選択
回路28に供給される。このチップ選択回路28は、上記ア
ンドゲート24,25,26,27のいずれかから信号が供給され
ると、その信号の立上りで夫々対応するダイナミックRA
M16,17,18,19に夫々のアドレスを初期設定し、その後、
チップの動作を可能にする信号e0乃至e3を供給する。従
ってダイナミックRAM16乃至19のうちフレーズ選択スイ
ッチで選択され、チップ選択回路28から信号が供給され
ている1つのダイナミックRAMのみが録音再生可能にな
る。
30は、モード切換スイッチ8によってスイッチング接
点が切り換わるスイッチであり、一方の接点の信号はア
ンド回路31を介して録音モード信号として録音再生制御
部29に供給され、他方の接点の信号はアンド回路32を介
して再生モード信号として録音再生制御部29に供給され
る。33は、録音時間を切換えるスイッチ6により接点が
切換わるスイッチであり、夫々の接点の信号は録音再生
制御部29に与えられる。
次に、34はスタート・ストップスイッチ10aによってO
N・OFF動作されるスイッチであり、前述した如く、指等
で押圧している間のみONし、指を離すとOFFとなる自己
復帰型のスイッチである。このスイッチ34の操作信号は
バイナリフリップフロップ35の入力端子Tに供給され、
出力端子Q及びからの出力信号を反転させる。バイナ
リフリップフロップ35の出力端子Qからの出力信号は、
録音動作及び再生動作の動作指令信号として録音再生制
御部29に与えられるほか、アンド回路36,37にも供給さ
れ、更に、LED12を駆動するLED駆動部40、トランジスタ
41及びインバータ42を介してトランジスタ43にも供給さ
れている。また、バイナリフリップフロップ35の出力端
子からの出力信号は、前述したアンドゲート24乃至2
7,31及び32に供給されるほかアンドゲート44,45にも供
給されている。しかして、46は、押釦スイッチ10bによ
ってON、OFF動作するスイッチ接点でありそのスイッチ
操作信号はアンドゲート37,45に与えられる。アンドゲ
ート37の出力信号は録音再生制御部29に、録音動作及び
再生動作の一時停止信号(アンドゲート37から出力信号
がある間停止する)として与えられ、また、アンドゲー
ト45の出力信号は電圧検出回路46に動作指令信号として
供給される。この電圧検出回路は、上記動作指令信号が
与えられると、電池47の電圧を検出し、その電圧が第2
図に示した各回路の各部を動作させるのに十分な電圧以
上であった場合には、LED駆動部40にLED12を駆動させる
信号を出力する。
電池47の出力電圧は、電源スイッチ5によって接点が
切換わるスイッチ48に与えられる。このスイッチ48は電
源スイッチ5がSAVE側にある時のみ各部に電池電圧が供
給されると共に、トランジスタ41及び43を介して4MHz発
振信号を出力する水晶発振回路49、8KHzの発振信号を出
力するCR発振器50にも供給される。上記水晶発振回路49
からの4MHzの出力信号は符号化回路15、復号化回路20に
おいて情報処理の為に用いられると共にアンドゲート36
を介して録音再生制御部29に送られる。また、CR発振器
49からの8KHzの出力信号はアンドゲート44を介して録音
再生制御部29に与えられる。
第3図は録音再生制御部29の詳細な回路構成を示して
いる。
図において、51aは、アンドゲート31からの出力信号
でセットし、アンドゲート32からの出力信号でリセット
するフリップフロップであり、そのセット出力及びリセ
ット出力はリードライト信号出力回路51bに送られる。
このリードライト信号出力回路51bは、バイナリフリッ
プフロップ35のQ出力信号が供給されて動作し、フリッ
プフロップ51aからのセット信号が供給されているとき
はライト信号、リセット信号が供給されているときはリ
ード信号を出力する。
また、52はアンドゲート36から出力される4MHz信号を
分周して32KHz信号及び16KHz信号を出力する分周回路で
あり、上記32KHz信号及び16KHz信号は夫々アンドゲート
53,54に入力される。
アンドゲート53には、フリップフロップ35からのQ出
力信号とスイッチ33からの一方の出力信号、即ち、スラ
イドスイッチ6によって録音時間が1分に選択された時
の信号とが入力されており、アンドゲート54には、フリ
ップフロップ35からのQ出力信号とスイッチ33からの他
方の出力信号即ち録音時間が2分に選択された時の信号
とが入力されている。そして、アンドゲート53,54の出
力信号はオアゲート55、アンドゲート56を介してサンプ
リング信号FとしてDRAM16乃至19に供給される。
なお、アンドゲート56には、アンドゲート37からの信
号がインバータ57を介して入力されている。次に、アン
ドゲート44からの8KHzの信号は、23分周回路58によって
1KHzの信号に分周され、リフレッシュ信号としてDRAM16
乃至19に供給される。
第4図は、DRAM16の詳細な構成を示している。録音再
生制御部29からのサンプリング信号Fはアドレスカウン
タ60で計数されると共にアンドゲート61にも入力され
る。アドレスカウンタ60の計数値は列アドレスバッファ
62、行アドレスバッファ63に供給され、アドレスカウン
タが順次計数される毎にセルマトリクスアレイ64の記憶
領域を最初のアドレスから順次アドレス指定する。即
ち、行アドレスバッファ63の内容は行デコーダ65でデコ
ードされてデータを記憶するMOSトランジスタからなる
セルマトリクスアレイ64の行を指定し、列アドレスバッ
ファ62の内容は列デコーダ66でデコードされセンスアン
プ67を介してセルマトリクスアレイ64の列を指定し、セ
ンスアンプ67から入出力制御回路68を介してデータの書
き込み/読み出しを行う。また、その為に入出力制御回
路68には、リードライト信号G及びチップイネーブル信
号e0が供給されている。
また、録音再生制御部29からのリフレッシュ信号Hは
行アドレスバッファ63にリフレッシュ動作信号として供
給されるようになっている。
なお、DRAM17乃至19に対しては図示してないが第4図
と同様の構成とされ、チップイネーブル信号e0が夫々
e1,e2,e3になっている点のみが異なるだけである。
以上の如く構成された回路の動作につき以下に説明す
る。
まず、録音、再生を行わない場合、或いは、録音され
た内容を保持する必要がない場合には、電源スイッチ5
をAC側に切換えておく、これにより電池47の電圧は各部
へ供給されず無駄な電力消費を防止し得る。録音再生を
行う場合は、電源スイッチ5(スイッチ48)をSAVE側に
切換える。また、フレーズ選択スイッチ9(スイッチ2
3)により1から4のフレーズの1つ、例えばDRAM16を
選択する。これによりDRAM16乃至19のいずれかがアクセ
ス動作可能になる。そして、モード切換スイッチ8(ス
イッチ30)を録音側(アンドゲート31側)に切換えた
後、スタート・ストップスイッチ10a(スイッチ34)を
操作してバイナリフリップフロップ35をセットさせる。
このバイナリフリップフロップ35のQ出力信号はトラン
ジスタ41をON動作させるので水晶発振回路49には電池47
の電圧が供給されて発振動作を開始し4MHzの発振信号を
アンドゲート36を介して録音再生制御部29に送られる。
この録音再生制御部29においては、バイナリフリップフ
ロップ35のQ出力信号がアンドゲート31を介して供給さ
れるので、録音再生制御部29の書き込み/読み出し制御
信号出力回路51からは、リード・ライト信号Gがライト
信号となって出力される。また、サンプリングパルスF
はスイッチ6(スイッチ33)によって1分が指定されて
いる時には32KHz、2分が指定されている時には16KHzが
出力される。即ち、アンド回路36を介して入力される4M
Hzの信号を分周回路52で分周して得られる32KHz,16KHz
の信号のうちいずれか一方をアンドゲート53,54で選択
して出力するものである。
また、録音中は、LED駆動部40にバイナリフリップフ
ロップ35のQ出力信号が与えられLED12が点灯する。
しかして、DRAM16においては、32KHzもしくは16KHzの
サンプリングパルスFをアドレスカウンタ60でカウント
し、そのカウント値を行アドレスバッファ63及び列アド
レスバッファ62に従って、セルマトリクスアレイ64の最
初のメモリ領域から順次アドレス指令してゆく。これに
より、マイクロホン2からの音声は符号化回路15で符号
化された後、DRAM16の入出力制御回路68を介して順次セ
ルマトリクスアレイ64に書き込まれ、記録される。
このように録音中は、録音再生制御部29よりライト信
号G及びサンプリングパルスFが与えられることにより
マイクロホン2からの音声は、選択されているDRAMに書
き込まれる。録音された内容の再生はモード切換スイッ
チ8を再生側にしてスタート・ストップスイッチ10aの
操作によりバイナリフリップフロップ35をセットさせ
る。モード切換スイッチ8を再生側にすることにより書
き込み/読み出し制御信号出力回路51からのリード・ラ
イト信号Gはリード信号となり、また、録音時と同様に
サンプリングパルスFが出力され、DRAMに録音されてい
る音声コードが最初のアドレス領域から読み出され、ス
ピーカ3から出力されるものである。
なお、ポーズスイッチ10b(スイッチ46)により操作
されている間インバータ58の出力がなくなるのでアンド
ゲート56からのサンプリングパルスFの出力が一時停止
され録音又は再生を一時停止させることもできる。
次に、録音もしくは再生の動作が行なわれていない
時、即ち、バイナリフリップフロップ35の出力がある
時(=1)には、以下の動作を行う。まず、バイナリ
フリップフロップ35のQ出力がないのでトランジスタ41
はオフとなり水晶発振回路49への電池電圧の供給を遮断
させて動作を停止させ、かわりにインバータ42の出力で
トランジスタ43をONさせて、CR発振器50に電池電圧を供
給し、CR発振器から8KHzの信号を出力させ、出力でゲ
ートがひらかれているアンドゲート44を介して録音再生
制御部29に与え、この録音再生制御部29の23分周回路57
で、上記8KHzの信号を1KHzに分周してリフレッシュ信号
HとしてDRAM16乃至19に供給する。
即ち、水晶発振回路49からの4MHz信号を分周して、DR
AMの内容を保持するリフレッシュ信号を作ることも可能
であるが、水晶発振回路49での消費電力が極めて高いた
め、水晶発振回路の発振動作を停止させ、かわりに低い
発振周波数を出力するCR発振器を動作させて低い周波数
からリフレッシュ信号を作り消費電力を押えるものであ
る。
しかして、リフレッシュ信号Hは、DRAM16のオアゲー
ト69を介して行アドレスバッファに供給され、リフレッ
シュ動作が行われる。
なお、バイナリフリップフロップ35の出力がある時
には、ポーズスイッチ10bを操作することによりアンド
ゲート45から出力が得られ、電圧検出回路46により電圧
チェックを行うことができるものである。
上記第1図乃至第4図で示した実施例は、音声を録音
/再生させるものである為、音声データのDRAMへの書き
込み及び読み出しはサンプリング信号を用いてDRAMの初
期アドレスから順次実行させるようにしたが、電子手帳
や電子スケジューラ等の場合は、データ入力用のキーボ
ード及びCPU等のコントローラを備え、CPUによってDRAM
のアドレス指定を行い、このアドレス指定された領域に
データを書き込むようになっている。また、記憶された
データをDRAMから読み出す時も同様にDRAMのアドレス指
定を行って読み出すようになっている。
しかして、本発明は、この様にDRAMのアドレスを任意
に指定してDRAMをアクセスする場合にも適用し得るもの
であり、第5図は、本発明を適用して電子手帳の外観図
を示している。
第5図において70は、キーボード部であり、アルファ
ベット及び数置データ入力用の各種キー及び入力された
データを後述するDRAMに記憶させる為のレコードキー
(RECキー)及びDRAMに記憶されているデータを読み出
す為のサーチキー(SERキー)、パワー入力時操作され
るパワーキー(PWキー)、データをクリアする為のクリ
アキー(ACキー)等が備えられている。
71は、液晶表示部であり、入力されたアルファベット
及び数置の表示及びDRAMから読み出されたデータの表示
を行う。
しかして、パワーキーが操作されると後述する電子回
路に電池電圧が供給され、また、表示部71も表示状態と
なる。
この状態で、名前をアルファベットキー、電話番号を
数置キーで入力し、表示部71に表示させ、RECキーを操
作するとキー入力された名前及び電話番号はDRAMに記憶
される。このような動作をくり返すことによりDRAMに多
数の人の名前及び電話番号が記憶される。
記憶されたデータを読み出す場合には、名前の頭文字
もしくはフルネームを入力し、SERキーを操作する。こ
のSERキーの操作により、CPUはDRAMに記憶されている多
数の人のデータのうち、入力された名前に一致するデー
タ、即ち、名前及び電話番号を読み出し、表示部71に表
示する。
このような機能を有する電子手帳は、例えば、USP411
7542号公報に示されている如く公知である。しかして、
キーボード部からのキー入力が所定時間、例えば5分
間、何等なされなかった場合には、表示部71の表示は消
え、また、各電子回路への電池電圧の供給もストップさ
れる。このようなキー入力が一定時間なされなかった場
合、電源を自動的に切る機能もオートパワーオフ機能と
呼ばれ、一般的に公知であり、本実施例による第5図に
示した電子手帳は上述した公知の機能を有している。
第6図は、上記第5図で示した電子手帳の回路構成を
示している。
第6図において、72は電池電源であり、この電池電源
の出力電圧は夫々トランジスタ73,74を介して32KHzの発
振周波数信号を出力する水晶発振回路75、1KHzの発振周
波数信号を出力するCR発振回路76に送られると共に、後
述する各部にも送られる。
キーボード部70は、パワーキー(PWキー)77と、それ
以外のキー78とからなり、このキーボード部70のキー操
作信号は前述した水晶発振回路75から出力される32KHz
の信号と共に、CPU等からなるコントロール部80に送ら
れる。
このコントロール部80は、キー入力されたデータのDR
AMへの書き込み、読み出しを制御する機能やオートパワ
ーオフ機能等前述した公知の機能を実行制御するもので
あり、ROM81に記憶されているマイクロプログラムに従
って動作する。また、その為にROM81にアドレスデータA
0を送り、ROM81からはマイクロプログラムデータA1を受
け取る。
また、コントロール部80は、表示制御部82に表示すべ
きデータA2を出力し、表示部71によって表示させる。
83はDRAMであり、コントロール部80からのアドレス信
号A3によってアドレス指定され、アドレス信号A4を介し
てデータの入力,出力がなされる。
また、コントロール部80からは、リードライト信号A5
(R/W)、コラムアドレスストローブ信号A6(▲
▼)がDRAM83に供給されると共に、ローアドレスストロ
ーブ信号A7がアンドゲート84、オアゲート85を介してDR
AM83に与えられる。
コントロール部80から出力される信号BはBUSY信号で
あり、前述したキーボード部70のパワースイッチ77の操
作によってハイレベルとなり、前述したオートパワーオ
フ機能によって所定時間、何等キーボードからのキー操
作がなされなかった際にローレベルとなる信号である。
しかして、このBUSY信号Bは前記アンドゲート84に入
力されると共に、インバータ86を介してCR発振回路76か
らの1KHzの信号が入力されているアンドゲート87にも与
えられる。また、BUSY信号Bは、表示制御部82に表示指
令信号として与えられると共に、トランジスタ73をオン
させる信号としてトランジスタ73のゲート電極に与えら
れ、また、インバータ88を介してトランジスタ74のゲー
ト電極に与えられる。
上記の構成において、パワースイッチ77が操作される
と、コントロール部80からのBUSY信号Bはハイレベルと
なり、このBUSY信号Bが供給されているトランジスタ73
はONとなり、電池72の電圧が水晶発振回路75に送られ、
水晶発振回路75は32KHzの周波数信号をコントロール部8
0に供給する。
コントロール部80は、上記32KHzの信号に基づいて、
データのDRAM83への書き込み、読み出しを行うものでコ
ントロール部からは、DRAM83に対してリードライト信号
A5、コラムアドレスストローブ信号A6、ローアドレスス
トローブ信号A7が、アドレスデータA3、データ信号A4
共に送られる。また、DRAMから読み出されたデータは表
示制御部82を介して表示部71に表示される。
しかして、本装置の使用が終了しBUSY信号Bがローレ
ベルになるとトランジスタ73がオフとなり、水晶発振回
路75への電池電圧の供給が遮断され発振動作が停止され
る。一方、インバータ88の出力によりトランジスタ74が
ONとなりCR発振回路76からは1KHzの信号が出力されアン
ドゲート87に送られる。BUSY信号Bがローレベルなの
で、コントロール部80からのローアドレスストローブ信
号A7のアンドゲート84からの出力は停止され、かわりに
アンドゲート87から1KHzの信号がオアゲート85を介して
DRAM83に供給される。
しかして、DRAM83は、この1KHzの信号▲▼を用
いて、内部のデータのリフレッシュを行うものである。
このように、本実施例においては、装置を動作させて
いる間は水晶発振回路75を動作させて高い周波数信号を
用いてDRAMをアクセスし、動作を停止した際には水晶発
振回路75の発振動作を停止させるようにしたので電力消
費を押えることができる。また、水晶発振回路75よりも
低い周波数のCR発振回路を動作させてDRAMのリフレッシ
ュを行わせるようにしたので、少ない消費電力でデータ
の保持が可能となるものである。
なお、上記実施例では、オートパワーオフ機能を備
え、装置が動作している間のみ水晶発振回路を動作させ
るようにしたが、DRAMをアクセスする間のみ水晶発振回
路を動作させるようにしてもよい。この場合、コントロ
ール部や表示部の動作はCR発振器からの発振信号で制御
させればよいものである。
また、DRAMをアクセスする際の発振回路としては水晶
発振回路を用いたが他の発振回路を用いることもでき
る。更に、CR発振回路についても他の発振回路を使用で
きることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、本発明は、電池電源を駆動源とす
る電子機器において、高い周波数信号を出力する第1の
発振手段と低い周波数信号を出力する第2の発振手段と
を備え、ダイナミックメモリアクセスは高い周波数で行
うと共に、記憶内容の保持を低い周波数で行い、またそ
の時には、第1の発振手段の発振動作を停止させるよう
にしたのでダイナミックメモリの非動作時の消費電力を
押えることができ、その電池寿命を長くできる効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用した録音再生装置の外観図、第
2図は、上記録音再生装置の回路構成図、第3図は、第
2図に示した録音再生制御部29の詳細な回路構成図、第
4図は、第2図に示したDRAM16の詳細な回路図、第5図
は、本発明による他の実施例である電子手帳の外観図、
第6図は、第5図に示した電子手帳の回路構成図であ
る。 2……マイクロホン、3……スピーカ、 16,17,18,19……ダイナミックRAM、 49……水晶発振回路、50……CR発振器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池電源と、 この電池電源からの電池電圧に基づいて動作し比較的高
    い周波数信号を発振する第1の発振手段と、 前記電池電源からの電池電圧に基づいて動作し前記第1
    の発振手段で得られる周波数信号よりも低い周波数信号
    を発振する第2の発振手段と、 前記電池電源と前記第1の発振手段との間に設けられ、
    前記電池電源の電圧を前記第1の発振手段に供給するた
    めの第1のスイッチング手段と、 前記電池電源と前記第2の発振手段との間に設けられ、
    前記電池電源の電圧を前記第2の発振手段に供給するた
    めの第2のスイッチング手段と、 非アクセス時にリフレッシュを必要とするダイナミック
    メモリと、 このダイナミックメモリへのデータの書込及び読出を、
    開始及び停止させる外部操作スイッチ手段と、 この外部操作スイッチ手段により前記ダイナミックメモ
    リへのデータの書込及び読出が開始された際に、前記第
    1のスイッチング手段をオンして前記第1の発振手段を
    動作させ、前記第1の発振手段からの比較的高い周波数
    信号に基づいて前記ダイナミックメモリをアクセスする
    第1の制御手段と、 前記外部操作スイッチ手段により前記ダイナミックメモ
    リへのデータの書込及び読出が停止された際に、前記第
    1のスイッチング手段をオフして前記第1の発振手段の
    発振動作を停止させると共に前記第2のスイッチング手
    段をオンして前記第2の発振手段を動作させ、前記第2
    の発振手段からの周波数信号に基づいて前記ダイナミッ
    クメモリのリフレッシュ動作を行なわせる第2の制御手
    段と、 を具備したことを特徴とするダイナミックメモリのリフ
    レッシュ装置。
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