JP2697249B2 - 電気温水器 - Google Patents

電気温水器

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佳嗣 藤本
正次 服部
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はヒータへの通電の制御方法を改良した電気温
水器に関するものである。
従来の技術 従来の電気温水器としては第2図に示すようなものが
ある。タンク下部にヒータが配置されたその近傍には湯
温検知サーミスタが、またヒータフランジ上には温度過
昇防止器が配置されている。深夜電力の通電時間帯にな
るとヒータに通電され、タンク内の水が沸き上げられ、
湯温検知サーミスタがタンク内の湯温を検知し設定温度
になるとヒータへの通電が停止する。湯温検知サーミス
タに断線等の異常が生じた場合には湯温が設定温度に達
してもヒータへの通電が停止せず沸騰の危険が生じるた
め、温度過昇防止器が設けられており、タンク内の湯温
が100℃に達する前にこの温度過昇防止器が動作してヒ
ータへの通電を停止する。しかし、この温度過昇防止器
は最終安全装置であり動作することは望ましくないので
湯温検知サーミスタに断線等の異常が生じた場合には制
御器がこの異常を検知しヒータへの通電を停止させるこ
ともある。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような仕方では第1図に示すような複数
個のタンクが直列配管接続されているような電気温水器
の場合では湯温検知サーミスタ7が故障した場合には昼
間用ヒータ8と夜間用ヒータ9のみの通電が停止され夜
間用ヒータ11への通電は停止されない。この場合にはタ
ンク2内は設定温度まで沸き上げられるがタンク1内は
水のままである。ユーザーはタンク2内の湯がとりあえ
ず出るので故障に気が付かない事があり、湯量が少ない
と感じながら毎日を過ごす場合が生じる。
また、湯温検知サーミスタ10が故障した場合には夜間
用ヒータ11のみ通電が停止され昼間用ヒータ8と夜間用
ヒータ9への通電は停止されない。この場合にはタンク
1内は設定温度まで沸き上げられるがタンク2内は水の
ままである。ユーザーは湯が出ないので故障には気が付
くが、タンク2内の水をすべて捨ててからでないとタン
ク1内の湯を使用することができないため非常に不経済
である。
したがって、この発明の目的は湯温検知サーミスタが
故障した場合にユーザーに故障を早く認知してもらうと
ともに、故障時には不経済な通電を行わない電気温水器
を提供することである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の電気温水器は、同
一外装内に複数個のタンクを直列に配管接続し、水道か
らの給水接続口を有するタンクの下部に夜間用ヒータお
よび昼間用ヒータを、その他のタンクの下部には夜間用
ヒータのみを配置し、また、それぞれのタンクに湯温検
知サーミスタを配置して、いずれか一つの湯温検知サー
ミスタに断線等の異常が生じた場合には、すべてのヒー
タへの通電を停止するようにしたものである。
作用 この発明の電気温水器によれば、湯温検知サーミスタ
が故障した場合にユーザーに故障を早く認知してもらえ
るとともに、故障時には不経済な通電を行わない制御を
確実に行う。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。
1は水道からの給水接続口3を有するタンク1で、給
油口4を有するタンク2と接続配管6によって配管接続
され、これらタンク1及びタンク2は同じ外装5内に配
置されている。タンク1の下部には昼間用ヒータ8及び
夜間用ヒータ9が同一ヒータフランジに設けられ、この
ヒータフランジ近傍に湯温検知サーミスタ7が配置され
ている。タンク2の下部には夜間用ヒータ11が設けら
れ、その近傍には湯温検知サーミスタ10が配置されてい
る。
深夜電力時間帯になると夜間用ヒータに通電され、タ
ンク1内の水は夜間用ヒータ9により加熱され、タンク
2内の水は夜間用ヒータ11により加熱されて沸き上が
る。深夜電力時間帯終了後の翌朝に洗面や炊事等で湯を
使用すると水道からの給水接続口3から水が給水されて
タンク1の下部に入り、タンク1の上部の湯は接続配管
6を介してタンク2の下部に入りタンク2の上部の湯が
給湯口4から給湯される。タンク1の下部に入る水が湯
温検知サーミスタ7の位置までになると、湯温検知サー
ミスタ7が低水温を検知して昼間用ヒータ8に通電され
使用された湯量分の水を加熱するので、タンク1の湯
量、タンク2の湯量、昼間用ヒータ8により加熱された
湯量の合計が使用可能となり一日分の使用湯量が増え湯
切れの心配がなくなる。
タンク1に配置された湯温検知サーミスタ7か、タン
ク2に配置された湯温検知サーミスタ10のいずれか一方
が断線等で故障した場合あるいは、両方が断線等で故障
した場合には、昼間用ヒータ8、夜間用ヒータ9、夜間
用ヒータ11のすべてのヒータへの通電を停止させる。こ
の制御方法によりもし湯温検知サーミスタ7が故障した
場合に、タンク2内が設定温度まで沸き上がりタンク1
内は水のままの状態となりユーザーはタンク2内の湯が
とりあえず出るので故障に気が付かない事があり湯量が
少ないと感じながら毎日を過ごすということを防止でき
る。
また、湯温検知サーミスタ10が故障した場合に、タン
ク1内が設定温度まで沸き上がりタンク2内は水のまま
の状態となりユーザーは湯が出ないので故障には気が付
くが、タンク2内の水をすべて捨ててからでないとタン
ク1内の湯を使用することができないため非常に不経済
なタンク1での電力消費を防止することができる。
発明の効果 以上のように、本発明は同一外装内に複数個のタンク
を直列に配管接続し、水道からの給水接続口を有するタ
ンクの下部に夜間用ヒータおよび昼間用ヒータを、その
他のタンクの下部には夜間用ヒータのみを配置し、また
それぞれのタンクに湯温検知サーミスタを配置して、い
ずれか一つの湯温検知サーミスタに断線等の異常が生じ
た場合には、すべてのヒータへの通電を停止するように
したので、次の効果が得られる。
(1) 湯温検知サーミスタが故障した場合に、ユーザ
ーが故障に気が付かない事があり湯量が少ないと感じな
がら毎日を過ごすということを防止できる。
(2) 湯温検知サーミスタが故障した場合に、沸き上
がっていないタンク内の水をすべて捨ててからでないと
沸き上がっているタンク内の湯を使用することができな
いため非常に不経済な電力消費を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気温水器の構成図、
第2図は従来の電気温水器の構成図である。 1……タンク1、2……タンク2、3……給水接続口、
4……給湯口、7,10……湯温検知サーミスタ、8……昼
間用ヒータ、9,11……夜間用ヒータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−36644(JP,A) 特開 昭62−174427(JP,A) 特開 昭53−62252(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一外装内に複数個のタンクを直列に配管
    接続し、水道からの給水接続口を有するタンクの下部に
    夜間用ヒータおよび昼間用ヒータを、その他のタンクの
    下部には夜間用ヒータのみを配置し、またそれぞれのタ
    ンクに湯温検知サーミスタを配置して、いずれか一つの
    湯温検知サーミスタに断線等の異常が生じた場合には、
    すべてのヒータへの通電を停止するようにした電気温水
    器。
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