JP2696055B2 - 建造物の防蟻構造 - Google Patents
建造物の防蟻構造Info
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Description
内側壁等に適用される建造物の防蟻構造に関するもので
ある。
て白蟻が営巣し、この白蟻によって四囲の基礎や柱など
の木質系の素材が侵食されることがある。白蟻は湿潤な
土壌および木材を好むため、日射がほとんどなくジメジ
メした状態の床下は、白蟻の最も好む環境であり、その
ための被害も多い。
蟻に意が払われ、排水や風通しをよくする工夫は古くか
ら行われてきたが、近年では防蟻剤の散布によって防蟻
処理を施すのが一般的である。防蟻剤としては古くは石
炭を乾留して得られるクレオソート油が用いられてい
た。クレオソート油の中に含まれる石炭酸等の芳香族化
合物に防蟻効果があるとされ、それを木材の表面に塗布
することによって防蟻処理が施されていたが、液状であ
ることから有効成分の揮散が起こり、長期間防蟻効果が
持続しないという欠点を有していた。
点から建造物の土間の表面に這い上がらないように、土
間にコンクリートが打設されることがある。この打設さ
れたコンクリートによって、白蟻の往来は抑制され、白
蟻による被害はある程度抑制される。
にコンクリートが打設されたとしても、白蟻は口から蟻
酸を分泌してコンクリートを溶かす他、コンクリートは
乾くと収縮するため、コンクリート床と布基礎の内側壁
との境界部分には隙間が形成され、白蟻はこの隙間をつ
たわって上昇することができるようになる。従って、床
にコンクリートを打設してコンクリート床を形成させた
としても、期待されるほどの防蟻効果を得ることができ
ないという問題点を有していた。
消するためになされたものであり、より効果的に白蟻に
よる虫害を防止することができる建造物の防蟻構造を提
供することを目的としている。
建造物の防蟻構造は、床下の土壌から白蟻が建造物に這
い上がるのを防止する建造物の防蟻構造であって、土間
を囲む布基礎下部の内側壁に当接した状態で上記内側壁
を一周するように設けられたシーリング材と、このシー
リング材によって囲まれた空間に打設されたコンクリー
ト床とから構成され、上記シーリング材は、防蟻剤が混
練された合成樹脂製のシートを筒状に形成した筒状シー
ト体と、この筒状シート体の中空部に嵌挿された弾性体
とから構成されていることを特徴とするものである。
は、請求項1記載の建造物の防蟻構造において、上記筒
状シート体は、一面が扁平な帯状部と、この帯状部の幅
方向両側部間に山なりに架橋された架橋部とから構成さ
れていることを特徴とするものである。
ば、このシーリング材は発泡性合成樹脂の弾性体が合成
樹脂製の筒状シート体で被覆された状態になっているた
め、コンクリートの打設前に布基礎にシーリング材を配
設することによって、シーリング材は、コンクリートの
打設時に流し込まれた生コンクリートに押圧されて圧縮
されて弾性変形した状態になり、従って、コンクリート
が硬化して収縮した状態では、シーリング材は、内部の
弾性体を構成している発泡性合成樹脂の復元力によって
膨張するため、シーリング材の表面は常に布基礎の内側
壁とコンクリート床とに当接した状態になり、布基礎と
コンクリート床との間の隙間が塞がれた状態になって白
蟻の往来が完全に遮断される。そして、筒状シート体に
は防蟻剤が混練されているため、白蟻はこの防蟻剤を忌
避し、これらによって白蟻の建造物への這い登りを確実
に阻止することが可能になる。
れば、上記筒状シート体は、一面が扁平な帯状部と、こ
の帯状部の幅方向両側部間に山なりに架橋された架橋部
とから構成されているため、上記扁平な帯状部を例えば
土間の布基礎の内側壁等に密着した状態で配設すること
ができる一方、山なりの架橋部がコンクリートの中に没
入し、これによって筒状シート体の挟持状態が安定する
とともに、布基礎の内側壁等をつたった白蟻等の往来を
確実に阻止することができる。
されるシーリング材の一例を示す一部切欠き斜視図であ
る。この図に示すように、シーリング材1は、合成樹脂
製のシートSで長尺筒状の筒状シート体2が形成され、
この筒状シート体2の中空部に長尺の発泡性合成樹脂製
の弾性体3が嵌挿されて形成されている。
部21と、この帯状部21の幅方向両側部間に山なりに
架橋された架橋部22とから構成されている。このよう
な筒状シート体2の幅方向両側部には、溶着による接合
部2aが形成され、この接合部2aがシーリング材1の
幅方向両側部で上下に突出した状態になっている。そし
て、筒状シート体2の内部に弾性体3が嵌挿された状態
で、帯状部21の外面部には平らな扁平面が形成されて
いる。
り込まれており、筒状シート体2自体で防蟻効果を発揮
することができるようになっている。
70mm、架橋部22は幅が約75mmに設定され、そ
れらが互いに幅方向両側部で幅約1mmの接合部2aに
よって溶着接合されて筒状シート体2が形成され、この
筒状シート体2の中に断面が約9mm×約45mmの長
方形の弾性体3が嵌挿されてシーリング材1が形成され
ている。このシーリング材1の長さについては適宜設定
されるが、長さ300mmの短いものから、長さ100
0mmの長いもの、さらにはそれより長い長尺物等各種
の寸法のものが用意されている。
2の材料としてポリエチレンが使用されているが、本発
明の筒状シート体2の材質はポリエチレンに限定される
ものではなく、ポリビニルクロライド、ポリプロピレン
などの熱可塑性の汎用合成樹脂が好適に使用される。
加熱溶融し、それに市販の粉状または粒状の防蟻剤を混
入し、両者を充分に混練して後、押出成形法、インフレ
ーション成形法あるいはカレンダ成形法等の手段でシー
ト状に成形して防蟻材の練り込まれたシートSが製造さ
れる。このシートSが筒状シート体2の原料として使用
されている防蟻剤については、上記のように粒状または
粉状でかつ防蟻効果があるものであればどんなものでも
よく特に限定はないが、ピレスロイド系のものが好適で
ある。
料は発泡製合成樹脂の一種であるポリエチレンフォーム
が適用されているが、本発明に係る弾性体3は、ポリエ
チレンフォームに限定されるものではなく、熱可塑性樹
脂フォームでは、ポリスチレンフォーム、ポリプロピレ
ンフォーム、塩化ビニルフォーム、ビスコーススポン
ジ、ゴムフォーム、エチレン酢酸ビニルコポリマーフォ
ーム等が適用可能であり、熱硬化性樹脂フォームでは、
ウレタンフォーム、フェノールフォーム、ユリアフォー
ム等が適用可能である。
成樹脂製の発泡体ばかりではなく、グラスウール、ロッ
クウール等の無機物質を適用することも可能である。
法について説明する。図2は、図1に励磁するシーリン
グ材が布基礎の内側壁とコンクリート床との間に配設さ
れた状態を示す側面図であり、図3は、図2の要部の部
分拡大図である。これらの図に示すように、布基礎の内
側壁4で囲まれた土間5の表面には、コンクリートの打
設の前に、予め防蟻剤が練り込まれた合成樹脂製のシー
ト体6を敷設する。このシート体6は、シーリング材1
の原料である防蟻材の練り込まれた上記シートSがその
まま適用されている。
下部表面を一周させた状態でシーリング材1がまず仮止
め状態で配設される。この配設は、筒状シート体2の帯
状部21の表面全面を布基礎の内側壁4の表面に当接さ
れるようにして行われる。また上記仮止めは接着剤や両
面テープを用いて行われる。
止めが完了すると、つぎに土間5に敷設されたシート体
6上にコンクリートを流し込む打設が行われ、この打設
によって、シート体6上のシーリング材1に囲まれた空
間にコンクリート床7が形成される。この場合、筒状シ
ート体2の上部接合部2aは、コンクリート床7の上部
に突出させてもよいし、コンクリート床7内に埋設され
ていてもよい。
構成されているので、まずシーリング材1の作用につい
て述べると、このシーリング材1は発泡性合成樹脂の弾
性体3が合成樹脂製の筒状シート体2で被覆された状態
になっているため、布基礎の内側壁4の表面に仮止めさ
れた状態でコンクリートの打設が行われると、この当初
の流動性を有するコンクリートの布基礎の内側壁4方向
に対する押圧力によって、弾性体3は圧縮された状態に
なっている。そして、コンクリートが乾くと僅かではあ
るがコンクリート床7は収縮するためコンクリート床7
の側面部と布基礎の内側壁4の表面部との間に隙間が形
成されるが、この隙間は弾性体3の弾性力による元の大
きさへの復元によって閉止されるため、白蟻が往来でき
ない物理的な障壁が形成されることになる。
ーリング材1を布基礎の内側壁4に配設するような用い
方をするような場合には、上記筒状シート体2は、一面
が扁平な帯状部21と、この帯状部21の幅方向両側部
間に山なりに架橋された架橋部22とから構成されてい
るため、上記扁平な帯状部21を布基礎の内側壁の表面
に密着した状態で配設することができ、布基礎の内側壁
等をつたった白蟻等の往来をさらに有効に阻止すること
ができる。
ているものが適用されれば、白蟻等の害虫はこの防蟻剤
を忌避し、さらに有効に白蟻等の移動を阻止することが
可能になり好都合である。
よれば、このシーリング材は発泡性合成樹脂の弾性体が
合成樹脂製の筒状シート体で被覆された状態になってい
るため、コンクリートの打設前に布基礎にシーリング材
を配設することによって、シーリング材は、コンクリー
トの打設時に流し込まれた生コンクリートに押圧されて
圧縮されて弾性変形した状態になり、従って、コンクリ
ートが硬化して収縮した状態では、シーリング材は、内
部の弾性体を構成している発泡性合成樹脂の復元力によ
って膨張するため、シーリング材の表面は常に布基礎の
内側壁とコンクリート床とに当接した状態になり、布基
礎とコンクリート床との間の隙間が塞がれた状態になっ
て白蟻の往来が完全に遮断される。そして、筒状シート
体には防蟻剤が混練されているため、白蟻はこの防蟻剤
を忌避し、これによって白蟻の建造物への這い登りを確
実に阻止することができる。
れば、上記筒状シート体は、一面が扁平な帯状部と、こ
の帯状部の幅方向両側部間に山なりに架橋された架橋部
とから構成されているため、上記扁平な帯状部を例えば
土間の布基礎の内側壁等に密着した状態で配設すること
ができる一方、山なりの架橋部がコンクリートの中に没
入し、これによって筒状シート体の挟持状態が安定する
とともに、布基礎の内側壁等をつたった白蟻等の往来を
確実に阻止することができる。
ーリング材の一例を示す一部切欠き斜視図である。
リート床との間に配設された状態を示す側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 床下の土壌から白蟻が建造物に這い上が
るのを防止する建造物の防蟻構造であって、土間を囲む
布基礎下部の内側壁に当接した状態で上記内側壁を一周
するように設けられたシーリング材と、このシーリング
材によって囲まれた空間に打設されたコンクリート床と
から構成され、上記シーリング材は、防蟻剤が混練され
た合成樹脂製のシートを筒状に形成した筒状シート体
と、この筒状シート体の中空部に嵌挿された弾性体とか
ら構成されていることを特徴とする建造物の防蟻構造。 - 【請求項2】 上記筒状シート体は、一面が扁平な帯状
部と、この帯状部の幅方向両側部間に山なりに架橋され
た架橋部とから構成されていることを特徴とする請求項
1記載の建造物の防蟻構造。
Priority Applications (1)
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JP5164828A JP2696055B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 建造物の防蟻構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5164828A JP2696055B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 建造物の防蟻構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0717804A JPH0717804A (ja) | 1995-01-20 |
JP2696055B2 true JP2696055B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=15800700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5164828A Expired - Fee Related JP2696055B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 建造物の防蟻構造 |
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-
1993
- 1993-07-02 JP JP5164828A patent/JP2696055B2/ja not_active Expired - Fee Related
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