JP2695284B2 - 回転角度調整、静止機能付き回転ヒンジ - Google Patents
回転角度調整、静止機能付き回転ヒンジInfo
- Publication number
- JP2695284B2 JP2695284B2 JP31727690A JP31727690A JP2695284B2 JP 2695284 B2 JP2695284 B2 JP 2695284B2 JP 31727690 A JP31727690 A JP 31727690A JP 31727690 A JP31727690 A JP 31727690A JP 2695284 B2 JP2695284 B2 JP 2695284B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil spring
- winding
- rotation
- rotary
- rotary shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、任意の角度で静止して、回転式のつまみを
回すことによって、静止の解除を行うことができる角度
調整機能付きヒンジに関するものである。
回すことによって、静止の解除を行うことができる角度
調整機能付きヒンジに関するものである。
従来の技術 従来、回転角度調整ヒンジは大部分、開閉式のふたの
部分に使用され、開閉が自由に行えると同時に、開いた
状態で、ある程度のトルクが加わる状態であれば静止す
るようになっていた。
部分に使用され、開閉が自由に行えると同時に、開いた
状態で、ある程度のトルクが加わる状態であれば静止す
るようになっていた。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の回転角度
調整ヒンジに一例について説明する。第9図は従来の回
転角度調整ヒンジの正面図、第10図は同平面図、第11図
は同側面図である。第9図〜第11図において、15は上部
取り付け金具、16は下部取り付け金具、16aは下部取り
付け金具から出ている折り曲げ部、17はねじ、18はねじ
の回転防止リング、19はねじの回転防止リングの回転防
止金具、20はナイロンシートである。
調整ヒンジに一例について説明する。第9図は従来の回
転角度調整ヒンジの正面図、第10図は同平面図、第11図
は同側面図である。第9図〜第11図において、15は上部
取り付け金具、16は下部取り付け金具、16aは下部取り
付け金具から出ている折り曲げ部、17はねじ、18はねじ
の回転防止リング、19はねじの回転防止リングの回転防
止金具、20はナイロンシートである。
以上のように、構成された回転角度調整ヒンジについ
て、以下その動作について説明する。下部取り付け金具
16と回転防止金具19の間に上部取り付け金具15が挟まれ
ていて、各板の間には摩擦力を生じさせるために、ナイ
ロンシート20が挟まれている。回転防止金具19と上部取
り付け金具15を貫通して、外周にDカットを施してあ
る、ねじ17の回転防止リング18が入れてあり、回転防止
金具19にはDカット加工した穴があいているので、回転
防止リング18のDカット加工の部分とで回転しないよう
になっている。下部取り付け金具16には、ねじのタップ
が加工してあるので、回転防止リング18の中を通ってね
じ17が下部取り付け金具16に止めてある。回転防止金具
19には、切り欠きがあり、下部取り付け金具16から出て
いる折り曲げ部16aがこの切り欠き部に入り込んで回転
防止金具の回転を止めている。この中をねじ17が通るの
で、上部取り付け金具15が動いても、ねじ17は回転しな
い。そして、上部取り付け金具15は両面から、ナイロン
シート20で押さえ付けられているのでこの摩擦力によっ
てある程度のトルクが加わる状態であれば静止してい
る。
て、以下その動作について説明する。下部取り付け金具
16と回転防止金具19の間に上部取り付け金具15が挟まれ
ていて、各板の間には摩擦力を生じさせるために、ナイ
ロンシート20が挟まれている。回転防止金具19と上部取
り付け金具15を貫通して、外周にDカットを施してあ
る、ねじ17の回転防止リング18が入れてあり、回転防止
金具19にはDカット加工した穴があいているので、回転
防止リング18のDカット加工の部分とで回転しないよう
になっている。下部取り付け金具16には、ねじのタップ
が加工してあるので、回転防止リング18の中を通ってね
じ17が下部取り付け金具16に止めてある。回転防止金具
19には、切り欠きがあり、下部取り付け金具16から出て
いる折り曲げ部16aがこの切り欠き部に入り込んで回転
防止金具の回転を止めている。この中をねじ17が通るの
で、上部取り付け金具15が動いても、ねじ17は回転しな
い。そして、上部取り付け金具15は両面から、ナイロン
シート20で押さえ付けられているのでこの摩擦力によっ
てある程度のトルクが加わる状態であれば静止してい
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、大きなトルクが
加わる部分に使用した場合、一定の角度で静止している
ことは困難であり、開閉に等しく摩擦力が生じるため
に、静止させるようにねじを強く締めると開閉するのが
難しくなる。また、角度を設定する際にも、ヒンジ自身
にがたつきが生じるために、設定した角度よりも何度か
異なった角度で静止する。
加わる部分に使用した場合、一定の角度で静止している
ことは困難であり、開閉に等しく摩擦力が生じるため
に、静止させるようにねじを強く締めると開閉するのが
難しくなる。また、角度を設定する際にも、ヒンジ自身
にがたつきが生じるために、設定した角度よりも何度か
異なった角度で静止する。
本発明は、上記課題に鑑み、このような従来の課題を
解決しようとするものであり、開閉が容易に行え、角度
を設定すると、その角度の状態で完全に静止して、回転
式つまみを回すと、角度の固定、静止を解除できる装置
を提供することを目的とするものである。
解決しようとするものであり、開閉が容易に行え、角度
を設定すると、その角度の状態で完全に静止して、回転
式つまみを回すと、角度の固定、静止を解除できる装置
を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の回転角度調整,静
止機能付きヒンジは、線形の細いコイルばねを用い、巻
き線から伸ばした一端をコイルばねを巻く方向から垂直
な方向に曲げ、これを回転端として、他端は巻き線の途
中から、巻き線と垂直方向に折り曲げて伸ばし、これを
固定端とする。このコイルばねの中にコイルばねの中に
内径よりも少々径の大きい回転軸を入れるが、コイルば
ねの内径の方が回転軸の径よりも小さいので回転端と固
定端を持ってコイルばねを開きながら、回転軸支持台の
支持板の間に置いて回転軸を通す。この回転軸とコイル
ばねの回転端を同じ向きに向けて、回転式のつまみを回
転軸と、回転端にはめ込む。さらに、回転軸と回転つま
みには円周方向に溝があるので、この溝に回転軸を中心
に回転つまみだけが回転できるようにばねで挟んで取り
付ける。回転軸の回転つまみを入れない方の端にふたの
取り付け金具を取り付け、固定端は回転軸支持台の一方
の支持部に設けた穴を通して固定されている。
止機能付きヒンジは、線形の細いコイルばねを用い、巻
き線から伸ばした一端をコイルばねを巻く方向から垂直
な方向に曲げ、これを回転端として、他端は巻き線の途
中から、巻き線と垂直方向に折り曲げて伸ばし、これを
固定端とする。このコイルばねの中にコイルばねの中に
内径よりも少々径の大きい回転軸を入れるが、コイルば
ねの内径の方が回転軸の径よりも小さいので回転端と固
定端を持ってコイルばねを開きながら、回転軸支持台の
支持板の間に置いて回転軸を通す。この回転軸とコイル
ばねの回転端を同じ向きに向けて、回転式のつまみを回
転軸と、回転端にはめ込む。さらに、回転軸と回転つま
みには円周方向に溝があるので、この溝に回転軸を中心
に回転つまみだけが回転できるようにばねで挟んで取り
付ける。回転軸の回転つまみを入れない方の端にふたの
取り付け金具を取り付け、固定端は回転軸支持台の一方
の支持部に設けた穴を通して固定されている。
また、上記課題を解決するために本発明の他の回転角
度調整,静止機能付きヒンジは、線形の細いコイルばね
を用い、巻き線から伸ばした一端をコイルばねを巻く方
向から垂直な方向に曲げ、これを回転端として、他端は
巻き線の途中から、巻き線方向に折り曲げて伸ばし、こ
れを固定端とする。このコイルばねの中にコイルばねの
内径よりも少々径の大きい回転軸を入れるが、コイルば
ねの内径の方が回転軸の径よりも小さいので回転端と固
定端を持ってコイルばねを開きながら回転軸を入れる。
この回転軸とコイルばねの回転端を同じ向きに向けて、
回転式のつまみを回転軸と、回転端にはめ込む。さら
に、回転軸と回転つまみには円周方向に溝があるので、
この溝に回転軸を中心に回転つまみだけが回転できるよ
うにばねで挟んで取り付ける。このコイルばねの回転端
から1巻き分の巻き線だけを除いた巻き線部分を外周,
下方から下部支持台で支持し、その上方から、コイルば
ねの回転端から1巻き分の巻き線だけを除いた巻き線部
分を外周,上方から上方固定部によってコイルばねの回
転端より1巻き分を除いた巻き線部分が開かないように
押さえ付け、さらに、回転端を下部支持部との間に挟ん
で締めつける。
度調整,静止機能付きヒンジは、線形の細いコイルばね
を用い、巻き線から伸ばした一端をコイルばねを巻く方
向から垂直な方向に曲げ、これを回転端として、他端は
巻き線の途中から、巻き線方向に折り曲げて伸ばし、こ
れを固定端とする。このコイルばねの中にコイルばねの
内径よりも少々径の大きい回転軸を入れるが、コイルば
ねの内径の方が回転軸の径よりも小さいので回転端と固
定端を持ってコイルばねを開きながら回転軸を入れる。
この回転軸とコイルばねの回転端を同じ向きに向けて、
回転式のつまみを回転軸と、回転端にはめ込む。さら
に、回転軸と回転つまみには円周方向に溝があるので、
この溝に回転軸を中心に回転つまみだけが回転できるよ
うにばねで挟んで取り付ける。このコイルばねの回転端
から1巻き分の巻き線だけを除いた巻き線部分を外周,
下方から下部支持台で支持し、その上方から、コイルば
ねの回転端から1巻き分の巻き線だけを除いた巻き線部
分を外周,上方から上方固定部によってコイルばねの回
転端より1巻き分を除いた巻き線部分が開かないように
押さえ付け、さらに、回転端を下部支持部との間に挟ん
で締めつける。
作用 このような構成によって、回転軸をコイルばねの巻き
が開く方向に回転させるとコイルばねが少し開いて、回
転軸が回転する。ここで、回転つまみは回転軸にはめ込
んで、ばねによって外れないようにしてあるが、回転つ
まみと回転軸の間には相対回転が生じるので、回転軸を
回しても回転つまみは回転しないで、コイルばねと共に
止まっている。また、回転軸をコイルばねの巻きが閉ま
る方向に回転させようとすると、コイルばね全体が回転
軸を締め付けるので回転軸は回転せずに静止する。
が開く方向に回転させるとコイルばねが少し開いて、回
転軸が回転する。ここで、回転つまみは回転軸にはめ込
んで、ばねによって外れないようにしてあるが、回転つ
まみと回転軸の間には相対回転が生じるので、回転軸を
回しても回転つまみは回転しないで、コイルばねと共に
止まっている。また、回転軸をコイルばねの巻きが閉ま
る方向に回転させようとすると、コイルばね全体が回転
軸を締め付けるので回転軸は回転せずに静止する。
また、本発明の他の構成によって、回転軸をコイルば
ねの巻きが開く方向に回転させるとコイルばねは上方支
持部と下方支持部とによって挟まれているので、開かず
に、回転軸だけが回転する。ここで、回転つまみは回転
軸にはめ込んで、ばねによって外れないようにしてある
が、回転つまみと回転軸の間には相対回転が生じるの
で、回転軸を回しても回転つまみは回転しないで、コイ
ルばねと共に止まっている。また、回転軸をコイルばね
の巻きが閉まる方向に回転させようとすると、コイルば
ねの回転端から1巻き分の巻き線が回転軸を締め付ける
ので回転軸は回転せずに静止する。このようにして、回
転角度の調整ができ、がたつくことなく任意の角度での
静止が可能になる。
ねの巻きが開く方向に回転させるとコイルばねは上方支
持部と下方支持部とによって挟まれているので、開かず
に、回転軸だけが回転する。ここで、回転つまみは回転
軸にはめ込んで、ばねによって外れないようにしてある
が、回転つまみと回転軸の間には相対回転が生じるの
で、回転軸を回しても回転つまみは回転しないで、コイ
ルばねと共に止まっている。また、回転軸をコイルばね
の巻きが閉まる方向に回転させようとすると、コイルば
ねの回転端から1巻き分の巻き線が回転軸を締め付ける
ので回転軸は回転せずに静止する。このようにして、回
転角度の調整ができ、がたつくことなく任意の角度での
静止が可能になる。
実施例 以下、本発明の一実施例の回転角度調整,静止機能付
きヒンジについて図面を参照して説明する。
きヒンジについて図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の回転角度調整,静止機能
付きヒンジの正面図、第2図は同平面図、第3図は同右
側面図、第4図は同左側面図である。第1図〜第4図に
おいて、1はコイルばね、1aはコイルばね1の回転端、
1bはコイルばね1の固定端、2は回転軸、2aは回転軸2
に設けてある円周方向の溝、3は回転つまみ、3aは回転
つまみ3に設けてある円周方向に溝、4は回転軸2に回
転つまみ3を取り付けるばね、5は回転軸支持台、6は
ふたの取り付け金具である。上記構成において、回転端
1aと固定端1bを持ってコイルばね1の内径を少し開き、
回転軸支持台5の支持部の間に置いて回転軸2を回転支
持台の支持部に通しながら、コイルばね1の中に入れ
る。固定端1bはコイルばね1の巻き線から巻き線方向に
垂直に折り曲げてあり、これを回転軸支持台5に設けて
ある穴に通して固定し、コイルばね1の回転を防いでい
る。回転軸2と回転端1aに回転つまみ3を差し込んで回
転軸2と回転つまみ3が相対回転できるようにしてい
る。回転つまみ3は回転軸2から外れないようにばね4
を回転つまみ3と回転軸2の両者に設けてある円周方向
の溝2a,3aにはめてある。ふたの取り付け金具6は回転
軸2の端に取り付けてある。回転つまみ3をコイルばね
1が開く方向に回すとコイルばね1が少し開くのでふた
の取り付け金具6によって回転軸2を回すことができ
る。
付きヒンジの正面図、第2図は同平面図、第3図は同右
側面図、第4図は同左側面図である。第1図〜第4図に
おいて、1はコイルばね、1aはコイルばね1の回転端、
1bはコイルばね1の固定端、2は回転軸、2aは回転軸2
に設けてある円周方向の溝、3は回転つまみ、3aは回転
つまみ3に設けてある円周方向に溝、4は回転軸2に回
転つまみ3を取り付けるばね、5は回転軸支持台、6は
ふたの取り付け金具である。上記構成において、回転端
1aと固定端1bを持ってコイルばね1の内径を少し開き、
回転軸支持台5の支持部の間に置いて回転軸2を回転支
持台の支持部に通しながら、コイルばね1の中に入れ
る。固定端1bはコイルばね1の巻き線から巻き線方向に
垂直に折り曲げてあり、これを回転軸支持台5に設けて
ある穴に通して固定し、コイルばね1の回転を防いでい
る。回転軸2と回転端1aに回転つまみ3を差し込んで回
転軸2と回転つまみ3が相対回転できるようにしてい
る。回転つまみ3は回転軸2から外れないようにばね4
を回転つまみ3と回転軸2の両者に設けてある円周方向
の溝2a,3aにはめてある。ふたの取り付け金具6は回転
軸2の端に取り付けてある。回転つまみ3をコイルばね
1が開く方向に回すとコイルばね1が少し開くのでふた
の取り付け金具6によって回転軸2を回すことができ
る。
本発明の他の実施例の回転角度調整,静止機能付きヒ
ンジについて図面を参照して説明する。
ンジについて図面を参照して説明する。
第4図は本発明の一実施例の回転角度調整,静止機能
付きヒンジの正面図、第5図は同平面図、第6図は同側
面図、第7図は同右側面図、第8図は同左側面図であ
る。第5図〜第8図において、7はコイルばね、7aはコ
イルばね7の回転端、7bはコイルばね7の固定端、8は
回転軸、8aは回転軸8に設けてある円周方向の溝、9は
回転つまみ、9aは回転つまみ9に設けてある円周方向に
溝、10は回転軸8に回転つまみ9を取り付けるばね、11
は下方支持部、12は上方支持部、13はふたの取り付け金
具、14はねじである。
付きヒンジの正面図、第5図は同平面図、第6図は同側
面図、第7図は同右側面図、第8図は同左側面図であ
る。第5図〜第8図において、7はコイルばね、7aはコ
イルばね7の回転端、7bはコイルばね7の固定端、8は
回転軸、8aは回転軸8に設けてある円周方向の溝、9は
回転つまみ、9aは回転つまみ9に設けてある円周方向に
溝、10は回転軸8に回転つまみ9を取り付けるばね、11
は下方支持部、12は上方支持部、13はふたの取り付け金
具、14はねじである。
上記構成において、回転端7aと固定端7bを持ってコイ
ルばね6の内径を少々開き、回転軸7を中に入れ、回転
端7aから1巻き分の巻き線を除いたコイルばね6の外周
を下方支持部11と上方支持部12をねじ14によって締め付
け、同時に、コイルばね7の巻き線から巻き線方向に折
り曲げた固定端7bを挟んで固定している。これによっ
て、コイルばね7の回転を防いでいる。回転軸8と回転
端7aに回転つまみ9を差し込んで回転軸8と回転つまみ
9が相対回転できるようにしている。回転つまみ9は回
転軸8から外れないようにばね10を回転つまみ9と回転
軸8の両者に設けてある円周方向の溝8a,9aにはめてあ
る。ふたの取り付け金具13は回転軸8の端に取り付けて
ある。回転つまみ9をコイルばね7が開く方向に回すと
コイルばね7が少し開くのでふたの取り付け金具13によ
って回転軸8を回すことができる。
ルばね6の内径を少々開き、回転軸7を中に入れ、回転
端7aから1巻き分の巻き線を除いたコイルばね6の外周
を下方支持部11と上方支持部12をねじ14によって締め付
け、同時に、コイルばね7の巻き線から巻き線方向に折
り曲げた固定端7bを挟んで固定している。これによっ
て、コイルばね7の回転を防いでいる。回転軸8と回転
端7aに回転つまみ9を差し込んで回転軸8と回転つまみ
9が相対回転できるようにしている。回転つまみ9は回
転軸8から外れないようにばね10を回転つまみ9と回転
軸8の両者に設けてある円周方向の溝8a,9aにはめてあ
る。ふたの取り付け金具13は回転軸8の端に取り付けて
ある。回転つまみ9をコイルばね7が開く方向に回すと
コイルばね7が少し開くのでふたの取り付け金具13によ
って回転軸8を回すことができる。
発明の効果 以上のように本発明の回転角度調整,静止機能付きヒ
ンジによれば、任意の角度で安定に静止して、しかも回
転式のつまみを回すことによって、静止の解除を行うこ
とができ、作業性の向上に大いに有効なものである。
ンジによれば、任意の角度で安定に静止して、しかも回
転式のつまみを回すことによって、静止の解除を行うこ
とができ、作業性の向上に大いに有効なものである。
第1図は本発明の一実施例の回転角度調整,静止機能付
きヒンジの平面図、第2図は同正面図、第3図は同右側
面図、第4図は同左側面図、第5図は本発明の他の実施
例の回転角度調整,静止機能付きヒンジの平面図、第6
図は同正面図、第7図は同右側面図、第8図は同左側面
図、第9図は従来の回転角度調整ヒンジの平面図、第10
図は同正面図、第11図は同側面図である。 1,7……コイルばね、1a,7a……回転端、1b,7b……固定
端、2,8……回転軸、2a,8a……回転軸に設けた円周方向
の溝、3,9……回転つまみ、3a,9a……回転つまみに設け
た円周方向の溝、4,10……ばね、5……回転軸支持台、
6,13……ふたの取り付け金具、11……下方支持部、12…
…上方支持部、14……ねじ。
きヒンジの平面図、第2図は同正面図、第3図は同右側
面図、第4図は同左側面図、第5図は本発明の他の実施
例の回転角度調整,静止機能付きヒンジの平面図、第6
図は同正面図、第7図は同右側面図、第8図は同左側面
図、第9図は従来の回転角度調整ヒンジの平面図、第10
図は同正面図、第11図は同側面図である。 1,7……コイルばね、1a,7a……回転端、1b,7b……固定
端、2,8……回転軸、2a,8a……回転軸に設けた円周方向
の溝、3,9……回転つまみ、3a,9a……回転つまみに設け
た円周方向の溝、4,10……ばね、5……回転軸支持台、
6,13……ふたの取り付け金具、11……下方支持部、12…
…上方支持部、14……ねじ。
Claims (2)
- 【請求項1】一端を巻き線の方向と垂直に曲げて固定端
として、他端を巻き線の根元から垂直に巻き線方向と垂
直に曲げて固定端としたコイルばねと、 そのコイルばねの中に、コイルばねの内径よりも大き
く、コイルばねを広げることによって、コイルばねの中
に入れた、円周方向に溝を有する回転軸と、 前記コイルばねの回転端と回転軸にはめ込んだ円周方向
に溝を有する回転つまみと、 この回転つまみと回転軸を挟むばねと、 前記固定端を止めて、前記回転軸を前記コイルばねの両
端から支持する前記回転軸の支持台と、 前記回転軸に取り付けたふたの取り付け金具 とを備えた回転角度調整,静止機能付き回転ヒンジ。 - 【請求項2】一端を巻き線の方向と垂直に曲げて固定端
として、他端を巻き線の根元から垂直に巻き線方向に曲
げて固定端としたコイルばねと、 そのコイルばねの中に、コイルばねの内径よりも大き
く、コイルばねを広げることによって、コイルばねの中
に入れた、円周方向に溝を有する回転軸と、 前記コイルばねの回転端と前記回転軸にはめ込んだ円周
方向に溝を有する回転つまみと、 この回転つまみと前記回転軸を挟むばねと、 前記コイルばねの回転端から1巻き分の巻き線だけを除
いた巻き線部分を外周,下方から支える下部支持台と、 前記コイルばねの回転端から1巻き分の巻き線だけを除
いた巻き線部分を外周,上方からコイルばねの固定端を
挟んで締めつける上方固定部と、 前記回転軸の端に取り付けたふたの取り付け金具 とを備えた回転角度調整,静止機能付き回転ヒンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31727690A JP2695284B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 回転角度調整、静止機能付き回転ヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31727690A JP2695284B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 回転角度調整、静止機能付き回転ヒンジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04185882A JPH04185882A (ja) | 1992-07-02 |
JP2695284B2 true JP2695284B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=18086426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31727690A Expired - Lifetime JP2695284B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 回転角度調整、静止機能付き回転ヒンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2695284B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP31727690A patent/JP2695284B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04185882A (ja) | 1992-07-02 |
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