JP2695109B2 - シートの分離装置 - Google Patents

シートの分離装置

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JP2695109B2
JP2695109B2 JP5132158A JP13215893A JP2695109B2 JP 2695109 B2 JP2695109 B2 JP 2695109B2 JP 5132158 A JP5132158 A JP 5132158A JP 13215893 A JP13215893 A JP 13215893A JP 2695109 B2 JP2695109 B2 JP 2695109B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、シートがX線フ
ィルムのシートであり、基体がX線カセット内のスクリ
ーンであるところの、基体からのシートの分離装置に関
する。
【0002】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たる米国特許出願第07/892,469号(1
992年6月2日出願)の明細書の記載に基づくもので
あって、当該米国特許出願の番号を参照することによっ
て当該米国特許出願の明細書の記載内容が本明細書の一
部分を構成するものとする。
【0003】
【従来の技術】自動フィルム取扱いシステムの出現ま
で、フィルムシートおよび特にX線フィルムシートは手
動で取扱われていた。すなわち、フィルムシートを暗が
りでカセットに装填し、昼光条件下でそれを露光し、カ
セットを暗室内に取入れ、全て暗がりでカセットを開
き、かつフィルムシートをプロセッサ内に入れ置いてい
た。写真フィルムシートおよび特にX線フィルムシート
(あるいは放射線透過写真)を昼光条件下で取扱うため
には、種々のシステムが利用可能である。そのような自
動X線フィルム取扱いシステムの1つが、米国特許第
4,514,958号に開示されている。
【0004】このようなカセット内のフィルムの自動昼
光取扱いシステムの1つは、カセット内の一対の補力ス
クリーン(intensifying screen)
の間に保管された露光X線フィルムを受取るための装置
である。このシステムは、カセットを自動的に開き、そ
の露光フィルムを取除き、未露光シートをカセットに入
れ置き、カセットを閉じ、および再装填されたカセット
を作業者に排出する。この間に、露光フィルムシートは
その現象のためにフィルムプロセッサに移送される。し
かしながら、カセットを素速く装填(load)および
解装(unload)してフィルム取扱い装置の生産性
を向上しようとする努力は、解装作業中において、フィ
ルムシートのカセット内補力スクリーンの1つへの吸引
により制限されている。フィルムが補力スクリーンの1
つに吸引されているときには、カセットが開かれると
き、フィルムは底部スクリーンには止まらず、むしろ開
いているカセットのドア上の補力スクリーンと共に持上
げられる。従来のシステムでは、頂面ないしはカバース
クリーンへのフィルムの吸引が、カセットからシートを
タイムリイにかつ制御して取除くことを妨げている。さ
らに、X線カセットは、放射線透過写真の品質を高める
ために、フィルムと補力スクリーンとの間から空気を搾
取するよう特に設計されている。このフィルムとスクリ
ーンとの間に空気がないということは、フィルムとスク
リーンとを簡単に分離することの妨げとなっている。シ
ートのスクリーンへの吸引は、主に静電気および真空力
によるが、フィルムの補力スクリーンからの信頼性のあ
る方法による分離を妨げている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】自動フィルム取扱い装
置において、カセットの開閉装置と共に用いられ、カセ
ットが開かれたとき、カセットの表面からタイムリイに
フィルムを分離することを促進する装置への必要性が存
在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、自動X
線カセット取扱い装置内で、上部分と底部分とを有する
X線カセット内の表面からシートを分離する装置であっ
て、シートと表面との間に挿入され、表面からシートを
剥離する剥離要素と、該剥離要素をシートと表面との間
に挿入し、かつ剥離要素をシートを表面から分離しつつ
表面に関して移動する第1手段とを備えたことを特徴と
するシートの分離装置が提供される。
【0007】
【実施例】以下の詳細な説明を通し、図面の全てにおい
て同一参照符号は同一要素を示す。
【0008】図1を参照するに、自動昼光フィルム取扱
い装置10が、本発明に従いカセット開閉装置22との
関連で概略的に描かれたフィルム分離装置25を備え
て、示されている。
【0009】自動昼光フィルム取扱い装置10の作動
は、作業者が、露光フィルムを有し閉じられたカセット
24を、自動昼光フィルム取扱い装置10の実質的遮光
ハウジングの供給トレイ16におけるスロット14に挿
入することにより開始する。スロット14は、カセット
24が装置10に入るのを許容すべく開閉し、しかも装
置10の内部に光が入るのを防止する光ゲート(不図
示)を有している。複数個のローラ20が、カセット2
4を入口スロット14からカセット開閉装置22に移送
する。カセット開閉装置22へのカセット24の移送中
に、カセット24はカセット開閉装置22の前側角部と
整列される。カセット開閉装置22は、カセット24の
ラッチを外し、負圧要素21でもってカセット24の頂
部ドアを持上げることにより、カセット24を開く。一
方、フィルム分離装置25はカセット24内の補力スク
リーンからのフィルムの分離を確実とするように作動す
る。開かれたカセット24内の露光フィルムは、カセッ
ト24の前部または底部の補力スクリーンから負圧作動
の持上げおよび移送装置26により取除かれる。この装
置26は、露光フィルムを持上げ、フィルム転換装置3
0の第1のニップローラ対51A,51Bへ移送する。
例えば、負圧作動持上げ装置26は、米国特許第5,0
83,764号に開示されているようにすることができ
る。
【0010】自動昼光フィルム取扱い装置10は、未露
光フィルムを備えカセット24に再装填するフィルム再
装填装置を含んでいる。作業者は、フィルム取扱い装置
10に関連するコンソール32において、カセット24
の再装填用に要望された型式のフィルムを入力し得る。
代わりに、図2を参照するに、装置10に関連するマイ
クロプロセッサ装置15が、カセット24上のラベルを
読取るセンサから、必要なフィルムの型式を決定するこ
ともできる。自動昼光フィルム取扱い装置は、その1つ
が図2に示されたマイクロプロセッサ15である、複数
のサブシステムのマイクロプロセッサと通信するホスト
コンピュータ(不図示)を有している。
【0011】再度図1を参照するに、適当な新しい、す
なわち未露光のフィルムが、複数のフィルム貯蔵マガジ
ン34の1つから、施与スロット31を通してローラ3
5により駆動される第1の無端ベルト33上に施与され
る。用いられ得る適当なフィルム貯蔵マガジン34の詳
細については、米国特許第4,482,146号を参照
されたい。新しいフィルムが施与されたとき、第1のベ
ルト33は図1において時計回りに動いており、新しい
フィルムの先端縁が、第1ベルト33の上面すなわち上
走行部と、フィルム貯蔵マガジン34の実質的に下で施
与スロット31の側のローラ37との間に形成されたニ
ップに向けられる。フィルム貯蔵マガジン34と関連す
る各ローラ37は、それ自体と第1ベルト33の上走行
部との間にニップを形成しているので、新しいフィルム
は、第1のベルト33上を、第1のベルト33と第2の
無端ベルト39との間に形成されたニップに向けて移送
される。第2のベルト39は、第1のベルト33との摩
擦接触により駆動され、図1において反時計回りに動い
ている。フィルムの先端縁が第2のベルト39に接触す
ると、フィルムは、第1のベルト33および第2のベル
ト39間のニップに向けられ、フィルムをシュート36
へ移送する。第1および第2の無端ベルト33,39は
各々複数本のベルトを有していてもよい。
【0012】新しいフィルムは、シュート36を下りニ
ップローラ対38に至る。ニップローラ対38は、新し
いフィルムを保持し、該新しいフィルムを開いているカ
セット24内に入れ置くために、図1の矢印Aの方向に
延びる。カセット開閉装置22はカセット24を閉じ、
カセット24のラッチをかける。複数個のローラ20
は、カセット24をカセット開閉装置22から移送し、
供給トレイ16上に排出する。
【0013】その間に、負圧作動の持上げ装置26は、
カセット24から取除かれたフィルムを、フィルム転換
装置30の第1のニップローラ対51A,51Bに向け
て移送する。負圧作動の持上げ装置26のフィルム転換
装置30に向けての移動は、ホストコンピュータに対し
露光フィルムの存在に関する情報を提供する。ホストコ
ンピュータはまた、フィルム取扱い装置10に関連する
プロセッサ42の供給シュート40におけるフィルムの
存在についての情報を受取る。ホストコンピュータは、
フィルムがプロセッサ42に直接移送され得るか、ある
いは後で施与するために中間フィルム貯蔵装置12に移
送されるべきかを決定し、それに従って露光フィルムを
適当な径路に案内するために、フィルム転換装置30の
動きを指示する。用いられ得る適当なフィルム転換装置
30の詳細については、米国特許出願番号07/79
6,520号を参照されたい。用いられ得る適当なフィ
ルム貯蔵装置12の詳細については、米国特許出願番号
07/797,486号を参照されたい。
【0014】自動昼光フィルム取扱い装置10の信頼性
および性能は、主に静電気および負圧力のために、フィ
ルムが表面、すなわち補力スクリーンの1つに付着する
ことによって妨げられる。自動昼光フィルム取扱い装置
においては、カセット24は開閉の繰返し中に水平に保
たれる1つの部分を有している。この部分を、以後、カ
セット底部ないしは前部分44と称す。図3参照。カセ
ット開閉装置22によって上下されるカセットの部分
を、以後、カセット上部ないしはカバー部分46と称
す。同様に、カセット前部分44に配置されている表面
ないしは補力スクリーンを前表面ないしは前側補力スク
リーン47と称す。カセットカバー46に配置されてい
る表面ないしは補力スクリーンをカバー表面ないしはカ
バースクリーン48と称す。図5参照。カセット開閉装
置22によって開かれたとき、もしフィルムがカセット
24の前側スクリーン47に付着していれば、図1に図
示された負圧作動持上げ装置26は、カセット24から
フィルムを持上げ移送するために、静電気および/また
は負圧力に打勝つよう、米国特許第5,083,764
号に開示されたように設計され得る。カセット24が開
かれたとき、もし、フィルムがカセット24のカバース
クリーン48に付着していれば、米国特許第5,08
3,764号に開示された負圧作動持上げ装置26は、
カセット24からフィルムを持上げ移送するためにその
フィルムに接触することができない。本発明のフィルム
分離装置25は、フィルムをカバースクリーン48から
分離することを確実とし、結果的に、負圧作動持上げ装
置26が、それから前側スクリーン47からフィルムを
持上げ、かつフィルムをその意図された径路に移送でき
る。
【0015】図3,図4および図5を参照するに、フィ
ルム分離装置25がカセット開閉装置22と共に示され
ている。カセット開閉装置22は、上側部分49、すな
わちカセットドア開閉機構を有している。カセットドア
開閉機構は、図2に取外されて示されている。カセット
開閉装置22は、自動昼光フィルム取扱い装置10のフ
レームに取付けられるサブフレーム50を有している。
サブフレーム50は、第1側面52,第2側面54およ
び第3側面56を有している。スペーサ部材57が、カ
セット24をカセット開閉装置22内に適切に位置させ
るために、サブフレーム50の第1側面52の近傍に配
置されている。カセット24の前側角部は、スペーサ部
材57およびサブフレーム50の第3側面56の角部に
配置されている。以後、これをサブフレーム50の前側
角部(図3に示すように)と称す。カセット24は、サ
ブフレーム50の前側角部におけるカセット24の前側
角部との関係、およびフィルムと両スクリーン47,4
8の表面との関係において、剥離要素85の初期位置を
示すために、カセット開閉装置22によって部分的に開
かれている。第1ガイド70および第2ガイド72が、
スペーサ部材57の上面58に取付けられている。シャ
フト75が、サブフレーム50の第3側面56に平行な
いしはほぼ平行に、第1側面52および第2側面54の
間に延びて設けられている。このシャフト75は第1端
部76および第2端部78を有している。
【0016】図6に示すように、キャリア80は、通路
81、およびシャフト75に摺動自在に係合すべく取付
けられたベアリング79を有している。ベアリング79
は、キャリア80に、騒音および摩耗を配慮して取付け
られている。キャリア80は、垂直に、かつカセット開
閉装置22内の開かれたカセット24の水平部分44の
前側角部あるいはその近傍の一番高い表面よりも若干上
方に延びる一体部材84を有している。開かれたカセッ
ト24の水平な前部分44の一番高い表面は、典型的に
はカセット24のリップ縁83である。
【0017】リール装置60が、サブフレーム50の第
1側面52に対するブラケット62上に取付けられてい
る。リール装置60は、ねじりばね(不図示)を備えた
リール65を有している。本発明において使用に適する
剥離要素は、部分的に開かれたカセット24内で、片持
支持されたフィルム部分の上方の局部内に点在され得る
ところの要素である。剥離要素85の1つの実施例は、
第1端部86および第2端部87を有するケーブル88
として形成されている。剥離要素85はモノフィラメン
トから作られてもよい。モノフィラメントは、それがケ
ーブルとして形成されたとき、剥離要素85と同様に作
用する。しかしながら、剥離要素85は、好ましくはナ
イロン被覆されたステンレス鋼ケーブルである。好まし
いリール装置60および剥離要素85は、ペンシルベニ
ア州ハットフィールドのAmetek,Humter
Spring Divisionから単一ユニットとし
て販売されている4575−4型リール装置である。ケ
ーブル88の第1端部86は、リール装置60のリール
65に係止されており、ケーブル88の一部はリール装
置60のリール65に巻かれている。ケーブル88は、
第1ガイド70および第2ガイド72によって、ケーブ
ル88がサブフレーム50の前側角部内の開かれたカセ
ット24の前側角部ないしはその近傍に位置するよう
に、向けられている。ケーブル88の第2端部87は、
キャリア80の延伸された部材84に係止されている。
このねじりばね式リール65は、ケーブル88のほぼ一
定のテンションを維持し、一方、キャリア80がシャフ
ト75に沿って移動されたとき、ケーブル88の延び出
しを許容する。
【0018】移送装置90は、キャリア80をシャフト
75上において、開閉装置22の第1側面52および第
2側面54の間で動かす。図3および図4を参照する
に、移送装置90は、モータシャフト93を有するモー
タ装置92,第1プーリ94,第2プーリ95およびベ
ルト96を備えている。モータ装置92はサブフレーム
50の第3側面56の延長部に取付けられている。延長
部は、サブフレーム50の第2側面54を過ぎて延びて
おり、モータシャフト93が延長部を貫通している。モ
ーションエンコーダ97がモータ装置92に連結されて
いる。図4参照。エンコーダ97は、マイクロプロセッ
サ15に後述のフィルム分離シーケンスの間、シャフト
75上の種々の位置にキャリア80を位置させることを
可能とする。第1プーリ94はモータシャフト93にマ
ウントされている。第2プーリ95は、サブフレーム5
0の第3側面56の第2延長部にマウントされている。
ベルト96は第1プーリ94および第2プーリ95の周
りに位置されている。キャリア80は、図5に示すよう
に、ねじ98のようなものでベルト96に結合されてい
る。キャリア80は、モータ装置92が励磁され、ベル
ト96が第1プーリ94および第2プーリ95の周りを
移動するに従い、シャフト75上を動く。ばね99がベ
ルト96内にマウントされており、中心が固定されたプ
ーリの使用を容易とし、かつキャリア80を移動すべく
励磁されたときに直接駆動モータ装置92の衝撃を低減
している。
【0019】剥離要素85の他の実施例が、図7および
図8に示されている。図7はナイフ状刃150の形態と
した剥離要素85の第2実施例を示しており、刃150
はキャリア80の一体部材84からカセット24に向け
て突出している。刃150は、部材84と一体化(例え
ば、1ピース)されるか、適当な方法で部材84にマウ
ントされてもよい。刃150は、部分的に開かれたカセ
ット24内の片持支持されたフィルム部分151の上方
に点在されている。刃150は、ケーブル状の形態の剥
離装置とほぼ同様の方法で作用し、フィルムをカセット
24内の表面から分離する。
【0020】図8は、引込み可能なピン160の形態の
剥離装置85の第3実施例を示している。本実施例で
は、引込み可能なピン160はピン装置162に連結さ
れている。ピン装置162は、カセット開閉装置22の
サブフレーム50の第3側面56にマウントされてい
る。ピン装置162は、ハウジング166内にマウント
されたソレノイド164を含んでいる。ハウジング16
6は開口(不図示)を有しており、該開口は、ソレノイ
ド164のコア部材168がハウジング166の外側に
延出し、かつハウジング166およびソレノイド164
内に引込まれるのを許容する。引込み可能なピン160
は、コア部材168の端部に連結されている。保持ピン
170が、引込み可能なピン160に、コア部材168
に連結しているその端部近傍でマウントされている。コ
イルばね172が、保持ピン170とハウジング166
との間で引込み可能なピン160上に配置されている。
ソレノイド164は、電源(不図示)に接続されるプラ
グ174を有している。ソレノイド164が励磁される
と、引込み可能なピン160はカセット24から離れハ
ウジング166内に引込まれ、コイルばね172が圧縮
される。ソレノイド164の非励磁時には、コイルばね
172はゆるみ、引込み可能なピン160はハウジング
166から離れて延び、フィルムの上で、部分的に開か
れたカセット24のカバースクリーンおよびスクリーン
支持体の切欠部分180内に点在される。引込み可能な
ピン160およびピン装置162は、カセット開閉装置
22の第1側面52および第2側面54の間に位置され
ており、引込み可能なピン160はカセット24の前側
角部から固定の距離離間されて、フィルム取扱い装置に
使用される全ての寸法のカセットに対し、カセット表面
からフィルムを適切に分離する。
【0021】フィルムシートとカバー補力スクリーン4
8との間に剥離部材85を信頼性をもって位置させるこ
とを促進するために(図5参照)、サブフレーム50の
前側角部内のカセット24の角部に位置されたスクリー
ン48の表面から、フィルムを初期的に分離する手段を
用いることが好ましい。図9に詳細に示されている1実
施例では、ウィンドウカセットにおいて、カセット24
が開かれると、フィルムは自然にスクリーン48から片
持支持となり離れる。図9はウィンドウカセットにおけ
るウィンドウ領域112を示している。ウィンドウカセ
ットは、カバースクリーン48およびスクリーン支持体
123(例えば、発泡体)内の前側角部(一般に放射線
産業ではブロッカ位置(blocker positi
on)と称されている)に、切欠領域ないしはスペース
110を有している。剥離要素85は、カセット24が
その最小の高さまで開かれたとき、カセット24に入
り、かつ切欠領域110で片持支持されたフィルムの上
側に位置される。カセット24がさらに若干開けられる
と、剥離要素85は、カセットカバー46が全開される
前に、フィルムおよびスクリーンの間に充分に位置され
る。図8に示すように、ウィンドウのないカセットは、
カバースクリーン48および発泡支持体123に切欠1
15を有することができる。これはウィンドウカセット
にまねて、スペースないしはウィンドウ状切欠領域11
5を創出し、ウィンドウ状切欠を備えたカセットと同様
の結果を得るものである。
【0022】図11および図12に詳細に示された代り
の実施例では、小さなポリエステル性片持梁ばね120
が、カセット24の前側角部(サブフレーム50の前側
角部内)でカバー補力スクリーン48上に配置されてい
る。ばね120は、第1部材121と第2部材122と
を有している。片持梁ばね120の第1部材121が、
カセット24のスクリーン48およびスクリーン支持部
材123、すなわち発泡支持体の間に固設され、かくて
片持梁ばね120の第2部材122が、フィルムがカセ
ット24内にあるとき、フィルムとカバースクリーン4
8との間に位置される。カセット24が開けられると、
ばね120の第2部材122は、カバースクリーン48
から離れて延び、カセット24の前側角部においてフィ
ルムをカバースクリーン48から局部的に撓ませる。そ
して、フィルムシートとカバー補力スクリーン48との
間に(例えば、図3および図7に示した)剥離要素85
を置くための初期位置を創出する。好ましくは、剥離要
素85はカバー補力スクリーン48と接触しない方がよ
い。
【0023】代替的に、図13に示すように、剥離要素
85を初期において適正に置くための逃げないしはへこ
みを設けるために、スクリーン48の表面をフィルムか
ら離してカセットカバーに向け局部的に変形することも
可能である。しかしながら、この場合には、剥離要素8
5はカバー補力スクリーン48に接触ないしは極めて接
近するかもしれない。剥離要素85を補力スクリーン4
8上に接触させるのは、補力スクリーンをすり減らし、
さもなくば傷付け、そしてスクリーン48の使用可能寿
命を短くするから、望ましくない。
【0024】図14および図15を参照するに、本発明
のフィルム分離装置25は、自動昼光フィルム取扱い装
置10内において、カセット24からのフィルム解装
(アンロード)シーケンスとして以下のように作動す
る。フィルム分離装置の作動は、ケーブル88の形態の
剥離要素85に関して述べられる。解装されるべきカセ
ット24は、開閉装置22によってその装置の前側角部
に配置される。開閉装置22の上側部分49は、前部分
44に関して部分的に持上げられる。センサ(不図示)
によって発生された信号、すなわちカセット24がブロ
ック200に示すように解装される用意ができていると
いう信号がマイクロプロセッサ15に送られる。フィル
ム解装シーケンスは、カセット開閉装置22の上側部分
49における負圧要素21との関連によって、ブロック
202に示すように、負圧供給をスタートすることによ
り開始する。ブロック204でオープナと称されてい
る、カセット開閉装置22の上側部分49が下げられる
と、上側部分49内の光学センサ装置19が、カセット
カバー46の外側のバーコードの上方に位置される。ブ
ロック206で示されるように、カセット24上のバー
コードが読取られ、カセットのタイプおよびサイズの情
報および他の情報が自動昼光フィルム取扱い装置10に
関連するホストコンピュータに与えられる。カセット開
閉装置22の上側部分49における負圧要素21はカセ
ットカバー46に接触し、かつ吸引する。ブロック21
0に示すように、本発明のフィルム剥離装置25のキャ
リア80は、シャフト75の第1端部76あるいはその
近傍に配置されたホームポジションに位置される。ホス
トコンピュータに送られた情報、あるいは技術者による
手動のオーバライドから、フィルム分離装置25が作動
される必要があるか否か、すなわち移送装置90によ
り、シャフト75上にキャリア80を移動させて剥離要
素85がカバースクリーン48からフィルムを分離する
必要があるか否かが判断される(ブロック212参
照)。
【0025】自動昼光フィルム取扱い装置10は、フィ
ルムおよびカセットの複数のタイプおよびサイズのもの
を取扱うことができるので、フィルム分離装置にとって
は、特定のフィルムおよび/またはカセットのタイプに
対しては作動することが必要でないかもしれないのであ
る。例えば、フィルム分離装置は、カバースクリーンを
有しないカセットを解装するとき、またはフィルムがカ
バー表面ないしはカバースクリーン48から曲がって離
れる自然の性向を有しているときには、作動する必要が
なくともよい。この場合には、フィルム解装シーケンス
はフィルム分離装置25の作動をスキップ(ブロック2
12からの線A参照)して、図15のブロック226に
おけるカセット24の開きに進む。
【0026】解装されるべきカセットおよび/またはフ
ィルムが、フィルム分離装置の作動を必要とする(ブロ
ック212からの線B参照)なら、シャフト75上のキ
ャリア80の初期およびその後の位置、および開閉装置
22の上側部分49の開く高さは、解装されるべきカセ
ットの特異な諸元、例えばカセットのタイプによって決
定される。特に、キャリア80は、ホームポジションと
シャフト75の第2端部78の近傍との間の初期および
その後の分離位置について、移送装置90と関連するエ
ンコーダ97により制御されて、シャフト75上に位置
される。開閉装置22の上側部分49は、この開閉装置
22と関連するエンコーダ17(図2参照)によって与
えられる位置情報に従い、モータ装置13によって初期
およびその後の分離位置にまで持上げられる。開かれて
いるカセットのタイプに従い、フィルム分離装置25
は、以下のフィルム分離シーケンスにおいて、シャフト
75上のキャリア80を適正に位置せしめ、かつモータ
装置13は開閉装置22の上側部分49を持上げる。
【0027】(a)開閉装置22の上側部分49が、初
期ないしは最小の高さに持上げられる。
【0028】(b)キャリア80が、シャフト75上の
初期位置に移動され、かくて剥離要素85は、サブフレ
ーム50の前側角部において、カセット24と共にフィ
ルム縁部ないしはその近傍に適正に配置される。
【0029】(c)上側部分49が、第2高さに若干持
上げられる。
【0030】(d)キャリア80が、シャフト75上
を、剥離要素85がフィルムとカバースクリーン48と
の間に信頼性をもって位置されることを確実としつつ、
その第2端部78に近づく第2位置まで動かされる。
【0031】さらに、(e)上側部分49が、第3高さ
に持上げられる。
【0032】(f)キャリア80が、剥離要素85をフ
ィルムの全幅を横切って延ばしつつ、かつ剥離要素85
をフィルムとカバースクリーン48との間に点在させつ
つ、シャフト75の第2端部78ないしはその近傍に配
置された第3位置まで動かされる。
【0033】上側部分49の持上げとキャリア80の移
動とは同時に起ること、例えばステップ(a)および
(b)は同時に起り得ることが、理解されるべきであ
る。同様に、ステップ(c)および(d)も同時に起り
得る。さらに、同様に、ステップ(e)および(f)も
同時に起り得る。
【0034】図15は、種々の条件下においてステップ
(a)ないし(f)を表わすブロックを含んでいる。ブ
ロック214を参照するに、もし、解装されているカセ
ット24がウィンドウ切欠ないしはウィンドウ状の切欠
を有しておらず、かくて例えば、フィルムとスクリーン
との分離を開始するために、図11および図12に示し
たような片持梁ばね120を用いているのであれば、ス
テップ(a)および(b)はブロック218によって表
わされているように実行される。特に、ステップ(a)
においては、開閉装置22の上側部分49が、オープナ
のエンコーダ17に指示された初期ないしは最小の高さ
位置29まで持上げられ、ステップ(b)においては、
キャリア80が、エンコーダ97に関連してシャフト7
5上の初期位置である位置125に移動され、かくて剥
離要素85は、サブフレーム50の前側角部においてカ
セットと共にフィルム縁部ないしその近傍に適正に配置
される。
【0035】もし、解装されているカセット24がウィ
ンドウ110を有しているなら、フィルム分離装置25
に対して考慮すべきウィンドウの2つのサイズが典型的
に存在する(ブロック216参照)。カセットにおける
ウィンドウの1つの典型的な標準サイズは、約1インチ
幅で3インチ長さである。ブロック220は、このよう
なカセットに対するステップ(a)および(b)を表わ
している。ステップ(a)においては、開閉装置22の
上側部分49が、オープナのエンコーダに指示された初
期ないしは最小の高さ位置29まで持上げられ、ステッ
プ(b)においては、キャリア80が、シャフト75上
で、剥離要素85をウィンドウ切欠スペース110内で
自然に片持支持されているフィルムないしはその近傍に
適正に位置すべく、適正なエンコーダ位置(すなわち、
80)に位置される。乳房造影法用カセットは、標準サ
イズウィンドウよりも狭いウィンドウを有している。ブ
ロック222は、このようなカセット用のステップ
(a)および(b)を表わしている。ステップ(a)に
おいては、開閉装置22の上側部分49は、オープナの
エンコーダ17に関連する位置28まで持上げられる。
ステップ(b)においては、キャリア80が、シャフト
75上で、剥離要素85をより狭いウィンドウ切欠領域
110内で自然に片持支持されているフィルムないしは
その近傍に適正に位置すべく、エンコーダ97による位
置95に位置される。ウィンドウカセットにならうべ
く、スクリーンおよび発泡支持体の切欠領域115、す
なわちウィンドウ状切欠領域を有しているカセットは、
ブロック222に記述されているオープナおよびキャリ
アのエンコーダ位置に従う。ブロック218,220お
よび222内に示されているように、上側部分49およ
びキャリア80に関連する数は、開閉装置22および移
送装置90に関連する好ましいエンコーダ位置を表わし
ている。数が大きい程、上側部分49の高さは高く、シ
ャフト75上のキャリア80はホームポジションから遠
ざかっている。
【0036】各場合において、ステップ(a)および
(b)の後にステップ(c)および(d)が、ブロック
219,221および223内に示される関連するエン
コーダ位置に実行される。それから、ステップ(e)お
よび(f)が、ブロック224に示されるように実行さ
れる。開閉装置22の上側部分49は、第3の高さ(オ
ープナのエンコーダ位置31と関連する)に持上げら
れ、キャリア80は、移送装置90によりシャフト75
上を、シャフト75の第2端部78ないしはその近傍に
位置する第3位置(キャリアのエンコーダ位置900と
関連する)に移送される。
【0037】それから、開閉装置22の上側部分49が
全開位置(226参照)にまで持上げられたとき、カセ
ット24のカバー46が持上げられ、剥離要素85は、
フィルムがカバースクリーン48に追従するのを妨げ、
フィルムをカバースクリーン48から剥離する。フィル
ムがカセット24内でおさまる時間を許容するよう遅延
される(ブロック228参照)。キャリア80はホーム
ポジションに戻され(ブロック230)、フィルム分離
シーケンスが終了する(ブロック232)。かくて自動
昼光フィルム取扱い装置10の作動において前に述べた
ようにフィルム解装シーケンスが続行される。
【0038】分離装置25は、カバー補力スクリーン4
8からのフィルムの剥離と関連して述べられたが、分離
装置25は、X線フィルムを前側スクリーン47から分
離するのを含み、いかなるフィルムをもいかなる平坦面
から分離するのに容易に使用され得る。
【0039】上述した本発明の教示の利益を有すれば、
当業者は種々の変形をなすことができる。このような変
形は請求の範囲に記載の本発明の範囲に含まれると解す
べきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシート分離装置を備えたカセット
の開閉装置の概略を含む自動フィルム取扱い装置の簡略
化した概略断面図である。
【図2】カセット開閉装置の斜視図である。
【図3】本発明によるシート分離装置の一実施例を示す
よう上部分を取除いたカセット開閉装置の斜視図であ
る。
【図4】カセットのドア上の補力スクリーンに吸引され
たフィルムを有する、部分的に開かれたカセット内の適
所のシート分離装置における、剥離要素の一実施例を示
すよう上部分を取除いたカセット開閉装置の上面図であ
る。
【図5】ウィンドウ切欠領域を有するカセットを備えた
シート分離装置の分解前面図である。
【図6】シート分離装置のキャリアの分解図である。
【図7】カセットのドア上の補力スクリーンに吸引され
たフィルムを有する、部分的に開かれたカセット内の適
所の剥離要素の他の実施例、ナイフ刃の形状をなしてい
る、を示すシート分離装置の斜視図である。
【図8】剥離要素の他の代替実施例、引込み可能なピン
の形状をなしている、を示すシート分離装置の斜視図で
ある。
【図9】ウィンドウ切欠を有するカセットを備えたシー
ト分離装置の斜視図である。
【図10】ウィンドウ状の切欠領域を有するカセットを
備えたシート分離装置の前面図である。
【図11】シートの分離を開始するばね部材を有するカ
セットを備えたシート分離装置の斜視図である。
【図12】カセットに保有されるシートの分離を開始す
るためにカセット内で用いられるのに適した片持梁ばね
の斜視図である。
【図13】カセットカバーに対し局部的に変形された補
力スクリーンの部分を有するカセットを備えたシート分
離装置の前面図である。
【図14】本発明の装置により自動フィルム取扱い装置
のカセットの補力スクリーンからシートを分離する、フ
ィルム解装シーケンスのフローチャートである。
【図15】図14のフローチャートの続きのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 自動昼光フィルム取扱い装置 12 中間フィルム貯蔵装置 13 モータ装置 14 スロット 16 供給トレイ 17 エンコーダ 20 ローラ 21 負圧要素 22 カセット開閉装置 24 カセット 25 フィルム分離装置 26 持上げ移送装置 30 フィルム転換装置 31 施与スロット 32 コンソール 33 第1無端ベルト 34 貯蔵マガジン 35 ローラ 36 シュート 38 ニップローラ対 39 第2ベルト 40 供給シュート 42 プロセッサ 44 カセット底部,前部分 46 カセット上部,カバー部分 47 前表面,前側補力スクリーン 48 カバー表面,カバースクリーン 49 上側部分 50 サブフレーム 51A,51B ニップローラ対 52 第1側面 54 第2側面 56 第3側面 57 スペーサ部材 60 リール装置 62 ブラケット 70 第1ガイド 72 第2ガイド 75 シャフト 76 第1端部 78 第2端部 79 ベアリング 80 キャリア 81 通路 83 リップ縁 84 一体部材 85 剥離要素 86 第1端部 87 第2端部 88 ケーブル 90 移送装置 92 モータ装置 93 モータシャフト 94 第1プーリ 95 第2プーリ 96 ベルト 97 エンコーダ 150 ナイフ状刃 151 フィルム部分 160 引込み可能なピン 162 ピン装置 164 ソレノイド 168 コア部材 179 保持ピン 172 コイルばね 174 プラグ

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動X線カセット取扱い装置内で、上部
    分と底部分とを有するX線カセット内の表面からシート
    を分離する装置であって、 シートと表面との間に挿入され、表面からシートを剥離
    する剥離要素と、 該剥離要素をシートと表面との間に挿入し、かつ剥離要
    素をシートを表面から分離しつつ表面に関して移動する
    第1手段とを備えたことを特徴とするシートの分離装
    置。
  2. 【請求項2】 前記剥離要素は、第1端部、中間部およ
    び第2端部を有する細長い部材として形成されており、 前記第1手段は、 表面の側縁の近傍に第1端部を固設し、剥離要素の延び
    を許容しつつ剥離要素内の実質的に一定のテンションを
    維持する第2手段と、 第2端部をカセットの前縁を横切って移送する第3手段
    とを備え、 カセットが開かれ、第3手段がホームポジションからス
    タートし、剥離要素の第2端部をカセットの前縁を横切
    って移送させたとき、中間部がシートと表面との間に侵
    入し、シートを表面から分離しつつシートに対し摺るよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 第1手段はさらに、 カセットを開く第4手段と、 カセットが開かれている間に、剥離要素の第2端部がカ
    セットの前縁を横切って移送されるように第3手段およ
    び第4手段を制御する第5手段とを備えていることを特
    徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 第2手段はさらに、 剥離要素の延びを許容しつつ剥離要素内の実質的に一定
    なテンションを維持するリール装置を備えていることを
    特徴とする請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 第2手段はさらに、 カセットが自動カセット取扱い装置の前側角部にあると
    きに、第1端部を表面の側縁の近傍に固設する少なくと
    も1つのガイドを備えていることを特徴とする請求項2
    に記載の装置。
  6. 【請求項6】 第3手段はさらに、 ケーブルの第2端部に接続され通路を有するキャリア
    と、 カセットが自動カセット取扱い装置の前側角部にあると
    き、前縁に平行で前記通路を貫いて延びキャリアを支持
    するシャフトと、 シャフトに沿ってキャリアを移動させる第6手段とを備
    えていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  7. 【請求項7】 第6手段はさらに、 モータシャフトを有するモータ装置と、 モータシャフト上の第1プーリと、 第2プーリと、 第1プーリと第2プーリとの回りに位置され、キャリア
    が接続されたベルトとを備えることを特徴とする請求項
    6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 補力スクリーンを有する上部分と底部分
    とを有するX線カセットを備え、前記表面は補力スクリ
    ーンの表面であることを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 さらに、表面の前側角部からシートの前
    側角部の分離を開始する第7手段を備えたことを特徴と
    する請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 第7手段は、表面の前側角部にマウン
    トされたばね部材を備えていることを特徴とする請求項
    9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 第7手段は、表面の前側角部に逃げま
    たは切欠領域を備えていることを特徴とする請求項9に
    記載の装置。
  12. 【請求項12】 剥離要素は挿入端部と固定端部とを有
    するナイフ状の刃の形状であり、 第1手段はさらに、 刃の固定端部に接続され通路を有するキャリアと、 前縁に平行で前記通路を貫いて延びキャリアを支持する
    シャフトと、 シャフトに沿ってキャリアを動かす第8手段とを備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  13. 【請求項13】 剥離要素はさらにピンを有し、 第1手段はさらに、 表面の前縁部から引き込まれた第1位置と、シートと上
    部分または底部分との間にピンが延出する第2位置との
    間でピンを作動させる第9手段と、 カセットを開いたときに延出されたピンがシートを表面
    から剥ぐようにカセットを開く第10手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の装置。
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