JP2693277B2 - 電子部品用半田ディップ装置 - Google Patents

電子部品用半田ディップ装置

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JP2693277B2
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江 謙 三 藤
部 省 悟 服
井 一 之 吉
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株式会社 東京ウェルズ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品、例えばダイ
オード、コンデンサ、抵抗器等の電子部品のアキシアル
形リード線に半田被覆を自動的に行なうための電子部品
用半田ディップ装置に係り、とりわけ電子部品の両側に
設けられたリード線に正確に半田被覆を行なうことがで
きる電子部品用半田ディップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】両側にリード線41を有する電子部品4
0の形状を第11図に示す。このような形状の電子部品
40は樹脂成型によって外装される場合には、ジメット
線、CP線等の裸線がリード線41として使用される。
しかしながら、電子部品40の完成品は基板に半田付し
て用いられるため、製造工程の終りで半田ディップ装置
等によってリード線41の表面に半田被覆を施す必要が
ある。
【0003】半田ディップ装置はリード線41を垂直に
して半田槽の溶融半田に浸漬するものであり、しかも電
子部品本体は半田の中に浸漬することは出来ないので、
半田被覆は片側ずつ行なう必要がある。このため、半田
槽は2槽設けられており、2槽の半田槽の間で電子部品
の持換えが必要となる。
【0004】従来の半田ディップ装置においては、クリ
ップ状のクランプ治具を多数チェンに取り付けてクラン
プ搬送するか、磁性を有するリード線41の場合にはマ
グネット着磁治具を多数チェンに取り付けて着磁搬送す
る方法が用いられている。
【0005】しかしながら、いずれの場合も2槽の半田
槽間において電子部品の持換えが必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、2槽の
半田槽間において電子部品を持換える必要があるが、こ
の持換え作用は、クランプ治具そのものを反転して行な
うか、またはクランプ治具から電子部品を取外して再度
クランプして行なっている。しかしクランプ治具そのも
のの反転は、装置が複雑化してしまうという問題があ
り、また、電子部品を取外して再度クランプする作業は
煩雑である。
【0007】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、迅速かつ正確にリード線の半田被覆を行な
うことができる電子部品用半田ディップ装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【発明の構成】本発明は、電子部品をその長手方向と直
交する方向に配置してクランプする細長状クランプ治具
が連続的に取付けられたクランプコンベアを備え、前記
クランプ治具は前記電子部品を貫通させてクランプする
開口を有し、かつ前記クランプ治具は前記クランプコン
ベアの搬送方向に直交する方向に揺動自在となってお
り、前記クランプコンベアの両側に前記クランプ治具に
よってクランプされた電子部品を浸す上流側半田槽およ
び下流側半田槽を各々設け、前記下流側半田槽の上流側
近傍に、クランプ治具の開口を開として電子部品のクラ
ンプ位置を調整するクランプ位置調整装置を設けたこと
を特徴とする電子部品用半田ディップ装置である。
【0009】
【作用】クランプ治具によって電子部品の一方側をクラ
ンプし、クランプ治具を揺動させて電子部品の他方側を
上流側半田槽内に浸し、次にクランプ治具を他側へ揺動
させてクランプ位置調整装置により電子部品のクランプ
位置を調整して電子部品の他方側をクランプし、その後
電子部品の一方側を下流側半田槽内に浸す。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図10は本発明による電子部品用
半田ディップ装置の一実施例を示す図である。
【0011】まず、図2および図3により、電子部品用
半田ディップ装置の概略について説明する。図2および
図3に示すように、電子部品用半田ディップ装置10
は、図11に示す電子部品40を投入するパーツフィー
ダ11、電子部品40を落下させる直線シュート12、
電子部品を整列させるジグザグシュート13、および分
配回転体14を順次設けて構成されている。また分配回
転体14の下方には、電子部品40を横方向に並べて搬
送する予備コンベア15が配設されている。この予備コ
ンベア15はアタッチメント付チェンからなり、予備コ
ンベア15の上方には、電子部品40の静電気除去を行
なう静電気除去ブラシ16、およびリード線41を直線
状に延ばすストレーナ17が順次配設されている。さら
に予備コンベア15の下流側には、クランプコンベア3
1が配設され、予備コンベア15とクランプコンベア3
1との間には、予備コンベア15からクランプコンベア
31側へ電子部品40を移送する移送装置が設けられて
いる。この移送装置は図6乃至図9に示すように、後述
するクランプ治具32の開口33を開放させるためにク
ランプ治具32の上方に設けられた開放コンベア18
と、開放された開口33内に電子部品40を挿着させる
ため、電子部品40を側方から押圧するガイド22とか
らなっている。
【0012】図1に示すように、クランプコンベア31
は、電子部品40をその長手方向と直交する方向にクラ
ンプする細長状クランプ治具32を連続的に複数有して
いる。この電子部品40は両側にリード線41を有して
いる。
【0013】各クランプ治具32は電子部品40を貫通
させてクランプする開口33を有しており、またクラン
プ治具32は、クランプコンベア31の搬送方向(図1
の紙面に対して垂直方向)に対して直交する方向に揺動
自在となっている。クランプ治具32には、ストッパ3
5が摺動自在に設けられ、このストッパ35はスプリン
グ37によって開口33を閉じる方向に付勢されてい
る。またストッパ35の先端部には、ストッパ35を摺
動させるレバー34が取付けられている。さらにクラン
プ治具32の略中央部には、図示しないガイドと係合し
クランプ治具32の揺動を行なわせるローラ36が固着
されている。
【0014】また図2に示すように、クランプコンベア
31の両側方には、上流側半田槽27および下流側半田
槽28が各々配設されている。また、上流側半田槽27
と下流側半田槽28の上流側近傍には、クランプ位置調
整装置26a,29aおよび26b,29bが各々設け
られている。このクランプ位置調整装置26a,29a
および26b,29bは略同一構成となっているので、
ここでは、例えばクランプ位置調整装置26a,29a
について図4および図5により説明する。
【0015】図4および図5に示すように、クランプ位
置調整装置は、水平位置まで揺動したクランプ治具32
のレバー34を側方から押圧して開口33を開とする開
放コンベア29a(図5)と、開となった開口33内の
電子部品を落下させ、その下端位置を揃える調整コンベ
ア26aとからなっている。
【0016】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。まず、パーツフィーダ11内に電
子部品40を投入すると、電子部品40が直線シュート
12に沿ってジグザグシュート13内に落下する。ジグ
ザグシュート13で整列した電子部品40は、分配回転
体14によって順次予備コンベア15上に配置され、こ
の予備コンベア15によってクランプコンベア31側へ
搬送される。
【0017】予備コンベア15上において電子部品40
は、静電気除去ブラシ16によって静電気が除去され、
またストレーナ17によって電子部品40のリード線4
1が直線状に延ばされる。次に予備コンベア15上の電
子部品40は、移送装置によってクランプコンベア31
側へ移送される。すなわち図6乃至図9に示すように、
予備コンベア15の終端部分(クランプコンベア31と
一部重合う部分)まで電子部品40が達した場合、クラ
ンプコンベア31のクランプ治具32は図10の垂直位
置Aにあり、クランプ治具32のレバー34が、上方に
配設された開放コンベア18により徐々に下方へ押圧さ
れる。レバー34の降下にともないストッパ35も降下
して開口33を開放させる。同時に予備コンベア15の
側方に配設されたガイド22が、電子部品40を横方向
に押圧し、電子部品40を開放された開口33内に挿着
させる。
【0018】次にクランプ治具32が図7の右方向に搬
送されて、レバー34が開放コンベア18から離れる
と、ストッパ35がスプリング37により再び上方へ押
上げられ、このストッパ35により開口33内の電子部
品40の一方側のリード41がクランプされる。
【0019】次にクランプ治具32によりクランプされ
た電子部品40がクランプ位置調整装置26a,29a
まで達する間、ローラ36と図示しないガイドとによっ
てクランプ治具32が図10の水平位置Bまで揺動す
る。次に図5に示すように、クランプ治具32のレバー
34が、開放コンベア29aによってスプリング37の
力に抗して押圧され、開口33が開放される。同時に、
開放された開口33から電子部品40が落下し、電子部
品40の下端が調整コンベア26a上に当接して電子部
品40のクランプ位置が調整される。次にレバー34が
開放コンベア29aから離れ、電子部品40が再度クラ
ンプされる。
【0020】その後、クランプ治具32によりクランプ
された電子部品40が上流側半田槽27側に接近する
間、クランプ治具32が垂直方向へ揺動した後、再び水
平方向へ揺動し、電子部品40のリード線(クランプさ
れていないリード線)41が上流側半田槽27内に浸さ
れ、リード線41の半田被覆が行なわれる。
【0021】次に電子部品40がクランプ位置調整装置
26b,29bまで達する間、クランプ治具32が図1
0の水平位置Bから水平位置Cまで180°揺動する。
その後、クランプ治具32のレバー34が、前述と同様
にして開放コンベア39bによってスプリング37の力
に抗して押圧され、開口33が開放される。この場合、
電子部品40は図5の二点鎖線位置から実線位置まで落
下し、電子部品40の下端が調整コンベア26b上に当
接して電子部品40のクランプ位置が調整される。次に
レバー34が開放コンベア29bから離れ、電子部品4
0の半田被覆されたリード線41がクランプされる。
【0022】その後、前述と同様にして、電子部品40
の他方のリード線41が下流側半田槽28内に浸され、
残りのリード線41の半田被覆が行なわれる。
【0023】その後、クランプ治具32が再び垂直方向
に立つとともに、クランプ治具32の上方に配設された
開放コンベア30によってレバー34が押圧されて開口
33が開放される。そして両側のリード線の半田被覆が
終了した電子部品40は、所定のコンテナ(図示せず)
等に排出される。
【0024】以上説明したように、本発明によれば、簡
単な構造でかつ持換える必要なく、電子部品40の両側
に設けられたリード線41の半田被覆を迅速かつ確実に
行なうことができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子部品の両側を迅速かつ確実に半田で被覆することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子部品用半田ディップ装置の一
実施例を示すクランプコンベアの正面図。
【図2】電子部品用半田ディップ装置の概略平面図。
【図3】電子部品用半田ディップ装置の概略側面図。
【図4】電子部品用半田ディップ装置のクランプ位置調
整装置を示す側面図。
【図5】下流から上流方向をみた図4の5線方向矢視
図。
【図6】電子部品用半田ディップ装置の移送装置の平面
図。
【図7】図6の7線方向矢視図。
【図8】上流から下流方向をみた図6の8線方向矢視
図。
【図9】電子部品用半田ディップ装置のクランプ治具の
拡大図。
【図10】クランプ治具の揺動状態を示す正面図。
【図11】電子部品を示す図。
【符号の説明】
10 電子部品用半田ディップ装置 26a,26b 調整コンベア 29a,29b 開放コンベア 27 上流側半田槽 28 下流側半田槽 31 クランプコンベア 32 クランプ治具 33 開口 40 電子部品

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品をその長手方向と直交する方向に
    配置してクランプする細長状クランプ治具が連続的に取
    付けられたクランプコンベアを備え、前記クランプ治具
    は前記電子部品を貫通させてクランプする開口を有し、
    かつ前記クランプ治具は前記クランプコンベアの搬送方
    向に直交する方向に揺動自在となっており、前記クラン
    プコンベアの両側に前記クランプ治具によってクランプ
    された電子部品を浸す上流側半田槽および下流側半田槽
    を各々設け、前記下流側半田槽の上流側近傍に、クラン
    プ治具の開口を開として電子部品のクランプ位置を調整
    するクランプ位置調整装置を設けたことを特徴とする電
    子部品用半田ディップ装置。
  2. 【請求項2】クランプ位置調整装置は、クランプコンベ
    アの側方に設けられた調整コンベアであることを特徴と
    する請求項1記載の電子部品用半田ディップ装置。
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