JPH0351973Y2 - - Google Patents

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JPH0351973Y2
JPH0351973Y2 JP1984178245U JP17824584U JPH0351973Y2 JP H0351973 Y2 JPH0351973 Y2 JP H0351973Y2 JP 1984178245 U JP1984178245 U JP 1984178245U JP 17824584 U JP17824584 U JP 17824584U JP H0351973 Y2 JPH0351973 Y2 JP H0351973Y2
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chute
frame
sliding table
driven
cam
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、例えば薄形ICの如くモールドされ
た電子部品(以下、本項においてモールド部品と
略称する)に高圧の液体を噴射して、バリその他
の異物を除去する装置に関するものである。
〔考案の背景〕
例えば薄形ICのようにモールドされた電子部
品は、そのパツケージ部分をモールドした際にバ
リ等の不要な異物が付着しているので、モールド
の後にバリ取りをしなければならない。
第2図はモールド部品の1例として示した薄形
ICの斜視図で、平板状のパツケージ1の周囲に
多数のリード2が突出した形状である。
この薄形ICを大量生産する場合、パツケージ
1のモールデイングを終了した状態の半製品を第
3図に示す。フレーム3をプレスで打ち抜いて構
成された多数のリード2に、パツケージ1がモー
ルドされて一体となつている。この状態は吊り状
態と呼ばれ、この段階でパツケージ付近のバリ取
りが行われる。
第4図は従来のバリ取り装置の1例を示し、コ
の字形断面の1対の案内具4a,4bがフレーム
3を搬送するシユートを構成している。パツケー
ジ1と一体的に連設されたフレーム3は紙面と直
角方向に搬送される。
上記のシユートを構成している案内具4a,4
bは摺動テーブル5に搭載されており、該摺動テ
ーブル5は矢印A,Bの如くシユート搬送方向と
直角に水平方向に往復駆動される。
摺動テーブル5が矢印A方向に移動すると、フ
レーム3にモールドされたパツケージ1が高圧ノ
ズル6に対向する。該高圧ノズル6は高圧(例え
ば500Kg/cm2)の水を小径(例えば0.1〓)の噴孔
からパツケージ1に向けて噴射し、バリ等の異物
を除去する。
以上のように構成された従来のバリ取り装置
(第4図)は、案内具4a,4bによつて摺動自
在に支承されているフレーム3に高圧の水を噴射
するので、該フレーム3は案内具4a,4bとの
クリアランスの範囲内で躍り、振動によつて吊り
状態の電子部品(本例においてはパツケージ1と
リード2とによつて構成されている薄形IC)が
損傷を蒙る。
〔考案の目的〕
本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、
モールド部品に損傷を与える虞れ無く、高能率で
バリ取り作動を遂行する自動装置を提供しようと
するものである。
〔考案の概要〕
上記の目的を達成するため、本考案のバリ取り
装置は、電子部品のパツケージ1が一体的にモー
ルドされたフレーム3を搬送するシユート4a,
4bの少なくとも一部分を摺動テーブル5,5′
に搭載して、シユート搬送方向と直角な水平方向
(矢印A,B)に往復駆動できるように構成し、
シユートに乗せられた電子部品のパツケージが摺
動テーブルと共にシユート搬送路の側方に駆動さ
れた状態で該電子部品に高圧の液体を噴射するノ
ズル6を設けたバリ取り装置において、 前記のフレーム3を上下から挾持する1対の把
持具7a,7bが設けられており、 上記1対の把持具は前記の摺動テーブル5′に
対して上下方向の摺動自在に支持されていて、該
摺動テーブルと共にシユート搬送方向と直角な水
平方向(矢印A,B)に駆動される構造であり、 上記1対の把持具7a,7bには、それぞれカ
ムフオロワ9,10が固定的に取り付けられてお
り、 上記のカムフオロワを押動するカムローラ11
a,11bがベース部材に対して定位置に支持さ
れており、 前記摺動テーブル5′が搬送方向と直角な水平
方向に駆動されて前記のシユート4a,4bがシ
ユート搬送路から側方に位置したとき、前記の把
持具7a,7bが前記のカムローラとカムフオロ
ワとの作用で前記のフレーム3を上下から挾持
し、 前記摺動テーブル5′が搬送方向と直角な水平
方向に駆動されて前記のシユート4a,4bがシ
ユート搬送路上に位置したとき、前記の把持具7
a,7bが前記カムローラとカムフオロワとの作
用で前記のフレーム3を解放する構造であること
を特徴とする。
〔考案の実施例〕
次に、本考案の一実施例を第1図について説明
する。
この実施例は、第4図に示した従来例のバリ取
り装置に本考案を適用して改良した1例であつ
て、第4図(従来例)と同一の図面参照番号を付
した案内具4a,4b、および高圧ノズル6は従
来例におけると同様乃至類似の構成部材である。
第4図(従来例)と同一の図面参照番号にダツシ
ユを付して示した5′は従来例におけると類似の
摺動テーブルで、矢印A,Bの如く往復駆動され
る。
上記の摺動テーブル5′上に案内具4a,4b
を設置して、フレーム3を紙面と垂直方向にシユ
ート搬送できるように構成する。
案内具4a,4bに支承された状態のフレーム
3を上下から挾持する1対の把持具7a,7bを
設ける。
7a−1は上側の把持具7aに固定した案内軸
で、摺動テーブル5′に設けたスライド軸受8に
よつて上下摺動自在に支承されている。また、下
側の把持具7bは上記の案内軸7a−1によつて
上下摺動自在に支承されている。
前記の案内軸7a−1の下端に、斜面を有する
カムフオロワ部材9を固定するとともに、下側の
把持具7bに対してブラケツトを介して斜面を有
するカムフオロワ部材10を固定する。
一方、前記カムフオロワ部材9の斜面に当接し
てこれを押し上げるカムローラ11a、及び、カ
ムフオロワ部材10の斜面に当接してこれを押し
下げるカムローラ11bを設け、ブラケツト11
cによりベース部材12に対して支承する。
13は、双方のカムフオロワ部材9,10を互
いに接近せしめる方向に付勢しているテンシヨン
スプリングである。
摺動ベース5′が矢印B方向に駆動されて、フ
レーム3がシユート搬送ルート上にあるとき(第
1図の状態)カムローラ11a,11bによつて
カムフオロワ部材9,10が上下に押し拡げら
れ、上下1対の把持具7a,7bはフレーム3か
ら離間する。
この状態から、摺動ベース5′が矢印A方向に
駆動されると、カムフオロワ9,10がカムロー
ラ11a,11bから離れ、1対の把持具7a,
7bはテンシヨンスプリング13の作用によりフ
レーム3を挾持する。
14は、挾持作動における把持具7aの下降動
のストツパで、挾持状態における把持具7a,7
bの位置決め機能を果たす部材である。
以上のように構成したバリ取り装置は、摺動テ
ーブル5′を矢印B方向に移動させた状態で、フ
レーム3をピツチ送りし、第1図に図示の位置に
送りこむ。この作動の際、カムローラ11a,1
1bがカムフオロワ部材9,10を介して把持具
7a,7bを上下に開いているので、フレーム3
の進入を妨げない。
次いで摺動ベース5′が矢印A方向に移動して
フレーム3を高圧ノズル6に対向せしめると、こ
れとほぼ同時に、カムフオロワ部材9,10がカ
ムローラ11a,11bから離間し、挾持具7
a,7bがテンシヨンスプリング13によつて互
いに引き寄せられてフレーム3を挾持する。そし
て上側の挾持具7aがストツパ14に当接して位
置決めされ、フレーム3を案内具4a,4bに対
して固定する。このため、高圧ノズル6からフレ
ーム3に高圧水を噴射しても該フレーム3が躍つ
て損傷する虞れが無い。
高圧水を噴射してバリ取りした後、摺動テーブ
ル5′を矢印B方向に移動させると、フレーム3
は第1図に示した位置に復元してシユート搬送路
上に戻り、カムフオロワ9,10がカムローラ1
1a,11bで押し開かれ、把持具7a,7bが
上下に開かれてフレーム3の挾持を開放して、シ
ユート搬送を再開できるようになる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案のバリ取り装置は
モールド部品に損傷を与える虞れなく高能率で自
動的にバリ取り作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のモールドされた電子部品のバ
リ取り装置の1実施例の断面図、第2図はモール
ドされた電子部品の1例としての薄形ICの斜視
図、第3図はモールドされた直後の状態の薄形
ICの斜視図、第4図は従来のバリ取り装置の1
例の断面図である。 3……フレーム、4a,4b……案内具、5,
5′……摺動テーブル、6……高圧ノズル、7a,
7b……把持具、9,10……カムフオロワ部、
11a,11b……カムローラ、13……テンシ
ヨンスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電子部品のパツケージ1が一体にモールドされ
    たフレーム3を搬送するシユート4a,4bの少
    なくとも一部分を摺動テーブル5,5′に搭載し
    て、シユート搬送方向と直角な水平方向(矢印
    A,B)に往復駆動できるように構成し、シユー
    トに乗せられた電子部品のパツケージが摺動テー
    ブルと共にシユート搬送路の側方に駆動された状
    態で該電子部品に高圧の液体を噴射するノズル6
    を設けたバリ取り装置において、 前記のフレーム3を上下から挾持する1対の把
    持具7a,7bが設けられており、 上記1対の把持具は前記の摺動テーブル5′に
    対して上下方向の摺動自在に支持されていて、該
    摺動テーブルと共にシユート搬送方向と直角な水
    平方向(矢印A,B)に駆動される構造であり、 上記1対の把持具7a,7bには、それぞれカ
    ムフオロワ9,10が固定的に取り付けられてお
    り、 上記のカムフオロワを押動するカムローラ11
    a,11bがベース部材に対して定位置に支持さ
    れており、 前記摺動テーブル5′が搬送方向と直角な水平
    方向に駆動されて前記のシユート4a,4bがシ
    ユート搬送路から側方に位置したとき、前記の把
    持具7a,7bが前記のカムローラとカムフオロ
    ワとの作用で前記のフレーム3を上下から挾持
    し、 前記摺動テーブル5′が搬送方向と直角な水平
    方向に駆動されて前記のシユート4a,4bがシ
    ユート搬送路上に位置したとき、前記の把持具7
    a,7bが前記カムローラとカムフオロワとの作
    用で前記のフレーム3を解放する構造であること
    を特徴とする、モールドされた電子部品のバリ取
    り装置。
JP1984178245U 1984-11-26 1984-11-26 Expired JPH0351973Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984178245U JPH0351973Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984178245U JPH0351973Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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Publication Number Publication Date
JPS6194346U JPS6194346U (ja) 1986-06-18
JPH0351973Y2 true JPH0351973Y2 (ja) 1991-11-08

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ID=30735812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984178245U Expired JPH0351973Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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JP (1) JPH0351973Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5460864A (en) * 1977-10-24 1979-05-16 Mitsubishi Electric Corp Draw-out method for semiconductor device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5460864A (en) * 1977-10-24 1979-05-16 Mitsubishi Electric Corp Draw-out method for semiconductor device

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JPS6194346U (ja) 1986-06-18

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