JP2692852B2 - カメラ用シヤツタ - Google Patents

カメラ用シヤツタ

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JP2692852B2
JP2692852B2 JP63121082A JP12108288A JP2692852B2 JP 2692852 B2 JP2692852 B2 JP 2692852B2 JP 63121082 A JP63121082 A JP 63121082A JP 12108288 A JP12108288 A JP 12108288A JP 2692852 B2 JP2692852 B2 JP 2692852B2
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強 福田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカメラ用シヤツタに関する。
[従来の技術] 従来のカメラ用シヤツタとしてのフオーカルプレーン
シヤツタを第3図に示す。
図において、1はシヤツタ地板、2は羽根駆動レバー
軸であり、一端側に主アーム回転軸2aが形成されてい
る。3は前記羽根駆動レバー2をチヤージする為のチヤ
ージレバー(不図示)の回転中心となるチヤージレバー
軸3、4は補助アーム回転軸、5,6はカバー板16を上記
シヤツタ地板1に取付ける為の軸、7は該シヤツタ地板
1に形成されたアパーチヤ、8は上記各軸2,3,4,5,6を
カシメ取り付けする為の、該シヤツタ地板1に形成され
た穴、9はチヤージレバー(不図示)の揺動範囲の形状
に形成された溝(孔)、10は先羽根群であり、主アーム
10a及び補助アーム10bに、スリツト形成羽根10cと他の
分割羽根10dとがカシメ部10eによりリンク支持されてい
る。なお、主アーム10aは羽根駆動レバー軸2の主アー
ム回転軸2aによって揺動自在に支持され、補助アーム10
bは補助アーム回転軸4に揺動自在に支持されている。1
1は後羽根群であり、主アーム11a及び補助アーム11b
に、スリツト形成羽根11cと他の分割羽根11dとがカシメ
部11eによりリンク支持されている。なお、主アーム11a
は主アーム回転軸2aによって揺動自在に支持され、補助
アーム11bは補助アーム回転軸4に揺動自在に支持され
ている。12は先羽根群10と後羽根群11との間に配置さ
れ、両者の干渉を防止する為の仕切板である。なお、仕
切板12にも上記アパーチヤ7と対応する開口12aが形成
されている。13はカバー板であり、上記シヤツタ地板1
と同様に金属の薄板にて形成され、上記アパーチヤ7と
対応する開口13aが形成されている。14,15はスペーサで
あり、各羽根群10,11の走行をスムーズに保つ為に、各
羽根10c,10d,11c,11dの先端領域が摺動する位置に配置
される。
この従来のシヤツタ構造では、上記羽根駆動レバー軸
2、チヤージレバー軸3、補助アーム回転軸4、軸5,6
はシヤツタ地板1の孔8にカシメて取り付けている為、
シヤツタ地板ユニツトが完成するまでに時間がかかり、
又、コストも高くなっていた。
又、この構造のシヤツタ地板1では、羽根走行をスム
ーズにするためのアパーチヤ端縁部の面取り7a等の2次
加工が必要であるばかりでなく、該地板1が金属材料で
あり且つ端面が平面であることから、有害光の反射光が
強くフイルムに有害な悪影響を与える可能性があった。
この悪影響について第4図を用いて説明すると、第3
図に示したカメラ用シヤツタはシヤツタ地板1をカメラ
本体における前板ユニツトに取り付ける為、撮影レンズ
を通過してきた有害光71はシヤツタ地板1側から来て該
シヤツタ地板1のアパーチヤ7の平面状の端面7bで反射
して、反射光72がカバー板13側に位置するフイルム50へ
到達してしまう。
したがって、従来においては特に厳重な反射防止塗装
が必要となっており、又、仮に塗装をしたとしても完全
なる有害反射光の阻止は無理であった。
[発明の目的] 本発明の目的は低コストを目的として合成樹脂にて成
形されたシヤツタ地板を有するカメラ用シヤツタにおい
て、特に有害な反射光を阻止するシヤツタ地板を含むカ
メラ用シヤツタを提供することにある。
[発明の特徴] 本発明は合成樹脂により成形されたシヤツタ地板を有
するカメラ用シヤツタにおいて、前記シヤツタ地板のア
パーチヤ端面に多数の微小凹凸を前記シヤツタ地板と一
体成形することを特徴とする。
[実施例] 本発明の実施例は第1図に示される。なお従来例と同
構成は同符号を用いて説明を省略する。
20は合成樹脂材としての液晶ポリマー(LCP)にて成
形されたシヤツタ地板であり、羽根駆動レバー軸22、チ
ヤージレバー軸(シヤツタ地板20の裏面となる為、隠れ
て見えない)、主アーム回転軸23、補助アーム回転軸2
4、先羽根群10、後羽根群11の走行スペースを分離する
仕切板12と先羽根群10の走行をスムーズに保つスペーサ
14及びカバー板13を取付ける為の軸25,26が、シヤツタ
地板20と一体成形される。すなわち、上記各種の軸22,2
3,24,25及び26はシヤツタ地板20の成形の際に同時に一
体成形されることにより、従来必要としていたカシメ工
程が無くなることになる。
27は両羽根群10,11の走行を阻害しない範囲で、シヤ
ツタ地板20の端縁に形成したリブであり、強度向上(ソ
リの防止、破損防止等)を果たすことができる。28は従
来のスペーサ(第2図のスペーサ15に相当)を無くす為
に、シヤツタ地板20の該スペーサ配置領域に形成したス
ペーサ相当の肉増し部であり、これによりスペーサ(後
羽根群11の走行をスムーズに保つ為のスペーサ)を削除
すると共に、強度向上を果たすことができる。29,30,31
は後羽根群11の両アーム11a,11bの走行領域32を板厚基
準面として、その領域32以外の部分を肉増しした肉増し
部であり、シヤツタ地板20の強度向上を果たすことがで
きる。なお、上記リブ27、肉増し部28、29は、全てシヤ
ツタ地板20の後羽根群11の配置側面であって且つ主、補
助アーム11a,11bの走行領域32を外れた位置、すなわち
厚み方向に余裕空間がある領域に形成(シヤツタ地板20
と一体成形)したので、シヤツタ地板20の強度向上を果
たすが特にシヤツタ全体の厚みを増すことにはならない
ようにできる。
33はシヤツタ地板20のアパーチヤであり、このアパー
チヤ33の端縁部には後羽根群11の走行をスムーズにする
為の面取り部33aが形成されている。
そして、このアパーチヤ33の端面33bは多少の微小凹
凸状に一体成形されている。この端面33bについては第
2図にて詳細に示され、この端面33bが多数の微小凹凸
状に形成されていることからシヤツタ地板20側から来る
有害光71は、該端面33bにて散乱することになり、フイ
ルム50への悪影響はほとんど発生しない。したがって従
来行っていたシヤツタ地板のアパーチヤ端面における反
射防止塗装は、実用上必要がなくなり、本実施例では大
幅な工数軽減及びコスト低下を達成することができる。
反射防止塗装がなくなることは工程上、極めて効果的な
ことであって、塗装の為のマスキングの手間及びセツト
の工程がなくなることを意味している。
又、上記端面33bの形成は、シヤツタ地板20を合成樹
脂により成形する際に、同時に一体成形できるので、何
らコスト高の要因となることはない。
なお、上述した実施例はシヤツタ地板20側に撮影レン
ズが位置し、カバー板13にフイルム50が位置する場合に
ついて説明したが、その逆の場合、すなわちカバー板側
から有害光が来る場合においても、シヤツタ地板20の端
面33bを多数の微小凹凸上に形成することは効果的であ
る。
[発明の効果] 本発明は、アームに支持された複数の羽根からなる羽
根群を揺動自在に支持するとともにアパーチヤが形成さ
れ、合成樹脂により成形されたシヤツタ地板を有するカ
メラ用シヤツタにおいて、前記アパーチヤの端面に有害
光を散乱させるための多数の微小凹凸を前記シヤツタ地
板と一体成形することにより、反射防止塗装を行うこと
なく有害光を散乱させることが可能になるので、工程数
の軽減およびそれによる製造コストの低減を達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は実施例としてのカメラ用シヤツタの分解斜視
図、 第2図は第1図のシヤツタでの有害光の影響を説明する
アパーチヤ近傍の部分拡大端面図、 第3図は従来のカメラ用シヤツタの分解斜視図、 第4図は第3図のシヤツタでの有害光の影響を説明する
アパーチヤ近傍の部分拡大端面図。 20……シヤツタ地板 33……アパーチヤ 33b……アパーチヤの端面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アームに支持された複数の羽根からなる羽
    根群を揺動自在に支持するとともにアパーチヤが形成さ
    れ、合成樹脂により成形されたシヤツタ地板を有するカ
    メラ用シヤツタにおいて、 前記アパーチヤの端面に有害光を散乱させるための多数
    の微小凹凸を前記シヤツタ地板と一体成形することを特
    徴とするカメラ用シヤツタ。
JP63121082A 1988-05-06 1988-05-17 カメラ用シヤツタ Expired - Lifetime JP2692852B2 (ja)

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JP63121082A JP2692852B2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 カメラ用シヤツタ
US07/666,446 US5159371A (en) 1988-05-06 1991-03-11 Shutter for camera
US08/161,438 US5381199A (en) 1988-05-06 1993-12-06 Shutter for camera

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JP63121082A JP2692852B2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 カメラ用シヤツタ

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JPH01289928A JPH01289928A (ja) 1989-11-21
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JPS6345541U (ja) * 1986-09-10 1988-03-28

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