JP2692352B2 - 自動販売機のコンベア式商品収納装置 - Google Patents

自動販売機のコンベア式商品収納装置

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JP2692352B2
JP2692352B2 JP18745690A JP18745690A JP2692352B2 JP 2692352 B2 JP2692352 B2 JP 2692352B2 JP 18745690 A JP18745690 A JP 18745690A JP 18745690 A JP18745690 A JP 18745690A JP 2692352 B2 JP2692352 B2 JP 2692352B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水平移動式のコンベア上にその移動方向
に一縦列に配列して搭載収納され保冷,保温若しくは常
温で貯蔵される商品をコンベアの終端からこの終端側の
先頭の商品から順に一個ずつ販売の都度落下排出し、商
品が取り出される取出口へ搬出する自動販売機のコンベ
ア式商品収納装置に関する。
〔従来の技術〕
保冷,保温若しくは常温貯蔵される、外径形状が円柱
状でない異形の商品あるいは、瓶詰商品等の破損し易い
商品を販売する自動販売機にあっては、水平移動式のコ
ンベア上にその移動方向に一縦列に配列して商品を搭載
収納するとともに、この収納した商品を水平移動式のコ
ンベアの終端から、この終端側の一縦列の先頭の商品か
ら順に販売の都度一個ずつ落下排出し、この落下排出さ
れた商品を外周面に開口し商品が取り出される取出口へ
向けて排出するように構成されており、この種の従来の
自動販売機の商品収納装置を第7図ないし第11図に示
す。第7図はこの発明の対象となる自動販売機の内部構
成を示す、扉を開放した状態の前方右斜上から見た斜視
図、第8図は従来の自動販売機の商品収納装置の構成を
示す要部右側縦断面図で、図の左側が前面側であり、第
9図は第8図の商品収納装置を裏面側から見た縦断面
図、第10図は第8図の要部拡大図で、図の左側が前面側
であり、第11図は第9図の要部拡大図である。
第7図ないし第11図において、1は前面が開口するケ
ースであり、このケース1内に商品を収納し前面が開口
する収納室2が断熱壁で区画形成されている。この収納
室2およびケース1の前面開口をそれぞれ覆う、断熱性
を持つ内扉3および外扉4がケース1に回動自在に支持
されており、この内扉3および外扉4には収納室2内と
機外とを連通しかつ前面に開口し商品が取り出される取
出口5が形成されている。一方、収納室2内にはそれぞ
れ異なる商品を収納する商品収納装置6,7が設置収容さ
れており、収納室2内は図示しない冷却装置で冷却され
ている。6は、上下両端部に前面に開口し、商品が投入
される投入口8および投入された商品が排出される排出
口9がそれぞれ形成され、この排出口9と投入口8との
間に形成された前後に蛇行しながら縦方向に延在する図
示しない通路内に収納された商品を販売の都度下端の商
品から順に一個ずつ排出する商品収納装置であり、7は
搬送方向に一縦列にして搭載収納された商品10を終端か
ら、この終端側の商品10から順に落下排出するコンベア
式の商品収納装置である。この商品収納装置7は、互に
左右に向い合う一対の側板11の間に配設された、上下多
段の棚の棚板を形成する水平移動式のコンベア12でな
り、このコンベア12の終端側には、この終端から落下排
出される商品10を取出口5へ搬出するエレベータ式に昇
降搬送するバケットコンベア13が配設されている。各段
の棚板を形成するコンベア12は、前後両端のローラ14
と、このローラ14間に架設された無端の、ベルト形若し
くはスラット形の帯状体15と、ローラ14を駆動して上側
の帯状体15をバケットコンベア13方向へ動かす図示しな
い駆動装置とで構成されている。またコンベア12の終端
側近傍には、販売待機時にこの終端側の先頭の商品10に
その移動方向側から下端部が当接するとともに、この下
端部の商品10の移動方向側側面に商品10の移動方向に対
し垂直な垂直面16が形成され、かつ商品10の移動を阻止
する方向商品の排出方向と反対の方向である右側面から
見て時計方向に下端部が付勢され上端部がこの商品10よ
り上方に配設されこの商品10の移動方向に対し軸長方向
が垂直かつ水平な回動軸17に回動自在に支持される板金
製の仕切板18が設けられている。この仕切板18の垂直面
(下端部)16には、上端部に形成された、軸長方向が商
品10の移動方向に対し垂直かつ水平な円柱状金属製の柱
状部(水平部)19が販売待機時に外側から当接し(すな
わち、仕切板18は柱状部(水平部)と平行な向きに支持
され、その下端部の垂直面18が柱状部19に内側から当接
している)、この柱状部19および垂直面16を介してコン
ベア12の終端側の先頭の商品10に当接することにより商
品10の存在を検知する、柱状部19が先頭の商品10の移動
を阻止する方向(商品の排出方向と反対方向)である右
側面から見て反時計方向に付勢され、また両脚部の下端
部が、この商品10より下方に配設されこの商品10の移動
方向に対し軸長方向が垂直かつ水平な回動軸20に回動自
在に支持される背面あるいは前面側から見て略逆U字形
のバーでなる検知体21が設けられている。
一方、バケットコンベア13は、上下方向に敷設された
チェーン式のドライブ機構22と、このドライブ機構22で
駆動案内され昇降し、左右方向に水平な回動軸23を介し
てドライブ機構22に一方方向に回動自在に支持される、
前面および上面を開放した箱状のバケット24と、このバ
ケット24が下降端に着たとき、このバケット24の終端部
底面に当接してバケット24を前傾姿勢にする、側断面が
逆L字形の姿勢制御部材25とで構成されている。なお、
最下位のコンベア12の下には取出口5に向かって下がり
傾斜する傾斜面が上面に形成されたシュータ26が配設さ
れているとともに、バケット24の移動経路に沿って各々
のコンベア12のそれぞれの高さに対応した位置にバケッ
ト24の昇降停止制御を行うための図示しない位置検出ス
イッチがそれぞれ設けられている。
前述の構成において、商品収納装置7の販売動作を以
下説明する。商品収納装置7は販売待機状態で、各々の
コンベア12の帯状体15上にそれぞれ異なる商品10が前後
に一縦列に配列し搭載収納されており、柱状部19および
仕切板18の垂直面16を介して、コンベア上にやや斜めに
起立する検知体21がコンベア12の終端側の先頭の商品10
に当接してコンベア12上の商品10の存在を検知するとと
もに、相互に当接する検知体21の柱状部(水平部)19と
仕切板18の垂直面(下端部)16とでコンベア12上の先頭
の商品をその収納位置に保持している。また販売待機状
態ではバケットコンベア13は下降端位置に前傾姿勢で待
機状態にある。この状態から販売指令が与えられると、
先ずドライブ機構22が起動してバケット24は指定された
商品10が搭載されたコンベア12の位置まで上昇する。こ
のときバケット24は図示しない位置検出スイッチの出力
信号で所定の位置に停止する。次に指定されたコンベア
12が図示しない駆動装置で駆動されて商品10が搭載され
た側の帯上体15がバケット24方向に移動し、コンベア12
の終端から、この終端側の先頭の商品10一個が既にその
位置に待機しているバケット24内に落下排出される。こ
の際、検知体21および仕切板18は、コンベア12の起動に
伴い移動するこのコンベア12の終端我の先頭の商品10に
押されて互に当接する垂直面16と柱上部19とが互に摺動
しながら回動して遂には互に離れて商品の排出進路を開
放する。その過程で仕切板18は、その下端部が右側面か
ら見て反時計方向に回動して先頭の商品10から外れると
同時に、時計方向に回動して先頭から二番目の商品10に
当接し、この商品10が先頭の商品10と一緒にバケット24
内に落下するのを防ぐ。また、検知体21は先頭の商品10
に押されながら時計方向に回動し、この商品10がバケッ
ト24内に落下排出されると反時計方向に回動して再び柱
状部19が垂直面16に当接して販売待機状態に戻る。一
方、商品10が移載されたバケット24はドライブ機構22に
より下降し、下降端位置でその底面が姿勢制御部材25に
当接して水平姿勢から前傾姿勢となり、バケット24内に
収容されている商品10はシュータ26を経て取出口5へ搬
出されて販売動作を終了し、再び販売待機状態に戻る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このような従来の商品収納装置7は、バケ
ット24内にコンベア12の終端から落下排出されるこの終
端側の先頭の商品10の移動を阻止する方向に仕切板18の
下端部および検知体21の上端部がそれぞれ付勢されてお
り、この仕切板18の下端部および検知体21の上端部が商
品10に押されて、相互の当接面である仕切板18の垂直面
(下端部)16および検知体21の柱状部(水平部)19が互
に摺動しながら仕切板18および検知体21は回動する。一
方、商品10はコンベア12の帯状体15上に一縦列に配列搭
載されており、コンベア12の駆動力が商品10を介して仕
切板18および検知体21を回動させる力は帯状体15と商品
10との最大摩擦力が限度である。また下端部および上端
部がそれぞれ付勢される仕切板18および検知体21が商品
10の移動を阻止する力および垂直面16と柱状部19との摩
擦力との総和が帯状体15と商品10との最大摩擦力を上回
れば、商品10の押す力では仕切板18および検知体21が回
動しなくなる。そのため、冷却される雰囲気の中で使用
中に、仕切板18の下端部および検知体21を付勢する力は
変わらなくても、互に摺動する垂直面16と柱状部19の外
周面との摩擦力が双方ともが金属製のため発銹したり、
発銹して互に付着したりあるいは、接触が不均一であっ
たりして垂直面16と柱状部19との摩擦力が増大すると、
仕切板18および検知体21が回動せず、またコンベア12の
終端からこの終端側の先頭の商品10が落下排出されず、
バケット24内に移載されないので、商品10が販売されな
いという問題がある。
この発明は垂直面と柱状部との摩擦力が使用中に増大
したり仕切板および検知体が回動しなくなったりせずコ
ンベアの終端からこの終端側の先頭の商品が円滑確実に
落下排出される自動販売機のコンベア式商品収納装置を
提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この発明によれば、水
平移動式のコンベア上にコンベアの移動方向に並べて搭
載収納される商品を販売の都度前記コンベアを駆動して
その終端から順に一個ずつ落下排出する自動販売機のコ
ンベア式商品収納装置であって、略逆U字形のバーでな
り両脚部の下端部が前記コンベアの終端部近傍に回動自
在に支持されるとともに上端の水平部が商品の排出方向
と反対方向に付勢されて販売待機時にコンベア上に起立
する検知体と、該検知体と平行な向きで前記コンベアの
終端部近傍の上方に上端部が回動自在に支持されるとと
もに販売待機時に下端部が前記検知体の水平部に内側か
ら当接する仕切板とを備え、販売待機時に相互に当接す
る前記検知体の水平部と仕切板の下端部とでコンベア上
の先頭の商品を収納位置に保持するとともに前記検知体
で商品の存在を検知し、販売時には前記検知体と仕切板
とが先頭の商品に押されて当該検知体の水平部と仕切板
の下端部との相互の当接面が摺動しつつ回動して商品の
排出進路を開放するようにしたものにおいて、前記検知
体の水平部と仕切板の下端部との間に相互の当接面が摺
動する際の摩擦抵抗を軽減する軽減手段を設けるものと
する。
また、前記源手段を、前記検知体の水平部と前記仕切
板の下端部との相互の当接面の何れか一方の当接面を覆
う樹脂製の被覆材、又は、前記検知体の水平部に回動自
在に支持した円筒状のころ、又は、前記検知体の水平部
と前記仕切板の下端部との相互の当接面の何れか一方の
当接面にその相互の摺動方向と平行に設けた畝状の突起
などどする。
〔作用〕
上記手段によれば、販売待機時に検知体の水平部と仕
切板の下端部とが、被覆材、ころまたは突起などの軽減
手段を介して相互に当接するので、販売時に商品に押さ
れて相互に摺動する際の摩擦抵抗が軽減され、また軽減
手段を樹脂製部材で構成することにより発錆を防止し
て、検知体の水平部と仕切板の下端部との相互の固着あ
るいは摩擦抵抗の増大が防止されて、検知体および仕切
板はそれぞれ円滑に排出商品に押されて回動するように
なる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を第1図ないし第6図および
第7図に基づいて説明する。第1図はこの発明の一つの
実施例を示す自動販売機の商品収納装置の構成を示す要
部右側面縦断面図で、図の左側が前面側であり、第2図
は第1図の商品収納装置を背面側から見た断面図、第3
図はこの発明の異なる実施例の自動販売機の商品収納装
置の構成を示す背面側から見た縦断面図、第4図はこの
発明のさらに異なる実施例の自動販売機の商品収納装置
の構成を示す背面側から見た縦断面図、第4図はこの発
明のさらに異なる実施例を示す自動販売機の商品収納装
置の構成を示す要部右側面縦断面図、第5図はこの発明
のまたさらに異なる実施例の自動販売機の商品収納装置
の構成を示す要部右側面縦断面図で、第3図ないし第5
図はいずれも図の左側が前面側であり、第6図は第5図
の商品収納装置を背面側から見た縦断面図、第7図はこ
の発明の対象となる自動販売機の内部構成を示す、扉を
開放した状態の前方右斜上から見た斜視図で、図の左側
が前面側である。第8図ないし第11図と共通あるいは同
一部分は同一の符号で示す。
この発明の実施例を示す第1図ないし第6図、および
第7図において、1は前面が開口するケースであり、こ
のケース1内に商品を収納し前面が開口する収納室2を
断熱壁で区画形成している。この収納室2およびケース
1の前面開口をそれぞれ覆う、断熱性を持つ内扉3およ
び、外扉4をケース1に回動自在に支持しており、この
内扉3および外扉4に取出口5を形成している。一方、
収納室2にはそれぞれ異なる商品を収納する商品収納装
置6,27,28,29,30を設置収容しており、収納室2内を図
示しない冷却装置で冷却している。6は、上下両端部に
前面に開口する、投入口8および排出口9をそれぞれ形
成し、この排出口9と投入口8との間に形成した図示し
ない通路内に収納された商品を販売の都度下端の商品か
ら順に一個ずつ排出する商品収納装置であり、27,28,2
9,30は搬送方向に一縦列にして、搭載収納された商品10
を終端からこの終端側の商品10から順に落下排出するコ
ンベア式の商品収納装置である。この商品収納装置27,2
8,29,30はそれぞれ、互に左右に向い合う一対の側板11
の間に配設した、上下多段の棚の棚板を形成する水平移
動式のコンベア12でなり、このコンベア12の終端側に
は、この終端から落下排出される商品10を取出口5へ搬
出しエレベータ式に昇降搬送するバケットコンベア13
(第8図参照)が配設される。また、コンベア12を、前
後両端のローラ14と、このローラ14間に架設した無端
の、ベルト形若しくはスラット形の帯状体15と、ローラ
14を駆動し上側の帯状体15をバケットコンベア13方向へ
動かす図示しない駆動装置とで構成している。またそれ
ぞれの商品収納装置27,28,29,30のコンベア12の終端側
近傍には、下端部が販売待機時にこの終端側の先頭の商
品10にその移動方向側から当接するとともに、この下端
部の商品10の移動方向側の側面に商品10の移動方向に対
し垂直な垂直面16を形成し、かつ商品10の移動を阻止す
る方向(商品の排出方向と反対の方向)である右側面か
ら見て時計方向に下端部を付勢して上端部をこの商品10
より上方に配設しこの商品10の移動方向に対し軸長方向
が垂直かつ水平な回動軸17に回動自在に支持した板金製
の仕切板31,18,18,32をそれぞれ設けている。またこの
仕切板18の垂直面(下端部)16には、上端部に形成され
た、軸長方向が商品10の移動方向に対し垂直かつ水平
な、この商品10の移動を阻止する方向(商品の排出方向
と反対の方向)である右側面から見て反時計方向に付勢
した柱状部(水平部)19が販売待機時に外側から当接し
(すなわち、仕切板18は柱状部(水平部)と平行な向き
に支持され、その下端部の垂直面18が柱状部19に内側か
ら当接している)、この柱状部19および仕切板31,18,1
8,32を介してコンベア12の終端側の先頭の商品10に販売
待機時当接して、この商品10の存在を検知する、両脚部
の下端部をこの商品10より下方に配設したこの商品10の
移動方向に対し軸長方向が垂直かつ水平な回動軸20に回
動自在に支持した略逆U字形のバーでなる検知体21,33,
34,21をそれぞれ設けている。一方、仕切板31の垂直面1
6を合成樹脂製の表面が滑らかな被覆材35で被覆し(第
1図ないし第2図で示す実施例)、仕切板32に垂直面16
から突出し回動軸20の軸長方向に対し垂直方向(すなわ
ち相互に当接して摺動する検知体21の柱状部(水平部)
19と仕切板32の垂直面(下端部)16の摺動方向)に平行
な畝状の突起36を複数形成し(第5図ないし第6図で示
す実施例)、検知体33の柱状部19外周面を合成樹脂製の
表面が滑らかな被覆材37で被覆し(第3図で示す実施
例)、検知体34の柱状部19外周面に合成樹脂製円筒状の
ころ38を回転自在に支持し(第4図で示す実施例)、そ
れぞれこの被覆材35、突起36、被覆材37およびころ38
を、相互に当接して販売動作時に摺動する仕切板18の垂
直面(下端部)19と検知体21の柱状部(水平部)19との
間の摩擦抵抗を軽減する軽減手段としている。これによ
り検知体21,33,34,21はそれぞれ柱状部19,被覆材35,被
覆材37,ころ38,突起36および仕切板31,18,18,32を介し
てコンベア12の終端側の先頭の商品10にそれぞれ当接し
ており、その他の構成は前述の従来例と同一である。
前述の構成において、商品収納装置27,28,29,30の販
売動作は前述の従来例とほぼ同一であるので、以下従来
例に対して異なる点のみ説明する。柱状部19と、被覆材
35,被覆材37,ころ38,突起36と、仕切板31,18,18,32の垂
直面16とをそれぞれ介し検知体21,33,34,21は、コンベ
ア12の終端側の先頭の商品10にそれぞれ販売待機時に当
接している。販売時に、コンベア12の終端からこの終端
側の先頭の商品10の一個が既にその位置に待機している
バケット24(第8図参照)内に落下排出される際には、
検知体21,33,34,21および、仕切板31,18,18,32が、それ
ぞれコンベア12の起動に伴い移動するこのコンベア12の
終端側の先頭の商品10に押され互に当接する垂直面16と
柱状部19とが被覆材35,被覆材37,ころ38,突起36をそれ
ぞれ介して互に摺動しながら回動し遂には互に離れる。
その過程で、仕切板31,18,18,32はその下端部が右側面
から見て反時計方向に回動して先頭の商品10から外れる
と同時に、時計方向に回動して先頭から二番目の商品10
に当接し、この商品10が先頭の商品10と一緒にバケット
24内に落下するのを防止する。また、検知体21,33,34,2
1は先頭の商品10に押されながら時計方向に回動し、こ
の商品10がバケット24内に落下排出されると反時計方向
に回動して再び柱状部19が垂直面16に当接して販売待機
状態に戻る。したがって垂直面16と柱状部19とは、販売
時に被覆材35,被覆材37,ころ38,突起36をそれぞれ介し
互に摺動しながら回動する検知体21,33,34,21および仕
切板31,18,18,32の、それぞれ直接接触しながら摺動す
る、被覆材35表面と柱状部19外周面,垂直面16と被覆材
37表面,垂直面16ところ38外周面および、柱状部19外周
面と突起36先端とでそれぞれ互に接触する。そのため、
互に摺動する垂直面16と柱状部19との摩擦抵抗は軽減さ
れるとともに、被覆材35,37の表面およびころ38外周面
は発銹せず、垂直面16と柱状部19との互に直接接触する
双方の面が発銹したりこの発銹により互に付着したりし
て摩擦抵抗が使用中に増大することがなくなる。またこ
ろ38および突起36により垂直面16と柱状部19とをその摺
動方向に沿って均一に当接させることが容易になるとと
もに、垂直面16と柱状部19との接触抵抗は安定化して、
使用中に柱状部19外周面と垂直面16との間の互に直接接
触する双方の面が発銹したり発銹して互に付着したりす
ることも大幅に軽減されて、販売時に仕切板31,18,18,3
2および検知体21,33,34,21が回動不能となる恐れがなく
なる。
〔発明の効果〕
以上述べたようにこの発明によれば、検知体の水平部
と仕切板の下端部との間に、相互が摺動する際の摩擦抵
抗を軽減する軽減手段(被覆材、ころ、突起など)を設
けるようにしたので、販売時に検知体および仕切板が円
滑に回動できるようになり、コンベア終端から確実に商
品を排出落下させて販売できる信頼性の高い自動販売機
のコンベア式商品収納装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一つの実施例を示す自動販売機の商
品収納装置の構成を示す要部右側面縦断面図、第2図は
第1図の商品収納装置を背面側から見た縦断面図、第3
図はこの発明の異なる実施例の自動販売機の商品収納装
置の構成を示す背面側から見た縦断面図、第4図はこの
発明のさらに異なる実施例の自動販売機の商品収納装置
の構成を示す背面側から見た縦断面図、第5図はこの発
明のまたさらに異なる実施例の自動販売機の商品収納装
置の構成を示す要部右側面縦断面図、第6図は第5図の
商品収納装置を背面側から見た縦断面図、第7図はこの
発明の対象となる自動販売機の内部構成を示す、扉を開
放した状態の前方右斜上から見た斜視図、第8図は従来
の自動販売機の商品収納装置の構成を示す要部右側面縦
断面図、第9図は第8図の商品収納装置を背面側から見
た縦断面図、第10図は第8図の要部拡大図、第11図は第
9図の要部拡大図である。 1…ケース、2…収納室、3…内扉、4…外扉、5…取
出口、6,7,27,28,29,30…商品収納装置、8…投入口、
9…排出口、10…商品、11…側板、12…コンベア、13…
バケットコンベア、14…ローラ、15…帯状体、16…垂直
面(仕切り板の下端部)、17,20,23…回動軸、18,31,32
…仕切板、19…柱状部(検知体の水平部)、21,33,34…
検知体、22…ドライブ機構、24…バケット、25…姿勢制
御部材、26…シュータ、35,37…被覆材、36…突起、38
…ころ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平移動式のコンベア上にコンベアの移動
    方向に並べて搭載収納される商品を販売の都度前記コン
    ベアを駆動してその終端から順に一個ずつ落下排出する
    自動販売機のコンベア式商品収納装置であって、略逆U
    字形のバーでなり両脚部の下端部が前記コンベアの終端
    部近傍に回動自在に支持されるとともに上端の水平部が
    商品の排出方向と反対方向に付勢されて販売待機時にコ
    ンベア上に起立する検知体と、該検知体と平行な向きで
    前記コンベアの終端部近傍の上方に上端部が回動自在に
    支持されるとともに販売待機時に下端部が前記検知体の
    水平部に内側から当接する仕切板とを備え、販売待機時
    に相互に当接する前記検知体の水平部と仕切板の下端部
    とでコンベア上の先頭の商品を収納位置に保持するとと
    もに前記検知体で商品の存在を検知し、販売時には前記
    検知体と仕切板とが先頭の商品に押されて当該検知体の
    水平部と仕切板の下端部との相互の当接面が摺動しつつ
    回動して商品の排出進路を開放するようにしたものにお
    いて、前記検知体の水平部と仕切板の下端部との間に相
    互の当接面が摺動する際の摩擦抵抗を軽減する軽減手段
    を設けたことを特徴とする自動販売機のコンベア式商品
    収納装置。
  2. 【請求項2】前記軽減手段が、前記検知体の水平部と前
    記仕切板の下端部との相互の当接面の何れか一方の当接
    面を覆う樹脂製の被覆材であることを特徴とする請求項
    1記載の自動販売機のコンベア式商品収納装置。
  3. 【請求項3】前記軽減手段が、前記検知体の水平部に回
    転自在に支持した円筒状のころであることを特徴とする
    請求項1記載の自動販売機のコンベア式商品収納装置。
  4. 【請求項4】前記軽減手段が、前記検知体の水平部と前
    記仕切板の下端部との相互の当接面の何れか一方の当接
    面にその相互の摺動方向と平行に設けた畝状の突起であ
    ることを特徴とする請求項1記載の自動販売機のコンベ
    ア式商品収納装置。
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