JP2691903B2 - 磁気浮上搬送装置のシャッタ装置 - Google Patents

磁気浮上搬送装置のシャッタ装置

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JP2691903B2
JP2691903B2 JP63054927A JP5492788A JP2691903B2 JP 2691903 B2 JP2691903 B2 JP 2691903B2 JP 63054927 A JP63054927 A JP 63054927A JP 5492788 A JP5492788 A JP 5492788A JP 2691903 B2 JP2691903 B2 JP 2691903B2
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明孝 野田
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東芝メカトロニクス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、小物類を搬送する磁気浮上式搬送装置に係
り、特に複数の環境の異なる部屋間を搬送する場合の壁
貫通部に設けられるシャッタに関するものである。
(従来の技術) 近年、オフィスオートメーション,フアクトリオート
メーションの一環として建屋内の複数の地点間におい
て、伝票,書類,現金,資料等を搬送装置を用いて移動
させることが広く行われている。
このような用途の搬送装置には、搬送物を速やかにか
つ騒音を発することなく移動できることが要求される。
このため、この種の搬送装置においては、搬送車をガ
イドレール上に非接触で支持することが行われている。
このような方式の中でも、搬送車を磁気的に非接触支持
する方式は、ガイドレールに対する追従性や騒音,発塵
防止効果に優れているという利点を持っている。
ところで、このような搬送装置を利用して、複数の部
屋間の搬送を行う場合、搬送装置は、部屋の壁に開口部
を設けて、設置されることになるが、搬送車および被搬
送物が通過しうる開口部が壁に生ずることになる。
半導体製造工場や化学,バイオ関係のような部屋内の
清浄度や雰囲気が異なる地点間の搬送を行う場合は、部
屋毎の環境を維持するために、先に述べたような壁の開
口部を常に解放状態にさせることなく、搬送車の通行に
応じて開閉されなければならない。
しかし、搬送路が貫通している壁開口部を遮閉するに
は、搬送路の断面形状を考慮すると、一枚扉のような簡
単な遮閉板で開口部を遮閉することは容易ではない。
また、搬送路を完全に切断し、その間隙を遮閉板が移
動するという構成では、搬送車が浮上支持する強磁性体
のガイドレールまでが切断され、搬送車の浮上制御に影
響を及ぼしてしまう。
(発明が解決しようとする課題) このように搬送装置が貫通する部屋の壁において、貫
通した開口部を遮閉するためには、遮閉扉の構造が複雑
になってしまう。
また、搬送路の一部を可動にして、遮閉扉の移動に伴
なって搬送路を可動せせる構造としても、搬送路復元時
の搬送路の再現性を確実にすることが容易ではなく、運
転や保守が頻雑になる。
そこで、本発明の目的は、搬送車の浮上制御に影響を
与えることなく、容易に開口部の開閉を行うことができ
る磁気浮上搬送装置のシャッタ装置を提供することにあ
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の磁気浮上搬送装置のシャッタ装置は、壁に設
けた切欠部にシャッタ外枠を取付け、このシャッタ外枠
に磁気浮上搬送車の通過可能な大きさの開口部を設け、
その開口部の上側には磁気浮上搬送車用搬送路を固定す
ると共にその開口部の上部周縁と前記磁気浮上搬送車を
磁気浮上させる強磁性体ガイドレールの下面とを一致さ
せ、さらに前記搬送路には搬送路フレームを対向して設
け、この搬送路フレームは前記強磁性体ガイドレールの
下面より下側の部分に切欠きを設け、前記開口部を遮蔽
する可動扉は前記切欠きを移動可能となるように取り付
けられたことを特徴とするものである。
(作 用) 搬送車を磁気浮上させるための強磁性体ガイドレール
が、壁貫通部でも切断されないから、搬送車の走行移動
には何ら悪影響を及ぼすことなく開口部を開閉すること
ができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
なお、第1図は本発明の一実施例の正面図を示し、第2
図は第1図のA−A線に沿った断面図を示す。
第1図および第2図において、壁1には矩形状の切欠
部1aが設けられ、この切欠部1aにシャッタ外枠2が取付
けられる。このシャッタ外枠2には、一方の側に開口部
3が設けられ、この開口部3に搬送路4が固定される。
ここで、搬送路4は、搬送路フレーム5,5を対向して設
け、この搬送路フレーム5に強磁性体ガイドレール6と
非常用ガイド部7を設け、かつ搬送路フレーム5,5の上
方中間にリニアモータ固定子(図示しない)を長手方向
に沿って適宜ピッチで取付けたもので、搬送車8を磁気
浮上させると共に長手方向に沿って走行移動させる。
また、シャッタ外枠2には、下部に可動扉9の直線移
動を支持するガイドレール10および11が取付けられる。
なお、必要に応じ、シャッタ外枠2の上部にも可動扉9
の直線移動を案内するガイドを設けてもよい。
可動扉9は、その上面が開口部3の上部周縁と略同一
面となるようにし、車輪12がガイドレール10に係合する
と共にガイド13がガイドレール11に係合し、垂直方向と
水平方向をそれぞれ支持しながら直線移動をし、第1図
の矢印方向に移動したとき開口部3を遮閉する。この可
動扉9に直線移動をさせるために、公知の直線駆動機構
(図示しない)をシャッタ外枠2または壁1に取付け、
搬送路4の適宜位置に取付けられたセンサ(図示しな
い)からの信号で制御し、可動扉9に駆動力を与える。
一方、上記した開口部3は、その上部周縁を強磁性体
ガイドレール6の下面と同一高さとし、搬送車8の通過
に必要な大きさ(または面積)を有している。なお、対
向する搬送路フレーム5,5の上方中間部は、カバー14で
ふさがれている。
また、搬送路フレーム5には、第2図に示すように強
磁性体ガイドレール6の下面より下側の部分に切欠き15
を設け、この切欠き15を可動扉9の上部が通過する。
以上のように構成することにより、開口部3を遮閉す
る可動扉9が第1図の矢印方向に移動する場合、搬送車
8を磁気浮上させる強磁性体ガイドレールを切断しなく
ても可能となるから、搬送車8の走行移動には何ら障害
を与えることがない。切欠き15は、非常用ガイド部7に
も設けられるが、この幅は可動扉9の厚さからみて小さ
いものであり、搬送車8の接地車輌(図示しない)の形
状を考慮すれば、浮上制御に異常があっても搬送車8が
通行できなくなることはない。
なお、以上の実施例では、開口部3の遮閉時ににおい
て、可動扉9と搬送路4との間に僅かの隙間が生じる
が、さらに密閉性を向上するために、第3図および第4
図に示すように可動扉9の上側にはパッキング20を設
け、開口部3の上部周縁にカバー21を設け、シャッタ外
枠2にも上部周縁を除く他の側部および下部周縁にパッ
キング22を設けることにより、実現できる。また、以上
の実施例は、開口部3に対し可動扉9を水平方向に移動
させるようにしたが、部屋の構造やシャッタ外枠の取付
構造によっては、第5図に示すように可動扉9を上下方
向の直線移動をさせるようにしてもよい。すなわち、シ
ャッタ外枠2には上方に開口部3を設け、この開口部3
の両側に上下方向に沿ってガイドレール10,10を設け、
このガイドレール10,10に可動扉9の車輪12を係合さ
せ、開口部3の下側から上昇させて遮閉する。その他、
必要に応じ開口部3の周縁に公知のエアーカーテン装置
を設け、可動扉9が開いてから閉じるまでの間動作さ
せ、外部からの異物の侵入を防ぐようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように構成されているから、搬送車
を吸引浮上支持している強磁性体ガイドレールを切断す
ることなく開口部の開閉を行うことができるので、搬送
車の浮上制御に影響を与えることがなく、所定のスケジ
ュールに従って走行をし、可動扉を備えた開口部に何ら
影響されることのない搬送作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は第1
図のA−A線に沿って切断した断面図、第3図は本発明
の他の実施例を示す正面図、第4図は第3図のA−A線
に沿って切断した断面図、第5図は本発明のさらに異な
る他の実施例を示す正面図である。 1……壁 1a……切欠部 2……シャッタ外枠 3……開口部 4……搬送路 6……強磁性体ガイドレール 8……搬送車 9……可動扉

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁に設けた切欠部にシャッタ外枠を取付
    け、このシャッタ外枠に磁気浮上搬送車の通過可能な大
    きさの開口部を設け、その開口部の上側には磁気浮上搬
    送車用搬送路を固定すると共にその開口部の上部周縁と
    前記磁気浮上搬送車を磁気浮上させる強磁性体ガイドレ
    ールの下面とを一致させ、さらに前記搬送路には搬送路
    フレームを対向して設け、この搬送路フレームは前記強
    磁性体ガイドレールの下面より下側の部分に切欠きを設
    け、前記開口部を遮蔽する可動扉は前記切欠きを移動可
    能となるように取り付けられたことを特徴とする磁気浮
    上搬送装置のシャッタ装置。
JP63054927A 1988-03-10 1988-03-10 磁気浮上搬送装置のシャッタ装置 Expired - Fee Related JP2691903B2 (ja)

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