JP2691834B2 - 築炉設備 - Google Patents

築炉設備

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JP2691834B2
JP2691834B2 JP4280574A JP28057492A JP2691834B2 JP 2691834 B2 JP2691834 B2 JP 2691834B2 JP 4280574 A JP4280574 A JP 4280574A JP 28057492 A JP28057492 A JP 28057492A JP 2691834 B2 JP2691834 B2 JP 2691834B2
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和美 倉吉
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    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D1/00Casings; Linings; Walls; Roofs
    • F27D1/16Making or repairing linings increasing the durability of linings or breaking away linings
    • F27D1/1621Making linings by using shaped elements, e.g. bricks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D3/00Charging; Discharging; Manipulation of charge
    • F27D2003/0034Means for moving, conveying, transporting the charge in the furnace or in the charging facilities
    • F27D2003/0065Lifts, e.g. containing the bucket elevators

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  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、築炉設備に係り、更に
詳しくは、例えば転炉や電気炉などの炉体内に煉瓦を敷
設するための築炉設備に関する。
【0002】
【従来の技術】転炉や電気炉などの炉体の内壁には、溶
けた金属の熱から炉体を保護するために耐熱性の煉瓦が
敷設されている。この煉瓦は耐熱性を有しているもの
の、炉体内の温度が極めて高温になるため、炉使用によ
る煉瓦の溶損は激しく、通常、約1カ月に1回の割合で
新しい煉瓦に取り替えている。この煉瓦の取り替えは、
古い煉瓦を崩して撤去し、新しい煉瓦を炉体の内壁に敷
設(築炉)することにより行われる。
【0003】この煉瓦を炉体内に敷設する築炉作業の1
つの方法として、炉上部に開口された炉口部を利用して
行なうものが知られている。この作業は、まず作業に先
駆けて、煉瓦を炉口部から炉体内に搬入する下降装置を
炉体内に持ち込み、次いで作業員が煉瓦を炉口部まで運
び上げ、それから運び上げた煉瓦を下降装置により炉体
内に順次降ろして所定の高さ位置で水平方向に搬出し、
そののちこれを作業員が手作業により炉体の内壁に敷設
するものである。
【0004】ところで、炉口部の上方には例えば金属の
溶融などに必要な諸々の付帯設備が配設されており、こ
のため大型の下降装置を炉口部から炉体内に持ち込むの
は極めて困難である。そこで、下降装置は分解した状態
で炉口部から炉体内に持ち込まれて炉体内で組み立てる
手段がとられているが、この分解された下降装置を作業
員が炉口部上に運び上げて炉体内に持ち込むのには相当
な手間を要していた。また、築炉作業時においても、作
業員により煉瓦を炉口部まで運び上げなければならず、
この作業にも多大な労力が必要であった。
【0005】そこで、この対策として、炉体の炉底部に
開閉自在な開口部を設け、この開口部から炉体内に煉瓦
を持ち上げる持ち上げ装置を挿入し、この持ち上げ装置
により煉瓦を炉体の下方から炉体内に搬入するようにし
たものが知られている。従来、このような炉底部の開口
部から炉体内に煉瓦を搬入するものとして、例えば特公
平4−18003号公報の図7に開示されたものが知ら
れている。
【0006】このものは、炉底部に開口部が設けられた
炉体の下方に配置される移動台車と、この移動台車上に
順次積み上げられて、開口部より炉体内に挿入される多
数個のフレームユニットを備えており、フレームユニッ
トの内部には互いに所定間隔をあけて垂設された固定ビ
ームと称する固定梯子と、昇降ビームと称する昇降梯子
とを組み合わせた煉瓦の持ち上げ装置が配設され、この
昇降梯子を連続的に昇降させることにより、煉瓦を昇降
梯子、固定梯子、昇降梯子と順次飛び移らせて持ち上げ
る構造になっている。このようにすることで、煉瓦を炉
体内に搬入する装置を作業員が炉上部の炉口部まで持ち
上げたり、築炉作業時に多数個の煉瓦を炉口部まで運び
上げるという作業が不要になり、作業員の削減と作業性
の向上を図ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の築炉設備は、このように持ち上げ装置が組み立て式
になっているため、煉瓦の敷設作業の進行に合わせて作
業員が炉体内でフレームユニットを積み上げなければな
らず、前述した炉上部の炉口部から持ち込む場合ほどは
ないものの、やはりこの煉瓦を炉体内に搬入する装置の
組み立て作業が面倒であるという問題点があった。ま
た、フレームユニットは壁のない枠型のユニットである
ため、煉瓦の持ち上げ中に荷崩れを起こして煉瓦が落下
した場合には、煉瓦がフレームユニットの外方へ飛び出
して周囲の装置を破損させたり、作業員が怪我をするな
どの事故が起きやすく、安全性に問題点があった。本発
明はこのような事情に鑑みてなされたもので、築炉作業
の作業性の向上と安全性の向上を同時に図ることができ
る築炉設備を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の築炉設備は、炉底部に開口部が設けられた炉体の
下方に配置される移動台車と、前記移動台車上に設けら
れて、前記開口部より前記炉体内に伸縮自在に挿入され
る箱筒状のタワーと、前記タワーの両外側にそれぞれ設
けられたテレスコシリンダからなる伸縮機構と、前記タ
ワー内の空洞部を昇降して、築炉用の煉瓦を前記炉体内
に搬入する昇降台と、前記タワーの上部に設けられて、
前記昇降台を昇降させる昇降装置と、前記タワーの上部
に設けられて、前記煉瓦を前記昇降台から水平方向に搬
出する払出し装置と、前記払出し装置により払い出され
た煉瓦を前記炉体の内壁に敷設する煉瓦積み装置とを備
えている。
【0009】また、請求項2記載の築炉設備は、請求項
1記載の築炉設備において、前記タワーの上部には、前
記昇降装置が配置された乗員の搭乗ステージと、前記払
出し装置及び前記煉瓦積み装置が配置されて、上部に搭
乗ステージを搭載可能な作業ステージとの何れか一方
が、組み付け自在に設けられている。そして、請求項3
記載の築炉設備は、請求項1又は2記載の築炉設備にお
いて、前記昇降台には前記煉瓦の搬出方向を変更するタ
ーンテーブルが設けられ、しかも前記タワーの上部に設
けられた前記昇降台の昇降口の回りには、複数個の前記
払出し装置が放射状に配設されている。
【0010】
【作用】請求項1〜3記載の築炉設備においては、炉体
の下方に移動台車を配置し、移動台車上のタワーを伸縮
機構により伸長させてタワーを炉底部の開口部より炉体
内に挿入し、次いで昇降装置により昇降台をタワーの空
洞部内で昇降させて、築炉用の煉瓦を炉体内に順次搬入
し、続いてこの炉体内に搬入された煉瓦をタワーの上部
において払出し装置により水平方向に搬出し、そののち
この搬出された煉瓦を煉瓦積み装置により炉体の内壁に
敷設する。このように、伸縮機構によりタワーを伸長さ
せて、昇降装置により煉瓦を炉体内に搬入させながら築
炉作業を行うので、炉体内に挿入される築炉作業用の装
置や煉瓦の炉体内への持ち込みが容易になって築炉作業
の作業性の向上が図れる。しかも、この煉瓦の搬入はタ
ワーの空洞部内を昇降する昇降台により行われるので、
煉瓦の持ち上げ中に荷崩れを起こしても煉瓦はタワー内
を落下するだけでタワーの外に落ちることはなく、この
ため周囲の装置を破損させたり、作業員が怪我をするな
との事故を防止できる。
【0011】特に、請求項2記載の築炉設備において
は、まずタワーの上部に搭乗ステージを組み付け、次い
で伸縮機構によりタワーを伸長させながら、搭乗ステー
ジ上の作業員により炉体の炉底部の内壁に煉瓦を敷設
し、次いでタワーの上部から搭乗ステージを取り外し、
そののちタワーの上部に作業ステージと搭乗ステージを
順次組み付け、それから伸縮機構によりタワーをさらに
伸長させながら、作業ステージに設けられた煉瓦積み装
置により炉体の炉中央部(直胴部)の内壁に煉瓦を敷設
し、次にまた伸縮機構によりタワーをさらに伸長させ
て、この搭乗ステージ上の作業員により炉体の炉上部
(傾斜部)の内壁に煉瓦を敷設する。このように、タワ
ーの上部に作業ステージと搭乗ステージを選択的に組み
付けることにより、炉体の部位に応じて、作業員の手作
業による築炉作業と煉瓦積み装置による築炉作業を選択
できる。
【0012】また、請求項3記載の築炉設備において
は、昇降装置により昇降台をタワーの上部の昇降口まで
持ち上げ、次いでターンテーブルを回転させて、昇降台
の煉瓦の搬送方向を選択された払出し装置の搬送方向に
合わせ、次いで煉瓦を昇降台から選択された払出し装置
へ搬出するようにしたので、ターンテーブルを回転させ
るという小さな動力で、煉瓦の搬出方向を一方向だけで
なく、払出し装置の個数だけ多方向に向けて煉瓦を搬出
することができる。
【0013】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る築炉設備の
使用状態を説明する断面図、図2は同移動台車の平面
図、図3は同タワー内への煉瓦の搬送状態を示す要部断
面図、図4は同作業ステージの平面図、図5(a)は同
作業ステージにおけるアウトリガの収納状態を説明する
要部断面図、図5(b)は同作業ステージにおける回動
デッキの収納状態を説明する要部断面図、図6は同使用
状態を説明する断面図、図7は同昇降装置の平面図、図
8は同搭乗ステージ及び昇降装置の正面図、図9は同搭
乗ステージ及び昇降台の断面図、図10は同昇降台の正
面図、図11は同昇降台の要部側面図、図12は同タワ
ーの要部拡大断面図、図13は同使用状態を説明する要
部断面図である。
【0014】図1に示すように、本発明の一実施例に係
る築炉設備10は、炉底部11に開口部12が設けられ
た転炉用の炉体13の下方の床面に配設されたレール1
4上を移動する移動台車15と、この移動台車15の中
央部上に設けられて、前記開口部12より炉体13内に
伸縮自在に挿入されるタワー16と、タワー16の上部
に組み付け自在に設けられた作業ステージ17と、タワ
ー16の上部又は作業ステージ17上に組み付け自在に
設けられた乗員の搭乗ステージ18とを備えている。な
お、作業ステージ17及び搭乗ステージ18は、同図鎖
線に示すようにタワー16から分離して移動台車15の
両側部上に収納できるようになっている。
【0015】図1、2に示すように、前記移動台車15
は、台車本体19の中央部から後部上にかけて2階部2
0が設けられており、これらの台車本体19と2階部2
0には、昇降用の階段21が架け渡されている。また、
作業ステージ17は台車本体19の前部上に載置され、
搭乗ステージ18は2階部20の後部に載置される。台
車本体19の前部には運転室22が設けられており、運
転室22の前部にはこの移動台車15を図外の他の移動
台車と連結させるための連結部23が突設され、また台
車本体19の下部にはレール14上を転動する車輪24
が配設されている。台車本体19の前部付近上には、煉
瓦25が運び出されたパレット26の回収装置である回
収リフタ27が設けられている。台車本体19上のタワ
ー16より後部側には、煉瓦25を載置したパレット2
6をタワー16へ搬入する搬入コンベア28が設けら
れ、台車本体19上のタワー16と回収リフタ27の間
には、パレット26を搬出する第1の搬出コンベア29
が設けられている。また、回収リフタ27の一側部に
は、パレット26を回収リフタ27から横方向へ外部排
出するための第2の排出コンベア30が設けられてい
る。
【0016】図1、2に示すように、前記タワー16
は、各々平面視して正方形の箱筒状のタワーで、移動台
車15に固定された基台部31と、この基台部31内に
各々伸縮自在に挿入された下段タワー部32、中段タワ
ー部33及び上段タワー部34から構成されている。各
タワー部32〜34は上段になるに従って断面形状が小
さくなっている。また、図3に示すようにタワー16内
には空洞部35が設けられ、基台部31の下部の背面に
はパレット26をタワー16内に搬入するための入口3
6が開口され、基台部31の下部の前面にはタワー16
内からパレット26を搬出するための出口37が開口さ
れている。なお、これらの入口36及び出口37は、基
台部31の内側にある下段タワー部32の昇降により開
閉される。
【0017】図1及び図2に示すように、タワー16の
両側部の移動台車15上には、タワー16を伸縮させる
伸縮機構の一例である一対のテレスコシリンダ38が立
設されている。テレスコシリンダ38は、下段ロッド3
9、中段ロッド40、上段ロッド41を備えた3段ロッ
ド式のシリンダであり、下段ロッド39の先端部は下段
タワー部32の先端部に連結され、中段ロッド40の先
端部は中段タワー部33の先端部に連結され、上段ロッ
ド41の先端部は上段タワー部34の先端部にそれぞれ
連結部42を介して連結されている。前記作業ステージ
17は、下板43と上板44を備えており、下板43は
タワー16に組み付け自在に取付けられ、また上板44
は4本の支柱45により下板43上に固定状態で支持さ
れている。上下板43、44の中央部には、タワー16
内の空洞部35を昇降する昇降台46の昇降口47、4
8が設けられており、下板43上の昇降口47の回りに
は、煉瓦25が載置されたパレット26を昇降台46か
ら水平方向に搬出する4個の払出し装置49が前後左右
に放射状に配設されている。
【0018】図4、5に示すように、払出し装置49
は、下板43の外縁部に上方回動自在な回動デッキ50
が枢着され、回動デッキ50上にローラコンベア51が
設けられたものである。この回動デッキ50内には、シ
リンダ50aのロッド50bを出し入れすることにより
この回動デッキ50の先端部から出入りするスライドデ
ッキ50cが収納されている。また、同じく図4、5に
示すように、下板43の外縁部の各払出し装置49間に
は、築炉作業時に作業ステージ17を炉体13内に固定
する4本のアウトリガ52が、前記各支柱45の元部に
それぞれ上方回動自在に枢着されている。アウトリガ5
2は、筒状の本体53内に、炉体13の内壁に当接され
る脚部54が摺動自在に挿入されており、この脚部54
は、その内部に収納されたシリンダ54aのロッド54
bを出し入れさせることにより摺動する。各払出し装置
49とアウトリガ52の間には、扇形の足場板55が着
脱自在に敷設されている。なお、この足場板55は、ス
ライドデッキ50c及び脚部54を伸長させた際にもそ
の伸長部分に継ぎ足される。
【0019】払出し装置49とアウトリガ52は、炉底
部11の開口部12から作業ステージ17を炉体13内
に出し入れするときに、この出し入れの邪魔にならない
ように上方回動される。このとき、アウトリガ52は支
柱45の外側面に設けられた縦長の溝部56内に収納で
きるようになっている。すなわち、図5(a)に示すよ
うにこの支柱45の溝部56内に設けられたシリンダ4
5aのロッド45bを突出させることにより、アウトリ
ガ52を上方回動させて溝部56内に収納する。このよ
うにしたため、アウトリガ52の収納性が良好になり、
作業ステージ17の炉体13内への出し入れがさらに円
滑になる。図6に示すように、前記作業ステージ17の
上板44の対向位置には、払出し装置49により搬出さ
れた煉瓦25を炉体13の内壁に敷設する煉瓦積み装置
の一例としての一対の築炉装置57が配設されている。
築炉装置57はアーム58の先端部に設けられたクラン
プ部59により払出し装置49上の煉瓦25をクランプ
してピックアップし、アーム58を移動させてこれを炉
体13の内壁に順次積み上げる。
【0020】図1に戻って、前記搭乗ステージ18は、
上板44に立設された4本の支柱60に組み付け自在に
支持された台板61と、この台板61上に支柱62によ
り支持された作業デッキ63を備えている。台板61及
び作業デッキ63の中央部には、昇降台46の昇降口6
4、65が設けられており、台板61の対向位置には、
前記昇降台46を昇降させる左右一対の昇降装置66が
設けられている。作業デッキ63は台部63a上に作業
用の手すり63bが周設されたものであり、台部63a
上には作業員による築炉作業を補助するために煉瓦積み
装置の他の例としてのバランサ63cが設けられてい
る。次に、昇降装置66を図7〜9を参照して詳細に説
明する。図7、8に示すように、台板61上にはモータ
67が設けられ、モータ67のシャフト軸68にはギヤ
69が固着され、このギヤ69に噛合するギヤ70がド
ラム71の回転軸72に固着されている。この回転軸7
2は一対の軸受73により支持されており、ドラム71
はこの回転軸72の両端部にそれぞれ設けられている。
また、ドラム71の周面には先端部が昇降台46の4隅
に接続されたワイヤ74が巻回されている。
【0021】図右側の昇降装置66において、一方の軸
受73から延出した回転軸72の一端部にはギヤ75が
固着され、このギヤ75に噛合するギヤ76は軸受77
に片持ち支持された短尺な回転軸78の先端部に固着さ
れている。回転軸78の元部付近には一方のスプロケッ
ト79が固着されており、これに対する他方のスプロケ
ット80が、図左側の昇降装置66における一方の軸受
73から延出した回転軸72の一端部に固着されてい
る。これらのスプロケット79、80間には左右のモー
タ67を同期させるチェーン81が調帯されており、チ
ェーン81の中間部にはチェーン81の弛みを防止する
スナップアイドル82が介在されている。モータ67を
回転させると、ギヤ69、70を介して回転軸72が回
転し、これによりドラム71からワイヤ74が導出さ
れ、又はドラム71にワイヤ74が巻回されることによ
り昇降台46が昇降する。
【0022】また、台板61の各支柱62の近傍上に
は、上昇した昇降台46を保持するための4個のシリン
ダ式のストッパ83が立設されており、図9に示すよう
にストッパ83のロッド84を突出させることにより上
昇した昇降台46を下方から支持する。次に、昇降台4
6を図9〜11を参照して詳細に説明する。
【0023】図9に示すように、昇降台46は枠体から
なる下段部85と、この下段部85上に支柱86を介し
て支持された同じく枠体からなる上段部87と、上段部
87に回転自在に設けられたターンテーブル88と、下
段部85上に設けられて、ターンテーブル88を回転さ
せるモータ89とを備えている。ターンテーブル88上
には、パレット26の搬送に用いられるローラコンベア
90が設けられており、ターンテーブル88の回転軸9
1は軸受92を介して上段部87に支持されている。タ
ーンテーブル88の下面と上段部87の上面の間には、
ターンテーブル88の回転スラストを受けるドーナツ形
の旋回スラスト軸受93が介在されている。ターンテー
ブル88の回転軸91の先端部には傘歯車94が固着さ
れ、この傘歯車94に噛合する傘歯車95がモータ89
のシャフト軸に固着されている。モータ89を回転させ
ると、傘歯車94、95を介して回転軸91が回転して
ターンテーブル88が回転する。下段部85の中央部に
は、モータ89、ローラコンベア90及び図外のリミッ
トスイッチに給電するためのスリップリング96が設け
られている。
【0024】また、図10に示すように、下段部85は
短尺な前後フレーム98と左右フレーム99を有してお
り、左右フレーム99の両端部には4個の滑車100が
昇降台46の角部方向へ向かって斜めに取付けられてい
る。また、図10及び図11に示すように、上段部87
の左右フレーム101の両端部上には、先端部が対峙方
向に反った長尺なガイド板102が立設されている。こ
のガイド板102は、昇降台46が伸長されたタワー1
6の空洞部35内を上昇する際に、基台部31から下段
タワー部32への通過時、下段タワー部32から中段タ
ワー部33への通過時及び中段タワー部33から上段タ
ワー部34への通過時において、昇降台46の左右側が
中段タワー部33の下端部や上段タワー部34の下端部
の左右内壁に接触して、昇降台46の円滑な上昇を妨げ
るのを解消するものである。また、昇降台46の前後側
が、これらの各タワー部32〜34の下端部の左右内壁
に接触するのを防止するために、図12に示すように各
タワー部32〜34の下端部の角部近傍の左右内壁にそ
れぞれ切欠部103を形成し、この切欠部103内にガ
イドローラ104を設けている。
【0025】なお、図1において、105は煉瓦25の
受け筒、106はケーブルベア、107は炉上部、10
8は炉上部107に開口された炉口部、109は炉中央
部、110はクレーン、111はフォークリフト車であ
る。
【0026】続いて、本発明の一実施例に係る築炉設備
の動作について説明する。予め、図1の鎖線に示すよう
に、作業ステージ17と搭乗ステージ18はタワー16
から分離して、移動台車15のタワー16の両側部上に
収納させておく。炉体13の炉底部11の築炉作業時
は、まず開口部12内に煉瓦25の受け筒105を装着
し、搭乗ステージ18が炉底部11の開口部12の直下
に位置するように、移動台車15を炉体13の下方に移
動させ、炉上部107の炉口部108の上方からクレー
ン110により搭乗ステージ18を吊り上げ、移動台車
15を移動してタワー16を炉底部11の開口部12の
直下に位置させ、吊り上げた搭乗ステージ18を下降さ
せて搭乗ステージ18をタワー16の上部にボルトによ
り組み付ける。
【0027】次いで、テレスコシリンダ38を駆動させ
ると下段ロッド39が突出し、これによりタワー16の
下段タワー部32が上昇して搭乗ステージ18が開口部
12を通過して炉底部11内まで上昇する。このとき、
図3に示すように、下段タワー部32の上昇によりタワ
ー16の下部に設けられた出入口36、37が開口す
る。このように、テレスコシリンダ38の駆動により中
段タワー部33や上段タワー部34が上昇せずに下段タ
ワー部32が上昇するのは、ロッド39〜41にかかる
負荷が大きい場合には径の大きいロッドから順次伸縮す
るというテレスコシリンダ38の特性を利用しているた
めである。すなわち、タワー16上には大重量の搭乗ス
テージ18が組み付けられ、しかも各タワー部32〜3
4は各ロッド39〜41にそれぞれ連結されているの
で、テレスコシリンダ38を駆動すると、まず最先に下
段ロッド39が突出し、この突出に伴って下段ロッド3
9に連結された下段タワー部32が上昇するのである。
【0028】そののち、煉瓦25が載置されたパレット
26はフォークリフト車111により搬入コンベア28
上に載置されて、入口36からタワー16内に搬入さ
れ、このタワー16の下部内で待機中の昇降台46のロ
ーラコンベア90上に搬送される。次いで、図7、8に
示すように、昇降装置66のモータ67の回転により、
ワイヤ74がドラム71に巻回されて昇降台46がタワ
ー16内の空洞部35を上昇し、作業デッキ63の昇降
口65まで上昇する。このとき、昇降台46が基台部3
1から下段タワー部32へ通過する際に昇降台46が横
揺れしても、図10、11に示す昇降台46上に突設さ
れたガイド板102や図12に示す下段タワー部32の
下端部に設けられたガイドローラ104により昇降台4
6が下段タワー部32の内壁に接触することはない。図
9に示すように、昇降台46が昇降口65まで上昇した
らストッパ83を駆動してロッド84を突出させ、昇降
台46を下方から支持する。
【0029】次いで、図13に示すように、作業デッキ
63上に搭乗した作業員がバランサ63cを手動操作し
てパレット26上の煉瓦25をピックアップし、炉底部
11の内壁に順次敷設する。このとき、炉底部11の開
口部12には受け筒105が装着されているので、煉瓦
25が炉底部11の下傾斜する内壁を滑り落ちて開口部
12から落下するのを防止できる。なお、開口部12に
装着された受け筒105は、炉底部11に煉瓦25を敷
設した後に適時撤去される。図1に示すように、炉中央
部109の築炉作業時は、まずタワー16から搭乗ステ
ージ18を一旦取り外してクレーン110により炉上部
107の炉口部108から炉体13の上方まで吊り上
げ、これを炉体13の上方側部に仮置しておく。次い
で、移動台車15を移動して炉底部11の開口部12の
直下に作業ステージ17を位置させ、クレーン110に
よりこの作業ステージ17を吊り上げてこれを開口部1
2から炉体13内に吊り上ける。このとき、作業ステー
ジ17が開口部12を通過する際の邪魔にならないよう
に、払出し装置49は手動又は電動により、またアウト
リガ52はシリンダ54aにより上方へ回動される(図
5参照)。
【0030】次いで、移動台車15を移動させてタワー
16を炉底部11の開口部12の直下に位置させ、それ
から吊り上げた作業ステージ17を下降させてこれをタ
ワー16の上部に組み付ける。続いて、仮置き状態の搭
乗ステージ18をクレーン110により炉口部108か
ら炉体13内に下降し、これを作業ステージ17上に組
み付ける。そののち、図4、5に示すように払出し装置
49及びアウトリガ52を下方回動させてから、シリン
ダ54aによりロッド54bを突出させて各アウトリガ
52の脚部54を延ばし、これを炉体13の内壁に押接
して作業ステージ17を炉体13内に支持する。また、
払出し装置49のシリンダ50aのロッド50bを突出
させてスライドデッキ50cを押し出し、そののち各払
出し装置49及びアウトリガ52間に足場板55を取付
ける。
【0031】次いで、図1、6に示すように、テレスコ
シリンダ38により中段ロッド40及び上段ロッド41
を突出させて中段タワー部33や上段タワー部34を上
昇させ、作業ステージ17を炉中央部109の所定位置
まで上昇させる。そののち、昇降装置66のモータ67
を回転させて、昇降台46を作業ステージ17の下板4
3の昇降口47まで上昇させ、次いで昇降台46のモー
タ89によりターンテーブル88を回転させ、パレット
26の搬出方向を選択された払出し装置49の搬送方向
に合わせる。そして、ローラコンベア90によりパレッ
ト26を昇降台46から選択された払出し装置49へ水
平方向に搬出する。このようにしたので、ターンテーブ
ル88を回転させるという小さな動力で、煉瓦25の搬
出方向を一方向だけでなく、払出し装置49の個数だけ
多方向に向けることができる。なお、昇降台46の上昇
時において、昇降台46が基台部31、下段タワー部3
2、中段タワー部33、上段タワー部34の各間を通過
する際には、炉底部11の築炉作業時の場合と同様に、
昇降台46上のガイド板102や各タワー部32〜34
の下端部に設けられたガイドローラ104により、昇降
台46が上昇中に各タワー部32〜34の内壁に接触す
るのを防止できる。
【0032】次いで、図13に示すように、築炉装置5
7の駆動によりパレット26上の煉瓦25をクランプし
てピックアップし、これを炉中央部109の内壁に下方
位置から順次積み上げる。この際、パレット26上の煉
瓦25がなくなったら、パレット26を昇降台46上に
戻して空洞部35内を下降させ、タワー16の下部に到
達したら、図3に示すように、煉瓦25がなくなったパ
レット26をローラコンベア90によりタワー16の出
口37から第1の搬出コンベア29上に搬出し、それか
ら図1に示すように回収リフタ27、第2の搬出コンベ
ア30を介して外部搬出する一方、煉瓦25が載置され
た新たなパレット26を搬入コンベア28により入口3
6から昇降台46上に載置し、そののち昇降台46を上
昇させてこれを下板43上まで持ち上げる。そこで、タ
ーンテーブル88を回転させて、パレット26の搬出方
向を次に選択された払出し装置49の搬送方向に合わ
せ、パレット26を水平方向に搬出して、同様に築炉装
置57による煉瓦25の敷設作業を行う。これらの作業
は、炉中央部109の内壁の全域に煉瓦25が敷設され
るまで繰り返して行われる。
【0033】なお、煉瓦25の積み上げの進行に応じ
て、作業ステージ17を炉体13の上方位置に固定し直
す場合には、シリンダ50a、54aによりアウトリガ
52の脚部54及び払出し装置49のスライドデッキ5
0cを一旦引き込ませ、次いでテレスコシリンダ38に
より中段ロッド40や上段ロッド41を突出させて作業
ステージ17を所定位置まで上昇させ、そののち再びア
ウトリガ52の脚部54及び払出し装置49のスライド
デッキ50cを突出させて、これを炉体13の内壁に押
接させる。炉上部107の築炉作業時は、テレスコシリ
ンダ38により上段ロッド41をさらに突出させて、搭
乗ステージ18が炉上部107に達するまで上段タワー
部34を上昇させる。次いで、昇降装置66のモータ6
7を回転させて、昇降台46を作業デッキ63の昇降口
65まで上昇させ、そののち前述した炉底部11の築炉
作業時の場合と同様に、作業員がバランサ63cを手動
操作してパレット26上の煉瓦25を炉上部107の内
壁に順次敷設する。
【0034】このように、テレスコシリンダ38により
タワー16を伸長させて、昇降装置66により煉瓦25
を開口部12より炉体13内に搬入しながら築炉作業を
行うので、炉体13内に収められる築炉設備10の部分
や煉瓦25の炉体13内への持ち込みが容易になって築
炉作業の作業性の向上が図れる。しかも、この煉瓦25
の炉体13内への搬入は、タワー16の空洞部35内を
昇降する昇降台46により行われるので、煉瓦25の持
ち上げ中に荷崩れを起こしても煉瓦25はタワー16内
を落下するだけでタワー16の外に落ちることはなく、
このため周囲の装置を破損させたり、作業員が怪我をす
るなどの事故を防止できる。また、炉体13内に挿入さ
れる築炉設備10の部分を分割式にしたので、床面から
炉底部11までの高さが十分とれない炉体13であって
も、この築炉設備10の炉体13内への挿入部分を簡単
に炉体13内に挿入することができる。さらに、タワー
16の上部に作業ステージ17と搭乗ステージ18を選
択的に組み付けるようにしたので、炉体13の部位に応
じて、作業員による作業と築炉装置57による作業を選
択して築炉作業を行うことができる。
【0035】本発明は前記実施例に限定されるのもので
はなく、例えば実施例では本発明の築炉設備により築炉
される炉体として転炉を例示したが、例えば電気炉のよ
うな内壁に煉瓦が敷設される炉体であれば炉の種類は限
定されない。また、実施例では、伸縮機構としてテレス
コシリンダを採用したが、例えば一般的なシリンダなど
のように、タワーを伸縮できるものであれば限定されな
い。さらに、実施例では、作業ステージと搭乗ステージ
はタワーから分離できる構造にしているが、床面から炉
底部までの高さが十分にとれる炉体であれば、作業ステ
ージと搭乗ステージはタワーに固定されていてもよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1〜3記載の築炉設備は、タワー
の両外側にそれぞれ設けられたテレスコシリンダからな
る伸縮機構を伸長させて、昇降装置により煉瓦を炉体内
に搬入させながら築炉作業を行うので、築炉作業用の装
置や煉瓦の炉体内への持ち込みが容易になって築炉作業
の作業性の向上が図れる。しかも、この煉瓦の炉体内へ
の搬入は、タワーの空洞部内を昇降する昇降台により行
われるので、煉瓦の持ち上げ中に荷崩れを起こしても煉
瓦はタワー内を落下するだけでタワーの外に落ちること
はなく、このため周囲の装置を破損させたり、作業員が
怪我をするなどの事故を防止できる。また、タワーの伸
縮機構は、タワーの両外側にそれぞれ設けられたテレス
コシリンダからなるので、安定にタワーを伸縮できる。
【0037】特に、請求項2記載の築炉設備において
は、タワーの上部に搭乗ステージと、搭乗ステージが搭
載可能な作業ステージとを選択的に組み付けて炉体の内
壁に煉瓦を敷設するようにしたので、炉体の部位に応じ
て、作業員による作業と煉瓦積み装置による作業を選択
できる。また、請求項3記載の築炉設備においては、タ
ーンテーブルを回転させて、昇降台の煉瓦の搬送方向を
選択された払出し装置の搬送方向に合わせ、煉瓦を昇降
台から選択された払出し装置へ搬出するようにしたの
で、ターンテーブルを回転させるという小さな動力で、
煉瓦の搬出方向を一方向だけでなく、払出し装置の個数
だけ多方向に向けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る築炉設備の使用状態を
説明する断面図である。
【図2】同移動台車の平面図である。
【図3】同タワー内への煉瓦の搬送状態を示す要部断面
図である。
【図4】同作業ステージの平面図である。
【図5】(a)同作業ステージにおけるアウトリガの収
納状態を説明する要部断面図である。 (b)同作業ステージにおける回動デッキの収納状態を
説明する要部断面図である。
【図6】同使用状態を説明する断面図である。
【図7】同昇降装置の平面図である。
【図8】同搭乗ステージ及び昇降装置の正面図である。
【図9】同搭乗ステージ及び昇降台の断面図である。
【図10】同昇降台の正面図である。
【図11】同昇降台の要部側面図である。
【図12】同タワーの要部拡大断面図である。
【図13】同使用状態を説明する要部断面図である。
【符号の説明】
10 築炉設備 11 炉底部 12 開口部 13 炉体 14 レール 15 移動台車 16 タワー 17 作業ステ
ージ 18 搭乗ステージ 19 台車本体 20 2階部 21 階段 22 運転室 23 連結部 24 車輪 25 煉瓦 26 パレット 27 回収リフ
タ 28 搬入コンベア 29 第1の搬
出コンベア 30 第2の搬出コンベア 31 基台部 32 下段タワー部 33 中段タワ
ー部 34 上段タワー部 35 空洞部 36 入口 37 出口 38 テレスコシリンダ(伸縮機構) 39 下段ロッ
ド 40 中段ロッド 41 上段ロッ
ド 42 連結部 43 下板 44 上板 45 支柱 45a シリンダ 45b ロッド 46 昇降台 47 昇降口 48 昇降口 49 払出し装
置 50 回動デッキ 50a シリン
ダ 50b ロッド 50c スライ
ドデッキ 51 ローラコンベア 52 アウトリ
ガ 53 本体 54 脚部 54a シリンダ 54b ロッド 55 足場板 56 溝部 57 築炉装置(煉瓦積み装置) 58 アーム 59 クランプ部 60 支柱 61 台板 62 支柱 63 作業デッキ 63a 台部 63b 手すり 63c バラン
サ(煉瓦積み装置) 64 昇降口 65 昇降口 66 昇降装置 67 モータ 68 シャフト軸 69 ギヤ 70 ギヤ 71 ドラム 72 回転軸 73 軸受 74 ワイヤ 75 ギヤ 76 ギヤ 77 軸受 78 回転軸 79 スプロケ
ット 80 スプロケット 81 チェーン 82 スナップアイドル 83 ストッパ 84 ロッド 85 下段部 86 支柱 87 上段部 88 ターンテーブル 89 モータ 90 ローラコンベア 91 回転軸 92 軸受 93 旋回スラ
スト軸受 94 傘歯車 95 傘歯車 96 スリップリング 98 前後フレ
ーム 99 左右フレーム 100 滑車 101 左右フレーム 102 ガイド
板 103 切欠部 104 ガイド
ローラ 105 受け筒 106 ケーブ
ルベア 107 炉上部 108 炉口部 109 炉中央部 110 クレー
ン 111 フォークリフト車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝田 寿一 愛知県東海市東海町5−3 新日本製鐵 株式会社 名古屋製鐵所内 (72)発明者 倉吉 和美 愛知県東海市東海町5−3 新日本製鐵 株式会社 名古屋製鐵所内 (72)発明者 木元 丈志 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製鐵株式会社 機械プラント事業 部内 (72)発明者 田中 億春 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製鐵株式会社 機械プラント事業 部内 (56)参考文献 特開 平6−74663(JP,A) 実開 平5−59194(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉底部に開口部が設けられた炉体の下方
    に配置される移動台車と、 前記移動台車上に設けられて、前記開口部より前記炉体
    内に伸縮自在に挿入される箱筒状のタワーと、 前記タワーの両外側にそれぞれ設けられたテレスコシリ
    ンダからなる伸縮機構と、 前記タワー内の空洞部を昇降して、築炉用の煉瓦を前記
    炉体内に搬入する昇降台と、 前記タワーの上部に設けられて、前記昇降台を昇降させ
    る昇降装置と、 前記タワーの上部に設けられて、前記煉瓦を前記昇降台
    から水平方向に搬出する払出し装置と、 前記払出し装置により払い出された煉瓦を前記炉体の内
    壁に敷設する煉瓦積み装置とを備えたことを特徴とする
    築炉設備。
  2. 【請求項2】 前記タワーの上部には、前記昇降装置が
    配置された乗員の搭乗ステージと、前記払出し装置及び
    前記煉瓦積み装置が配置されて、上部に搭乗ステージを
    搭載可能な作業ステージとの何れか一方が、組み付け自
    在に設けられていることを特徴とする請求項1記載の築
    炉設備。
  3. 【請求項3】 前記昇降台には前記煉瓦の搬出方向を変
    更するターンテーブルが設けられ、しかも前記タワーの
    上部に設けられた前記昇降台の昇降口の回りには、複数
    個の前記払出し装置が放射状に配設されていることを特
    徴とする請求項1又は2記載の築炉設備。
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