JP2691330B2 - 板材のパイリング装置 - Google Patents

板材のパイリング装置

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JP2691330B2
JP2691330B2 JP5335985A JP33598593A JP2691330B2 JP 2691330 B2 JP2691330 B2 JP 2691330B2 JP 5335985 A JP5335985 A JP 5335985A JP 33598593 A JP33598593 A JP 33598593A JP 2691330 B2 JP2691330 B2 JP 2691330B2
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JP
Japan
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plate
stopper
stacked
conveyor
plate material
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JP5335985A
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Inventor
孝行 千田
繁樹 藤居
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昭和アルミニウム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、アルミニウ
ムやカラー鋼板のコイル材を巻戻して所要長さの板材に
切断する場合、切断された板材を積重ねるパイリング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、図7に示すよう
に、前向きにのびたコンベヤ(図示しない)の搬送経路
前端から前向きに搬出される板材Wが積重ねられるパレ
ット61を昇降させるリフタ(図示しない)と、パレット
61に積重ねられる板材Wの前端部が当接させられる垂直
後向きストッパ面62を有する前後方向に移動自在なスト
ッパ63と、同板材Wの両縁部を案内する開閉自在な一対
の垂直対向板状サイドガイド64とを備えており、リフタ
により、積重ね作業開始当初はストツパ63およびサイド
ガイド64の下端にパレット61の上面が当接させられるよ
うにパレット61が上昇させられ、パレット61に板材Wが
積重ねられていくにしたがって、パレット61上の最上位
の板材Wのレベルが一定になるようにパレット61が下降
させられるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記装置では、パレッ
ト61に積重ねられる板材Wの長さに対応してストッパ63
の前後方向の位置が調節される。調節は、板材Wが長く
なればストッパ63が前進させられ、板材Wが短くなる
と、ストッパ63が後退させられることにより、行われ
る。
【0004】板材Wをいままでに積重ねたものと異なる
長さのものに変更するために積重ね作業を中断して、ス
トッパ63の位置を調節しようとする場合、ストッパ63を
前進させると、いままでに積重ねられた板材Wとストッ
パ63の間に隙間ができてしまい、このままで積重ね作業
を開始すると、積重ねられる板材Wが隙間を素通りして
しまうことがある。逆に、ストッパ63を後退させる場
合、このままの状態では積重ねられた板材Wとストッパ
63が干渉するため、リフタを下降させてストッパ63の下
方レベルまで積重ねられた板材Wを下降させ、この後、
ストッパ63を後退させる。この場合でも、いままでに積
重ねられた板材Wとストッパ63の間に隙間ができてしま
い、ストッパ63を前進させた場合と同じように、板材W
が素通りしてしまうことになる。
【0005】したがって、長さの異なる複数種類の板材
Wを1つのパレット61に積重ねることができず、板材W
の種類を変更する場合、パレット61を別のものと変更す
る必要があった。
【0006】この発明の目的は、長さを異にする複数種
類の板材を1つのパレットに積重ねることができる板材
のパイリング装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による板材のパ
イリング装置は、前向きにのびた搬送経路を有するコン
ベヤと、コンベヤの搬送経路前端から前向きに搬出され
る板材が積重ねられるパレットを昇降させるリフタと、
パレットに積重ねられる板材の前端部が当接させられる
垂直後向きストッパ面を有する前後方向に移動自在なス
トッパとを備えており、ストッパに、ストッパ面の下端
より後向きに突出させられた板材受が設けられている
材のパイリング装置において、コンベヤが、後端部を中
心として起伏自在であり、ストッパを挟んで開閉しうる
ように一対のホルダプレートが配置され、起立時のコン
ベヤから搬出される板材の左右両縁部が閉鎖時のホルダ
プレートによって受止められかつこの状態でストッパ面
に板材の前端部が当接させられるようになされている
とを特徴とするものである。
【0008】
【作用】この発明による板材のパイリング装置では、
ンベヤが、後端部を中心として起伏自在であり、ストッ
パを挟んで開閉しうるように一対のホルダプレートが配
置され、起立時のコンベヤから搬出される板材の左右両
縁部が閉鎖時のホルダプレートによって受止められかつ
この状態でストッパ面に板材の前端部が当接させられる
ようになされているから、積重ねる板材の長さを変更す
る場合、積重ねられる板材の長さに対応するようにスト
ッパの前後方向の位置調節をし、コンベヤを起立させる
とともに、ホルダプレートを閉鎖し、この状態でコンベ
ヤを運転すると、長さを変更される板材の先頭のものが
ホルダプレートによって受止められ、ついで、ホルダプ
レートを開放すると、板材がホルダプレートからいまま
でに積重ねられた板材上に落下してその前端部が板材受
けで受けられ、いままでに積重ねられた板材とストッパ
の間を板材が素通りすることがない。
【0009】
【実施例】この発明の実施例を、図1〜図6を参照し
て、つぎに説明する。
【0010】この明細書において、前後とは、板材がコ
ンベヤで搬送されて進む側(図1の左側)を前、これと
反対側を後といい、左右とは、後に向かって、その左右
の側を左右というものとする。
【0011】図1を参照すると、後から前にかけて順
次、コイル材切断装置11、板材搬送装置12およびパイリ
ング装置13が配置されている。
【0012】板材搬送装置13は、後から前に順次連ねら
れた3つの第1〜第3コンベヤ14〜16よりなる。第3コ
ンベヤ16は、後端部を中心として起伏自在で、図1に実
線で示す前下がりの傾斜姿勢と、図1に想像線で示す水
平姿勢の間で起伏させられるように構成されている。
【0013】図1に加えて、図2を参照すると、パイリ
ング装置13は、第3コンベヤ16の前端下方に配置されて
いる板材搬送エア吹出ブロア21と、搬送装置12の搬送経
路前端から前向きに搬出される板材Wが積重ねられるパ
レット22を昇降させるリフタ23と、パレット22に積重ね
られる板材Wの前端部が当接させられる垂直後向きスト
ッパ面24を有する前後方向に移動自在なストッパ25と、
同板材Wの左右両縁部を案内する開閉自在な一対の垂直
対向板状サイドガイド26と、搬送エア吹出口27が設けら
れかつ同板材Wの後端部を案内する垂直板状エンドガイ
ド28とを備えている。
【0014】以上のパイリング装置13の基本構造は、冒
頭で説明した従来装置の基本構造と同じである。以下
に、両装置の相違点を説明する。
【0015】図3を参照すると、ストッパ25の詳細構造
が示されている。ストッパ25は、垂直板状の3層構造の
もので、ストッパ面24の側から、ウレタンゴム層31、ス
ポンジ層32および軟鋼層33で構成されている。ストッパ
25の下端面には水平板状板材受41が固定されている。板
材受41の略後半分は、ストッパ面24より後方に突出させ
られている。板材受41の後端面には丸み42が付けられて
いる。これは、受けた板材Wに傷をつけないようにする
ためである。
【0016】再び、図2を参照すると、サイドガイド26
の上端とほぼ同レベルのところに、互いに平行に前後方
向にのびた一対の水平帯板状ホルダプレート51が配置さ
れている。ホルダプレート51は、左右方向に移動自在
で、互いに接近離隔して、開閉させられる。
【0017】つぎに、図4〜図6を参照して、積重ね動
作を説明する。以下は、いままでに積重ねられた板材よ
り短い板材をつぎに積重ねる場合を説明するが、これと
は逆に、いままでより長い板材を積重ねる場合も、これ
に準じる。
【0018】板材Wの種類が変更される場合、積重ね動
作は中断され、搬送装置12およびブロワ21は停止され
る。
【0019】リフタ23を下降させて、ストッパ25をいま
までに積重ねられた板材Wより上方レベルに位置させ
て、所定位置まで後退させる。また、必要に応じて、サ
イドガイド26を開いておく。第3コンベヤ16を水平姿勢
にし、ホルダプレート51を閉じる。この状態で搬送装置
12から板材Wが1枚だけ搬出されるように搬送装置12を
運転する。搬送装置12から搬出された板材Wの左右縁部
はホルダプレート51で受けられる(図4に示す状態)。
ホルダプレート51を開くと、これに受けられていた板材
Wは落下し、落下した板材Wは、すでに積重ねられた板
材Wの上に重ねられるが、その前縁部は板材受41で受け
られる(図5に示す状態)。ここまで準備されると、第
3コンベヤ13を傾斜姿勢に戻し、後は、搬送装置12およ
びブロワ21を通常通りに運転して、つぎつぎに板材Wを
積重ねていく。所定枚数の板材Wが積重ねられると、再
び、搬送装置12およびブロワ21の運転を停止する。スト
ッパ25を前進させて、積重ねた板材Wの下方から板材受
41を抜きさる(図6に示す状態)。これにより、1種類
の板材積重ね動作を完了する。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、積重ねる板材の長さ
を変更する場合、積重ねられる板材の長さに対応するよ
うにストッパの前後方向の位置調節をし、コンベヤを起
立させるとともに、ホルダプレートを閉鎖し、この状態
でコンベヤを運転すると、長さを変更される板材の先頭
のものがホルダプレートによって受止められ、ついで、
ホルダプレートを開放すると、板材がホルダプレートか
らいままでに積重ねられた板材上に落下してその前端部
が板材受けで受けられ、いままでに積重ねられた板材と
ストッパの間を板材が素通りすることがないから、長さ
を異にする複数種類の板材を1つのパレットに積重ねる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるパイリング装置を含む板材製造
ラインの側面図である。
【図2】この発明によるパイリング装置の斜視図であ
る。
【図3】同パイリング装置のストッパ周辺部の断面図で
ある。
【図4】積重ね動作の説明図である。
【図5】図4に示す動作につづく積重ね動作の説明図で
ある。
【図6】図5に示す動作につづく積重ね動作の説明図で
ある。
【図7】従来のパイリング装置を示す図2相当の斜視図
である。
【符号の説明】
16 コンベヤ 22 パレット 23 リフタ 24 ストッパ面 25 ストッパ 41 板材受 W 板材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前向きにのびた搬送経路を有するコンベ
    ヤ16と、コンベヤ16の搬送経路前端から前向きに搬出さ
    れる板材Wが積重ねられるパレット22を昇降させるリフ
    タ23と、パレット22に積重ねられる板材Wの前端部が当
    接させられる垂直後向きストッパ面24を有する前後方向
    に移動自在なストッパ25とを備えており、ストッパ25
    に、ストッパ面24の下端より後向きに突出させられた板
    材受41が設けられている板材のパイリング装置におい
    て、コンベヤ16が、後端部を中心として起伏自在であり、ス
    トッパ25を挟んで開閉しうるように一対のホルダプレー
    ト51が配置され、起立時のコンベヤ16から搬出される板
    材Wの左右両縁部が閉鎖時のホルダプレート51によって
    受止められかつこの状態でストッパ面24に板材Wの前端
    部が当接させられるようになされている ことを特徴とす
    る、板材のパイリング装置。
JP5335985A 1993-12-28 1993-12-28 板材のパイリング装置 Expired - Lifetime JP2691330B2 (ja)

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