JPH07144778A - シート集積束移送方法および装置 - Google Patents

シート集積束移送方法および装置

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JPH07144778A
JPH07144778A JP6178332A JP17833294A JPH07144778A JP H07144778 A JPH07144778 A JP H07144778A JP 6178332 A JP6178332 A JP 6178332A JP 17833294 A JP17833294 A JP 17833294A JP H07144778 A JPH07144778 A JP H07144778A
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sheet
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stack
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Patoritsuku Koon Aabuin
パトリック コーン アーヴィン
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープ貼りやクランプ締めを行わずに、一定
単位枚数のシート状材料の集積束を束ズレなしに次工程
に移送することが可能なシート集積束移送方法及び装置
を提供する。 【構成】 シート材料の集積束を積込み位置から積替え
位置まで移送するシート集積束移送装置1は、積込み位
置と積替え位置に配設されそれぞれにシート材料の集積
束を載置する一対の垂直可動テーブル7、8、垂直水平
方向に可動する搬送ユニット2、テーブル駆動手段1
0、11、前記搬送ユニット2を積込み位置と積替え位
置の間で復動させるキャリッジ装置15、前記テーブル
駆動手段10、11とキャリッジ15に電気的に接続さ
れた制御手段12で構成されている。前記搬送ユニット
2は、さらに、入口側コンベヤー3、中間コンベヤー
4、出口側コンベヤー5で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、集積されたシートを
一定単位枚数毎に移送する方法および装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】集積束の移送のためベルトコンベアやロ
ーラー搬送体上に集積束を載置する方法が広く知られて
いる。しかしながら、このような従来技術では、移送す
る間に束のシート端面が傾いてずれるといった問題があ
る。このようなズレをなくすため、次工程の側でズレた
束の端面を再度揃えて包装、穿孔、切断などを行う必要
がある。もっと簡単で一般的に行われている方法として
は、シートを手作業で移送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】表面に特別な処理や被
膜を施した高品位表面化粧板や感光性樹脂を塗布したP
S板(Presensitized Plates)製品の分野では、その生産
過程で束ズレ無しに集積束を次工程に移送することがで
きる移送装置に対する要求が昔からあった。
【0004】これまでの一般的な方法としては、集積束
を次工程に移送する際に束の端面の複数の箇所にテープ
を貼ったり束をクランプ等で挟持して束ズレを防いでい
た。しかしながら、テープを貼り付ける方法は品質や外
観の点から一定の分野に制約されていた。一方、束をク
ランプで挟持する方法では製品が変形・損傷してしまう
畏れがあり、クランプの着脱に時間がかかるといった問
題がある。
【0005】あるいは、クランプで束を引きずったり、
可動式エアーテーブルを積み重ねたシートの山(以下、
スタックと称す)の中に挿入して束をテーブル上に載置
するといった移送方法も考えられる。しかし、このよう
な方法では束を引きずる操作が不可欠で、これにより製
品表面が損傷する畏れがある。
【0006】当該技術の対象となる製品においては、表
面保護のためインターリーフと呼ばれる保護用シートを
挿入することが一般に行われている。しかし、束の最下
面はこのインターリーフ無しに移送されるため、直接移
送ローラーまたはエアーテーブルに接触することにな
る。このため最下位のシートの品質保証が極めて難し
く、オペレーターが手作業により束を持ち上げて移送す
ることになる。これらのオペレーターは、各シートの束
がずれないよう最大限の注意を払いながら製品を手で持
ち上げて移動する。そこで、このような手作業はCTD
(Cumulative Trauma Disord
er)と呼ばれる筋肉疲労障害の原因になる。
【0007】この他、オペレーターの作業をロボット化
した持ち上げ移送方法の方式もあるが多額の投資を要す
る。
【0008】従来の移送方法としては例えばHawke
sの米国特許No.3,209,931がある。この方
法では、積み重ねたシートのスタックから跨設型搬送テ
ーブルを用いて可撓性シートの束を取り出し、端を揃
え、再度山積みする。しかし、この特許では、搬送ユニ
ットに内蔵されている積込み部および積降し部の動作に
連動させて搬送ユニットを全く同じ速度で反対方向に動
作させることにより、残りの最上位のシート束に折れや
傷を生じさせずに集束を取り出したり、あるいは、再度
積上げるといった本願出願固有の方法と同様の方法は教
示されていない。また、この特許の方法では、摩擦に抗
して無理にスタック内に搬送テーブルの前端を挿入する
ため、束に傷がついたり、変形してしまうといった問題
がある。
【0009】この他にSchneiderの米国特許N
o.4,055,258があり、シート状材料の積降ろ
し装置が開示されている。この装置は油圧駆動の握持装
置から構成されており、分離ローラーで予め分けておい
たスタックの一部をこの握持装置で挟持して残りのスタ
ックとこのスタックを完全に分離するものである。しか
しながら、本願発明の対象となる製品の分野にこの装置
を用ると、すでに説明したようにクランプによって製品
が変形したり傷ついてしまうといった問題が生じる。
【0010】本願発明は上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その第1の目的はテープやクラ
ンプを用いずに束ズレがないようシート集積束を移送す
ることが可能なシート集積束移送方法および装置を提供
することにある。
【0011】本願発明の第2の目的は、移送すべきシー
ト集積束が残りのスタックに接触しても製品に傷をつけ
ないシート集積束移送方法を提供することにある。
【0012】本願発明の第3の目的は、製品の分類、小
分け、包装に役立つシート集積束移送装置を提供するこ
とにある。
【0013】本願発明の第4の目的は、従来手作業で行
っていたPS板等のシート材の移送を経済的に機械化し
て筋肉疲労を防止することができるシート集積束移送方
法および装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明シート集積束移送方法は、入口側コンベヤ
ーと中間コンベヤーと出口側コンベヤーとで構成された
可動搬送ユニットを用いてシート状材料の集積束を積込
み側から積替え側へ移送するシート集積束移送方法にお
いて、前記シート材料の集積束の、前記入口側コンベヤ
ーの前方端に対向する側の縁部を上に持ち上げて、前記
入口側コンベヤー上に当該シート材料の集積束を載置す
るのを補助する段階と、前記シート材料の集積束が前記
入口側コンベヤーと前記中間コンベヤーとの上に徐々に
積み込まれるように当該入口側コンベヤーと中間コンベ
ヤーを動作させながら前記シート材料の集積束の前記縁
部とは反対側の方向へ前記搬送ユニットを移動させる段
階であって、前記搬送ユニットの動作と前記入口側コン
ベヤーと中間コンベヤーの動作は略同じ速度で同時に行
われるものであり、また、前記搬送ユニットと前記コン
ベヤーの上面は互いに反対方向に移動するところの搬送
ユニット移動段階と、前記シート材料の集積束が完全に
前記中間コンベヤー上に載置されると前記搬送ユニット
の前進動作および前記入口側コンベヤーと中間コンベヤ
ーの動作を停止する段階と、前記搬送ユニットが前記積
替え位置の所定地点に来るまで前記シート材料の集積束
を積載した状態で積替え位置まで前記搬送ユニットを移
動させる段階と、前記シート材料の集積束が前記積替え
位置へ徐々に降ろされるよう前記出口側コンベヤーと中
間コンベヤーを動作させながら前記積込み位置側に前記
搬送ユニットを後退させる段階であって、前記搬送ユニ
ットの後退動作と前記コンベヤーの動作は略同じ速度で
同時に行われるものであり、また、前記搬送ユニットと
前記コンベヤーの上面は互いに反対の方向に移動するも
のであるところの搬送ユニットの後退段階とからなるこ
とを特徴とする。
【0015】前記搬送ユニットの高さ、積込み位置、積
替え位置を制御して搬送ユニットの底部と残りのシート
材料の最上位のシートとの間隙を常に一定にしておくの
が好ましい。
【0016】本願発明の好適な態様において、シート材
料の集積束を積込み位置から積替え位置まで移送するシ
ート集積束移送装置において、積込み位置および積替え
位置に配設されて、それぞれ前記シート材料の集積束を
支持する一対の垂直可動テーブルと、垂直および水平方
向に移動自在で、入口側コンベヤー、中間コンベヤー、
出口側コンベヤーから構成された搬送ユニットと、前記
テーブルを駆動するテーブル駆動手段と、前記搬送ユニ
ットを前記積込み位置と前記積替え位置の間で往復動さ
せるキャリッジ手段と、前記テーブル駆動手段とキャリ
ッジ手段に電気的に接続されて、前記搬送ユニットの移
動と前記入口側コンベヤー、中間コンベヤー、出口側コ
ンベヤーの動作が略同じ速度で同時に行われ、かつコン
ベヤーの上面の移動方向と搬送ユニットの移動方向が反
対となるよう、前記キャリッジ手段の前進・後退動作と
前記搬送ユニットの前記入口側コンベヤー、中間コンベ
ヤー、出口側コンベヤーの動作を制御するコントローラ
ー手段とから構成されていることを特徴とする。
【0017】上記シート集積束移送装置用として次の2
つの制御手段が設けられている。すなわち、前記搬送ユ
ニット手段と前記キャリッジ手段を連動させる制御手段
と、前記テーブル手段、前記テーブル駆動手段、センサ
ー手段、前記キャリッジの前進および後退、前記入口側
コンベヤー、前記中間コンベヤー、前記出口側コンベヤ
ーの動作と前記搬送ユニットの垂直移動を連動させる制
御手段である。
【0018】これら2個のコントローラーは互いに接続
されており前記シート集積束搬送ユニットを連続的に動
作させる。
【0019】前記搬送ユニットの入口側コンベヤーと出
口側コンベヤーはくさび形とするのが好ましく、このよ
うな形にすることによりシートスタックの中に入り込ん
で入口側コンベヤーへシート状材料の集積束を積み込ん
だり、出口側コンベヤーから当該シート状材料を降ろす
作業が容易になる。
【0020】入口側コンベヤーと出口側コンベヤーのく
さび形部分の傾斜角度は10−20度の範囲とし、最も
好ましくは15度とする。
【0021】キャリッジの速度(Vf)と搬送ユニット
手段の前記コンベヤーの速度(Vb)の相対速度比は
0.94−0.98の範囲とするのが好ましい。
【0022】
【作用および効果】本願発明のシート集積束移送方法お
よび装置によれば、テープ貼りやクランプを行わずに束
ズレなしにシート集積束の移動ができる。また、搬送ユ
ニットへシート集積束を載置および積み替えする時に供
給側および受取側の他の製品の表面を当該集積束が擦る
ことがなく、また、搬送ユニットが他の製品の表面を擦
ることもないため製品表面に損傷を与えることがないと
いった利点がある。本願発明のシート集積移送方法およ
び装置により、従来手作業で行っていたPS板等の移送
を安価に機械化できるため生産コストの低減に寄与で
き、さらに、手作業による作業者の筋肉疲労障害の問題
も解決できるといった効果がある。
【0023】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本願発明の好
適な実施態様を詳細に説明する。
【0024】図1は本願発明に係るシート集積束移送装
置を示す概略側面図であり、図2は図1のシート集積束
移送装置の搬送ユニットとキャリッジの一部拡大切欠図
であり、図3は図1のシート集積束移送装置を上側から
見た平面図であり、図4a−4cは本願発明のシート集
積束移送装置を用いたシートの積込みおよび積替え作業
の様子を説明した概略図であり、図5a−5cは図4a
−4cのシート積込み及び積替え作業の後半の作業様子
を説明した概略図であり、図6a−6eは本願発明の搬
送ユニットによる積込み及び積替え作業の様子を概略的
に示した図であり、コンベヤーの回転速度とキャリッジ
の前進速度の相対速度比が等しいかまたは大きく異なる
場合のシート集積束の様子を示した概略図である。
【0025】図1において、シート移送装置1は残りの
シートの山(以下、スタックと称す)からシート集積束
を搬送する垂直方向移動自在な搬送ユニット2を備えて
いる。この搬送ユニット2は入口側コンベヤー3、中間
コンベヤー4、出口側コンベヤー5から構成されてい
る。キャリッジ6は水平方向に移動自在で、入口側コン
ベヤー3、中間コンベヤー4、出口側コンベヤー5の動
作に連動して搬送ユニット2を前後へ移動する。垂直方
向に移動自在な支持テーブル7はシート材料のスタック
を支持し、垂直方向に移動自在な支持テーブル8は積替
えたシート材料のスタックを支持する。シート移送装置
1にはガイドレール13も設けられており、このレール
に沿ってキャリッジユニット6は前後へ移動する。図2
に示されているクリアランスセンサー14は、搬送ユニ
ット2の底面と残りのスタックの最上位面との間の間隔
を検出する。
【0026】本願発明のシート集積束移送装置1には、
供給側テーブル駆動手段10と受取側テーブル駆動手段
11とが設けられている。これら2つの駆動手段10と
11は周知の例えばマイクロコンピュータからなるコン
トローラー12に電気的に接続されている。前記テーブ
ル駆動手段10と11は、コントローラー12の制御の
もと前記供給側テーブル7と受取側テーブル8をそれぞ
れ油圧起動する。シート搬送ユニット2にはアクチュエ
ータ手段9が設けられており、このアクチュエータ手段
はコントローラー12に電気的に接続されている。この
アクチュエータ手段としてはコントローラー12の制御
に基づいて搬送ユニット2を垂直方向に駆動するスクリ
ューアクチュエータ駆動モーターが好ましく、周知のタ
イプのコンベヤーアクチュエータドライブ16を備えて
いる。キャリッジコンベヤー6には、コントローラー1
2にインターフェース接続されコントローラー12の制
御に基づいてキャリッジ6を駆動する専用の駆動装置が
設けられている。
【0027】入口側コンベヤー3、中間コンベヤー4、
出口側コンベヤー6はベルトコンベヤーとするのが好ま
しい。しかしながら、これらのコンベヤーは複数のロー
ラーを組み合わせた構成としてもよい。入口側コンベヤ
ー3と出口側コンベヤー5はくさび形とするのが好まし
く、このような形にすると入口側コンベヤー3での積込
み作業および出口側コンベヤー5での積替え作業が容易
になる。入口側コンベヤー3と出口側コンベヤー5の先
端の傾斜角は好ましくは最大20度に、最も好ましくは
15度に設定する。入口側コンベヤー3または出口側コ
ンベヤー5が上記の最大傾斜角以上の角度の場合はシー
ト材に折れが生じることもある。
【0028】本願発明のシート集積束移送装置の基本的
な動作を以下に説明する。
【0029】実際には、供給側テーブル7に載置された
シートスタックの両脇にそれぞれ1名づつ作業者が配置
されており、これらの作業者が手作業で前記入口側コン
ベヤー3の前方端と対向する側のシートスタックの端部
から所定枚数のシート束を持ち上げシートスタックに間
隙を作る。この実施例では、シートの最大幅は約147
cm(57.88インチ)で、最大長さは約196.5
5cm(77.38インチ)、最大厚みは0.05cm
(0.020インチ)、最大重量は90.6kg(20
0ポンド)である。山積みするシートスタックの数は1
5から50の範囲とするのが好ましい。
【0030】キャリッジ6は積込み位置にある搬送ユニ
ット2を、シートスタックの上記間隙に入り込むように
一方端から他方端へ向かって約19.0m/minの速
度で前進させ、そこで持ち上げたシート束の端部が図2
に示すようなくさび形の入口側コンベヤー3の上に手で
載せられる。搬送ユニット2の前進移動に連動させて、
入口側コンベヤー3と中間コンベヤー4とが搬送ユニッ
ト2の前進速度と略同じ速度、すなわち、約20.0m
/minの速度で駆動される。しかしここで、コンベヤ
ーの上面の移動方向は搬送ユニットの進行方向とは反対
である。
【0031】入口側コンベヤー3と中間コンベヤー4の
動作に連動させて搬送ユニット2をシート束の反対側端
部の方向へさらに前進させ続けると、移送すべきシート
束はコンベヤー3、4、5の上に徐々に載置されてい
く。
【0032】搬送ユニット2が移動してい間は搬送ユニ
ット2の底面と残りのスタックの一番上の面の間の間隙
を、搬送ユニット2の底面に配設されている光学センサ
ーなどの周知のセンサー14で常に検出しておく。コン
トローラー12は、上記間隙が必ず一定になるようにセ
ンサー14の検出結果に応じてアクチュエーター9と供
給側テーブル駆動手段10の両方へ信号を出力する。
【0033】シート束がコンベヤー上に完全に載置され
ると、コントローラー12は、搬送ユニット2が積替え
位置つまり受取側テーブル8の方へ移動するようにキャ
リッジドライブ15を制御する。キャリッジ6は中間コ
ンベヤー4にシート束を載置した状態で約25.4m/
minの速度で移動できる。キャリッジの速度(Vf)
は12.7m/minから25.4m/minまでの範
囲とするのが好ましく、約19.0m/minが最も好
ましい。
【0034】積替え側では、受取側テーブル8と搬送ユ
ニット2の高さ位置はコントローラー12の制御に基づ
いて受取側テーブル駆動手段11とアクチュエーター手
段9によって調整されており、搬送ユニット2の底面と
受取側テーブル8の最上位面の間隙が常に必ず一定にな
るようにしている。
【0035】搬送ユニット2が積替え位置に到着する
と、搬送ユニット2の後退運動に連動して入口側コンベ
ヤー3、中間コンベヤー4、出口側コンベヤー5が動作
する。この時、搬送ユニット2はコンベヤー3、4、5
の上側の面の移動方向と反対の方向に移動するが、この
時の速度は略同じである。つまり、搬送ユニット2は約
19.0m/minの速度Vfで後方へ移動するが、こ
れに対してコンベヤー3、4、5は約20.0m/mi
nの速度Vbで動作する。積込みおよび積替え作業中の
キャリッジ速度Vfとコンベヤー速度Vbの相対速度比
は、0.95:1.00とするのが好ましい。実際に
は、コンベヤー速度Vbをキャリッジ速度Vfよりもわ
ずかに早くするほうが好ましく、こうすることによりシ
ート集積束の前方端と後方端がきちんと揃う。
【0036】図6aに示すように、入口側コンベヤー3
と中間コンベヤー4の回転速度Vbよりも大きな速度で
キャリッジ6が搬送ユニット2を移動させると、入口側
コンベヤー3の前方端がシートスタックの間隙の中に無
理に押し込まれてしまい、この押し込み動作による力が
積込み中のシート集積束の上側部分よりも下側部分に強
く働いて、シート集積束の下側部分に折れが発生する。
また、これにより積込み中のシート集積束の上側が入口
側コンベヤー3の前方端に向かって傾いてしまう。この
積込み中のシート集積束の折れた部分が、入口側コンベ
ヤー3の前方端に近い部分の残されたシートスタックの
上側部分に力を及ぼすため、スタックの上側のこの部分
はずれてしまうことになる。
【0037】図6b−6dにはこうして積み込んだシー
ト集積束の搬送および積替えの様子が示されている。キ
ャリッジ6の後退速度Vfよりも遅い速度でシート集積
束が出口側コンベヤー5から降ろされるとシート集積束
の上側部分と比べてより大きな力がシート集積束の下側
部分に作用するのでシート集積束の下側部分は積込み位
置の方向にさらに引っ張られて、シート集積束の上側と
下側のずれが一層ひどくなってしまう。
【0038】これに対して、図6eに示すように、入口
側コンベヤー3がキャリッジ6の移動速度Vfよりも大
きな速度Vbで回転すると、シート集積束の上側部分が
入口側コンベヤー3の前方端と反対の方向へ傾いてしま
う。この状態でキャリッジ6をさらに移動させると残り
のスタックの後方端、すなわち入口側コンベヤー3の前
方端と反対側の端部が積替え中のシート集積束と同様に
傾いてしまい、シート集積束は束ズレを起こしてしま
う。
【0039】このように、上記の説明から明らかなよう
に、本願発明はキャリッジ6の移動とコンベヤー対の回
転を同時に略同じ速度で、ただし、反対方向に行うこと
により、移送するシート状製品の端を揃えたまま確実に
移送することができ、折れや傷といった製品への損傷を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るシート集積束移送装置を示す概
略側面図
【図2】図1のシート集積束移送装置の搬送ユニットと
キャリッジの一部拡大切欠図
【図3】図1のシート集積束移送装置を上側から見た平
面図
【図4】図4a−4cは本願発明のシート集積束移送装
置を用いたシートの積込みおよび積替え作業の様子を説
明した概略図
【図5】図5a−5cは図4a−4cのシート積込み及
び積替え作業の後半の作業様子を説明した概略図
【図6】図6a−6eは本願発明の搬送ユニットによる
積込み及び積替え作業の様子を概略的に示した図であ
り、コンベヤーの回転速度とキャリッジの前進速度の相
対速度比が等しいかまたは大きく異なる場合のシート集
積束の様子を示した概略図
【符号の説明】
1 シート集積束移送装置 2 搬送ユニット 3 入口側コンベヤー 4 中間コンベヤー 5 出口側コンベヤー 6 キャリッジユニット 7 供給側テーブル 8 受取側テーブル 9 アクチュエータ手段 10、11 駆動手段 12 コントローラー 13 ガイドレール 14 クリアランスセンサー 15 キャリッジ装置 16 コンベヤーアクチュエータドライブ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口側コンベヤーと中間コンベヤーと出
    口側コンベヤーとで構成された可動搬送ユニットを用い
    てシート状材料の集積束を積込み側から積替え側へ移送
    するシート集積束移送方法において、 前記シート材料の集積束の、前記入口側コンベヤーの前
    方端に対向する側の縁部を上に持ち上げて、前記入口側
    コンベヤー上に当該シート材料の集積束を載置するのを
    補助する段階と、 前記シート材料の集積束が前記入口側コンベヤーと前記
    中間コンベヤーとの上に徐々に積み込まれるように当該
    入口側コンベヤーと中間コンベヤーを動作させながら前
    記シート材料の集積束の前記縁部とは反対側の方向へ前
    記搬送ユニットを移動させる段階であって、前記搬送ユ
    ニットの動作と前記入口側コンベヤーと中間コンベヤー
    の動作は略同じ速度で同時に行われるものであり、ま
    た、前記搬送ユニットと前記コンベヤーの上面は互いに
    反対方向に移動するところの搬送ユニット移動段階と、 前記シート材料の集積束が完全に前記中間コンベヤー上
    に載置されると前記搬送ユニットの前進動作および前記
    入口側コンベヤーと中間コンベヤーの動作を停止する段
    階と、 前記搬送ユニットが前記積替え位置の所定地点に来るま
    で前記シート材料の集積束を積載した状態で積替え位置
    まで前記搬送ユニットを移動させる段階と、 前記シート材料の集積束が前記積替え位置へ徐々に降ろ
    されるよう前記出口側コンベヤーと中間コンベヤーを動
    作させながら前記積込み位置側に前記搬送ユニットを後
    退させる段階であって、前記搬送ユニットの後退動作と
    前記コンベヤーの動作は略同じ速度で同時に行われるも
    のであり、また、前記搬送ユニットと前記コンベヤーの
    上面は互いに反対の方向に移動するものであるところの
    搬送ユニットの後退段階とからなることを特徴とするシ
    ート集積束移送方法。
  2. 【請求項2】 前記搬送ユニット、積込み位置、積替え
    位置の高さを制御して、搬送ユニットの底部と前記積込
    み位置と積替え位置にある最上位シートとの間隙を常に
    一定にする段階をさらに有していることを特徴とする請
    求項1記載のシート集積束移送方法。
  3. 【請求項3】 シート材料の集積束を積込み位置から積
    替え位置まで移送するシート集積束移送装置において、 積込み位置および積替え位置に配設されて、それぞれ前
    記シート材料の集積束を支持する一対の垂直可動テーブ
    ルと、 垂直および水平方向に移動自在で、入口側コンベヤー、
    中間コンベヤー、出口側コンベヤーから構成された搬送
    ユニットと、 前記テーブルを駆動するテーブル駆動手段と、 前記搬送ユニットを前記積込み位置と前記積替え位置の
    間で往復動させるキャリッジ手段と、 前記テーブル駆動手段とキャリッジ手段に電気的に接続
    されて、前記搬送ユニットの移動と前記入口側コンベヤ
    ー、中間コンベヤー、出口側コンベヤーの動作が略同じ
    速度で同時に行われ、かつコンベヤーの上面の移動方向
    と搬送ユニットの移動方向が反対となるよう、前記キャ
    リッジ手段の前進・後退動作と前記搬送ユニットの前記
    入口側コンベヤー、中間コンベヤー、出口側コンベヤー
    の動作を制御するコントローラー手段とから構成されて
    いることを特徴とするシート集積束移送装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送ユニットの底面と前記積替え位
    置にある残りのシート状材料の最上位シートとの間隙を
    検出するセンサー手段が前記搬送ユニットの前記底面に
    配設されていることを特徴とする請求項3記載のシート
    集積束移送装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は前記テーブル手段の垂直
    動作を制御して前記間隙を確実に一定にすることを特徴
    とする請求項4記載のシート集積移送装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送ユニットの前記入口側および出
    口側コンベヤーはくさび形をしていることを特徴とする
    請求項3記載のシート集積束移送装置。
  7. 【請求項7】 前記入口側および出口側コンベヤーのく
    さび形部分の傾斜角が10−20度の範囲に設定されて
    いることを特徴とする請求項6記載のシート集積束移送
    装置。
  8. 【請求項8】 前記傾斜角が15度に設定されているこ
    とを特徴とする請求項7記載のシート集積束移送装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記キャリッジの速度
    Vfと前記搬送ユニットの前記移送部の速度Vbの相対
    速度比が0.94−0.98の範囲となるよう制御する
    手段を備えていることを特徴とする請求項3記載のシー
    ト集積束移送装置。
  10. 【請求項10】 前記積込み位置と前記積替え位置のあ
    いだに架設されて前記搬送ユニットをガイドするガイド
    手段を備えていることを特徴とする請求項3記載のシー
    ト集積束移送装置。
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