JP2690447B2 - ガス機器用バーナおよびその製造方法 - Google Patents

ガス機器用バーナおよびその製造方法

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JP2690447B2
JP2690447B2 JP5192593A JP19259393A JP2690447B2 JP 2690447 B2 JP2690447 B2 JP 2690447B2 JP 5192593 A JP5192593 A JP 5192593A JP 19259393 A JP19259393 A JP 19259393A JP 2690447 B2 JP2690447 B2 JP 2690447B2
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英昭 石川
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D14/00Burners for combustion of a gas, e.g. of a gas stored under pressure as a liquid
    • F23D14/02Premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air upstream of the combustion zone
    • F23D14/04Premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air upstream of the combustion zone induction type, e.g. Bunsen burner
    • F23D14/045Premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air upstream of the combustion zone induction type, e.g. Bunsen burner with a plurality of burner bars assembled together, e.g. in a grid-like arrangement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D14/00Burners for combustion of a gas, e.g. of a gas stored under pressure as a liquid
    • F23D14/46Details, e.g. noise reduction means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D2210/00Noise abatement

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主にガス給湯器の加
熱源に使用されるガス機器用バーナおよびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】偏平な第1バーナの第1火口の両側に、
該第1火口を挟んだ第2火口を形成する第2バーナを設
け、第1バーナと第2バーナとに別個のノズルから燃料
ガスを供給するガス機器用バーナ(特開平3−2635
05号公報)が公知である。このガス機器用バーナは、
一定の隙間を介して多数が列設するように組み立てら
れ、給湯器などに使用される。
【0003】この構造のガス機器用バーナは、第1火口
で理論空燃比より燃料の希薄な燃料空気混合気(以下エ
アリッチ混合気という)を燃焼させ、第2火口で理論空
燃比より燃料の濃い燃料空気混合気(以下ガスリッチ混
合気という)を燃焼させることにより、全体を均一な混
合気で燃焼させた場合、120ppm程度排出されてい
る窒素酸化物(NOX )を40〜60ppmに低減でき
る。また、これと逆に第1火口でガスリッチ混合気を燃
焼させ、第2火口でエアリッチ混合気を燃焼させること
によっても、上記と同様に低NOX 燃焼が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この型式の
ガス機器用バーナは、従来、並設された3つの火口に混
合気を供給するのに、燃料ガス供給管に3つの噴出ノズ
ルを設ける必要があるとともに、これに対応してバーナ
の混合気の吸入口を3つ並設している。このため、製造
および組み付けのばらつきに対する各バーナの空燃比の
調整作業に手間がかかるとともに、構造が複雑となり、
製造コストが嵩む欠点があった。
【0005】請求項1または2に記載の発明の目的は、
第1バーナおよびその両側の第2バーナへ空気過剰率の
異なる混合気を独立して供給する構成において、混合気
の供給機構の構造が単純化でき、各バーナの空燃比の調
整が容易で製造コストが低減できるガス機器用バーナの
提供にある。請求項3または4に記載の発明の目的は、
第1火口(主火口)を挟む2つの第2火口(袖火口)が
一枚の金属板のプレス成形を第1バーナに被せることで
形成でき、製造が容易でコストが低減できるガス機器用
バーナの製造方法の提供にある。請求項5または6に記
載の発明の目的は、第2バーナの2つの第2火口(袖火
口)への混合気の分散を均一にしたガス機器用バーナの
製造方法の提供にある。請求項7〜11に記載の発明の
目的は第1火口からの火炎を分割することにより、燃焼
騒音の低減を図るものである。請求項12に記載の発明
の目的は、第1火口を形成するさい溶接を排除し、熱歪
みによる寸法精度の低下を防止している。請求項13に
記載の発明の目的は、第1火口と第2火口との間に、区
隔帯を設け、燃焼騒音の一層の低下を図っている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のガス機器用バ
ーナは、第1バーナの第1火口の両側に、該第1火口を
挟んだ第2火口を形成する第2バーナを備えたガス機器
用バーナにおいて、前記第2バーナは、前記第1バーナ
と独立して、燃料ガスおよび一次空気を吸入し前記第1
火口の両側に設けられた第2火口に供給する共通吸入口
を備えた。請求項2に記載のガス燃焼用バーナは、上端
に主火口を有する偏平な板金製第1バーナと、前記主火
口の両側に該主火口を挟んだスリット状袖火口を形成す
る板金製第2バーナとを備えたガス機器用バーナにおい
て、前記第2バーナは、前記第1バーナと独立して、燃
料ガスおよび一次空気を吸入し前記主火口の両側に設け
られた両袖火口に供給する共通吸入口を備えた。
【0007】請求項3に記載のガス機器用バーナの製造
方法は、前記第1バーナは、金属平板を対称的に打抜き
および膨出成型して対称面で折り曲げて、膨出部分で第
1バーナ流路を形成するととともに、非膨出部を接合し
て形成され、前記第2バーナは、板金を所定形状に打ち
抜くとともに、対称的に膨出成形して対称面で折り曲げ
たカバーで前記第1バーナの少なくとも上部を包み、前
記共通吸入口、該共通吸入口から前記両袖火口に連なる
第2バーナ流路、および前記主火口を挟んだ前記両袖火
口を形成した。
【0008】請求項4に記載のガス機器用バーナの製造
方法では、前記第1バーナ流路は、一端が吸入口となっ
ており、該一端から他端へ水平的に延びる第1バーナ入
口部と、該第1バーナ入口部の他端から上方に立ち上が
る第1バーナ中間部と、該第1バーナ中間部の上端から
全幅に広がり前記第1火口に連なる第1バーナ出口部と
からなり、前記第1バーナ入口部と前記第1バーナ出口
部との間の非膨出部内に、一端が第2バーナ吸入口とな
っており、他端が前記第2バーナの流路への連通口とな
っている水平方向の筒状部を形成した。請求項5に記載
のガス機器用バーナの製造方法は、前記連通口は、前記
筒状部の他端部に列設された軸方向の小穴群からなる。
請求項6に記載のガス機器用バーナの製造方法は、前記
小穴群は、前記筒状部の他端部の左右の上面に左右対称
的に2列に列設された。
【0009】請求項7に記載の構成では、第1火口を多
数スリットを並設したスリット列で形成している。請求
項8においては、第1火口を多数の小火口を面状に配列
して形成している。請求項9においては、前記多数の小
火口を、金属板に小穴をマトリクス状に開けて形成して
いる。請求項10においては、前記多数の小火口を、金
属波板と金属平板とを交互に重ねて形成している。請求
項11においては、前記多数の小火口は、面方向の突起
を有する帯状金属板を2重に重ねてリボンを形成し、該
リボンの2枚を対向して重ねて形成している。請求項1
2においては、前記2枚のリボンの両端部を、前記第1
バーナの第1火口の両隅に設けた緊縛間隙に挟み、かつ
各リボンの上端を第2バーナの第2火口に設けた架橋に
当接させて保持している。請求項13においては、第1
火口と第2火口との間に、区隔帯を設けている。
【0010】
【発明の作用効果】請求項1または2に記載の発明で
は、第2バーナは共通吸入口を有しており、1つのノズ
ルから第1バーナの両側の2つの第2火口(袖火口)に
燃料ガスが供給される。このため、空燃比を設定値に合
わせるためのノズル、吸入口の数が低減でき、構造が単
純で空燃比の調整が簡単である。請求項3または4に記
載の発明では、2つの袖火口が1枚の成形板を第1バー
ナに被せることにより成されるため、製造が容易で、コ
ストを低減できる。請求項5または6に記載の発明で
は、混合気を第2バーナの全幅に沿って均一に供給で
き、2つの袖火口に適性に分散して供給できるため燃焼
安定性を向上できる。
【0011】第1火口は、請求項7に記載の如く、多数
のスリットを並設したスリット列で形成することで、1
つの炎口(スリット)当たりの燃焼量が小さくできる。
これにより、扁平バーナにおいて、燃焼の偏りに起因し
てリーン空燃比域での使用時に生じやすい火炎の振動を
低減できる。すなわち、1つの炎口での振動エネルギー
が小さいため、火炎の振動が小さく且つ該振動による騒
音の発生を低減できる。上記火炎の振動は、請求項8、
9、10、11のいずれかに記載のごとく、第1火口を
多数の小火口を面状に配列して形成することで一層小さ
くでき、騒音レベルをさらに低下させることが可能とな
る。請求項12に記載の如く、リボンを挟んで保持し第
1火口を形成することにより、溶接が不要となり熱歪み
による寸法精度の不揃いが低減できる。
【0012】請求項13に記載の如く、第1火口と第2
火口との間に区隔帯を設けて、第1火口から噴出する混
合気の一部が渦流となって区画帯内部に達する如く生じ
させる。この渦流により第2火口からの混合気は下方に
抑えられるとともに、第1火口に向かう火炎となる。こ
の結果、第1火口の炎の振動が第2火口の炎に影響する
ことが防止され、第2火口の炎は安定し第1火口の炎へ
の保炎効果が確実になる。これにより第1火口の炎が安
定して燃焼騒音の低減ができる。
【0013】
【実施例】図1は、この発明にかかるガス機器用バーナ
100を図示しない枠体で固定し、所定の間隔で列設し
てなる給湯器用加熱源200を示す。各ガス機器用バー
ナ100は、上端に細長い主火口(第1火口)11を有
し、側部に混合気の吸入口12を備える偏平な主バーナ
(第1バーナ)1と、主火口11の両側に隣接して偏平
なスリット状の袖火口(第2火口)21、21を形成す
るとともに、側部に1つの共通吸入口22を有する袖火
バーナ(第2バーナ)2とからなる。主バーナ1の吸入
口12および袖火バーナ2の共通吸入口22には、各バ
ーナへの一次空気を調節する絞り穴31および絞り穴3
2がそれぞれ列設されたダンパ3が設置されている。
【0014】図2の(イ)、(ロ)に示すように主バー
ナ1は、中心位置に主火口11となる板金の多数の並設
スリットを打ち抜くとともに、中心線を対称面としてそ
の両側に対称的に膨出部1Aおよび1Bを成形する。つ
ぎに、図2の(イ)および図3の(イ)、(ロ)に示す
如く、主火口11部分を除く前記中心線の両側の平行線
を基準(図示上縁)にして略コ字状に折り曲げ、平板部
分1Cを重ねてスポット溶接してなる。なお平板部分1
Cの縁は、ガス漏れ防止のため、重ねてU字形に曲げて
おくことが望ましい。
【0015】これにより、図1および図2の(イ)およ
び図3の(イ)、(ロ)に示す如く、上端には多数のス
リット111を並設したスリット列からなる前記主火口
11が形成され、板金の膨出部1Aにより、一側端に混
合気の吸入口12が設けられ、内部には吸入口12から
主火口11に連なる流路13が形成される。また、板金
の膨出部1Bにより、吸入口12の上部に袖火バーナ2
用の吸入口部14、スロート部15およびスロート出口
16が形成される。なお、この実施例では主バーナ1は
1枚の板金のプレス成形で製造されているが、溶接、鋳
造など他の加工方法で製造されても良い。
【0016】袖火バーナ2は、つぎの様に形成される。
板金の中心位置に複数の矩形の打ち抜き部20aを連設
するとともに、中心線を対称面としてその両側に対称的
に膨出部2Aを成形する。つぎに、図2の(ロ)および
図3の(イ)、(ロ)に示す如く、前記中心線の両側の
平行線を折れ線(図示上縁)として略コ字状に折り曲
げ、カバー20を成形する。
【0017】つぎに図1、図2の(ロ)および図3の
(イ)、(ロ)に示す如く、カバー20を主バーナ1に
被せ、カバー20の平板部分2Bを前記主バーナ1の平
板部分1Cに重ねて、スポット溶接する。主バーナ1と
同様に、平板部分2Bの縁は、ガス漏れ防止のため、重
ねてU字形に曲げておくことが望ましい。膨出部2A
は、前記主バーナ1の主火口11、吸入口12、および
流路13を包むとともに、前記スリット状の袖火口2
1、21および前記共通吸入口22を形成し、主バーナ
1の両側に共通吸入口22から袖火口21、21に連な
る流路23を形成する。なお、主火口11および袖火口
21、21は、前記矩形の打ち抜き部20a内に露出し
ている。
【0018】またこの実施例では、主バーナ1に設けら
れた袖火バーナ2用の吸込口部14、スロート部15お
よびスロート出口16が前記共通吸入口22内に嵌まり
込む構造となっている。この構造により、袖火バーナ2
において必要とされる一次空気と燃料ガスとは、袖火バ
ーナ2の共通吸入口22より吸入され、主バーナ1に設
けたスロート部15により混合され、該スロート部15
のスロート出口16により左右に2分され、2つの袖火
口21、21に供給される。この結果、2つの袖火口2
1、21に供給される混合気量が均等にできるという利
点がある。
【0019】図1および図4に示す如く、このガス機器
用バーナ100群の主バーナ1の吸入口12および袖火
バーナ2の吸入口22およびこれら吸入口に設置された
前記ダンパ3の絞り穴31および絞り穴32に対応し
て、燃料ガス供給管4および5が並設されている。各供
給管4および5には、前記絞り穴31および絞り穴32
の中心位置に対応してノズル41および51が列設され
ている。
【0020】ノズル41から噴出された燃料ガスは、絞
り穴31を介して一次空気を巻き込み吸入口12から流
路13に流れ、図3に示す如く主火口11で燃焼する。
ノズル51から噴射された燃料ガスは、絞り穴32を介
して一次空気を巻き込み吸入口22からスロート部15
を通り流路23に流れ、主火口11の両側に分散して袖
火口21、21で燃焼する。
【0021】燃焼条件として主バーナ1の空気過剰率
は、たとえば1.4のエアリッチ混合気となるように設
定され、袖火バーナ2での空気過剰率は0.8のガスリ
ッチ混合気に設定される。これにより、主バーナ1にお
ける燃焼は十分に空気過剰であるため窒素酸化物(NO
X )の発生が少なく、かつ袖火バーナ2では十分に燃料
過剰であるためNOX の発生が少ない。また主火口11
を多数のスリット111を並設したスリット列で形成す
ることで、1つの炎口(スリット)当たりの燃焼量が小
さくできる。これにより、扁平な主バーナ1において、
燃焼の偏りに起因してリーン空燃比域での使用時に生じ
やすい火炎の振動を低減できる。すなわち、1つの炎口
(スリット111)での振動エネルギーが小さいため、
火炎の振動が小さく且つ該振動による騒音の発生を低減
できる。
【0022】これにより、全体を一定の空気過剰率(た
とえば1.2)で燃焼させたとき発生する120ppm
程度のNOX 排出量が、この発明のガス機器用バーナ1
00では40〜60ppmに低減できる。かかるNOX
の排出量の低減には、主バーナ1および袖火バーナ2に
供給される混合気の空燃比調整が重要になる。この空燃
比調整は、前記ノズル41および51の径、位置、およ
びダンパ3の絞り穴31および32の径、位置の調節に
よりなされる。
【0023】この空燃比調整において、この発明の如く
2つのスリット状袖火口21、21に単一の共通吸入口
22から混合気を供給する構成を採用すると、袖火バー
ナ2に関して調整しなければならないノズル51および
絞り穴32の数が半減できる。この結果、製造および組
み付け作業が簡単となる。また、この発明のガス機器用
バーナ100の製造において、2つのスリット状袖火口
21、21と単一の共通吸入口22を有する袖火バーナ
2は、1枚の板金のプレス成形品を主バーナ1に被せ、
溶接することにより、低コストに製造できる。
【0024】上記実施例において、主バーナ1の吸入口
12を袖火バーナ2の吸入口22の下位に設定したの
は、エアリッチ混合気が、燃料ガスと空気との混合を完
全に行うため長い流路を必要とすることによる。また、
この発明においては、主バーナ1にガスリッチ混合気を
供給し、袖火バーナ2にエアリッチ混合気を供給しても
よく、この場合は、図5に示す第2実施例の如く、主バ
ーナ1の吸入口12を袖火バーナ2の吸入口22の上位
に設定することが望ましい。図5における膨出部1D
は、図2における膨出部1Bと同機能物を示す。
【0025】この発明では、図6に示す第3実施例の如
く、主バーナ1に、前記袖火バーナ2用の吸込口部1
4、スロート部15およびスロート出口16に対応する
形状の切り欠き17を形成しておいても良い。この構成
は、図5に示す膨出部1Dにも適用できる。この発明の
ガス機器用バーナ100を発熱量を大きく増減させるガ
ス燃焼機器に適用する場合、燃焼量を絞るとガスリッチ
側のバーナで逆火が発生し易い。このため袖火バーナ
(第2バーナ)2のスリット状袖火口21は、袖火口2
1を多数の炎口に区隔するとともに、袖火口21の面積
を絞り、かつ消炎作用を有する小炎口列で構成すること
が望ましい。かかる形状の袖火口21は、袖火バーナ2
のカバー20の打ち抜き成形の際、容易に形成できる。
【0026】図7〜図10は第4実施例を示す。この実
施例では図10の(イ)、(ロ)、(ハ)に示すカバー
20の上下方向の幅を図9の(イ)、(ロ)、(ハ)に
示す主バーナ1より短く形成してガス機器用バーナ10
0の下部壁を1重構造とし、軽量化および低コスト化を
図っている。主バーナ1は、図9に示す如く、流路13
の一端が吸入口12となっており、該一端から他端へ水
平的に延びる入口部13Aと、該入口部13Aの他端か
ら上方に立ち上がる中間部13Bと、該中間部13Bの
上端から全幅に広がり前記主火口11に連なる出口部1
3Cとからなる。
【0027】流路13の中間部13Bは、中間の段13
1を介して上部の幅がカバー20の板厚分だけ厚さが薄
くなっており、カバー20を被せて溶接したとき、図8
に示す如く、カバー20の表面20Aと主バーナ1の表
面10Aとが同一面となるように設定されている。これ
によりガス機器用バーナ100は両側面が平坦となると
ともに厚さが薄くでき、図1に示す加熱源200を組み
付けたときコンパクトになり、組み付け作業時にカバー
20の下端に引っ掛かる不具合が防止でき安全である。
【0028】前記流路13の出口部13Cは、傾斜した
段132を介して中間部13Bに対して厚さが薄く形成
され、該出口部13Cの外壁とカバー20の内壁との間
は袖火バーナ2の混合気の流路23となっている。前記
主バーナ1の入口部13Aと前記出口部13Cとの間の
非膨出部18内に形成された筒状部であるスロート部1
5は、前記主バーナ1の吸入口12より幾分引っ込んで
形成されており、連通口であるスロート出口16は、列
設された軸方向の小穴161群からなる。この小穴16
1群は、筒状のスロート部15のスロート出口16側の
左右の上面に左右対称的に形成された傾斜面19の両端
部に2個づつ列設されている。
【0029】前記段部132の傾斜と、小穴161の軸
方向への適当な分散により、スロート出口16から吹き
出る混合気が袖火バーナ2の流路23に該流路23内の
圧力を高めることなく拡散し、スリット状袖火口21、
21の全幅に均一に分布させることが可能となってい
る。従って、スリット状袖火口21のうち、分布の強い
部分に対応する流路23の部分を狭くして、均一な分布
を図る場合のように、流路23内の圧力が上昇すること
はないため、流路23から混合気が外部に漏れる不都合
は生じない。よってカバー20の上下方向の幅を主バー
ナ1の上部のみ覆うように設定できる。
【0030】前記袖火バーナ2用の吸入口部14は、カ
バー20の共通吸入口22より3mm程度引っ込んでお
り、図8に示す如く、ダンパ3の絞り穴32の先端が筒
状に突出して共通吸入口22内に接して差し込まれてい
る。これにより袖火バーナ2の混合気が、主バーナ1と
カバー2との隙間からもれて大気中に散逸することが阻
止できる利点がある。
【0031】主バーナ1はバーナとして扁平度合いが高
いため、高負荷燃焼から低負荷燃焼の全範囲に沿って燃
料ガスと空気の予混合気を、主火口11の中間部および
両側部に完全に均等に供給することは困難である。通
常、主火口11の何れか一方の側部が予混合気不足また
は過剰になりやすい。この結果、予混合気不足または過
剰になった主火口11の側部で火炎のリフトの発生、消
滅の繰り返しによる振動が生じ、該振動により騒音が発
生する。この炎の振動対策として、図1、図7に示す如
く、主火口11を上記スリット111の列で構成するこ
とは、振動の生じる火炎を限定するとともに1つの火炎
の燃焼エネルギーを小さくできるため、ある程度の振動
抑制および騒音防止効果を奏する。しかるに、主バーナ
1の予混合気の空気過剰率が1.4程度と比較的エアー
リッチの場合で、かつバーナ100の最大発熱量から最
小発熱量までの可変範囲が大きいガス機器においては、
上記スリット列で主火口11を形成するのみでは、十分
に火炎の振動および騒音の発生を防止できない場合が生
じる。
【0032】図11はこの発明のガス機器用バーナの第
5実施例を示す。この実施例では、主バーナ(第1バー
ナ)1の主火口(第1火口)11を、多数の小火口6を
面状に配列して形成している。このように、主火口11
を上記スリット111より更に微小な小火口6で構成す
ることにより、火炎の振動防止を、さらに効果的に行っ
ている。多数の小火口6の形成方法として、主火口11
の形成位置にある金属板に丸穴61をマトリクス状に開
けている。丸穴61は、直径0.9mmの丸穴からな
り、1.6mmのピッチで巾方向に4列に形成してあ
る。なお、丸穴61は長円形であってもよく、ちどり格
子状など他のパターンで設けられてもよい。この実施例
の如く多数の小火口6を面状に配して主火口11を形成
することにより、振動する火炎の振動エネルギーを分散
できる。この結果、特定火炎の振動が他の火炎に伝播し
にくく、騒音も低減できる。
【0033】なお、第5実施例では、図8に示す第4実
施例に対し、スロート出口16を構成する小穴161群
のうち、共通吸入口22側の2つの小穴を省略してい
る。これは、共通吸入口22からの距離が短すぎ、燃料
ガスと一次空気との混合が不充分な混合気が流路23に
吹出すことを防止する目的に因る。この実施例では、扁
平度合いの極めて高い袖火バーナ2において、袖火口2
1、21の全幅に混合気を均一に分配するため、混合気
の流路23に盲部分8を形成している。盲部分8は、カ
バー20の膨出部2Aの中央付近の所定位置に、略切り
欠き円状を呈し主バーナ1の膨出部1Aの外面に接触す
る凹所81を設けることにより形成される。この盲部分
8により、袖火口21、21に供給される混合気が全幅
に沿って均一に供給でき、何れか一方の側部が混合気不
足または過剰になることが防止される。この結果、混合
気不足または過剰になった袖火口21、21の側部で火
炎の振動が生じたり、逆火が発生する燃焼の不安定が防
止できる。
【0034】図12はガス機器用バーナの第6実施例を
示す。この実施例では、多数の小火口7の形成方法とし
て、4枚の金属波板71と3枚の金属平板72とを交互
に重ねて、断面が台形の小火口7を巾方向に7列形成し
ている。図13は小火口7を構成する部材の一例を示
す。73は中央平板、74は該中央平板を挟む内側波板
連結体、75は該内側波板連結体74の外面に重ねられ
る外側平板連結体、76は該外側平板連結体75の外面
に重ねられる外側波板連結体である。これらは、積層さ
れてスポット溶接され、主バーナ1の上端部に嵌め込ま
れて溶接され、図12に示す主火口11を形成する。
【0035】この構成では小火口7が、第5実施例の小
火口6に比較して上下方向に長いため、通気抵抗が適切
に付与できるとともに、整流効果が大きい。特に図13
に示す構成では、内側波板の連結体74および外側波板
の連結体76が、上下に波板部77が設けられ、中間が
平板部分78となっているので、小火口7は、流路自体
が整流効果を有する。この第6実施例の小火口7は、火
炎の振動防止効果が大きいという利点を有する反面、構
造が複雑で製造コストは嵩む難点がある。なお、この第
6実施例においても図14に示す如く、前記第5実施例
と同様に袖火口21、21の全幅に混合気を均一に分配
するために、混合気の流路23に盲部分8を形成してい
る。
【0036】図15〜図17は第7実施例を示す。この
実施例では図16の(イ)、(ロ)、(ハ)に示す如く
主火口11と袖火口21との間にバーナ100内におい
て帯状の空間となる区隔帯24を設けている。区隔帯2
4は、主火口11から噴出する混合気の一部が渦流Vと
なって区画帯24の内部に達する如く生じさせる。この
渦流Vにより袖火口21からの混合気は下方に抑えられ
るとともに、主火口11に向かう火炎F2 となる。この
結果、主火口11の炎F1 の振動が袖火口21の炎F2
に影響することが防止され、袖火口21の炎F2 は安定
し主火口11の炎F1 への保炎効果が確実になる。これ
により主火口11の炎F1 が安定して燃焼騒音の低減が
できる。
【0037】区隔帯24の幅は、この実施例では1.3
mmに設定してあり、1.0mm以上であることが袖火
口21の炎F2 の安定および騒音低下に必要であり、
2.0mm以下であることが袖火炎による主火炎の安定
化の観点から望ましい。区隔帯24および主火口11
は、図16の(イ)および(ロ)に示す如く、主バーナ
1の両側面の上端部に水平方向で内側への膨出条25を
帯状に形成し、この膨出条25、25間に、リボン9、
9を2枚嵌め込んで形成されている。なお、同一のリボ
ン9、9を重ねて使用することにより、部品数を低減で
きる利点がある。各リボン9は、図17(イ)、
(ロ)、(ハ)に示す如く、それぞれ面方向の突起91
を有する対象形状の帯状金属板92、93を2重に重ね
てなり、図17の(ニ)に示す如く2枚を対向して重ね
て使用されている。
【0038】リボン9は、この実施例では金属板を所定
形状に打ち抜くとともに突起91を膨出成形し、2重に
折り曲げることにより形成され、下縁に5つの連結部分
90を有し、該連結部分90に対応した位置に内側への
膨出部91が上下に形成された外側帯状金属板92と、
前記連結部分90に対応した位置に内側への膨出部91
が形成されるとともに、両側に突出板94、94が設け
られた内側帯状金属板93とからなる。リボン9は、前
記内側帯状金属板93の内側面を対接させて一対を対向
させて主バーナ1の上端部に嵌め込む。区隔帯24は、
膨出条25の内壁とリボン9の外側帯状金属板92の外
側面とを接触させ盲隙間として形成されている。主火口
11は、各突起91がスペーサーとなりリボン9、9の
各2枚の帯状金属板92、93の隙間および2組のリボ
ン9、9の内側帯状金属板93、93の隙間からなる。
【0039】図15に示す如く、主バーナ1の上端部の
両端には、2枚の突出板94、94が重ねて差し込まれ
る緊縛間隙95、95が設けられている。またカバー2
0の両端には緊縛間隙95、95に外接する緊縛間隙9
6、96が形成されている。さらに、カバー20の両側
面には、袖火バーナ2の袖火口21、21への混合気の
流量分布を均一にするための内側への膨出部26が適宜
形成されている。前記2枚のリボン9、9は、各リボン
9の両端の前記突出板94、94が前記主バーナの主火
口11の両隅に設けた緊縛間隙95、95に挟まれると
ともに、各リボン9の上端が前記カバー20の上端に設
けた架橋20Bに当接して前記主火口11に装着されて
いる。
【0040】上記の如く、この実施例のガス機器用バー
ナは、主バーナ1の上端の両端部P、Pを溶接すること
により、前記緊縛間隙95、95に突出板94、94を
挟み、かつ主バーナ1の両側面の膨出条25、25(図
16参照)間に各2枚の外側帯板92と内側帯板93と
を挟み、さらに、カバー20の両側壁間に主バーナ1の
両側面を挟んで形成され、また、2枚のリボン9、9は
カバー20の連結部分20bと前記緊縛間隙95、95
の底によって上下方向に挟持されて固定されている。こ
れにより、主バーナ1およびカバー20の中間部でのス
ポット溶接を省略できる。この結果、主バーナ1および
カバー20はスポット溶接による熱歪みがなく、壁面間
隔が全幅に沿って均一にでき、組み付けが容易であるう
え寸法精度が向上している。
【0041】図18は、この発明にかかるガス機器用バ
ーナの騒音の測定データを示す。Aは燃焼を行わず燃焼
ファンのみを運転させた場合、Bは第7実施例にかかる
ガス機器用バーナ、Cは第5実施例にかかるガス機器用
バーナ、Dは第1実施例にかかるガス機器用バーナにつ
いて、いずれもA特性の騒音レベルの測定結果である。
最終レベルは、Aが35デシベル、Bが38デシベル、
Cが44デシベル、Dが54デシベルであり、第7実施
例のバーナは、燃焼状態において騒音が著しく低減して
いることが分かる。
【0042】図19の(イ)は従来のガス機器用バーナ
の窒素酸化物の低い燃焼域における安定燃焼範囲を示
し、(ロ)はこの発明のガス機器用バーナ100の低窒
素酸化物燃焼域における安定燃焼範囲を示すグラフであ
る。いずれのデータも、窒素酸化物(NOx )の発生が
60ppm以下であるクリーンな燃焼域における安定燃
焼範囲を示す。このグラフから判明する如く、(ロ)に
示すこの発明のガス機器用バーナ100は、(イ)に示
す従来のガス機器用バーナに比較し、著しく広い燃焼範
囲で低NOx の安定燃焼が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のガス機器用バーナを用いたガス給湯
器の燃焼部の斜視図である。
【図2】主バーナおよびガス機器用バーナの側面図であ
る。
【図3】主バーナおよびガス機器用バーナの断面図であ
る。
【図4】この発明のガス機器用バーナを用いたガス給湯
器の概略図である。
【図5】第2実施例にかかる主バーナおよびガス機器用
バーナの側面図である。
【図6】第3実施例にかかる主バーナおよびガス機器用
バーナの側面図である。
【図7】第4実施例にかかるガス機器用バーナの斜視図
である。
【図8】第4実施例にかかるガス機器用バーナの側面図
である。
【図9】第4実施例にかかる主バーナの側面図、正面
図、背面図である。
【図10】第4実施例にかかるカバーの側面図、正面
図、背面図である。
【図11】第5実施例にかかるガス機器用バーナの平面
図、正面図である。
【図12】第6実施例にかかるガス機器用バーナの平面
図である。
【図13】第6実施例にかかるガス機器用バーナの主火
口の構成部品図である。
【図14】第6実施例にかかるガス機器用バーナの側面
図である。
【図15】第7実施例にかかるガス機器用バーナの平面
図および正面図である。
【図16】第7実施例にかかるガス機器用バーナの主火
口の構成部品図である。
【図17】第7実施例にかかる主バーナの要部断面図で
ある。
【図18】この発明のガス機器用バーナの騒音レベルを
示すグラフである。
【図19】この発明のガス機器用バーナの安定燃焼域を
示すグラフである。
【符号の説明】
1 主バーナ(第1バーナ) 2 袖火バーナ(第2バーナ) 3 ダンパ 4 主バーナの燃料ガス供給管 5 袖火バーナの燃料ガス供給管 6、7 小火口 11 主火口(第1火口) 20 カバー 21 袖火口(第2火口) 22 共通吸入口 100 ガス機器用バーナ 111 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 和男 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−202219(JP,A) 特開 平5−296418(JP,A) 特開 平3−263505(JP,A) 実開 昭61−165319(JP,U) 実開 平2−7427(JP,U)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1バーナの第1火口の両側に、該第1
    火口を挟んだ第2火口を形成する第2バーナを備えたガ
    ス機器用バーナにおいて、 前記第2バーナは、前記第1バーナと独立して、燃料ガ
    スおよび一次空気を吸入し前記第1火口の両側に設けら
    れた第2火口に供給する共通吸入口を備えたことを特徴
    とするガス機器用バーナ。
  2. 【請求項2】 上端に主火口を有する偏平な板金製第1
    バーナと、前記主火口の両側に該主火口を挟んだスリッ
    ト状袖火口を形成する板金製第2バーナとを備えたガス
    機器用バーナにおいて、 前記第2バーナは、前記第1バーナと独立して、燃料ガ
    スおよび一次空気を吸入し前記主火口の両側に設けられ
    た両袖火口に供給する共通吸入口を備えたことを特徴と
    するガス機器用バーナ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のガス機器用バーナの製
    造方法であって、 前記第1バーナは、金属平板を対称的に打抜きおよび膨
    出成型して対称面で折り曲げて、膨出部分で第1バーナ
    流路を形成するととともに、非膨出部を接合して形成さ
    れ、 前記第2バーナは、板金を所定形状に打ち抜くととも
    に、対称的に膨出成形して対称面で折り曲げたカバーで
    前記第1バーナの少なくとも上部を包み、前記共通吸入
    口、該共通吸入口から前記両袖火口に連なる第2バーナ
    流路、および前記主火口を挟んだ前記両袖火口を形成し
    たことを特徴とするガス機器用バーナの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の製造方法によって製造
    したガス機器用バーナにおいて、前記第1バーナ流路
    は、一端が吸入口となっており、該一端から他端側へ水
    平的に延びる第1バーナ入口部と、該第1バーナ入口部
    の他端側部から上方に立ち上がる第1バーナ中間部と、
    該第1バーナ中間部の上端から全幅に広がり前記第1火
    口に連なる第1バーナ出口部とからなり、 前記第1バーナ入口部と前記第1バーナ出口部との間の
    非膨出部内に、一端が第2バーナ吸入口となっており、
    他端が前記第2バーナの流路への連通口となっている水
    平方向の筒状部を形成したことを特徴とするガス機器用
    バーナの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記連通口は、前記
    筒状部の他端部に列設された軸方向の小穴群からなるこ
    とを特徴とするガス機器用バーナの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記小穴群は、前記
    筒状部の他端部の左右の上面に左右対称的に2列に列設
    されたことを特徴とするガス機器用バーナの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記第1火口は多数
    のスリットを並設した並設スリット列からなることを特
    徴とするガス機器用バーナ。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記第1火口は多数
    の小火口を面状に配列してなることを特徴とするガス機
    器用バーナ。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記多数の小火口
    は、金属板に小穴をマトリクス状に開けて形成されたこ
    とを特徴とするガス機器用バーナ。
  10. 【請求項10】 請求項8において、前記多数の小火口
    は帯状の金属波板と帯状の金属平板とを交互に重ねて形
    成されたことを特徴とするガス機器用バーナ。
  11. 【請求項11】 請求項8において、前記多数の小火口
    は、面方向の突起を有する帯状金属板を2重に重ねてリ
    ボンを形成し、該リボンの2枚を対向して重ねて形成さ
    れたことを特徴とするガス機器用バーナ。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記2枚のリボ
    ンは、各リボンの両端部が前記第1バーナの第1火口の
    両隅に設けた緊縛間隙に挟まれるとともに、各リボンの
    上端が前記第2バーナの第2火口に設けた架橋に当接し
    て前記第1火口に装着されたことを特徴とするガス機器
    用バーナ。
  13. 【請求項13】 請求項1または2において、第1火口
    と第2火口との間に、区隔帯を設けたことを特徴とする
    ガス機器用バーナ。
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