JP2502697B2 - ガスバ―ナ - Google Patents
ガスバ―ナInfo
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- JP2502697B2 JP2502697B2 JP20700388A JP20700388A JP2502697B2 JP 2502697 B2 JP2502697 B2 JP 2502697B2 JP 20700388 A JP20700388 A JP 20700388A JP 20700388 A JP20700388 A JP 20700388A JP 2502697 B2 JP2502697 B2 JP 2502697B2
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- Japan
- Prior art keywords
- flame
- burner
- gas burner
- burner body
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は給湯器などのガスバーナに関するものであ
る。
る。
従来の技術 第３図〜第５図は従来のガスバーナの概略図である。
１はバーナ本体で、一対の外側板２、２と、Ｕ字状の内
側板３と、これら外側板２、２と内側板３の間に位置し
て挾持された一対の炎口仕切板４からなる。そして、バ
ーナ本体１は１次空気の吸込部５混合管部６、均圧部
７、所定長の整流部8aを有する多数のスリット状の炎口
８を有し、この炎口８はバーナ本体１の長手方向に沿っ
て炎口無部９を交互に介し多数並設して群をなし、かつ
この群が平行に並べて間に環流域10を形成している。そ
して外側板２、２は吸込部５、混合管部６、均圧部７、
整流部8aを形成するため、相対向した位置に半分割の凹
部をプレス成形し、さらに炎口８と炎口無部９を形成す
るため、凹部2aと凸部2bをプレス成形している。また、
内側板３も外側板２とで炎口８を形成しているため凹部
3a、凸部3bをプレス成形している。
１はバーナ本体で、一対の外側板２、２と、Ｕ字状の内
側板３と、これら外側板２、２と内側板３の間に位置し
て挾持された一対の炎口仕切板４からなる。そして、バ
ーナ本体１は１次空気の吸込部５混合管部６、均圧部
７、所定長の整流部8aを有する多数のスリット状の炎口
８を有し、この炎口８はバーナ本体１の長手方向に沿っ
て炎口無部９を交互に介し多数並設して群をなし、かつ
この群が平行に並べて間に環流域10を形成している。そ
して外側板２、２は吸込部５、混合管部６、均圧部７、
整流部8aを形成するため、相対向した位置に半分割の凹
部をプレス成形し、さらに炎口８と炎口無部９を形成す
るため、凹部2aと凸部2bをプレス成形している。また、
内側板３も外側板２とで炎口８を形成しているため凹部
3a、凸部3bをプレス成形している。
このバーナ本体１の組立ては一方の外側板２、一方の
炎口仕切板４、そして内側板３を外側板２の凹部2aと凸
部にそれぞれ凹部3a、凸部3bを合せて接合し、続いて他
方の炎口仕切４、他方の外側板２を接合して最後に外側
板２、２の外周と内周を溶接するとともに凸部2b、3b、
炎口仕切板４をスポット溶接して炎口８がそれぞれ独立
して形成される。このバーナ本体１が組立てられると、
一対の炎口仕切板４、４の下端はやや中心よりに折曲さ
れ、均圧部７において隙間11が長さ全体にわたり存在す
ることになる。12はガスを噴出するノズルである。
炎口仕切板４、そして内側板３を外側板２の凹部2aと凸
部にそれぞれ凹部3a、凸部3bを合せて接合し、続いて他
方の炎口仕切４、他方の外側板２を接合して最後に外側
板２、２の外周と内周を溶接するとともに凸部2b、3b、
炎口仕切板４をスポット溶接して炎口８がそれぞれ独立
して形成される。このバーナ本体１が組立てられると、
一対の炎口仕切板４、４の下端はやや中心よりに折曲さ
れ、均圧部７において隙間11が長さ全体にわたり存在す
ることになる。12はガスを噴出するノズルである。
発明が解決しようとする課題 しかしこのようなバーナにおいては、ノズル12から噴
出された燃料ガスはエジェクタ効果により燃焼用一次空
気を吸込部５から吸引して混合管部６で混合し、さらに
均圧部７で均圧され各炎口８より混合気が噴出し、着火
されて燃焼する。この炎口８からの混合気が噴出する
際、バーナ本体１の左右両端部分の噴出圧力が強いた
め、バーナ本体の両端部の炎口８の炎13が長くなり、い
わゆる鬼火現象となり、炎の長さが不均一になり、不完
全燃焼となる。さらに低酸素状憐の燃焼時にはバーナ本
体１の両端部分の噴出圧力が高いため炎がリフティング
を生じ人体に有害なCOの発生を引きおこすという課題を
有していた。
出された燃料ガスはエジェクタ効果により燃焼用一次空
気を吸込部５から吸引して混合管部６で混合し、さらに
均圧部７で均圧され各炎口８より混合気が噴出し、着火
されて燃焼する。この炎口８からの混合気が噴出する
際、バーナ本体１の左右両端部分の噴出圧力が強いた
め、バーナ本体の両端部の炎口８の炎13が長くなり、い
わゆる鬼火現象となり、炎の長さが不均一になり、不完
全燃焼となる。さらに低酸素状憐の燃焼時にはバーナ本
体１の両端部分の噴出圧力が高いため炎がリフティング
を生じ人体に有害なCOの発生を引きおこすという課題を
有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、炎口
を有するガスバーナにおいて、均一な長さの炎を形成
し、さらに低酸素状態の燃焼時のリフティングを防止す
ることを目的とする。
を有するガスバーナにおいて、均一な長さの炎を形成
し、さらに低酸素状態の燃焼時のリフティングを防止す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のガスバーナは一端
部より順に１次空気の吸込部、混合管部を形成し、かつ
この混合管部の端部より折返して長手方向にのびる上面
に多数の炎口の形成したバーナ本体を有し、このバーナ
本体の混合管部の端部に対向する炎口の整流部分の長さ
を、前記炎口以外の炎口の整流部分よりも長くしたもの
である。
部より順に１次空気の吸込部、混合管部を形成し、かつ
この混合管部の端部より折返して長手方向にのびる上面
に多数の炎口の形成したバーナ本体を有し、このバーナ
本体の混合管部の端部に対向する炎口の整流部分の長さ
を、前記炎口以外の炎口の整流部分よりも長くしたもの
である。
作用 本発明は上記した構成によって、炎口全体に均一な長
さの炎を形成し、さらに低酸素状態の燃焼時のリフティ
ングを防止するバーナを提供するものである。
さの炎を形成し、さらに低酸素状態の燃焼時のリフティ
ングを防止するバーナを提供するものである。
実施例 以下本発明の一実施例がガスバーナについて図面第１
図、第２図を参照しながら説明する。なお上記第３図〜
第５図の従来の技術と同一部分には同一符号を付して詳
細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
図、第２図を参照しながら説明する。なお上記第３図〜
第５図の従来の技術と同一部分には同一符号を付して詳
細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
図において炎口８は混合管部６の端部に対向する炎口
８のみ、その整流部分14を他の炎口８の整流部分8aに比
べ約1.5倍長い整流長を有する。
８のみ、その整流部分14を他の炎口８の整流部分8aに比
べ約1.5倍長い整流長を有する。
以上のように構成されたガスバーナについてその動作
を説明する。ノズル12から噴出されたガスは矢印で示す
ようにエジェクタ効果により燃焼用１次空気を吸込部５
より吸引して混合管部６で混合し、さらに均圧部７で均
圧され整流部分8a、14を経て炎口８から噴出し、着火さ
れて燃焼する。この炎口８から混合気が噴出する際、混
合管部６の端部であるバーナ本体１の両端部分ではバー
ナ内圧が高く、混合管部６の端部から遠いバーナ本体１
の中央部分ではバーナ内圧が低くなっている。しかしな
がら、バーナ本体１の両端部の炎口８では整流部分14の
長さが他の炎口８の整流部分8aより長いため噴出抵抗が
大きく、噴出圧力が低下し、混合気の噴出量がバーナ本
体１の中央部分（混合管部６の端部と反対側）とほぼ同
一になり、炎15の長さが均一になる。さらに低酸素状態
の燃焼時においても噴出圧力を低下させることにより、
リフティングを防止し安定で均一な燃焼が得られる。
を説明する。ノズル12から噴出されたガスは矢印で示す
ようにエジェクタ効果により燃焼用１次空気を吸込部５
より吸引して混合管部６で混合し、さらに均圧部７で均
圧され整流部分8a、14を経て炎口８から噴出し、着火さ
れて燃焼する。この炎口８から混合気が噴出する際、混
合管部６の端部であるバーナ本体１の両端部分ではバー
ナ内圧が高く、混合管部６の端部から遠いバーナ本体１
の中央部分ではバーナ内圧が低くなっている。しかしな
がら、バーナ本体１の両端部の炎口８では整流部分14の
長さが他の炎口８の整流部分8aより長いため噴出抵抗が
大きく、噴出圧力が低下し、混合気の噴出量がバーナ本
体１の中央部分（混合管部６の端部と反対側）とほぼ同
一になり、炎15の長さが均一になる。さらに低酸素状態
の燃焼時においても噴出圧力を低下させることにより、
リフティングを防止し安定で均一な燃焼が得られる。
発明の効果 以上のように本発明は、１次空気の吸込部、混合管部
の順に形成し、かつ混合管の端部から折返した長手上面
に開口した複数の炎口のうち、混合下部の端部に対向す
る炎口の整流部分を、他の炎口の整流部分の長さより長
くしたものであるから、この炎口の整流部分の長さの差
により炎口全体にわたるバーナ内圧を均一にし、混合気
の噴出量が炎口全域にわたり、炎の長さが均一となり、
不完全燃焼になるのを防止できる。さらに低酸素状態の
燃焼時には噴出圧力の付均一により発生するリフティン
グを防止し、安定で均一な燃焼が得られ、人体に有害な
COの発生を防止するものである。
の順に形成し、かつ混合管の端部から折返した長手上面
に開口した複数の炎口のうち、混合下部の端部に対向す
る炎口の整流部分を、他の炎口の整流部分の長さより長
くしたものであるから、この炎口の整流部分の長さの差
により炎口全体にわたるバーナ内圧を均一にし、混合気
の噴出量が炎口全域にわたり、炎の長さが均一となり、
不完全燃焼になるのを防止できる。さらに低酸素状態の
燃焼時には噴出圧力の付均一により発生するリフティン
グを防止し、安定で均一な燃焼が得られ、人体に有害な
COの発生を防止するものである。
第１図は本発明の一実施例におけるガスバーナの正面
図、第２図は同平面図、第３図は従来例におけるガスバ
ーナの正面図、第４図は同平面図、第５図は同側面図で
ある。 １……バーナ本体、５……吸込部、６……混合管部、８
……炎口、8a、14……整流部分。
図、第２図は同平面図、第３図は従来例におけるガスバ
ーナの正面図、第４図は同平面図、第５図は同側面図で
ある。 １……バーナ本体、５……吸込部、６……混合管部、８
……炎口、8a、14……整流部分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新村 紀夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 川原 一成 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−213410（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−117011（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−30531（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−104029（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−61727（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】一端部より順に１次空気の吸込部、混合管
部を形成し、かつこの混合管部の端部より折返して長手
方向にのびる上面に多数の炎口を形成したバーナ本体を
有し、このバーナ本体の混合管部の端部に対向する炎口
の整流部分の長さを前記炎口以外の炎口の整流部分より
も長くしたガスバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20700388A JP2502697B2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | ガスバ―ナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20700388A JP2502697B2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | ガスバ―ナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0257804A JPH0257804A (ja) | 1990-02-27 |
| JP2502697B2 true JP2502697B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=16532584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20700388A Expired - Lifetime JP2502697B2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | ガスバ―ナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2502697B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109812807B (zh) * | 2019-02-26 | 2024-04-02 | 上海防灾救灾研究所 | 一种气体火焰燃烧器 |
-
1988
- 1988-08-19 JP JP20700388A patent/JP2502697B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0257804A (ja) | 1990-02-27 |
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