JP2690402B2 - 自動車用再仕上げプライマーサーフェイサー - Google Patents

自動車用再仕上げプライマーサーフェイサー

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Description

【発明の詳細な説明】 従来の技術 本発明は、硬化性組成物、より特定すると、自動車の
再仕上げ塗装に有用な低温または常温硬化性コーティン
グ組成物に関する。
自動車の再仕上げの分野では、元のコーティングの欠
陥の修理には、機械的手段により欠陥を研摩(sandin
g)または研削(grinding)すること、または、元のコ
ーティング層の全部分またはビヒクルを完全に剥離する
ことが包含される。この研摩または研削工程により、典
型的には、金属素地が露出することになる。一般に、最
終的にトップコート材料の塗付前に、3種の個別のアン
ダーコーティング系が推奨されている。研摩された金属
素地の面は、まず腐食防止プライマー、即ち、腐食防止
顔料と共に処方され、そして金属素地および有機コーテ
ィングの両方に接着性を有するプライマーで被覆され
る。次の工程には、当該分野において研摩可能なプライ
マーサーフェイサーと呼ばれるものの塗付が包含され
る。最終工程には、シーラーと呼ばれ、アンダーコート
された面へのトップコートの付着性を向上させるプライ
マーの塗付が必要である。このような再仕上げアンダー
コートの塗装工程は、時間がかかり、そして労働力、揮
発性有機物の低減のための処理の必要性、塗付されたア
ンダーコーティングの各々の乾燥に必要な時間のため高
価である。従って、現在数種のアンダーコーティングに
より提供されている全ての必要条件を提供する単一のア
ンダーコーティング組成物を有することが望ましい。
発明の要旨 本発明により、以下を含有する硬化性コーティング組
成物が提供される:(a)本質的にオキシラン官能性を
有さず、そして1分子あたり平均して少なくとも2個の
アミン基を有する、アミン基含有ポリエポキシド樹脂;
(b)重量平均分子量が少なくとも1000である。アセト
アセテート含有ポリエステル;(c)1分子あたり少な
くとも2個のアクリレート基を有する、ポリアクリレー
ト含有物質。
発明の詳細な説明 本発明の硬化性コーティング組成物の主要成分は、1
分子あたり平均して少なくとも2個のアミン基を含有す
るアミン基含有ポリエポキシド樹脂、アセトアセテート
含有ポリエステル、および1分子あたり少なくとも2個
のアクリレート基を有するポリアクリレート含有物質で
ある。本発明の好ましい実施態様においては、アミン基
含有ポリエポキシドのアミン基は、修飾され、ケチミン
含有ポリエポキシド樹脂を形成する。この好ましい組成
物について、以下に述べる。
ケチミン含有ポリエポキシド樹脂の調製に用いられる
ポリエポキシド樹脂、多様な物質から選択され得る。
ポリエポキシド樹脂は、一般に、1分子あたり少なく
とも2個のオキシララン基、即ち、 (ここで、nは、少なくとも2であり、R1は水素または
メチルであり、そしてR2は、典型的には、炭素、水素、
酸素、および必要に応じて窒素および/または硫黄から
構成される有機ベースの分子またはポリマーを広く(表
す)を含有する樹脂である。ヒドロキシル置換基も存在
し得、そしてしばしば存在し、そしてハロゲンおよびエ
ーテル基も同様である。一般に、エポキシド当量重量
は、約100〜約1000、好ましくは、約100〜約500、さら
に好ましくは、約150〜約250の範囲である。これらの樹
脂は、脂肪族、芳香族、環式、非環式、脂環式、または
複素環式として広く分類され得る。
本発明に用いるための1つの特に好ましいポリエポキ
シド樹脂のグループは、エポキシノボラック樹脂であ
る。これらの樹脂は、エピクロロヒドリンを、アルデヒ
ドと一価または多価フェノールとの縮合生成物と反応さ
せることにより調製される。1つの例は、エピクロロヒ
ドリンとフェノールホルムアルデヒド縮合物との反応生
成物である。
有用なポリエポキシド樹脂の他のグループは、例え
ば、二価フェノールのような多価芳香族アルコールのポ
リグリシジルエーテルである。フェノールは、少なくと
も二価でなければならず、そして適切な例としては、レ
ゾルシノール、カテコール、ヒドロキシノン、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)−1,1−イソブタン;4,4−ジヒ
ドロキシベンゾフェノン;ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)1,1−イソブタン;4,4−ジヒドロキシベンゾフェノ
ン;ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1−エタン;
ビス(2−ヒドロキシナフェニル(naphenyl)メタン;
1,5−ヒドロキシナフタレン、および4,4′−イソプロピ
リデンジフェノール、例えば、ビスフェノールAが包含
される。好ましくは、ビスフェノールAが用いられる。
多数の可能なエポキシ化合物のうち、主としてエピクロ
ロヒドリンが用いられるが、エピブロモヒドリンも非常
に有用である。本発明において特に有用なポリグリシジ
ルエーテルは、エピクロロヒドリンとビスフェノールA
とを水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムのようなア
ルカリの存在下で反応させることにより得られる。Shel
l Chemical Companyにより商標EPONで販売されているエ
ポキシ樹脂シリーズが、本発明において得に有用であ
る。
有用なポリエポキシド樹脂の他のグループは、エチレ
ングリコール;ジエチレングリコール;トリエチレング
リコール;1,2−プロピレングリコール;1,4−ブチレング
リコール;1,5−ペンタンジオール;1,2,6−ヘキサントリ
オール;グリセロール、およびトリメチロールプロパン
のような多価アルコールから誘導されるポリグリシジル
エーテルである。
ポリカルボン酸のグリシジルエーテルであるポリエポ
キシド樹脂もまた有用である。これらの物質は、エピク
ロロヒドリンのようなエポキシ化合物と、シュウ酸;コ
ハク酸;グルタル酸;テレフタル酸;2,6−ナフタレンジ
カルボン酸、および二量体化リノレン酸のような脂肪族
または芳香族ポリカルボン酸との反応により生成され
る。
ポリエポキシド樹脂のさらなる他のグループは、オレ
フィン性不飽和脂環式物質のエポキシ化から誘導され
る。これらのうち、エポキシ脂環式エーテルおよびエス
テルは、当該分野で周知である。
上記の物質の他に、有用なエポキシ樹脂として、オキ
シアルキレン基、即ち、 (ここで、Rは水素またはC1〜C6のアルキルであり、m
は1〜4の整数であり、そしてnは2〜50の整数であ
る)を含有するエポキシ樹脂がある。このような基は、
エポキシド樹脂の骨格から垂下し得るか、または骨格の
一部として含まれ得る。ポリエポキシド樹脂中のオキシ
アルキレン基の割合は、多数の要因、とりわけオキシア
ルキレン基の大きさおよびエポキシ樹脂の性質に依存す
る。
ポリエポキシド樹脂の混合物もまた本発明において有
用であることが理解されるべきである。
ケチミン含有ポリエポキシドは、上記ポリエポキシド
のいずれからでも以下の方法で調製され得る。まず、1
分子あたり平均して少なくとも2個のアミン基を有する
多価アミン化合物、即ち、ポリアミンをケトンとして反
応させることによって修飾し、ケチミンを形成させる。
例えば、1モルのジエチレントリアミンを2モルのメチ
ルイソブチルケトンと反応させると、二級アミン官能性
を有するジケチミンと、2モルの水とが生成する。ある
いは、アルジミンと呼ばれる修飾アミンを形成するため
に、ケトンの代わりにまたはケトンと共にアルデヒドが
用いられ得る。次いで、このケチミンまたはアルジミン
(修飾アミン)をポリエポキシドと反応させ、ポリエポ
キシドのオキシラン基を全て効果的に除去し、そして本
質的にオキシラン基を有さない、ケチミンまたはアルジ
ミン含有ポリエポキシドを得る。「本質的にオキシラン
基を有さない」ということは、このケチミン含有ポリエ
ポキシドのエポキシ当量重量が少なくとも約5000(g/エ
ポキシ当量)と測定されることを意味する。即ち、ケチ
ミン含有ポリエポキシドは、1分子あたり、平均して1
未満、さらに好ましくは平均して0.5未満のオキシラン
基しか有さない。
本発明の実施に用いられ得る代表的なポリアンミン
は、2〜10個の一級アミン基および/または二級アミン
基、好ましくは2〜4個の一級アミン基、および2〜20
0個の炭素原子を有する脂肪族または脂環式アミンとし
て記述され得る。適切なポリアミンの例には、エチレン
ジアミン、プロピレンジアミン、ブチレンジアミン、ペ
ンタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、デカ
メチレンジアミン、4,7−ジオキサデカン−1,10−ジア
ミン、ドデカメチレンジアミン、4,9−ジオキサドデカ
ン−1,12−ジアミン、7−メチル−4,10−ジオキサトリ
デカン−1,13−ジアミン、1,2−ジアミノシクロヘキサ
ン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、4,4′−ジアミノジ
シルコヘキシルメタン、イソホロンジアミン、ビス(3
−メチル−4−アミノシクロヘキシル)メタン、2,2−
ビス(4−アミノシクロヘキシル)プロパン、ニトリル
トリス(エタンアミン)、ビス(3−アミノプロピ
ル)メチルアミン、2−アミノ−1−(メチルアミノ)
プロパン、2−アミノ−1−(シクロヘキシルアミノ)
プロパン、3−アミノ−1−(シクロヘキシルアミノ)
プロパン、およびN−(2−ヒドロキシエチル)エチレ
ンジアミンが包含される。
本発明の実施に有用なポリアミンの特に好ましいグル
ープは、以下の構造式 H2N−(R′−NH)−R−NH2 (ここで、基RおよびR′は、同一であり得るかまたは
異なり得、そして2〜6個、好ましくは2〜4個の炭素
原子を有するアルキレン基であり、そしてnは、1〜
6、好ましくは1〜3の数である)により表され得る。
アルキレン基とは、エーテル酸素原子と有するシクロア
ルキレン基またはアルキレン基という。代表的なポリア
ルキレンポリアミンの例には、ジエチレントリアミン、
ジプロピレントリアミン、およびジブチレントリアミン
が包含される。これらのポリアミンは、2個の一級アミ
ノ基および1個の二級アミノ基を有する。
ポリアミンの修飾に用いられるケトンは、以下の構造
(ここで、RおよびR′は、独立して1個と12個との間
の炭素原子を有するアルカンである)により表される。
アミン基の修飾剤またはブロッキング剤として用いら
れる適切なケトンの例には、アセトン、ジエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、イソブチルアルデヒド、
ヒドロキシブチルアルデヒド、ペンタノン、シクロヘキ
サン、エチルアミルケトン、ヒドロキシシトロネラー
ル、イソホロン、およびデカノンが包含される。
ケチミン含有ポリエポキシド樹脂は、ポリスチレン標
準を用いるゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC)により測定されたとき、代表的には重量平均分
子量が約1000〜約50,000、好ましくは約1000〜約10,00
0、さらに好ましくは約100〜約5000である。さらに、ケ
チミン含有ポリエポキシド樹脂は、1分子あたり平均し
て少なくとも2個のケチミン基を有すると記述され得、
代表的には1分子あたり平均して約2個〜約25個のケチ
ミン基、好ましくは約3個〜約6個である。
アセトアセテート含有ポリエステルは、ポリエステル
ポリオールとアセトアセテート含有物質とのエステル交
換反応の反応生成物として調製される。このポリエステ
ルポリオールは、有機ポリカルボン酸またはそれらの無
水物を、有機ポリオールおよび/またはエポキシドを用
いてエステル化することにより調製され得る。通常、上
記ポリカルボン酸または無水物は、脂肪族または芳香族
の二塩基酸または酸無水物であり、そして上記ポリオー
ルはジオールである。
ポリエステルポリオールの調製に通常用いられるジオ
ールの例には、エチレングリコール、ネオペンチルグリ
コールのようなアルキレングリコール、および他のグリ
コール、例えば、シクロヘキサンジオール、ビスフェノ
ールA、水素化ビスフェノールA、シクロヘキサンジメ
タノール、ラクトンとジオールとの反応生成物(例え
ば、ε−カプロラクトンとエチレングリコールとの反応
生成物)ヒドロキシアルキル化ビスフェノール、ポリエ
ーテルグリコール(例えば、ポリ(オキイテトラメチレ
ン)グリコール)などが包含される。
ポリエステルポリオールの酸成分は、主に、1分子あ
たり2〜18個の炭素原子を有するモノマー性カルボン酸
または無水物からなる。有用な酸としては、フタル酸、
イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタル酸、
ヘキサヒドロフタル酸、メチルヘキサヒドロフタル酸、
アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、マレイン酸、
グルタル酸、クロレンド酸、およびテロラクロロフタル
酸がある。トリメリット酸およびトリカルバリル酸のよ
うなより多価のポリカルボン酸もまた用いられ得る。
多塩基酸とポリオールとから形成されるポリエステル
ポリオール以外に、ポリラルトンタイプのポリエステル
もまた用いられ得る。これらの生成物は、ε−カプロラ
クトンのようなラクトンと、エチレグリコール、ジエチ
レングリコール、またはトリメチロールプロパンのよう
なポリオールとの反応から形成される。
ポリエステルポリオール以外に、ポリエステル−ウレ
タンポリオールなようなポリウレタンポリオールが用い
られ得る。これらは、有機ポリイソシアネートと上記の
ようなポリエステルポリオールとの反応から形成され
る。フリーのヒドロキシル基が得られ、そしてイソシア
ネート当量が無限に近づくように、OH/NCO当量比が1:1
を越えるように有機ポリイソシアネートをポリオールと
反応させる。ポリウレタンポリオールを調製する際に用
いられる有機ポリイソシアネートは、種々のタイプであ
り得るが、通常、脂肪族または芳香族ポリイソシアネー
トまたは混合物である。ジイソシアネートが好ましい
が、トリイソシアネートのようなより多価のポリイソシ
アネートも用いられ得る。
適切なジイソシアネートの例としては、4,4′−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、1,4−テトラメチレン
ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、およ
び4,4′−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)がある。適切なより高官能性のポリイソシアネート
の例としては、ポリメチレンポリフェニルイソシアネー
トがある。
アセトアセテート含有物質は、以下の構造式 (ここで、RおよびR′は、独立して、代表的には1個
〜10個の炭素原子を有するアルキル基から選択され得
る)により表され得る。典型的にはR′はメチル基であ
る。特に好ましいアルキル基は、tert−ブタンであり、
そしてこのアルキル基を有する関連としてアセトアセテ
ート含有物質を、tert−ブチルアセトアセテートと呼
ぶ。アセトアセテート含有物質は、所望であれば、アセ
トアセテート基含有ポリマーであり得ることが理解され
るべきである。
エステル交換反応(またはより特定するとアセチル交
換反応)は、高分子化学の分野で周知の通常のエステル
交換重合法により行われる。ポリエステルポリオールと
アセトアセテート含有物質との間の反応には、代表的に
は、適切な容器内で、高温(例えば、約150℃〜約300℃
の範囲)および真空下で、三級ブタノールを除去しなが
らポリエステルポリオールとアセトアセテート(例え
ば、三級ブチルアセトアセテート)とを混合することが
包含される。所望であれば、この主題についての詳細な
処理方法は、「アセトアセチル化されたコーティング樹
脂の調製方法の比較」と題されたWitzmanらの論文(Jou
rnal of Coatings Technology,Vol.62,No.789,1990年10
月)中に見出され得る。
このアセトアセテート含有ポリエステルは、ポリスチ
レン標準を用いるゲルパーミエーションクロマトグラフ
ィーにより測定されたとき、少なくとも約1000の重量平
均分子量を有する。代表的には、重量平均分子量は、約
1000〜約50,000、好ましくは約1000〜約10,000、さらに
好ましくは約1000〜約5000である。アセトアセテート含
有ポリエステルは、約100〜約1000(グラム/当量)、
好ましくは約100〜約500、さらに好ましくは約200〜約3
00のアセトアセテート当量重量を有する。
本発明の硬化性組成物のポリアクリレート含有物質
は、1分子あたり少なくとも2個のアクリレート基を有
する。用いられるポリアクリレートは、ポリオールと、
アクリレートまたはメタクリレート含有物質とのエステ
ル交換反応生成物として形成され得る。さらに、このポ
リアクリレートはまた、ポリイソシアネートとヒドロキ
シル基含有アクリレートまたはメタクリレートとの反応
生成物として形成され得る。ポリオールは、代表的には
低分子量ジオール、トリオール、またはテトラオールで
ある。これらのポリオールは、一般に、約50〜約1000、
好ましくは約100〜約500の範囲の式分量分子量を有す
る。適切な物質の例には、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリトリトール、トリメチロールエタン、ネオペン
チルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、ジペンタエ
リトリトール、エホキシ化ビスフェノールA、およびト
リス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートが包含
される。好ましくは、エトキシ化ビスフェノールAのよ
うなジオールが用いられる。しかし、所望であれば、オ
リゴマー性またはポリマー性ポリオールのような、より
分子量の大きいポリオールが、ポリアクリレート含有物
質を調製するために用いられ得る。
ポリイソシアネートは、代表的には低分子量のジイソ
シアネートまたはトリイソシアネートである。これらの
ポリイソシアネートは、一般に、約200〜約1000、好ま
しくは約200〜約600の範囲の式量分子量を有する。適切
なポリイソシアネート物質の例には、トルエンジイソシ
アネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、トリス(トルエンジイソ
シアネート)トリメチロールプロパン、1,6−ヘキサメ
チレンジイソシアネート、1,4−テトラメチレンジイソ
シアネート、および4,4′−メチレンビス(シクロヘキ
シルイソシアネート)が包含される。しかし、所望であ
れば、オリゴマー性またはポリマー性ポリイソシアネー
トのような、より分子量の大きいポリイソシアネート
が、ポリアクリレート含有物質を調製するために用いら
れ得る。
アクリレートまたはメタクリレート含有物質は、以下
の構造式 (ここで、RはHまたはCH3であり、そしてR′は、1
〜20個の炭素原子を有し、そして必要であれば、少なく
とも1個のヒドロキシル基を有する)により表され得
る。適切な物質の例には、メチルメタクリレート、エチ
ルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ヘキシルメ
タクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアク
リレート、ヘキシルアクリレート、および2−ヒドロキ
シエチルアクリレートが包含される。
本発明の硬化性性組成物に用いられるポリアクリレー
ト含有物質は、一般に、ポリスチレン標準を用いるGPC
により測定されたとき、約100〜約50,000の重量平均分
子量を有する。本発明の好ましい実施態様に用いられる
ポリアクリレート含有物質は、低分子量物質であり、式
量は一般に約100〜約5000、好ましくは約100〜約500で
ある。
適切なポリアクリレート含有物質の例には、1,6−ヘ
キサンジオールジアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、ペンタエリトリトールテトラアク
リレート、エトキシ化ビスフェノールAジアクリレー
ト、およびトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌ
レートトリアクリレートが包含される。
ケチミン含有ポリエポキシドは、一般に、本発明の硬
化性コーティング組成物中に、約25〜約75重量%、好ま
しくは約30〜約50重量%の割合で存在する(このパーセ
ントは、全樹脂固形分重量を基準としている)。アセト
セテート含有ポリエステルは、約25〜約75重量%、好ま
しくは約25〜約45重量%の割合で存在する(このパーセ
ントは、樹脂固形分重量を基準としている)。ポリアク
リレート含有物質は、一般に、約1〜50重量%、好まし
くは5〜25重量%の割合で存在する。(このパーセント
は、全樹脂固形分重量を基準としている)。
いかなる理論にも束縛されることを意図しないが、ア
セトセテート含有物質ポリエステルおよびポリアクリレ
ート含有物質はいずれも、ケチミン含有ポリエポキシド
樹脂と反応して本発明の組成物を硬化させると考えられ
る。この反応は、ケチミン含有ポリエポキシドからのケ
トンを脱保護(deblocking)として、ポリエポキシド骨
格に結合している一級アミンが露出することにより進行
すると考えられる。アセトアセテート含有ポリエステル
およびポリアクリレート物質の反応すると考えられるの
は、これらの一級アミンである。
必要に応じて、ケチミン含有ポリエポキシドの脱保護
を促進させ、それによりポリエポキシド骨格に結合して
いる一級アミンを生成させるために、酸触媒が用いられ
得る。適切な酸触媒の例には、ステアリン酸、イソステ
アリン酸、ウンデシレン酸、およびリン酸が包含され
る。いかなる有機酸または無機酸も触媒として役立ち得
るが、酸は単官能性であることが好ましい。使用の場合
には、一般に、酸は少量で存在し、代表的には約0.1〜
1.0重量%である(このパーセントは、全樹脂固形分重
量を基準としている)。
本発明の硬化性コーティング組成物は、本質的に強塩
基(例えば、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−
7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エ
ン、テトラメチルグアニジン、水酸化ナトリウム、およ
び水酸化カリウムが包含される)を含まないことが好ま
しい。「強塩基」とは、その塩基のpKbが11を超えるか
または11に等しいことをいう。「本質的に強塩基を含ま
ない」とは、全樹脂固形分基準パーセントで1重量パー
セントを超えて組成物中に存在しないことをいう。強塩
基の存在は、アセトアセテート含有ポリエステルとポリ
アクリレート含有物質との間のマイケル付加を触媒する
と考えられている(Clemensら、「マイケル反応を介す
る、アセトアセチル化樹脂の架橋のための触媒の比
較」、Journal of Coatings Technology,Vol.61,No.77
0,1989年3月を参照)。このマイケル付加反応による硬
化は、コーティング組成物のポットライフを許容できな
いていどまで低下させることが見出されたため、望まし
くない。
本発明のコーティング組成物は、一般に、2分包(tw
o package)組成物として調製される。ケチミン含有ポ
リエポキシド樹脂が1つの包装に、そしてアセトアセテ
ート含有ポリエステルおよびポリアクリレート含有物質
が両方とも第2の包装に入ってくる。好ましくは、ケチ
ミン含有ポリエポキシド樹脂は、顔料含有粉砕(grin
d)ペースト中に入れられる。これらの成分は、ケチミ
ン含有ポリエポキシドがアセトアセテート含有ポリエス
テルおよびポリアクリレート含有物質のいずれとも異な
る包装に入れられている限り、所望のとおりいずれかの
分包に入れられ得ることが理解されるべきである。
多数の任意の従来成分(例えば、顔料、レオロジー制
御剤、流動制御剤、腐食防止顔料、接着促進剤、触媒、
硬化遅延剤、および充填剤)が本発明のコーティング組
成物に添加され得る。溶剤または溶剤ブレンドは、一般
にコーティング組成物を最適なスプレー粘度まで低下さ
せるために用いられる。適切な粘度低下溶剤には、アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
メチルアミルケトン、および酢酸ブチルが包含される。
好ましくは、溶剤ブレンドが用いられ、さらに好ましく
はアセトン、メチルアミルケトン、およびメチルイソブ
チルケトンのブレンドが用いられる。
本発明のコーティング組成物は、刷毛塗り、スプレー
塗り、浸し塗り、または流し塗りのような従来のコーテ
ィング方法のいずれによっても種々基材に塗付され得る
が、スプレー塗りが好ましい。なぜなら、これは、一般
に最適な外観を与えるからである。マニュアル法または
オートマチック法のいずれかを包含する圧搾空気スプレ
ー法、静電スプレー法のような、あらゆる公知のスプレ
ー方法が用いられ得る。コーティング組成物は、代表的
には、約50〜約200ミクロンの範囲の乾燥塗膜が用いら
れるように塗付される。
本発明のコーティング組成物は、好ましくは常温で約
2時間または約40〜約170℃の範囲に昇温して約40分〜
約10分間、それぞれ乾燥(即ち、コーティングが研摩可
能となりそして研摩材を汚さないように)され得る。本
質的に完全な硬化は、一般に、約3〜約4時間で達成さ
れ得る。本発明の目的の為には、本質的に完全な硬化と
は、架橋反応は完了していなくても、充分な性能特性が
達成されていることをさすことが意図されている。
本発明の硬化性コーティング組成物は、特に、自動車
の再仕上げ塗装用のプライマーフェイサーコーティング
組成物として優れてる。この組成物は、露出した金属表
面に直接塗付され、乾燥および研摩などによる仕上げの
後、着色(pigmented)トップコート組成物または「カ
ラープラスクリア」トップコート系で直接コーティング
され得る。本発明のコーティング組成物は、トップコー
トの下の単一のプライマー、または下塗り材料として用
いられ得、これまで最適の結果を得るために必要とされ
てきた3種の個別の下塗りの代替となる可能性がある。
本発明の組成物は、優れた外観、研摩容易性、塩噴霧
耐性、ポットライフ、ならびに露出金属およびすでに基
材上に存在し得る他の有機コーティングの両方、ならび
にその後塗付されるトップコートへの付着性を示す。
本発明を以下の実施例においてさらに詳細に説明す
る。それらは例示のみである。全ての量、パーセント、
および比率は、他に示されない限り、重量基準である。
試験手順 鉛筆硬度は、硬度を増加させた鉛筆(6Bから5Hまで)
を用いて、コーティングに引っかき傷をつけることによ
り測定した。ASTM−D3363に従い、コーティングに傷を
つけることをがわかった鉛筆の次に柔らかい鉛筆を、そ
の塗膜についての鉛筆硬度として報告した。鉛筆硬度
は、硬化性コーティング組成物を塗付した後、24時間後
および7日間後の両方で測定した。
光沢は、PACIFIC SCIENTIFIC 60/光沢測定器を用いて
ASTM−D523に従って測定した。光沢指数は、硬化性コー
ティング組成物を塗付した後、光沢指数を24時間および
7日後の両方で測定した。
ポットライフは、2分包を合わせた硬化性コーティン
グ組成物の粘度を、15分間隔でBROOKFIELD LVT粘度計を
用いて、No.2スピンドルを用いて、60回転/分の設定で
測定することにより決定した。粘度が250センチポイズ
(cPs)より大きくなったことが観測される時間を硬化
性コーティング組成物のポットライフとして用いた。
研摩容易性は、塗付した硬化性コーティング組成物
を、3Mから市販されているグレード400−Aの紙ヤスリ
を用いて、1時間間隔で室温にて研摩することにより求
めた。塗付した硬化性コーティング組成物が研摩可能と
なることが観察された時間、すなわち、硬化性コーティ
ング組成物が紙ヤスリを汚さなくなった時間を、塗付
後、研摩可能になるまでの最小必要時間として用いた。
像の明瞭性(Distinctness of Image)(D.O.I)は、
12Rから市販されているC−BOX DOI装置を用いて測定し
た。硬化性コーティング組成物を塗付した後、D.O.Iを2
4時間後および7日間後の両方で測定した。
スオード(Sward)硬度は、ASTM−D2143に従って、硬
化性コーティング組成物を塗付した後、24時間後および
7日後の両方で測定した。スオード硬度の値は、コーテ
ィングに刻み目をつける前のスオード硬度輪のサイクル
数、または振動(rocking)数を示す。スオード硬度の
値が大きいほど、テストしたコーティングはより硬い。
本発明の硬化性コーティング組成物に対するトップコ
ートの付着性は、まず常温、24時間で硬化する。市販の
ワンコート(one coat)着色再仕上げ用トップコート
(PPG Industries,Inc.製品コード:DAU−9300)を塗付
することにより測定した。本発明の硬化性コーティング
(下塗り)組成物に対するこのトップコート系の付着性
を、硬化性コーティング組成物に塗付した後、24時間後
および7日間後の両方で、ASTM−D3359に従い測定し
た。このテストについてのスケールは0B〜5Bの範囲にあ
り、0Bは付着性が非常に乏しいことを示し、そして5Bは
付着性が優れていることを示す。
実施例 以下の実施例(実施例A〜C)は、本発明の実施で用
いる種々の樹脂の調製を示す。
実施例A この実施例はアセトアセテート官能性ポリエステルの
好ましい実施態様の調製を記載している。アセトアセテ
ート官能性ポリエステルを以下の成分の混合物から調製
した:材料 重量部 (グラム) チャージI ネオペンチルグリコール 82.0 エチレングリコール 97.4 1,4−シクロヘシサンジメタノール 113.0 ジメチル1,4−シクロヘキサンジカルボキシ レート 314.0 トリメチロールプロパン 565.0 ベンゼンスルホン酸 3.14 トリフェニルホスファイト 3.14 チャージII イソフタル酸 260.62 チャージIII 三級ブチルアセトアセテート 1986.00 合計 1432.22 最初に、適切な撹拌装置、窒素ブランケット、グリコ
ール回収装置、および簡単な真空蒸留装置を備えた適切
な4口反応容器に、室温でチャージIを仕込んだ。次い
で、この反応混合物を180℃まで加熱し、そして30分間
保持した。その間にメタノールを蒸留により除去した。
反応混合物をさらに200℃まで加熱し、そして30分間保
持した。その間にさらにメタノールを蒸留により除去し
た。反応混合物をさらに230℃まで加熱し、その間にさ
らにメタノールを蒸留により除去した。反応混合物を18
0℃まで冷却し、そしてチャージIIを添加した。次い
で、反応混合物の240℃まで加熱し、そして水を蒸留に
より除去した。混合物の酸価が5.0(ミリグラムKOH/グ
ラムサンプル)より小さくなるまで、反応混合物を24℃
で保持した。測定した酸価が5.0(ミリグラムKOH/グラ
ムサンプル)より小さくなったら、反応混合物を70℃ま
で冷却し、その後チャージIIIを添加した。次いで、反
応混合物を130℃まで加熱し、そして三級ブタノールを
大気圧下での蒸留により除去した。三級ブタノールの大
気圧での蒸留が完了した後に、簡単な真空蒸留を三級ブ
タノールがこれ以上除去できなくなるまで行った。
実施例B この実施例はケチミン官能性ポリエポキシド樹脂の調
製で用いるケチミンの合成を記載している。ケチミンを
以下の成分の混合物から合成した:材料 重量部 (グラム) チャージI ジエチレントリアミン 880. メチルイソブチルケトン 2600. 合計 3480. 最初に、適切な撹拌装置、窒素ブランケット、還流装
置および蒸留装置を備えた適切な反応容器にチャージI
を室温で仕込んだ。反応混合物を約107の℃の温度まで
加熱し、還流を開始した。反応が進むにつれて、水を蒸
留により除去した。反応が完了するにつれ(それは蒸留
によって収集いた水の量により決定した)、反応温度が
約138℃〜141℃まで上昇し、その後、強い還流を水がこ
れ以上除去できなくなるまで続けた。この後半の還流の
段階で、還流温度を141℃より低く維持するために必要
なメチルイソブチルケトンをさらに添加した。
実施例C この実施例は好ましいケチミン含有ポリエポキシド樹
脂の調製を記載している。ケチミン含有ポリエポキシド
樹脂を以下の成分の混合物から調製した:材料 重量部 (グラム) チャージI 実施例Bのジケミン前躯体 2250. ARALDITE EPN−11391 1450. チャージII トリエタノールアミン 19.0 合計 3719.0 1 ARLDITE EPN−1139はCiba−Geigyから市販されてい
るエポキシフェノクノボラック樹脂である。
最初に、適切な撹拌装置、窒素ブランケット、および
還流コンデンサーを備えた適切な反応容器に室温でチャ
ージIを仕込んだ。撹拌しながら、反応容器を71℃まで
加熱した。反応容器の内容物をエポキシ当量重量が4400
となるまで還流し、そして次いで、チャージIIIを添加
した。反応容器の内容物を最終エポキシ当量重量が13,0
00および最終アミン当量重量が230となるまで再度還流
した。次いで、反応容器の内容物を適切な容器に移し
た。
コーティング組成物の実施例 実施例1〜3は、本発明による着色硬化性プライマー
コーティング組成物の調製で使用する成分および添加剤
混合物の配合を記載している。
実施例1 この実施例は、本発明による着色硬化性プライマーコ
ーティング組成物の配合に用いる粉砕ペーストを記載す
る。材料 重量部 (グラム) 実施例Cの樹脂 315.25 メチルイソブチルケトン 217.81 LOVEL 272 9.69 タルク 309.73 REVEN 1000 カーボンブラック 0.39 硫酸バリウム 209.38 リン酸亜鉛 129.77 ANTI−TERRA U5 0.98 ATAGEL 506 5.76 MPA 2000T7 5.86 合計 1321.62 2 LOVEL 27はPPG Industriesから市販されているフ
ュームド(fumed)シリカである。
3 タクルはVERTAL 350 TALCとしてLuzenak Americaか
ら市販されている。
4 REVEN 1000カーボンブラックはColumbian Chemical
から市販されている。
5 ANTI−TERRA UはBYK Chemieから市販されている顔
料湿潤剤である。
6 ATAGEL 50はEngelhardから市販されているクレーで
ある。
7 MPA 200TはRheoxから市販されているワックス凝固
防止剤である。
粉砕ペーストを、最初に、適切な容器中で実施例Cの
樹脂およびメチルイソブチルケトンを合わせて撹拌する
ことにより調製した。次いで、残りの全ての顔料をCowl
esブレードを用いて高速撹拌しながら添加した。撹拌を
高速で30分間、Hegmanグラインド(grind)が5〜2.5の
となるまで継続した。
実施例2 この実施例は、本発明による、着色硬化性プライマー
コーティング組成物の配合に用いる粉砕触媒溶液を記載
する。材料 重量部 (グラム) EMERSOL−8758 172.13 メチルエチルケトン 516.39 合計 688.52 8 EMERSOL−875はHenkelから市販されているイソステ
アリン酸である。
実施例3 この実施例は、本発明による、着色硬化性プライマー
コーティング組成物の配合に用いる溶媒ブレンドを記載
する。材料 重量部 (グラム) アセトン 312.60 メチルアミルケトン 177.15 メチルイソブチルケトン 177.15 合計 666.90 実施例Iは本発明による好ましい着色硬化性プライマ
ーコーティング組成物を記載する。実施例III〜VIは、
各成分の量を変化させた本発明の硬化性コーティング組
成物を示すが、ケチミンの当量の合計がアセトアセテー
ト当量とアクリレート当量との合計に等しくなるように
配合されている。実施例IIはポリアクリレート成分を含
まずに配合された比較例である。この例は本発明の組成
物における、主としてポットライフ安定性に関してのポ
リアクリレートの重要性を示す。これらの実施例から得
た物理的な試験のデータは、本発明の好ましい実施態様
に見出されるような、3種の必須の樹脂成分の最適な相
対比を示す。
実施例I 金属に直接塗付することに適した、好適な着色硬化性
プライマーコーティング組成物。材料 重量部 (グラム) 包装1: 実施例1の粉砕ペースト 257.10 包装2: SR349 DIACRYLATE9 15.00 実施例Aのアセトアセテート官能性ポリエステ ル樹脂 36.93 実施例3の溶媒ブレンド 61.23 実施例2の触媒溶液 1.00 合計 371.26 9 SR349 DIACRYLATEはSartomerから市販されているエ
トキシ化ビスフェノールAジアクリレートである。
コーティング組成物を、使用する直前に包装1および
2を撹拌しながら合わせることにより調製した。
比較例 実施例II この実施例はポリアクリレート含有物質を用いないで
調製した着色硬化性プライマーコーティング組成物の配
合を記載する。材料 重量部 (グラム) 包装1: 実施例1の粉砕ペースト 262.20 包装2: 実施例Aのアセトアセテート官能性ポリエス テル樹脂 50.98 実施例3の溶媒ブレンド 60.29 実施例2の触媒溶液 0.99 合計 374.46 コーティング組成物を、使用する直前に包装1および
2を撹拌しながら合わせることにより調製した。
実施例III この実施例は、樹脂固形分の合計重量を基準にして5
重量パーセントのポリアクリレート官能性物質を用いて
作成された着色硬化性プライマーコーティング組成物を
配合を記載する。材料 重量部 (グラム) 包装1: 実施例1の粉砕ペースト 260.11 包装2: SR349 DIACRYLATE 5.00 実施例Aのアセトアセテート官能性ポリエス テル樹脂 46.37 実施例3の溶媒ブレンド 60.62 実施例2の触媒溶液 1.01 合計 1373.11 SR349 DIACRYLATEはSartomerから市販されているエトキ
シ化ビスフェノールAジアクリレートである。
コーティング組成物を、使用する直前に包装1および
2を撹拌しながら合わせることにより調製した。
実施例IV この実施例は、樹脂固形分の合計重量を基準にして10
重量パーセントのポリアクリレート官能性物質を用いて
作成された着色硬化性プライマーコーティング組成物の
配合を記載する。材料 重量部 (グラム) 包装1: 実施例1の粉砕ペースト 258.81 包装2: SR349 DIACRYLATE 9.99 実施例Aのアセトアセテート官能性ポリエス テル樹脂 41.62 実施例3の溶媒ブレンド 60.67 実施例2の触媒溶液 1.00 合計 372.09 SR349 DIACRYLATEはSartomerから市販されているエトキ
シ化ビスフェノールAジアクリレートである。
コーティング組成物を、使用する直前に包装1および
2を撹拌しながら合わせることにより調製した。
実施例V この実施例は、樹脂固形分の合計重量を基準にして20
重量パーセントのポリアクリレート官能性物質を用いて
作成された着色硬化性プライマーコーティング組成物の
配合を記載する。材料 重量部 (グラム) 包装1: 実施例1の粉砕ペースト 255.38 包装2: SR349 DIACRYLATE 20.00 実施例Aのアセトアセテート官能性ポリエス テル樹脂 32.25 実施例3の溶媒ブレンド 61.55 実施例2の触媒溶液 1.00 合計 370.18 SR349 DIACRYLATEはSartomerから市販されているエトキ
シ化ビスフェノールAジアクリレートである。
コーティング組成物を、使用する直前に包装1および
2を撹拌しながら合わせることにより調製した。
実施例VI この実施例は、樹脂固形分の合計重量を基準にして10
重量パーセントのポリアクリレート官能性物質を用いて
作成された着色硬化性プライマーコーティング組成物の
配合を記載する。材料 重量部 (グラム) 包装1: 実施例1の粉砕ペースト 253.60 包装2: SR349 DIACRYLATE 25.00 実施例Aのアセトアセテート官能性ポリエス テル樹脂 27.58 実施例3の溶媒ブレンド 61.90 実施例2の触媒溶液 1.00 合計 369.08 SR349 DIACRYLATEはSartomerから市販されているエトキ
シ化ビスフェノールAジアクリレートである。
コーティング組成物を、使用する直前に包装1および
2を撹拌しながら合わせることにより調製した。
以下の表は、実施例IからVIに記載の上記コーティン
グ組成物の、上記の試験手順に従った物理的な評価で得
たデータを示す。掲載したデータは、例えば鉛筆硬度の
場合では、6B/4Bは、これらのデータがプライマー系の
塗付後、それぞれ24時間後および7日間後に得られるこ
とを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サンダララマン,パドマナブハン アメリカ合衆国 ペンシルバニア 15101,アリソン パーク,レッド コ ーチ ロード 1917 (56)参考文献 特開 平4−234469(JP,A) 特開 平6−49407(JP,A) 特表 昭62−503105(JP,A)

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下を含有する硬化性コーティング組成
    物: (a)本質的にオキシラン官能性を有さず、そして1分
    子あたり平均して少なくとも2個のアミン基を有する、
    アミン基含有ポリエポキシド樹脂; (b)重量平均分子量が少なくとも1000である、アセト
    アセテート含有ポリエステル; (c)1分子あたり少なくとも2個のアクリレート基を
    有する、ポリアクリレート含有物質。
  2. 【請求項2】前記アミン基含有ポリエポキシド樹脂の前
    記アミン基が、修飾され、ケチミン含有ポリエポキシド
    樹脂を形成する、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】前記アセトアセテート含有ポリエステルお
    よび前記ポリアクリレート含有物質の両方が、前記アミ
    ン含有ポリエポキシド樹脂と反応する、請求項1に記載
    の組成物。
  4. 【請求項4】前記ケチミン含有ポリエポキシド樹脂がポ
    リアミン、ケトンおよびオキシラン官能性ポリエポキシ
    ド樹脂から調製される、請求項2に記載の組成物。
  5. 【請求項5】前記オキシラン官能性ポリエポキシド樹脂
    がエポキシ−ノボラック樹脂である、請求項4に記載の
    組成物。
  6. 【請求項6】前記アセトアセテート含有ポリエステルが
    ポリエステルポリオールとアセトアセテート含有物質と
    のエステル交換反応により調製される、請求項1に記載
    の組成物。
  7. 【請求項7】前記アセトアセテート含有物質がt−ブチ
    ルアセトアセテートである、請求項6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】前記ポリアクリレート含有物質が、ポリオ
    ールと、以下の構造式により示されるアクリレートまた
    はメタクリレート含有物質との反応から調製される、請
    求項1に記載の組成物: ここで、RはHまたはCH3であり、そしてR′は1個か
    ら20個の炭素原子をが有する。
  9. 【請求項9】前記ポリオールが、1,6−ヘキサンジオー
    ル、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリトール、
    およびエトキシ化ビスフェノールAからなる群から選択
    される、請求項8に記載の組成物。
  10. 【請求項10】前記ポリアクリレート含有物質が、イソ
    シアネート官能性物質とヒドロキシル基含有アクリレー
    トまたはメタクリレートモノマーとの反応から調製され
    る、請求項1に記載の組成物。
  11. 【請求項11】前記ポリアクリレート含有物質が、トリ
    メチロールプロパントリアクリレートである、請求項8
    に記載の組成物。
  12. 【請求項12】前記ポリアクリレート含有物質が、ペン
    タエリトリトールテトラアクリレートである、請求項8
    に記載の組成物。
  13. 【請求項13】前記ポリアクリレート含有物質が、1,6
    −ヘキサンジオールジアクリレートである、請求項8に
    記載の組成物。
  14. 【請求項14】前記ポリアクリレート含有物質が、エト
    キシ化ビスフェノールAジアクリレートである、請求項
    8に記載の組成物。
  15. 【請求項15】前記アセトアセテート含有ポリエステル
    の前記重量平均分子量が約1000〜約50,000の範囲にあ
    る、請求項1に記載の組成物。
  16. 【請求項16】前記ポリエステルポリオールが、ネオペ
    ンチルグリコール、エチレングリコール、1,4−シクロ
    ヘキサンジメタノール、ジメチル1,4−シクロヘキサン
    ジカルボキシレート、トリメチロールプロパンおよびイ
    ソフタル酸からなる群から選択されるモノマーから調製
    される、請求項6に記載の組成物。
  17. 【請求項17】前記アセトアセテート含有ポリエステル
    が約100から約1000(グラム/当量)のアセトアセテー
    ト当量重量を有する、請求項1に記載の組成物。
  18. 【請求項18】前記ポリアミンが2個の一級アミノ基お
    よび1個の二級アミノ基を有する、請求項4に記載の組
    成物。
  19. 【請求項19】前記ポリアミンが、ジプロピレントリア
    ミン、ジブチレントリアミンおよびエチレントリアミン
    からなる群から選択される、請求項18に記載の組成物。
  20. 【請求項20】前記ケトンが以下の構造式によって示さ
    れ得る、請求項4に記載の組成物: ここで、RおよびR′は独立して、1個から2個の間の
    炭素原子を有するアルカンである。
  21. 【請求項21】前記ケトンが、アセトン、ジエチルケト
    ン、ペンタノン、シクロヘキサノン、エチルアミルケト
    ン、イソホロン、デカノン、およびメチルイソブチルケ
    トンからなる群から選択される、請求項20に記載の組成
    物。
  22. 【請求項22】請求項1に記載の組成物であって、: (a)前記アミン含有ポリエポキシド樹脂が、全樹脂固
    形分を基準にして約25〜約75重量パーセントの量で存在
    し、そして (b)前記アセトアセテート含有ポリエステルが、全樹
    脂固形分を基準にして約25〜約75重量パーセントの量で
    存在し、そして (c)前記ポリアクリレート含有物質が、全樹脂固形分
    を基準にして約1〜約50重量パーセントの量で存在す
    る、組成物。
  23. 【請求項23】前記組成物が本質的に強塩基を含まな
    い、請求項1に記載の組成物。
JP6517008A 1993-01-25 1993-12-15 自動車用再仕上げプライマーサーフェイサー Expired - Lifetime JP2690402B2 (ja)

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US08/008,435 1993-01-25
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