JP2690173B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2690173B2
JP2690173B2 JP2139649A JP13964990A JP2690173B2 JP 2690173 B2 JP2690173 B2 JP 2690173B2 JP 2139649 A JP2139649 A JP 2139649A JP 13964990 A JP13964990 A JP 13964990A JP 2690173 B2 JP2690173 B2 JP 2690173B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複写機やレーザビームプリンタ等の画像形
成装置に関する。
(従来の技術) 第9図はレーザビームプリンタの断面を示すものであ
り、装置本体1の中央部に像担持体である感光ドラム1
0、帯電器11、現像器12、クリーニング器13を有するプ
ロセスカートリッジ14が配設されている。該プロセスカ
ートリッジ14は装置本体1に対して容易に着脱自在に配
設され、現像器12内のトナーが使い尽くされたり、クリ
ーニング器13内が廃トナーで一杯になったり、又は感光
ドラム10等が寿命に達した場合、プロセスカートリッジ
14全体を交換することによりメンテナンスの容易化等を
図るためのものである。
装置本体1の上部には開閉カバー2が設けられてお
り、該開閉カバー2を支点2aを中心に回動させて開ける
ことにより、プロセスカートリッジ14は所定の着脱通路
を通って装置本体1に対し着脱されるようになってい
る。尚、開閉カバー2が閉じられると不図示のバネ部材
等を介してプロセスカートリッジ14は装置本体1内に加
圧状態で位置決めされるようになっている。
プロセスカートリッジ14の下方には給紙カセット15、
給紙ローラ16、レジストローラ17、転写ローラ18、定着
器19、排紙ローラ20、排紙トレー21が配設され、プロセ
スカートリッジ14の上方には画像光Lを発するレーザス
キャナユニット22が配設されている。
而して、帯電器11により一様帯電された感光ドラム10
にレーザスキャナユニット22から画像光Lが露光される
と、感光ドラム10上には静電潜像が形成される。該静電
潜像は現像器12の方へ向けられ、該現像器12によりトナ
ーが供給されてトナー像として顕像化される。該トナー
像は転写ローラ18を介して転写紙P上に転写され、転写
の終了した感光ドラム10はクリーニング器13によりその
残留トナーがクリーニングされて、次の画像形成のため
に備えられる。
一方、給紙カセット15内の転写紙Pは給紙ローラ16に
より1枚ずつ取り出された後にレジストローラ17の方へ
送られ、該レジストローラ17にてタイミングを合わされ
て感光ドラム10の方へ搬送される。そして、転写ローラ
18によりトナー像が転写された後、この転写紙Pは定着
器19の方へ送られ、該定着器19によりそのトナー像が加
熱、加圧されて永久像として定着される。そして、トナ
ー像の定着された転写紙Pは排紙ローラ20を介して排紙
トレー21上に積載される。
ここで、定着器19はヒータを内蔵した加熱ローラ19a
と該加熱ローラ19aに押圧される加圧ローラ19b等とから
構成されていると共に、転写紙P上のトナー像と接する
加熱ローラ19aには該加熱ローラ19aをクリーニングする
ためのクリーニング部材19cが摺擦されている。又、定
着器19とプロセスカートリッジ14間には断熱部材23が配
設され、定着器19の加熱ローラ19a等からの熱がプロセ
スカートリッジ14側に直接伝わらないようになってい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、例えば前記定着器19等をメンテナンス
する際に、前記断熱部材23が邪魔になることがあった。
そこで、本発明は上記問題を解消するためになされた
ものであって、プロセスカートリッジの装着動作に応じ
て断熱部材を作用位置から退避位置へ退避させることが
できる画像形成装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、転写材に画像を
形成するための画像形成装置において、 a.感光ドラムと、前記感光ドラムに作用するプロセス手
段と、を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に
装着するための装着部と、 b.前記装着部に装着された前記プロセスカートリッジの
有する前記感光ドラムに形成されたトナー像を前記転写
材に転写するための転写手段と、 c.前記転写手段によって前記転写材に転写されたトナー
像を定着するための加熱定着手段と、 d.前記プロセスカートリッジを前記装着部に着脱する際
に、前記プロセスカートリッジを案内するためのガイド
部と、 e.前記加熱定着手段から発せられる熱を遮るために前記
装着部に装着された前記プロセスカートリッジと前記加
熱定着手段との間に位置する作用位置と、前記作用位置
から退避する退避位置との間を移動可能な断熱部材と、 f.回動部と、前記回動部から突出した第一の突部と第二
の突部とを有し、前記ガイド部に沿って移動する前記プ
ロセスカートリッジの移動経路へ前記第一の突部が突出
している際には、前記第二の突部が前記移動経路から退
避し、前記第二の突部が前記移動経路へ突出している際
には、前記第一の突部が前記移動経路から退避するよう
に、中心軸を中心にして回動可能な回動部材と、 g.一端部が前記回動部材と回動可能に連結され、他端部
が前記断熱部材に回動可能に連結されており、前記回動
部材の回動動作に連動して前記断熱部材を前記作用位置
と前記退避位置との間で移動させるための伝動手段と、 h.前記第一の突部が前記移動経路へ突出し前記プロセス
カートリッジが装着されるのを待機する待機位置に前記
回動部材が位置する際には、前記回動部材を一方向へ付
勢し、前記回動部材が前記待機位置から前記一方向とは
反対の他方向へ所定量回動すると、反対に前記回動部材
を前記他方向へ付勢するように、一端部が前記回動部材
に連結され、他端部が画像形成装置本体に連結されてい
る弾性部材と、 を有し、 前記プロセスカートリッジを前記装着部に装着する際
には、前記プロセスカートリッジの一部が前記回動部材
の前記第一の突部に当接して前記回動部材を前記他方向
へ所定量回動させると、前記回動部材は前記弾性部材に
よって前記他方向へ付勢され、前記装着部に前記プロセ
スカートリッジが装着された状態では、前記弾性部材の
付勢力によって前記断熱部材を前記作用位置に位置決め
し、 前記プロセスカートリッジを取り外す際には、前記プ
ロセスカートリッジの一部が前記回動部材の前記第二の
突部に当接して前記回動部材を前記一方向へ回動させ、
前記装着部に前記プロセスカートリッジが装着されてい
ない状態では、前記弾性部材の付勢力によって、前記断
熱部材を前記退避位置に位置決めすることを特徴とす
る。
(作用) 本発明によれば、プロセスカートリッジの装着動作に
応じて断熱部材を作用位置から退避させることができ
る。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
以下説明する実施例は、装置本体側の開閉蓋を開けて
プロセスカートリッジが着脱され、且つ、メンテナンス
用に交換が必要なクリーニング部材を有する定着手段が
前記プロセスカートリッジの装置本体の着脱通路の奥側
に断熱部材を介して配設される画像形成装置において、
プロセスカートリッジの装置本体からの取り外しにより
前記断熱部材をプロセスカートリッジの着脱通路に連な
る空間から退避させ、且つ、プロセスカートリッジの装
置本体への装着により前記断熱部材をプロセスカートリ
ッジと定着手段間に位置決めする断熱部材移動用のリン
ク機構を配設した画像形成装置である。又、前記開閉蓋
の開閉動作に連動して、定着手段のクリーニング部材の
加圧又は加圧解除を行なう加圧用リンク部材を設けたも
のである。
先ず、本発明の第1実施例を第1図に基づいて説明す
る。尚、画像形成装置の主要な構造や機器については従
来技術の項で説明したものと同一であるため、同一符号
を付してその説明を省略する。
装置本体1の開閉カバー2を開けると、装置本体1に
はプロセスカートリッジ14の着脱用の開口部が形成さ
れ、該開口部から転写ローラ18の上方までプロセスカー
トリッジ14の着脱通路30が形成されている。該着脱通路
30の装置本体1の前後の両側壁にはガイド溝31(第1図
には一方側のみ示す)が形成され、該ガイド溝31にプロ
セスカートリッジ14の両側壁から突出する感光ドラム10
のドラム軸10aが係合し、プロセスカートリッジ14は装
置本体1のこの着脱通路30のガイド溝31に沿って着脱さ
れるようになっている。
前記ガイド溝31の一方側の上方には回動リンク部材33
と移動リンク部材34等とから成るリンク機構32が配設さ
れている。回動リンク部材33は略三角形の板状部材から
構成され、その上部の頂点がピン33aによって装置本体
1側に枢支されていると共に、下部側に左、右突部33b,
33cが形成されている。そして、この回動リンク部材33
には装置本体1側から引張りバネ35が連結され、この回
動リンク部材33が図中実線の位置イにある場合、回動リ
ンク部材33は引張りバネ35によりa方向に回動させら
れ、その左突部33bがガイド溝31に突出した状態で位置
決めされると共に、回動リンク部材33が実線の位置イか
ら或る程度時計方向に回動すれば、この回動リンク部材
33は引張りバネ35によりb方向に回動させられ、その左
突部33cがガイド溝31内に突出した鎖線の位置ロに位置
決めされる。
移動リンク部材34は一端が回動リンク部材33に枢支さ
れ、他端が断熱部材23の中間部に枢支されており、回動
リンク部材33が実線の位置イにあれば移動リンク部材34
は右方に移動するため、断熱部材23は支点23aを中心に
回動して水平状態まで持ち上げられるが、回動リンク部
材33が鎖線の位置ロまで回動すれば、移動リンク部材34
は左方に移動し、断熱部材23を略垂直状態で或る所定位
置まで回動させ、加圧バネ24を介してクリーニング部材
19cを定着器19の加熱ローラ19aに押圧させる。
而して、開閉カバー2を開け、プロセスカートリッジ
14をガイド溝31に沿って引き上げ装置本体1外方に取り
出せば、回動リンク部材33はプロセスカートリッジ14の
ドラム軸10aを介して鎖線の位置ロから実線の位置イま
で回動され、移動リンク部材34を介して断熱部材23は水
平位置まで持ち上げられる。従って、装置本体1のプロ
セスカートリッジ14の着脱通路30を介して定着器19のク
リーニング部材19cを交換するに当り、障害となる断熱
部材23がそのメンテナンス空間から退避しているため、
作業者は容易に加圧バネ24で加圧ローラ19aに押圧され
ているクリーニング部材19cの交換ができることとな
る。
そして、クリーニング部材19cの交換が終了し、プロ
セスカートリッジ14を着脱通路30からガイド溝31を介し
て所定位置まで挿入すれば、回動リンク部材33はドラム
軸10aを介して鎖線の位置ロまで回動され、断熱部材23
は移動リンク部材23を介して所定の鎖線の位置まで回動
される。このことにより、定着器19からの熱がプロセス
カートリッジ14の方へ伝わるのが防止されると共に、ク
リーニング部19cは加圧バネ24によって加熱ローラ19aに
加圧される。そして、最終的に開閉カバー2を閉じれ
ば、定着器19のクリーニング部材19cの交換は終了す
る。
以上のように、プロセスカートリッジ14の着脱動作に
連動して、断熱部材23を回動させるリンク機構32を設け
たため、定着器19のクリーニング部材19cの交換が断熱
部材23に邪魔されることなく容易にできることとなる。
次に、本発明の第2実施例を第2図乃至第6図に基づ
いて説明する。尚、第1実施例に係るものと同一機能を
有するものについては同一符号を付しその説明を省略す
る。
本実施例では、第1実施例で示される回動リンク部材
33と移動リンク部材34等から成るリンク機構32の他に、
開閉カバー2の開閉動作に連動して定着器19のクリーニ
ング部材19cを加熱ローラ19aに押圧する加圧リンク機構
40が設けられている。
加圧リンク機構40はL形の加圧リンク部材41と棒状の
中間リンク部材42とから構成され、加圧リンク部材41
は、第3図に示すように、その角部がピン部材41aを介
して装置本体1側に枢支され、その一端部に設けられた
加圧ピン41bが断熱部材23の一端部側を押圧可能となっ
ている。中間リンク部材42は、第2図に示すように、そ
の一端部が加圧リンク部材41の一端部側に枢支され、そ
の他端部が開閉カバー2に枢支されている。
而して、開閉カバー2を第4図に示すように支点2aを
中心に回動させて開くと、中間リンク部材42は上方に持
ち上げられ、加圧リンク部材41はピン部材41aを中心に
反時計方向に回動される。従って、加圧ピン41bは断熱
部材23から離間し、この加圧ピン41bによる断熱部材23
や加圧バネ24を介した定着器19のクリーニング部材19c
の加熱ローラ19aへの加圧は解除される。
次に、プロセスカートリッジ14を装置本体1の外方に
取り出すと、第5図に示すように、ガイド溝31内を移動
するドラム軸10aと回動リンク部材33との作用により移
動リンク部材34を介して断熱部材23及び加圧バネ24が水
平状態に移動される。そして、定着器19のクリーニング
部材19cの交換を終了して、プロセスカートリッジ14を
装置本体1内に挿入すると、第4図に示すように、ドラ
ム軸10aと回動リンク部材33との作用により移動リンク
部材34を介して断熱部材23及び加圧バネ24が所定位置に
位置決めされる。
次に、開閉カバー2を閉じれば、中間リンク部材42が
下降し、加圧リンク部材41が時計方向に回転して加圧ピ
ン41bが断熱部材23を定着器19の方へ加圧移動させる。
このことにより、断熱部材23に取り付けられた加圧バネ
24を介して定着器19のクリーニング部材19cが加熱ロー
ラ19aに所定圧(0.8kg/cm2)で押圧され、該加熱ローラ
19aはこのクリーニング部材19cにより良好にクリーニン
グされることとなる。
尚、第6図に示すように、加圧バネ24を加圧リンク部
材41の加圧ピン41bに取り付け、加圧バネ24を介して断
熱部材23をクリーニング部材19cに押圧させるようにし
ても良い。
以上のように、本実施例では第1実施例で得られる効
果の他に、開閉カバー2の開閉動作に連動して作動する
加圧リンク機構40を設け、開閉カバー2を開けた場合に
クリーニング部材19cの加圧を解除するようにしている
ため、その分クリーニング部材19cを定着器19から取り
外すのが容易となる。
尚、プロセスカートリッジ14により断熱部材23等を介
してクリーニング部材19cを加圧することも考えられる
が、この場合はプロセスカートリッジ14の位置ずれ等の
問題が生じ易く、装置の信頼度が下がる傾向があるた
め、本実施例に係るものの方が優れている。
次に、本発明の第3実施例を第7図及び第8図に基づ
いて説明する。尚、第1及び第2実施例に係るものと同
一機能を有するものについては同一符号を付しその説明
を省略する。
本実施例は、第2実施例で示される加圧リンク機構40
の代わりに検知手段を介して駆動源で作動される加圧リ
ンク部材50により定着器19のクリーニング部材19cを加
圧するようにしたもので、他の構成は第1又は第2実施
例のものと全く同様である。
加圧リンク部材50周りの構成は第8図に示されてお
り、加圧リンク部材50はその上端部に設けられた支軸50
aを介して装置本体1側に枢支され、下端部に断熱部材2
3の押圧用の加圧ピン50bが突出して設けられている。前
記支軸50aにはギヤ51が固定され。該ギヤ51がギヤ52を
介してモータ54の駆動軸に取り付けられた駆動ギヤ53に
噛合している。
又、第7図において、56は加圧リンク部材50が所定の
加圧位置にあるか否かを検知する加圧検知センサーであ
り、57は開閉カバー2の開閉を検知する開閉検知センサ
ーである。
而して、開閉カバー2が開いたことを開閉検知センサ
ー57が検知すれば、モータ54が作動し、駆動ギヤ53及び
ギヤ51,52を介して加圧リンク部材50が所定の位置(第
7図の鎖線の位置)に至ったことを加圧検知センサー56
によって確認されるまで回動する。このようにして、加
圧リンク部材50による断熱部材23、加圧バネ24を介した
クリーニング部19cの加圧は解除され、以降、プロセス
カートリッジ14を装置本体1外に取り出せば、これに連
動する回動リンク部材33及び移動リンク部材34の作用で
断熱部材23及び加圧バネ24は水平位置まで持ち上げら
れ、定着器19のクリーニング部材19cの交換は容易とな
る。
そして、クリーニング部材19cの交換が終了し、プロ
セスカートリッジ14を装置本体1内に装着すれば、回動
リンク部材33及び移動リンク部材34の作用で断熱部材23
と加圧バネ24は所定の位置に復帰することとなる。その
後、開閉カバー2が閉じられたことを開閉検知センサー
57が検知すれば、モータ54は逆転し、加圧リンク部材50
を所定の加圧位置(第7図に実線で示す位置)まで回動
させる。そして、加圧リンク部材50が所定の加圧位置に
あることを加圧検知センサー56が検知すれば、定着器19
のクリーニング部材19cの交換作業は全て終了したこと
となる。
以上においても第1及び第2実施例と同様な効果を得
ることができる。
前述した実施例によれば、プロセスカートリッジの着
脱動作に連動して、プロセスカートリッジと定着手段間
にある断熱部材を移動可能としたため、プロセスカート
リッジの着脱通路を介して定着手段のクリーニング部材
の交換作業が容易となる。
より詳細には、定着手段のクリーニング部材を交換す
るために装置本体側の開閉蓋を開きプロセスカートリッ
ジをその着脱通路を介して装置本体外に移動すれば、こ
のプロセスカートリッジの取り出し動作に連動してリン
ク機構が断熱部材を回動させ、該断熱部材をプロセスカ
ートリッジの着脱通路に連なる空間から退避させる。従
って、作業者はこの着脱通路を介して断熱部材に邪魔さ
れることなく定着手段のクリーニング部材の交換をする
ことができる。
又、プロセスカートリッジを装置本体内に装着すれ
ば、このプロセスカートリッジの装着動作に連動してリ
ンク機構が断熱部材をプロセスカートリッジと定着手段
の間に移動させるため、画像形成中にプロセスカートリ
ッジは定着手段から直接熱を受けないこととなる。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、プロ
セスカートリッジを取り外す際には、その取り外し動作
に連動して弾性部材の付勢力によって断熱部材を自動的
に退避位置へ安定した状態で位置決め保持することがで
き、又、プロセスカートリッジを装着する際には、その
装着動作に連動して弾性部材の付勢力によって断熱部材
を自動的に作用位置へ安定した状態で位置決め保持する
ことができる。従って、広い空間でもって加熱定着手段
周りのメンテナンス作業等を容易に行うことができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る画像形成装置の側断
面図、第2図は本発明の第2実施例に係る画像形成装置
の側断面図、第3図は同画像形成装置の加圧リンク部材
周りの斜視図、第4図は同画像形成装置の開閉カバーを
開けた場合の作用説明図、第5図は同画像形成装置から
プロセスカートリッジを取り出した場合の作用説明図、
第6図は変更実施例に係る同画像形成装置の側断面図、
第7図は本発明の第3実施例に係る画像形成装置の側断
面図、第8図は同画像形成装置の加圧リンク部材周りの
斜視図、第9図は従来技術を説明するための図である。 1……装置本体、2……開閉カバー(開閉蓋)、14……
プロセスカートリッジ、19……定着器(定着手段)、19
c……クリーニング部材、23……断熱部材、30……着脱
通路、32……リンク機構。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写材に画像を形成するための画像形成装
    置において、 a.感光ドラムと、前記感光ドラムに作用するプロセス手
    段と、を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に
    装着するための装着部と、 b.前記装着部に装着された前記プロセスカートリッジの
    有する前記感光ドラムに形成されたトナー像を前記転写
    材に転写するための転写手段と、 c.前記転写手段によって前記転写材に転写されたトナー
    像を定着するための加熱定着手段と、 d.前記プロセスカートリッジを前記装着部に着脱する際
    に、前記プロセスカートリッジを案内するためのガイド
    部と、 e.前記加熱定着手段から発せられる熱を遮るために前記
    装着部に装着された前記プロセスカートリッジと前記加
    熱定着手段との間に位置する作用位置と、前記作用位置
    から退避する退避位置との間を移動可能な断熱部材と、 f.回動部と、前記回動部から突出した第一の突部と第二
    の突部とを有し、前記ガイド部に沿って移動する前記プ
    ロセスカートリッジの移動経路へ前記第一の突部が突出
    している際には、前記第二の突部が前記移動経路から退
    避し、前記第二の突部が前記移動経路へ突出している際
    には、前記第一の突部が前記移動経路から退避するよう
    に、中心軸を中心にして回動可能な回動部材と、 g.一端部が前記回動部材と回動可能に連結され、他端部
    が前記断熱部材に回動可能に連結されており、前記回動
    部材の回動動作に連動して前記断熱部材を前記作用位置
    と前記退避位置との間で移動させるための伝動手段と、 h.前記第一の突部が前記移動経路へ突出し前記プロセス
    カートリッジが装着されるのを待機する待機位置に前記
    回動部材が位置する際には、前記回動部材を一方向へ付
    勢し、前記回動部材が前記待機位置から前記一方向とは
    反対の他方向へ所定量回動すると、反対に前記回動部材
    を前記他方向へ付勢するように、一端部が前記回動部材
    に連結され、他端部が画像形成装置本体に連結されてい
    る弾性部材と、 を有し、 前記プロセスカートリッジを前記装着部に装着する際に
    は、前記プロセスカートリッジの一部が前記回動部材の
    前記第一の突部に当接して前記回動部材を前記他方向へ
    所定量回動させると、前記回動部材は前記弾性部材によ
    って前記他方向へ付勢され、前記装着部に前記プロセス
    カートリッジが装着された状態では、前記弾性部材の付
    勢力によって前記断熱部材を前記作用位置に位置決め
    し、 前記プロセスカートリッジを取り外す際には、前記プロ
    セスカートリッジの一部が前記回動部材の前記第二の突
    部に当接して前記回動部材を前記一方向へ回動させ、前
    記装着部に前記プロセスカートリッジが装着されていな
    い状態では、前記弾性部材の付勢力によって、前記断熱
    部材を前記退避位置に位置決めすることを特徴とする画
    像形成装置。
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