JP2689999B2 - 産業用機器の駆動回路 - Google Patents

産業用機器の駆動回路

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JP2689999B2
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茂和 永井
哲夫 久々湊
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エスエムシー 株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 【0001】本発明は、産業用機器の駆動装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】例えば、流体制御系において、装置や機
械に駆動手段としての多数の電磁弁を使用する時、配管
作業の簡易化と取付スペースの狭小化を図るためにマニ
ホールドを構成してブロック化することが行われる。こ
の場合、電磁弁を連設するマニホールドにコンジットタ
イプあるいはグロメットタイプの如く電源系および制御
系の配線と接続するターミナルを組み込もうとすると、
マニホールドを支承するベースが大型化してしまい占有
面積が大きくなる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記のようにマニホー
ルド自体狭小な空間を有効に活用しようとするものであ
るために、斯様な占有面積の拡大は、小型化を目指すマ
ニホールド化の目的に沿うものではない。一方、図1に
示すように、複数個連設される電磁弁2a乃至2iのそ
れぞれに一対の制御用導線4を接続しようとする時、電
磁弁2a乃至21と図示しない制御装置との間に配線が
入り乱れるばかりか、この配線のために広い空間が占有
されてしまい、さらにこの配線が長くなれば、外部信号
のノイズ等によって電磁弁の誤動作を生じる等、各種の
不都合が存在していた。 【0004】すなわち、前記の電磁弁の如く分散型の装
置、なかんずく、機器としてのシーケンスコントローラ
と産業用の被駆動装置との間には配線上の不都合、ノイ
ズ等の悪影響等、種々の問題が顕在化している。 【0005】従って、本発明の目的は、小型化が容易に
達成され、故障の少ない、しかも取り扱いも簡便な産業
用機器の駆動装置を提供するにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、産業用機器の制御を行う複数の駆動手
段と、前記複数の駆動手段が並列に連設固定される複数
のマニホールド部と、前記複数の駆動手段と並列に前記
マニホールド部上に固定され、該複数の駆動手段を制御
する制御手段と、前記それぞれのマニホールド部に一体
的に設けられ、前記それぞれの駆動手段のアドレスを設
定するアドレス設定手段と、前記制御手段と、複数の駆
動手段とを電気的に連結する制御信号伝達手段と、から
なり、前記制御信号伝達手段は前記アドレス設定手段に
より設定された駆動手段に対して前記制御手段が発する
制御信号を送給することを特徴とする。 【0007】 【作用】複数の駆動手段の中、アドレス設定手段によっ
て選択された特定の駆動手段に対して制御手段から制御
信号が送給される。この制御信号によって前記特定の駆
動手段が付勢または滅勢されて産業用機器が動作制御さ
れる。特に、アドレス設定手段をマニホールド部に一体
的に設けたので、産業用機器の駆動装置全体を一層小型
化できる。 【0008】 【実施例】次に、本発明に係る産業用機器の駆動装置に
ついて電磁弁マニホールドを例示し、添付の図面を参照
して以下詳細に説明する。 【0009】図2において、参照符号10は、電磁弁マ
ニホールドブロックを示し、このマニホールドブロック
10は、分散型の駆動手段としての電磁弁部(駆動手
段)12とマニホールド部14とに分けることができ
る。電磁弁部12は、図示しないが個々の電磁弁78
(後述する)を構成する弁本体とソレノイド等を内含
し、一方、マニホールド部14は、それぞれ、流体供給
用孔部16およびその両側部に穿設された一対の流体排
出用孔部18、18を含む。マニホールドブロック10
は、必要数だけ任意に連設することが可能であり、この
ため、マニホールド部14の一方の側面の流体供給用孔
部16並びに流体排出用孔部18、18には、各々、挿
入導管20および挿入導管22、22を嵌合している。
すなわち、隣接する一方のマニホールド部14の流体供
給用孔部16および流体排出用孔部18、18に前記挿
入導管20および挿入導管22、22を嵌着することに
より他方のマニホールド部14と結合することができ
る。なお、図2において、最端部に位置するマニホール
ド部14の流体供給用孔部16および流体排出用孔部1
8、18は、それぞれ、流体供給系24および流体排出
系26、26に接続しておく。 【0010】次に、前記最端部のマニホールド部14に
は、コントローラ(制御手段)28が連結される。図か
ら諒解されるように、このコントローラ28は、幅、厚
さおよび高さにおいて前記それぞれの電磁弁部12と略
同一であり、従って、これらの複数の電磁弁部12とコ
ントローラ28とは互いに均一な面を形成することがで
きる。この場合、図示はされていないが、マニホールド
部14とコントローラ28とは適当な嵌挿手段によって
相互にしっかりと係着しておく。 【0011】ところで、コントローラ28には電源系に
係る導線32および制御信号供給系に係る導線34が接
続される。各々の導線32並びに34は、コントローラ
28に内蔵される電源回路36および直列信号/並列信
号変換回路38に接続している。すなわち、導線34
は、電磁弁部12の個々の制御信号を図示しない主制御
器から直列の信号によりコントローラ28に送給し、前
記変換回路38は、この直列の信号を並列の信号に変換
してコントローラ28に内蔵されている電磁弁制御回路
40に送り込む。電磁弁制御回路40は、並列化された
電磁弁部12の制御信号を該電磁弁部12を構成する電
磁弁78に送給する。なお、この場合、それぞれの電磁
弁部12の電磁弁78を駆動するための電源も送給され
る。 【0012】また、前記の各電磁弁部12にはアドレス
信号認識回路を内蔵させておくこともできる。すなわ
ち、電磁弁制御回路40から各電磁弁部12の制御信号
をアドレスを付して送給する場合には各電磁弁部12は
自らのアドレスに対応する制御信号のみを選択し活用す
ることが可能となる。この場合、最端部のマニホールド
部14にはブロック化された接続部70(後述する)を
設け、この接続部70の内部に前記電源回路36、電磁
弁制御回路40にその一端部が接続されるバス線46を
設けておく。該バス線46の他端部は、後述する受部7
2に接続されている。 【0013】さらに、導線34について別の実施例を考
える時、この導線34を光ファイバに置換することも可
能である。この場合にはコントローラ28の内部に別途
光信号/電気信号変換回路を設けなければならないこと
は謂うまでもない。 【0014】なお、この実施例ではさらに個々のマニホ
ールドブロック10を構成するマニホールド部14にバ
ス線接続部50を取着する。すなわち、バス線接続部5
0は箱状体52からなり、前記箱状体52の一方の側壁
部には突出する複数個のターミナル54を含むターミナ
ル部56を設けると共に他方の側壁部には他のバス線接
続部50に設けられたターミナル54が嵌合受容される
ターミナル受部58を配設する。また、箱状体52の前
面には、アドレス設定スイッチ(アドレス設定手段)6
0が配設され且つ前記箱状体52の後背面にはマニホー
ルド部14の一側部から突出する一対の第1の端子6
2、62を受容する第1の受部64が設けられる。マニ
ホールド部14の上面にはさらに第2の一対の端子6
6、66が穿設され、これらの端子66、66に対応し
て電磁弁部12の底部に第2の受部68が配設される。 【0015】この場合、既に述べた通り、接続部70の
一側部には前記ターミナル受部58と同様の受部72が
設けられている。従って、受部72にターミナル部56
を嵌合し、このターミナル部56を有するバス線接続部
50の第1受部64に第1端子62、62を嵌合し、さ
らに電磁弁部12の第2の受部68に第2端子66、6
6を嵌合する。このようにして必要数のマニホールドブ
ロック10を連設していくことができる。 【0016】そこで、アドレス設定スイッチ60を用い
てバス線接続部50内のアドレス設定回路(後述)を付
勢し、そのマニホールドブロック10を構成する電磁弁
のアドレスが特定される。 【0017】図3に前記のアドレス設定回路を含むバス
線接続部50の電気回路を示す。 【0018】先ず、電源回路36から導出されたバス線
46内の電源用導線74は、直接、ドライバ76に接続
され、このドライバ76により各電磁弁部12の主体と
なる電磁弁78が付勢・滅勢される。一方、電磁弁制御
回路40の出力を導出するバス線46は、アドレス信号
供給系80とデータ信号供給系82とに分かれ、アドレ
ス信号供給系80は、アドレス信号選択回路84に接続
され、また、データ信号供給系82は、データ信号送受
信回路86に接続されている。前記アドレス信号選択回
路84は、アドレス設定回路88に接続すると共に記憶
回路90を付設し、その出力側は、一方において、前記
データ信号送受信回路86に接続されている。 【0019】そこで、このように構成される電気回路に
関しその作用を説明する。 【0020】先ず、電源回路36からの各電磁弁部12
の駆動電流および電磁弁制御回路40からの並列化され
た制御信号は、バス線46を内蔵する接続部70を介し
て隣接するバス線接続部50へ送給される。この場合、
アドレス設定スイッチ60を付勢して所定の電磁弁部1
2のアドレスをアドレス設定回路88を介して設定す
る。このアドレスは、アドレス信号選択回路84を介し
て一旦記憶回路90に記憶されると共にアドレス信号供
給系80を経て電磁弁制御回路40に伝達され記憶され
る。そこで、この電磁弁制御回路40からは、個々の電
磁弁部12のアドレス信号と制御信号、すなわち、デー
タ信号とが送給される。前記アドレス信号がアドレス信
号供給系80より送給され、また、データ信号供給系8
2から制御信号が送給されると、アドレス信号選択回路
84は、記憶回路90から与えられる自らの電磁弁部1
2の電磁弁78に係るアドレス信号のみを選択し、同時
にデータ信号送受信回路86は、そのアドレス信号と共
に送給されてくる制御信号のみを受容する。これをドラ
イバ76に伝え、その制御信号に基づき前記ドライバ7
6が付勢されて電磁弁78の開閉制御が図られる。さら
にまた、前記電磁弁78の制御状態は、データ信号送受
信回路86からアドレス信号選択回路84のアドレス信
号と共にバス線46を介して電磁弁制御回路40に送給
され記憶される。 【0021】 【発明の効果】本発明によれば、以上のように産業用機
器を駆動すべく、複数の駆動手段をマニホールド部上に
並設し、しかもこのマニホールド部上に制御手段を設け
るとともに、該マニホールド部にそれぞれの駆動手段の
アドレスを設定するアドレス設定手段を一体的に設けて
いる。従って、駆動手段の配線構造の簡略化と占有スペ
ースの狭小化が図られ、さらに駆動装置の誤動作の回避
等も確保できる等、種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】従来の電磁弁マニホールドとその配線関係を示
す説明図である。 【図2】本発明の駆動装置の実施例のマニホールドブロ
ックとコントローラの組み合わせ状態を示す分解斜視説
明図である。 【図3】本発明の駆動装置を構成するアドレス設定回路
を含むバス線接続部の電気回路である。 【符号の説明】 10…電磁弁マニホールドブロック 12…電磁弁部 14…マニホールド部 20、22…挿入導管 28…コントローラ 36…電源回路 38…直列信号/並列信号変換回路 40…電磁弁制御回路 46…バス線 50…バス線接続部 52…箱状体 54…ターミナル 56…ターミナル部 58…ターミナル受部 60…アドレス設定スイッチ 76…ドライバ 78…電磁弁 80…アドレス信号供給系 82…データ信号供給系 84…アドレス信号選択回路 86…データ信号送受信回路 88…アドレス設定回路 90…記憶回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−17747(JP,A) 実開 昭58−72503(JP,U) 実開 昭58−116380(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.産業用機器の制御を行う複数の駆動手段(12)
    と、 前記複数の駆動手段(12)が並列に連設固定される複
    数のマニホールド部(14)と、 前記複数の駆動手段(12)と並列に前記マニホールド
    部(14)上に固定され、該複数の駆動手段(12)を
    制御する制御手段(28)と、 前記それぞれのマニホールド部(14)に一体的に設け
    られ、前記それぞれの駆動手段(12)のアドレスを設
    定するアドレス設定手段(60)と、 前記制御手段(28)と、複数の駆動手段(12)とを
    電気的に連結する制御信号伝達手段(46、72、5
    6、58、64、62、66、68)と、 からなり、前記制御信号伝達手段は前記アドレス設定手
    段により設定された駆動手段に対して前記制御手段が発
    する制御信号を送給することを特徴とする産業用機器の
    駆動装置。
JP21399891A 1991-08-26 1991-08-26 産業用機器の駆動回路 Expired - Lifetime JP2689999B2 (ja)

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