JP2689928B2 - データベースシステムにおけるデータ格納装置 - Google Patents
データベースシステムにおけるデータ格納装置Info
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Description
におけるデータ格納方法およびデータ格納装置に関し、
特にキー値と、初期領域またはオーバフロー領域固有の
属性情報とを参照して、初期領域内またはオーバフロー
領域内のレコード格納候補ページ、または格納候補アド
レスである処理対象レコードの格納先を決定するデータ
ベースシステムにおけるデータ格納方法およびデータ格
納装置に関する。
データベースを格納する領域を、複数ページで構成され
る1次領域と、オーバフロー領域とに分割して管理する
データベースシステムに関する一技術が開示されてい
る。このようなオーバーフロー領域におけるページの管
理方法としては、ページ間チェーンを使用する方法と、
オーバフロー領域を予め用意しておきオーバフロー領域
内でどのページを使用しているか否かを管理する方法が
ある。
ーページの管理方法では、先頭のオーバフローページを
格納候補ページからページチェーンでリンクし、さらに
オーバフローページが複数存在する場合には、各オーバ
フローページを順次ページ間チェーンでリンクする。こ
の方法の場合、レコード格納処理では、キー値をハッシ
ングして得られた格納候補ページに処理対象レコードが
格納できない時には、順次ページ間チェーンを辿り、オ
ーバフローページ内にレコード格納可能な空きスペース
があるかどうかを判定し、レコードを格納している。
してオーバフローページを管理する方法では、オーバフ
ローページが必要となった場合には処理対象レコードが
格納可能な空きスペースを有するページを領域内からサ
ーチし、見つかったページをオーバフローページとして
用いている。
来のページ間チェーンによるオーバフローページの管理
方法においては、レコード追加時において、処理対象レ
コードを追加しようとする格納候補ページに既に他のレ
コードが格納されていて(シノニム発生)、格納するこ
とができない場合、格納候補ページに処理対象レコード
を格納するだけの空きスペースがなかった場合、あるい
はレコード検索時において目的のレコードが格納候補ペ
ージになかった場合には、各ページ間チェーンを順次辿
る必要があり、目的のレコードや空きスペースの有無に
かかわらず、各ページごとにページ読み出し処理が発生
するという問題点がある。
ジ間チェーンが構成されているために、ハッシング結果
が同一格納候補ページとなるような異なるキー値を持っ
た複数レコードを同時に処理しようとしても、オーバフ
ローページでページ排他制御処理が発生して1つのレコ
ード処理が完結するまで他の処理が動作できないという
同時走行性に関する問題点がある。
使用状況を用いたオーバフローページの管理方法におい
ては、処理対象レコードのキー値に関係なくオーバフロ
ーページが管理されている為に、特にレコード検索時に
は、オーバフロー領域内で使用されている全てのオーバ
フローページに関し目的のレコードか否かを判定しなが
ら探さなければならないのでページ読み出し処理が必要
以上に発生し、検索時の処理時間が増大するという問題
点がある。
おけるデータ格納処理を効率的に短時間で実行すること
にある。
コード追加時にシノニムが発生し、初期領域内のページ
がオーバフローした場合でも、ページ間チェーンを辿っ
て順次オーバフローページ内に該レコードの格納アドレ
スを探していくのではなく、初期領域と同様に、キー値
とオーバフロー領域情報に基づいて各オーバフロー領域
内の格納アドレスを算定し、決定することで、ページ間
チェーンを辿る為に必要とされていたページ読み出し回
数を削減し処理時間の短縮を図ることにある。
を確保された領域固有の属性情報を用いて算定すること
で、初期領域内でシノニムとなっていたレコード群、あ
るいはオーバフロー領域内でシノニムとなっていたレコ
ード群を、次に用意されたオーバフロー領域内ではそれ
ぞれ別ページに分散させて格納し、レコード処理の同時
走行性を向上させることにある。
ースシステムにおけるデータ格納方法は、データベース
ファイル内の連続未使用ページを検索する検索ステップ
と、初期領域およびオーバフロー領域として確保する確
保ステップと、レコードを該初期領域に格納するととも
に、該レコードが該初期領域に格納できない場合には、
該オーバフロー領域に格納する格納ステップとを備えて
いる。
けるデータ格納装置は、レコード内の指定されたフィー
ルドをキー項目とし、その値であるキー値に基づいて該
レコードのデータベースファイルに対する格納アドレス
を決定するデータベースシステムにおけるデータ格納装
置であって、前記データベースファイル内の連続未使用
ページを検索し、初期領域およびオーバフロー領域とし
て確保するとともに、確保した領域に固有の属性情報を
領域情報記憶域に登録する領域確保部と、前記レコード
を前記領域確保部で確保された前記初期領域に格納する
ために、前記レコードのキー値を用いて前記初期領域内
の格納候補ページか格納候補アドレスのいずれか一方を
算出し、該ページか該アドレスのいずれか一方が指す領
域へ該レコードを格納するとともに、該レコードを前記
初期領域に格納できなかった場合には、該レコードを前
記領域確保部で確保された前記オーバフロー領域に格納
するために、前記レコードのキー値を用いて前記オーバ
フロー領域内の格納候補ページか格納候補アドレスのい
ずれか一方を算出し、該ページか該アドレスのいずれか
一方が指す領域へ該レコードを格納する制御部とを備え
ている。
けるデータ格納装置は、レコード内の指定されたフィー
ルドをキー項目とし、その値であるキー値に基づいて該
レコードのデータベースファイルに対する格納アドレス
を決定するデータベースシステムにおけるデータ格納装
置であって、前記データベースファイル内の連続未使用
ページを検索し、初期領域およびオーバフロー領域とし
て確保するとともに、確保した領域に固有の属性情報を
領域情報記憶域に登録する領域確保部と、前記レコード
のキー値と前記領域確保部で前記領域情報記憶域に登録
されている前記領域確保部で確保された前記初期領域の
属性情報とに基づいて、前記初期領域内の格納候補ペー
ジか格納候補アドレスのいずれか一方を算出する初期ア
ドレス生成部と、前記レコードのキー値と前記領域情報
記憶域に登録されている前記領域確保部で確保された前
記オーバフロー領域の属性情報とに基づいて、前記オー
バフロー領域内の格納候補ページか格納候補アドレスの
いずれか一方を算出するオーバフローアドレス生成部
と、前記初期アドレス生成部、および前記オーバフロー
アドレス生成部で算定された格納候補ページか格納候補
アドレスのいずれか一方が指す領域に、前記レコードを
格納するレコード処理実行部と、前記レコードを前記初
期領域に格納するために、前記初期アドレス生成部を起
動して前記初期領域内の格納候補ページか格納候補アド
レスのいずれか一方を算出し、前記レコード処理実行部
を起動して該ページか該アドレスのいずれか一方が指す
領域へ該レコードを格納するとともに、該レコードを前
記初期領域に格納できなかった場合には、該レコードを
オーバフロー領域に格納するために、前記オーバフロー
アドレス生成部を起動して前記オーバフロー領域内の格
納候補ページか格納候補アドレスのいずれか一方を算出
し、前記レコード処理実行部を起動して該ページか該ア
ドレスのいずれか一方が指す領域へ該レコードを格納す
る制御部とを備えている。
けるデータ格納装置は、レコード内の指定されたフィー
ルドをキー項目とし、その値であるキー値に基づいて該
レコードのデータベースファイルに対する格納アドレス
を決定するデータベースシステムにおけるデータ格納装
置であって、前記データベースファイル内の連続未使用
ページを検索し、初期領域およびオーバフロー領域とし
て確保する領域確保部と、この領域確保部が確保した初
期領域およびオーバフロー領域に固有の属性情報として
領域番号、領域内ページ数、および先頭ページ番号から
なる組データを登録する領域情報記憶域と、前記レコー
ドのキー値と前記領域確保部で前記領域情報記憶域に登
録されている前記領域確保部で確保された前記初期領域
の属性情報とに基づいて、前記初期領域内の格納候補ペ
ージか格納候補アドレスのいずれか一方を算出する初期
アドレス生成部と、前記レコードのキー値と前記領域情
報記憶域に登録されている前記領域確保部で確保された
前記オーバフロー領域の属性情報とに基づいて、前記オ
ーバフロー領域内の格納候補ページか格納候補アドレス
のいずれか一方を算出するオーバフローアドレス生成部
と、前記初期アドレス生成部、および前記オーバフロー
アドレス生成部で算定された格納候補ページか格納候補
アドレスのいずれか一方が指す領域に、前記レコードを
格納するレコード処理実行部と、前記領域情報記憶域に
前記初期領域の属性情報が格納されていない場合には、
前記領域確保部を起動して前記初期領域を確保し、該初
期領域の属性情報を前記領域情報記憶域に登録し、前記
レコードを前記初期領域に格納するために、前記初期ア
ドレス生成部を起動して前記初期領域内の格納候補ペー
ジか格納候補アドレスのいずれか一方を算出し、前記レ
コード処理実行部を起動して該ページか該アドレスのい
ずれか一方が指す領域へ該レコードを格納する一方、該
レコードを前記初期領域に格納できなかった場合で、か
つ前記領域情報記憶域に前記オーバフロー領域の属性情
報が格納されていない場合には、前記領域確保部を起動
して前記オーバフロー領域を確保し、前記オーバフロー
領域の属性情報を前記領域情報記憶域に登録し、該レコ
ードを前記オーバフロー領域に格納するために、前記オ
ーバフローアドレス生成部を起動して前記オーバフロー
領域内の格納候補ページか格納候補アドレスのいずれか
一方を算出し、前記レコード処理実行部を起動して該ペ
ージか該アドレスのいずれか一方が指す領域へ該レコー
ドを格納するとともに、さらに該レコードを前記オーバ
フロー領域に格納できなかった場合で、かつ前記領域情
報記憶域に別のオーバフロー領域の属性情報が格納され
ていない場合には、前記領域確保部を起動して別のオー
バフロー領域を確保し、別のオーバフロー領域の属性情
報を前記領域情報記憶域に登録し、該レコードを別のオ
ーバフロー領域に格納するために、前記オーバフローア
ドレス生成部を起動して該オーバフロー領域内の格納候
補ページか格納候補アドレスのいずれか一方を算出し、
前記レコード処理実行部を起動して該ページか該アドレ
スのいずれか一方が指す領域へ該レコードを格納する制
御部とを備えている。
しながら詳細に説明する。
るデータベースシステムにおけるデータ格納装置は、デ
ータベースファイル内の連続未使用ページをサーチし、
これを初期領域あるいはオーバフロー領域として確保す
ると共に、確保した領域に固有の属性情報を領域情報記
憶域3に登録する領域確保部2と、レコード格納時に、
処理対象レコードのキー値と領域情報記憶域3に登録さ
れている初期領域の属性情報とに基づいて、初期領域内
の格納候補ページまたは格納候補アドレスを算出する初
期アドレス生成部4と、処理対象レコードのキー値と領
域情報記憶域3に登録されている各オーバフロー領域の
属性情報とに基づいてそれぞれのオーバフロー領域内の
格納候補ページまたは格納候補アドレスを算出するオー
バフローアドレス生成部5と、初期アドレス生成部4、
およびオーバフローアドレス生成部5で算定された格納
候補ページあるいは格納候補アドレスに基づいてレコー
ド格納処理を施すレコード処理実行部6とを備えてい
る。
初期領域の属性情報を格納する初期領域情報301と、
オーバフロー領域の属性情報を格納するオーバフロー領
域情報302と、ページ構成303とから構成される。
域番号、領域内ページ数、および先頭ページ番号を含
み、図4の例においては、初期領域番号iを持つ連続ペ
ージがデータベースファイル内のページ番号xからsペ
ージ分確保されていることを示している。
として領域番号、領域内ページ数、および先頭ページ番
号を含み、図4の例においては、オーバフロー領域番号
1を持つ連続ページがページ番号yからtページ分確保
され、またオーバフロー領域番号2を持つ連続ページが
ページ番号zからuページ分確保されていることを示し
ている。
とオーバフロー領域情報302とを関係づける。
システムにおけるデータ格納装置について、図1〜図4
を参照して説明する。
制御部1はまず領域情報記録部3に初期領域に関する属
性情報が登録されているか否かを判定し(ステップ10
1)、登録されていると判定した場合には、ステップ1
04へ至る。
の属性情報が登録されていないと判定した場合には、領
域確保部2を起動する(ステップ102)。
タベースファイル内から検索して初期領域として確保す
る(ステップ201)と共に、確保した初期領域に関す
る情報を属性情報として領域情報記録域3に登録する
(ステップ202)。
動する(ステップ103)。
レコードのキー値を制御部1から、また初期領域の属性
情報を領域情報記憶域3から取得し、初期領域内の格納
候補アドレスを算定し、制御を制御部1に戻す。
に説明する。
レコードのキー値を制御部1から取得し(ステップ40
1)、初期領域の属性情報である初期領域情報301を
領域情報記憶域3から取得する(ステップ402)。
報301内の領域番号と、先頭ページ番号と、制御部1
から得た処理対象レコードの持つキー値とから、ハッシ
ュ対象となる被演算値を生成する(ステップ403)。
先頭ページ番号、キー値の順に重みを付け、その和をと
る方法がある。
で求めた値をハッシングし(ステップ404)、ハッシ
ング結果の値と初期領域情報301内の領域内ページ数
とから初期領域内の格納候補ページ番号を算出する(ス
テップ405)。
ハッシュ結果の値をページ数で割ったときの剰余に初期
領域の先頭ページ番号を加える方法がある。
が終了すると、レコード処理実行部6を起動する(ステ
ップ104)。
成部4により算出された格納候補アドレスが指す初期領
域内の該当ページをデータベースファイルから読み出し
(ステップ601)、処理対象レコードが該ページに格
納可能か否かを判定し(ステップ602)、格納可能と
判定した場合には該処理対象レコードを該ページに格納
する(ステップ603)。
対象レコードを格納できないと判定した場合には、処理
を制御部1に戻す。
納候補アドレスにレコードが格納できないと通知された
制御部1は、領域情報記録部3にオーバフロー領域に関
する属性情報であるオーバフロー領域情報302が登録
されているか否かを判定し(ステップ105)、登録さ
れていると判定した場合には、ステップ108へ至る。
ーバフロー領域情報302が登録されていないと判定し
た場合には、領域確保部2を起動する(ステップ10
6)。
未使用連続ページをデータベースファイル内から検索し
てオーバフロー領域として確保する(ステップ203)
と共に、確保したオーバフロー領域に関する情報を属性
情報すなわちオーバフロー領域情報302として領域情
報記録域3に登録し(ステップ204)、処理を制御部
1に戻す。
成部5を起動する(ステップ107)。
象となるレコードのキー値を制御部1から、オーバフロ
ー領域情報302を領域情報記憶域3から取得し、オー
バフロー領域内の格納候補アドレスを算定し、制御を制
御部1に戻す。
理を詳細に説明する。
象となるレコードのキー値を制御部1から取得し(ステ
ップ501)、オーバフロー領域の属性情報であるオー
バフロー領域情報302を領域情報記憶域3から取得す
る(ステップ502)。
ーバフロー領域情報302内の領域番号と、先頭ページ
番号と、制御部1から得た処理対象レコードの持つキー
値とから、ハッシュ対象となる被演算値を生成する(ス
テップ503)。
部4における処理と同様に、重み付けによる方法を採用
しても、またオーバフローアドレス生成用に別の方式を
設定してもよい。いずれにしても初期アドレス生成時に
おける被演算値と異なる値が得られるものを採用する。
プ503で求めた値をハッシングし(ステップ50
4)、ハッシング結果の値とオーバフロー領域情報30
2内の領域内ページ数とからオーバフロー領域内の格納
候補ページ番号を算出する(ステップ505)。
ドレス生成時と同様な方法が考えられる。
5の処理が終了すると、レコード処理実行部6を再起動
する(ステップ108)。
ーバフローアドレス生成部5により算出された格納候補
アドレスが指すオーバフロー領域内の該当ページをデー
タベースファイルから読み出し(ステップ604)、処
理対象レコードが該ページに格納可能か否かを判定し
(ステップ605)、格納可能と判定した場合には該処
理対象レコードを該ページに格納する(ステップ60
6)。
対象レコードを格納できないと判定した場合には、該オ
ーバフロー領域には該処理対象レコードを格納できない
ので、初期領域内に処理対象レコードを格納できなかっ
た場合と同様に、処理を制御部1に戻し、再び領域確保
部2によるオーバフロー領域の確保、オーバフローアド
レス生成部5による新規に確保された別のオーバフロー
領域に対する格納候補アドレス算定を経て、再々度レコ
ード処理実行部6を起動してレコードを格納する。
ージに格納されていた異なるキー値を持つレコードが、
オーバフロー領域においては、別ページに格納されるこ
とになる。
補ページを求めるためにキー値、初期領域情報301の
領域番号i、領域内ページ数s、および先頭ページ番号
xを、オーバフロー領域1内の格納候補アドレスを求め
るために変数にキー値、オーバフロー領域情報302の
領域番号j、領域内ページ数t、先頭ページ番号yを、
さらにオーバフロー領域2内の格納候補アドレスを求め
るために変数にキー値、オーバフロー領域302の領域
番号k、領域内ページ数u、先頭ページ番号zをそれぞ
れ用いることにより、初期領域内でページ番号「j」に
格納されていたキー値「a」、「b」、「c」、および
「d」を持つレコードが、オーバフロー領域1内のペー
ジ番号「k」にはキー値「a」と、「b」を持つレコー
ドのみ格納されるようになり、またオーバフローページ
2内のページ番号「l」にはキー値「a」を持つレコー
ドのみを格納することができ、初期領域でシノニムが発
生するレコード群をオーバフロー領域内では分散させる
ことができるようになる。
3内の初期領域情報301に初期領域番号i、領域内ペ
ージ数s、および先頭ページ番号xで示される初期領域
が登録され、オーバフロー領域情報302にオーバフロ
ー領域番号j、領域内ページ数t、先頭ページ番号yで
示されるオーバフロー領域が登録され、さらにオーバフ
ロー領域302にオーバフロー領域番号k、領域内ペー
ジ数u、先頭ページ番号zで示されるオーバフロー領域
が登録されているとする。
に格納するために初期アドレス生成部4により格納候補
アドレスを算出するとページjが示されるので、該レコ
ードをレコード処理実行部6によりページjに格納す
る。同様にして、キー値b、キー値c、およびキー値d
を持つレコードについてそれぞれ初期領域i内の格納候
補アドレスを算出すると、キー値aの場合と同様にペー
ジjが示されるので、該レコードをレコード処理実行部
6により格納する。
に格納するために初期アドレス生成部4により格納候補
アドレスを算出するとページjが示されたが、初期領域
iのページjには、該レコードが格納できないことによ
り、オーバフロー領域1に格納しようとしてオーバフロ
ーアドレス生成部5により格納候補アドレスを算出する
とページkが示されるので、該レコードをレコード処理
実行部6によりページkに格納する。同様にして、キー
値bを持つレコードを初期アドレス生成部4が示す初期
領域iのページjに格納しようとしたが格納できないこ
とにより、オーバフロー領域1に格納しようとしてオー
バフローアドレス生成部5により格納候補アドレスを算
出すると、ページkが示されるので、該レコードをレコ
ード処理実行部6により格納する。さらに同様にして、
キー値c、キー値dを持つレコードを、オーバフロー領
域1に格納しようとしてオーバフローアドレス生成部5
により格納候補アドレスを算出すると、ページkではな
く、それぞれページmが示されるので、該レコードをレ
コード処理実行部6により格納する。
iに格納するために初期アドレス生成部4により格納候
補アドレスを算出するとページjが示されたが、初期領
域iのページjには、該レコードが格納できず、さらに
オーバフロー領域1に格納しようとしてオーバフローア
ドレス生成部5により格納候補アドレスを算出するとペ
ージkが示されたが、該レコードはページkにも格納で
きないことにより、オーバフロー領域2に格納しようと
してオーバフローアドレス生成部5により格納候補アド
レスを算出するとページlが示されるので、該レコード
をレコード処理実行部6によりページlに格納する。同
様にして、キー値b、キー値c、およびキー値dを持つ
レコードをそれぞれオーバフロー領域2に格納しようと
してオーバフローアドレス生成部5により格納候補アド
レスを算出すると、それぞれページo、ページn、およ
びページpが示されるので、該レコードをレコード処理
実行部6により格納する。
性情報毎に、格納候補アドレスの算定方法を変えること
により、初期領域で同一ページに格納されていた異なる
キー値を持つレコードが、オーバフロー領域において
は、別ページに格納されることになる。
タベースシステムにおけるデータ格納装置の処理が完了
する。
テムにおけるデータ格納装置は、データベースへのレコ
ード追加時にシノニムが発生し、初期領域内のページが
オーバフローした場合でも、ページ間チェーンを辿って
順次オーバフローページ内に該レコードの格納アドレス
を探していくのではなく、初期領域と同様に、キー値と
オーバフロー領域情報に基づいて各オーバフロー領域内
の格納アドレスを算定し、決定することで、ページ間チ
ェーンを辿る為に必要とされていたページ読み出し回数
を削減し処理時間を短縮することができる効果を有して
おり、さらに、格納アドレスを確保された領域固有の属
性情報を用いて算定することで、初期領域内でシノニム
となっていたレコード群、あるいはオーバフロー領域内
でシノニムとなっていたレコード群を、次に用意された
オーバフロー領域内ではそれぞれ別ページに分散させて
格納し、レコード処理の同時走行性を向上させることが
できる効果を有している。
ースシステムにおけるデータ格納装置は、データベース
システムにおけるデータ格納処理を効率的に短時間で実
行することができる効果を有している。
シノニムが発生し、初期領域内のページがオーバフロー
した場合でも、ページ間チェーンを辿って順次オーバフ
ローページ内に該レコードの格納アドレスを探していく
のではなく、初期領域と同様に、キー値とオーバフロー
領域情報に基づいて各オーバフロー領域内の格納アドレ
スを算定し、決定することで、ページ間チェーンを辿る
為に必要とされていたページ読み出し回数を削減し、処
理時間を短縮することができる効果を有している。
有の属性情報を用いて算定することで、初期領域内でシ
ノニムとなっていたレコード群、あるいはオーバフロー
領域内でシノニムとなっていたレコード群を、次に用意
されたオーバフロー領域内ではそれぞれ別ページに分散
させて格納し、レコード処理の同時走行性を向上させる
ことができる効果を有している。
部2、および初期アドレス生成部4の処理を示す流れ図
である。
ス生成部5、レコード処理実行部6の処理を示す流れ図
である。
内容を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 レコード内の指定されたフィールドをキ
ー項目とし、その値であるキー値に基づいて該レコード
のデータベースファイルに対する格納アドレスを決定す
るデータベースシステムにおけるデータ格納装置であっ
て、 前記データベースファイル内の連続未使用ページを検索
し、初期領域およびオーバフロー領域として確保すると
ともに、確保した領域に固有の属性情報を領域情報記憶
域に登録する領域確保部と、 前記レコードを前記領域確保部で確保された前記初期領
域に格納するために、前記レコードのキー値を用いて前
記初期領域内の格納候補ページか格納候補アドレスのい
ずれか一方を算出し、該ページか該アドレスのいずれか
一方が指す領域へ該レコードを格納するとともに、該レ
コードを前記初期領域に格納できなかった場合には、該
レコードを前記領域確保部で確保された前記オーバフロ
ー領域に格納するために、前記レコードのキー値を用い
て前記オーバフロー領域内の格納候補ページか格納候補
アドレスのいずれか一方を算出し、該ページか該アドレ
スのいずれか一方が指す領域へ該レコードを格納する制
御部とを備えたことを特徴とするデータベースシステム
におけるデータ格納装置。 - 【請求項2】 レコード内の指定されたフィールドをキ
ー項目とし、その値であるキー値に基づいて該レコード
のデータベースファイルに対する格納アドレスを決定す
るデータベースシステムにおけるデータ格納装置であっ
て、 前記データベースファイル内の連続未使用ページを検索
し、初期領域およびオーバフロー領域として確保すると
ともに、確保した領域に固有の属性情報を領域情報記憶
域に登録する領域確保部と、 前記レコードのキー値と前記領域確保部で前記領域情報
記憶域に登録されている前記領域確保部で確保された前
記初期領域の属性情報とに基づいて、前記初期領域内の
格納候補ページか格納候補アドレスのいずれか一方を算
出する初期アドレス生成部と、 前記レコードのキー値と前記領域情報記憶域に登録され
ている前記領域確保部で確保された前記オーバフロー領
域の属性情報とに基づいて、前記オーバフロー領域内の
格納候補ページか格納候補アドレスのいずれか一方を算
出するオーバフ ローアドレス生成部と、 前記初期アドレス生成部、および前記オーバフローアド
レス生成部で算定された格納候補ページか格納候補アド
レスのいずれか一方が指す領域に、前記レコードを格納
するレコード処理実行部と、 前記レコードを前記初期領域に格納するために、前記初
期アドレス生成部を起動して前記初期領域内の格納候補
ページか格納候補アドレスのいずれか一方を算出し、前
記レコード処理実行部を起動して該ページか該アドレス
のいずれか一方が指す領域へ該レコードを格納するとと
もに、該レコードを前記初期領域に格納できなかった場
合には、該レコードをオーバフロー領域に格納するため
に、前記オーバフローアドレス生成部を起動して前記オ
ーバフロー領域内の格納候補ページか格納候補アドレス
のいずれか一方を算出し、前記レコード処理実行部を起
動して該ページか該アドレスのいずれか一方が指す領域
へ該レコードを格納する制御部とを備えたことを特徴と
するデータベースシステムにおけるデータ格納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6307632A JP2689928B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | データベースシステムにおけるデータ格納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6307632A JP2689928B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | データベースシステムにおけるデータ格納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08166897A JPH08166897A (ja) | 1996-06-25 |
JP2689928B2 true JP2689928B2 (ja) | 1997-12-10 |
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ID=17971377
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6307632A Expired - Fee Related JP2689928B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | データベースシステムにおけるデータ格納装置 |
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JPS61216016A (ja) * | 1985-02-26 | 1986-09-25 | Fujitsu Ltd | デ−タベ−スの領域管理方式 |
JPS61292758A (ja) * | 1985-06-20 | 1986-12-23 | Fujitsu Ltd | 直接アクセス装置の領域割当て方式 |
JPH05324433A (ja) * | 1992-05-26 | 1993-12-07 | Nec Corp | データベース入力制御方式 |
JP3378594B2 (ja) * | 1992-09-25 | 2003-02-17 | 富士通株式会社 | データベース再配置を行う処理装置 |
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1994
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