JPH05324433A - データベース入力制御方式 - Google Patents
データベース入力制御方式Info
- Publication number
- JPH05324433A JPH05324433A JP4158529A JP15852992A JPH05324433A JP H05324433 A JPH05324433 A JP H05324433A JP 4158529 A JP4158529 A JP 4158529A JP 15852992 A JP15852992 A JP 15852992A JP H05324433 A JPH05324433 A JP H05324433A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- database
- block
- storage
- buffer
- blocks
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 データベース1のユーザデータ部3の各スト
レージ4〜7は1つの業務で使用するデータをまとめた
もので、1個又はデータベース記憶媒体上の連続する複
数ブロックで構成される。ストレージ管理部2は各スト
レージ4〜7の構成ブロックの情報を保持する。データ
ベースマネージメントシステム16からブロック入力要求
があると、データベース入力装置9のユーザデータ部入
力手段13は、記憶装置11に移されているストレージ管理
部2の内容とデータベースバッファ管理手段14で把握さ
れるデータベースバッファ15上に現に存在するブロック
とに基づき、要求されたブロック及びそれを含むストレ
ージの残りのブロックの内バッファ15上に存在しないブ
ロックをデータベース1から入力してバッファ15に展開
する。 【効果】 ストレージ中の各ブロックは同時に参照され
る確率が高いので、データベースバッファに一括して移
送しておくことにより処理効率が向上する。
レージ4〜7は1つの業務で使用するデータをまとめた
もので、1個又はデータベース記憶媒体上の連続する複
数ブロックで構成される。ストレージ管理部2は各スト
レージ4〜7の構成ブロックの情報を保持する。データ
ベースマネージメントシステム16からブロック入力要求
があると、データベース入力装置9のユーザデータ部入
力手段13は、記憶装置11に移されているストレージ管理
部2の内容とデータベースバッファ管理手段14で把握さ
れるデータベースバッファ15上に現に存在するブロック
とに基づき、要求されたブロック及びそれを含むストレ
ージの残りのブロックの内バッファ15上に存在しないブ
ロックをデータベース1から入力してバッファ15に展開
する。 【効果】 ストレージ中の各ブロックは同時に参照され
る確率が高いので、データベースバッファに一括して移
送しておくことにより処理効率が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子計算機システムにお
けるデータベース入力制御方式に関する。
けるデータベース入力制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】データベースの一種に、或る業務で使用
する一連のデータ(ユーザデータの関係モデル)をスト
レージと呼ぶ単位にまとめてユーザデータ部に格納した
データベースがある。
する一連のデータ(ユーザデータの関係モデル)をスト
レージと呼ぶ単位にまとめてユーザデータ部に格納した
データベースがある。
【0003】図2はそのようなデータベース21を備え
た従来のデータベースシステムの構成図であり、データ
ベース21中のユーザデータ部22は複数のストレージ
23〜26とこれらのストレージから溢れたデータを格
納するストレージオーバーフロー域27を含んでいる。
た従来のデータベースシステムの構成図であり、データ
ベース21中のユーザデータ部22は複数のストレージ
23〜26とこれらのストレージから溢れたデータを格
納するストレージオーバーフロー域27を含んでいる。
【0004】ここで、1つのストレージ23〜26は、
データベース21とデータベースバッファ29間の入出
力の単位であるブロック1個または複数個で構成されて
おり、複数のブロックで構成されるストレージ中の各ブ
ロックはブロック中の制御レコードにより関係付けられ
ている。
データベース21とデータベースバッファ29間の入出
力の単位であるブロック1個または複数個で構成されて
おり、複数のブロックで構成されるストレージ中の各ブ
ロックはブロック中の制御レコードにより関係付けられ
ている。
【0005】このような構造のデータベース21を備え
たデータベースシステムにおいて、従来は、データベー
スマネージメントシステム30からの1つのブロック入
力要求に応答し、要求されたブロックのみをデータベー
ス21から入力してデータベースバッファ29に移送す
るデータベースブロック入力装置28を備えることによ
り、データベースマネージメントシステム30がデータ
ベース21のユーザデータ部22の内容をデータベース
バッファ29上で参照することができるようにしてい
る。
たデータベースシステムにおいて、従来は、データベー
スマネージメントシステム30からの1つのブロック入
力要求に応答し、要求されたブロックのみをデータベー
ス21から入力してデータベースバッファ29に移送す
るデータベースブロック入力装置28を備えることによ
り、データベースマネージメントシステム30がデータ
ベース21のユーザデータ部22の内容をデータベース
バッファ29上で参照することができるようにしてい
る。
【0006】なお、データベースバッファ29の容量に
は限りがあるので、既に他のブロックで一杯になってい
るときは、そのままでは新たなブロックを格納すること
ができない。このため、データベースバッファ29上の
各ブロックに常駐度を持たせ、データベースマネージメ
ントシステム30が最近参照等したブロックの常駐度を
高く、余り参照等されていないブロックの常駐度は低く
管理し、新たなブロックを格納するスペースが存在しな
い場合、常駐度の最も低いブロックをデータベースバッ
ファ29からデータベース21に掃き出して空きスペー
スを作り、そこに新たなブロックを移送するようにして
いる。
は限りがあるので、既に他のブロックで一杯になってい
るときは、そのままでは新たなブロックを格納すること
ができない。このため、データベースバッファ29上の
各ブロックに常駐度を持たせ、データベースマネージメ
ントシステム30が最近参照等したブロックの常駐度を
高く、余り参照等されていないブロックの常駐度は低く
管理し、新たなブロックを格納するスペースが存在しな
い場合、常駐度の最も低いブロックをデータベースバッ
ファ29からデータベース21に掃き出して空きスペー
スを作り、そこに新たなブロックを移送するようにして
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような構成に
よっても、データベースマネージメントシステム30は
データベース21のユーザデータ部22の内容をデータ
ベースバッファ29上で参照することは可能であるが、
1つのブロック入力要求で1つのブロックしかデータベ
ースバッファ29に移送されないため、データベースマ
ネージメントシステム30が複数のブロックを順次に参
照する際、データベース21から毎回1ブロックずつデ
ータベースバッファ29にブロックが移送される動作が
発生し、処理の効率が低下するという問題点があった。
よっても、データベースマネージメントシステム30は
データベース21のユーザデータ部22の内容をデータ
ベースバッファ29上で参照することは可能であるが、
1つのブロック入力要求で1つのブロックしかデータベ
ースバッファ29に移送されないため、データベースマ
ネージメントシステム30が複数のブロックを順次に参
照する際、データベース21から毎回1ブロックずつデ
ータベースバッファ29にブロックが移送される動作が
発生し、処理の効率が低下するという問題点があった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みて為された
ものであり、その目的は、1つのストレージを構成する
複数のブロックは1つの業務で使用する一連のデータで
あるため同時に参照される可能性が高い点に着目し、そ
の中の或るブロックの入力要求があったときにはその他
のブロックも同時にデータベースバッファに移送してお
くことにより、後に他のブロックの入力要求がデータベ
ースマネージメントシステムから出された場合における
データベースからの入力を不要とした処理効率の良いデ
ータベース入力制御方式を提供することにある。
ものであり、その目的は、1つのストレージを構成する
複数のブロックは1つの業務で使用する一連のデータで
あるため同時に参照される可能性が高い点に着目し、そ
の中の或るブロックの入力要求があったときにはその他
のブロックも同時にデータベースバッファに移送してお
くことにより、後に他のブロックの入力要求がデータベ
ースマネージメントシステムから出された場合における
データベースからの入力を不要とした処理効率の良いデ
ータベース入力制御方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、1つの業務で使用するデータを1個また
は複数個のブロックで構成されたストレージにまとめて
格納するユーザデータ部を含むデータベースと、該デー
タベースに対し入出力を行うための記憶領域であるデー
タベースバッファとを備えたデータベースシステムにお
いて、前記ユーザデータ部に存在するストレージを構成
するブロックの情報を保持するストレージ管理部を前記
データベース上に備えると共に、前記ストレージ管理部
の内容と前記データベースバッファ上に現に存在するブ
ロックとに基づき、データベースマネージメントシステ
ムからブロック入力要求があったとき、要求されたブロ
ックおよび該ブロックを含むストレージの残りのブロッ
クのうち前記データベースバッファ上に存在しないブロ
ックを前記データベースから入力して前記データベース
バッファに展開するデータベース入力装置とを備えてい
る。
成するために、1つの業務で使用するデータを1個また
は複数個のブロックで構成されたストレージにまとめて
格納するユーザデータ部を含むデータベースと、該デー
タベースに対し入出力を行うための記憶領域であるデー
タベースバッファとを備えたデータベースシステムにお
いて、前記ユーザデータ部に存在するストレージを構成
するブロックの情報を保持するストレージ管理部を前記
データベース上に備えると共に、前記ストレージ管理部
の内容と前記データベースバッファ上に現に存在するブ
ロックとに基づき、データベースマネージメントシステ
ムからブロック入力要求があったとき、要求されたブロ
ックおよび該ブロックを含むストレージの残りのブロッ
クのうち前記データベースバッファ上に存在しないブロ
ックを前記データベースから入力して前記データベース
バッファに展開するデータベース入力装置とを備えてい
る。
【0010】
【作用】本発明のデータベース入力制御方式において
は、データベース上に備わるストレージ管理部が、ユー
ザデータ部に存在するストレージを構成するブロックの
情報を保持しており、データベースマネージメントシス
テムからブロック入力要求があったとき、データベース
入力装置が、ストレージ管理部の内容とデータベースバ
ッファ上に現に存在するブロックとに基づき、要求され
たブロックおよび該ブロックを含むストレージの残りの
ブロックのうちデータベースバッファ上に存在しないブ
ロックをデータベースから入力してデータベースバッフ
ァに展開する。
は、データベース上に備わるストレージ管理部が、ユー
ザデータ部に存在するストレージを構成するブロックの
情報を保持しており、データベースマネージメントシス
テムからブロック入力要求があったとき、データベース
入力装置が、ストレージ管理部の内容とデータベースバ
ッファ上に現に存在するブロックとに基づき、要求され
たブロックおよび該ブロックを含むストレージの残りの
ブロックのうちデータベースバッファ上に存在しないブ
ロックをデータベースから入力してデータベースバッフ
ァに展開する。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0012】図1は本説明を適用したデータベースシス
テムの構成図であり、データベース1とデータベース入
力装置9とデータベースバッファ15とデータベースマ
ネージメントシステム16とを含んでいる。
テムの構成図であり、データベース1とデータベース入
力装置9とデータベースバッファ15とデータベースマ
ネージメントシステム16とを含んでいる。
【0013】データベース1は、ユーザデータ部3とス
トレージ管理部2とを含み、ユーザデータ部3は複数の
ストレージ4〜7とストレージオーバーフロー域8とで
構成されている。
トレージ管理部2とを含み、ユーザデータ部3は複数の
ストレージ4〜7とストレージオーバーフロー域8とで
構成されている。
【0014】各ストレージ4〜7は、1つの業務で使用
する一連のデータをまとめて格納しており、1個または
複数個のブロックから構成されている。
する一連のデータをまとめて格納しており、1個または
複数個のブロックから構成されている。
【0015】ストレージ管理部2は、ユーザデータ部3
に存在するストレージ4〜7がデータベース1上のどの
物理ブロックにマッピングされているかを示す情報を管
理している。即ち、例えばストレージ4が2個のブロッ
クで構成され、各ブロックのデータベース1上の物理ブ
ロックがB41,B42とすると、ストレージ4は物理
ブロックB41,B42で構成されているといった情報
を管理している。
に存在するストレージ4〜7がデータベース1上のどの
物理ブロックにマッピングされているかを示す情報を管
理している。即ち、例えばストレージ4が2個のブロッ
クで構成され、各ブロックのデータベース1上の物理ブ
ロックがB41,B42とすると、ストレージ4は物理
ブロックB41,B42で構成されているといった情報
を管理している。
【0016】ここで、本発明の好ましい実施例において
は、1つのストレージを構成する複数の物理ブロックは
データベース1を構成する記憶媒体上の物理的に連続す
る領域に確保されている。
は、1つのストレージを構成する複数の物理ブロックは
データベース1を構成する記憶媒体上の物理的に連続す
る領域に確保されている。
【0017】また、データベース入力装置9は、ストレ
ージ管理部入出力手段10,記憶装置11,ストレージ
管理手段12,ユーザデータ部入力手段13およびデー
タベースバッファ管理手段14を含んでいる。
ージ管理部入出力手段10,記憶装置11,ストレージ
管理手段12,ユーザデータ部入力手段13およびデー
タベースバッファ管理手段14を含んでいる。
【0018】以下、上述のように構成された本実施例の
動作を説明する。
動作を説明する。
【0019】データベース1のオープン時、データベー
ス入力装置9のストレージ管理手段12は、ストレージ
管理部入出力手段10に対しストレージ管理部2の入力
を要求する。ストレージ管理部入出力手段10はこの要
求に応じて、データベース1のストレージ管理部2の内
容を記憶装置11に展開する。
ス入力装置9のストレージ管理手段12は、ストレージ
管理部入出力手段10に対しストレージ管理部2の入力
を要求する。ストレージ管理部入出力手段10はこの要
求に応じて、データベース1のストレージ管理部2の内
容を記憶装置11に展開する。
【0020】その後、データベースマネージメントシス
テム16から或るブロックのブロック入力要求がデータ
ベース入力装置9に出されると、データベース入力装置
9のユーザデータ部入力手段13は、入力要求ブロック
を含むストレージを構成するブロックの情報をストレー
ジ管理手段12に要求し、ストレージ管理手段12は記
憶装置11中の展開されたストレージ管理部2の内容を
参照して、構成ブロックの情報をユーザデータ部入力手
段13に通知する。
テム16から或るブロックのブロック入力要求がデータ
ベース入力装置9に出されると、データベース入力装置
9のユーザデータ部入力手段13は、入力要求ブロック
を含むストレージを構成するブロックの情報をストレー
ジ管理手段12に要求し、ストレージ管理手段12は記
憶装置11中の展開されたストレージ管理部2の内容を
参照して、構成ブロックの情報をユーザデータ部入力手
段13に通知する。
【0021】また、要求されたブロックおよび同ブロッ
クが含まれるストレージの他のブロックが先行する入力
処理によって既にデータベースバッファ15に移送され
ていることが考えられるので、ユーザデータ部入力手段
13は、データベースバッファ15にどのようなブロッ
クが展開済かを管理しているデータベースバッファ管理
手段14から展開済のブロックの情報を取得する。
クが含まれるストレージの他のブロックが先行する入力
処理によって既にデータベースバッファ15に移送され
ていることが考えられるので、ユーザデータ部入力手段
13は、データベースバッファ15にどのようなブロッ
クが展開済かを管理しているデータベースバッファ管理
手段14から展開済のブロックの情報を取得する。
【0022】そして、ユーザデータ部入力手段13は、
以上の情報を基にデータベースバッファ15にデータベ
ース1中のブロックを展開する必要があるか否かを判定
し、必要があれば展開を行い、処理終了後にデータベー
スマネージメントシステム16に応答を返す。
以上の情報を基にデータベースバッファ15にデータベ
ース1中のブロックを展開する必要があるか否かを判定
し、必要があれば展開を行い、処理終了後にデータベー
スマネージメントシステム16に応答を返す。
【0023】即ち、要求されたブロックおよび同ブロッ
クが含まれるストレージの残りのブロックが共にデータ
ベースバッファ15に存在しない場合には、展開要と判
定し、データベース1からそれらのブロックを全て入力
してデータベースバッファ15に展開する。このとき、
1つのストレージを構成するブロックはデータベース1
の記憶媒体上で連続した領域に割り当てられているの
で、複数ブロックを高速にデータベースバッファ15に
展開することができる。なお、データベースバッファ1
5が既に他のブロックで一杯になっているときは常駐度
の最も低いブロックをデータベース1に追い出して作っ
た空き領域に新たなブロックを展開する。
クが含まれるストレージの残りのブロックが共にデータ
ベースバッファ15に存在しない場合には、展開要と判
定し、データベース1からそれらのブロックを全て入力
してデータベースバッファ15に展開する。このとき、
1つのストレージを構成するブロックはデータベース1
の記憶媒体上で連続した領域に割り当てられているの
で、複数ブロックを高速にデータベースバッファ15に
展開することができる。なお、データベースバッファ1
5が既に他のブロックで一杯になっているときは常駐度
の最も低いブロックをデータベース1に追い出して作っ
た空き領域に新たなブロックを展開する。
【0024】また、要求されたブロックおよび同ブロッ
クが含まれるストレージの残りのブロックのうちの一部
のブロックのみがデータベースバッファ15に存在しな
い場合、展開要と判定し、その存在しないブロックをデ
ータベース1から入力してデータベースバッファ15に
展開する。
クが含まれるストレージの残りのブロックのうちの一部
のブロックのみがデータベースバッファ15に存在しな
い場合、展開要と判定し、その存在しないブロックをデ
ータベース1から入力してデータベースバッファ15に
展開する。
【0025】更に、要求されたブロックおよび同ブロッ
クが含まれるストレージの残りのブロック全てが既にデ
ータベースバッファ15に展開済の場合は、展開の必要
無しと判定する。
クが含まれるストレージの残りのブロック全てが既にデ
ータベースバッファ15に展開済の場合は、展開の必要
無しと判定する。
【0026】そして、データベースバッファ15に新た
なブロックを展開すると、ユーザデータ部入力手段13
はデータベースバッファ管理手段14にその旨を通知
し、新たに展開したブロックのデータベースバッファ1
5での常駐度を決定させる。このときデータベースバッ
ファ管理手段14が決定する各ブロックの常駐度は、デ
ータベースマネージメントシステム16から要求のあっ
たブロックの常駐度を高くし、同一ストレージ内の他の
ブロックの常駐度は低くする。これは、他のブロックは
データベースマネージメントシステム16によってその
後に参照される確率が高いとはいえ確実に参照されると
は限らないので、高くするとデータベースバッファ15
の多くを未使用のブロックが占有することになってデー
タベースバッファ15の効率的な使用ができなくなるの
を防止するためである。
なブロックを展開すると、ユーザデータ部入力手段13
はデータベースバッファ管理手段14にその旨を通知
し、新たに展開したブロックのデータベースバッファ1
5での常駐度を決定させる。このときデータベースバッ
ファ管理手段14が決定する各ブロックの常駐度は、デ
ータベースマネージメントシステム16から要求のあっ
たブロックの常駐度を高くし、同一ストレージ内の他の
ブロックの常駐度は低くする。これは、他のブロックは
データベースマネージメントシステム16によってその
後に参照される確率が高いとはいえ確実に参照されると
は限らないので、高くするとデータベースバッファ15
の多くを未使用のブロックが占有することになってデー
タベースバッファ15の効率的な使用ができなくなるの
を防止するためである。
【0027】なお、データベースバッファ管理手段14
は展開したブロックの常駐度を決定すると、それをデー
タベースマネージメントシステム16に通知する。その
後の常駐度はデータベースマネージメントシステム16
の制御に依存する。
は展開したブロックの常駐度を決定すると、それをデー
タベースマネージメントシステム16に通知する。その
後の常駐度はデータベースマネージメントシステム16
の制御に依存する。
【0028】以上のように、ユーザデータ部入力手段1
3は、データベースマネージメントシステム16からブ
ロック入力要求があったとき、要求されたブロックを含
むストレージの残りのブロックがデータベースバッファ
15に存在しないときはデータベース1からそれらのブ
ロックをデータベースバッファ15に展開するので、そ
の後にデータベースマネージメントシステム16から同
一ストレージの他のブロックの入力要求が出されたとき
には要求ブロックがデータベースバッファ15に存在す
る可能性が高くなる。従って、データベースマネージメ
ントシステム16からブロックの入力要求がある毎にデ
ータベース1からデータベースバッファ15へブロック
を移送する動作が低減し、処理の効率が向上する。
3は、データベースマネージメントシステム16からブ
ロック入力要求があったとき、要求されたブロックを含
むストレージの残りのブロックがデータベースバッファ
15に存在しないときはデータベース1からそれらのブ
ロックをデータベースバッファ15に展開するので、そ
の後にデータベースマネージメントシステム16から同
一ストレージの他のブロックの入力要求が出されたとき
には要求ブロックがデータベースバッファ15に存在す
る可能性が高くなる。従って、データベースマネージメ
ントシステム16からブロックの入力要求がある毎にデ
ータベース1からデータベースバッファ15へブロック
を移送する動作が低減し、処理の効率が向上する。
【0029】なお、記憶装置11に展開されたストレー
ジ管理部2の内容は、データベースマネージメントシス
テム16により更新の要求があった場合、ストレージ管
理手段12によって更新され、このときデータベース1
のストレージ管理部2の内容と矛盾が生じないように、
更新後の記憶装置11の内容がストレージ管理手段12
によって起動されたストレージ管理部入出力手段10に
よりデータベース1のストレージ管理部2に出力され
る。また、ストレージ管理部2の情報の記憶装置11か
らの解放はデータベース1のクローズ時に行われる。
ジ管理部2の内容は、データベースマネージメントシス
テム16により更新の要求があった場合、ストレージ管
理手段12によって更新され、このときデータベース1
のストレージ管理部2の内容と矛盾が生じないように、
更新後の記憶装置11の内容がストレージ管理手段12
によって起動されたストレージ管理部入出力手段10に
よりデータベース1のストレージ管理部2に出力され
る。また、ストレージ管理部2の情報の記憶装置11か
らの解放はデータベース1のクローズ時に行われる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、データ
ベースマネージメントシステムからのブロック入力要求
時、要求のあったブロックだけでなくそのブロックを含
むストレージ中の残りのブロックもまとめてデータベー
スバッファに移送するものであり、ストレージ中の各ブ
ロックは1つの業務で使用する一連のデータであるの
で、或るブロックが参照されたときには残りのブロック
も参照される可能性が高いため、最初の1つのブロック
の入力要求時に他のブロックもまとめてデータベースバ
ッファに移送しておくことによって、後に他のブロック
について入力要求が発生した場合に目的とするブロック
がデータベースバッファに存在する確率だ高まり、従っ
てデータベースマネージメントシステムからブロックの
入力要求がある毎にデータベースからデータベースバッ
ファへブロックを移送する動作が低減し、処理の効率が
向上する。
ベースマネージメントシステムからのブロック入力要求
時、要求のあったブロックだけでなくそのブロックを含
むストレージ中の残りのブロックもまとめてデータベー
スバッファに移送するものであり、ストレージ中の各ブ
ロックは1つの業務で使用する一連のデータであるの
で、或るブロックが参照されたときには残りのブロック
も参照される可能性が高いため、最初の1つのブロック
の入力要求時に他のブロックもまとめてデータベースバ
ッファに移送しておくことによって、後に他のブロック
について入力要求が発生した場合に目的とするブロック
がデータベースバッファに存在する確率だ高まり、従っ
てデータベースマネージメントシステムからブロックの
入力要求がある毎にデータベースからデータベースバッ
ファへブロックを移送する動作が低減し、処理の効率が
向上する。
【0031】特に、1つのストレージを構成する複数の
物理ブロックをデータベース記憶媒体の連続する物理領
域に割り付けた構成によれば、複数ブロックにより構成
されたストレージのデータベースバッファへの入力処理
時間を高速化でき、より一層処理の効率が向上する。
物理ブロックをデータベース記憶媒体の連続する物理領
域に割り付けた構成によれば、複数ブロックにより構成
されたストレージのデータベースバッファへの入力処理
時間を高速化でき、より一層処理の効率が向上する。
【図1】本発明のデータベース入力制御方式を適用した
データベースシステムの一例を示す構成図である。
データベースシステムの一例を示す構成図である。
【図2】従来のデータベース入力制御方式の説明に用い
るデータベースシステムの構成図である。
るデータベースシステムの構成図である。
1…データベース 2…ストレージ管理部 3…ユーザデータ部 4〜7…ストレージ 8…ストレージオーバーフロー域 9…データベース入力装置 10…ストレージ管理部入出力手段 11…記憶装置 12…ストレージ管理手段 13…ユーザデータ部入力手段 14…データベースバッファ管理手段 15…データベースバッファ 16…データベースマネージメントシステム
Claims (3)
- 【請求項1】 1つの業務で使用するデータを1個また
は複数個のブロックで構成されたストレージにまとめて
格納するユーザデータ部を含むデータベースと、該デー
タベースに対し入出力を行うための記憶領域であるデー
タベースバッファとを備えたデータベースシステムにお
いて、 前記ユーザデータ部に存在するストレージを構成するブ
ロックの情報を保持するストレージ管理部を前記データ
ベース上に備えると共に、 前記ストレージ管理部の内容と前記データベースバッフ
ァ上に現に存在するブロックとに基づき、データベース
マネージメントシステムからブロック入力要求があった
とき、要求されたブロックおよび該ブロックを含むスト
レージの残りのブロックのうち前記データベースバッフ
ァ上に存在しないブロックを前記データベースから入力
して前記データベースバッファに展開するデータベース
入力装置とを備えることを特徴とするデータベース入力
制御方式。 - 【請求項2】 1つのストレージを構成する複数の物理
ブロックをデータベース記憶媒体の連続する物理領域に
割り付けた構成を有する請求項1記載のデータベース入
力制御方式。 - 【請求項3】 前記データベースバッファに展開したブ
ロックのデータベースバッファでの常駐度を、入力要求
のあったブロックの常駐度に比べて同一ストレージ内の
他のブロックの常駐度を低く設定するようにした請求項
2記載のデータベース入力制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4158529A JPH05324433A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | データベース入力制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4158529A JPH05324433A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | データベース入力制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05324433A true JPH05324433A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15673728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4158529A Pending JPH05324433A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | データベース入力制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05324433A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08166897A (ja) * | 1994-12-12 | 1996-06-25 | Nec Corp | データベースシステムにおけるデータ格納方法およびデ ータ格納装置 |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4158529A patent/JPH05324433A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08166897A (ja) * | 1994-12-12 | 1996-06-25 | Nec Corp | データベースシステムにおけるデータ格納方法およびデ ータ格納装置 |
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