JP2689312B2 - コーナー出窓の取付方法及び取付構造 - Google Patents
コーナー出窓の取付方法及び取付構造Info
- Publication number
- JP2689312B2 JP2689312B2 JP1182395A JP1182395A JP2689312B2 JP 2689312 B2 JP2689312 B2 JP 2689312B2 JP 1182395 A JP1182395 A JP 1182395A JP 1182395 A JP1182395 A JP 1182395A JP 2689312 B2 JP2689312 B2 JP 2689312B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sided
- window
- frame
- wall
- window unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コーナー出窓を建物外
壁に取付ける方法及び取付構造に関する。
壁に取付ける方法及び取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】実開昭６２−１１８８８４号公報に示す
ように、左右の半割窓枠を建物開口部にそれぞれ取付け
ると共に、左右の半割窓枠を突き合せ連結して平面Ｌ字
状の窓枠とするコーナー窓の取付け方法が知られてい
る。
ように、左右の半割窓枠を建物開口部にそれぞれ取付け
ると共に、左右の半割窓枠を突き合せ連結して平面Ｌ字
状の窓枠とするコーナー窓の取付け方法が知られてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述のコーナー窓の取
付け方法は一方の半割窓枠を仮止めした後に他方の半割
窓枠を一方の半割窓枠に突き合せて連結するので、他方
の半割窓枠を一方の半割窓枠と高さを合せて取付けるこ
とになるから、その作業が大変面倒となる。
付け方法は一方の半割窓枠を仮止めした後に他方の半割
窓枠を一方の半割窓枠に突き合せて連結するので、他方
の半割窓枠を一方の半割窓枠と高さを合せて取付けるこ
とになるから、その作業が大変面倒となる。
【０００４】特にコーナー出窓は出窓本体と屋根より成
り大重量であるから、前述のように手で持ちながら高さ
を合せて取付ける作業が大変面倒で、複数の作業者によ
り取付けることになる。
り大重量であるから、前述のように手で持ちながら高さ
を合せて取付ける作業が大変面倒で、複数の作業者によ
り取付けることになる。
【０００５】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたコーナー出窓の取付方法及び取付構造を提供
することを目的とする。
ようにしたコーナー出窓の取付方法及び取付構造を提供
することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】建物外壁のコーナー部を
境とした一側建物外壁と他側建物外壁に支持兼ガイド部
材を位置決めして同一高さとしてそれぞれ取付け、片側
出窓本体と片側屋根より成る一側出窓ユニットを前記一
側建物外壁に取付けた支持兼ガイド部材に左右方向にス
ライド自在に係止支持し、片側出窓本体と片側屋根より
成る他側出窓ユニットを前記他側建物外壁に取付けた支
持兼ガイド部材に左右方向にスライド自在に係止支持
し、一側出窓ユニットと他側出窓ユニットを支持兼ガイ
ド部材に沿ってスライドさせて一側出窓ユニットと他側
出窓ユニットの対向端部を突き合せ、一側出窓ユニット
の片側出窓本体と他側出窓ユニットの片側出窓本体を相
互に引き寄せ連結するコーナー出窓の取付方法。建物外
壁のコーナー部を境とした一側建物外壁と他側建物外壁
に同一高さに位置決めしてそれぞれ取付けた支持兼ガイ
ド部材と、袖部枠に前面部上枠、補助上枠、前面部下
枠、補助下枠をそれぞれ連結した片側枠体にガラス、障
子等を装着した片側出窓本体と、その片側枠体に取付け
た片側屋根より成る一側出窓ユニット、他側出窓ユニッ
トとを備え、前記各片側枠体の補助上枠に前記支持兼ガ
イド部材に係合するガイド片を設け、このガイド片を支
持兼ガイド部材に係合すると共に、一側・他側出窓ユニ
ットを一側・他側建物外壁に固着したコーナー出窓の取
付構造。
境とした一側建物外壁と他側建物外壁に支持兼ガイド部
材を位置決めして同一高さとしてそれぞれ取付け、片側
出窓本体と片側屋根より成る一側出窓ユニットを前記一
側建物外壁に取付けた支持兼ガイド部材に左右方向にス
ライド自在に係止支持し、片側出窓本体と片側屋根より
成る他側出窓ユニットを前記他側建物外壁に取付けた支
持兼ガイド部材に左右方向にスライド自在に係止支持
し、一側出窓ユニットと他側出窓ユニットを支持兼ガイ
ド部材に沿ってスライドさせて一側出窓ユニットと他側
出窓ユニットの対向端部を突き合せ、一側出窓ユニット
の片側出窓本体と他側出窓ユニットの片側出窓本体を相
互に引き寄せ連結するコーナー出窓の取付方法。建物外
壁のコーナー部を境とした一側建物外壁と他側建物外壁
に同一高さに位置決めしてそれぞれ取付けた支持兼ガイ
ド部材と、袖部枠に前面部上枠、補助上枠、前面部下
枠、補助下枠をそれぞれ連結した片側枠体にガラス、障
子等を装着した片側出窓本体と、その片側枠体に取付け
た片側屋根より成る一側出窓ユニット、他側出窓ユニッ
トとを備え、前記各片側枠体の補助上枠に前記支持兼ガ
イド部材に係合するガイド片を設け、このガイド片を支
持兼ガイド部材に係合すると共に、一側・他側出窓ユニ
ットを一側・他側建物外壁に固着したコーナー出窓の取
付構造。
【０００７】
【作 用】一側出窓ユニットと他側出窓ユニットをそ
れぞれ支持兼ガイド部材に係止支持することで、その一
側出窓ユニット、他側出窓ユニットを一側建物外壁と他
側建物外壁に左右方向に摺動自在で同一高さに仮保持
し、その状態で左右方向に摺動して突き合せ連結するか
ら、一人の作業者によりコーナー出窓を建物外壁に簡単
に取付けできるし、一側・他側出窓ユニットは左右方向
摺動自在に仮保持され、その各片側出窓本体相互を引き
寄せ連結するので、一側・他側出窓ユニットを確実に突
き合せ連結できる。
れぞれ支持兼ガイド部材に係止支持することで、その一
側出窓ユニット、他側出窓ユニットを一側建物外壁と他
側建物外壁に左右方向に摺動自在で同一高さに仮保持
し、その状態で左右方向に摺動して突き合せ連結するか
ら、一人の作業者によりコーナー出窓を建物外壁に簡単
に取付けできるし、一側・他側出窓ユニットは左右方向
摺動自在に仮保持され、その各片側出窓本体相互を引き
寄せ連結するので、一側・他側出窓ユニットを確実に突
き合せ連結できる。
【０００８】
（コーナー出窓の全体構造）図１と図２に示すように、
建物外壁１のコーナー部２を境とした一側建物外壁３と
他側建物外壁４に一側出窓ユニット５と他側出窓ユニッ
ト６を取付け、その一側出窓ユニット５に他側出窓ユニ
ット６を平面Ｌ字状に突き合せ連結してコーナー出窓を
構成している。
建物外壁１のコーナー部２を境とした一側建物外壁３と
他側建物外壁４に一側出窓ユニット５と他側出窓ユニッ
ト６を取付け、その一側出窓ユニット５に他側出窓ユニ
ット６を平面Ｌ字状に突き合せ連結してコーナー出窓を
構成している。
【０００９】前記一側出窓ユニット５は片側出窓本体７
と片側屋根８より成り、その片側出窓本体７は片側枠体
９の開口部にガラス、障子等を装着し、その片側枠体９
の下部に化粧用の片側台輪１０を取付けたもので、他側
出窓ユニット６も同様としてある。
と片側屋根８より成り、その片側出窓本体７は片側枠体
９の開口部にガラス、障子等を装着し、その片側枠体９
の下部に化粧用の片側台輪１０を取付けたもので、他側
出窓ユニット６も同様としてある。
【００１０】（片側枠体９の構造）前記片側枠体９は図
３に示すように、取付縦枠１１と袖部上枠１２と袖部下
枠１３と袖部方立１４より方形枠状となった袖部枠１５
と、前面部上枠１６と補助上枠１７と前面部下枠１８と
補助下枠１９により正面形状がコ字状となり、前面部上
枠１６と補助上枠１７に亘って上連結材２０が連結され
て相互を平行に保持し、前面部下枠１８と補助下枠１９
に亘って下連結材２１が連結されて相互を平行に保持し
ている。
３に示すように、取付縦枠１１と袖部上枠１２と袖部下
枠１３と袖部方立１４より方形枠状となった袖部枠１５
と、前面部上枠１６と補助上枠１７と前面部下枠１８と
補助下枠１９により正面形状がコ字状となり、前面部上
枠１６と補助上枠１７に亘って上連結材２０が連結され
て相互を平行に保持し、前面部下枠１８と補助下枠１９
に亘って下連結材２１が連結されて相互を平行に保持し
ている。
【００１１】このように、片側枠体９は前面部上枠１
６、補助上枠１７と前面部下枠１８と補助下枠１９が片
持ち支持となって不安定となるので、上連結材２０と下
連結材２１に亘って保持材２２を連結して安定した状態
で相互に平行となるように保持している。
６、補助上枠１７と前面部下枠１８と補助下枠１９が片
持ち支持となって不安定となるので、上連結材２０と下
連結材２１に亘って保持材２２を連結して安定した状態
で相互に平行となるように保持している。
【００１２】前記保持材２２は厚紙、ダンボール紙など
の可燃性の薄板２３を連続した波形状に折り曲げ、その
頂部２３ａの上下寄りに切欠部２４をそれぞれ形成した
ものであり、その上下の切欠部２４を上・下連結材２
０，２１に嵌合して保持している。
の可燃性の薄板２３を連続した波形状に折り曲げ、その
頂部２３ａの上下寄りに切欠部２４をそれぞれ形成した
ものであり、その上下の切欠部２４を上・下連結材２
０，２１に嵌合して保持している。
【００１３】（片側出窓本体９の具体構造）前記袖部枠
１５には図４と図６に示すようにガラス２５が装着さ
れ、一側出窓ユニット５の前面部上枠１６、前面部下枠
１８と他側出窓ユニット６の前面部上枠１６、前面部下
枠１８は図６に示すようにコーナー方立２６で連結され
て前面枠をそれぞれ形成し、その前面枠には図５と図６
に示すように障子２７が装着してある。
１５には図４と図６に示すようにガラス２５が装着さ
れ、一側出窓ユニット５の前面部上枠１６、前面部下枠
１８と他側出窓ユニット６の前面部上枠１６、前面部下
枠１８は図６に示すようにコーナー方立２６で連結され
て前面枠をそれぞれ形成し、その前面枠には図５と図６
に示すように障子２７が装着してある。
【００１４】（片側屋根８の構造）図４と図５に示すよ
うに平面形状鉤形に連結した袖部回り縁２８と前面部回
り縁２９と、屋根板３０と、背面縦板３１と、天板３２
と、突き合せ縦板（図示せず）より中空形状となり、そ
の内部に断熱材が装填してあり、その袖部回り縁２８、
前面部回り縁２９が袖部上枠１２、前面部上枠１６に載
置して連結してある。
うに平面形状鉤形に連結した袖部回り縁２８と前面部回
り縁２９と、屋根板３０と、背面縦板３１と、天板３２
と、突き合せ縦板（図示せず）より中空形状となり、そ
の内部に断熱材が装填してあり、その袖部回り縁２８、
前面部回り縁２９が袖部上枠１２、前面部上枠１６に載
置して連結してある。
【００１５】（片側台輪１０の構造）図４と図５に示す
ように、平面形状鉤形に連結した袖部下回り縁３３と前
面部下回り縁３４と、水切り３５と、底板３６より成
り、袖部下回り縁３３、前面部下回り縁３４を袖部下枠
１３、前面部下枠１８に連結してある。
ように、平面形状鉤形に連結した袖部下回り縁３３と前
面部下回り縁３４と、水切り３５と、底板３６より成
り、袖部下回り縁３３、前面部下回り縁３４を袖部下枠
１３、前面部下枠１８に連結してある。
【００１６】図４と図５に示すように袖部上枠１２と前
面部上枠１６と補助上枠１７に取付けたアタッチメント
３７に亘って片側上額縁３８が取付けてあり、図４、図
５、図６に示すように袖部下枠１３と前面部下枠１８に
亘って片側地板３９が取付けてある。
面部上枠１６と補助上枠１７に取付けたアタッチメント
３７に亘って片側上額縁３８が取付けてあり、図４、図
５、図６に示すように袖部下枠１３と前面部下枠１８に
亘って片側地板３９が取付けてある。
【００１７】（片側出窓ユニット５の取付構造）図５に
示すように、補助上枠１７はガイド凹部４０を有する上
ガイド片４１と下ガイド片４２を有し、その下ガイド片
４２は水平に対して下向きに傾斜している。
示すように、補助上枠１７はガイド凹部４０を有する上
ガイド片４１と下ガイド片４２を有し、その下ガイド片
４２は水平に対して下向きに傾斜している。
【００１８】図３に示すように、一側建物外壁３と他側
建物外壁４の開口部１ａの上縁に沿って支持兼ガイド部
材４３がそれぞれ取付けてあり、この支持兼ガイド部材
４３は図５に示すように縦板４４に上支持兼ガイド片４
５と下支持兼ガイド片４６を一体的に設けたもので、そ
の上下支持兼ガイド片４５，４６に前記補助上枠１７の
上・下ガイド片４１，４２が左右方向にスライド自在に
係合している。
建物外壁４の開口部１ａの上縁に沿って支持兼ガイド部
材４３がそれぞれ取付けてあり、この支持兼ガイド部材
４３は図５に示すように縦板４４に上支持兼ガイド片４
５と下支持兼ガイド片４６を一体的に設けたもので、そ
の上下支持兼ガイド片４５，４６に前記補助上枠１７の
上・下ガイド片４１，４２が左右方向にスライド自在に
係合している。
【００１９】前記補助下枠１９は図５に示すように、縦
部４７と横部４８で鉤形となり、縦部４７を一側建物外
壁３に面接させると共に、横部４８を開口部１ａの下開
口内面にビスにより固着してある。
部４７と横部４８で鉤形となり、縦部４７を一側建物外
壁３に面接させると共に、横部４８を開口部１ａの下開
口内面にビスにより固着してある。
【００２０】次にコーナー出窓の取付方法を説明する。
図７に示すように、一側出窓ユニット５と他側出窓ユニ
ット６をそれぞれ組立て、一側出窓ユニット５の補助上
枠１７と他側出窓ユニット６の補助上枠１７を支持兼ガ
イド部材４３にそれぞれ係合して一側・他側建物外壁
３，４に左右方向にスライド自在に仮支持する。なお、
図７においてガラス２５、障子２７、片側地板３９及び
保持材２２は図示を省略してある。
図７に示すように、一側出窓ユニット５と他側出窓ユニ
ット６をそれぞれ組立て、一側出窓ユニット５の補助上
枠１７と他側出窓ユニット６の補助上枠１７を支持兼ガ
イド部材４３にそれぞれ係合して一側・他側建物外壁
３，４に左右方向にスライド自在に仮支持する。なお、
図７においてガラス２５、障子２７、片側地板３９及び
保持材２２は図示を省略してある。
【００２１】前述の状態で一側出窓ユニット５、他側出
窓ユニット６を左右方向に移動して図８に示すように相
対向した前面部上枠１６相互を上部連結具５０を介して
連結し、相対向した前面部下枠１８相互を下部連結具５
１を介して連結する。
窓ユニット６を左右方向に移動して図８に示すように相
対向した前面部上枠１６相互を上部連結具５０を介して
連結し、相対向した前面部下枠１８相互を下部連結具５
１を介して連結する。
【００２２】最後に図９に示すように上部連結具５０と
下部連結具５１に亘ってコーナー方立２６を連結し、ガ
ラス、障子等を装着すると共に左右の片側屋根８の突き
合せ部に屋根カバー５２、カバー５３、軒先カバー５４
を取付ける。前記上部連結具５０と下部連結具５１をあ
らかじめコーナー方立２６に連結しておき、これに前面
部上枠１６、前面部下枠１８を連結しても良い。なお、
ガラス、障子等はあらかじめ装着しても良いが、そのガ
ラス、障子等を最後に装着するようにすれば一側、他側
出窓のユニット５，６を取付ける際に重量が軽くなるか
ら、取扱い易くなって取付作業が容易となる。また、コ
ーナー方立２６は必ずしも必要ではない。
下部連結具５１に亘ってコーナー方立２６を連結し、ガ
ラス、障子等を装着すると共に左右の片側屋根８の突き
合せ部に屋根カバー５２、カバー５３、軒先カバー５４
を取付ける。前記上部連結具５０と下部連結具５１をあ
らかじめコーナー方立２６に連結しておき、これに前面
部上枠１６、前面部下枠１８を連結しても良い。なお、
ガラス、障子等はあらかじめ装着しても良いが、そのガ
ラス、障子等を最後に装着するようにすれば一側、他側
出窓のユニット５，６を取付ける際に重量が軽くなるか
ら、取扱い易くなって取付作業が容易となる。また、コ
ーナー方立２６は必ずしも必要ではない。
【００２３】前記上部連結具５０は図１０に示すように
相対向した第１・第２縦板６０，６１と相対向した第３
・第４縦板６２，６３により矩形状となった本体６４
と、その第１、第２、第３、第４縦板６０，６１，６
２，６３の内面間に亘って一体的に設けた底板６５より
成り、第２、第３縦板６１，６２の透孔６６よりビス６
７を第１、第４縦板６０，６３を貫通して左右の前面部
上枠１６のビスホールに螺合して左右の前面部上枠１６
の端面を第１、第４縦板６０，６３に当接して連結す
る。
相対向した第１・第２縦板６０，６１と相対向した第３
・第４縦板６２，６３により矩形状となった本体６４
と、その第１、第２、第３、第４縦板６０，６１，６
２，６３の内面間に亘って一体的に設けた底板６５より
成り、第２、第３縦板６１，６２の透孔６６よりビス６
７を第１、第４縦板６０，６３を貫通して左右の前面部
上枠１６のビスホールに螺合して左右の前面部上枠１６
の端面を第１、第４縦板６０，６３に当接して連結す
る。
【００２４】前記下部連結具５１は図１０に示すよう平
面鉤形となった一側縦板７０と他側縦板７１と上横板７
２より成る本体７３と、平面鉤形のカバー７５より成
り、一側縦板７０、他側縦板７１よりビス７６を左右の
前面部下枠１８のビスホールにそれぞれ螺合してその端
面を一側、他側縦板７０，７１に突き当てて連結し、そ
の後にカバー７５を本体７３に取付けてビス７６が見え
ないようにする。
面鉤形となった一側縦板７０と他側縦板７１と上横板７
２より成る本体７３と、平面鉤形のカバー７５より成
り、一側縦板７０、他側縦板７１よりビス７６を左右の
前面部下枠１８のビスホールにそれぞれ螺合してその端
面を一側、他側縦板７０，７１に突き当てて連結し、そ
の後にカバー７５を本体７３に取付けてビス７６が見え
ないようにする。
【００２５】このように、左右の前面部上枠１６は上部
連結具５０に引き寄せ連結され、左右の前面部下枠１８
は下部連結具５１に引き寄せ連結されるし、一側・他側
出窓ユニット５，６は左右方向にスライド自在に支持し
てあるから、これらが相挨って一側・他側出窓ユニット
５，６は相互に突き合せ連結される。
連結具５０に引き寄せ連結され、左右の前面部下枠１８
は下部連結具５１に引き寄せ連結されるし、一側・他側
出窓ユニット５，６は左右方向にスライド自在に支持し
てあるから、これらが相挨って一側・他側出窓ユニット
５，６は相互に突き合せ連結される。
【００２６】次に前面部下枠１８とコーナー方立２６と
下部連結具５１の連結構造を説明する。前記コーナー方
立２６は図１１に示すように、外側中空部８０と内側中
空部８１を有し、外側中空部８０を構成する第１・第２
内側縦板８２，８３は平面鉤形となり、かつ戸当り片８
４が一体的にそれぞれ設けてあり、内側中空部８１を構
成する第１・第２内側縦板８５，８６も平面形状鉤形と
なっている。
下部連結具５１の連結構造を説明する。前記コーナー方
立２６は図１１に示すように、外側中空部８０と内側中
空部８１を有し、外側中空部８０を構成する第１・第２
内側縦板８２，８３は平面鉤形となり、かつ戸当り片８
４が一体的にそれぞれ設けてあり、内側中空部８１を構
成する第１・第２内側縦板８５，８６も平面形状鉤形と
なっている。
【００２７】前記下部連結具５１の上横板７２には第１
・第２レール部８７，８８が平面鉤形となるように一体
的に設けてあると共に、平面鉤形の第１・第２立上り片
８９，９０が一体的に設けられ、コーナー方立２６は内
側中空部８１の第１・第２内側縦板８５，８６を第１、
第２立上り８９，９０に接して位置決めされ、上横板７
２よりビスホール９１にビスを螺合してコーナー方立２
６の下端面を上横板７２に押しつけて連結され、第１・
第２レール部８７，８８は戸当り片８４よりも外方に突
出し、前面部下枠１８のレール１８ａと相対向してい
る。
・第２レール部８７，８８が平面鉤形となるように一体
的に設けてあると共に、平面鉤形の第１・第２立上り片
８９，９０が一体的に設けられ、コーナー方立２６は内
側中空部８１の第１・第２内側縦板８５，８６を第１、
第２立上り８９，９０に接して位置決めされ、上横板７
２よりビスホール９１にビスを螺合してコーナー方立２
６の下端面を上横板７２に押しつけて連結され、第１・
第２レール部８７，８８は戸当り片８４よりも外方に突
出し、前面部下枠１８のレール１８ａと相対向してい
る。
【００２８】なお、コーナー方立２６の外側中空部８０
の第１、第２内側縦板８２，８３と戸当り片８４の下端
寄りには前記第１・第２レール部８７，８８が嵌まり込
む切欠部が形成してある。
の第１、第２内側縦板８２，８３と戸当り片８４の下端
寄りには前記第１・第２レール部８７，８８が嵌まり込
む切欠部が形成してある。
【００２９】
【発明の効果】一側出窓ユニットと他側出窓ユニットを
それぞれ支持兼ガイド部材に係止支持することで、その
一側出窓ユニット、他側出窓ユニットを一側建物外壁と
他側建物外壁に左右方向に摺動自在で同一高さに仮保持
し、その状態で左右方向に摺動して突き合せ連結するか
ら、一人の作業者によりコーナー出窓を建物外壁に簡単
に取付けできる。しかも、一側・他側出窓ユニットは左
右方向摺動自在に仮保持され、その各片側出窓本体相互
を引き寄せ連結するので、一側・他側出窓ユニットを確
実に突き合せ連結できる。
それぞれ支持兼ガイド部材に係止支持することで、その
一側出窓ユニット、他側出窓ユニットを一側建物外壁と
他側建物外壁に左右方向に摺動自在で同一高さに仮保持
し、その状態で左右方向に摺動して突き合せ連結するか
ら、一人の作業者によりコーナー出窓を建物外壁に簡単
に取付けできる。しかも、一側・他側出窓ユニットは左
右方向摺動自在に仮保持され、その各片側出窓本体相互
を引き寄せ連結するので、一側・他側出窓ユニットを確
実に突き合せ連結できる。
【図１】コーナー出窓の概略正面図である。
【図２】コーナー出窓の概略平面図である。
【図３】片側枠体の斜視図である。
【図４】一側出窓ユニットの袖部縦断面図である。
【図５】一側出窓ユニットの前面部縦断面図である。
【図６】コーナー出窓の横断面図である。
【図７】取付け動作説明図である。
【図８】取付け動作説明図である。
【図９】取付け動作説明図である。
【図１０】上部、下部連結具の斜視図である。
【図１１】コーナー方立と下部連結具の連結部分の横断
面図である。
面図である。
１…建物外壁、２…コーナー部、３…一側建物外壁、４
…他側建物外壁、５…一側出窓ユニット、６…他側出窓
ユニット、７…片側出窓本体、８…片側屋根、９…片側
枠体、１５…袖部枠、１６…前面部上枠、１７…補助上
枠、１８…前面部下枠、１９…補助下枠、４３…支持兼
ガイド部材。
…他側建物外壁、５…一側出窓ユニット、６…他側出窓
ユニット、７…片側出窓本体、８…片側屋根、９…片側
枠体、１５…袖部枠、１６…前面部上枠、１７…補助上
枠、１８…前面部下枠、１９…補助下枠、４３…支持兼
ガイド部材。
Claims (2)
- 【請求項１】 建物外壁のコーナー部を境とした一側建
物外壁と他側建物外壁に支持兼ガイド部材を位置決めし
て同一高さとしてそれぞれ取付け、 片側出窓本体と片側屋根より成る一側出窓ユニットを前
記一側建物外壁に取付けた支持兼ガイド部材に左右方向
にスライド自在に係止支持し、 片側出窓本体と片側屋根より成る他側出窓ユニットを前
記他側建物外壁に取付けた支持兼ガイド部材に左右方向
にスライド自在に係止支持し、 一側出窓ユニットと他側出窓ユニットを支持兼ガイド部
材に沿ってスライドさせて一側出窓ユニットと他側出窓
ユニットの対向端部を突き合せ、 一側出窓ユニットの片側出窓本体と他側出窓ユニットの
片側出窓本体を相互に引き寄せ連結することを特徴とす
るコーナー出窓の取付方法。 - 【請求項２】 建物外壁のコーナー部を境とした一側建
物外壁と他側建物外壁に同一高さに位置決めしてそれぞ
れ取付けた支持兼ガイド部材と、 袖部枠に前面部上枠、補助上枠、前面部下枠、補助下枠
をそれぞれ連結した片側枠体にガラス、障子等を装着し
た片側出窓本体と、その片側枠体に取付けた片側屋根よ
り成る一側出窓ユニット、他側出窓ユニットとを備え、 前記各片側枠体の補助上枠に前記支持兼ガイド部材に係
合するガイド片を設け、このガイド片を支持兼ガイド部
材に係合すると共に、一側・他側出窓ユニットを一側・
他側建物外壁に固着したコーナー出窓の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1182395A JP2689312B2 (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | コーナー出窓の取付方法及び取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1182395A JP2689312B2 (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | コーナー出窓の取付方法及び取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08199915A JPH08199915A (ja) | 1996-08-06 |
| JP2689312B2 true JP2689312B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=11788502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1182395A Expired - Fee Related JP2689312B2 (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | コーナー出窓の取付方法及び取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2689312B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11459816B2 (en) * | 2019-10-24 | 2022-10-04 | Av Builder Corp | Corner window lite assemblies |
-
1995
- 1995-01-27 JP JP1182395A patent/JP2689312B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08199915A (ja) | 1996-08-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2019332A1 (en) | Framework of a building | |
| JP2689312B2 (ja) | コーナー出窓の取付方法及び取付構造 | |
| US4557096A (en) | Wall boardings | |
| JP2000157342A (ja) | テーブル用の脚とその脚を具備した脚フレームとテーブル | |
| US5246304A (en) | Framing system | |
| JP2753811B2 (ja) | コーナー出窓の取付方法 | |
| JPH10159220A (ja) | 間仕切りパネル及び間仕切り構造 | |
| JPS6239258Y2 (ja) | ||
| JPH0741783Y2 (ja) | 押入の中段棚組立セット | |
| JPH0136443Y2 (ja) | ||
| JPS6329055Y2 (ja) | ||
| JPS62544Y2 (ja) | ||
| JPH10227117A (ja) | 壁面仕上げパネル材突き合わせ部の装飾モール | |
| JPS606115Y2 (ja) | 改装建物用支持枠装置 | |
| JPH1182438A (ja) | 屋内据付品及びその組立てに使用する連結具 | |
| JP2552323Y2 (ja) | パネルシャッターのパネル構造 | |
| JPS6114539Y2 (ja) | ||
| JP2552104Y2 (ja) | 組立家屋等の床構造 | |
| JP2569686Y2 (ja) | 床パネル間の施工構造 | |
| JPS62344Y2 (ja) | ||
| JPS597997Y2 (ja) | パネルに竪桟を取付ける構造 | |
| JP3043851B2 (ja) | 天井の施工方法 | |
| JPS63161236A (ja) | 組立式建物 | |
| JP2590409Y2 (ja) | 間仕切壁パネルの設置構造 | |
| JP2691975B2 (ja) | コーナー出窓の地板取付構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |