JPH1182438A - 屋内据付品及びその組立てに使用する連結具 - Google Patents

屋内据付品及びその組立てに使用する連結具

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JPH1182438A
JPH1182438A JP24106497A JP24106497A JPH1182438A JP H1182438 A JPH1182438 A JP H1182438A JP 24106497 A JP24106497 A JP 24106497A JP 24106497 A JP24106497 A JP 24106497A JP H1182438 A JPH1182438 A JP H1182438A
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plate
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groove
indoor
press
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Susumu Fujiwara
進 藤原
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 現場において1人で組立を可能とし、かつ1
人で据え付けを可能としたもので、運搬と組立と据付の
全てに人手を省略して製造コストを大幅に低減するよう
にした屋内据付品及びその組立てに使用する連結具を提
供する。 【解決手段】 断面コの字状の長尺の連結具14の長手
方向に沿った両端付近には抜け防止手段16を形成し、
その連結具14を介して連結固定する側面板42や天井
板44には、連結具14の抜け防止手段16を受け入れ
る溝36と凹部38を形成する。側面板42や天井板4
4の同一または異なる板同士を、板の溝36に連結具1
4の抜け防止手段16を圧入嵌合させてそれらを連結す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内に据え付ける
押入やクロゼット等のような屋内据付品及びその組立て
に使用する連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、家やマンション等の屋内に
は、押入やクロゼット等の屋内据付品が据付設置されて
いる。押入やクロゼット等の屋内据付品は、家やマンシ
ョン等の設置現場以外で、押入やクロゼットの完成品に
組み立て、その完成品を設置現場まで運搬して据え付け
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの押入やクロゼ
ット等の屋内据付品は、完成品に組み立てる際に釘やネ
ジを使用して、板材を互いに固定して組み立てていた。
押入やクロゼットは、高さは例えば床から天井までの高
さであり、横幅は例えば1〜4間の長さであるので、板
材を釘やネジで固定して組み立てる作業には2〜3人が
人手が必要であった。また、前記高さや横幅の寸法から
成る押入やクロゼットの組立完成品を設置現場まで運搬
したり現場で設置したりする場合にも、2〜3人の人手
を必要としていた。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、現場において1人で組立を可能とし、かつ1人で据
え付けをを可能としたもので、運搬と組立と据付の全て
に人手を省略して製造コストを大幅に低減するようにし
た屋内据付品及びその組立てに使用する連結具を提供す
るものである。本発明は更に、据付品の部材を固定でき
る固定部材を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る屋内据付品は、内部に空間を形成してそ
の空間内に物品を収納する屋内据付品において、長尺の
板状であって長手方向に添った両端付近に抜け防止手段
を形成した第一連結具と長尺で断面コの字状で長手方向
に添った両端付近に抜け防止手段を形成した第二連結具
との少なくとも一方の連結具と、前記抜け防止手段を受
け入れるための溝を形成した多数の組立用板とを有し、
隣り合う組立用板の溝に連結具の抜け防止手段を圧入嵌
合させることで隣り合う板同士を連結させるようにした
ものである。
【0006】上記目的を達成するための本発明に係る屋
内据付品の組立てに使用する連結具は、長尺の板状であ
り、長手方向に沿った両端付近に抜け防止手段を形成し
たものでえある。他の連結具は、長尺物であり、長手方
向に沿った両端付近に抜け防止手段を形成したものであ
る。その他の連結具は、コの字状とそのコの字状の一端
から外方向に突出する部分とを一体にした断面形状の長
尺物であり、長手方向に沿った両端付近に抜け防止手段
を形成したものである。
【0007】
【発明の実施の態様】次に本発明を図面に基づいて説明
する。図1,図2及び図3は本発明に係わる屋内据付品
の組立てに使用する連結具を示す斜視図である。図1に
示す第一連結具10は、板状の長尺物であり、その長手
方向に沿った両端付近の両面に抜け防止手段12を設け
たものである。抜け防止手段12は板の両面に例えばノ
コギリ状の凹凸を設けたものであり、この抜け防止手段
12を木材等に形成された溝に圧入嵌合した場合には、
第一連結具10に溝から引き抜く外力が加わっても、抜
け防止手段12によって第一連結具10が溝から容易に
外れないようにするものである。なお、抜け防止手段1
2の形状は、溝から容易に外れないようなものであれ
ば、図1で示したノコギリ状の形状に限るものではな
い。
【0008】図2に示す第二連結具14は、断面がコの
字状の長尺物であり、その長手方向に沿った両端付近の
両面に抜け防止手段16を設けたものである。この抜け
防止手段16も前記抜け防止手段12と同様の形状のも
のとする。なお、断面がコの字状の第二連結具14は、
中央の連絡部18と、前記防止手段16を設けた一対の
端部20とから成るが、連絡部18と一対の端部20と
はほぼ直角に配置され、一対の端部20は自由端に向か
うにつれて互いに徐々に近づく形状に形成されている。
【0009】図3に示す第三連結具22は、L字形の連
絡部24と、その連絡部24の一端から連絡部24と合
わせてコの字のように折れ曲がって自由端となる端面部
26と、連絡部24の他端から前記端面部26とは離れ
る方向に折れ曲がって自由端となる端面部28とを一体
に形成した断面形状を有する長尺物である。この第三連
結具22では、長手方向に沿って端面部26,28の両
端付近の両面に抜け防止手段30,32を設ける。この
抜け防止手段30,32も前記抜け防止手段12,14
と同様の形状のものとする。この第三連結具22におい
ては、抜け防止手段30を有する端面部26を含む平面
と抜け防止手段32を有する端面部28を含む平面と
は、互いの軸方向がほぼ直角に交差する方向となってい
る。
【0010】前記第一連結具10は、同一平面上に互い
に反対方向に向く2つの抜け防止手段12を有する。前
記第二連結具14は、ほぼ平行な2つの平面のそれぞれ
に同一方向に向く抜け防止手段16を有する。前記第三
連結具22は、ほぼ直角に交差する平面上の異なる位置
にそれぞれ抜け防止手段30,32を有する。前記第一
連結具10,前記第二連結具14,前記第三連結具22
は共に、それらの長尺物を任意の長さに容易に切断可能
な素材で形成する。
【0011】次に、前記第一連結具10,前記第二連結
具14,前記第三連結具22を使用して、図4並びに図
5に示す押入を組み立てる方法について説明する。図4
は押入を正面の1点から見た正面図であり、図5は図4
の押入を右斜め上から見た斜視図である。ここで先ず、
2枚の板を同一平面に連続して連結する場合を図6に示
す(図5においてこの作業箇所をAで示す)に示す。例
えば背板34同士を連続して連結する場合には、図2に
示す第二連結具14を使用する。この場合、背板34の
裏側の広い面には、第二連結具14の一方の端部20が
圧入嵌合するための溝36と、その溝36と連絡するも
のであって第二連結具14の連絡部18の横幅の半分の
幅を受け入れ、しかも連絡部18の厚みを受け入れるた
めの凹部38とを予め形成しておく。一組の背板34を
連接して配置すると、一組の背板34に、溝36と凹部
38とによって、第二連結具14が嵌合できる長尺のく
ぼみ箇所40が形成される。このくぼみ箇所40に第二
連結具14を圧入嵌合することによって、2枚の背板3
4を連結することができる。2枚の背板34を第二連結
具14で連結した場合には、第二連結具14は背板34
の表面より外方に出ないように、溝36と凹部38の深
さを設定する。この作業Aは、一組の背板34を第二連
結具14を使用して連結するものであり、一人の作業員
によって簡単に行うことができる。
【0012】次に、側面板に天井板を連結する場合を図
7に示す(図5においてこの作業箇所をBで示す)。側
面板42と天井板44とを連結する場合も、図2に示す
第二連結具14を使用する。この場合、側面板42の上
面(端面)に、第二連結具14の一方の抜け防止手段1
6が圧入嵌合するための溝36と、その溝36と連絡す
るものであって第二連結具14の連絡部18の半分を受
け入れるための凹部38とを予め形成しておく。天井板
44の上面となる広い面にも同様に、溝36とそれに続
く凹部38とを予め形成しておく。図7において、先
ず、側面板42の上面に第二連結具14を圧入嵌合し、
その後、ビスやネジ等の既知の固定手段46で第二連結
具14と側面板42とを固定する。その後、天井板44
を下から持ち上げる方向に移動して、天井板44の溝3
6を第二連結具14の抜け防止手段16に圧入嵌合す
る。これによって、側面板42と天井板44とを固定す
ることができる。前記固定手段46で第二連結具14と
側面板42とを固定するのは、天井板44を第二連結具
14に向けて圧入嵌合させる場合に、天井板44によっ
て第二連結具14に側面板42から外れる方向の力がか
かるが、その力がかかっても第二連結具14が側面板4
2から外れることを無くすためである。この作業Bは側
面板42と天井板44との2枚の板を連結する作業であ
り、この作業Bは一人の作業員によって簡単に行うこと
ができる。
【0013】図7は側面板42と天井板44との連結作
業であるが、前記背板34と側面板42とが交差する箇
所において、背板34と側面板42とを連結すると共
に、それらと天井板44とを連結する場合を図8に示す
(図5においてこの作業箇所をCで示す)。この作業C
では、側面板42の縦方向の側面(端面)に溝36と凹
部38とを予め形成しておき、その側面板42の溝36
と凹部38と、背板34の広い面に形成した溝36と凹
部38とにわたって、第二連結具14を圧入嵌合する。
これによって、側面板42と背板34とを連結する。作
業Cでは更に、側面板42の上面(端面)に溝36と凹
部38とを予め形成しておき、その側面板42の溝36
と凹部38に第二連結具14を圧入嵌合し、固定手段4
6で第二連結具14を側面板42に固定する。これは図
7に示した作業Bと同じである。背板34も側面板42
と同様に、上面(端面)に溝36と凹部38とを予め形
成しておき、その背板34の溝36と凹部38に第二連
結具14を圧入嵌合し、固定手段46で第二連結具14
を背板34に固定する。天井板44の上面の奥側の角
は、直角の両方向にわたって溝36と凹部38を予め形
成しておく。その後、この天井板44を上方に持ち上げ
ることによって、側面板42の上面に固定した第二連結
具14と、背板34の上面に固定した第二連結具14と
が、天井板44の溝36と凹部38に圧入嵌合する。こ
れによって、側面板42と背板34とに天井板44を連
結することができる。作業Cは、側面板42と背板34
とを第二連結具14で連結する作業と、側面板42と背
板34のそれぞれに第二連結具14を圧入嵌合する作業
と、天井板44を上方に持ち上げることによって天井板
44を側面板42及び背板34に連結する作業とから成
るが、それらの作業は一人の作業員によって簡単に行う
ことができる。
【0014】次に、底板に側面板42を連結する場合を
図9に示す(図5においてこの作業箇所をDで示す)。
この場合、底板48の側面(端面)に溝36と凹部38
とを予め形成し、側面板42の外側となる広い面にも溝
36と凹部38とを予め形成しておく。先ず、底板48
に第二連結具14を圧入嵌合し、第二連結具14と底板
48とを固定手段46で固定する。その後、側面板42
を第二連結具14に圧入嵌合し、底板48に側面板42
を固定する。次に、底板48に背板34を連結した状態
を図10に示す(図5においてこの作業箇所をEで示
す)。この作業Eは、前記作業Dと同様の内容であるの
で、説明を省略する。これらの作業D,Eも、2枚の板
を第二連結具14で連結するものであり、一人の作業員
によって簡単に行うことができる。
【0015】次に、背板34と側面板42と底板48と
が交差した箇所を連結する場合を図11に示す(図5に
おいてこの作業箇所をFで示す)。底板48に側面板4
2を第二連結具14で連結し、底板48に側面板42を
第二連結具14で連結する作業は図9(作業D)で説明
し、底板48に背板34を第二連結具14で連結する作
業は図10(作業E)で説明した。図11では、背板3
4と側面板42とを直角に接触させ、その背板34と側
面板42に第二連結具14を圧入嵌合し、第二連結具1
4で背板34と側面板42を連結する。図11におい
て、背板34と側面板42の連結と、背板34と底板4
8の連結と、側面板42と底板48の連結の順序は、組
立状況により順序が特定されるものではない。なお、こ
の作業Fにおいて、背板34や側面板42や底板48と
第二連結具14とは固定手段46によって固定する。こ
の作業Fは2枚の板を第二連結具14で連結するもので
あり、一人の作業員によって簡単に行うことができる。
【0016】次に、屋内据付品の空間の内部に水平方向
の板となる中間板50を連結する場合を図12に示す
(図5においてこの作業箇所をGで示す)。この作業G
では、中間板50を支持する鉛直な板を例えば一対の側
面板42とし、連結具として図3に示す第三連結具22
を使用する。各側面板42の内側の広い面の適宜位置
に、第三連結具22の抜け防止手段32を受け入れるた
めの水平方向の溝52を予め形成しておく。一方、中間
板50における各側面板42に近い位置の下面に、第三
連結具22の抜け防止手段30を受け入れるための溝5
4と、中間板50における側面板42との対向面に第三
連結具22のL字形の連絡部24の一辺の厚みを受け入
れるための凹部56とを予め形成しておく。側面板42
に中間板50を連結する場合には、先ず側面板42の溝
52に第三連結具22の抜け防止手段32を圧入嵌合し
て、側面板42と第三連結具22を連結する。その後、
側面板42と第三連結具22を固定手段46で固定す
る。側面板42と第三連結具22を連結した状態におい
ては、第三連結具22の抜け防止手段30の先端縁は垂
直上方に向いた状態となる。その後、第三連結具22の
上に中間板50を置いて中間板50を下方に押し、中間
板50の溝54に第三連結具22の抜け防止手段30を
圧入嵌合させ、かつ中間板50の凹部56に第三連結具
22のL字形の連絡部24の一辺の厚みを嵌合させる。
これによって、一対の垂直な側面板42に水平な中間板
50を連結することができる。なお、前述の説明では、
一対の垂直な側面板42で水平方向の板となる中間板5
0を支持するとしたが、垂直な背板34でも同時に中間
板50を支持するものである。背板34で中間板50を
支持する構造は、側面板42で中間板50を支持する構
造と同様であるので、ここではその説明を省略する。
【0017】次に、屋内据付品の空間の内部に垂直方向
の板となる区画板58を連結する場合を図13に示す
(図5においてこの作業箇所をHで示す)。例えば底板
48や背板34や中間板50等に、垂直方向の板となる
区画板58を連結する場合、図1に示す第一連結具10
を使用する。この場合、底板48や背板34や中間板5
0の広い面に溝60を形成し、区画板58の端面(側
面)に溝62を形成しておく。先ず、区画板58の溝6
2に第一連結具10の一方の抜け防止手段12を圧入嵌
合し、その後、第一連結具10の他方の抜け防止手段1
2を底板48や背板34や中間板50の溝60に圧入嵌
合することで、底板48や背板34や中間板50と区画
板58とを連結することができる。この作業Hも、一人
の作業員によって簡単に行うことができる。
【0018】次に、図5に示す区画板58と側面板42
との間に水平方向の板である棚板64や、区画板58同
士の間に水平方向の板である棚板66を取り付ける場合
には、図12で示したものと同様な構造とする(図5に
おいてこの作業箇所をGで示す)。即ち、垂直方向の区
画板58や側面板42に第三連結具22の抜け防止手段
32を圧入嵌合して取り付ける。区画板58や側面板4
2に第三連結具22を固定した状態においては、第三連
結具22の抜け防止手段30は垂直上方に向いた状態と
なる。この状態から、第三連結具22の上に棚板64,
66を載せて棚板64,66を下方に押し、第三連結具
22と棚板64,66とを連結する。これによって、垂
直な区画板58と側面板42との間に水平な棚板64を
連結することができ、一対の垂直な区画板58の間に水
平な棚板66を連結することができる。この棚板64,
66を連結する作業も一人で行うことができる。なお、
棚板66の上方の棚板68は、棚板66と同様に区画板
58に固定しても、区画板58から水平に突出するピン
の上に着脱自在に載せるようにしてもどちらでも良い。
【0019】前述もでの説明において、図4や図5のク
ロゼットは図6乃至図13に示した作業によって連結し
たが、幾つかの組み立て作業を異なる連結具を用いて行
うことも可能である。例えば、図6では背板34同士を
順に連結する場合に第二連結具14を用いたが、図14
に示すように第一連結具10を用いることが可能であ
る。図14では、各背板34の接合面に溝70を形成
し、背板34の溝70に第一連結具10の抜け防止手段
10を圧入嵌合させることによって、背板34同士を順
に結合することができる。また、図9では底板48と側
面板42とを連結する場合に第二連結具14を用いた
が、図15に示すように第一連結具10を用いることが
可能である。図15では、底板48の上側の広い面に溝
72を形成し、側面板42における底板48に対向する
端面に溝74を形成する。底板48の溝72と側面板4
2の溝74とに第一連結具10を圧入嵌合させることに
よって、底板48と側面板42とを結合することができ
る。このように、第二連結具14を用いて結合していた
殆どの箇所を第一連結具10を用いることによって結合
することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る屋内
据付品によれば、分解した状態の多数の板と抜け防止手
段を備えた連結具とによって、据付け現場で組み立てる
ようにしたものであり、隣り合う板に連結具を圧入嵌合
させて順に組み立てることを可能としたものである。こ
れによって、現場での一人での組み立て据え付けが可能
となり、従来のような組み立てた完成品を現場に運んで
設置するものと比べて、人件費や運送費のコストを大幅
に低減することができる。また、屋内据付品の組立てに
使用する連結具によれば、長尺物でその長手方向の両側
付近に抜け防止手段を備えているので、従来の釘などに
よる連結固定と比べて連結力が強く、丈夫な屋内据付品
を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる屋内据付品の組立に使用する第
一連結具を示す斜視図である。
【図2】本発明に係わる屋内据付品の組立に使用する第
二連結具を示す斜視図である。
【図3】本発明に係わる屋内据付品の組立に使用する第
三連結具を示す斜視図である。
【図4】クロゼットを1点から見た状態の正面図であ
る。
【図5】図4の押入を右斜め上から見た斜視図である。
【図6】一対の背板を第二連結具で連結する状態を示す
斜視図である。
【図7】側面板と天井板とを第二連結具で連結する状態
を示す斜視図である。
【図8】側面板と背板と天井板とが交差した箇所を複数
の第二連結具で連結する状態を示す斜視図である。
【図9】底板に側面板を第二連結具で連結する状態を示
す斜視図である。
【図10】一対の背板を連結した箇所と底板とを第二連
結具で連結する状態を示す斜視図である。
【図11】背板と側面板と底板とが交差した箇所を複数
の第二連結具で連結する状態を示す斜視図である。
【図12】垂直な板に水平な板を第三連結具で連結する
状態を示す斜視図である。
【図13】水平な板に垂直な板を第一連結具で連結する
状態を示す斜視図である。
【図14】一対の背板を第一連結具で連結する状態を示
す斜視図である。
【図15】底板に側面板を第一連結具で連結する状態を
示す斜視図である。
【符合の説明】
10 第一連結具 12 抜け防止手段 14 第二連結具 16 抜け防止手段 18 連結部 22 第三連結具 24 連結部 30 抜け防止手段 32 抜け防止手段 34 連結柱 36 溝 38 凹部 42 側面板 44 天井板 46 固定手段 48 底板 50 中間板 52 溝 54 溝 56 凹部 58 区画板 60 溝 62 溝 64 棚板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に空間を形成してその空間内に物品
    を収納する屋内据付品において、長尺の板状であって長
    手方向に添った両端付近に抜け防止手段を形成した第一
    連結具と長尺で断面コの字状で長手方向に添った両端付
    近に抜け防止手段を形成した第二連結具との少なくとも
    一方の連結具と、前記抜け防止手段を受け入れるための
    溝を形成した多数の組立用板とを有し、隣り合う組立用
    板の溝に連結具の抜け防止手段を圧入嵌合させることで
    隣り合う板同士を連結させるようにしたことを特徴とす
    る屋内据付品。
  2. 【請求項2】 前記第二連結具を用いて組立用板同士を
    連結する場合に、第二連結具と一方の板とを連結した
    後、固定手段で第二連結具と一方の板とを固定し、その
    後、第二連結具と他方の板を連結するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の屋内据付品。
  3. 【請求項3】 前記第二連結具を用いて組立用板同士を
    連結する場合に、各板に形成された溝と連絡する位置
    に、第二連結具における抜け防止手段同士を連絡する連
    絡部の厚みを受け入れるための凹部を形成し、第二連結
    具で2枚の板を連結した場合に第二連結具が板の外面よ
    り外方に突出しないようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の屋内据付品。
  4. 【請求項4】 前記空間に水平方向に板を取り付ける場
    合に、水平方向の板を支持するための鉛直方向に配置さ
    れる板に水平方向の溝を形成し、水平方向の板の下面に
    溝を形成し、前記鉛直方向の板に形成された溝に圧入嵌
    合するための抜け防止手段とその抜け防止手段と接続す
    る連絡部と水平方向の板の溝に圧入嵌合するための抜け
    防止手段とから成るものであって鉛直方向の板の溝に抜
    け防止手段を圧入嵌合すると他の抜け防止手段が空間内
    において上方に向くようにした第三連結具を用い、鉛直
    方向の板の溝に第三連結具の抜け防止手段を圧入嵌合
    し、その後、空間内に突出する第三連結具の抜け防止手
    段にその上から水平方向の板を下げて、空間内に突出す
    る抜け防止手段を水平方向の板に圧入嵌合させて水平方
    向の板を鉛直方向の板に連結することを特徴とする請求
    項1記載の屋内据付品。
  5. 【請求項5】 前記水平方向の板における前記鉛直方向
    の板に対向する面に、第三連結具における抜け防止手段
    同士を連絡する連絡部の厚みを受け入れるための凹部を
    形成したことを特徴とする請求項4記載の屋内据付品。
  6. 【請求項6】 前記空間に鉛直方向の板を備える場合
    に、その鉛直方向の板とそれに接合する板とにおける互
    いの対向面に溝を形成し、鉛直方向の板の溝に第一連結
    具の一方の抜け防止手段を圧入嵌合し、その後、鉛直方
    向に接合する板に第一連結具の他方の抜け防止手段を圧
    入嵌合することを特徴とする請求項1記載の屋内据付
    品。
  7. 【請求項7】 長尺の板状であり、長手方向に沿った両
    端付近に抜け防止手段を形成したことを特徴とする屋内
    据付品の組立てに使用する連結具。
  8. 【請求項8】 断面がコの字状の長尺物であり、長手方
    向に沿った両端付近に抜け防止手段を形成したことを特
    徴とする屋内据付品の組立てに使用する連結具。
  9. 【請求項9】 抜け防止手段を形成した一対の箇所は、
    自由端に向かうにつれて互いに徐々に近づく形状に形成
    したことを特徴とする請求項8記載の屋内据付品の組立
    てに使用する連結具。
  10. 【請求項10】 コの字状とそのコの字状の一端から外
    方向に突出する部分とを一体にした断面形状の長尺物で
    あり、長手方向に沿った両端付近に抜け防止手段を形成
    したことを特徴とする屋内据付品の組立てに使用する連
    結具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040001580A (ko) * 2002-06-28 2004-01-07 현대자동차주식회사 알루미늄 압출재 프레임의 결합 방법
WO2019164408A1 (en) * 2018-02-23 2019-08-29 Smartwood As An assembly system and device
JP7299656B1 (ja) * 2022-12-05 2023-06-28 前田鋼材株式会社 壁面連結構造

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