JP2689180B2 - カーブ経路用のローラコンベヤ - Google Patents

カーブ経路用のローラコンベヤ

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カーブ経路において、荷を収納したバケッ
トや荷自体を支持搬送するカーブ経路用のローラコンベ
ヤに関するものである。
従来の技術 従来、この種のローラコンベヤとしては、たとえば特
開昭60−12406号公報に見られる構造が提供されてい
る。この従来構造は、湾曲形成したフレーム側に、複数
のテーパローラを遊転自在に配設し、これらテーパロー
ラはローラ軸をフレーム側に定置させるもので、その際
に湾曲中心側が小径でかつ搬送面を水平状として、その
ローラ軸心を傾斜している。さらに各テーパローラの大
径側に鍔を設け、この鍔の外側に作用経路側を位置させ
た無端ベルトを各テーパローラ間に上方から掛け、そし
て無端ベルトのリターン経路側をモータの駆動輪体に下
方から掛けている。
この従来形式によると、モータの駆動力は駆動輪体を
介して無端ベルトに伝えられ、この無端ベルトが移動す
ることで各テーパローラを回転させ、以って搬送物品を
カーブ経路で搬送し得る。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、コンベヤ幅(機幅)の変化
に伴ってテーパローラの長さが変化し、大径側の径が変
化することになる。そしてテーパローラの搬送面を水平
状にするためにローラ軸の位置が上下に変化するが、こ
の場合にローラ軸がフレーム側に定置されていることか
ら、各種の機種に応じたローラ軸支持用の側枠を有する
フレームを準備しなければならない。
本発明の目的とするところは、テーパローラ支持用の
側枠を各機種に兼用し得、しかもテーパローラの上下、
前後の位置決めは強固に行えるカーブ経路用のコンベヤ
を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成すべく本発明におけるカーブ経路用の
ローラコンベヤは、湾曲形成した本体フレーム側に、そ
れぞれ両端を支持する一対の支持枠を介してテーパロー
ラを遊転自在に配設し、これらテーパローラは、湾曲中
心側が小径でかつ搬送面を水平状として、そのローラ軸
心を傾斜して配設し、一方の支持枠側に、駆動体に連動
しかつテーパローラに下方から接続分離自在な伝動用ユ
ニットを設け、他方の支持枠と本体フレーム側との間
に、係合部と、脱着自在な連結具を設け、前記一対の支
持枠が、それぞれ本体フレームの長さ方向で位置変更自
在に設けられ、前記係合部は、本体フレームの長さ方向
の全長に亘る凹溝が上下複数段に形成され、他方の支持
枠の外面で下端からは、前記凹溝に係合自在な凸条が形
成されている。
作用 かかる本発明の構成によると、目的とする機幅の本体
フレームならびにテーパローラを準備しておき、そして
両支持枠を介してテーパローラを本体フレーム側にセッ
トする。その際にテーパローラの搬送面が水平状となる
ように他方の支持枠を上下移動させ、そして水平状にな
った状態で係合部の係合と連結具による固定とを行うこ
とで、他方の支持枠を上下にずれない状態で定着し得
る。またテーパローラ間のピッチを変える場合は、連結
具を少し緩めた後、両支持枠を本体フレームの長さ方向
で位置変更して調整する。その際に係合部の凸条は、他
方の支持枠の位置変更に追従して凹溝に摺動し係合され
ている。これにより本体フレームは、機幅を決定するベ
ース枠を多数準備することで、支持枠を介してテーパロ
ーラの支持を行う側枠は各種の機種に兼用し得る。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第5図、第6図に示すように、ローラコンベヤ装置10
0は、上手側に位置して直線経路101を形成する直状コン
ベヤ102と、下手側に位置してカーブ経路103を形成する
カーブコンベヤ104とからなる。そして直状コンベヤ102
の上手側に直線経路105を形成する搬入側コンベヤ106が
配設されるとともに、カーブコンベヤ104の下手側に直
線経路107を形成する搬出側コンベヤ108が配設される。
したがって90度のカーブコンベヤ104を使用すること
で、全体を搬送方向が90度に変更される搬送形態にでき
る。しかし搬送方向は、カーブ角度の異なるカーブコン
ベヤ104を採用することで、たとえば60度に変更するな
ど任意であり、また90度のものを2つ合せることで180
度に亘ってのカーブ経路も形成できる。
次にカーブコンベヤ104の詳細を第1図〜第7図にお
いて説明する。
1は断面凹形状の本体フレームで、左右一対の側枠1
A,1Bと、これら側枠1A,1Bの下部間をボルトナット9な
どを介して連結するベース枠1Cとにより構成される。こ
こで側枠1A,1Bは平面視で90度に亘って湾曲形成されて
いる。両側枠1A,1Bの相対向する内面側にはL状のガイ
ド部2A,2Bが形成され、これらガイド部2A,2Bは、水平状
の受け面3A,3Bと起立傾斜状の取付け面4A,4Bとからな
る。ここで取付け面4A,4Bは上方ほど内側になるよう傾
斜されている。さらに両側枠1A,1Bの上部には、ナット
体5A,5Bの摺動を許す蟻溝部6A,6Bが取付け面4A,4B側に
開放して形成されている。また一方の側枠1Aで、その中
間部の内面側には取付け部7を介してガイド体8がフレ
ーム長さ方向に配設してある。
前記一方の側枠1Aには、前記ガイド部2Aに支持案内さ
れる樹脂製の支持枠10が設けられる。この支持枠10はケ
ース状であって、前記ガイド部2Aに取付けられる基板部
11と、この基板部11の下半分内面から内方に向けて連設
した前後一対のカバー板部12と、これらカバー板部12の
下端間に設けられた連結板部13とにより形成される。そ
して基板部11の下端を受け面3Aに当接(嵌合)させると
ともに、その外面11aを取付け面4Aに当て付けたのち、
中間部に形成してなる取付け孔14に内方から通したボル
ト15を前記ナット体5Aにら合させる構成によって、支持
枠10はフレーム長さ方向で位置変更(摺動)自在とな
り、かつ変更位置において固定される。なお基板部11の
上端近くにはローラ支持孔16が形成されている。17A,17
Bはガイド枠を示す。
前記他方の側枠1Bには、他方の支持枠20が上下位置に
変更自在に設けられる。すなわち支持枠20は基板状であ
って、その外面20aを前記取付け面4Bに当て付け自在で
あり、また内面側の上半分には上方ならびに内方を開放
した係止溝21が形成されている。この係止溝21を中にし
て両側には上下方向の長孔22が形成され、これら長孔22
に内方から通したボルト23を前記ナット体5Bにら合させ
る構成によって、支持枠20はフレーム長さ方向で位置変
更自在、ならびに昇降自在となり、かつ変更位置におい
て固定される。上記したボルト23とナット体5Bとによ
り、側枠1Bに対して支持枠20を固定させるための脱着自
在な連結具を構成する。そして側枠1Bと支持枠20との間
には、上下方向に複数段の係合部24が設けられる。すな
わち側枠1Bにおける取付け面4Bの下半分には、長さ方向
の全長に亘る凹溝25が上下複数段(列)に形成されてお
り、そして支持枠20の外面20aで下端からは、前記凹溝2
5に係合自在な凸条26が一体形成されている。なお凹溝2
5は支持枠20の成形時に同時に成形されるものであり、
また両支持枠10,20は対称形状であることから、一方の
支持枠10にも凹溝25が形成されている。
前記両支持枠10,20間に、ローラ軸30を介してテーパ
ローラ31が遊転自在に設けられる。すなわち相対回転自
在に挿通したローラ軸30の一端をローラ支持孔16に挿入
し、そして他端を係止溝21に上方から落し込むことでロ
ーラ軸30の取付けを行え、さらに支持枠10側に小径部を
位置させたテーパローラ31がローラ軸心32の周りで遊転
自在となる。
前記一方の支持枠10に、ローラ軸心32に沿った支軸41
が上下揺動自在に取付けられる。すなわち基板部11の下
部に軸受孔部42が形成され、前記支軸41の内端を軸受孔
部42に嵌入して上下揺動自在としている。そして前記カ
バー板部12の遊端間に樹脂製のL形板部43を差し込みに
より取付け、このL形板部43の縦板に形成した上下方向
の凹部に前記支軸41の外端を嵌合して、この支軸41の上
下揺動範囲を規制している。前記支軸41には受動輪体の
一例であるスプロケット44が回転自在に取付けられ、こ
のスプロケット44のボス部に伝動ローラ45を外嵌して、
両者44,45を一体回転自在としている。この伝動ローラ4
5はウレタンゴム製で、その外周を前記テーパローラ31
の外周下部に当接離間自在としている。そして支軸41に
作用して当接を行わせる移動付与装置の一例であるエア
シリンダ装置46が、支軸41の外端に取付けたシリンダゴ
ム受け47とL形板部43の横板との間に介装されている。
さらにL形板部43の縦板の上端から、ボルトなどの固定
具48を介して受け板49が内方へ連設され、この受け板49
の下面と前記シリンダゴム受け47の上面との間に、支軸
41を押下げ付勢する付勢具の一例である圧縮ばね50が介
装されている。上記した41〜50により1つの伝動用ユニ
ット40を成し、この伝動用ユニット40は支持枠10,20な
どを介してテーパローラ31と1組となって、本体フレー
ム1に多数配設される。
前記直状コンベヤ102は前記カーブコンベヤ104と同様
な構成であって、大きく異なるところは第4図に示すよ
うに、テーパローラ31に代えて直状ローラ35を使用し、
そして一方の側枠1Aにおいては取付け面4Aを垂直状に形
成するとともに、上向きのガイド体8の下方にリターン
用のガイド体36を配設している。また他方の側枠1Bに
は、矩形板状の支持枠が垂直な取付け面4Bに当て付けて
取付けられている。なお搬入側コンベヤ106や搬出側コ
ンベヤ108も直状コンベヤ102と同様に構成される。
第4図、第5図に示すように、両コンベヤ102,104は
本体フレーム1,1間の連結を行うことにより一体物化さ
れ、そして複数本の脚体109を介して床110上の所定レベ
ルに設置される。なお両本体フレーム1,1は、たとえば
アルミニウムの押し出し成形後に半分を曲げ加工するこ
となどにより、連結することなく一体化することも可能
である。
両コンベヤ102,104に兼用される駆動部は、各スプロ
ケット44に連動する共通の駆動体であるチェン51と、こ
のチェン51に連動する駆動装置52とにより構成される。
すなわちチェン51は、直状コンベヤ102の上手端に設け
た上手従動スプロケット53とカーブコンベヤ104の下手
端に設けた下手従動スプロケット54とに亘って張設さ
れ、そしてスプロケット44群に噛合する作用経路では前
記ガイド体8に支持案内される。またリターン経路(復
帰経路)のうち直状コンベヤ102の部分では前記ガイド
体36に支持案内され、そしてカーブコンベヤ104の部分
では、カーブ経路103よりも半径を小さくしたカーブガ
イド体55に支持案内される。
前述したように伝動用ユニット40などと対になったテ
ーパローラ31や直状ローラ35は、たとえば第10図に示す
ように、所定の配列とした複数個を1グループとして複
数のグループA〜Gが配置され、各グループ毎に制御さ
れる。ここでグループは、搬入側コンベヤ106がAと
B、直状コンベヤ102がC、カーブコンベヤ104がDと
E、搬出側コンベヤ108がFとGとして示されている
が、搬入側コンベヤ106と搬出側コンベヤ108はさらに多
数のグループを有し、またカーブコンベヤ104は1つの
グループにするなど変更できるものである。各グループ
A〜Gにおいて、エアシリンダ装置46群に接続した給排
ホース70を、電磁弁71を介して給気装置72からの給気ホ
ース73に択一的に接続分離自在に構成してある。なお各
グループA〜Gには、それぞれ光電式などの在荷検出器
74が設けられる。75は被搬送物の一例であるバケットを
示す。
上記実施例において、テーパローラ31を配列(組立
て)する前に、まず本体フレーム1の組立てが行われ
る。すなわち目的とする機幅に相当するベース枠1Cの両
端上方に、ボルトナット9などを介して両側枠1A,1Bが
連結される。次いで一方の側枠1Aに対して伝動ユニット
40を有する一方の支持枠10の取付けが行われるととも
に、他方の側枠1Bに対して他方の支持枠20の取付けが行
われる。すなわち支持枠10は、基板部11の下端を受け面
3Bに嵌め込むとともに、外面11aを取付け面4Aに当て付
け、そして取付け孔14に通したボルト15をナット体5Aに
ら合し締付けることで、側枠1Aに固定することができ
る。このときスプロケット44は、ガイド体8に支持され
ているチェン51に上方から噛合する。また伝動用ユニッ
ト40は、取付け面4Aが傾斜していることから、取付けと
同時に遊端側が下位となるように傾斜することになる。
他方の支持枠20は、長孔22に通したボルト23をナット体
5Bにら合し締付けることで、側枠1Bに固定することがで
きる。その際に取付け面4Bに対する支持枠20の当て付け
は、目的とする凹溝25に凸条26を係合させて行われ、そ
してボルト25を介しての固定によって上下方向での位置
ずれが係合部24で阻止されることになる。このようにし
て両支持枠10,20を取付けたのち、目的とする長さのテ
ーパローラ31に挿通したローラ軸30で小径側の端部をロ
ーラ支持孔16に差し込み、そして他方の端部を係止溝21
に上方から落し込み、以ってテーパローラ31の配設を行
う。
次いで、テーパローラ31の搬送面31aを水平状にする
ための調整が行われる。すなわち前述した取付け面4Bに
対する支持枠20の当て付け時に、凹溝25に対する凸状26
の係合が正しく行われておれば係止溝21が所定のレベル
になって水平度を期待し得るが、係合部24の係合ミスに
よって搬送面31aが傾斜状になるときがある。この場合
には、まずボルト23を少し緩めた状態で支持枠20を内側
に移動させ、凹溝25から凸条26を外す。そして支持枠20
を上下動させて凸条26を別の凹溝25に係合させ、これに
より搬送面31aを水平状に調整したのちボルト23の締め
付けを行えばよい。またテーパローラ31間のピッチを変
える場合は、ボルト15、23を少し緩めた後、両支持枠1
0、20を本体フレーム1の長さ方向で移動させることに
より、配設されたテーパローラ31間のピッチを無段階状
に変え得る。その際、係合部24の凸状26は、他方の支持
枠20の位置変更に追従して凹溝25に摺動し係合されてい
る。次いで搬送面31aを水平状に調整したのちボルト1
5、23の締め付けを行えばよい。
搬送作業を行うに際して、まず駆動装置52によりチェ
ン51が駆動される。このチェン51は、作用経路側ではガ
イド体8に支持案内されるとともに各スプロケット44の
下部に噛合し、またリターン経路側ではガイド体36とカ
ーブガイド体55とに支持案内される。
第1図、第4図、第7図は、全てのグループA〜Gに
おいて給気ホース73を給排ホース70に接続すべく電磁弁
71を切換え、エアシリンダ装置46の伸びで圧縮ばね50の
押下げ付勢力に抗して支軸41を上方へ揺動させ、全ての
伝動ローラ45を対応するテーパローラ31または直状ロー
ラ35に下方から圧接させている。このとき駆動装置52に
よりチェン51は常時駆動されており、したがってチェン
51に係合している全てのスプロケット44は支軸41の周り
で回転している。さらに伝動ローラ45は、テーパローラ
31や直状ローラ35の外周下部に当接していることで、こ
れらローラ31,35群を強制回転させ、以って全長を駆動
区域とした経路105,101,103,107上でバケット75を搬送
することができる。
たとえば第8図のグループE,Fで示すように、給排ホ
ース70を開放すべく電磁弁71を切換えたときにエアシリ
ンダ装置46は非作動になっており、圧縮ばね50の押下げ
付勢力で支軸41を下方に揺動させ、第4図仮想線Mで示
すようにテーパローラ31や直状ローラ35から伝動ローラ
45を離間させて、これらローラ35,45群を非駆動として
いる。たとえば第8図に示すようにグループEにまでバ
ケット75がストレージ状態であるとき、駆動状態にある
グループA〜Dで搬送されてきたバケット75は、その搬
送中に仮想線(イ)で示すように在荷検出器74で検出さ
れる。この検出信号とグループEからの検出信号との2
つが入ることによってグループDの電磁弁71が自動的に
切換わり、前述したように伝動ローラ45を離間させ、こ
れによりバケット75を、仮想線(ロ)で示すように前方
のバケット75に衝突させることなく停止させ得る。
なお、たとえばグループEのバケット75が搬出される
と、このグループEの在荷検出器74からの検出信号がな
くなることから、グループDの電磁弁71は駆動側に自動
的に切換わり、バケット75をグループE側へ搬送するこ
とになる。
前述したように搬送してきたバケット75を停止すべく
伝動ローラ45を離間させたとき、すなわち駆動形態から
非駆動形態に移った直後において、惰性回転しようとす
るローラ31,35によって停止位置が不揃いになる恐れも
あるが、これは、たとえばブレーキローラやストッパ装
置を組込むことで防止することもできる。
発明の効果 上記構成の本発明によると、目的とする機幅の本体フ
レームならびにテーパローラを準備しておき、そして両
支持枠を介してテーパローラを本体フレームにセットす
る際に、このテーパローラの搬送面が水平状になるよう
に他方の支持枠を上下移動させることができ、そして水
平状になった状態で係合部の係合と連結具による固定と
を行うことで、他方の支持枠を上下にずれない状態で定
着させることができる。また連結具を少し緩めた後、両
支持枠を本体フレームの長さ方向で移動させることによ
り、配設されたテーパローラ間のピッチを無段階状に変
え得ることができ、その際に係合部の凸条は、他方の支
持枠の位置変更に追従して凹溝に摺動して常に好適な係
合状態を維持できる。次いで搬送面を水平状に調整した
のち連結具の締め付けを行えばよい。これにより本体フ
レームは、機幅を決定するベース枠を多数準備するだけ
で、支持枠を介してテーパローラの支持を行う側枠は多
機種に兼用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はカーブコンベ
ヤ部の縦断背面図、第2図は同他方支持枠部の縦断背面
図、第3図は同外面図、第4図はコンベヤ部の縦断側面
図、第5図は全体の概略平面図、第6図は同概略側面
図、第7図、第8図は作用状態を示す概略側面図であ
る。 1…本体フレーム、1A,1B…側枠、2A,2B…ガイド部、5
A,5B…ナット体、10…支持枠、11…基板部、16…ローラ
支持孔、20…支持枠、21…係止溝、23…ボルト、24…係
合部、25…凹溝、26…凸条、30…ローラ軸、31…テーパ
ローラ、31a…搬送面、32…ローラ軸心、35…直状ロー
ラ、40…伝動用ユニット、41…支軸、44…スプロケット
(受動輪体)、45…伝動ローラ、46…エアシリンダ装置
(移動付与装置)、51…チェン(駆動体)、52…駆動装
置、71…電磁弁、74…在荷検出器、100…ローラコンベ
ヤ装置、102…直状コンベヤ、104…カーブコンベヤ、A
〜G…グループ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湾曲形成した本体フレーム側に、それぞれ
    両端を支持する一対の支持枠を介してテーパローラを遊
    転自在に配設し、これらテーパローラは、湾曲中心側が
    小径でかつ搬送面を水平状として、そのローラ軸心を傾
    斜して配設し、一方の支持枠側に、駆動体に連動しかつ
    テーパローラに下方から接続分離自在な伝動用ユニット
    を設け、他方の支持枠と本体フレーム側との間に、係合
    部と、脱着自在な連結具を設け、前記一対の支持枠が、
    それぞれ本体フレームの長さ方向で位置変更自在に設け
    られ、前記係合部は、本体フレームの長さ方向の全長に
    亘る凹溝が上下複数段に形成され、他方の支持枠の外面
    で下端からは、前記凹溝に係合自在な凸条が形成されて
    いることを特徴とするカーブ経路用のローラコンベヤ。
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